【ヤスヒロ】CR戦国乙女 〜乙女武将との日々〜 第五章

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1ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん
「CR戦国乙女」のショートストーリーを発表するスレです。

どうか、置かせて下さい。お願いします。

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■CR戦国乙女SSまとめ
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2魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/01/26(火) 23:44:06 ID:b+GanMZk
新スレ立てついでに久々の等価
──────────────────────────

 「始め!」
 「やぁぁぁぁ!!」
開始と同時にミツヒデがいきなり斬り込んだ。ブランクをものともしない素早い動きだ。
ケンシンも突然来るとは思っていなかったようで、反撃する間もなく竹刀で受ける形になる。
だが、ミツヒデもそれ以上の攻撃はせずに、鍔迫り合いの形へと持ち込んだ。
 「くっ…」
 「ふふふ、まだまだ…逃がさないぞ」
蛇のようにしつこく鍔迫り合いを続けるミツヒデ。だが、これだけ長いと反則ギリギリだ。
声をかけるか…と思ったところで、両者が再び離れる。そして打ち合いの末、再び鍔迫り合い。故意にやっているのか…?

同じ状況が続き、3度目の鍔迫り合い──と、その時ミツヒデが俺のいる方向へ、左手を離し突き出した!な、何だ!?
驚いたその瞬間、ミツヒデの再び手を戻しての引き面──
 「メェェン!!」
何故かケンシンは動けずに面が決まった。ま、まぁギリギリ形は決まっている…一本だ。
 「…一本!」
 「せ、先生!今のは──」
 「ん?」
ケンシンがこちらへ詰め寄るのと同時に、俺の視界に入ったのが、向こう側にいるイエヤス。
ちゃんと旗を上げているかどうか見たのだが、彼女は斜め下へと旗を下げ、指を一本立てている。
これの意味するところは…
 「…反則?」
 「そうです!」
ケンシンは毅然と答える。
 「イエヤス、そうなのか?」
問いを投げかけられると彼女はコクンと頷き、おずおずと話し出した。
 「あの…足を…踏んでいたのではないかと…」
 「ほう、剣道の『け』の字も知らぬ初心者と思っていたが、よく見ているじゃないか。素質があるな」
ミツヒデが感心したように声を上げる。といったものの、こちらとしては感心できない。
あの左手をこっちへ向けた瞬間、つまり主審の注意を引きつけての水面下での反則…ウマイと言えばそれまでだが…。
3魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/01/27(水) 01:05:44 ID:xwHPf7de
 「ミツヒデ、お前なぁ──」
 「あぁ、お説教は結構だ。こちらも実力差を承知の上でやったことだ。何せブランク永井だからな。
  勝ちたい一心で魔が差してしまった、それだけのことだ。重々承知しているよ…申し訳ない」
 「ようゆうた、ミツヒデ!勝負は勝ってなんぼじゃ!」
ノブナガも囃したてる。こういう時の対抗馬のシンゲンは…ダンマリだ。何か今日は調子が狂うなぁ。
 「わかったよ…でも今後はそういうことはするなよ。ケンシンもそれでいいか?」
 「…はい」
 「それじゃあもう一度開始線に──」
 「あぁ、私の負けでいい」
戻れと言いかけたところで、ミツヒデがそんなことを言い出した。
 「続けたところで、結果は見えている…私もまだまだ勘を取り戻せていないようだ。棄権するよ」
 「そう…か?まぁ自分でそういうのなら、仕方ないか。じゃあイエヤス、勝敗表に…ってもう書いてるのか」
どうやら俺の期待以上にイエヤスは働いてくれているようだ。
反則を見抜いたり、表に書き込むことをしっかりこなしたり…とても初心者とは思えない。よほど勉強したのだろう。

さて、次はマサムネとムラサメの試合だ。実はこれが楽しみだったりする。マサムネの本気を見てみたいと常々思っていた。
そしてムラサメがその本気を引き出すのに充分過ぎるほどに値するかどうか。
って、そのムラサメがいない…?あぁ〜!しっかしなんつーか本当に纏まりの無い部だ…!自由すぎる…。

と思いきや、彼女は道場の入り口にいた。一人ではない、もう一人誰かいるぞ?
 「思ったより早かったじゃない。ありがとう」
 「はっ、もったいなきお言葉…」
ムラサメ相手にいやに畏まっているのは、黒服グラサン…どうみてもざわざわしている感じの人だ。
黒服がムラサメに渡したものは、どうやら剣道具一式のようだ。優しいおじさん…!
一体あの黒服は…?彼女が戻ってきたので聞いてみることにした。
 「今の誰だ?」
 「うちのSPよ。私の防具を持ってきてもらってたの。着替えてくるからちょっと待ってなさい」
 「はぁ…」
取り付く島も無く、彼女はスタスタと更衣室へ行ってしまった。
SPってあのSPだよな…?なんだよ、そんな金持ちなのか?
4魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/01/27(水) 01:07:05 ID:xwHPf7de
気になったので、暇そうにしてるノブナガに聞いてみる。
 「なぁノブナガ、もしかしてムラサメっていいとこのお嬢様?」
 「なんじゃ、知らんのか。娘じゃ…あんたのよく知る…斎藤ドウサンの…!」
 「なんだって!?って…知らないよそんな人…」
 「そのうち分かるじゃろ。ほれ、来たぞ」

更衣室から姿を現したのは、白い防具に身を包む、ムラサメの神々しいお姿。
珍しいな、白防具とは。しかも汚れがほぼ無く、綺麗なままだ。
 「…惚れ直した?」
妖しく微笑み、そんな事を言い出す。確かにボーッと見つめてしまったが。
 「バ、バカ言うな!しかし、すごいな。そんなの持ってたのか」
 「私は言い訳を作りたくないの。だから自分の使っていた、自分に合ったものを使う…さ、始めましょ」

正座をして長い髪を纏める姿も様になる。あながち、惚れ直したというのも間違いではない…。

開始線に立つ二人。
 「マサムネ頑張って〜!」「ムネリンファイト!」
 「ムラサメー、一年なんぞに負けたら承知せんぞ!」
すっかり1、2年対3年の図式になっているな…。だが、ある意味その対決の大将戦であることは間違いないだろう。
先ほどムラサメは白防具を『自分の使っていた』モノだと言った。それなのに綺麗なままということは、今まで打ちこまれた事が無いという事か…?
色々な予想や疑問が頭の中を駆け巡るが、試合が始まれば全てが明らかになる───

 「始め!」
5ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/01/27(水) 10:07:45 ID:zV+YDkrz
おお、ブレイドさん復活してたw
6ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/01/27(水) 16:05:54 ID:wC280Qoj
ブレードさんお疲れ様です
優しいオジさんフイタwww
7魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/01/28(木) 11:27:22 ID:9Gz6zjJA
マサムネはいつになく緊張していた。
相手からヒシヒシと伝わってくる寒気…それを感じ取っていたのだ。
生徒会長斎藤ムラサメは本当に強い。面越しに見える彼女の鋭い眼光に背筋がヒヤリとする。

 「始め!」
 (…っ!?)
開始の声と同時に、マサムネは予想外の事態に面食らった。
自分をコケにしている…?それとも何か他意あっての事なのか。

 (へぇ…まさか下段の構えとは、珍しいな)
ヤスヒロも今まで下段の構えを最初から行う選手を見た事は無かった。あっても途中に少し織り交ぜる程度だ。
やはり中段の方が安定しているし、下段は攻撃に移る際動きが大きく制限されるため、不利な事が多いからだ。
防御に適しているというメリットもあるにはあるが、いかんせん最初から下段というのは…。
マサムネ相手にはハッキリ言って無謀じゃないか?
しかし、下段というだけでなく、何だかいつもの剣道の試合とは違う違和感がある…。何だ?

 (…突きを狙っているということもあるが、恐れてばかりでは道は開けん。出方を窺ってみるか…)
マサムネが一歩踏み出そうとした瞬間、ムラサメが一歩前にズイッと出た。
慌ててマサムネは距離を取る。まさか、下段から一歩踏み込んでくるとは…!
 (だが、打ってくる気配は無い…威嚇か。ならば定石通り打ち込むまで!)
マサムネは意を決して少しずつ間合いへと入っていく。剣と剣が触れ合いそうな位置まで来た。

 「ヤァァー!テェェィ!ヤァァッ!!」
マサムネは素早い初太刀で面から連続的に攻撃を仕掛けていった。
これに対し、ムラサメは初太刀をかち上げて避わし、全ての攻撃を受け止めていく。
やはり竹刀が下段にあると踏み込みが一瞬鈍るようで、早いと思われた打突も全ていなされた。
 「くっ…!」
マサムネが再度間合いを取ろうとした時、今度はムラサメが動いた。この動きは突き──いや、小手だ!
突きをフェイントに使った…!?
数度の打ちあいの後、鍔迫り合いの形に。そして、マサムネの耳に聞こえてくる声。
 「ふふ、そうこなくっちゃ張り合いが無いわ…」
 「…それはどうも……!!」
8ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/01/31(日) 09:18:21 ID:Gjd8B3ZX
オォォ、新スレ出来てる!ブレードさん、乙です。
続きを楽しみにしています。
他の作者さん達は復活しないのかな?
9魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/02/01(月) 01:56:12 ID:5PweMGm6
両者がバッと離れる。ここで今まで感じていた違和感がハッキリとした。
ムラサメの竹刀の持ち方だ。彼女は左手が上になっている。それに合わせ、左足が前に出ている。
ハッキリいってこれでは相手に打たれやすいだけの気がするが、不思議と彼女は打たれない。
よくマサムネ相手でもそんな芸当ができるものだ。
それに、彼女は打つ際に一切言葉を発しない。いわゆる無声の境地なのだろう…実際彼女の放つ技にはすべからくキレがある。

 (簡単に左篭手を打たせてはくれない…か。あの白い防具もハッタリなどではない…会長の自信の表れだ)
マサムネはよりいっそう集中した。その切り詰めた雰囲気は、見ている側にも痛いほどに伝わる。
イエヤスなどは二人の放つ、殺気にも似たオーラに圧倒されて泣きそうになっている。
さっきまで騒いでいた外野も…あのノブナガでさえも、真剣な眼差しを二人に向けていた。

次の一撃に賭けよう…狙うはあの脳天…!!
腹を決めさえすれば、後は精度をただ高めるのみ。相手の呼吸を、動きを、逃さずに…。
身体中の汗が引いていくのがわかる。周りの景色を除外し会長だけを映そうと、左目が痛いほどに疼く。

── 外の音さえも聞こえなくなる一瞬の静寂

動いたのは同時だった。
マサムネは完璧な飛び込み面。一方のムラサメはあろうことか突き…まともに入れば危険なタイミングでの躊躇のない突き。
審判の俺の眼にも、まるでスローモーションで流れたのかと錯覚するような…。

