去年タイミングが合わなくて、フリフリを一度も見れず、この間ついに見た。
城前でみてたんだけど、スティッチがミキミニリロのフロートに合流して、
リロと抱き合うところで前スレの感動話がフラッシュバックして涙ぐんでしまった。
というわけで転載↓
284 名前: 名無しさん@120分待ち 2006/06/26(月) 19:23:18 ID:8c7dNDdd
6月の始めにフリフリに妻と子供たち、一家4人で出かけて城前で見ていた時のこと。
ミッキーが「僕たちは一つのオハナだから」って語り始めてからしばらくして妻が
子供たちをギュッと抱きしめてポロポロ泣き出した。
妻は小さい時、両親に相次いで死に別れて子供の無い叔父さん家で育った。結婚前
つきあっていた時に聞いた話からはずいぶん優しい夫婦だったように思えたのだが、
妻からすると複雑な気持ちなのか成人するまで結局心からは馴染めなかったそうだ。
就職を機に彼女は一人暮らしを始め、結婚も二人だけの海外挙式を希望したため叔
父夫婦とは日に日に疎遠になり、子供が産まれてからもゆっくりと会うこともなく時間が
過ぎて行った。自分も気にはなっていたものの妻の気持ちを計りかねるところもあって
つい放置してしまっていた。
285 名前: 284 2006/06/26(月) 19:24:34 ID:8c7dNDdd
(続き)
パークで夕食をとりながらの会話、
「こんな所で気がつくのも変だけど、叔父さんは私を家族として本当の娘として可愛がって
くれたんだよね。なのに変な意地をはってずっと拒否し続けていた。今からでも時間を取り
戻したいけど、もう遅いのかなぁ。」
「遅くなんか無いって。子供はいくつになっても親にとっては子供じゃないか?うちの子たちも
まだ小さいけど君にもわかるだろう?自分も放っておいて悪かったよ。せっかく来たんだから
二人にお土産買って帰らないか?」
「うん。叔父さん叔母さんに明日持ってくって電話する。何が喜んでくれるかなぁ。」!」
で帰りに子供たちと一緒に一生懸命二人へのお土産を選んだ。ちょっと遅い母の日とちょっと
早い父の日の贈り物として。
7月にこのイベントが終わってしまう前にパークが初めての叔父さん夫婦も招待してもう一度
子供たちもつれて皆で行く計画になっている。
自分にとってもオハナの輪が一つ広がったような温かな気持ちがしているよ。
344 名前: 284 2006/07/16(日) 01:57:28 ID:25oMfd5L
以前に妻がフリフリをきっかけにして育ての親である叔父夫妻との時間を取り戻した話を書いた者です。
その後、予定通り叔父夫婦を招待してイベント終了前に再度フリフリを見に行ってきました。
当日は二人ともとても喜んでくれて、妻が買い出しに行っているパレード待ちの間、叔父は「生きている
うちにこんな日が来るなんて思っても見なかった。本当にありがとう。」と大して貢献もしていない私に何
度も頭を下げられ困ってしまいました。
出かける前に私から「ちゃんとおじいちゃん、おばあちゃんと呼ぶようにね」って言い含めておいた子供たち
も忠実に実行してくれたため、子供たちにまで「ありがとう、ありがとう」と手を握って頭を下げるしまつで、
これは少々あざとかったでしょうか。
パレードが始まって、ふと後ろから妻を見ると叔母さんとしっかり手を繋いでいました。
その背中が一瞬、10歳の女の子のように見えた私は「ああ、今彼女は時間をさかのぼってもう一度子供
の時から失われた時間を取り戻しているんだなぁ。」と思ったのでした。
TDLは妻とつきあうきっかけになった大事な場所だったのですが、図らずも今回またこのような我が家に
大きな福音をもたらしてくれたことをとてもとても感謝しています。
チラシの裏ですみませんでした。