オ−ディオの黄金期60〜70年代を語る

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1じょんか-るおじさん
オ−デォオの黄金期といわれる1960〜1970年代の熱き思い出を語りましょう。
2名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/09 12:04
じじいが匿名で語り合うのはキモイぞ。
1本定価50000円前後の3ウェイスピカー、あこれ80年代か
4AC点火派:01/10/09 12:16
いやいや、そういわずにやってみましょうよ。
ただし、30〜40年前の機械の話ですから、小生が知っているのは
ショップで修復された機器の話になってしまいますけど。
5AC点火派:01/10/09 17:48
60〜70年代というと、まさに球アンプと(いまからみると)高感度スピーカーの時代。
たしかにいい時代ですが、戻りたいとも思いません。CDのようなノイズのないソース
なんてないしね。LP再生には、LP再生のよさはありますが。
どなたか、大家がおっしゃっていたんですが、「名機というものは、その時代がまさに
終焉を迎えんとする時に登場する。」けだし名言だと思います。
マランツの#8B、#9、それにプリの#7は、まさにそんな感じです。
6名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 08:31
するとエソテリックのP-0sも名機として残るのだろうか。
7名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 09:25
FMレコパルの分野別製品一覧のページで、カートリッジやレコードプレーヤーが
それぞれ1〜2週程度じゃ収まらないくらいの種類発売されてましたな・・・(遠い目
このスレから加齢臭が漂ってくる・・・。
9名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 17:06
タマアンプとカートリッジ論争(MMvsMC)、ソリッドステートの時代が
きてそれからマルチブーム。猫も杓子もマルチ。それからサンスイが火をつけ
たJBLブーム。パラゴンが輸入されたのもこの時代。それからカセットデッ
キの登場。そして怒涛の4チャンネルブームに突入してゆく。ディスクリート
vsQS/SQ論争、モノマルチの功罪、29800円のブックシェルフ、ア
ンプ出力競争。パラメトリックイコライザーの登場、国産高級セパレートアン
プ競争、それからSPの位相(リニアフェーズ)問題に突入。そして見え始め
たPCMレコーディング。テレフンケンの針つきオーディオディスク。VTR
を使ったPCMレコーダー、そして時代はデジタルへ・・。
まあ今の子には想像もつかんだろうなあ、あの時代・・。
10AC点火派:01/10/10 17:51
カートリッジ論争、ありましたね。MM対MC以外にもMCの昇圧には
ヘッドアンプかトランスかなんてのも。
音なんてカートリッジでコロコロ変わった。それがいいのか悪いのか、
いまだにわからない。
11名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 20:50
しかし昔のオーディオ装置は基本的な性能面でも碌に安定していなかったね。
特にアナログプレーヤは問題の宝庫だった。
ちょっと難しいレコードだとトラッキング出来ないカートリッジがあったり、ハム音が載ったり、ハウリングマージンが碌に取れていなかったり、と。
それから考えると今のオーディオ装置はデジタル機器の誕生のおかげで少なくとも基本的な性能面での保証は得られるようになった。もしもハム音が聴こえたり、CDをきちんとトラッキング出来ないCDプレーヤがあれば、それは故障だ(藁
12名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 20:55
まあ、トランジスタアンプが安定するまでは、アンプも碌に安定していなかったわな。
ちゅうか、60年代〜70年代のオーディオ装置は多くが不良品だった様に思う。
音が良い、悪いの前に、音が出なかったり、異常に歪んでいたりしたからね。
13名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 20:59
でもその得られてるという基本性能が
昔の物より心地よいかというと、そうでもない点が
デジタル機器の大問題だが。
14名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 21:13
>>13
まあ、音の好みは何にでもあるので、当時のアナログの音が好きなら別にかまわないのでは?
俺は超高級品をきちんと使わないと殆ど不良品だった当時のアナログ製品は嫌いだけどね。
15名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 21:14
現代のプリアンプの音は5〜70年代に発売されていた
マランツ#7、JBL520SG、マークレビンソンLNP−2
そしてマッキンC−22の音から抜け出ていないような気がする
16名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 21:20
>>15
悪くなっているのに抜け出るはずがないでしょう?
17名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 21:35
>>16
段々と悪くなっているかねえ?
少なくともLNP-2よりはオーディオスィートは遥かに音は良いと思うけどね。
更にはヴィオラによってヴァージョンアップされたスィートは更に良いと言う話だ。

まあLNP-2の方が好きだ、というならそれはそれで良いけど、俺は現代のプリじゃないと出ない音はあると感じている。
18名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 21:58
>>17
ビンテージ叩きがやりたいんならどっか逝け!
スレ違いもはなはだしいぞ。
1916:01/10/10 22:08
18さん、ゴメンゴメン、おれの煽りちっくな書き方が悪かった。
17の言うように最近の物は明らかによくなっている部分もあるよ。
ただ音楽聴くのにマイナスになる部分も同時に出てきて
総合点ではよく似たものって感じのが多いよね。
チェロは知らないからコメントできないけど。

もう一ついうと僕にとっての古き良き時代といえば
50年代後半から60年代初頭のソフトかな。
2018:01/10/10 22:51
>>19
確かにソフトでは、オリジナル盤はちょっと手に入れられないのでパスですが、良い復刻がありますね。
特に50年代〜60年代のステレオ録音は見事なソフトがありますね。
今の録音より、立体感や色彩感では上、というソフトが少なくないです。
クラシック音楽では最近の録音は何故ああも色彩感が無いのか不思議です。
でもオーディオ装置は新しい方が私は好きですね。
21名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 22:55
>>18
は人格破綻してないか?
2218(本物):01/10/10 23:03
なんかこのスレ、番号がおかしい人が多いぞ。
16、17もつながりがヘンだし、
20の18はニセモノ(つうか単なるマチガイだろうけど)。
2317:01/10/10 23:10
>>21
破たんしている(^^;
17の大間違いだよ。
24名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 23:11
アンプはオーディオの中では比較的完成度の高い構成品である。
15さんが揚げたようにアンプはステレオLP初期には既に
技術的に成熟してしまっていたのだろう。
但し、完成度が最も低いと思われるスピーカーに関して
必ずしも新型が良いわけではなく、むしろビンテージ品
のほうが良いようだ。
例として
 タンノイのユニットの評価
 黒>シルバー>レッド>ゴールド>>>>>>>>>HPD
※黒はともかく、聴いて確かにこの順番だと思う
 アルテック604ユニットの評価
 604(A)>604B>604C>604D=604E>>604−8G
価格もおよそ上の評価と一致するようだ。
録音もステレオ初期に良いものが多い。
当時のモニターが酷い音で録音だけが良かったと考えるのは
無理があるから、当時は録音も再生も両方良い音だったと考える方が自然ではないか?
するとオーディオは技術の進歩よりも退化が顕著なジャンルという途方もない結論となりそうで怖い。
25名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 23:19
>>24
ステレオサウンド誌の黄金のアナログ録音の連載を読むと、50年代〜60年代のリヴィングステレオやリヴィングプレゼンス、エヴェレスト・バンガードが凄い、と言われ出したのは、80年代に入ってかららしいですよ。
それまではそれらの盤が音質で選ばれる、という傾向は無かったそうだ。

逆に80年代に入ってからの新しい装置がその時代の録音の隠された良さを引き出した、と思う。
2616,19:01/10/10 23:26
>>25
80年代にはいると録音段階で手を入れすぎて音が悪くなってきた。
だから5,60年代の録音の音が良いと言われ始めた。
単にそういうことだと思っているのですが。
27名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 23:41
そうかも。ノイズゲートなんてものが出来てから、ジャズでもドラムに
ノイズゲート使うのが当たり前のようになったのが80年代でしたね。
今20年経って機器が良くなったから、そのウソ臭さがはっきりと聴こえる
ようになったのかもしれません。
2816,19,26:01/10/10 23:48
付け足しですが。
最近の録音のウソ臭さは古い機械でも実によくわかりますよ。
EMTのプレーヤにしろマランツのプリにしろ
しっかりした装置はなかなかの実力を持っていたと思います。
29名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 23:53
スピーカーならソニーのSS−G7だな。
うんにゃ、テクニクス7
3125:01/10/11 00:13
>>28
確かにあの当時の録音は私も好きですが、一方、現代録音の何処までも歪みが無く、強調感の無い音も良いですよ。
この辺の再現は古い装置では少し難しくないですか?
32名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 00:15
いやいやA-7
33名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 00:41
なんの、パイオニアCS-955
3428:01/10/11 00:41
>>31
そうですね。
それが行きすぎると薄っぺらでヘナヘナの音に感じられて
「音がいい」と言うのとは違ってくるとは思いますが
おっしゃることよくわかります。
強いて言えば古い物でも、デッカのレコードなんかには
音の芯は痩せていないのに非常に爽やかな録音があったと思います。
機材を選べば古い装置でもいい線行けたようにも思います。
とはいえ現代録音のダイナミックレンジの広い物の中には
古い装置では対応しきれない物も多いかも知れませんね。
そのあたり31さんのおっしゃるとおりでしょうね。
35名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 01:29
これはシブイぞオットーSX−P1
36名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 01:36
そうくるか、オンキョーM−6
37名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 07:57
5〜70年代に作られたオーディオ機器アンプでいうとマランツ、マッキン
JBL、初期レビンソン、スピーカーならハーツフィールド、パラゴン
Aー5、7など音楽を聴くエッセンスがいっぱい詰まっていた
現代機器は個々のオトを分解して聞くには適していると思う
38名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 08:42
現代のオーディオの問題点は、ワイドレンジ、超ダイナミックレンジ、トランジェ
ントなどを追求してきた結果として音自体が非常に重苦しい音に変わってきたこと
がひとつにはある。レンジを広げたSPが90年代に一般的になって、レンジのた
めに能率が犠牲になって、それをドライブするために超強力な電源とかやって、S
Pを過剰制御した結果だ。いまのいわゆるハイエンドシステムは非常に良い音だと
は思うが、疲れる。そこへ行くと昔のシステムはレンジは狭いわ、チャンネルセパ
レーションは取れてないわ、SNは惨々だわ、だが、非力なアンプを補うため高能
率なホーンシステムが多く、伸びやかでさわやかな音がする。CDの登場でオーデ
ィオが衰退して行ったのは皮肉だが、趣味のあり方を示唆していて興味深い。
39AC点火派:01/10/11 08:51
なんか長岡鉄夫さんの、「日本オーディオ史」の海外版みたいになってきたね。
37さんの言うことはよくわかります。
分解能にこだわりすぎると、全体が見えなくなるのは何でもいっしょですね。
かの有名なテスト盤、O.ピーターソンのWe get request
冒頭のレイ・ブラウンがアルコを置く音なんて、いまや再生できない装置なんて
ないでしょう。こまかい音が聞こえるのは、うれしい時もあるんだけど、そのうち
飽きるのは必定。きちんと音楽を聴いてあげましょう。
40AC点火派:01/10/11 09:00
38さんもなかなかの識者ですね。
特性評価で言えば、当時の機械はめちゃくちゃです。特にSP。
現在のSPに勝っているのは、変換効率、能率そのものです。
おっしゃるように、伸びやかな音がします。
高能率が全てだとは言いませんが、音楽の「瞬間」の再生には、アンプの
パワーより、SPの変換効率の方が重要だと、小生は信じています。
41名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 09:02
ビンテージ機器と現代機器のちがいはレコードとCDとの
差のようなもの
AFのkさんが書いていたようにレコード再生を行うようになって
よい音でも悪い音でも音楽が楽しめるようになったと
CDの時には悪い音の時にはすぐに再生をストップしていたとか
書いてあったな
42名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 09:06
基本的に日本製品が海外製品に水をあけられて海外製品ばかりが目立ってたのが原因じゃない?
国産がでしゃばりまくってからオ−ディオがつまらなくなったもの。
43名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 10:55
38です。
AC点火派さん、真空管アンプの書き込みでいつもそのご博識ぶりに
舌を巻いています。私も変換効率の問題は重要でこれからのオーディ
オにとって残された課題だと思います。その点、最近注目されている
小さな振動板や音源による再生システムは可能性を感じさせてくれま
すね。
60ー70年代のシステムといいますが、うちの実家ではいまだにそ
の頃のシステム(タンノイ・オートグラフ・モニターゴールド版、J
BL4343Aタイプ)が鳴っておりますので、現役のシステムとも
言えます。この頃のシステムは実に長持ちしますね。
44AC点火派:01/10/11 11:26
いや、そう書かれるとなんとなくカユイですね。最近でしゃばりすぎだと
反省しつつも、やめられない始末で。(W
旧型タンノイのユニットは、ホントに長寿命です。こまかい事を言えば
ハードエッジがどうのとなりますが、はっきりいって作りは昔の方が数段
良かったような気がするんです。
いま、ユニットの裏側の見栄えにまで、あれだけ気を使ったものがどれだけ
あるのでしょうか?大切にお使いください。まだまだがんばってくれますよ。
ただ、老婆心で言いますと、磁気ギャップへの鉄粉の侵入には、気をつけて
下さい。妙なビリ付きがなければOKでしょうが。
余計なことを申しました。失礼でしたねこれは・・・。
45baka:01/10/11 11:41
AC点火派=是枝重治だろ。白状せい
46イギリス派:01/10/11 11:52
旧型タンノイに限らず、イギリスのスピーカーはアメリカのに比べて、耐久性が低くないですか。
具体的にはコーンの腰が抜け易いと思うのですが。
最近、ワーフェデールのスーパー8をネットオークションで購入しましたがコーンの腰が抜けていて使い物になりませんでした。
15年ほど使っているリチャードアレンのゴールデン10も腰が抜けてきたようです。
30年近く使っているアルテック409やP610については、そんなことはありません。
五味康祐氏も晩年、「オートグラフのモニターレッドの腰が抜けてきた」と書かれていましたが。
五味氏のオートグラフは確か20年ほど使用されたものだと思います。
よって、イギリスのスピーカーの寿命はせいぜい20年といったところではないでしょうか。
麻のコーンのステトリアンはどうでしょうか。やはり腰が抜けるかな?
47baka:01/10/11 12:00
AC点火派=是枝重治さんへ
2chで遊んでばかりいないで、商売しなさい。オーディオマエストロでくず物を馬鹿値で売りなさい
48工坊:01/10/11 12:03
ヤパーリHS−500でしょ
49名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 12:06
>>45
そんな無粋なことするな!
君みたいなの必ずいるな
ホントにBaKaだね
50AC点火派:01/10/11 12:19
たしかにコーンヘタリは、ありますね。タンノイの場合、能率は磁気回路も
さることながら、コーンの軽量化で稼いでいるフシもありますから。
あとすき方の技術も違うのかもしれませんね。もっともウーファー側も
工夫しないと、ホーンとの能率のバランスがとりにくいですから。
しかし、コーンの腰抜けに関しては、46さんの言うことの方が正しい
でしょう。しかし張り替えなんて、いまやってくれるのでしょうか?
51名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 13:04
イギリスのスピーカーでもBBCモニターは寿命が長いのでは?
1940年代BBCで使われたモニター1号機のパルメコ、今でも
元気に鳴ってくれています
52名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 13:04
>46イギリス派さん、
比較される機種の問題もあると思います。アルテックは実に持ちが良い
ことは同意ですが、あれは映画館で使われるシステムでちょっと例外で
は。同じアメリカ製でも4343のウーファーユニットはエッジが破れ
てしまい15年ぐらいで張り替えになってしまいました。オートグラフ
のモニターゴールドはご承知の通り工場が焼けてしまい、部品が手には
いりませんし今のものを張り替えてもあの当時の音はでないと思います。
まあシステムがシステムですし、エージングということでわびさびを楽
しむのも悪くないかと(笑)。もうあんな音出せるSPどこ探してもあ
りませんしね。国産勢が10年ぐらいで死んでしまうのに比べれば、長
生きと思います。
ああそういえば親父のHS500、まだ鳴ってるなあ(笑)。
53名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 13:40
元をたどれば、エジソンの昔?からエネルギー変換・伝送システムとして
発展してきた、オーディオも、Hi-Fiの掛け声と共に、
波形伝送という観点からの技術発展が主流となった。

