【2006年度】CR大冒険島3【最優秀クソ台ほぼ決定】
だが、開発は行き詰まった。
スタッフの一人が言った。
「これ以上、大当たりの確率があがりません」
出玉の無い大当たりを入れるかわりに、大当たり確率をあげる。
当初の目論見は、期待通りには行かなかった。
どうしても確率があがらなかった。
目標は1/300を上回ること。しかし、実測ではどうしても1/300を下回ってしまう。
どうすればいいのか・・・。みんなが悩んだ。
そんな中、一人の男が言った。
「確率が上がらないのなら、ユーザーを騙せばいい」
開発部隊の誰もが、その意見に驚いた。
そこから奇跡のアイデアが生まれだした。
通常時のデジタル回転時間を長くして、さも保留玉が溜まりやすいように見せかける。
保留デジタルと時短デジタルの位置を入れ替えて、常に保留玉が満タンであるかのように見せかける。
リーチの演出をつまらなくして、ユーザーを極度の混乱状態に陥れる。
こうして、今までには無かった、ユーザーを馬鹿にした台が完成した。
=プロジェクトX=
SANYO リメイク詐欺
〜抱き合わせの先に見えたもの〜