床変化によるスピーカー位置の変動は
せいぜい三次元各面に対して大きくて一ミリ程度
しかしユニット中心では、それが数センチに拡大する。
片方で調整させる要素は縦・横・奥行き(前後)
それをスピーカー底面の四点で調整する
さらに左右の高さをそろえるからさらに2つ
つまり3*4*2=24通りの調整がありうる
それをアナログであわせていくのだから
厳密にやっていくと日が暮れる。
しかも自分にあった内ぶりの最適角度を見つけて
部屋特性の影響を最小限にしていくのだから
途方もない労力が必要。
そのことを念頭に入れて65点主義でまとめていくと
スピーカーなんてものは、スピーカーの技術的制約
以外は大きく差がなくなる。
そのときアンプの特性というものがはっきりわかる。
ちなみにうちのスピーカーは、下は60ヘルツ程度しか出ないが
前方定位する巨大ヘッドホンみたいな音がする。
結果アナログアンプはだめだとわかったけれど
本当は見てはいけない世界だったかもしれない