【カート】バイク便ノヾイク急イ更Qスレ1【コロコロ】

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417FROM名無しさan
60代〜
同世代は退職金や厚生年金で優雅な老後を過ごす中、公園の隅に置かれたダンボールの中で蟲や雑草を味わうように噛み締めている元便ライダーがそこにはいた。
時々発狂し公園の中で「俺は昔はバイク便のエースライダーだったんだ!」と一人で叫んでは子供達に石を投げつけられる毎日。
体のあちこちが痛くなり、思うように動かなくなる。
やがて冬が訪れ、ダンボールの中に吹きすさぶ冷風に震えながら正月を迎える。
バイク便を一生続けようと心に決めた若き日の自分をひたすら恨みながら、老人は涙を流すが誰も気づく者はいなかった。