【HARD】SACD総合Vol.8【モウカッタ?】
一昨日まで、ユニバーサルのPioneer DV-S969AViでSACD聴いてました。
が、やはりなにか今ひとつ物足りなさがあるのと、CD-TEXTが画面表示され
ないのがちょっと寂しいかなっていうのとあって、SACD単体機が欲しくなった
のです。
候補は、S969からのステップアップが明瞭に分かるグレードじゃないと意味
ないからなーーってことで、marantzのSA-11S1クラス。
地元のオーディオショップに、marantzくれーーって電話したら、「いきなり
決め付けずに、どんな音がするのか他社とも比較して決めたらいかがで
すか?」と提案されて、店に伺って比較試聴することになった。
店に行くと、JBL4312D,4318ほかB&WやらVictorやらもろもろのスピーカー
をセレクタのスイッチ一つで切り替えられる試聴コーナーに、アンプとして
DENON PMA-2000AE、プレーヤとしてmarantz SA-S11とDENON DCD-SA11
が接続されていた。
自宅のメインのスピーカがJBL4312XPなので、まぁ性格が近いだろうということ
で4312Dを鳴らすことに決めて、ウチから持ち込んだお気に入りのクラシック
やジャズのSACDを交互に鳴らしてみることになった。
聞き比べた感想としては、既出かもしれないけど
SA-A11: 地味。繊細。原音忠実。たとえるなら日本料理。
DCD-SA11: 曲の楽しさを演出する音作り。重い音はずっしり重く、甘い音は
とことん甘美。たとえるならフランス料理。
どっちが優れてるかってことでいえば、性格が異なってるだけで優劣はとても
つけられない。お手上げ。
で、私は自分の趣味にあった性格ということで、marantz SA-A11を選びました。
中古でバランス接続ができるアンプとして目星つけてたSANSUI AU-α907XR
につないでセットアップしました。うん、やっぱり、自宅で聴いても狙った音です。
アンプもいっしょにグレードアップしてしまったのでなんともいえないけど、やはり
あくまでもSACDも再生できる20万円DVDプレーヤのDV-S969AViと比べると、
オーディオとしての造り込みのよさってのが感じられますね。うん。