終にはエネルギーポテンシャル=0のデジタルデータと化したソースを、
文字通り「再生」する上で、現在の技術はまだまだ不備な点が多いし、
かつてのオーディオ機器の世界は、未だに多くを教えてくれる。

とか思ってますが。
54名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 13:45
>44AC点火派さま、ありがとうございます。
磁気回路といえば今思い出しましたが、アルニコマグネットから
フェライトマグネットへの移行が進んだ頃からユニットは後ろを
あまり構わなくなってきたのですね。内磁式はご指摘のように磁
粉の吸い込みなどがあるため厳重にキャップがされていた訳で、
必要に迫られてああいう形をしていたでしょうね。私が最初に自
分の小遣いで買ったのがパイオニアのPE20という20cmフ
ルレンジユニットだったのですが、このSPなんかも結構バック
シャン(これも古いな・・笑)でしたよ。しばらくはフェライト
の音が嫌いで、JBLなんかから遠ざかっておりましたが、最近
はマグネットの材質による音の違いなどはあまり話題にならない
のでしょうか。ネオジウムは確かに音が違いますが。
55AC点火派:01/10/11 17:43
根性なしの小生は、もうアナログレコードからは遠ざかってしまいました。
しかし、音の入口として歪のカタマリのようなカートリッジ、いま思えばあんなチップ
のような針とカンチレバーで、あそこまでの情報がひろえたんですね。
そんな信号をていねいに増幅して、SPを鳴らしていたんですから。
当世のCDは全て0と1の信号ですが、あのレコードの溝は電圧として取り出せる
エネルギーを記録していたメディアといえますからね。
ノイズがなければ、もっといいんだけど。
レコードがなくなって、存在が問われるのはプリでしょう。
マランツ#7なんて、あのフォノイコライザーあってのアンプ。
あそこを使わなければ、ただの切り替えSW箱。これは言いすぎかな。
56名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 19:24
>>55
ふ〜む、あたっていますなぁ
昔のオーディオ雑誌のプリアンプのテストはほぼイコール、フォノの
テストでしたから
でも不思議なことにマランツ#7やJBL520で聞くCDも
そのような音になるのですが?????????????????
57..Z:01/10/11 19:35
プリの仕事は、電線というくせ者の負荷を挟んで
如何にパワーアンプに信号を送り込むか、
って所にもありますよね。
送り出しフラットアンプは音への影響力大だと思います。
ただマランツ7とかの評価は全部込み込みだし
イコライザを使わないのは何とももったいないですよね。
58名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 20:07
そういえばレビンソンLNP−2もフォノやライン、何処に繋いでも
レビンソンの音になるぞ
59名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 20:14
ハーツやパラゴンに代表される5〜60年代のスピーカー
まさに職人技だとおもう
観ているだけで楽しめるものがたくさんあった
60名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 20:31
>>58
レヴィンソンに限らずプリってそんなものだろう?
61名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 20:40
>>59
オリンパスというJBLのスピーカーがあるが
友人の部屋で見たものは真ん中にスピーカーと同じ作りの
キャビネットがあった
音を出す前にうっとりと見取れてしまった
すばらしーの一言
62..Z:01/10/11 21:21
古いビンテージ物のJBLはいいですよねえ。
ワインでも飲みながらあんなのでゆっくり音楽聴いていたいですよ。
なんてったって風格があるもん。
63名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 21:31
Zさん
大人ですな〜
JBLのメトロゴンも素敵ですよね〜
64名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 21:41
セレッションにもデッドハムという素敵なスピーカもあったね。
65名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 21:43
マッタリしているところに無粋な質問で申し訳ないが、
テクニクスのSB-7でしたっけ、だるま三段重ねの奴。
あれはテクニクスのオリジナルでしたか?その後
KEFからB&Wへとつながっていくわけですが。
もしそうならナショナルを「マネシタ電機」とは
呼べなくなりますね。
66名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 22:13
>>65
そうです。
テクニクスの後にKEFやB&Wがあの階段状を出しています。
まあ、それらが真似かどうかは分からない。というのはテクニクスで出た時、既に開発を始めていたかも知れないから。
ただテクニクスが最初にああいうタイプのスピーカを出した事は確か。
また位相に付いても言及した初めての市販スピーカも矢張りテクニクス7だろうね。
アルテックのA5やA7、或いはクォードのESLの様に偶然位相整合されたスピーカは昔からあったけどね。
67名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 23:38
位相については確かKEFが言い出しっぺだったんじゃなかったかな?
元はBBCモニターの研究から出てきた話でしょう。
68名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/12 00:32
70年代は安物化していないか?
黄金時代という言い方なら、50〜60年代のほうが適切。

ファッションでも50年代はお金がかかっているでしょ。
69名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/12 02:32
A5/7はタップダンスの再生で、フェイズをずらさないと、
タップの音がずれて聞こえるところから、ホーンの位置を
ずらしたそうだ。

単発サイン派なしでも、人間の耳は調整していたんだよ。
70名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/12 02:35
ところでテクニクス7の肝心の音はどうでした?
私は子供だったので良く知らないのですが。
71名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/12 04:06
うちにサンスイのAU-999まだある。
72AC点火派:01/10/12 09:00
ケンウッドじゃなくて、トリオだった頃。
ケンソニックなんて、どれだけ知ってる人がいるのかな。松下は70年にはもうテクニクス
になってたんでしたっけ。かのウエスギさんはまだエロイカなんていうブランドを
やってましたね。国産も精いっぱいがんばってましたが、やっぱり舶来品はスゴイ
という意識は抜けませんでした。
うちのSONYのSS-G4は現役バリバリの私のメインスピーカーです。
もう20数年働いてくれてます。一時期こういう形のスピーカーばかり
が流行りましたが、いまは見る影もないですね。
おともと、刺激的な音はしないスピーカーでしたが、古くなりそれに
磨きがかかってます。
しかし、きっと想像されるほど音は悪くないですよ。音量あげると
なかなかのものです。
74名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/12 11:41
>>70
思い出そうとしても思い出せないような音だった。

市場でライバルだったヤマハ1000Mに比べて、
バランスで勝って品位で負けていたような印象があるけど。
75名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/12 12:31
テクニクス7のミニチュアで007というのがありましたね。
買っておけば良い飾り物になったと思う。
76AC点火派:01/10/12 13:10
ミニスピーカーの起源のような、グッドマンのマキシム。
正直、今でもほしい。
77名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/12 15:28
オリジナルのフラゴンが欲しい。
78AC点火派:01/10/12 15:42
欲しいものシリーズが始まっちゃった。(W
60〜70年代のトピックで、忘れちゃいけないのがAR−3aの出現。
密閉箱にフラフラコーンで、ブックシェルフで低音を出した。
しかし、変換効率はいっきにダウン。これ以降、SPの低能率化、アンプの
ハイパワー化が始まってしまった。(ような気がする)
正直、アコサスの低音は好きになれない。
住宅事情もあるだろうが、高能率路線は影が薄くなり始める。
SPじゃなくて、ホントはラウドスピーカーって言うべきか。
長鉄さんが以前、いってましたね。
79 :01/10/12 16:32
80名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/12 19:23
ARもカラヤンだったし、今のB&Wもカラヤンからだね。
81AC点火派:01/10/12 19:35
そうなんですよね。有名人にARのファンが多くて。
敬愛するM.デイビスもARを使ってたって聞いて、ショックだったの
思い出しました。
82名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/12 22:27
>>70
テクニクス7はフロアー型だったせいか、鳴りっぷりが良かった記憶がある。
ダイアトーンにもDS-251のフロアー型があって、結構競っていたが、ダイアトーンの方が華麗な音だったね。
83名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 01:35
>>70
はっきり言って暗い音。ボーカル物には向いていないでしょう。何に向いているかと言われても困りますが。
この傾向は当時のテクニクス・リニアフェイズ機の性格のようなものと思います。
ボザーク・ムーリッシュを聞いてあまりの違いに卒倒しそうになったので、尚更、テクニクスの印象が悪いのかもしれません。
84AC点火派:01/10/13 11:43
ボザーク!
縁がなかったなあ。
85名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 12:26
タンノイやJBLは厨房評論家に人気があったけど、耳が良い人にはボザークの方が遥かに癖が無く、良い音に感じた。
実際、評論家の中でも最も耳が良かった井上卓也さんはボザークの愛用者だったし。
耳が悪い評論家の代表は五味康佑だったが、タンノイのオートグラフを使っていたしね。
86名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 12:46
そういう問題でもないと思うけど? >85

