平面バッフルと後面開放スピーカー

このエントリーをはてなブックマークに追加
770名無しさん@お腹いっぱい。
ちょっと面白い実験をやったんで報告。
ユニットぎりぎりのバッフルサイズの後面開放箱(奥行は余り必要ない。漏れのは13cm)を作ってケツに
詰める吸音材の密度を加減してやるとあるところで前後方向の定在波によるピークががくっと減ってF0の
ピークもかなり抑えられる。(20dBあったのが5dBに落ちた。)箱の寸法から考えられるよりも低域が伸びる
(F0くらいまでは出る)んで純粋な後面開放箱としては動作していないとは思うが、音抜けのよさはちょっと
劣るくらいで、悪くない。

ただし、音数が多くなると音が濁るんで混変調歪も大きいのかもしれない。(ただし小編成のソースだと素晴
らしい音抜けのよさ。)

歪特性を見ると2次より3次が大きかったり(量としてはどちらも基音よりも40dB以下なんで多くは無いが。)2次歪に
大きなピークディップが出たりと、何か良くない動作をしてるかもしれない。

うちでは良いのか悪いのか良く分からん結果になったが、昔の高Q0なフルレンジの扱いに困ってる人は試して
みる価値はあるのではないかと。
771770訂正:2006/06/05(月) 10:04:50 ID:1Oy81XuH
量としてはどちらも基音よりも【40dB】以下

量としてはどちらも基音よりも【-40dB】以下



基音より歪が40dBも上だと何聴いてるんだか分かりゃしない(w