Q:「TG-5882ははんだ付け不要のオーディオキットとなっていますが、
改造を楽しみたい方向けの裏ワザなんかありますか?」
A:コンデンサもいいものを採用(カップリングコンデンサには無誘導構造の
PPフィルムコンデンサ、カソードバイパスには三洋のOS-CON
(有機半導体電解コンデンサ))にしたので特に改造しなくても十分楽しめる
グレードに仕上がっていると思います。
あえて言えば、ボリュームは9形ボリュームを使っていますが、
基板はアルプス電気製の27形ボリュームを載せることもできる設計に
していますので、ボリュームにこだわる人は交換することは可能です。
あとは、真空管は同じ型番のものが複数のメーカーが製造していることが多く、
ブランドによって音が違うと云われていますので、デフォルトとは違うブランドの
5670に差し替えてみるという楽しみ方ができると思います。
Q:「このキットをどのような方に使ってもらいたいですか?」
A:何となく真空管に興味を持っている人や、はんだ付けがネックで
キット組み立てをあきらめていた方に
是非作って使って楽しんでもらいたいと思います。
「誰でも簡単に組み立てられるヨ」という点と、
「でも音や回路には手は抜いてないからネ!」という点をアピールしたいですね。