クルマやカメラでも同じだけど、昔は「使い易さ」が蔑視されていたかもしれない。
60年代の名機は強烈な個性を手なずけて使うところに醍醐味があった。
当時の感覚では癖が無いというのは、ある意味「つまらない」というのに近い。
オーディオが消費主義でない趣味として成り立っていた時代だからね。

それに、別に誰か評論家を弁護する気もないけど、少なくても耳の良し悪しは、
現代の「買い物趣味」の基準では計れないとは思うよ。
87名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 12:51
テクニクスの音は今に通じる傾向がありました。あの蒸留水的というか、クセが
ないというか味もちゃちゃりもない音というのがあまり好きになれませんでした。
ボザークはそもそも聞く機会がなかったのでなんとも言えませんが、タンノイの
オートグラフに関して言えば、あれは音が良い悪いというような次元を超越した
存在でした。僕がまさしく厨房だった頃に、当時の主流の音とあまりにかけ離れ
た音に、何だこれはと思ったものですが、それはやはり自分がガキだった事に後
ほど気付かされた。あれの値打ちが分かるには経験が必要です。コンサートホー
ルのあの雰囲気をオートグラフほど再現できるシステムを私はいまだに知りませ
ん。やはり本物は本物です。
88名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 13:02
そうかねえ。
現代のハイエンド機の方がそういう空気感は上手く再現するよ。
オートグラフには矢張り相当な演出がある。
どんなホールもオートグラフホールになってしまうよね。
89名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 13:21
>>85
五味さんの耳の悪さをあげつらう人を未だに時々見かけるのは面白いことだけど
彼はどれだけ小さな音が聞こえるかといった聴力検査的な耳の良し悪しでは
耳が悪いということになるだろうけど、
音のクオリティを聴き分けるオーディオ的耳の良さは
かなりのものだったと思うよ。
彼の書き残したものを読めばそれは充分に想像できる。

>>88
タンノイスレで叩きをやってたのと同じ奴か?
そういうワンパターンの意見は聞き飽きたからもういいよ。
90名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 13:23
>>89
ワンパターンでも真実は真実。
因にタンノイスレの事は知らん。他にも同じ印象が持つ人がいるという事は、普遍性がある印象なのだろう。
91名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 13:30
>>90
だからワンパターンはもういいって
ヴィンテージ叩きをいちいち書き込むんじゃない!
92名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 13:35
>>91
でも真実は真実(藁
嫌だと思うなら、感情的では無い反論をしてみろよ、ホラホラ(藁
93名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 13:44
>>92
ここは何のスレだ?
ビンテージをマターリと語っているスレに
ケンカを売るようなことを書いてシャシャリ出てくる奴に
もう何も言う気はないね。過去の経験から
つき合うだけ時間のムダだということはよく分かったからね。

ここで語られているような音はデータうんぬんでない趣味性の強いもの。
それも理解せずに他人の趣味に文句付ける時点で終わってるよ、君らは!
他の人の迷惑だからこれ以上書くなよ!
94名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 13:45
あ、石井だ。
95名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 13:46
>>93
趣味性ばかりじゃ音は再生出来ないよ。
機械バカではなく、音響バカになれよ(wa
96名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 13:59
>>95
あのな、彼らはなビンテージが好きなんだ、わかるか?
これは決して悪いことじゃない。ペンティアムやアスロンじゃなく
C3を買うみたいなもんだ。こだわりだ。
悪いことってのはな、もうほとんど宗教みたいにな、電源ケーブルで
音が云々、CDのジッターで音が云々とかな、はっきりいって人間の聴覚で
感じられるか証明もできんようなものをな、大真面目な顔して言うことなんだよ。
周りから見るとな、正直白痴なんじゃないかと疑われることを理解した方がいいんだぞ。
97名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 14:08
>>96
実は私も、かってはそう思っていました。
でも、グレードアップをすればするほど、
電源とかジッタとかが重要な問題である
ことを気がつきました。
そこにいたるまで、4〜5年かかりましたよ。
主に金銭面の問題ですがね。
98名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 14:23
「ビンテージが好き」というと「名前が好き」という風に解釈
されるが、先の発言者達は「そういう音も好き」といっている
ように思われる。私はそれはそれで良いと思う。
原音に近づけるのは筋だと思うが、その過程で音楽が楽しくな
くなっては仕方がない。私は聴いたことがないが、たぶんオー
トグラフで聴くオーケストラは気持ちよく響くのだろう。
99名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 14:44
>>96
電源ケーブルの「効果」は計器で測定できていないのでしょうか?
スピーカーからの音をマイクで拾えば、すぐに差が証明できると
思うのですが。
100名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 14:49
最新の装置では音楽が楽しめない、という言はヴィンテージ派の耳たこ主張ですが、耳が癖のある音に毒されているだけでは?なんて不遜にも思えてしまいます。

ただ楠さんの様にシステム5も使って、その後オートグラフを手に入れた方の様に、実際に自分でどちらの傾向の装置も試した人の意見は参考になります。
そういう点では私はタンノイはスターリングしか使った事が無いので、ヴィンテージスピーカの批判をする資格は無いのかもしれません。
101名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 14:51
いや、真面目な話、当時のオーディオと比べて純粋に音響として考えても、
現代のオーディオが失っているものも多いと思いますよ。

たとえば、最近の装置は音色があまり豊富でなく、
何でも透明できれいな響きになってしまい、
演奏者に固有の音色すらちゃんと表現できないものも多い、
ということはしばしば感じます。
これでは音楽を聴く楽しみは半減してしまいますよね。

だいぶ以前の話ですが、ネルソンパスが散々ハイファイを追求した後で、
山にこもってボケーっとアルティックを聴いていた、という話は示唆的ですよね。

まあ、一概に昔の物は性能が悪い、と主張することには、
実はあまり根拠がないし、無益にも思えます。
102名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 14:55
結局のところ、ハイエンド派もヴィンテージ派もどちらも店頭でちょっと聴きで、駄目だ、凄い、と言っているだけなのでは?
実際に良く鳴らしている愛好家宅に行ってみると流石にどちらも凄いよ。
ただ最新のソースを鳴らそうとすると、ヴィンテージは厳しいものがあるというのは経験済み。
逆に古いソースを鳴らすと、色彩感や実体感が薄れる、とハイエンドは言われてしまう。
103名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:00
>>101
パスがいた頃のスレッショルドは聴いた事(SA-4e)がありますが、あのハイテクなデザインなのに、出てくる音は暖かみがあり力感のある、しかし透明感はイマイチ、という感じのどちらかと言えば、ヴィンテージオーディオにも一脈通じるものがある音でしたね。
多分、A-7を使っていた頃の設計だと思う。
元々パスはそれ程、ハイファイを狙っている訳では無いのかな、と感じています。
104名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:04
>>101
演奏家固有の音と言っても(^^;
今生きている演奏家全部の音を耳たこになる位まで生演奏で聴く事はまず不可能だよね。
物故した演奏家は尚更、実際にはどんな音だったのかは確認出来ない。
そういう考えは殆ど宗教じみていると思うぞ。
105名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:04
うお。石井だ
106名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:09
>>105
匿名掲示板で不粋な事は止めろよ。
情けねー奴だな。
107名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:12
やっぱ、石井だ。
108名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:27
>>104
では演奏の中での音色の微妙な変化でもいいですよ。
109104:01/10/13 15:30
>>108
演奏の中の微妙な音色変化は寧ろヴィンテージ機の方が私には聞分けづらく感じますよ(^^;
110名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:31
石井だ。
111名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:35
ホントだ石井だ。
112名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:36
俺はたむらんだぞ。
113108:01/10/13 15:38
もちろんそういうこともあるでしょうね。 >109
でも、そうでないこともあるんですよ。

宗教やめたら禅問答だね、これじゃあ。 (w
114名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:41
>>113
是非良い状態のヴィンテージ機器(ジャズ向きは聴いたので、今度はクラシック向き)を聴いてみたいものです。
なかなかお目に掛からなくて、残念です。
その体験が無いと確かに禅問答になってしまいますね(W
115名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:43
石井はしったか。
116名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:48
石川ウンコすれみたい(w
117111:01/10/13 15:54
118名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 15:56
>>117
関係ない、地雷踏むなよ!
119名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 20:06
-> 76, 77
両方もってるよん^^;
120名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 20:08
117は石井が貼ったな!あいつは底意地の悪い奴だな。
12177:01/10/13 21:26
正直、羨ましい。 >119
( `.∀´)<>>116はモーヲタね!
123名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 21:52
石井って誰よ
おうでぃおふぁんの、石井か?
あれは、くそだな
124FMfan:01/10/13 22:29
タイトルを見て書きました。
石井さんのことは知りませんので、本来の話題に戻します。

私はSATINが好きでした。これには賛否両論があるのはわかっています。
しかし、好きでしたね。こだわりが強烈にありましたし、説得力もありました。
音の結果もそうでした。とにかく分解能が高く、あれほど鮮度が高い音も
当時はめずらしかった。ゴミに対して不安定なのも当然でしょう。
でも、今聞くとどう評価するかはわかりません。当時はMCの王者,SPU
の嫌いなデザインに勝てる物にあこがれていました。もちろん価格も。
出力レベルもそうです。高いトランスを買わなくても済む方に軍配を上げた
かったのです。学生にカートリッジとトランスで10万円を越えるものに
賛同はできません。SATIN117,18バンザイ!でしたね。
こだわりのカタログも良かったね。レコードの分子一つを踏んでも反応する
レスポンスとか書いてありました。針交換も可能だし。
125名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 22:34
>>124
ところで針交換を続けると、ガバガバになる、という話を聞いた事があるけど、大丈夫だった?
126名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 22:37
PioneerのS955まだ使ってるよ
音場創生ということでは最近のシステムに及びもつかないし
ボワボワの低音で箱鳴りしまくっているけど、これだけの
実体感のある中高音もなかなかないのでは。ユニット見ても
これだけ金のかかったのは二度と作れないのではと思う。
127FMfan:01/10/13 22:57
955好きでしたね。あこがれのSPでした,当時は。リボンTWで量感たっぷりの
刺激的な音がしない。もう少しで買うところまで行きましたが、もっと高い違うのを
買いました。
あの頃のP社は,どんな製品も金がかかっているのばかりでしたね。無垢のつまみ
や厚手のフロントパネル、重量、8800シリーズなんかまさにお買い得。
しかし、音は騙された。それから、P社はトヨタとおなじで,みてくれは良いが走り
が悪い メーカとして見るようになってしまいました。でもいいのもありました。
M5。もう少しで買うところまで行きましたが、今度は高くて買えませんでした。(笑
128名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 23:02
当時、東のStaxと西のSatinには強烈な日本的オリジナリティーが感じられて、
熱狂的なファンが多かったですよね。我もしかり。

