打倒!!ネクシィーズ〜元バイトの逆襲〜

このエントリーをはてなブックマークに追加
325FROM名無しさan
 【 チャンスをつかみとる 】

 『戦い続ける人には、常に勝利の可能性があります。』


長い間イギリスの征服を狙っていたジュリアス・シーザー[訳注]は、ブリ
テン島まで航海し、軍隊と補給品を陸に揚げた後で、船をすべて燃やすよう命
令しました。それから全員を集め、「さぁ、勝つか死ぬかだ。我々に選択肢は
ない」と言いました。この采配で、シーザーは、作戦の成功を確実にしたので
す。

勝つこと以外に選択肢がなければ ―― あるいはそれ以外の選択肢を受け入
れようとしなければ ―― 必然的に戦いに勝てることを、シーザーは知ってい
たのです。

勝利が不可能に思える状況に陥った時は、別のコースをとって行動すること
が目標達成に有利に作用することもあります。もしあなたの目標が真正面から
攻撃しても動かないようであれば、別な角度からアプローチしてみましょう。

解決不可能な問題など人生にそうめったにはないのです。また、変動する状
況に対応できる柔軟な計画を持った、決意の固いやる気のある人に対しては、
最後まで立ちはだかる障害もありません。


[訳注]ジュリアス・シーザー(BC102−44)
古代ローマの政治家。クラッスス、ポンペイウスと結んで第一次三頭政治を行
い、9年間にわたるガリア遠征の中で、巧みな戦術で諸種族を撃破、100万
人の住民を奴隷にする。この結果、莫大な借財を返済して、ローマ最大の富豪
となり、見世物、パンを提供して貧民の人気を得る。クラッススの死後、ポン
ペイウス軍や元老院派をエジプト、北アフリカなどの各地で破り、終身の独裁
者となる。この間貧民、兵士への土地分配、太陽暦の採用などを行う。しかし
共和制の形骸化と彼の王への野望を恐れたブルータスなどに暗殺された。