アムテックスのスレはここで良いかな?
トキオもそろそろ下火になったんで暴露してもいい頃ですね
元アムテ社員、トキオ開発に関わった奴です
全く信じなくても構わないので、トキオについて勝手に語らせてもらいます
約半年経ってから人気出たのは正直意外で、関わった作品の人気が出るのはやっぱり嬉しいものです
ただ、今後は徐々に人気が下火になるだけだと思うので、技術面を詳しく語ることは出来ませんが、トキオを愛して下さってる方へのプレゼントです。
携帯からなので、遅いのはご愛敬でお願いしますね(-_-;)
忘れてましたが、一応トリップ付けておきます
携帯だとID変わる恐れがあるので。
※裏改造が無いこと前提で話を進めます。
まず始めに磁石について。
結論から言うと「磁石」はありません。
左の旧役物やNRの排出口、回転体を含む中央役物にあると言われてますがこれらはデマですね。
磁石は不可思議な動きを誘発してしまい、一連の流れを初期化する可能性があります。
もし磁石による制御が一度でもバレた場合、自社だけではなくグループ会社全てに損害を被る事に成り兼ねないので、特段の理由がない限りはNGです。
回転体の中心で止まる動画は私も拝見しましたが、あれは私も説明が付かないのが本音です。
第一、旧役物や中央役物は誰もが凝視するポイントなので、基本的にそういった注目される場所に手は加えません。
ただ、磁石を使って軌道を変える必要はないんです。
玉の回転を変えるだけでかなり変わります。
ではどこで変えてるかという話になりますが、それは伏せさせて下さい。
ヒントは誰も疑わないような意外な場所で、0.1秒変えるだけで結果が大きく変わるポイントです。
この仕組みに関してはトキオで一番誇れるポイントだと私は思ってますね。
次にラウンド振り分けですが、お察しの通り、しています。
但し、毎回ではなく、ある条件に当てはまった時のみ。
さらに言うと、3RorUPの時だけです。7Ror16Rは完全に乱数で選ばれた停止時間に依ります。
仕組みは簡単で、V入賞から停止時間を除いた中段抽選決定までの時間を毎日リセットで計測しています、
それにより、ある程度のタイミングを制御出来ます。
とはいえ一応フォローすると、この制御はあくまで偏りを防ぐための制御なので、
この制御によってUPを狙い撃ちしている事も忘れないで下さい。
また、最初にも書きましたが、毎回制御している訳ではないので、
制御の条件に当てはまらなければずっと制御される事はありませんし、
制御の条件に当てはまれば毎回制御されてます。
次にSR秘話(?)
中央役物の柱をあまり気にする方は居ないと思うのですが、
何気にあの柱はSR決定率を下げるという凄い仕事をしてます。
回転体の溝と対照すると分かりますが、柱から次の溝までの回転角度は4本全て違っています。
もちろん役物の癖にも依りますが、柱に激突した場合、勢いが落ちるために落下までの所要時間がほぼ平均化します。
そのため、基本的には4本のうち1本以外はベストタイミングで落ちないようにしてあったりします。
次はどうでもいい話。
ご存じの通り、旧役物は東京○ワー、中央役物は東京○カイツリーを模している訳なのですが、
当然ながらそれを公言出来る訳もなく、開発陣がちょっとした抵抗をしてます(笑)
それが羽根の支点に当たる部分に印刷されている六方向に光ってる星のようなもの。
これは東京○カイツリーが属している東京都の区のマークを意識してます。
気付いた人が居たら死んで喜びます(笑)
あとボツになった話としては、中央役物の高さを33.3cmにするとか、インタビューにも書いてありましたが、
本物の○カイツリー同様、中心にエレベーターを配置して上に上げるなんて話もありました
最後は開発目線で見た攻略要素と注意点を。
私的にはSR突入よりもNRのタイミングが重要だと感じています。
1鳴き目に拾い、左センサーから突入した玉のみに注目します。
様々な台を打った方は気付いてるかと思いますが、NRへ排出される際、役物の柱にぶつかり回転体に乗らない台と、回転体の溝にピッタリ合う台に大きく分けられます。
この時、前者の台はNRからのV入賞が期待出来ないため、あまりおすすめしません。
トキオはセンサー通過から毎回固定秒後に中央役物が若干の減速をしているため、大体同じタイミングでNRに排出されます。
当然、旧役物やNR排出口のもたつき具合で毎回一定になることはありませんが、ある程度の平均は見えてきます。
理想は回転体の丘に乗り上げる台ですね。乗り越えなくても良いので、乗り上げる台は美味しいと思います。
先程言った、中段抽選の制御もこんな単純なデータの積み重ねですが、案外馬鹿に出来ないものです。
期待
注意点
それは中段抽選が安定しない台です。
なぜかと言うと、制御をもってしても100%の制御が出来ないからです。つまりムラが激しい台とも言えます。
玉が中段抽選に半分身を乗り出してる状態で螺旋エレベーターが止まった時を除き、基本的に同じ往復運動を繰り返します。
もちろんポケットにぶつかってのイレギュラーもありますが、その時は入賞が早くなるのでサンプルに問題はありません。
ただ、中には毎回不定なタイミングで決定する気まぐれな台もありまして…その時に制御が裏目に出る事があります。
例えば3Rが連発している時に制御トリガを引いた場合、螺旋エレベーターの停止時間で向かって右側のUPに入るよう制御しますが、
これが上手く行かずに3Rに入る事もあります
この時、人間だったら次はこのタイミングにしてみるか…と変えれる訳ですが、平均を採っているためにまた同じタイミングで投げてしまう可能性が非常に高いというデメリットがあります。
「UPの方が多いから、不定なタイミングで入ったとしても何も出来なく問題ない!」みたいに
何が注意点なのか全く伝わらないかもしれませんが、内部を知っている人間からすると、3R地獄の扉が開いたと思ってしまいます…。
最後になりますが、
羽根物の案は沢山出てます。
「これは面白い!!」と思った企画があっても、残念ながら現在の規制で躓く企画が約7割を占めます。それぐらい自由度がありません。
巷では羽根物新時代とは言われてますが、正直、メーカー側は冷静でそこまで来てるとは殆ど思っていません。業界人だけです。
現にトキオ以外は既存システムの焼き回しです。
私は現場を離れた身ではありますが、これからもアムテックス共々、羽根物も愛して下さると開発陣のモチベーションも上がりますので、
末永く宜しくお願いします。
…って、辞めた奴が言ってどうする(笑)