新聞配達77束目【春はすぐそこ】

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395FROM名無しさan
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「最後の晩餐」の絵の中に隠された人物がいるという新説が発表され、
話題を呼んでいる。
近年、世界的ベストセラーとなった小説「ダ・ヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン著)では、失われた聖杯とは、
これまで言われていたようなキリストが最後の晩餐で用いた杯ではなく、「マグダラのマリア(イエスによって
回心した売春婦)」とイエスとの血統、即ち二人の子孫を指すという新たな解釈が成された。

またこれまで聖ヨハネと解釈されていた、キリストの左側に座る女性的な外見の人物は、実際にはマグダラの
マリアであり、また二人の間に作られた「V」字型の空間はイエスの血を受けた「聖杯」=マリアの子宮を意味し、
即ち二人の間には子供が出来ていたことを指し示すと結論している。

そして今回、この説を裏付ける新たな発見がなされたという。
提唱者のフリオ・ナポリタニ氏によれば、このマリアとキリストの「V」字型の空間にかつてダ・ヴィンチが
描いた子供らしき姿が描かれていたというのである。
フリオ氏は以下のように記述している。

検証:検証に使用する画像はネット上で手に入るおそらく最もクリアーな画像である
396FROM名無しさan:05/02/21 08:28:45
また左腕がキリストのローブに添えられ、右腕は胸のあたりに位置しているが、原画の初期段階においては
その位置にキリストのローブがあったのではないかと推測される。

人物は明らかに衣服をまとっており、人間に見えるが、また犬のような耳や髭らしきものも見える。
(画像上は非加工の拡大図、画像下はV字空間を強調表示した拡大図。)


結論: おそらくダ・ヴィンチはこの絵の中にまずマグダラのマリアとキリストの間に生まれた子供を描いた。
しかし作画していく最中にそれを消し、マリアとキリストの間に開いた空間を残すことで、暗喩的に彼らの間に
生まれた子供とその血統=聖杯を描いたと思われる。

現在、聖書において、キリストとマリアが関係を結んでいたこと、そしてその間に子供が生まれたといった
記述は存在していない。
しかし、マグダラのマリアを描いた「the Gospel of Mary Magdalene」においては、マリアが多くの者に
「身体の堕落」を糾弾され、その結果として醜い子供が生まれたという事を描いている。