ただ、ここで「アサーティブであらねばならない」と考えないで下さい。
アサーティブに表現することが、強い心理的負担になる人もいます。
場合によっては、ノン・アサーティブな選択が、自分にとって楽な選択に
なる人もおられると思います。
臨機応変に考えていただきたいと思います。
では、実際の上記の例で、アサーティブに表現するとしたら、どうなるで
しょうか?
・「私はレアで注文したのですが、取り替えていただけますか?」
これは、相手を責めずに、自分の要求を伝えていますね。
では、さらに相手の立場を尊重する表現にすると、
・「私はレアで注文したと思うのですが、取り替えていただけますか?」
「注文した」と断言するよりも「注文したと思う」にした方が、より柔ら
かい表現ですね
さらに、相手の立場を立てるなら、次のような言い方もできます。
・「私が言い間違えたのかもしれませんが、たしかレアを注文したと思うの
です。取り替えていただけますか?」