たとえば色。
幼い頃に「この色が赤だよ」と教えてもらったから、みんな赤信号で止まるけどね。
でも、オイラが赤く見えているものは、もしかしたらぃょぅR氏には、
オイラが緑だと思っている色に見えているかもしれないのだ。
つまり、色そのものが実態ではなく、色を表す言葉が実態なのだと。
味だって、味に言葉がなければ共通概念にはなりえないハズ。
でも味を表す専用の言葉があるだけでもまだいい。
ひるがえって音。大小高低はともかくとして、
柔らかいだの硬いだの、重いだの軽いだの、鋭いだの鈍いだの・・・
音以外を表現する言葉を多用していて、その使い方も人によってアバウトだし。
ましてやいい音なんて・・・
ま、オイラにとっていい音とは、聴いて気持ちいい音かどうかってことかな。