ネクシィーズ名古屋支店A

このエントリーをはてなブックマークに追加
505FROM名無しさan
アサーティブな表現はいつも同じではない

  ここで、重要となってくるのはアサーティブな表現というのはいつも同じ形で
はないということです。アサーティブであるとは、「その場にふさわしいやり方で
」伝えることです。同じ言葉で伝えても、状況や相手が異なれば当然結果が違って
きます。こちらがアサーティブに言ったつもりでも、相手には攻撃的だと感じられ
るかもしれません。その点については十分注意する必要があるとともに、葛藤が生
じてもそれを解消するためにさらにアサーティブなアプローチをしていくことが大
切です。

  また、アサーションを学ぶと「常に自分の気持ちを正直に表現しなくはなら
ない」という思い込みになってしまうことがありますが、それは正しくありません
。嫌な頼みごとは常に断らなくてはならないわけではありません。仕事上どうして
も断れない場合や、引き受けたほうが丸く収まる場合には、嫌でも引き受けていい
のです。そのときに、自分の中で納得して引き受けることがアサーティブであると
いうことです。つまり押し付けられたのではなく、自分の選択権によって引き受け
たという姿勢でいるということです。