ネクシィーズ名古屋支店A

このエントリーをはてなブックマークに追加
509FROM名無しさan
ほめられたときの上手な対応の仕方
  私たちは、ほめられたときに照れくさくなって、謙遜してしまったり弁解してしまったりしがちです。
せっかく身につけているものをほめてくれたのに、「いやいや、安物ですよ」と言ってしまったり、
成し遂げたことを認めてもらったのに、「たいしたことじゃないですよ」と言ったりしてしまうことはない
でしょうか。こういった対応は、相手の気持ちを受け取らずにはね返してしまうことになるので、相手
にとってあまりよい感情をもたらしません。「せっかくほめてあげたのに!もうほめてあげない!」とな
ってしまいます。「ありがとう。とても気に入ってるの」「ありがとうございます。これからもがんばります」
などと、まずはほめてもらったことに感謝し、その後に自分の気持ちを込めると良いでしょう。また、
「あなたこそ素敵ですよ」などとしらじらしくお返しするのも避けたいものです。

ほめる・ほめられることは人間関係の潤滑油
  ほめるためには、相手を十分に観察しなくてはなりません。ほめるという行為は、あなたのことを
見ていますよ、認めていますよ、好意的に思っていますよというサインになります。そして、人には
好意の返報性というものがあり、自分のことを好意的に見てくれている人に対しては、好意的に見
ようとするお返しの気持ちが働きます。「情けは人のためならず」という言葉がありますが、ほめる
ことも結局は自分に返ってくることになります。
  このように、アサーティブな人は上手に素直にほめることができ、さらにほめられたときにも素直に
それを受け止め、お互いが気持ちよくいることができます。ほめること・ほめられることが苦手な人、
特にパートナーや子どもなどに対して、ほめることが気恥ずかしいと感じている人が多いでしょうが、
ほめること・ほめられることは人間関係の潤滑油となりうるので、少しずつ練習をしてみてはいかがでしょうか。