☆★ カセットテープ総合スレ TYPE-XV ★☆
そろそろ次スレかなぁ・・・
ローコスト・ハイポジは確か'83年のThat's/EMとmaxell/UDIIが嚆矢で、
翌'84〜'85年にかけて他社が一斉に追随という流れだったと記憶しています。
大手はほぼ'85年だったかも。BASFは当時売ってるところなかったので不明
なんですが、
>>938さんの記述だと、やはりUDII等と同時期で比較的早い
登場だったのでしょうか?
手許のカタログだと、マクセルの'83総合版にUDIIが"新発売"。同年の誘電の
総合版でEM/MG/MRが既にあり、FXとEM-X(三角窓の最初期タイプ)が新発売。
他社は'84年版総合にはリファレンスクラスまでしか記載がなく、'85年になって登場。
TDK/SF,Sony/Do.DENON/HD6,etc.その頃には既に先行していたマクセルは、
UDIIのヴァリエーションというか豪華版というかのUDII-Uを出していますね。
>>941 乙です。
>>936 そして、次のSRでは低域までも無理矢理上げたために
中域だけスコーンと抜けるという妙なバランスに・・・(--#
それでも現行海外産よりは遥かにマシなのが哀しすぎorz
ただ、あのハイ上がりは(想定ユーザ層でもあったと思しき)
安物ミニコンには有り難かったのも確かで・・・。
むしろ今のミニコンに合うのではないかと思ったり。
それにしてもUDIIのブラッシュアップは大した物だったと思う。
初期こそアレだけど、後期、特にブラックマグネタイト以降は
往年のXLIIに迫るものがあったと思う。兄弟機のMGIIが未だに
人気なのも、それはそれで納得はできる。
UD2、KJ寺のVICで今安売(ボソッ
水色SFは音もさることながら、あのやる気の無いデザインが一番ダメだと思う。
946 :
936:2006/05/20(土) 21:18:08 ID:qNajE6M6
>>942 ローコスト・ハイポジの先駆はBASFのCR-X('83中盤に登場)だと思います。
確かmaxellのUDIとほぼ同時期の登場で、UDIIはそれから半年くらい後でした。
このテープの登場は衝撃的でしたから、今でもよく覚えています。
手元の別冊FMfan39号のCR-Xテストでは、AD-FF60、RX-202で見事に中低域感度が1段
と低いグラフが見られます。D-8はさすがLo-D、低域の特性をやや持ち上げているの
が印象的ですが、他では明らかにローアップのデッキなので、このテープの特異性
がよくわかります。
947 :
モン:2006/05/20(土) 23:56:49 ID:0LtGEpQo
ごめんなさい
その気になったので、SFやUDII-SやDoを沢山買ってきました。
嬉しいのはなぜ
近所にごっそり揃ってる店があったので…
948 :
1000ZXL子 ◆ZXL.Ko/IEE :2006/05/21(日) 00:33:37 ID:50qA5TyS
>SFやUDII-SやDo
FUJIには、この「お仲間♪」はいないの?( ´ ▽ ` )ノ (w
>>948 FUJI時代は無いべ?
AXIAになってからは使わなくなったから知らんけど(今は使うが)
ハグレ氏に聞けば即答ちゃうの?
>>948 富士時代は'83のGT-IIと'81のFR-IIが最終モデルでした。
FR-IIは初代Beridox採用のハイポジ標準機Range4X〜URの
後継機で、他社の標準クラス(TDK/SA,maxell/XLII,etc.)相当。
GT-IIはその耐熱仕様(カーステレオ用)という特殊用途タイプ。
後にAXIAブランドとなった'85年に、最初のローコスト・ハイポジ
PS-IIが発売されています。尤もローコストとはいえ、耐熱仕様の
新素材ハーフに、ケースまで耐熱仕様という、今見ても結構な
コストのかかった製品ではありましたけど。
>>946 そうでしたか・・・!!
BASFが元祖だったんですね。
なんせ田舎なもんで現役時代の製品を見たことなくて(T-T)
と、言うことは・・・
'83・・・BASF/CR-X, That's/EM, maxell/UDII
'85・・・TDK/SF, Sony/Do, DENON/HD6, AXIA/PS-II
でOK?
しかし、UDI/II以降を「UD」とだけ言われるとどうにも違和感があるな。
UDIの先代にあたる無印UDと紛らわしいですからね。
リアルタイムのユーザーは特に。
ADとAD1/2の例もあるので、"UD系"or"UDシリーズ"
ならより正確でしょうか?
それはそれとして、
>>951さん乙です。一気に行きましたね〜!!
