景品交換所強盗:元パチンコ店長自演と断定 神奈川県警
神奈川県藤沢市のパチンコ店景品交換所で3月、現金約4800万円が奪われた事件で、
神奈川県警はパチンコ店元店長らによる自作自演と断定、強盗犯を装った河合孝博容疑者(54)を
7日未明に業務上横領容疑で逮捕した。元店長の男(51)も同日午後に同容疑で逮捕する。
調べでは、元店長は友人の河合容疑者と共謀し、勤務していた藤沢市本藤沢5のパチンコ店
「三益球殿藤沢店」で強盗事件を装い、現金を着服することを計画。
3月15日午後3時半ごろ、河合容疑者が外国人を装って押し入り、
元店長がパチンコ店の売上金約4800万円を渡し、売上金を横領した疑い。
同日はパチンコ店が休みで、翌日の営業に備えて現金が保管されていた。
県警によると、河合容疑者は店内にある防犯カメラに映像が残ることを意識し、
目出し帽をかぶり、片言の日本語で「マネマネ」などと話すなど、外国人の強盗を装っていた。
河合容疑者は「借金があり、遊ぶ金もほしかった」と供述しているという。【渡辺創、内橋寿明】
毎日新聞 2005年9月7日 15時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050907k0000e040069000c.html