>>122 >XR50、ただ淡々と鳴っているという印象です。
言い得て妙。
俺も書き込みを見る前に、一聴してすぐに感じました。
一般的な環境ではアナログアンプと替えて結果が良くなったと感じる要素が目立つので、
好転したと評価する人が多いのだと思います。
SPの駆動力、制動力、全帯域に渡るドライブの安定度、残留ノイズの少なさなど。
しかし、欠落した要素も多いと俺は感じます。
ボーカルの色艶、ベース音のタメ、ノビ。決定打はピアノの音色の偽音。
オーディオシステムの音が優れているかどうかは、ピアノの音がどのように再現できるかが
一つの目安になると考えています。
飛躍的な進歩を遂げたデジタルカメラは一見、フィルムに取って代わる画質性能を誇るかに
思えますが、条件の厳しい環境下で比較すると、デジカメ特有の「偽色」ノイズが現れてしまうがゆえ、
まだ銀塩カメラを越えられないということがあります。
同様に、俺にはピアノの音色が「偽音」に聞こえました。
ただ、この結果がXR50特有のものなのか、普及価格帯の製品だからなのか、
概ねフルデジタルアンプの特徴なのかを結論付けるのは、
明日以降に届くことになっているお借りしたTacT M2150も聴いた上で判断したいと思いますので、
現状、上記はファーストインプレッションにとどめます。