ネクシィーズ名古屋支店A

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525FROM名無しさan
「席を譲ってもらえますか?」
ある新聞の投稿欄に、「<妊婦バッヂ>をつくってほしい」という声が載っていた。
つわりのひどい妊娠初期〜中期には、見た目で妊婦だとわからないから、電車の中
で席を譲ってもらえないらしい。一目で妊婦!ってわかるバッヂがあれば、きっと
まわりは席を譲ってくれるだろうから。そんなことが書いてあった。

そうかあ〜。 そうだよなあ。 でもなあ・・・

「具合が悪いので、席を譲ってください」
と素直に伝えてみれば、いいんじゃないのかなあ。

そう思って、自分のことを振り返ってみた。
もし自分だったら・・・?
私は妊娠の経験がないので、自分がすごーく具合の悪いとき。たとえば生理痛で死
ぬほどつらいときのことを想像してみた。もし私だったら・・・?

「・・・やっぱ、言えないかも」
「ひょっとしたら言えるかもしれないけど、言うのはすご〜〜く勇気がいるかも」

正直そう思った。
見ため健康そうな若者が「座りたい」なんて、なんだか「言っちゃいけない言葉」
のような気さえしてしまう。 でも、どうして? なんでそんなに遠慮しなきゃい
けないのだろう。
疲れていたり、具合が悪かったりして、座りたいときに「席を譲ってください」と
言うことは、そんなにわがままなことなのかな。

目の前にいる人がつらい思いをしていたら、助けてあげたいし、助けてほしい。
それがどんな人だって、お互いに助け合える世の中が、私はいいな。
そんな世の中になってほしいから、やっぱり私は言ってみよう。
「具合が悪いので、席を替わってもらえますか?」って。(スズキ)