わらべや日洋(セブンイレブンのお弁当) 5

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58FROM名無しさan
山田和夫(46歳)は、大手企業のサラリーマン。現在、営業部の部長で、
下からの人望も厚く、将来の幹部候補と言われている。
だが、1つだけ欠点がある。それは「ギャンブル好き」ということ。
毎月5万円のお小遣いだけではギャンブルをするには足りなく、妻には
内緒で【100万円】の借金がある。(大手消費者金融から)
そして、とあるきっかけで電信柱に貼ってある「すぐにキャッシングO
K!!」に電話をし、【5万円】借りてしまう。
あとは、あっというまに借金は膨れ上がり【20社で300万円】になってし
まった。妻に全てを話したときには既に遅く、その後、貯金で借金を全て
返すのだが妻とは離婚。会社にも借金のことがバレてしまい、出世コース
からは完全に外れてしまった。
仕事が暇になるのと比例して、ギャンブルをする時間は増え、同時に借金
の金額は再び【300万円】に達していた。会社には金融会社からの電話がか
るようになり、同僚からは冷たい目。それが引き金となったのか、会社の
リストラに引っ掛かり退社。退職金は元妻にほとんど持っていかれ、自分
には【200万円】しか残らなかった。その【200万円】もギャンブルで使っ
てしまい、金融会社への借入も【500万円】になっていた。
ここで、テレビ局から「あなたの借金の状況をテレビ番組で取材させてく
れませんか?」と電話が入る。取材費も少しはもらえるということで、引き
受ける。番組の内容は、『闇金融は違法なので、借りている闇金融に電話を
して、「借りているお金は今までの返していた分で返済しきっている。だか
ら、もう返しません』と言って下さい。そして、山田和夫は借りていた全て
の闇金融に電話をした。テレビ番組では、「このように闇金融にしっかり言
えば、大丈夫です。闇金融は怖くありません」という感じで終了する。だが、
当然、山田和夫には闇金融からのいやがらせの電話・電報が来る。テレビ局
に電話をして相談するのだが、「専門の人に相談したほうがいいよ」と言わ
れる。別れた妻にも電話がいくようになり、山田和夫は住んでいたアパート
も出ないといけなくなる。