両者は中央で固まっていた。
マサムネの面は…決まってはいないが、竹刀はムラサメの面金に当たり止まっている。
ムラサメの突きは、マサムネの防具の隙間を貫通していた。直撃だけは避けられたようだ。
 「…ふふ、よく避わせたわね…褒めてあげる」
 「会長こそ…」
 「や、やめやめ!!」

俺は急いで二人を離す。
 「何も部内の練習試合で突きなんかすることないだろ!ましてや女子が…」
 「私はルールに則って試合をしているだけ…禁止行為は一切していないつもりだけど?」
ごもっともであります!だが、二人とも大事な主力選手だ…怪我でもされると困るんだよな。
10魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/02/02(火) 10:59:32 ID:l8Fq+n+l
 「でもな、二人とも大事な選手だし…」
 「気遣ってくれるんだ?ふふ、優しいのね」
 「そ、そんなんじゃないやい!」
全く人の気も知らずに…はぁ。とりあえず試合再開といくか、突きとか禁止で。
そう二人に告げようとすると…。

 「まぁいいわ。これで十分分かったから…。棄権するわ」
 「えぇ!?お前までも棄権するのか…」
 「何か文句でも?」
面を脱ぎながらムラサメはこちらをジッと見る。そんなに見つめられては言い返せない。
 「わかりました…とほほ。マサムネは…?」
 「…別に構いません」
教師としてどうなんだろうな?生徒にコントロールされるというのは…。
それは別として、驚くべき事にムラサメは汗一つかいていなかった。まるで、出会った日のマサムネのように。
マサムネ相手でそうなのだから、まったく底が知れない。では、そのマサムネはというと…。

 「…ふぅ」
汗は無いようだ。だが、元々無表情の節がある彼女の表情が、心なしか悔しそうな表情になっている気がする…。
 「マサムネ!惜しかったなぁ、もうちょいだったぞ。しっかし会長って強ぇんだな…」
シンゲンも気迫ある試合を見て元気を取り戻したようだ。
 「あ、ムネリン!…首のところ!」
ヒデヨシが驚いた様子で口を押さえる。どうやら、先ほどの突きで右の首筋を少し切ったようで、血が滲んでいる。
 「やはり切れていたか…まぁこれだけで済んだなら、いい」
 「とりあえず消毒したほうがいいんじゃないかしら…」
 「やい!先輩〜!マサムネを傷物にしやがって!突きなんかすっからだよ〜」

シンゲンが喧嘩腰にムラサメを呼びとめる。すると、ムラサメは心配そうな顔をしてマサムネの元へ歩み寄った。
 「ごめんなさいね。そういうつもりはなかったんだけど…」
 「本当は吹っ飛ばして脳震盪を起こすつもり…だったんですよね。私はこれでよかったので謝る必要はないですよ、先輩…」
 「…ふっ」
心配していた顔が、微笑みに変わった。だが、目は一切笑っていない…。
両者の間に火花が散るのが見えそうなほどに、女の凄まじい戦いが垣間見えた。
11ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/03(水) 23:59:59 ID:++4m0LuH
新スレヤッホーーーイ!
いや、正直もうダメかと思っていましたが合戦15R目復活よろしく新スレがたってうれしい限りです
ケンゾウ「徳川、お前さっきからプリンばかり食べてるよな…って、何なんだこの見渡す限りのプリンの山は?」
イエヤス「大好きですから」
ケンゾウ「いや、好きなのはいいけど限度ってモノが…」
イエヤス「プリンは心の太陽です。焼きプリンの生プリンにプリンパフェにミルクプリン、
     さらには(長いので中略)…知ってますか?最近ではプリンヨーグルトというものが…」
ケンゾウ「あ…、あの、徳川。せっかく力説してるところを申し訳ないんだが、それ、今川の中の人のネタだから
     そのへんにしておいた方がいいぞ」
イエヤス「…残念です(しゅん)」
ケンゾウ「(何でそんなに心底がっかりそうな顔をするんだよ…)」

イエヤス「ケンゾウさん、よろしければおひとついかがですか?」
ケンゾウ「え?いいのか?」
イエヤス「はい、ケンゾウさんにも是非プリンの素晴らしさを知っていただきたいですから」
ケンゾウ「それじゃあお言葉に甘えて…。そこにあるやつでいいか?」
イエヤス「この生クリームが乗ったプリンですね?わかりました。では…」
ケンゾウ「…え?」
イエヤス「食べさせてあげます…(スプーンで掬ったプリンをケンゾウの前に差し出す)」
ケンゾウ「ええっ!?」
イエヤス「あ〜ん、してください…」
ケンゾウ「え、え〜と…」
イエヤス「あ〜ん…」
ケンゾウ「あ、あ〜…ん?」

ケンシン「(ギロッ)」

ケンゾウ「(びくっ)ね、姉さん…?」
ケンシン「(ひときわ低い声で)食べるなら自分で食べなさい…」
ケンゾウ「は、はい…(怖い、怖すぎるよ姉さん…)。と、徳川、そういうことだから…」
イエヤス「わかりました。では…どうぞ(プリンをケンゾウに手渡す)」
ケンゾウ「あ、ありがとう…」
イエヤス「………(ちっ)」
13ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/05(金) 22:44:48 ID:fnRF1J4R
やっと規制とけた!
ブレードさん、ギャグ乙女さん乙ですー!

新スレわかるようにageなっしゃー
14戦国ギャグ乙女(今日もコタは黒かった):2010/02/09(火) 19:50:29 ID:Ys5qOoW/
シンゲン「はっはっはー!ケンシンも素直じゃないよな」
ケンシン「な、何よ…」
シンゲン「自分が食べさせてやりたいくせに無理しちゃってさあ」
ケンシン「そ、そんなことないわよ!何で私がそんなことをしなきゃいけないのよ!?」
シンゲン「そんなに顔を真っ赤にしてもまったく説得力が無いぜ?」
ケンシン「うぐっ…」

シンゲン「(ゴクゴク…)ぷはーっ!やっぱ牛乳はなまちち100%に限るぜ!!」
ヒデヨシ「あの…、『せいにゅう』って読むんじゃないんですか?」
シンゲン「否!なまちち100%の方が濃厚で旨そうに決まってる!!」
ケンゾウ「確かに一理あるな。なまちちの方が大人の飲み物という感じがする…」
ケンシン「ケンゾウまで…」
ケンゾウ「…豊臣、お前は罰として屋上から『なまちち100%』と100回叫べ」
ヒデヨシ「な、何でそうなるんですか〜!?」
ケンゾウ「なまちち侮辱罪だ!」
ヒデヨシ「ふえ〜ん!ケンシンせんぱーい!!」
ケンシン「おーよしよし。…ちょっと2人とも、こんな『小さい子』を泣かせちゃダメじゃないの!!」
ヒデヨシ「(ぐさっ!)うぅ〜、ケンシン先輩まで〜…」
ケンゾウ「そういう姉さんこそ、その『小さい子』に止めを刺したらダメだぞ〜!!」
ケンシン「…はっ!ご、ごめんなさい豊臣さん!私ったらつい本当のことを…」
ヒデヨシ「(ぐさぐさっ!!)うわあ〜〜〜ん!!!!」
ケンゾウ「あ、本当に止めを刺した…」
シンゲン「ケンシン、何後輩を泣かせてるんだよー」
ケンシン「な、何よ!元はといえばあなたたちがしょーもないことを言うからでしょう!!」

ヒデヨシ「えぐっ、えぐっ…」
ケンゾウ「豊臣、悪かった。まあそう落ち込むなって」
ヒデヨシ「ぐすっ、ケンゾウ先輩…」
ケンゾウ「もしおにぎりにカルシウムがたくさん入っていたら今頃お前はチャ○・コー○ンよりも大きかったと思うぞ」
ヒデヨシ「あ、あたしあんなデブでもハゲでも鉄球でもないですよぉ〜っ!!」
15ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/10(水) 12:58:18 ID:8UGxrIGD
なまちちってw
なんか妙にエロい響きw
16ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/11(木) 23:00:05 ID:CHKMPEqQ
まったく、あなた方ときたら…
フランク永井やら鉄球大暴走やら…
懐かしいぜ。
17魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/02/15(月) 10:04:33 ID:tUspkARp
 「こ、こわい…」
ヒデヨシが怯えるほどのオーラが道場内を満たす。
さすがにこのままにしておくわけにもいかないので、仲裁に入る。
 「まぁまぁ二人とも…。それよりマサムネ、その傷保健室でもいくか?」
 「いえ、この程度ならカットバンで充分です」
 「そうか、バンドエイドで充分か…」
 「カットバンです」
 「まぁいいや、マサムネはバンドエイドで充分らしいから、休憩の後基礎練習に入るぞ〜」
 「カットバンだ」


── 二ヶ月後


 「え?もう二か月経ったの?早くないかしら…?」
 「そうだぞ、オレとケンシンの部活内で進展していく恋とかどうなるんだ!あとノブナガ含めの三角関係とか!」
 「あれはワシの冗談じゃ」
 「青春学園ものなら、合宿やイベントなどで一波乱ありそうなものだが」
 「普通に練習して頑張ったってことみたいね。それに、明日から大会が始まるわ」
 「えぇっ!?もう?アタシの猛練習とかもスッ飛ばしなのお!?」
 「ヒデっちもセンスがあったので強くなったってことらしいです…」
 「私のアニヲタ設定は一体…」
 「はいはい、無駄話はそこまで〜。それじゃ明日の大会の要綱を配るぞ」

『天挑五輪全国高等学校剣道大武會』
高校剣道の三大大会、玉竜(ry

 「その話はもう聞きました。でも先生、この要綱に大会をやる場所が書いていないんですけど…」
ケンシンが手を上げて質問する。
 「そうですわ!場所が書いていないなんて、やはりこれは普通の大会とは違うという事ですわね」

 「「「「「「「「なぜお前がいる」」」」」」」」
18ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/17(水) 00:25:44 ID:UvSATIg7
保守だよ
19ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/17(水) 23:57:54 ID:vz+xuYZL
保守
20ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/18(木) 01:06:27 ID:lWIAyJZp
ノブナガ含めの三角関係すごい気になるよ(´・ω・`)
21戦国ギャグ乙女(風邪気味です…):2010/02/18(木) 17:20:44 ID:AKIVdkcj
シンゲン「ふーっ、食った食った〜☆」
イエヤス「ご馳走様でした…」
ヒデヨシ「ケンゾウ先輩、今日のあたしのおにぎりはどうでした!?」
ケンゾウ「…まあ、お前にしては珍しくまともな味だったな」
ヒデヨシ「むぅ〜、その言い方だと普段の味がひどいみたいな感じじゃないですか!!」
ケンゾウ「実際今まで奇妙なものばかり食わされてたからな」
ケンシン「いつもならそろそろケンゾウの体に何かしらの異変が起きている頃ね…」
ケンゾウ「豊臣、お前も今日みたいに変なアレンジさえしなければ出来る子じゃないか」
ヒデヨシ「ちょっと引っかかる言い方ですけど…、でも褒めてもらって嬉しいです!」
シンゲン「おー、今日1番の笑顔になった」
ヒデヨシ「先輩、今度はスモークチーズの入った『めがっさにょろにょろ〜んにぎり』に挑戦しますね!」
ケンゾウ「壊滅的なネーミングセンスだな…。…ちなみに、水道水は飲み放題か?」
ヒデヨシ「はい、もちろんです!!」
ケンゾウ「頼むから変な冒険をするのはやめてくれ…」