今考えても、Satinの工作精度はずば抜けていたと思います。
M-18のカタログは今でも持っていますが、凄いよね。薀蓄売りの開祖だな。
あの人たち、どこへ行ったのかなあ?
129名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 23:09
グレース(品川無線)のMCを作っていた人たち(スペックスですね)は、今はリンのOEMを作っているけど、サテンはどうなったのか、本当に聞かないね。
130名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 23:14
演奏家固有の音色というと思い出すのは、実際に聞いた中
ではバイオリニストのチョン・キョンファぐらいですかね。
彼女独特のボーイングで、パッと聴いてわかりますからね。
あと、ミドリぐらいかな?
とにかくうまい人は多いが独特の音色って言うのは少ないです。
131FMfan:01/10/13 23:25
128さん
M-117のカタログも持っていませんか?たしか緑色の少し厚手の紙で4つくらい
に折り込むやつ。ゴムがだめとか、ガタがだめとか、さっきの分子の話などが書いて
あるやつ。
そうそう、針交換で特に問題は発生しませんでしたよ。針掃除の時なんかはずして
できるから,カンチレバーの振動を受ける薄いアーマチュアとかいう部分に負担を
かけずにできたので,発電部分が守られて良かったですよ。victorの1000番は
良く音が出なくなる事故が多かったですからね。
132名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 23:26
最近は、オーディオよりも録音、録音よりも演奏家、の方が音色少なかったりして。

確かにガラミアン以降のヴァイオリニストは、音色の区別がつかない人が多いっすね。
有名どころでは、あとムター、クレーメル、カントロフあたりは何とか判るけど。
133名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/13 23:32
>>132
実際に聞いたことはないが、ムター、クレーメルあたりはたしかに
個性的ですな。
でも、ハイフェッツ、クライスラー、シゲティとか。
昔の人たちは確かに個性的、誰が聞いても聞き間違いようがないな。
134128:01/10/13 23:33
持っています。 >131

告白すると、当時は、タテに広げてポスターよろしく壁に貼っていました。(W
135FMfan:01/10/13 23:53
ソニーのバイオトレーサーとかいったっけ。LPの溝を追いかけてトレースするアーム。
まるでロボットだね。あの技術がアイボに繋がってたりして。ソニーのショールームで
いつも釘付けになって触っていた。買えないオープンデッキも。TCー9000だったかな。
自照式ボタンでかっこいいの。カタログの写真を自分の部屋の壁に貼っていたよ。
エルカセットも衝撃的だったな。オープンデッキの良さとカセットの良さの両方を足して
しまったような。メカの動きがすばらしかった。どうしてすぐ止めたのかな。ソニーの2機種
とteac?の一機種しかなかったような記憶。

スタックスのコンデンサーヘッドフォンが有名になる前に、マイクロのコンデンサーヘッド
フォン使ってたけど、良かったね。あまり知られてないと思いますが。マイクロといえば
ダイナミックバランスのアームが欲しくて欲しくて,それが、DD−7とかいうプレーヤーに
載った時には,あこがれの製品でしたね。もっともデザインだけなら、ラックスのプレーヤの
方がかっこよかったけどアームを3009にしないとデザインが合わないという贅沢な物
でしたね。その後はSAEC308のダブルナイフエッジのアームに吸い込まれていきました。
136FMfan:01/10/14 00:13
>>134
おお、すばらしい。どんなだったのかもう一度見てみたいですね。
なにか、これぞSATINの様なフレーズがありませんか?
それと、Mー18のはどんなカタログでしたか?
137名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 00:29
マイクロのDD-7を持っていました。われわれの中での対抗馬はデンオンのDP
なんとかというUFO型にターンテーブルが盛り上がったやつだった。私はデザ
インとトーンアームでDD-7を選んだのだが、音については全く分からなかった。
その後デンオンのPMA700を買い、Spendor BC-IIを買った。それでも全く音の
ことなんかわからんかった。これらの機械は全て今も田舎で眠っている。
138名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 00:35
DENONはこれからデノンと読みます。
http://ebi.2ch.net/test/read.cgi?bbs=pav&key=1001511331
139名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 00:47
>>137
山水のホームページからSpendorのスピーカーの説明が消えた。
売れないから止めたのかな?

ttp://www.sansui-jpn.co.jp/compo.html
140128:01/10/14 01:20
>>136
ちょっと納戸を漁ってみましたが、あいにくちょっと出てきませんね。
その代わり、M-15、New M-11、M-14のカタログが出てきました。

「MC型とかMM型とかいった従来の分類は、カートリッジの本質的なポイントとして
分けるには不十分です。音楽の本格的な再現にとって、カートリッジの鉄とゴムの、
不連続変化による歪が最大の障害となっているのですから、カートリッジは、
鉄もゴムも使わないサテンの<純粋形式>とサテン以外のすべての形式、
この二つに分けられます。」

さすがですねえ。
141名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 05:22
>>126 >>127
最近CS-955のスコーカー入手して、澄んだ音というかベールを剥ぎ取った解像度良い音に惚れ込んでます。
142名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 09:01
>>139
説明なんてあったのか?
昔から製品名が出ているだけでは?
143名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 09:51
>>139
Spendorか、ヨドバシでエレクタにのっかってるのを試聴した事があるが、
ありゃだみだ。位相が崩れてるのか、なんなのかよーわからんが、
音が奥の方に泣き別れに引っ込んで、聴けたもんじゃなかった。

なかなか最近ないぞ?あんな5秒でわかるクソなスピーカ。
セッティングどうこう以前だろ?ありゃ。
144名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 09:55
AU-111が限定復刻?

欲しいけどねぇ・・・
145ユニットの保管:01/10/14 18:14
同軸ファンです。
だんだんと、レッドやゴールドやEやGなどを集めてしまいました。
ほかにも38センチのウーファ類も増えてしまいました。

ユニットを単品で保管をする場合って、
上向き保管?
それとも
下向き保管?
それとも
横向き保管?

以前から疑問なんです。だれか教えてくさいませ。
146名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 18:17
>>143
スペンドールSPシリーズは昔、ステレオファイルのClass A(低域なし)に選ばれた事があるんだけどね。そんなにダメダメでしたか・・・
147137:01/10/14 18:51
スペンドールのツイーターまだ交換できるかな。
一度現在のシステムで鳴らして成仏させてやりたい。
148名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 19:00
新しいスペンドールは悪くない。
149名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 19:01
スペンドールって、いまでもスペンサーさんがいるの?
150名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 22:13
>>149
遥か前に物故したのでは無かったか?
しかしロジャースも無く、スペンドールも無く、ハーベスも一体どうなったのか。
BBC関連のスピーカメーカはKEFを除き全滅だね。
151名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 10:33
蒸し返しちゃうかもしれないけど、ハイエンド派はワインのテイスティングを
楽しんでいる感じ、ヴィンテージ派はワインと料理を楽しんでいる感じの様に
思います。
152名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 11:21
ローエンド派のオレは、ワインより料理よりも彼女との会話を楽しんでいるよ。
153名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 12:13
>>151
何をいいたい訳?
ワイン=オーディオの音質?
料理=音楽?
なんでハイエンド派=音楽を楽しんでいないで、音にしか興味が無い、と勝手に位置付けるのか?
勿論、ヴィンテージ派の様に手に入れたからおしまい、という事はハイエンド派には無くて、ケーブルやら音響補正やらそういうところまで繰り返し吟味するから、確かに音の変化を楽しんでいる様に思うのかも知れないが、もっと良い音を得たい、と使いこなしているだけ。
物さえ買えば、そしてそれを正常に作動させれば終わりという、レベルの低いヴィンテージ派とは所詮、音響に対する姿勢の次元が違う訳。分かる?
154名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 12:16
>ヴィンテージ派の様に手に入れたからおしまい
あんたも決め付けてるじゃないか。(ヴァカ?
155名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 12:22
>>153
本当に蒸し返しちゃっているねえ。

モノさえ買えば満足、という人は、ハイエンド派にもヴィンテージ派にもいるよ。
使いこなそうとする人も、もちろんどちらにもいる。
どちらにしても、いい音出してる人もいれば、?の人もいる。

そういうことじゃなかったっけ?
156名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 13:44
>>153
「音響に対する姿勢の次元が違う」のですね。なるほど。
私にとってはオーディオは音楽を聴くための手段ですので、ハイエンドで
あろうとヴィンテージであろうとどうでも良いのですが、あなたのご意見を
読むとどうしてもあなたが音楽を楽しんでいるようにはみえません。
157名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 13:56
>>153
演奏家の意図と録音エンジニアの意図。
どちらにより興味があるのかな?
もちろん後者だよね。
158名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 14:06
ハイエンド派は全員ハイエンドレベルで優秀で意欲的開拓者。
ヴィンテージ派は全員ただ収集癖があるだけのただの骨董ヴァカ。
もちろん例外なんかない。一糸乱れず全員どちらかに属する。
な?そうだよな?153。
159名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 14:13
>>153
たぶん、Iちゃんだろうけど。
いいかげんでレッテル貼りはやめなよ。
しかも151で言われたことに対して、脳内で勝手に補完して新たな定義付けをして、
それに対してまた反発してるという
かなりこっけいなジサクジエンに陥ってるよ、キミは……。
自分だけの精神の牢獄に閉じ困らないで、ほんとにもっと肩の力を抜いたらどう?
本当に何かを楽しんでいる人間なら、
その対象にもっと大らかな気持ちで接することができると思うけどなぁ?
160名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 14:22
ドカチンに何言っても無駄だよ。
161名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 14:26
もうやめて下さい。
自らハイエンド派と称する人々は今、見えない悪と戦っているのです。
彼の人々は今が正念場なのです。つまらない正論で彼等を窘めるのは
彼等にとっても、ヴィンテージ派やなんでもないごく普通の方々にとっても
不利益です。相手が見えない故、一般の方々にもご迷惑をおかけするかと存じますが
ひとつ、暖かい目で見守ってやって下さい。
162名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 14:29
>>161
おいおい、かばうフリして煽るのはヤメロつうーの(藁)。
163名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 18:13
大体、オーディオファンをビンテージ派とハイエンド派に分けることがおかしい。
もちろん金銭的な問題とか設置するスペースの問題とかでいくつもシステムを入れ
られないケースも多いだろうし、割り切って折衷的なシステムを入れたり、安いシ
ステム我慢していつか家とともに手に入れたいと夢見るのもまたオーディオの楽し
みの筈。だいいちいきなり最高峰のシステムとか手に入れても楽しくないじゃない。
コツコツ買い増して行くのも楽しいもんです。だいたいビンテージ派と見られてる
僕ですが、別にそれにこだわってる訳じゃないです。幸いなことに親父も同じ趣味
(というか僕が親父の感化を受けた)のため、いくつもシステムを聞くことが出来
るのは幸せなことと思います。僕自身はダイヤトーン、JBL,インフィニティを
ベースに3部屋に違うシステムを組んでいますが、最新型のものではなく、昔の機
械のつかい回しです。友人とのオーディオ談議は楽しいですが、いくら機械自慢を
しても友人は鼻白むだけでうらやましいとは思わないのではないですか。はやくそ
の次元を卒業してほしいですね。
159がいいこと言った
165名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 19:08
スペンドールとつまらん話は終わったかな。
166名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 23:43
もっと話が聞きたい
167名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/16 03:03
>>153
> なんでハイエンド派=音楽を楽しんでいないで、音にしか興味が無い、
> と勝手に位置付けるのか?

