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名無しさん@お腹いっぱい。:
A級は電源も増幅関数になる(3極管の場合)ので、電源や周辺の影響は
大きくなる。もちろんシングルではA級しか動作しないので、電源は大変
になるはず。
PPはA級動作だろうが、AB級動作だろうが、B級だろうが、電源からみると、
各デバイスは逆相なので、対称性が保てれば、電源や外来のの影響は打ち
消され、電源の影響は無くなり、ハムやノイズに対して有利になる。
A級、AB級、B級、の違いは伝達関数の合成の直線性の話であり、本質的に
シングルとは異なる。球の伝達特性が2乗特性なら最大出力の1/2のバイア
スにしなくとも(AB級)PP動作なら合成特性は線形になる、3極管の場合
うまくロードを設定すれば、2乗特性に近似させることができるが、トラン
ジスターやMOSFETでは逆立ちしても不可能。
また、真空管は高圧小電流で動作するので、電流依存が少なくなる利点がある。
音質の影響が電圧よりも電流による影響が大とすれば、トランジスターや
FETアンプより有利と言える。
1,000V程度でビビッていたらダメ!100,000Vにすれば、1mAで100Wになる。
トランスなどの磁気デバイスも電流が減れば、下手なDIRECT伝送路より理想動作
が可能なはず。
私はDIGITALの技術屋で真空管など触った事もないが、真空管のメリットはたくさ
んあるように思う。