『音質に自信』なんてキャッチフレーズのテープが売られているが
はっきり言って、このテープは地雷だと思う。
以前、CD-ing1にチェロのソロを録音した時は、意外な音の良さに感動したものだった。
それと中身が全く同じテープだとの噂で購入したAE-120X3G。
今回は、ピアノのソロを録音してみた。
まず音の迫力が無い! と言うか、音像が張り出してこない。それどころか引っ込んでしまっている。
録音会場の響きまでもが消えかけしまっている。音場感も靄がかかっていて失われ気味。
高域が伸びないのか、音の角が丸まり気味になる。
CD-ing1の時は、なんとか+5dBを収容出来たので、今回も+5dBまでぶち込んでみたが、+3でゲロしやがった。
デッキの同時モニター機能で“TAPE”を聴きながら録音したが、+1dBあたりを超えると如何にも余裕の無さそうな
苦しい音になる。
テープヒス雑音があまり目立たないのは少々感動したが、DOLBY Bのブリージングが酷すぎ。
DOLBY Cだとかなり収まる。以前、知人のピアノ教室の録音をした時にCD-Rと同時にカセットにも撮ったが、
この時もDOLBY-Bのブリージングが酷かったので、DOLBYはピアノが苦手か!?
因みに、録音に使用したデッキは、PIONEERのT-700S
フラットシステムを使用し、DOLBY BとHX-proをON
>>954 スレ埋めのため次スレよりコピペ。
で、CDing1のタイプは判りますか?
世代によってはAEの上位機AD相当のものもありますので、
その世代なら高域の伸びが良いのは当然に思えます。
大まかな目安として、ハーフが乳白色になった世代以降はAE。
それ以前の透明系のものやケースが横開きや標準サイズのは
AD相当と思って良いと思います。
957 :
次スレ21:2006/05/21(日) 23:54:13 ID:za5tcgsE
前スレがまだ余っているのに大変失礼しました>all
単晶γ ◆UgE0L4jnbE さん
問題のCD-ing1ですが、>956さんがご紹介下さった『乳白色 CDx-xxU』の60分です。
あまり技術的な事は存じませんが
『AE-120X3G』は感度が低いのでしょうか? それとも出力が低いのでしょうか?
フラットシステムでキャリブを採った後、テスト録音スタート。
デッキのモニター切り替えを“SOURCE”で“PLCS”をON、
確かに+5dBまでメーターを振らした筈なのに、再生時は、+3dBまでしか振れない様です。
同様にSOURCE+7dBでは、再生+5dBまで振れました。
フラットシステム設定完了まで妙に時間がかかった事もあり、
キャリブしきれていないのか?、感度ムラ等の《品質》に問題があるのか?
或いは、T-700Sとの相性が頗る悪いのか??
>頗る
すこぶる・・・なかなか、読めなかったよ・・・_| ̄|○(w
かわいいテープは、かわいい使い方をしてあげましょう
って事なんでしょうね。
CD-ing1の60分
AE-120
ネタだよな、、。
961 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/22(月) 20:17:00 ID:bVbFtSdK
次スレ立て早すぎだよな
フライング
昔のSONYテープカタログを見ると、
CHF60までのMOLが+3.0dB(315)/-8.0dB(10k)なんですが、それ以上の
CHF90ではMOL+2.5dB(315)/-8.0dB(10k)
CHF120になるとMOL-1.0dB(315)/-10.0(10k)になってます。
長時間テープと標準厚テープを比べるのは酷かもしれない。
ところで、TDKから貰える2006年カタログ、
テープ特性表がかなり略されてますな。
感度とか無いよ…性能に拘るな・比較するなって事ですか?
