MCヘッドアンプ&フォノイコライザ

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87長岡鉄男
ラックスマン フォノイコライザーアンプ E03(1994年)
「アンプは昇圧トランスもヘッドアンプも使わない方式。
MM用イコライザーと、MC用イコライザーを独立させた4アンプ方式。
入力もMM用、MC用が独立している。音は正にオーソドックス、目の
さめるような切れ味とか、とろけるような色気といったものはないが、
カートリッジの持ち味を活かす万能型。個人的にはもう一息の切れ
込みと重低音の底力がほしいところだがこの価格としてはCPが高い。
脚の強化と、ボンネットが丈夫なのでスタビライザーの使用などで
ワンランク上を狙えそうだ。」
88ダイナミックテストより:02/06/15 20:37 ID:???
オンキョー フォノイコライザーアンプ H-1E(1994年)
「入力はMC/MMが独立している。MCの入力感度は150μV一定だが、
インピーダンスのみHigh(100Ω)とLOW(50Ω)に切り替えられる。
回路の対応はヘッドアンプ方式となっており、SN比には特に注意を
払った設計。」
89ダイナミックテストより:02/06/15 20:38 ID:???
88続き
「(中略)音質はカートリッジ次第、アンプ(プリ、メイン)次第
だが、一聴してストレートな音である。キャラクターを持たず、カート
リッジの持ち味を聴かせてくれる。品位も高く、高級プリアンプ並みの実力を
持っているが、細かく見ると、雰囲気、色気、音場のリアリティといったものでは
もうひとつの感もある。ただ、これは解決法がないでもない。ひとつは底板と
ラックの間のすき間だ。普通よりも狭いすき間なのでかえって共振を起こし
やすい。このすき間にフェルトをはさむ(脚の部分ははずすこと)と違って
くる。また天板が共振しやすいのも難点。プリメインアンプだったら問題は
ないのだが、PHONOなしのプリメイナンプの扱う信号は0.2〜2.0Vである。
イコライザーアンプが扱う信号は0.2〜4.0mVであり、実に1,000倍の差がある。
わずかな共振も影響があるのだ。対策なしでもハイCP機、適当に対策すれば
超ハイCP機」
90名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/15 20:40 ID:???
H−1E欲しい〜!
91名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/15 21:00 ID:lp4X8U5A
名スレの予感・・・
9282:02/06/15 21:37 ID:???
>>86
いいえ、どういたしまして。
補足ですがF3-U、素直で安くてハイCPなのですが、33シリーズとは情報量が
違うように思います。MC-20S、期待して買った割に、特定の帯域でところどころ
強調感有り、また低域と中高域のスピード感に差を感じ残念。
今欲しいカートはAT-33PTG、コントラクンプト辺り。
93ダイナミックテストより:02/06/15 23:28 ID:sjWK.bBI
>>67-71 これですね。

パートリッジ トランス TH-9708 \230000(1987年?)
「パートリッジはトランスでは定評のある、歴史の古いメーカーで、アンプ用の
電源トランス、出力トランス、マッチングトランス等もあるが、紹介するのはMC
カートリッジ用出力トランス。ローインピーダンス用とハイインピーダンス用が
あるそうだが、どこで識別するかは不明、特にマークや記号はない。ただ、
テスト結果からすると本機はローインピーダンス用だと思う。(中略)
トランスの音はカートリッジや、アンプとの相性で決まる部分が多いので、単体
評価は難しいが、ヘッドアンプとの比較ではハイエンドがわずかに甘くなる感じ
はあるが低域はむしろ豊かで、全体に厚みと艶があり、やせたところがない。
SN比もよく、静かだが力強いというタイプ。細身で薄味と思っていたカート
リッジが、本機を通すと濃厚な味が出てきたりする。筆者はヘッドアンプ党
なので、特に必要を感じないが、トランス党には魅力のある製品だ。」