イエヤス「ちなみに私は先週、ヒデヨシさんにスイカの天ぷら入りのおにぎりを食べさせられました。
     そのせいで3日間寝込む羽目になりました…」
ケンゾウ「そういえば先週3日ほど休んでたよな…?もしかして…」
イエヤス「はい、想像しているとおりです。あれ以来、揚げ物を食べられなくなりました…」
ケンゾウ「とぉ〜よぉ〜とぉ〜みぃ〜〜〜〜!!!!(グリグリ炸裂!!)」
ヒデヨシ「い、いだだだ!!先輩、痛いですって!!」
ケンシン「ちょっとケンゾウ、やめなさいよ!」
ケンゾウ「このまま屋上に吊るして辱めてやろうか…」
ヒデヨシ「そ、そんなの嫌です〜!!」
シンゲン「ケンゾウ、お前それ本気で言ってるのか?」
ケンゾウ「本気で言ってたらこんな女性だらけの中でメシなんか食いませんよ」
ケンゾウ&シンゲン「(お互いの顔を見合わせて)へへへへへ〜!!!!」
シンゲン「へ〜い!!(ハイタッチの構え)」
ケンゾウ「へ〜い!!(ハイタッチに応じる)」
ケンゾウ&シンゲン「なっしゃー!!」
イエヤス「……?」
ケンシン「あ、あなたたち…、いったい何がしたいのよ?」
22ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/19(金) 05:21:27 ID:9NMcdWMw
オレ、オー○リー シーンゲン
23ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/19(金) 09:34:53 ID:Q8DWQ0Vg
オードリーw
なっしゃーかわいいよなっしゃー
24ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/21(日) 01:02:34 ID:oBa7/Vvv
保守です
25ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/22(月) 00:04:28 ID:AceC68hU
保守ですわ
26ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/22(月) 15:13:09 ID:htVwt+GL
なっしゃー!
27戦国ギャグ乙女(今日はケンシンの日):2010/02/22(月) 20:04:32 ID:LpzNFTgh
ケンゾウ「いや、シンゲンさんの言葉につい反応しちゃって…」
シンゲン「さすがケンゾウ!ガキの頃からの付き合いは伊達(マサムネにあらず)じゃねえな!!」
ケンシン「もう、ケンゾウったら。シンゲンの変なところは真似しちゃダメっていつも言ってるでしょ!?」
シンゲン「何!?ケンシンお前、ケンゾウにそんなこと言ってるのか!?」
ケンゾウ「まあ2人ともそのへんで…。それよりも、豊臣」
ヒデヨシ「(びくっ)は、はい…」
ケンゾウ「(グリグリした部分をさすりながら)痛かっただろ?すまなかったな…」
ヒデヨシ「ケンゾウ先輩…」
ケンゾウ「ありゃりゃ…、少しだけ赤くなってしまってるな…」
ヒデヨシ「(あ、そうだ!)なんでしたら、青くなるまでグリグリしてもいいんですよ?」
ケンシン「ええっ!?」
ケンゾウ「青くなるまでグリグリするほどお前のこと嫌いじゃねえよ」
ケンゾウ&ヒデヨシ「(これまたお互いの顔を見合わせて)へへへへへ〜!!!!」
ヒデヨシ「へ〜い!!(ハイタッチの構え)」
ケンゾウ「………」
ヒデヨシ「…って、何でシンゲン先輩とはハイタッチして、あたしはスルーなんですか!?」
ケンゾウ「なんていうか…、もう面倒になってきた」
ヒデヨシ「ぶぅ〜、可愛い後輩を粗末に扱うと天罰が下りますよ!」
ケンゾウ「天罰って何を言って…」

(ぐるるるる〜…)

ケンゾウ「うぐっ…、きゅ、急に腹が…」
ケンシン「ちょ、ちょっとケンゾウ、大丈夫?」
ヒデヨシ「あ、本当に天罰が下りましたね」
ケンゾウ「と、豊臣…。お前、さっきのおにぎりの中に何か妙なモノを入れただろ?」
ヒデヨシ「失礼な!妙なモノなんて入れてませんよ!」
ケンゾウ「今思い出せばお前がよこした2個目のウナギ入りのおにぎり、アレが微妙に酸っぱかった気が…。
     お前、ウナギ以外にも何か入れてただろ?」
ヒデヨシ「ええ〜と、ちょっとさっぱり感を出すためにすりつぶした梅干しをまぶしただけですけど?」
ケンゾウ「それだ!お、お前…、食い合わせというものを…覚えて…おけ…」
ケンシン「ちょっとケンゾウ、だんだん顔が青くなってきてるわよ!」
28魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/02/23(火) 17:30:24 ID:XcYQaOn4
 「み、みんなしてヒドいですわ!私が道場への放火未遂の罰で剣道部に転入させられたあの涙のエピソードを忘れるなんて…」
 「そういえばあったな、そんなことも」
 「そんなことより先生、さっきの質問なんですけど…」
ケンシンは要綱と俺の顔を見比べながら、訝しい目を向けてくる。
 「その事だけど、とりあえず朝に学校の正門前に集まるらしい。そしたら迎えのバスがくると、理事長が仰ってた」
 「バス…ですか?はぁ…」
俺も変だとは思って理事長に質問をしたが、笑顔で肩を物凄い力で掴まれたので何も言えなかったんだよなぁ…。


── そんなわけで、俺たちは今バスに揺られているのだ。

 「今回は随分とはしょるのね?」
隣に座るムラサメに尋ねられる。
 「ムラサメ、それは気にしない方がいいぞ」
 「きっと飽きたのじゃろ」
後ろに座るノブナガから声が飛ぶ。
 「それは──」
 「皆さま、これより先はこちらを着けて頂きます」
 「ん?」
このバスには、運転手のほかに怪しげな黒服が乗っていたのだ。どうやら大会側の人間らしい。
その黒服から手渡されたものは…アイマスクだ。
 「ここから先、会場までの道のりは機密事項となります。決して私がいいというまで外さないでください。
 もし外すなどといった、そういう選択をされるのであれば、大会側としてそれなりの姿勢を示させて頂きますので…」
 「…どこかで聞いたような台詞ですわね」

こうして俺たちは暗闇の中、バスに揺られ続け、1時間近く経過しただろうか…。
ふいにバスが止まり、黒服から声が掛かった。
 「お待たせいたしました。どうぞ、外してくださって結構です」
 「ふぃ〜やっとかぁ!待ちくたびれたぜ!」
 「ずっと私に寄りかかって寝てたくせに…」
 「やっぱケンシンがオレにとって一番の枕だなぁ、安心して寝れるもんな」
 「バカっ…///」
29ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/24(水) 08:18:46 ID:gZQkuWP8
放火未遂ってw
さすがはアホの子
30ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/26(金) 00:03:46 ID:C6Ow6Oeq
戦国乙女2開発中らしいね
31ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/26(金) 00:21:23 ID:wVdJGrV0
>>30
去年からさんざん言われてるけど全然情報出ないよなw
32ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/26(金) 18:16:37 ID:OIMWQqKL
だなぁ
開発中ならもう少し情報くれてもいいものだが・・・
2でてもキャラは変わらないでほしいな
ケンゾウ「うぐ…、完全に油断してた…」

(キーンコーンカーンコーン)

イエヤス「あ、予鈴が鳴っちゃいました…。そろそろ教室に戻らないと…」
ケンシン「ケンゾウ、大丈夫?」
ケンゾウ「うおぉ〜っ!もういかん!トイレへGOせねば!!(突然ダッシュ)」
ケンシン「ちょっとケンゾウ!もう授業が始まっちゃうわよ!!」

ケンゾウ「徳川!先生にはお前から説明してくれぇぇぇ……(フェードアウト)」

イエヤス「…わかりました」

シンゲン「さて、俺たちも教室に戻ろうぜ」
ケンシン「え、ええ…」
イエヤス「………(ヒデヨシを睨み付ける)」
ヒデヨシ「ひ、ひぃっ!!(ビクビク)」
イエヤス「今度ケンゾウさんをあんな目に遭わせたら…延髄チョップで落としますよ…」
ヒデヨシ「(カクカクプルプル)」

(ケンシンの教室)

ムラサメ「さて、それじゃあ今日は教科書の57ページから…武田さん、読んで頂戴」
シンゲン「押忍!武田3年生、気合を入れて読ませていただきます!!」
ムラサメ「…九×九=八十八なんてオチは却下よ。しかもその答えは間違ってるし…」
シンゲン「あちゃー、ばれてたか」
ムラサメ「さらに言えば、今は国語の時間よ。そこのところ、間違えないでね」
シンゲン「うぃ」
ムラサメ「どこかの七三分けテクノカットの芸人みたいな返事はしないの」

ケンシン「(はぁ…、本当に大丈夫かしら、ケンゾウ…)」
34ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/02/27(土) 13:50:50 ID:piwljrvO
[ittara ikite kaerenai] kihon.

[uso][kaette korareru]

dousite usoto iikireru?

[sokomade tatakaitainara

tojikomete internet PC dakede tsunagareta kuukande nandemo ari]

nigedasukotoha dekinai]wo kihonni okonatte morattahouga iito omoimasu.
35ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/01(月) 00:55:10 ID:O1zBiAmd
保守だ
36ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/01(月) 02:40:54 ID:a5xFrh6K
うぃ
37ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/02(火) 23:42:23 ID:ASImumRT
支援
38ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/03(水) 12:32:59 ID:Bb+H3j+j
延髄チョップ!
39ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/03(水) 23:10:41 ID:dyfbLOf1
ほしゅ
40ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/05(金) 01:14:01 ID:jjfwn6Cv
保守じゃ
41ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/05(金) 01:21:39 ID:EzkgXYO6
おかわりっ!
42戦国ギャグ乙女(久々に全回転キターー!!):2010/03/05(金) 14:34:11 ID:U9yxTNyL
(シンゲン、朗読中)

ムラサメ「はい、そこまで。…武田さん、あなた、大半の漢字を飛ばして読んでたわね…」
シンゲン「いやぁ、日本語って結構難しいっすね。へへへ…」
ムラサメ「笑い事じゃなくってよ。このままだと期末も赤点になるわ。私の授業で赤点なんて許さなくってよ」
シンゲン「うぐっ…」

