居酒屋白木屋（株式会社モンテローザ）

ディズニーランド

「泣き寝入りしないぞ」

　この夏、東京ディズニーランドで働く青年たちに
「寝耳に水」のできごとが…。

　とつじょ、「厚生年金の保険料、数万円〜数十万円
を支払え」の請求書がとどいたのだ。「なんで？」
と、よくよく調べたら、なんと！会社が年金と社会保
険への加入手続きをサボっていた。「ジョーダンじゃ
ないぜ！」と憤慨した青年たちは、千葉市のＪＣＰ国会議員団事務所に
相談。ねばりづよい交渉の結果、会社側に全額負担させることで解決し
た。「あきらめない、泣き寝入りしない」―自分たちの大切な権利をま
もる鉄則だ。

白木屋

「団結、ガンバロー！」

　「電車の事故でも遅刻は遅刻」と１万円の賃金カット、「肉親に不幸
があっても欠勤はダメ」と８万円も減給、そのくせ残業手当は未払いの
まま…。

　「こんなデタラメ、許すもんか！」と、居酒屋「白木屋」で働く女性
たちが労働組合をたちあげた。会社は、イヤガラセにつぐイヤガラセ。
「ゼッタイ負けない。会社が謝るまでがんばる」の彼女たちのたたかい
が、賃金カット額１万円を５千円に、減給８万円を４万円に縮小させ、
残業代を一部支払わせた。

　“「団結」って、ホントに力を発揮するんだね”――いま、彼女たち
の実感だ。