想像力が乏しい人ほど、根拠もなく勝手に決め付ける傾向が強いみたいですね。例えば

> 勿論、ヴィンテージ派の様に手に入れたからおしまい、・・・

とか、

> 物さえ買えば、そしてそれを正常に作動させれば終わりという、
> レベルの低いヴィンテージ派・・・

とかね。発言者の程度が想像つくでしょ? >>153
168161:01/10/16 03:30
もうやめて下さい。
(以下略)
ヴィンテージとLINN,JBLは荒れますなあ。
好きな人にしかわからない(好きな人だけにわかれば良い)世界に,
わからない人が戦いを挑むという不毛ですなあ。自分に
わからない世界があるって鼻先に突き付けられて冷静でいられる人も
少ないですからなあ。
170名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/16 11:09
黄金期に戻ると、レコードのターンテーブルの重さ競争、糸、ベルト、
DD戦争はどこで決着したんでしたっけ。
私は、トーレンスのTD126を買って以来、情報をシャットアウトし
て今にいたってしまったのですが。
パイオニアのP3は結局、音がよいという評価に落ち着いたのでしょうか?
中古市場でも見かけませんが。
171教えてください:01/10/16 11:27
スレ違いで悪いんですけど、誰か「マイクロ」の連絡先知らない?
修理のことで問い合わせしようと思って、マニュアルに書いてある
TEL番号にかけたら「現在使われておりません・・・」
なんとか「マイクロ精機」を104で調べて電話したら
誰も出ない・・・・
どうなってんだろう??
誰か知っている人いたら教えてください。
172名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/16 11:41
>>170
なんとなく決着しないままCD時代になったんじゃあなかったかな?

でも、その後はベルト+フローティングシステムしか生き残っていないよね。
CD時代になってからの海外の新製品は、ほぼ全てこのタイプ。

DDは音質よりは操作性、保守性でDJ用のイメージだし、EMTが出したDDもダメダメ。
P3は使いやすかったので、そこそこの評価ではなかったかな。

逆に調整のマニアックな糸ドライブも、その後の話はあまり聴かないなあ。

でも、ヴィンテージと言えば、アイドラードライブをお忘れなく。
ガラード、EMTは今でも熱烈な信奉者がいるし、
90年代になって出た寺垣プレイヤーもアイドラーでしたね。
余韻の美しさではベルトや糸に分があるかもしれないけど、
芯のしっかりとした力感の溢れる音は、他に求め難いしなあ。
173カンチレバー細すぎ!:01/10/16 12:04
>>170
エクスクルーシブのP3とP3(a)は一体型DDの中では最高峰として
今でも評価されてます。中古市場には出回らないのではなくて、
出てもすぐ売れるので、じっと定点観測してないと見つけるのは難しいかも。
オーディオ・ユニオンなんかに時々出てますよ。
174名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/16 12:16
やっぱDDは開発が大変なのではないかしら。そこへ行くと砲金削り出し+
ベルトドライブ+ACモーターの方が手作りできるし、それほど高い技術も
いらないんじゃないかしら。あくまで想像ですけど。
175名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/16 12:20
P3やPLシリーズって無音部分でゴロゴロ音聞こえない?
LINNにしてから聞こえなくなった。
176カンチレバー細すぎ!:01/10/16 12:30
>>175
私は高校生時分にムリして買ったPL70-LUを今でも使ってますが、
通常の演奏時にそういうゴロ音を感じたことはありません。
一時サブでPL-30を使ったこともあるけど、
その時も感じませんでしたけどねぇ。
まあ個体差や個人差、どっちもあるでしょうから
なんとも言えないですけど。
177名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/16 12:40
自作リムドライブのターンテーブルで確かにゴロ音を聞いた
ことがあります。もちろん作りの上手下手があると思います
が。あれがリムドライブの欠点と言われた時期がありました。
178名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/16 14:58
ターンテーブルもそうだけど、アームも何だかすっきりしないな。

一時期はサエクのダブルナイフエッジ派とオーディオクラフトのアーム交換
オイルダンプ派に分かれて戦っていたような気がするんだけど、
結局、SMEの3010Rでいいや、かっこいいし。で、終わってませんか?

ああ、FRのダイナミックバランスもあったなあ。
さりげにテクニクスが高感度だとか、いや、高感度ならStaxだとか。
ふふふ、通はオーディオテクニカの業務用3点止め、とかね。
果ては、ダイナベクターの「置くだけ」アームにSatinの上下動しないアーム、
いやあ、楽しい時代だったかも。
179170:01/10/16 15:23
>>178
うちもその SMEの3010R(トーレンス126Mk-III)です。
これはSPUがつくのも利点でした。
180名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/16 15:32
>178
いやその後にテクニクスのリニアスケーティングが出てきて一気に
興味がそっちに行っちゃったんだよ。たしかにインサイドフォース
の問題とか一気に解決してしまった。どれだけ針圧を下げられるか
とかいう議論もあったけど。

まあ針圧そこそこ、感度もそこそこってとこで終わってしまってる。
CDが出てきたからねえ。SMEは高かったし(笑)。
181..Z:01/10/16 18:38
>>172
EMTのDDがダメダメ?
どんな状態で948をお聴きになったのでしょうか?
どのようにダメだったかその時の様子をお教え下さい。
930.927との傾向の違いでも結構です。
182名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/16 18:37
オンキョーのオールホーン型1本100万円くらいのスピーカーの
顛末も教えてほしい。1回だけ聴いたが良いと思った。
183名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/16 19:40
>>181
ここの人たちは自宅で使ったわけでもないのに店先で聞いて
ダメとかいう人が多い気がする
私は930はどうしてもステレオがうまく再生できなかったが
948はステレオ(STD-15)がうまく使えるように調整され
現代的な音になっているのに驚いた
184名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/16 19:52
STD-15ではなくTSD-15
入力ミス.....スマソ
185172:01/10/16 19:53
>>181,183
あっ、僕が言うのは音質ではなくて市場評価(売れなかった)とか、
話題があまり盛り上がらなかった、という意味です。
でも確かに「ダメダメ」は良くなかったですね。スマソ。

正直に言って、948も当時は購入対象外の価格だったので、
そうきちんと聴いてはいませんよ。
単純な印象としては>183と同じでワイドになったと思いましたが、
その代わりそれまでの密度感が薄れてしまい、これでなくては!
という魅力に欠けてしまったようには思っていましたが、
自宅でご使用になっていた(る?)>183さんのような方がいらっしゃるなら、
ぜひその魅力を伺いたいと思います。
186183:01/10/16 20:10
172さん
生意気な口をきいてすみません
930はモノラル盤をOFD-25などで聞くとバランスといい、厚み
といい、すばらしいのですが中域に音が集まるよう調整されて
いるみたいでTSD-15でステレオ盤をかけるとステレオイメージが
少なくどうしてもうまく表現できません
948を持ってきたときTSD-15でもうまくステレオイメージが
表現されました
しかし同時に930が持っていた魅力がなくなっているのも
事実だと思います
私は使ったことがないのですが927DSTだとモノ、ステレオと
うまく表現できるらしいです
187名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/18 00:08
>>182
グランセプターでしょう。今でも現役とか。設計者はタイムドメインという
会社を興して、小さなSPを手がけています。PC用とか言われています
が実力はどうなんでしょう。グランセプターの様に低音は出ないはずも
ありませんが、オーディオ的に見てどうでしょう。富士通テンというのが
イメージとして既に損をしていると思います。
188名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/18 00:25
純粋にワウ・フラッターという観点から見ると、DDに勝るものなしですよね。
ロレックスがいくら高価でも、正確さと言う点ではクオーツに勝てるはずがない。
DDモーターは、ほぼ日本の独占だったから、日本メーカーがターンテーブルの
製造を止めちゃった時点でDDも終わってしまったんでしょうね。
189名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/18 00:34
>>188
ワウ・フラッターの周波数成分がDDは,まずかったのです。ですからマイクロ
のようなイナーシャで,変動成分の周波数を可聴帯域外に追いやったものが
評価されました。正確さといっても、積分値の正確さでDDは瞬時瞬時の変動
があってスタビリティーは悪いのです。結局音が悪いので無くなったというわけ
です。
190182:01/10/18 11:04
>>187
レスありがとうございます。
中古市場に出ているのでしょうか?もう一度聴いてみたい気がする
スピーカーです。
191ATRAC逝ってよし:01/10/18 17:18
話題の本筋からちょっと逸れるかもしれないが、
デンスケ担いで屋外生録とか、オープンデッキ持込みでの
録音会なんてのも流行ったよなあ。
192三菱:01/10/18 22:07
誰か2S-208のツイーターTW501売って、俺のとんじゃった!!
193名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/18 22:52
>>192
はっきり言って入手困難。
2S-305の方ならヤフオクでいくらでも入手できるが。
194名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/18 22:53
日本製のスピーカー、例えばエクスクルーシヴとかダイアトーンDS10000とかは
今のアンプで鳴らすとどういった音がするのでしょうか。
あの頃から、特性がフラットな日本製が最高であると言う意見がありました。
195貧乏人の贅沢:01/10/18 22:59
>>61今ごろレス書いて申し訳ないが、今日始めてこの板見たもんで。
ところで私JBL オリンパスのセンターキャビ持ってます。16オーム
のS7で山水が輸入元の前に輸入された物ですが、残念ながらキャビ
はJBLの資料を元にインペリアル工芸と言うキャビネット屋が造った物
で本物より横長です。さらに私は20年前にある人から譲り受けたもの
ですがお金持ちの人で中にトーレンス124とマランツ7、と10Tだったか
FMチューナーが周波数を日本向けに調整した物とJBLの型番を忘れま
したがパワーアンプ、そしてアンペックスの民生用テープデッキが入っ
ていた穴があいています。そうです今では今は壊れたり売ってしまった
りで全部無く、自作真空管アンプでCDを鳴らしています。お恥ずかしい。
196名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/19 13:15
>>195
しかしそういうキャビって音は悪そうですね(^^;
まあ、今みたいにラックにも音響対策を施して、という時代と違い、もっとおおらかな時代だったからねえ。
197名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/19 14:00
>>196
いやいやどーして音が意外と良いのですよ
トーレンス124にしても頑丈な箱よりも柔な箱の方が
うまくなる場合が多いのですよ
不思議なものですよね
198we:01/10/19 15:40
>ユニットを単品で保管をする場合って、
>上向き保管?それとも下向き保管
>>145
端子をショートして上向き又は下向きに保管するのが望ましいと思います。上下の向きは関係ないでしょう。
メーカーの倉庫で保管されているときも、だいたい箱に入れて横積みですから。もっともスピーカシステムでは横向きになっているので、向きは関係ないともいえるのでは。
但し、端子はショートした方がよいでしょう。

>オンキョーのオールホーン型1本100万円くらいのスピーカー
>>182
開発者の由井氏はタイムドメイン社(HPあり)でYoshii9というスピーカーを出してますよ。ピュアオーディオスレでも叩かれてましたね。
199名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/19 16:29
あげ
200名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/19 16:31
200番ゲット
201名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/19 21:42
スピーカーを横向きにしたままにすると次第にコーン紙が重力で下がって
しまいにボイスコイルがタッチを起こしガサついた雑音を発生することが
あります。
これを避けるためにスピーカーの取り付けの上下を2年に一回程度入れ替える
ほうが長持ちしてよいのです。
フィックスドエッジのものではハッキリとは分かりにくいのですが
ギャザードエッジのものではあきらかに下になった部分が重力でつぶされて
しまっている例が少なくありません。
ユニットの長期保管では端子をショートしたうえで前面に保護用の薄い板か
金網を長めのビス・ナットで留めておくると安心です。
上向き・下向きは半年に一度ぐらい入れ替えるとさらに良いでしょう。
202名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/19 21:47
どなたかクォードのESLを上手に鳴らした方はいませんか?
私は一度も良い音を聴いたことがありません。
203名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/19 22:51
>202
あれはH.Q.Dシステムのミッドレンジとして使う物です。
マークレビンソンが上手に鳴らしていたという噂です。
204京都人:01/10/20 05:05
>>202
ESLは後ろのフェルトとグラスウールを取ると良くなります。
そのままですと音がスピーカーに貼りついたように前後の開放感が損なわれます。
これはESLに限らず、STAXのものでも同様です。
あとはセッティングが重要です。
FMfanさんが15年以上をかけて追い込んだものを聴くと、世間で言われている
ESLの弱点は単に鳴らし方が悪かっただけだとわかります。
205名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 07:07
>>203
H.Q.Dシステムですが、私の友人は、ESL左右各2枚、それを
固定する台、デッカのスーパートゥイーター、マークレビン
ソンのプリまで買ったところで破産した。
206名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 12:33
>>198 >>201
保管時に端子ショートさせる根拠を教えて欲しい。
輸送時には電磁制動が掛かるから有効だが、静止保管時にショート
させても何の意味もないと思うが。(まあ、害もないが)
207名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 12:44
地震が起きたり、片付けや取り出しのときにうっかり落っことしたり、
そういうことは考えないの?
208名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 12:47
他のスピーカーからの音を吸わないようにショートする。
209206:01/10/20 13:01
>>207
そういう事態に対しては、端子ショートは殆ど無力では?
そもそも尋ねたかったのは、「静止保管時」のハナシ。
地震が起きなかったり、間違っても落とさないように扱ったり
すれば、端子ショートは不要?