ムラサメ「それじゃあ次のところからは…、上杉さん、読んで頂戴」
ケンシン「………(ぼー)」
ムラサメ「上杉さん」
ケンシン「………(ぼー)」
ムラサメ「上杉さん!!」
ケンシン「(びくっ!)は、はい!!」
ムラサメ「教科書の続きを読んでってさっきから言ってるのに…。その様子だと聞いてなかったようね」
ケンシン「す、すみません…」
ムラサメ「もう、どうしてあなたたちは姉弟揃ってこうなのかしら?」
ケンシン「…え?」
ムラサメ「午前中、このクラスが体育の授業中だったときのことよ。内容はあなたたちだって十分知っているでしょう?」
ケンシン「そ、それは…」
ムラサメ「今も弟くんのことで色々考え事をしていた…ってとこかしら?」
ケンシン「う…」
ムラサメ「あら、どうやら図星だったみたいね」

シンゲン「先生、ケンシンはケンゾウがさっき1年の奴にウナギと梅干を一緒に食わされて
     腹を壊してしまって今頃トイレで苦しんでいるだろうと心配で心配で仕方がないんすよ」
ケンシン「ちょ、ちょっとシンゲン!」
ムラサメ「ふ〜ん…」
ケンシン「あ、あの…」
ムラサメ「……行って来ていいわよ」
ケンシン「…は?」
ムラサメ「授業そっちのけになるほど弟くんのことが心配で仕方がないのでしょ?だから行って来ていいわよ」
43ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/05(金) 21:01:09 ID:EzkgXYO6
このムラサメ嬢はいい先生
44ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/08(月) 01:35:45 ID:hjxfMpeB
保守だよ
45ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/09(火) 00:39:15 ID:PIoGpz4v
保守よ
ケンシン「で、ですが今は授業中ですよ?」
ムラサメ「気になって授業に集中できないならそっちの方を先に済ませた方がいいんじゃなくて?
     それに、あなたなら1回分の授業の遅れくらいはすぐに取り返せるでしょ?」
ケンシン「うぐっ…。で、ですけど…」
ムラサメ「あなたが行かないなら代わりに先生が行って介抱してあげちゃおうかしら?うふふ☆」
ケンシン「だ、ダメです!!ケンゾウは私が介抱します!!」
ムラサメ「あらあら、ムキになっちゃうくらいならもっと素直になりなさいな」
ケンシン「…はっ!」
生徒一同「「(クスクス…)」」
ケンシン「(超赤面)ふ、不覚…。私としたことがつい…」

シンゲン「先生、おちょくるのもそのくらいにしておかないとケンシンも完全に壊れちゃいますよ?
     午前中の授業の時だってケンゾウを助けようと2年の教室まで乗り込もうとしてたんですから」
ケンシン「してないわよ!!」
ムラサメ「あらあら、それは怖いわね☆」
ケンシン「ああもう!(立ち上がって教室を出て行こうとする)」
ムラサメ「ふふ、お姉さんなんだから優しくしてあげなさいな」
ケンシン「か、勘違いしないでください!私はただこれ以上みんなの授業の妨げになるといけないから…」
ムラサメ「はいはい、それじゃあそういうことにしておきましょうか」
ケンシン「うぐぐ…(退室)」
シンゲン「それじゃあオレも当時現場に居合わせた人物としてケンゾウが心配だから…」
ムラサメ「(某芸人風に)行かせねえよ!!あなたはちゃんと授業を受けて期末に備えなさい!!」
シンゲン「うぅ〜、ケンシン〜カムバック〜…」

(保健室前)

ケンゾウ「ふぅ…、やっと落ち着いたぜ。でも3日間も寝込む羽目になった徳川に比べたらマシか…」

(ガラガラガラ)

ケンゾウ「失礼しま〜す。あの…」
 ???「はーい、どうしました?」
47魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/03/09(火) 23:15:25 ID:fVMQW/p4
 「百合百合してる所悪いが、もう皆降りているぞ」
ミツヒデがバスの昇降口から顔をのぞかせて、イタヅラな笑みを浮かべる。
 「うわ、ほんとだ!ケンシン急ごうぜ」
 「え、えぇ」

かくして室高剣道部は天挑五輪の行われるという謎の場所に降り立った。
ざっと見渡したところ、ここは地下駐車場…周りには同じようなバスが何台も何台もズラリと並んでいる。
かなりの広さを誇る会場のようだ。都内近辺で地下にこのような広さを持つ会場はちょっと思い浮かばない。

 「私たち以外に既に何高も到着しているみたいね」
ムラサメが辺りの様子を見まわしながら、腰に手を当て呟く。
 「ふん、何百束になってこようと正面から叩き潰すのみじゃ」
 「その通り。だが、まずは現実的にベスト8という目標がある。何回勝てばいいのやら…ふふ」
頼もしい限りの3年組だ。この異様な状況の中、飲まれることなく自分を強く持っている。
では1,2年はというと…。

 「すごい広〜い!どこだろね?」
 「(即売会でも開けそうな広さだ…どこなのか気になるな)」
 「…寒いです」
 「オレすごい不安だ…でも、ケンシンが隣にいてくれるだけで、不思議と勇気が湧いてくるんだ…」
 「私も部長としての重責が…でもあなたが私に笑いかけてくれるだけで以下略」

頼もしい…のかな。まぁいっか、皆そんなにプレッシャーもかかってないみたいだし。
いつも通りの力が出せれば、無様な結果にはならないはずだ。

 「まったく…こんな薄暗い場所は、私には似つかわしくないですわ!さっさと会場へギャァーー!」
 「あ、ヨシモーが轢かれた」
どうやら次のバスが来たようだ。長居し過ぎたかな?
 「さぁ、上がれ上がれっ・・・!後がつかえているんだ・・・早くっ・・・!hurry up・・・!」
黒服が急かす。指を差す場所は上階へと続いているであろうエレベーター。
粛清されたくないので、ここはさっさと行こう。皆が乗ったのを確認し、『閉』ボタンを押す。
 「ま、まだ私が残ってますわ……」
48ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/10(水) 00:43:00 ID:KJDy9Mbu
お、二人同時にきてた
お疲れ様です

>>46
ケンシンのツンデレ具合に萌えた
>>47
百合いいよ百合(*´д`*)ハァハァ
ヨシモー完璧ネタキャラw
49ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/11(木) 22:57:23 ID:7mZOTHh/
保守だっ!!
50ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/12(金) 21:36:03 ID:iBhf2W2h
test
51魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/03/12(金) 21:38:10 ID:iBhf2W2h
プシューー

ヨシモトを轢いたバスの扉が開き、中から何者かが降りてきた。
 「ここが天挑五輪大会の会場なのね…」
 「わーいわーい♪」
 「こら!修学旅行じゃないんだからはしゃがないの!」
 「ふふっ、じゃあ行きましょうか」
 「腕が鳴りマース」
降りてきたのは全部で5人。あっというまにエレベーターに乗り込み、いなくなってしまった。
彼女らは一体何者なのか──!
 「あの5人組…どっかで見た顔ですわね。──ハッ!それより皆に追いつかなくちゃですわ!」

 ────────────────────────

 「…なんだこりゃ」
エレベーターで上がった先は地上ではなく、いまだに地下であった。
どうやらこの会場は地下シェルターのような構造をしており、全ての設備が地下に備わった大会場らしい。
眼前に広がるドーム球場並の広さの剣道場は圧巻という他ない。
 「すっげぇぇ〜…こんなとこで試合すんのか!」
 「流石に他とはスケールが違うようだな。やれやれ…謎ばかりの大会だ」
 「ほら、ヤスヒロ。さっさと受付済ましてきなさい」
 「あ、あぁ」
ムラサメに促され、会場入り口の受付で受付を済ます。

── しばらくして血まみれのヨシモトも合流し、開会式が始まった。
壇上に現れたのは…。

 「よくぞ、この大会まで足を運んでくれた・・・。歓迎するぞ、勇者達よ・・・ククク・・・。
 世間の教師どもが本当の事を言わないなら俺が言ってやる・・・。剣は命より重い・・・!
 そこの認識をごまかす生徒は生涯地を這う・・・・・・!!エイ、エイ、オーッ・・・!」

エイ、エイ、オー!!
52ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/12(金) 23:42:24 ID:93yprttZ
まさか…南国娘?
53ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/13(土) 00:30:51 ID:XzrTh3XO
さらりといつものカイジネタがw
54戦国ギャグ乙女:2010/03/13(土) 21:50:28 ID:V/LP5ueK
ケンゾウ「すいません、腹を下してしまったので……え?」
 ???「…何ですか?人の顔をじっと見て。何か付いてますか?」
ケンゾウ「何で中学生がここにいるんだ?」
 ???「(むっ)ボクは先週からこの学校に教育実習生として来ているコタロウです!!」
     これでも二十歳の大学生、かつ立派な『女性』ですから」
ケンゾウ「いろいろな意味でなんですとぉ〜っ!!??」
コタロウ「(むむっ)いろいろな意味ってどういう意味ですか?」
ケンゾウ「…い、いや、別に深い意味はないんだけど…。これってもしかして『見た目はどう見ても法律的にアウトだけど
     18歳以上という設定にしてしまえばOK』とか言うアレの一種と同じか!?」
コタロウ「??何を言ってるんですか?確かにボクは他の人よりも発育が良くないですよ。中学生くらいに
     間違われるのも今に始まったことではないです。でもボクだってそれなりに成長してるんです!」
ケンゾウ「…どこが?」
コタロウ「そ、その…む、胸…とか…」
ケンゾウ「胸…ねえ」
コタロウ「明らかに疑ってますね?そりゃあ、ボクの胸は人より小さいですよ。いまだにスポブラですし。
     なおかつそのブラだってバーゲンのワゴンセールで十分事足りますし…」
ケンゾウ「(う〜む、ここは何か突っ込むべきなのか…?)」
コタロウ「でも、そんなボクだって中学時代からすれば3cm大きくなってるんですよ!!」
ケンゾウ「3cm…(それでも見た感じ、小学校高学年の頃の姉さんよりもまだ小さいような…)」
コタロウ「あ、今何か失礼なことを考えてますね!?」
ケンゾウ「(ぎくっ!)い、いや、そんなことはないっすよ!!」
コタロウ「本当ですか〜?(じぃ〜)」
ケンゾウ「ほ、本当ですって。あ、それより、正○丸か何かあったらもらいたいんですが…」
コタロウ「あ、それでしたらそこの棚の引き出しの中に入ってますから」
ケンゾウ「(あ、一瞬にして保健医モードに戻った…つーか教生だけど…)」

コタロウ「それではボクは職員室に行きますので。あ、それと、今ベッドで寝ている人がいますから
     騒いで起こしたりしたらダメですよ?」

(ガラガラガラ)

ケンゾウ「行っちゃったか…さてと、それじゃあ正○丸をもらうとしますか。」
55ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/14(日) 04:22:00 ID:8ik/FY/q
コタが二十歳の大学生・・・だと・・・?







