菅総理大臣は、福島県の佐藤知事と会談し、福島県内の通学路や公園の放射線量を減らすなど、
子どもたちの被ばくを少なくする対策について「最優先で取り組む」と述べ、今年度の第2次補正
予算案に必要な経費を盛り込む考えを示しました。
菅総理大臣は、19日午前、総理大臣官邸で福島県の佐藤知事と会談しました。この中で佐藤知事は、
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、子どもたちの被ばくを少なくする対策として、
国の責任で、▽福島県内の通学路や公園の放射線量を減らす除染などを行うとともに、▽積算の線量計
の配布や、全身の放射線量を測る「ホールボディーカウンター」の整備などを行うよう要請しました。
これに対し、菅総理大臣は「子どもたちの安全は何より重要だ。政府としても、財源的に必要なものが
あれば、第2次補正予算案に盛り込むなどして、全力を挙げて福島県と一緒に実現するということで
頑張りたい。最優先で取り組ませてもらう」と述べ、今年度の第2次補正予算案に必要な経費を
盛り込む考えを示しました。
▽NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110619/k10013621961000.html