>>208
こちらは一理ありますが、輸送時ショートの必要性と比べる
と、どの程度振動の悪影響があるのか多いに疑問です。
やはり気休め程度?
210名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 13:03
そんなに端子ショートって、めんどくさいかねえ? もしかすれば、
被害が少なくなる可能性があるからショートしときましょうか、で
なぜいけないのかなあ。それとも単に議論のための議論か?
211名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 13:04
>210
会議なんかで、嫌われるタイプだな206=209は。
212名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 13:05
> 間違っても落とさないように

人間のやることに絶対はないよ。
213206:01/10/20 13:07
そう、議論のための議論。
迷信は排除しておきたいもので。
迷信でないなら根拠を示せるはず。
214206:01/10/20 13:16
>>211
アナタは会議でチャチャ入れないと気が済まないタイプ?
嫌われはしないけど、役立ちそうにもないね。
(お耳汚しですいません単なる買い言葉ですので>>第三者)
215名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 13:16
根拠はでてるじゃん。それに防振台の上で保存するわけでもないし。
端子ショートなんてなんも手間じゃないし。
オマエ、氏ねよ。議論のための議論は、逝って良し。
216名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 13:18
>206
オマエは、役にたたないだけじゃなくて、害になるタイプだな。
一言居士だろ?
217名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 13:18
206は、もうくるな!!!
218名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 13:19
こういうヤツが会議を長引かせたり紛糾させたりするんだよな、あーあ
219名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 13:20
まあ、アタマ悪いのは確かだな。206本人が自覚しているかどうかは
疑問だけど。
220名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 13:21
>219
ぜってー自覚してないって(藁
206の発言は問題ないと思う。
反対意見のほうが厨房だね。それが何か?
222まあ落ち着いて:01/10/21 08:14
このスレは50歳前後の人が語るとこだと思ったら、お若い方がまた暴れてますね。
オーディオマニアは短気では良い結果は得られませんよ。
こんな論議をしているぐらいだったら今からでもオーディオ専門店に言って、面白い
ネタを探してきてくださいよ。
223名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/21 10:34
>>204
初代ESLはエレメンツの寿命はどうですか?
ESL63は私の周りで使っている人達は数年〜10年でダメになっています。
224名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/21 11:14
何で駄目になるの、腐食?
225名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/21 11:16
>>224
湿気だよ。
湿気で埃が振動板に付いてダメになる。
226名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/21 11:48
 ばらして洗えば?怖い?(ぷ
227名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/21 11:50
マーチンローガンは耐水性の振動板だけど、あの当時のESLは普通のマイラーだと思うので、水なんかに漬けたら破けると思うが。
障子を水で洗う様なもの。
228名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/21 11:51
63の話?
229名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/21 14:10
>>227
金魚すくいみたいだね
10年でダメになるとはひどい話ですね。
電源をアンプから取るようになっていましたが、あれも何とかした方がよい
のでしょうね。
参考までにクォード以外でESLに合うパワーアンプを教えていただけますか?
231名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/21 18:09
クレル。
232名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/21 18:10
スペクトラル
233230:01/10/21 21:05
>>231, >>232
ありがとうございます。グラスウールなどの処理をしてある程度の
改善がみられたら考えてみます。
木の足には何を履かせたらよいですか?
234名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/21 21:08
>>233
初代ESLならやっぱヴィンテージ級のレヴィンソンじゃ無かろうか。ML-2とLNP-2の組み合わせとか。
レヴィンソンのモジュールなら未だ直せるみたいだし>LNP-2。
今やなかなか良いのは手に入らないけどね。
235FMfan:01/10/21 22:41
>>202
しばらく見ていませんでしたので,ご返事が遅れました。
ESLとは17年くらいのつきあいです。>>127で述べたもっと高い違うの
とはESLのことです。量産品最後の新品を手に入れました。古いのとは
まず、特徴のある保護板が金色から薄茶色に変わっています。
電源ケーブルも直だしから、ソケットに。このタイプをお持ちの方は少ない
のでは。
で、音ですが、まず、カバー内のフェルトを全て取らなければなりません。
これは、簡単に取れますが、背面のカバーをはずすために,何十本もの
ビスを取る必要があり、これが、マイナスビスのため手こずります。
私は純A級アンプで駆動していますが、このSPの特徴である微少信号
のリニアリティーの良さを発揮するためには、相当良いアンプを要求し
ます。恐らく、この敏感な音と力のある低音のエッジを出すにはこのSP
以外では難しいと思います。コンデンサーが力のある音?と疑問に思わ
れる方がほとんどだと思いますが、エッジです。楽器で高い音が出る時
も音程とは関係のない、低音を含んでいますが、ほとんどのSPでは
出ていません。バイオリンの弓の方向を変える時には,かなりの低音が
発生していますが、ほとんどSPでは音符の音だけの再現しかできず
リアルさが乏しい音です。ESLでは,(他のコンデンサーも出るとは思い
ますが)その表現がすばらしく、振動でなく、音波で腹を圧迫する強さの
ある音がします。低域の音の遅れがないから、全てのスペクトラムの
時間軸が揃っているからでしょう。これがずれていると量感は出ますが
ふやけた分解能の悪い低域になってしまします。もちろん、箱鳴りも構造
上皆無ですから、この魅力にはまってしまうと、箱のSPには,相当の
レベルの物を求めることになるでしょう。
中高域の美しさ,肌理の細やかさなどは今更述べるまでもありません。
巷で人気の高級SPと比べても、まだまだESLを追い越したと思われる物
は少ないように思います。
強敵は,ローサーとアンサンプル。
少し長くなりましたが、最後に置き方が肝心です。10年かかりました。
ミリ単位の調整が必要です。置き方と音の傾向のデータを何百通りと
検討した上での音です。適当に置いた場合の音の印象は捨てて下さい。
しかし、ESLを上手くならすには、相当苦労することは事実です。
ほとんど人は,途中であきらめてしまっているのでは。
236名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/22 21:10
>>235
ローサーは聴いた事が無いので分かりませんが、アンサンブルのプリマドンナは昔使っていましたが、独特の、内省的な音が魅力的でしたね。ただ高域がヒステリックになる事が多く、使いこなしは結構大変でしたね。
でも歪みの少なさと言う点では最近のハイエンドスピーカの方がアンサンブルより優れているし、音的にも健康的だと私は感じていますが・・・

あとオリジナルESLでは無いですが、ESL63のスピーカを使っていた人は結構1000万円近いスピーカにしていました。これですら、ESL63の良さには未だ叶わないと言っていますから、矢張りコンデンサー型の歪みの少なさは大変なものです。

ところでカバー内のフェルトとは何の為に入っているのでしょうか?
237名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/22 21:53
>>236
アンサンブルの音は、評論家もよく高域が強調された音と書いていますが、そうでしょうか?
私には、非常に優しい決してヒステリックにならない上、高分解能な音しか聞いたことありま
せんが。最近のハイエンドの28mm口径のツイーターでは、あの様な細やかな音は出ませんが。
聞いている音量の違いでしょうか?私は大音量派ではありませんので。
238名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/22 22:16
>>236
アンサンブルの音は、評論家もよく高域が強調された音と書いていますが、そうでしょうか?
私には、非常に優しい決してヒステリックにならない上、高分解能な音しか聞いたことありま
せんが。最近のハイエンドの28mm口径のツイーターでは、あの様な細やかな音は出ませんが。
聞いている音量の違いでしょうか?私は大音量派ではありませんので。
239236:01/10/22 23:11
>>238
私も大音量派では無いのですが、耳に直に当たる様に置くと、ゴールドムンドのパワーアンプを使っていた所為かもしれませんが、矢張り高域は相当きつい印象でした。

ところで最近出てきたヴェリティオーディオのパルジファルに付いているトゥイータユニットがアンサンブルそっくりでした。
240237:01/10/23 00:20
ESLを買う前は、コンデンサーヘッドフォンを15年くらい使っていました。高域の荒さと全帯域の時間が揃う音
が当たり前になっていましたから、ダイナミック型はとても分解能が悪く、余計な音がするのが気になります。
分解能と箱の音と立ち下がりの遅れが課題だったのでしょう。しかし、どうしても剃刀の切れ味にはならず、い
いとこ包丁ですかね。傷口が荒れてしまいます。でも、アンサンブルはメスの切れ味でした。脱帽。
241名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/23 00:25
>>240
ダイナミック型はアンサンブル以外にどんなスピーカを聴いていますか?
アヴァロンとかウィルソンとかエッグルストーンワークスとか、ゴールドムンドのエピローグ、クレルのLAT-1はコンデンサー型と較べ遜色ない分解能はあると思います。
切れ込みという点ではゴールドムンドのエピローグ1+2がその中でも一番優れているでしょう。
242名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/23 00:34
>>241
「エッグルストーンワークス」が「コンデンサー型と較べ遜色ない分解能はあると思います。」

本当?
243名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/23 01:17
>>241
アヴァロンとエッグルストーンワークスは聞いていません。それ以外は聞きました。クレルもウィルソンも違うんだな,
コンデンサーの分解能とは。太い高域ってかんじ。だから包丁。フォーカルのツイーターの分解能は良いけど、強す
ぎ。バイオリンの弦の素材が違って聞こえる。ムンドのは期待感はあるもののツイータが普通でしたね。ツイーター
というか、高域だけ良かったのはルアーク,2wayの小さな奴。問題は分解能だけでなく、しなやかさというか肌理
細やかさ。コンデンサーヘッドフォンで10年鍛えた耳ではすぐに分かってしまう。ほとんどの人はそんな経験がない
と思うので。ソナースファーベルもあまり誉めた高域はしていないと感じます。
244名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/23 01:20
>>241
どちらが好きかは別として、「ESLとアンサンブルに共通する何か」は、
これらのスピーカーからは聴かれないと思ふ。