これはこれでありだな!
56ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/14(日) 11:06:23 ID:NlXzKWRw
あれを思い出した
ふくし…?の大学に通ってるんですけど!のやつw
57魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/03/15(月) 23:36:46 ID:HPpy8sjH
 「ついに始まったな…もう後戻りはできないぞ、あとは勇気だけだ!」
 「9人いるから間違いではないと思いますけど…それよりまずは初戦の対策を練りましょう。
 先生、初戦の相手はどういうところなんですか?対戦順も考えないといけないですし…」
 「あぁそうだったな。えっと…」
ケンシンに言われ、急いで対戦表を見る。
実際問題、会場に来るまで対戦校の情報は一切入ってこないから、下馬評も実力も皆目見当がつかない。
何せ表の全国大会とは一癖も二癖も違った学校が大半らしいからな。

 「あったあった。ウチの初戦の相手は…高尾大学付属極丸高校…?聞いたことないなぁ」
 「た、高大極校…!噂には聞いていたがまさか奴らが現れるとは…!!」
 「なにぃーっ!?知っているのかマサムネーッ!?」

『高尾大学付属極丸高校』
真の六大学の内の一つと言われる高尾大学。その高尾大学の付属校の一つで、主に隠密・潜入の教育を行い
己の身一つで世界に通用するくのいちを育て上げる事を目標に掲げている高校である。
その歴史は古く、戦国時代から伊賀からくりの里と呼ばれる場所で天才くのいちを育て上げる機関が基となったと言われている。
ただ、近年は天然くのいちばかり育つのが悩みの種らしい。
── 乙女書房刊「白と黒の恐怖」より

 「そんなこえー奴らといきなり当たるのかよ!」
 「天然なのが救い、といったところか。では順番はどうする?私としては、そいつらに興味があってね…。
  是非とも出たいところだが」
ミツヒデがそんな事を言い出した。特に誰も反対する様子も無いようだし、これでまず一人確定だ。
 「他に出たい奴はいるか?」
俺の質問にもあまり反応がない。やはり名前からして悪そうで強そうな学校ではあるし、皆尻ごみしているのだろうか。
と、視界の端に手を上げる者の姿が。
 「私が行きます。部長として、やはり先陣を切りたいですからね」
 「ケ、ケンシンが行くならオレも行く!先生、オレも出るぞ!」
 「わかったわかった。じゃあミツヒデとケンシンとシンゲンと…後は俺が決めていいか?」
異論も無いようだ。さて、戦力的に考えると…やはり勝ち続けなければいけないわけだから、初戦から気を抜いてはいけない。
そうなると、マサムネかムラサメは入れておきたい。
58ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/16(火) 03:47:25 ID:je1iQ1jV
でたwマサムネの雷電的キャラポジションw

盛り上がってまいりました
59ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/17(水) 11:01:39 ID:S3CsJbHY
           ((⌒⌒))
       ファビョ━ l|l l|l ━ン!
            .∧_∧              
         ∩<=(´∀`)
         ヽ    ノ  
60ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/18(木) 01:37:12 ID:4sesCU9/
保守だっ!
61戦国ギャグ乙女:2010/03/19(金) 18:06:05 ID:1EvifTnc
ケンゾウ「えーと、あった、これだ。とりあえずこれを飲んだら少しはマシに…(つるっ)おっと!」

(ガシャン!)

ケンゾウ「やべっ、トレイを落としてしまった!…よかった、何も割れたりしてないや」

 ???「う〜ん、うるさいなあ…。人がせっかく寝ているのに…」
ケンゾウ「うわっ、起こしてしまったか!」
 ???「…おや、その声は…ケンゾウ君かい?(カーテンを開く)」
ケンゾウ「ミ、ミツヒデさん?」
ミツヒデ「あー、ちょっと待ってくれないか。今、眼鏡を…(手で顔をペタペタと触る)」
ケンゾウ「…何やってるんですか?」
ミツヒデ「眼鏡の再構成、忘れた…」
ケンゾウ「どこぞの宇宙人ですか!?ていうか、眼鏡は枕元にあるじゃないですか!」
ミツヒデ「フフフ、ちょっとやってみたかっただけだよ(眼鏡装着)」
ケンゾウ「相変わらずですね…。それより、どこが具合でも悪いんですか?」
ミツヒデ「夕べ読書に夢中になりすぎて徹夜してしまったことは朝に言ったよね?」
ケンゾウ「…なるほど、流石に眠気との格闘にも限界が来て休んでいたということですね?」
ミツヒデ「まあそういうことになるね。…そういう君こそ何故保健室に?」
ケンゾウ「…昼休みに豊臣に食わされたおにぎりのせいで腹を壊しまして…」
ミツヒデ「モテモテ君というのもなかなか苦労するもんだね」
ケンゾウ「からかわないでくださいよ。…あ、そういえば午前中にもらったあのクッキーですけど…」
ミツヒデ「そうだ、私の作ったクッキーは美味しかったかな?」
ケンゾウ「それが…」

(説明中)

ミツヒデ「…なるほど、マサムネのクッキーも含めて君は1個も食べられなかったのか…」
ケンゾウ「はい。…ところでミツヒデさん。あのクッキーの中にいったい何を入れたんですか!?」
ミツヒデ「(ぎくっ!)な、なんのことかな?」
ケンゾウ「思い切り目が泳いでますよ…?(じぃ〜)」
ミツヒデ「そ、そんなことはナイのことアルよ?」
62ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/20(土) 05:22:02 ID:p91C1ORQ
ケン「あるのかないのかどっちなんだ」
63ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/20(土) 12:18:50 ID:Xtuan4uV
みっちゃんもかわいいなw
64魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/03/21(日) 23:24:17 ID:1y/y8aac
 「じゃあ…手堅くいくか。ムラサメ、出てくれるか?」
恐る恐る聞いてみる。イメージとして彼女はこういうのを面倒くさがりそうなタイプではあるが、確実な勝利を手にするには…。
ケンシン、ミツヒデ、ムラサメの3人で3勝をもぎ取ろうという算段だ。さて、彼女の返答は。
 「…頼み方が、ね。あなたは顧問でしょう?教え子に対してそんな態度じゃ後が大変よ?」
ごもっともである。そうだ、俺は彼女たちの顧問なんだ。ここはビシッと彼女に要請すべきだ。
 「それもそうだな…おかげで目が覚めたよ。よし、ムラサメ!おまえが ───」
 「……」
 「……あ……その…出てください、お願いします」
 「よろしい♪確実な一勝を差し上げてよ。感謝なさい」
 「はい…」
あんな鋭く冷たい目で見られたら、強く言える筈も無し。きっと一生この主従関係(?)は覆らないのだろう…トホホ。
俺のプライド一つで勝利が手に入るのなら安いものだ。さて、あと一人だが…。
ヒデヨシが妥当だろう。試合というものの感覚を掴ませるためにも、なるべく多く戦わせたい。
 「じゃあ残り一人は───」
 「ハイッ!ハイハイ!私が出ますわ!」
 「えぇ…?お前がか…?」
何故か元気に手を上げるヨシモト。まぁ、こいつも試合勘を養ってあげたいところだが。
 「なんですの?その嫌そうな面は…私では不満ってことですの!?」
 「いやいや、そういうことではないんだけど…」
 「なら決まりですわ。どうせ残りの一人は、勝ちに数えていないのでしょう。それなら少し剣道の試合に慣れさせてほしいですわ」
こういう所はやけに鋭い。さすがは元弓道部部長だ。試合の組み立てというものを分かっている。
仕方がないので、今回はこの熱意に免じて出番を譲ってあげることにした。

 (ふふふ…ここで失態を演じれば、私は剣道部に不要という印象が強くなる…。これで晴れて弓道部に舞い戻れますわ…。
  我ながら素晴らしい、かつビューティフォーな作戦ですわ!!)

 ──────────────────────────────────

各所で第一試合が始まりだした。聞こえてくる擦り足の音や竹刀のぶつかる音、気合いの入った掛け声…。
やはり大会と練習は違う。この独特の痺れるような雰囲気を、俺は目を瞑り肌で感じていた。
65ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/21(日) 23:31:06 ID:ytbBvYPP
シンゲンにも期待してあげてください
66戦国ギャグ乙女:2010/03/22(月) 22:32:21 ID:PHtMT9os
ケンゾウ「もう1度言います。正直に答えてください。何を入れました?」
ミツヒデ「い、いや何、スッポンの生き血や赤マムシエキスをちょっと入れたくらいだよ」
ケンゾウ「何でそんなものを入れるんですか?」
ミツヒデ「バイ○グラもと考えたけど、予算が足りなくてそれは断念したんだが…」
ケンゾウ「あんたオレを何の実験台にしようとしてたんですか!?」
ミツヒデ「ふふふ、人聞きの悪いことを。そういうことを言う子は…」
ケンゾウ「え…?」
ミツヒデ「こうだよ!(ケンゾウの首に両腕を絡めて引き寄せる)」
ケンゾウ「うぉっ!?(ミツヒデの上に倒れこむ)」
ミツヒデ「ふふふ、君も意外と積極的だね」
ケンゾウ「ちょ、いきなり何をするんですか!?」
ミツヒデ「年頃の男女が同じベッドの上ですることといえば…決まっているじゃないか」
ケンゾウ「ちょ、こんな真昼間から…(つーか、この体勢、誰かに見られたら…)」

(ガラガラガラ)

男子生徒T「うぃ〜っす。WAWAWA忘れも……うぉわっ!?」

ケンゾウ&ミツヒデ「………」
男子生徒T「………すまん、ごゆっくり!!(逃走)」

ケンゾウ「…なんだったんだ今のは?」
ミツヒデ「ふふ、なかなか面白かったね」
ケンゾウ「つーか、保健室に忘れ物って…」
ミツヒデ「さて、それじゃあ彼のお言葉に甘えて『ごゆっくり』しようか」

(ガラガラガラ)

ケンシン「失礼します。あの、こちらに2年の上杉ケンゾウは来て……」
ケンゾウ「ね、姉さん!?」
ミツヒデ「あら」
ケンシン「あ………」
67ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/23(火) 11:00:47 ID:rUNHHeUs
修羅場ですねw

>>64
これは・・・ヨシモー勝利フラグ・・・!
68ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/25(木) 00:05:49 ID:69nO8Qyn
保守じゃ
69ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/25(木) 23:30:29 ID:/XY+kQkW
ほしゅ
70戦国ギャグ乙女:2010/03/26(金) 23:30:11 ID:2Ptr6Sbe
(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…)

