「彼(ドストエフスキー)の文学の研究者のなかには、もしやドストエフスキー自身が<大いなる罪>を
(少女強姦を)犯したのではないかと憶測している向きもある。
ちなみに巷間に流布しているうわさ話を披露すると──あるときドストエフスキーがツルゲーネフに
<きくに堪えないひどい行為>をしたと告白したそうだ。
『何だってわたしにそんなことを打ち明けるんだね?』とツルゲーネフが訊くと、
『ぼくがどれほどあなたを軽蔑しているか、はっきり示したかったからですよ』
ドストエフスキーに心酔して、彼の伝記を書くほどの打ち込みようだったストラーホフは、1883年に
トルストイにあてた手紙のなかで、“友人”ドストエフスキーのことに触れてこう語っている。
『彼は悪意に凝り固まった野心家で、淫蕩です。……その獣のような荒々しい性欲は、女性の奥床しい
美しさやその魅力といったものをまるで考慮されないことを暴露しています。
「地下生活者の手記」の主人公や「罪と罰」のスヴィドリガイロフ、「悪霊」のスタヴローギンは、彼自身を
描いているのです。』
ストラーホフは、だれかれかまわずドストエフスキーは少女を犯したことがあると言いふらしていた。
彼の告発をヴェンゲロフとヴィスコワトフがきいたことは確認されている。
『ヴィスコワトフが』とツルゲーネフは書いている。『あるときドストエフスキーが自分で………をしたと
吹聴しているという話をきいてきた。それは風呂のなかだったそうで、少女は家庭教師がつれてきたそうだ』」
さあ、何も複雑に考える事は無い。
いいかい、昨日もいったよね、ビジターの皆さん。
リーマンブラザーズの勝敗はこの仕手戦だけじゃない。すべての仕手戦
の結果から勝ち負けが決まる。そこがこの仕手戦しか持ち球が無い中小
企業ライブドアとの違いだ。
だからこの仕手戦限定ではやっぱしリーマンブラザーズはキャッシュベ
ースでは赤字を出しただろうね。
論点は既に出尽くした。
リーマンブラザーズは撤退決定。
村上ファンドも撤退決定。
堀江とライブドアは資産をぜんぶむしりとられてお終い。
我われ日本人はどうしてもネガティブに物事を捉えがちだからね。
だから陰謀論がうずまくんだけど、やはりフジテレビジョンの防
衛行動ははやかった。公開買付をやっている以上当然防衛体制に
企業は入っている。その寸隙を抜いたリーマン・ライブドアはや
はりあざやかな仕事をした。でもさ、それに対する防衛体制をさ
らに超える作戦を練ってないとやっぱしすぐに迎撃される。
まあこの事件で俺が言う事はこれくらいだろうな。まあ少なくともライブ
ドアの株に一喜一憂することはないな。
しっかしよ、我が国の民族派は所謂「肉体言語」を使える方がへってしま
ってネット論客だけが増えて実はかなりソルジャーパワーが脆弱になって
いたんだよ。
しかし今回の経済大事件は我が国に大きな問題を突きつけた。
体制の立て直しが必要じゃないかな。
俺は文学者ではあるが、最後にはいざとなって政治の論理をつかって、た
とえばビジターの皆さんを手加減なくひっぱたくこともあるかもしれない。
しかし、俺もやっぱしすべての人のコンフリクトに誠実に付き合いたいわ
けよ、それが文学であり愛知の精神だからね。
みんな俺たち美香QNWと愉快な仲間達を楽しく見たいだろ。俺だって楽
しく演戯したいよ。
どうやら、美香QNWと愉快な仲間達もそろそろビジターの方々の一番関
心のある「大人のための不思議な国のメルモちゃん」にまた戻れそうだ♪
長谷川泉さん86歳=文芸評論家、医学書院元社長
長谷川泉さん86歳(はせがわ・いずみ=文芸評論家、医学書院元社長)10日
、急性呼吸不全のため死去。長谷川家・医学書院の合同葬は24日午前11時、東
京都港区芝公園4の7の35の増上寺光摂殿。葬儀委員長は金原優同社社長。自宅
は文京区西片1の1の11。喪主は長男洋(ひろし)さん。
千葉県生まれ。東京大国文科卒。戦中戦後にかけて「東大新聞」を編集した。その
後、出版社の医学書院に入社し、社長、会長などを歴任。編集者の傍ら森鴎外、川端
康成など近代文学の研究を続け、清泉女子大教授や学習院大、東京大講師も務めた。
1959年に久松潜一賞を受賞。詩人でもあった。著書に「近代への架橋」「近代日
本文学評論史」「森鴎外論考」「川端康成論考」「長谷川泉詩集」などがある。森鴎
外記念会理事長も務めていた。
毎日新聞 2004年12月14日 12時49分