【PIONEER】パイオニア製品を語るU【EXCLUSIVE】

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929しょるてー
パイオニアの人が掛けたギターのCDでは、ソフトが優秀録音ということもあるのですが、トランジェント
が素晴らしくベリリウムツイータの真髄を見せつけられた迫真的な音でした。ジャズのピアノトリオは予想
した以上に、ピアノの左手の量感がかなりあり驚きました。

造りのほうは、徹底的で、まず仕上げが日本のメーカーらしく素晴らしい。側面のカーブは、削りだしでは
なく、曲げてるとの事。バスレフポートは削りだしで、奥に手を突っ込むと球面になっており、目に見えない
ところまで徹底的。スパイクは4本あり、6角レンチでそれぞれ高さ調節が可能で、完璧にガタをなくす事が
できるそうです。そのスパイクはスタンドを貫通しており、そのスタンドは本体のエンクロージュアと一体型、
取って付けたスタンドとは別物との事。ユニットをパイオニアの人が持ってきていたので、持ってみたところ、
同軸ユニットの方が、ウーファより重かったです。両ユニットに通じて、パイオニアの人は『ユニットは後ろか
らも音が出る、その音の空気をどう逃がすか』を力説しており、その為には、きちんと空気の逃げ道を造ら
なくてはいけないと、正にその通り造りに反映されており、目に見えて滑らかな仕上げでデュヒューザーなど
も見事な仕上げで、両方ともTADのシールが貼ってありました。表側もコーン紙とエッジのつなぎ目の部分
の仕上げも丁寧で全て手造りというのは伊達じゃないなと感じました。ついでに、S-1EXはメードイン中国
との事。生産ラインは勿論パイオニア100%なので大丈夫ですよ!と言ってました。逆に、日本でこれと同じ
技術とコストをかけたら、倍以上は軽くしてしまう、こうゆう時代だからこそ出来る製品だと仰ってました。大
半は人件費の事だと思いますが…。

最終的に、まず自然です。自然としかいえません。私としては、こうゆう音のSPが沢山売れてるとの事で安
心できました。