ケンシン「ケンゾウ、これはいったいどういうことかしら…?(徐々に顔が険しくなる)」
ケンゾウ「い、いやこれはその…」
ケンシン「人が心配して来てみれば保健室のベッドでミツヒデと…」
ミツヒデ「見てのとおりだよケンシン。大人はそのまま、子供はBボタンを押してね…だよ」
ケンゾウ「それ、作者が子供の頃に半分も攻略出来ずに挫折したゲームじゃないですか…」
ミツヒデ「(Yシャツのボタンを外しながら)ベルリンのよるにてつのカーテンはふさわしくないもの…」
ケンゾウ「ここはベルリンじゃなくて日本ですって!…ていうか、何を脱ごうとしてるんですか!!
     早くボタンをかって下さい!!(でないと、目のやり場に…)」
ミツヒデ「今朝の責任、取ってもらおうと思ってね」
ケンゾウ「今朝?」
ミツヒデ「私の胸、揉んだよね?」
ケンゾウ「あ、アレは事故ですって!」
ミツヒデ「…でも、揉んだよね?」
ケンゾウ「うぐっ…、…で、でも怒ってないって言ったじゃないですか!」
ミツヒデ「確かに怒ってないとは言ったよ。でも許したとは言ってないんだがね」
ケンゾウ「うっ…」
ミツヒデ「それとも、そんなに私と……するのが嫌かい…?」
ケンゾウ「え…?」
ミツヒデ「そりゃあ、日頃からケンシンのぼいんぼいんを見て生きてきた君からすれば
     私なんかでは物足りなく感じてしまうのも無理はないだろうけど…」
ケンゾウ「激しく誤解されるようなことを言わないでください」
ミツヒデ「でも私だって…、人並みにはあるつもりだよ?」
ケンゾウ「人の話聞いてください」

ケンシン「ちょっとあなたたち!私を無視して何いい雰囲気になってるのよ!!」
ケンゾウ「あ、そうだ。姉さんを忘れてた(今のどこがいい雰囲気だったんだ?)」
ミツヒデ「ケンシン、昔から言うじゃないか。『1クールのレギュラーより1回の既成事実』って…」
ケンシン「言わないわよ!それよりもあなたたち、いつまでその体勢でいる気よ!?
     ほら、さっさと離れなさい!!私の目の黒いうちはケンゾウにふしだらな真似はさせないわよ!!」
ケンゾウ「(なんか、微妙に古臭い言い方だな…)」
71ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/27(土) 01:02:55 ID:lPNgnJam
ゴルゴだっけか?w
72ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/27(土) 05:20:21 ID:PFobWsjZ
ケンゾウさまですね
ミツヒデさまがおへやでおまちです
73ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/28(日) 23:11:55 ID:+pFyonOM
保守だぁっ!!
74ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/29(月) 23:58:06 ID:5Gy/6QX2
シンゲンをもふもふしたい
75ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/30(火) 15:18:10 ID:imUdE6mI
結局戦国乙女2は流れちゃったの?
76ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/31(水) 17:57:45 ID:7ATn70Mu
いや、流れてはないと思うよ
それにしても情報遅いよな
本当に今年中に出るのかしら
77ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/03/31(水) 18:51:34 ID:wDJRXsXS
製作中という話はでてるが今年中という話は聞いてない!
それよりブレードさんとギャグ乙女さんの続きまだ−
78ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/01(木) 23:34:57 ID:MYh9pRov
保守ですわ!
79魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/04/02(金) 08:40:53 ID:NZqk99um
 「先生!危な〜い!!」
 「な、なんだ!?」  ど〜ん
ヒデヨシのいきなりのタックルで俺は尻もちをついてしまった。
目を瞑って立っている人間にタックルをかますとは、まったくもって教育が行き届いていない。
 「こら、ヒデヨシ!何すん──」
立ちあがりヒデヨシを叱ろうとした俺の目に飛び込んできたのは、昔子供の頃に見た、投げると壁にくっつくスライム。
それに似た、大きさが何倍もある長〜い物体だ。それが壁にめりこんでいる。
唖然としていると、それはシュルシュルと戻っていく。戻っていったその先には…。
 「惜しかったですね〜師匠」
 「残念だケロ」
大きな…カエル?とその側に一人の緑髪の少女。彼女の恰好は、いわゆる忍び装束…ということは。
 「ま、まさかお前らは!?」
 「その通りですわ。あなた方の第一試合の相手…伊賀からくり流くのいち、あやめ!」
気がつくと、さらに青い髪の娘が増えていた。いや、その娘だけではなく更に3人増え、合計5人だ。
 「同じく、かえで!」「同じく、さくら!」「ひ、ひまわりです…!」
 「極丸高校華の四人衆…そして期待の新星、主将のぼたん、参る!」

ババーーーン!!!

どうやら、対戦相手のようだ。それにしても…。
 「…ダサいですわ」
ヨシモトが俺の気持ちをしっかりと代弁してくれた。
 「あ、今ダサいとか言ったわね!?あんたたち絶対に許さないわ!」
 「ぼたんさん、言わせておけばいいですわ。すぐに私たちの恐ろしさを知る事になるのですから」
どうでもいいけど、あのカエルは顧問なのだろうか。

──────────────────────────────────
 「よーし、まずはオレからいくぜ!」
試合が始まり、まず出てきたのは活発そうな八重歯の可愛い娘、かえでだ。
 「あいつ、なんかオレと被るな…。先生!オレがあの八重歯ねーちゃんぶっ飛ばしてやる!」
 「お、おい!戦略ってものが…!」
止める間もなくシンゲンが試合場へ入っていってしまった。ヒデヨシに行かせたかったが仕方ないな。
80ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/02(金) 13:50:29 ID:l04YPX+I
どっちが喋ってるのかわからなくなるくらい被るなw
81戦国ギャグ乙女:2010/04/02(金) 15:53:04 ID:uxv13TDT
ミツヒデ「ふふ、ケンシン。あまる怒ると血圧が上がるよ?」
ケンシン「(むかっ)誰のせいだと思ってるのよ!?」
ケンゾウ「あの、ミツヒデさん。そろそろ離してくれませんか?このままだと本当に姉さんが…」
ミツヒデ「離そうと思えば出来るんじゃないかい?君の方が私より力はあるんだから」
ケンゾウ「そ、それは…」
ミツヒデ「(ふっ、君がケンシンの影響で女性に力技で行けないというのは十分知っているよ…)」
ケンシン「ええ〜い!こうなったら実力行使よ!!(ケンゾウとミツヒデの間に割って入る)」
ケンゾウ「ちょ、ちょっと姉さん!」
ミツヒデ「おやおや、ケンシンも仲間に入りたいのかい?」
ケンシン「あなたと一緒にしないで……きゃっ!(足がもつれて二人の上に倒れ込む)」
ケンゾウ「うわっぷ!ね、姉さん、急に上に乗っかからないでくれよ!!」
ケンシン「ご、ごめんなさい、今すぐどけるから…」

(ガラガラガラ)

オウガイ「ふ〜、我としたことがなんという不覚を……ん?」

  一同「「「あ、オウガイ先生…」」」
オウガイ「………」
  一同「「「………」」」
オウガイ「………腹を下した上杉弟が保健室に来てみたらベッドで寝ていた明智に誘惑されて
     流されるままGO!な展開になりかけたところに上杉姉が現れて今に至っている…といったところか?」
ケンゾウ「(超能力者かこの人?)つーか先生、何でオレが腹を下したことを知ってるんですか?」
オウガイ「何を言っておる。今、おぬしのクラスは体育だろうが。徳川から事情を聞いたから知っているということだ」
ケンゾウ「あ、そういえば…」
オウガイ「それにしても、おぬし意外と元気そうだな(じぃ〜)」
ケンゾウ「(ぎくっ!)え、え〜とそれはその…」
オウガイ「まあ徳川が嘘をつくとは思えぬからな。今回は仕方ないとしよう」
ケンゾウ「ふぅ〜、助かった…(ありがとな、徳川)」
オウガイ「もしこれが仮病だったりしたら我の『あっ○ゅくシュート』で世界一周させているとこだったがな」
ケンゾウ「先生がやったら世界一周どころじゃ済まないと思います…」
82ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/03(土) 00:34:44 ID:F5ps9CQM
世界一周するのはぶうめらん・・・・・・
83ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/06(火) 23:49:00 ID:UY5c58io
保守じゃ
84ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/09(金) 20:40:19 ID:Vue2Xp7O
ほっしゅ
85ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/10(土) 19:44:58 ID:+DqbFP1v
そいや乙女小説ってどうなったんだろう?続きが気になる・・
86戦国ギャグ乙女:2010/04/10(土) 19:46:50 ID:cPXoFUaf
オウガイ「だが、ここは神聖な学校内だ。そういう絡みは出来れば慎んでもらいたいな」
ケンゾウ「あ、これはその…」
オウガイ「学校の外であれば不純異性交遊でも不純同姓交遊でも大いに結構!!」
ケンゾウ「先生、同姓交遊はやめてくれませんか?」

ケンシン「ところで、先生は何故保健室に?ケンゾウを連れ戻しに来たんですか?」
オウガイ「いや、そうではない。我としたことが鉄棒の着地に失敗して足を捻ってしまったのだ」
ケンゾウ「うわー、オウガイ先生でもそんなことってあるんですね…」
オウガイ「うむ、だからこうして赤チンをもらいに来たのだ」
ケンゾウ「いや、捻挫にはシップでしょうに。それに今時赤チンなんてほとんど見かけませんよ?」
オウガイ「我は幼少の頃から怪我をしたときはいつも赤チンで治していたぞ」
ケンゾウ「(この人、本当はいくつなんだろうか…?)」
オウガイ「では我は戻るとしよう。おぬしらも用が済んだら早く授業に戻るのだぞ(退室)」

ケンゾウ「相変わらず謎の多い人だよなあ…」

オウガイ「(鼻歌)ちゃーちゃらららちゃーらーちゃーちゃららららーらー
     ちゃーちゃらららちゃーらーちゃーらららー♪(←FC版音源で)」

ケンシン「今の鼻歌って…、そ○ん…というか、も○どふのテーマね。字だけじゃわかりづらいけど…」
ケンゾウ「あの人は体力ではへい○まん、守備力ではむ○まど、パワーではも○どふを確実に凌いでいそうだ…」
ミツヒデ「学校の廊下でああも豪快に鼻歌が歌える人は他にいないね…」
ケンシン「それよりもケンゾウ、お腹の具合はもういいのかしら?」
ケンゾウ「あ、うん、一応落ち着いたけど…」
ケンシン「それじゃあさっさと授業に戻るわよ(ケンゾウの腕を引っ張る)」
ケンゾウ「うわ、ちょっと!そんなに引っ張らないでくれよ!」
ミツヒデ「そうだよケンシン。もう少しゆっくりして行こうじゃないか」
ケンシン「ミツヒデがいなかったらもう少しゆっくりしても良かったんだけどね!」
ミツヒデ「やれやれ、私はお邪魔虫扱いかい?」
ケンシン「ほらケンゾウ、教室に戻るわよ!(ふと入り口に視線を送る)……!!!!」

謎の群集「「「(じぃ〜〜〜〜)」」」
87ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/13(火) 00:46:54 ID:z/zK9pzY
保守
88ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/14(水) 01:26:50 ID:d3QnXSI7
保守ですわ
89ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/15(木) 00:50:55 ID:n+XT6/Nu
保守だよ
90ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/16(金) 00:10:37 ID:04Swjz6I
保守よ
91戦国ギャグ乙女:2010/04/16(金) 05:28:52 ID:sUIca5oI
ケンシン「あ、あなたたち、何でここにいるのよ!?授業は!?」