おっと、数値キタ〜。
うろ覚えだったんでマジレスしなかったの。
>>962さん、どーも。
>>957 長時間テープは、薄くてその分、磁石の粉を塗ってある層も薄いです。
で、磁石の量が少ないので感度も最大出力(MOL)も小さいということでしょうね。
入力と出力の比例が崩れてくるのもMOLが小さいためです。
でも、この性質がナチュラルコンプとか言われて、場合によっては愛される
ようですね。
TDKさんもマクセルさんもできるだけ、末永くカセット作ってほしいものです。
たとえ、AE,URグレードでもダイソー2本100円よりはだいぶマシですよ。
965 :
次スレ21:2006/05/22(月) 23:26:57 ID:T0sY3dat
御返答感謝します。
>でも、この性質がナチュラルコンプとか言われて、場合によっては愛されるようですね。
自分は、今時珍しく生録が趣味で、年にたった数回ですが、知人のピアノ教室の発表会や地元の合唱団などの
コンサートを録音させて頂いております。
その中で、都合上如何してもゲネプロやリハーサルに間に合わない(レベル合わせ等が出来ない)時に、
メインのDATやCD-Rの他にカセットデッキも持ち込み(SA-Xなどの高級テープのストックがあった頃は…)
デジタル録音機が万が一レベルオーバーした時の為のバックアップにも使用していました。
デジタルはレベルオーバーしてしまえば終わりですので、その点でアナログメディアに助けられた事もありました。
966 :
1000ZXL子 ◆ZXL.Ko/IEE :2006/05/24(水) 22:15:15 ID:uDirExnw
HF-Xを2本、確保。 ヽ(´ω`)ノ
XT(C-60X1B)の2本パックを1つゲット。
個別包装みたいだったのでバラして一本開封。
メガネ窓が個性的なハーフでした
私は広窓XIが好きです。カッチョイイ。
ところで、正直ESIIのクラスがわからないです。
てっきりUX-SやUCXみたいな標準ハイポジかと思っていましたが、
放射線ESIIは、ダブルコーティングでバックコーティングなんてやっているし、音はUCX-S並みだと思いました。
このコは本当に標準ハイポジなのでしょうか。
AMだとノーマル一般用ドルビー無しが合うんだよな。無駄な音が出なくて。
オールナイトニッポンとか録るのにDSとか使ってたよ。
張りと腰のある音だった。
銘柄の良し悪しが、人によって変わるのがカセットの面白いところですね。
好みが別れそうなテープを挙げていって遊びませんか?
オングロームのノーマルGから。
ソニーの中級2ヘッド機でも艶のある音で、すっきり録音できるので好きです。
K2とKメタルなんていかがでしょう。
AKAIのデッキではモッサリした柔らか過ぎる音になって、そんなに好きになれませんでした。
低音が面取りされてしまうようですね。
でも悪い音ではないと思いますし、お店で見つけたら買うと思います。
好みがあまり別れなさそうなテープを挙げるとすると、MAです。
>>971 往年のTDKのテープは、SFを除いてほぼ優等生ばかりだからね。どれもそつがなさ過ぎ。
好みが分かれそうと言えば、まずオングロームオリジナルハイポジ。それにMetal-XRかな。
どちらもデッキを選ぶ代表選手で、ビシッとはまれば優秀な音。外れれば悲惨。ただし
オングロームとMetal-XRでは傾向が全く逆だけど。
ソニーの低価格ハイポジDo、パッケージも白地に灰色という地味なデザインだったが
結構イイ音しますね。
BASFのPROII。
ダイナミックレンジ、周波数特性とも国産ハイポジに及ばないが、
高音域に煌めきがあって、クロームの素性の良さを感じることができる
テープだった。(当時・・・20年くらい前?の感想)
>>972 ですね。品質あってのそつのなさなんでしょうね。
でも中には、ODの様な クセ があるのに愛されるテープもありますね。
コクがあるのにキレがある みたいな。
>>975 そうかなあ。ODは殆どクセの無いテープだと思うよ。実に正統派のγ酸化鉄ノーマルの音。
どちらかと言えばEDやADが普通じゃなかった(高域を異常に重視)わけで、そっちに全体が
引っ張られた(コバルトやマグネタイト添加)から、後の時代からは結果としてODが個性
あるようにも見えるかも知れない。
おいらにはODはUDやA/B/CHFなどと並んでスタンダード王道のイメージがあるな。それらの中
でも1/2を争う優秀なテープだ。
DX-3なんかもそうだと思う
>>976 相対性理論みたいなものでしょうかw。
2ヘッドしか持ってなかった頃に、AD使った後OD使ったからかも知れませんね。
今では私もODは大好きですよ。ARよりも好きです。
でも、3ヘッドのデッキありきのテープって感じます。
コレも、好みや評価が別れるテープになるのでしょうかね。
>3ヘッドのデッキありき
それはそうかも。何と言っても「高級」ノーマルだから、想定してるデッキもそれなり。
ローコスト機でも高域が伸びるADと、高級機でBIAS/レベルとも追い込まなくては実力が