それは「分解能」と言うよりは「繊細な切れ味」というようなものだと思いますが。
245名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/23 01:50
>>244
それそれ!そういう感じです。文才の違いかなぁー。ちょっとショック。
246名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/23 13:29
アコースティックラボのステラメロディーやオーパス、色んなところで聞いたが、
決してきれいな高域ではなかった。評論家はべたほめだがどういうことだろう?
フォーカルのTWだと思っていたが、Fostexのだという情報。
247名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/23 21:06
>>245
君の文才の無さがコンデンサー、アンサンブルのみが優秀なスピーカと言う誤解を生んでいる。
私も>>244の表現なら分かる。
248名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/23 21:08
249名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/24 15:23
私は良く鳴っているESLを聴いたことがないので確信を持って
言えるわけではないのですが、ヘッドフォンのStaxのSR-ラム
ダを長年使った印象では、コンデンサー型のスピーカーは何か
特有の音(膜の音?)が乗っているように思います。
ヘッドフォンについていえばダイナミック型の方がHi-Fiでは
ないのかもしれませんが、音に元気、質量?が感じられ、音楽の
温度が高いように思われます。
250we:01/10/24 15:32
>>235
>>236
フェルトが不要ならQUADはどうしてわざわざ入れているのか。製品に手を加える前にその理由は考えないの?
背面の壁とESLとの距離によってはフェルトを取らない方が良い場合もあるのでは?
251名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/24 15:51
>>247
まあまあ、でもなかなか言葉で伝えるのは難しいですよね。

確かに、特にヴァイオリンの音を追求し始めると、ある麺では、
他の部分を犠牲にしてもこだわらなければならないところがありますよね。
AXIOM80しかない、とか、果ては電気はダメでSPに限る、とか、
それもまた楽しそうだなあ。

>>249
コンデンサーが「膜臭い」というのは、ダイナミックの「箱臭い」のと一緒で、
宿命的なところがありますよね。どちらもいかにそれを感じさせないかが勝負、
なのかもしれませんね。
252名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/24 18:31
>>249,251
音楽じゃなくて、音を聞いてみてください。膜臭さがあるでしょうか?
ダイナミックSPで慣れると付帯音が当たり前になって、それがない
あるいは、違うものを 違和感として捕らえるのではないでしょうか?
とにかく、直接耳で聞くことのできる音との差として聞いてみてください。
>>250
フェルトやサランネットの害は、他のスレで述べられていますので
そちらを参照してください。
253251:01/10/24 19:38
>>252
「膜臭さ」という言葉も曖昧ですが、コンデンサーにありがちな鳴り方というのは、
確かに感じますよ。QUADにも、Staxにも、マーティンローガンにもある。
オールリボンのアポジーにはなかったので、やはり膜なんじゃないかと思いますけど。
低域のパワー要求にアンプが追いつかない場合に顕著な音かもしれませんね。
しかも、たいてい追いつかないし。

ちなみに私はスタックスのイヤスピーカーは25年以上使っていますし、
ESL63PROを5年以上使っていた経験がありますので、
ダイナミック型に慣れすぎているとも思いませんが、
コンデンサーにすれば全て解決、とはいかないのが現実だと思いますよ。
254249:01/10/24 20:31
>>252
251さんの仰るとおりだと私も思います。
二つの方式は違う方向に生の音との差があるように思います。
255名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/24 23:34
>>253
膜くささが残る鳴らし方は普通の人場合。10年以上かかって鳴らし方を
検討した人にはあてはまらないかも。
スタックスのイアスピーカは良くできているが、スタックスキャラクターがある。
私はラムダpro-sigを持っていますが、独特の色があります。
フォンテックリサーチのにはそれが少ない。63ProとESLは別物です。昔
は気に入っていましたが,ピュアな音を求めると63のあの電気処理が耳
につきます。
256名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/24 23:38
音楽を聞く状況以外で、生活の音をSPの前に座った時と同じ様に真剣に聞いて
いる人は,マニアでも少ないと思う。一度、普段の生活の音を目をつむって
オーディオを聞くつもりで聞いてみては。音の定位、頭を動かした時の変化、
低域の耳の処理、ダイナミックレンジの圧縮の仕方など、自分の体の特性
を知ることができる。目で見える場合の音の処理と見えない時の音の処理は
明らかに違う。恐らく、定位などは頭で想像しているのと随分違うことに
気づくでしょう。お試しあれ。
そして、SPの音の評価をしてみましょう。違った結果になりますよ。
257名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/24 23:41
例えが,極端ですが、発泡酒はビールと味が違います。どんなに工夫しても
理由は分かりませんが、発泡酒はすぐ分かってしまう独特のにおいがあります。
これが、箱臭さ。ウィスキーも安物は独特のアルコールのきつさが残って
居ます。旨いものにはそれがない。ヴァランタインの30年物とかブランデーで
いうとXOを体験するとナポレオンでも物足りないのと同じだと思います(不幸?)
258名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/24 23:47
>>253
確かにアポジーにはコンデンサー型特有の癖は少なかった様に思います。音にボディがあるというか。
コンデンサー型は音像感が希薄な感じは確かにします。これが膜臭いといわれているところなのかな?
同じコンデンサー型でもクォードとマーチンローガンは全然音が違っていましたが、唯一似ていたと感じたのな、
音像感が希薄なところでした。血が通っていないというか・・・

ところで>>253さんはマグネパンは使われたり、聴いたりした事はありますか?
アポジーより更に癖が無い音ですよ。
結局のところ、アポジーもマグネパンもダイナミック型なので、コンデンサー型と普通のスピーカの間という感じの音になりますね。
259名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/24 23:57
アポジーにも特有の癖はあったように思います。膜の音とかじゃなくて、音が重い。
高域もリボンのイメージではなく、太め。ただし,音は強い。繊細感を求めると,ちと
問題。マグネパンは,高域が落ちていた,中域がパンパンしていたという記憶あり。
260名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 00:06
>>259
クァシリボンタイプもですか?
クァシリボンタイプのマグネパンの印象を高域が落ちていたと感じるなら、シャリシャリの音が好みなのだと思うぞ。
261名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 00:18
>>260
20年以上前のことなんで,マグネパンというだけでタイプは不明。管物が生々しかったが・・・
高域が落ちていたという記憶だけです。それとやたら大きかった。畳を立てたような。
どんなタイプがあるんですか?
262名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 00:22
>>261
クァシ(疑似)リボンとリボン、マグネプレーナを使ったMG20Rには高域が落ちている印象は無いですよ。
リボンやクァシリボンを採用しはじめたのはこの10年くらいなので、今のマグネパンの音は全然違うでしょう。
私がアポジーより癖は少ない、と感じたのは10年程前からのマグネパンのスピーカについてです。
263彰篠宮:01/10/25 00:25
アポジーもAPOGEE、DIVAクラスになると低音も
アンプ次第でかなり雄大に再現し、中音が張り出している
というイメージは有りませんよ。
それに音の軽さが特徴であるスピーカーに対して、音が
思いというのは得心が行かないなあ・・・
264251=253:01/10/25 00:37
もちろん、アポジーにもコンデンサーとはまた違う、独特の鳴り方を感じますよ。
ただ、比較対象が無いので、どこまでが方式の問題なのか、製品の問題なのかは、
ちょっと分り難いですね。

マグネパンは良く聴きましたよ。僕が聴いていたのは、もちろん箱臭さがなく、
高域も良く伸びていましたよ。一番大きいタイプでしたが、>259さんの仰るのは
もう少し小さい方のモデルではありませんか?

>>255
フォンテックリサーチとは懐かしいですねえ。確かに、Staxより自然だった印象
がありますが、比較対象がまだSR-Xだったからなあ。一聴すると地味なようで、
なかなか味わい深い製品でしたね。アフターが心配で購入しなかったのですが。

ESL63Proの電気回路は、仰る通り、追求していくと手を入れざるを得ませんね。
結局、僕はあまりに大袈裟になり過ぎると思い、そこで手放しました。
今は普通の小型2Wayで平和な日々ですが、チェンバロとブロックフローテなどを
聴くと、やはり思い出してしまいますよ。
265名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 00:38
>>263
相当に悪いアンプを使った印象だと思われ>>259
266名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 00:41
>>264
リトルスージーSMGaを20帖近い部屋でレヴィンソンで鳴らしているのを聴いた事がありますが、高域が落ちているという印象は無かったですね。
ただ狭い部屋で使うと、干渉するのか高域が落ちます。(7帖で鳴らした経験あり)

267名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 00:41
>>263
DIVAとCaliper-Sigを聞いた印象です。低域は最低域を含めてビックリするほど出ます。重いと
というのは,反応のことではなく、密度と力のことです。ピアノの低音は,あんなに強くて破壊力
があったっけ,という印象からの評です。軽いかっていわれると?です。中音は全然張り出して
ないと思います。むしろ引っ込み気味。
268名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 00:49
>>267
掛けたピアニストにも寄りそうだね。
ポリーニやアルゲリッチなら、そういう強い音でも良いと思うけど、リヒテルやミケランジェリまでそういう音で鳴るとすると、問題だ。
>>267さんはどなたの演奏されるCDを聴いたのでしょう?
269名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 01:09
>>268
たっ確かに。もし、本当なら低音で過ぎ。
ヤマギワで昔聞いた印象とずいぶん違うな。
270名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 01:15
ジャズも含めていろいろな人を聞きましたが、全般的にそうでした。同じ場所でSTAXなども聞いています
し、他の場所でもちょっと聞いたことない特徴のある音なので記憶に残っています。ピアノは鉄骨でできて
居るんだというのが良く分かる音という表現はどうでしょう?
271名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 08:35
>>270
そうなんですか。
プロのピアニストの凄さの一面を感じさせる再生と言う感じでしょうか。
私もアポジーを使っていましたが、そこまで強烈なピアノの印象は無かったですけどね。
寧ろ、軽快で柔らかい感じを受けたのですが、個人の受け取り方には差がありますね。
272baka:01/10/25 13:28
>ヴァランタインの30年物とかブランデーで
>いうとXOを体験するとナポレオンでも物足りないのと同じだと思います(不幸?)
>>257
「XO」は、メーカー自身が決めるブランデーの等級で、VO→VSO→VSOP→XOの順で等級が上がる。
「ナポレオン」は、上記等級とは関係無しに、メーカーが自社製品中の高級品につけるニックネームのようなもの。
両者は比較対象にならない。
そんなことも知らずに喩えにするとは、本当に不幸な奴(藁
273名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 18:27
>>271
装置の違いかも知れませんね。パワーはSTAX DMA-X2,CDはWadia 2000
プリはレビンソンのNo.28Lでした。
274横レスだが:01/10/25 18:32
>>273
それだ! そのStaxのパワーが原因だと思うな。
ああ、すっきりした。
275名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 21:08
>>274
STAXのパワーアンプは聴いた事がないのですが、そんなに重い音のアンプだったのでしょうか?
それともアポジーとの相性が悪かったとか?
276名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 21:16
>>274
STAXをちゃんと聞いたことありますか?
277名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 21:36
>>276
クレルの当時の入門機であるKSA-80Bでアポジーを鳴らしても重い感じはしなかったのですが・・・
重いアポジーと言う印象を持たれている方はスタックスのパワーアンプを使っている方だけなので、自ずとスタックスで鳴らしたアポジーは音が重くなる、と>>274さんは推論したのだと思いますが。
278名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 21:44
当時のスタックスの社内にはアポジーは置いてあったような気がしたが。
279名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 21:46
>>278
幾ら何でも自社でコンデンサースピーカを開発しているのに他社のスピーカは入れていないと思うが。
比較の為になら導入していたのかもしれないが、少なくともメインでは無いでしょう。

オーディオテクニカと勘違いしているのでは?
280どーでもいいが:01/10/25 21:54
>>272
通りすがりのものだが、有名所っていうか普通のとこは慣例上
VSOPとXOの間にNapoleonを置いてるんだから
そんな偉そうに揚げ足取らんでいいと思う。