ムラサメ「あら、チャイムが聞こえなかったのかしら?授業はもう終わってるわよ?」
シンゲン「それにしても、ケンシンの駄々甘お姉ちゃんぶりは日に日にパワーアップしてるな。
     ま、見ている方としては面白いんだけど。しかも今回は予想外のミツヒデ付きときたもんだ」
ヒデヨシ「元々、あたしのせいですから責任を持ってケンゾウ先輩を看病するのは当然ですよ!」
イエヤス「同じ目に遭った者として心配でしたから…」
マサムネ「わ、私はたまたまここを通り掛かっただけで、人だかりが出来ていたから気になって…。
     べ、別に私も加わりたいとかそういうわけじゃないぞ!!」
コタロウ「(どきどき…)」
ヨシモト「おーっほほほほ!!(←状況を把握できていない人)」

ケンシン「なんであなたたちはこういうときにいつも必ずいるのよ!?」
シンゲン「それは作者のせいだから諦めろ」
ケンゾウ「なんとかだよ全員集合ってやつか…」

(放課後・ケンゾウMOVEパート)

ケンゾウ「さてと、これからどこに行きますかね…」

(選択・コンビニ)

ケンゾウ「小腹が減ったな。L○キでも買って食うかな…ん?店から出て来たあの人は…マサムネさん?」

マサムネ「(きょろきょろ…こそこそ…)」

ケンゾウ「ん?店の陰に入って行ったぞ。しかもなんかまわりを気にしてるみたいだったな…」

マサムネ「〜〜♪(←すごく嬉しそう)」
ケンゾウ「マサムネさん、何やってるんですか?」
マサムネ「んっがっんぐっ!!??げほっげほっ……ケ、ケンゾウ!?」
ケンゾウ「はい、ケンゾウですけど…って、何を次回予告時のサザ○さんみたいにむせてるんですか?」
92ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/17(土) 23:22:06 ID:0kPmKQwL
保守です
93ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/19(月) 01:27:12 ID:uwGxX5cu
保守
94ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/20(火) 01:12:32 ID:90v5vTF/
保守だ
95ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/21(水) 00:22:32 ID:bGgzlMEU
保守だよ
96ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/22(木) 01:14:28 ID:TFFixJnz
保守よ
97ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/23(金) 00:29:16 ID:MaiTMLtQ
保守じゃ
98ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/24(土) 00:56:01 ID:BuuV/y87
保守
99ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/24(土) 07:35:50 ID:inmMKYkI
捕手乙!
100ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/25(日) 23:12:11 ID:5SVHWYkf
保守
101ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/26(月) 23:52:36 ID:BB8c+PlN
保守です
102ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/27(火) 01:58:39 ID:WLXo+C4b
保守ばっかりじゃないか!
ブレードさんやギャグ乙女さんの新作みたいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
103魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/04/28(水) 09:39:55 ID:No1pQZFX
 「ん、何かオレと被る奴だな…。へっへ〜覚悟しろよ!」
 「そっちこそ覚悟しろ!被ってるのがそっちだってのを思い知らせてやるからな!」
 「へん!オレの方が元祖なんだぞ!お前は後発なんだからな!」
 「人気はこっちのが断然高いんだよ!大人しく田舎に帰れ!」
 「何を〜!オレは音楽学校を経験してるくらい都会人だっての!」
 「「ぐぬぬぬぬ!!!」」

一体どっちがどっちなのか判断しづらい。
口げんかだけじゃなくてさっさと戦ってほしいんだけどな。

 「口で言ってもわからないようだな…。くらえ!伊賀忍法超光波手裏剣!」
楓は、リーチ後のチャンス集合絵でしか見ない、彼女が背負っている大きな手裏剣をシンゲンめがけ投げつけた!
 「どっかで聞いたような技だな…。だが、そんなのにやられるオレじゃないぜ!」
シンゲンもどこからか軍配を取り出し、大きく振り上げた。
 「炎竜軍配撃ぃ〜っ!」
巻き起こった竜巻によって、手裏剣ははじかれてしまった。
 「中々やるじゃなねーkわぷっ!ふぇ?あぁっ!」
シンゲンが巻き起こした竜巻によって、何やら紙切れが楓の顔に張り付いた。
 「何だこれ…鳥獣戯画?」
 「む、隙ができた!喰らえぇぇぇぇ!!」
 「はっ!そうはいくか!てりゃああああ!!」
二人の拳が交錯する!!

………

 「…中々やるじゃねぇか…」
 「そっちこそ、な…」
二人は同時に崩れ落ちた。引き分けだ…。

 「という幻想が見えたのですけど、結局は時間いっぱいでお互い一本ずつで引き分け、ってことですわね」
 「説明ありがとう、ヨシモー」
次は次鋒戦だ。相手はどうやらあの眼鏡の弱弱しい子のようだ。これこそヒデヨシをぶつけるべきだな。
104ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/29(木) 02:21:43 ID:GQKn2Y0E
ブレードさんお疲れ様です!
いつも楽しく読ませまてもらってます
ギャグ乙女さんの続きも期待してます
105戦国ギャグ乙女:2010/04/29(木) 14:53:43 ID:H1fuTfnY
マサムネ「お、お前がいきなり声をかけるからだろうが…」
ケンゾウ「あれ?なんか妙に慌ててませんか?」
マサムネ「そ、そんなことはない!そんなことはないぞ!!(慌てて持っていた袋を後ろに隠す)」
ケンゾウ「(あからさまに怪しいぞ…)その袋、何が入ってるんですか?」
マサムネ「べ、別にたいしたものは入って…って、こら!人の持ち物を勝手に漁るな!!」
ケンゾウ「うわあ…、中はペロチョコだらけだ。なんか意外な感じだなあ…」
マサムネ「わ、悪いか!?」
ケンゾウ「悪いなんて言ってないですよ。ただ、あまりイメージが出来なかっただけで…」
マサムネ「う、うるさい!」
ケンゾウ「へぇ〜、あのマサムネさんがねえ…」
マサムネ「す、好きなものは好きなんだから仕方ないじゃないか!!」
ケンゾウ「な、何もそこまでムキにならなくても…」

マサムネ「…ケンゾウ、このことは絶対に誰にも言うなよ?」
ケンゾウ「へ?」
マサムネ「(ずいっ)ぜ・っ・た・い・だ・ぞ!?」
ケンゾウ「ちょ、マサムネさん!顔、顔が近いですって!!」
マサムネ「(じぃ〜)」
ケンゾウ「わ、わかりました!わかりましたからもう少し離れてください!!」

マサムネ「…いいな、絶対に誰にも言うなよ。特にシンゲンやミツヒデあたりには」
ケンゾウ「あー、なるほど。わかりましたよ。これは二人だけの秘密ということで」
マサムネ「(二人だけの…)し、信じていいのか?」
ケンゾウ「…まだ疑ってるんですか?」
マサムネ「そ、そういうわけではないが…、でも一応…(ケンゾウの前にペロチョコを1個差し出す)」
ケンゾウ「…ん?これは…オレにですか?」
マサムネ「口止め料…」
ケンゾウ「口止め…?」
マサムネ「笑うなっ!!」
ケンゾウ「わ、笑ってませんって!!」
マサムネ「本当か〜?(じぃ〜)」
ケンゾウ「すいません、有難くいただきます(うわぁ〜、まさかペロチョコで買収されるとはなぁ…)」
106ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/30(金) 01:26:31 ID:qQuQ2pNX
ギャグ乙女さんお疲れ様です
マサムネ可愛いすぎww
そしてケンゾウおいしすぎですわい!
107ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/30(金) 23:01:57 ID:bW9agbXW
ts
108ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/04/30(金) 23:06:41 ID:bW9agbXW
おお!!やっと規制解けた!
携帯も規制されてるから数ヶ月もの間感想書きたくても書けなくてじれったかったぜw
とにかくブレードさん、ギャグ乙女さんお疲れ様です!
シンゲンかわいいよおおおおお
109ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/02(日) 00:25:46 ID:OZAavv4a
保守だよ
110ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/02(日) 23:32:39 ID:BKMDK9VE
保守
111ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/04(火) 00:51:13 ID:xnk+0eVV
保守です
112戦国ギャグ乙女:2010/05/04(火) 02:21:50 ID:jV9n4fcL
ケンゾウ「そういえば、調理実習でもらったクッキーなんですけど…」
マサムネ「(ぴくっ)ど、どうだった?(どきどき)」
ケンゾウ「…すいません、シンゲンさんに全部食べられて1個も食えませんでした」
マサムネ「なっ…、ぜ、全部食べられただと!?(がーん!!←ピアノの低音)」
ケンゾウ「ミツヒデさんのクッキーも含めてオレは1個もありつけませんでした」
マサムネ「くっ、そ、そうか…」
ケンゾウ「あ、あの、そんなにがっかりしなくてもまた…」
マサムネ「(シンゲン、殺す……)」
ケンゾウ「ひっ!マサムネさんからなんだかものすごい殺気が!?」
マサムネ「フフフ…、私はいたって冷静だよ…」
ケンゾウ「そ、そうですか…(でも目つきが怖い…)」
マサムネ「それじゃあ私は用事があるからこれで」
ケンゾウ「は、はい、それじゃあまた…(ぱくっ)…あ、このペロチョコ、なんだか懐かしい味がする…。
     小さい頃、こういったお菓子はよく姉さんと一緒に食べてたっけ…」

(同時刻・某牛丼屋)

シンゲン「ぶえっくしょい!!」
ミツヒデ「うわっ!汚いなあ、ご飯粒が飛び散ってるぞ」
シンゲン「誰か噂してるのか?まあいいや、気にしないっと!(再び特盛牛丼を食べ始める)」
ミツヒデ「相変わらずの食べっぷりだね……ん?」
  店員「しくしく…、またあの人か…。もう勘弁してくれよ…」
ミツヒデ「(あー、流石に店員さんも涙目になってるよ…。まあ当然といえば当然だね…)」

(ケンゾウMOVEパート 選択・飲食街)

ケンゾウ「ん?あの牛丼屋から出てきたのは…シンゲンさんとミツヒデさん?」

シンゲン「あー、食った食ったー!!」
ミツヒデ「まったく、君も少しは自重した方が…」
シンゲン「そう言うミツヒデだって…お、ケンゾウだ。おーい!!」
ケンゾウ「あ、こっちに気づいた。トゥース!」
113戦国ギャグ乙女:2010/05/05(水) 23:23:38 ID:CPLpLV3u
シンゲン「お前もメシ食いに来たのか?」
ケンゾウ「いえ、ただ通りかかっただけなんですけど…」
ミツヒデ「まったく、シンゲンの底なしの食欲には参るね…」
シンゲン「いやあ、そう言われると照れるぜ」
ミツヒデ「褒めているつもりはなかったんだけどね」
ケンゾウ「そ、そんなに食ったんですか?」
ミツヒデ「30分以内に特盛牛丼を10杯食べられれば賞金1万円というのがあってね…。
     それをわずか15分足らずで平らげてしまうんだから…」
ケンゾウ「もう人間業じゃねえし…。ほとんど噛まずに飲んでたりするんですかね…」
ミツヒデ「しかもシンゲンはこれが3回目の挑戦で全てクリアしたことになるんだよ。
     そりゃあ店員さんも涙目になって当然だね…」
ケンゾウ「もうこれで出入り禁止になるんじゃないですかね?」
シンゲン「おいおい、オレ一人だけ悪者っぽく言うなよ!そう言うミツヒデだって大盛りカレーを
     3杯も食べてたじゃないか!」
ミツヒデ「私はその分ちゃんとお金を払って食べたんだ。店側からすれば私はいいお客だよ」
ケンゾウ「良くそんなに食べられますね…」
ミツヒデ「バイ○グラよりは安く付くと思うけどね」
ケンゾウ「まだそのネタ引っ張りますか…。(それにしても、先輩で眼鏡でショートヘア、
     飛び道具にカレー…。ミツヒデさんって段々シ○ル先輩に似てきたな…)」

