【アンケート】ネクシーズ★梅田スレ【もう嫌】

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363FROM名無しさan
また、4年に一度行われる大統領選挙は、アメリカ最大の政治キャンペーン合戦で
あり、その時々の最新の手法やメディアが使われ、その後の企業のキャンペーン手
法にも大きな影響をもたらす。例えば、1960年のケネディ・ニクソンの大統領討
論会は、TVで初めて中継された討論会だが、この中継をラジオで聞いた人たちの
多数はニクソンが勝ったと思い、TVで見た人たちの多数はケネディが勝ったと思
ったという。苦虫を噛み潰したような、という表現がまさに当てはまるニクソンの
質問への答え方に対して、好青年風な面立ちで難しい質問にもにこやかに答えたケ
ネディ、ということだと思われるが、メディア特性の変化にしたがって、コミュ
ニケーションの仕方を変わってくるという典型的な例だ。

そして、2004年。ブロードバンドは多くの家庭に入り、ブログやSNSも普及して
いる。従来、草の根運動は保守派であれば教会、リベラル派であれば労働組合を中
心として行われていたが、それがこのようなソーシャルネットワーク・ツールで、
それらの組織を超えた「つながり」が提供され、それがキャンペーンで多用された
。草の根が、オンラインのバイラルや口コミと出会い、新たな政治キャンペーン手
法を生み出したと言えよう。それらには、企業が参考にできるものも多数含まれる
と思う。

では、次回から数回にわたって、ソーシャルネットワークを中心に、ネットやデジ
タルツールなどが、どのように大統領選挙キャンペーンに影響を与え、それらを使
ったキャンペーンがどのように行われたのかを解説していきたい。