まあXOを飲み飽きてNapoleonが物足りないっていうのは
例えとしてどうかとは私も思うけど。
281名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 21:59
>>279
どこのメーカーもリファレンスはひとつじゃないんだよ。それは常識。
あの会社のキャラからして唯一許せるダイナミック型だろう。(w
282名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 22:16
別の通りすがりですが、昔ワタシをジャズ好きに洗脳した友人が
クライスラーのスピーカーを使っていると言ってました。
壁にぶら下げる真四角のやつで、今となっては音を聞く機会も有りません。
もしかして所有していたヒトは居ますか? どんな音がしたんでしょう?
安物でしょうが、急に思い出してちょっと気になっています。
283名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 22:30
問題にしているのは,アポジーの音です。あくまで比較はコンデンサーSPです。
箱が無いけど、アポジーは何か独特の重さがあるということです。それはコーン
型でも出せない強さがあるということです。
DIVAを持っている人もそういないと思いますが。
284274:01/10/25 22:38
>>275ー276
Staxのパワーアンプは買おうかと思った程度には聴きましたよ。
音が重い、というよりは厚いという印象でしたね。
しかも脂っこさは、まるで無い。独特の世界だったと記憶しています。
指揮者で言うならハイティンクの音がちょっと近いかな? というような・・・

私もアポジーはクレルとの組み合わせで聞いて、どちらかと言えば軽い、薄い、
という傾向だと思っていました。でもStaxとの組み合わせなら、何となく納得です。


ただし、モデルは違いますけど。
285名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 22:47
独特の低音は,Wadiaのシステムのせいかも知れません。当時、260万のCD
プレーヤーはぶっ飛びですね。フレンチカーブコレクションという特殊なDSPでの
世界で、体験したことのある人はそういないでしょう。
286274:01/10/25 22:55
>>285
ちなみにWadia2000は使っていたけれど、
低域は厚くも重くも無いが、芯の強さはありましたね。
287名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/25 23:21
>>282
クライスラー。友人の家に、その正方形でちょっと薄型、ありました。
たしかCE-1aとか、そんな型番だったかな? やはり壁にかかっていた。
記憶ではクライスラーはちょっと高級なイメージでしたが、
比較の対象のレベルが低かっただけなのかも。

音の記憶も曖昧ですが、ズバリ、パイオニアとテクニクスの中間的な傾向
だったような。あるいは和製AR的な鳴り方というのか、柔らかい音で、
どちらかと言えばクラシックファンに人気があったと思います。
288名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/26 00:01
70年代後半にデジタルが出現。PCMプロッセッサーの登場です。プロの世界では
当時DENONがPCM録音を始めていました。ノイズリダクション戦争よりも前のことです。
まさか、CDが登場してこんな状況になるとは思いませんでしたね。CDは当初
DADと呼ばれていました。80年代の最大の発明ですかね。
289名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/26 00:36
>>285
2000の後継機である#9ならついこないだまで使っていた。
#9は発表されて既に8年は経つのに今でも古さを感じさせない音だった。流石です。
でも低音が厚いという感じはしなかったですね。
2000の特徴だったのかもしれません。
290京都人:01/10/26 03:10
>>250we
昔は、スピーカー振動板の後ろから出る音(逆相)は極力消すべきであると考えられていて、
その手段として吸音材を多用していました。(なかば習慣的に)
 昔の密閉型はもちろんバスレフ型も現在から比べると多量の吸音材を使用していました。
コンデンサー型のものについても同様の考え方があったものと思われます。
従って裏の音についてフェルトやグラスウールで吸音したのでしょう。

また昔のアンプでは制動しきれなかった振動板の動きを吸音材でダンプする意図もあったかもしれません。

ここで一つ基本に戻りますと
スピーカーから発生するエネルギーの周波数分布は音楽信号のそれと比例するべきです。
しかしながら振動板から出る元の音(音楽信号と比例している)に吸音処理を行うと、吸音材には特有の周波数特性があるため
トータルとしてスピーカーから出る音のエネルギーの周波数分布に影響を及ぼすことになります。
多くの吸音材は高域の吸音効果が強いため、スピーカーの高域の微細な情報が失われやすくなります。
具体的にはチェンバロなどの響きの余韻の長さが明らかに短くなって伸び伸びしたした感じが損なわれます。

振動板の後ろから出る音を積極的に利用しようというのが最近の流れです。
セッティングの工夫により、後ろの音を殺さずに前の音にうまく加えてやることによって
より快適な響きを作っていくことが奨められています。
スピーカの後ろの壁の吸音もほどほどにした方が良いという意見が多くなっています。

これらのことからか最近ではQUADもESL63以降には吸音材は使用しておりませんし、
スタックスの最終のスピーカーでも吸音材は不使用でした。マーチンローガンもサウンドラボも不使用です。
同様にコンデンサーヘッドフォンの吸音材も最近のものは昔に比べるとかなり少なくなっています。

この背景には昔に比べてソースが良くなってきたことも考えられます。
音の情報量の変化がよくわかり易くなってきたのかもしれません。

また別の理由としてQUADのESL(旧型)ではフレームが弱く、裏のパンチング板が補強の一部となっています。
輸送の際などにパンチング板を支えるという意味でフェルトを入れていたこともあるかもしれません。
あまり輸送することがない方が自分で使用する場合はフェルトを取っても大丈夫と思います。

もちろん後ろの壁に押し付けるなどしますとひどい音になる事はコンデンサースピーカーの常識です。
これは吸音材のあるなしに関係なくそうなります。少々の吸音材で救えるようなものではありません。
291baka:01/10/26 16:11
>>290
よく分かりました。ありがとう
292名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/27 01:32
>287
ああ、有難う。
すごく分かりやすい表現です。
部屋が狭いのでああいった壁掛け式の
小型のスピーカーが欲しいと思ったときに
思い出したもので…。
293名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/27 20:47
それにしても、この時代はテープが主役だったような気がする。オープンデッキを
装置の中に持っていないマニアは少なかったのでは。カセットも実力を上げてきた
時代だし、エルカセットの登場もあり、LPプレーヤとともにソースの主役,いや、
その録音機の活躍の比率はTUNERが一番高かったであったからTINERが準主役。
コンポの中には必ず居た。今や雑誌で取り上げられることも無くなって寂しいコンポ
になったものだ。
294名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/27 21:31
オープンリールは値段も実力もケタ違いのプロ機の勝ち、な世界だったので、
どうも馴染めたかったけど。アマチュアの発想っぽいテクニクスのローディング
メカにはちょっと気を引かれた。

その点、チューナーは純コンシュマーだったから、セクエラのようなとんでもない
製品があって楽しかったな。プリメインアンプには必ずペアチューナーがあったなど、
今から考えると、その内実や推して知るべし、なんだろうな。
295名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/30 13:26
あの頃の国産スピーカーの実力はどのくらいだったのか。
耳が覚えている人がいるうちに聞いておきたい。
特にダイヤトーンとオンキョーの製品について。
296名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/30 15:33
DS251MK2だったか、最高の人気で、最低の音の記憶。とにかく高域が汚い。
297名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/30 15:37
DS251好きだったですけどね。元祖ドンシャリ
298名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/30 16:14
「DIATONE DS-5000 」のスレがあるよ。
ヤマハの451というのも売れていたな。楕円の平面ウーファと
いうのもあった。
299名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/30 16:17
>>295
おいおい、人のことをもう直ぐ死ぬように言うなって。 (W

ダイヤトーンはDS-28になって初めて、ちったあマトモなバランスになった。
バカ高い局用モニターは辛気臭い音だったが、流石に質感は高かった。

当時のオンキョーはM-6という「プアマンズJBL」?のイメージが強いけど、
実はあれが一番良くなかったかも。それでも売れた。オレも買った。

面白いのはビクターで、ヨーロッパ志向のとアメリカ志向の製品と、両方あった。
アンプなどのコンポーネンツではブリリアントな?純アメリカ系の音だったのに。
ヨーロッパ志向のSX-3はDS-251よりはるかに良いバランスだった。

ヤマハの減点法で虐めぬかれたシステムは、音楽を聴く気を大いに殺ぐ鳴り方。
嫌な音がしないという点では、パイオニアが一番だったかもしれないな。
その代わり、いい音も全く出なかったんだけど。ボケボケ。

ユニット単体では、もう少し評価できるものはあったような気がする。
YLのホーンとか、パイオニアのリボンとか。
300名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/30 16:20
あげ
301295:01/10/30 20:18
>>299
レスありがとうございました。
私が初めてスピーカーを買おうとした頃流行っていたのが、DS251
ヤマハ451、ビクターSX-3でした。
結局、しばらくFE-103を箱に入れたもので我慢して、結局はスペン
ドールBC-IIになりました。
299様の御長命をお祈り申し上げます。
302名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/31 20:48
70年代はパイオニアが強かったな。上手い宣伝につい引っかかり買わされて
しまった。買って良かった物は何一つなかった。何も残っていない。いや、1つ
あった。JPー501。今や登場の場面がないが、残っている。
303名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/01 20:54
>>299
そういや、M6は評論家の瀬川冬樹氏も手放しで誉めていた記憶がある。
304名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/01 21:01
M6かぁ。欲しかったなぁ。クラシックとかじゃなくて、アースウィンドアンド
ファイアとか上手くならしてたなぁ。バックロードホーンの醍醐味を初めて
知ったSPだった。すごく歯切れが良かったという印象がある。
SXー3とは,対照的だった。今聞くとどうなんだろう。
305名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/01 21:05
>>302
JP−501は、漏れも買ったよ。
まだ、廃番になってないんじゃないの?
306名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/01 21:07
>>305
JP501ってブチルのターンテーブルマットの事だっけ?
307名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/01 21:09
701?とかに型番かわっているはず
308名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/01 21:18
>>305,306
みんな同年代だね。長岡鉄男のお薦め品だったからね。
309名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/01 21:26
>>307
え、ほんと????
あーあ、金が有ればまたアナログやるんだが・・・
310名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/04 11:19
>>287クライスラーのサイコロみたいな機種はCE−5だと思いますよ。
CE−1aは私が使っていた30センチウーハーの3WAYで5は20センチ
ぐらいのウーハーだったけど3WAYだと思います。どう言う背景の会社
だか判りませんが私の印象では突然オーディオ業界に現れて来た割には
しっかりした商品だったのが印象的でした。
311名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/04 13:15
>>304
M6はバスレフじゃなかったっけ???
312名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/04 20:13
>>311
M6はバックロード!
313通行中:01/11/04 20:48
>>312
残念ながらバスレフじゃ。
314名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/04 21:06
sage
>>311
オンキョーM6だろ? バスレフだよ。
しかもポートとツイーターを左右入れ替えられる構造だったよ。
何にしてもパワーには強かったねえ。
316京都人:01/11/07 02:16
>>310
クライスラーは昔AR(完全密閉型の創始)の輸入元でした。
その関係でいろいろ学ぶこともあったのではないでしょうか?
317名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/08 06:53
>>316そうだったんですか。ARが出たときは衝撃的でしたよね。大きな
ウーハーをあんな小型の箱に入れるなんて本当に大丈夫なのかと思い
ました。しかしグッドマンからマキシムが出て、(当時は名門でしたから)
信用するようになりました。でも想像するにグッドマン社の技術者もAR
にはかなり衝撃を受けたんでしょうね。しかし、さらに小型のシステムで
対抗してくるところはすばらしいと思いました。ネーミングも高級料理店
の名前をかけて小型でも最高だよって言っているように感じましたよ。
318名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/10 17:09
当時は、ターンテーブルとアームとカートリッジを選んで、
好みのキャビネットで組むのが流行っていましたね。
みんな単純に個々のパーツの性能の和が良い音につながると信じていたかも。
319:01/11/13 14:51
>>315
M6はただのバスレフなんだが、当時のバックロードホーン人気に便乗しようとして、スリット付きのポートがホーン動作をしているとカタログに大嘘を記載していた。
304はそれを信じ込んでるか、ただの勘違いだろ。
320名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/16 00:00
テクニクスのリニアフェーズSPは結局,B&Wにお株を取られてしまったような。
321名無しさん@お腹いっぱい。
瀬川冬樹氏さえ生きていたら日本のオーディオはこんな状態にならなかったのに。
4チャンネルブームのとき一人だけ沈黙を守っていたのが懐かしい。