[大人気] Benchmark DAC1 [ジッター排除]

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私もDelta1010から乗り換えるつもりで、期待してDAC1を音屋にて購入しましたが、
再現の自然性、低域の張り、粘り、すべてにおいてDelta1010に軍配が上がりました。
Delta1010の方が製造は古いですが、適度にエッジが立ち、無機質ではなく
暖かみとマイルドさも兼ね備えています。繰り出しの力強さがあり、
TADの40cmウーファーを通してしっかりと描いてくれます。
発売当時、wadia系DAC以上だと評判になったことがありますように、
確かに長らく聞いていたwadia21を凌駕する部分があります。
DAC1は低域が希薄で、高域が耳につく不自然さがありました。

具体的な音の違いは、例えばwindowsの起動音で比べるとよく分かります。
DAC1の場合、メロディーがギスギスとした感じを受け、最高音部で微かな嫌悪感があります。Delta1010は階調のつながりも自然で、豊かな再現力があります。
DACで音が変わるのは、私の環境だと本当によく分かります。
TADのドライバーは能率が110dBもあり、アキュのAアンプで20Wという出力でも
大きすぎてアッテネートしています。
それだけ機敏で結果を如実に反映させるスピーカーということになります。

delta1010使用上の留意点ですが、ブレイクアウトボックス背面の、
音圧レベル切替ディップスイッチは-10dBにして使わないことがポイントです。
この抵抗を通すと音の鮮度が濁ります。
Deltaのドライバーでミックスアウトはせず、
ダイレクトアウトにしてボリュームはすべてfoobar2000で行います。
(この時、クリック音などシステムのサウンドは最大音圧で入力され、
恐ろしいほどうるさいので、コントロールパネルのサウンド設定で、
その他警告音なども含めて「なし」にしておきます。)
これらのことをしてはじめて、Delta1010の良さが引き出せます。

私の環境下では以上のようになりました。