何で皆、ルームアコースティックを話題にしない?

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306295ホンモノ
>>305
ホンモノの295は私です。
ID晒して名乗ってください。

さて、SPと壁の空間が少ない場合ですが、そういう時こそ吸音や拡散アイテムを使えば良いと思います。
(そう言うアイテムを使い擬似的に部屋を広くすると考えて下さい。)
まず、SPからリスニング位置への第一反射音を減らす事を考えます。
SPの後ろの壁、左右の壁にアルミホイル等を貼ります。
アルミホイルは壁から浮かない様にぴったり張り付ける方が正確ですね。
それからリスニング位置に逝きそのアルミホイルにSPの陰が映っているところを探します。
そこがリスニング位置に第一反射音を発生させる場所ですので、吸音か拡散のアイテムを使うベストな場所と割り出すのが良いと思います。
壁以外にも天井や床、SPと反対の位置にも第一反射音がありますので、余裕があればその辺りも調べて置くと良いと思います。

さて第一反射ポイントが判ればその壁の材質を考慮します。
コンクリートや石の壁の様なしっかりした壁であれば比較的フラットな音質の反射音ですが、木材や石膏ボードであれば癖のアル反射音が考えられます。
壁がボコボコであればボコボコした反射音があると考えて下さい。
フラットな反射音であれば吸音材等を使って調節し易いです。
そうでない場合は、その壁からフラットな反射音がある様にするといいです。
その壁を軽く叩いてみたりして壁の鳴り方を調べてみて下さい。
携帯電話のバイブや電気剃刀機、電気歯ブラシの振動を壁に当ててみて壁の鳴り方を調べる人もいる様ですね。

まずは壁の特性をわかった上で対策を考えましょう。
吸音や拡散ではなくフラットな反射音にするだけでも、透明感のアル音を聞く事ができる様になります。