引き出せないOD。安易にメタル等の上位ポジションに頼らないで高音質を追求するような
玄人好みのところがODにはあった。
当時のFUJIカセットもそんな感じだったね。AXIAになって一気にローコスト機向けになった
感があり、それとともにおいらの(AXIAへの)興味も無くなってしまった。
好みの問題は難しいですねぇ・・・。
私も正直、初期AXIAにあまり好印象は無かったのですが、
後のMasterやPS-X系の落ち着いた音や、DC採用のAU系
のように、ローコスト機でも高級機で追い込んでも楽しめる
機種を見て(聴いて)ちょっと評価が変わりましたね。
J'zの高域キンキン系の音は未だに苦手気味ですが・・・。
あと、FUJI時代にはここ、本当にナメてかかっていました。
自身の不明に恥じ入るばかりですが、意外とFUJI系は
バイアス低めなのか、調整不可のローコスト機、而も
基準バイアス(特にノーマル)深めのソニーでは実力が
全くといっても良い程発揮出来ていないのです。
で、当時のERやFR-Iは、中低域はともかく高域のさっぱり
伸びない音になるため、もこもこした鈍くさい音に・・・orz
後にT-700SのFLATで旧ERに録った時に、予想を超えた
シャープな音に震えが来ました、いやホント。
あ、LNのDRは当時から普通に良いテープでしたね。
これとDX1とUR、2代目以降の透明HFがAMエアチェックの
定番テープでしたっけ。AXIA時代のUPも良かったです。
A1は・・・
ODや旧AHF(=Classic)は、車で言えば
'60年代の高級GT的なイメージがありますね。
数値では下手すると現行機並なんですが、
うまく追い込んだ時の特に中低域の濃密さが。
確かに高域の伸びは後のAD等に一歩退くのは
否めないものの、流石に高級機らしい品位を
感じます。
ちょっと後の現代的なAD-Xや新AHFも良いけど、
たまに聴くと癒やされる・・・。
DENONは'80年代になってもこの味わいを残していた
希有なメーカーではありましたね。
DENONデッキではPRESTAのDRR-7.5をもっていたが
ADやPS-Ixでは細みの音で不満。試しにDENONのGRなんとかを
使ってみたらワイドレンジパワフルでびっくらこいた。
ちなみにDRR-7.5はメカ基盤と音声基盤が分かれていて
とてもイジリやすい。チューンして遊ぶにはもってこい。
おっとテープすれだった、スマソ
自分自身でも評価が分かれる不思議なテープ。それがTYPEIIIのテープ。
AIWAのラジカセではノーマルポジションで抜群の相性を示し、
メタルよりもバランスのよい音(分解能が高く、抜けがよくて、見通しのよい
音像空間)を聞かせてくれた。ので、ここ一発のエアチェックにはこれを使っていた。
自分的にはDUADよりPROIIIが現代的な音に感じて好きだった。
ところが、その後TEACの3ヘッドデッキを入手し、TYPEIポジションで
録再したところ、バイアス、感度をフラットに調整しても、ひずみっぽい
ナローな音しか出ず、全く期待はずれでがっかりした。
986 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/27(土) 19:10:58 ID:XqnEvdqU
TypeIIIは独特のEQ特性の故か相性もあるようですね。
昔のアイワは親ソニー派だったので相性良いとか。
('80年代頃からは基準テープがTDKのようですが)
ナカミチでは非推奨の表示があるとかいいますね。
・・・思うに、もともとTypeIIIのEQは70μsでTypeIIと
同じ値なので、TypeIIで調整したらどうなるんでしょうね。
ハイポジでバイアスを超浅くするとか。
尤も過去ログ見る限りでは、EQの調整カーブの違いで、
必ずしもフラットになる訳では無さそうですが・・・。
>>986 私の持っているVictorのDD9にはテープポジションが3つしかありませんが、FeCrはVX(CrO2)
ポジションでオートチューニングを掛けるよう取説に指定があります。
尤も今ではヘッドが減ってきていて、DUADはうまくチューニングできなくなってしまい
ましたが。
FeCrは特性の大きく違う磁性体を2層コートしてるから相性が出てしまうん
でしょうね。上下層から受ける影響のバランスが崩れて。
2ヘッド低周波数バイアスが主流だった時代に調整された上下バランスなの
でしょう。
ナカミチは、昔から3ヘッド・ハイバイアスがメインだったですから。
'70年代くらいまでのデッキには、
各社のリファレンス用テープの
銘柄をセレクタに記載してるのが
結構ありましたね。
ナカミチのSX/EX/ZXは有名ですが、
ウチのビクターの3ピースラジカセも
手動セレクタで同じ表記があります。
当時のカタログの写真を見る限り、
(現物はオクですら見たことない・・・)
TDKのOEMに見えますが・・・
とすればPメカ世代のAD/SAあたりが
丁度合うんでしょうか・・・?
なんかcookieの所為で専ブラからカキコめない・・・。