ミツヒデ「さてと、それでは私たちは行くとしようか」
シンゲン「え〜、せっかくケンゾウと遊ぼうと思ったのにぃ〜」
ミツヒデ「期末で赤点を取りたくないから勉強を教えてくれと言ってきたのは君だろ?」
シンゲン「うぅ〜」
ミツヒデ「それじゃあそういうわけだからケンゾウ君、また会おう」
シンゲン「ケンゾウ〜ヘルプミー!!」
ミツヒデ「つべこべ言わずに来る!(強引にシンゲンを引っ張って行く)」

ケンゾウ「…行っちゃった。まあミツヒデさんがいれば大丈夫だとは思うんだけど…。
     でも今日のミツヒデさん、いつも以上に『痴女』っぽい気がするんだよなあ…(ぶつぶつ)」

 ???「そんなとこにいると蹴り飛ばすぞぉ〜っ!!」
114ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/07(金) 00:59:51 ID:jW4tkgfV
保守ですわ
115ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/08(土) 01:07:55 ID:YIeXRZJN
保守だ
116ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/09(日) 02:15:38 ID:ZPjaWRX7
保守じゃ
117ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/10(月) 01:12:29 ID:Vz7GRco2
保守
118ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/11(火) 01:47:53 ID:nHM4ka85
ほしゅ
119ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/12(水) 00:34:02 ID:x6L2Olgd
保守
120ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/12(水) 16:08:56 ID:t8VooCi9
保守&規制解除のつぶやき

ハルナとヤスヒロは、すくすく育っているのかなぁ・・・・・
121ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/12(水) 22:15:41 ID:atV+dn+g
やっと解除きた・・・
規制解除されたと思ったら1日でまた規制・・・
もういや・・・

>>113
相変わらずシンゲンかわいすぎるw
そしてミッちゃん隠れ大食い疑惑
122ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/13(木) 22:06:17 ID:3oT1ny2d
ほしゅです
123戦国ギャグ乙女:2010/05/14(金) 05:22:27 ID:8/0lfpFA
ケンゾウ「(びくっ)ヴぁィっ!?」
 ???「おー、やはりケンゾウじゃったか」
ケンゾウ「そ、その嫌でも目立つ特盛ぼいんぼいんボディは…ノブナガさんじゃないですか」
ノブナガ「奇遇じゃのう。…というか、どこを見て言っておる?」
ケンゾウ「そんなことよりも!聞きましたよ、また停学になったそうですね?」
ノブナガ「あ、あはは…、まあそうなってしまったわけじゃが…」
ケンゾウ「停学中に何街中をうろついてるんですか?見つかったらやばいんじゃないですか?」
ノブナガ「うっ…」
ケンゾウ「それに、酒屋のおばさんから聞いたんですけど、よく店に酒を買いに行くそうじゃないですか。
     それって絶対に自分が飲むためでしょう?」
ノブナガ「ま、まあそれはそれとしてじゃな…」
ケンゾウ「適当に誤魔化して茶を濁そうとしてますね?」

ノブナガ「そ、それよりもケンゾウ、おぬしこれからちょっとばかりワシに付き合わぬか?」
ケンゾウ「…は?唐突に何を…」
ノブナガ「ていうか、付き合え!ほれ、行くぞ!」
ケンゾウ「ちょ、ちょっと、引っ張らないでくださいって!オレは…」
ノブナガ「そんなに…」
ケンゾウ「え…?」
ノブナガ「…そんなにワシとデートするのは嫌か?」
ケンゾウ「あ、いや…その…」
ノブナガ「そりゃあ、ワシはケンシンと比べても体格こそ1番近いが性格は1番遠いのはわかっておる…」
ケンゾウ「だからなんでいちいち姉さんを引き合いに出すんですか?」
ノブナガ「ケンゾウ、ワシのことが嫌いなら嫌いとハッキリ言ってくれぬか?小さい頃からワシは
     おぬしのことを実の弟のように可愛がってきたつもりじゃ。じゃが、それが迷惑だというのであれば…」
ケンゾウ「オレがノブナガさんのことを嫌いなわけないじゃないですか!」
ノブナガ「…その言葉、信じていいのじゃな?」
ケンゾウ「オレだってノブナガさんのことはもう一人の姉さんみたいに思って…」
ノブナガ「なら問題ナシじゃ!早速付き合ってもらおうかのう!!」
ケンゾウ「えっ?…ちょ、何なんですかこの変わり身の早さは!?」
ノブナガ「にしし〜♪(←ものすごく嬉しそう)」
ケンゾウ「(しまった…、またノブナガさんのペースにはまってるし…)」
124ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/14(金) 19:28:51 ID:t60Iaz6B
ノブ様ってボインすぎて肩こりそうだよね
というかあれ、もしかしてノブ様初登場かな?
125ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/14(金) 23:28:28 ID:hYlGbDoj
肩がこるならノブ様のボインを一生支えてあげたい
126ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/15(土) 21:10:56 ID:QW0CNwr8
ノブ様の乳はでかすぎる
ノブ様より少し小さいくらいのケンシンの乳が一番だな
127ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/17(月) 23:41:52 ID:zBOPeDGr
保守ですぅ
128ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/18(火) 00:02:29 ID:/HFkTwea
保守だ
129ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/19(水) 21:10:08 ID:GzGVBpHI
保守ですわ
130ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/20(木) 00:21:58 ID:NZeVrry0
保守じゃ
131ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/21(金) 02:00:27 ID:4i2VBfR3
保守
132ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/21(金) 16:43:20 ID:LeJlHgtP
保守だぁっ!!
133戦国ギャグ乙女:2010/05/21(金) 22:49:30 ID:987iThNB
(ゲームセンター)

ノブナガ「よし、久しぶりに対戦するぞ!」
ケンゾウ「そういえばしばらく対戦してませんでしたね。…で、今日は何で対戦するんですか?」
ノブナガ「うむ、今日はカーレースで勝負じゃ!」
ケンゾウ「わかりました」
ノブナガ「ほれ、ここが空いておるから早く座れ」
ケンゾウ「そ、そんなに急かさないでくださいよ」

ケンゾウ「(よし、最後の直線ストレートだ。ここで一気にフィニッシュだ!)」
ノブナガ「(フッ、甘いぞケンゾウ。これは対戦だということを忘れるでないぞ…)」
ケンゾウ「…ん?おわっ!クラッシュした!?なんだ?何が起こったんだ!?」
ノブナガ「はっはっはー!この隙にゴールじゃ!!」
ケンゾウ「あっ、ノブナガさん!今わざとぶつかってきましたね!?」
ノブナガ「かっかっか!これはタイムアタックではないからのう。要は勝てばいいのじゃ!」
ケンゾウ「うぐ…」
ノブナガ「まあそう拗ねるな。…とはいえ、ワシもちと大人気なかったかのう…」
ケンゾウ「………」
ノブナガ「あー、すまなかったなケンゾウ。お詫びにワシの胸で思い切り泣いてもいいぞ」
ケンゾウ「どんな羞恥プレイですか!?」
ノブナガ「なんじゃ、それだけでは不満か?贅沢じゃな。なでなでも追加して欲しいってか?」
ケンゾウ「さらにエスカレートさせないでください!!!?」

ノブナガ「む?先日ワシが出したレコードタイムが塗り替えられておる!」
ケンゾウ「は?」
ノブナガ「よーし、ならばワシがさらにレコードタイムを更新してやるわい!!」
ケンゾウ「…ありゃ、ノブナガさん一人で始めちゃったよ…。オレはどうしようか……ん?」

ケンゾウ「おお!パワード○フトにスーパーハ○グオンだ!懐かしいぜ!!
     よーし、いっちょやってみるか!!そうだな、パワードリ○トにするか。
     100円投入っと。コースは…Eコースでドライバーはエ○リーだな。
     Bコースでルー○ーでもいいんだけどここはあえてこっちで…」
134ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/23(日) 12:31:21 ID:FNwmKkgA
保守だわ
135ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/25(火) 01:10:04 ID:Gl+A3iuS
保守じゃ
136ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/26(水) 01:18:02 ID:9AxyhkEF
保守だ
137ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/27(木) 00:14:09 ID:bQNy4SPh
保守だよ
138ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/28(金) 23:21:30 ID:LDwEr/xm
保守です
139ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/29(土) 23:36:44 ID:r632QWQv
保守じゃ
140ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/05/31(月) 00:12:45 ID:PAM9Bc/7
保守!
141戦国ギャグ乙女:2010/05/31(月) 20:55:38 ID:g5379z20
(数分経過)

ケンゾウ「だーっ!ゲームオーバーかよ!!最後、あのハゲオヤジが邪魔しやがった!!」
ノブナガ「おー、惜しかったのう」
ケンゾウ「うわっ!み、見てたんですか?」
ノブナガ「うむ、記録更新も出来たからな。当分あのタイムは破られまい」
ケンゾウ「ずいぶん自信ありそうですね」
ノブナガ「当然じゃ」

ノブナガ「さてと、少し早いがそろそろ帰るかのう」
ケンゾウ「え?もうですか?」
ノブナガ「一応停学中の身じゃからのう…。あとは停学が明けるまで大人しくしておくのじゃ」
ケンゾウ「あ、そういえばそうでしたね」
ノブナガ「あ、そうじゃ。ケンゾウ、帰る前にもう1つだけ付き合ってはくれぬか?」
ケンゾウ「……?」

ケンゾウ「…プリクラですか?」
ノブナガ「うむ、せっかくのデートなのじゃからな。記念に1枚くらいよかろう」
ケンゾウ「(デートか…。周りから見ればそう見えるんだろうな…)」
ノブナガ「ほれ、撮るぞ」
ケンゾウ「え?あ、はい」

ノブナガ「ケンゾウ、今日は付き合ってくれて…そ、その…、…ありがとう(やや赤面)」
ケンゾウ「そんなに改まってどうしたんですか?ノブナガさんらしくない」
ノブナガ「こうやって一緒に遊ぶ機会もあとはもうほとんどあるまい。3年の場合は進路もあるからな」
ケンゾウ「あ、そうでしたね。でもノブナガさんは家業を継ぐんでしたよね?」
ノブナガ「うむ、来年からは織田建設の社員となる予定じゃ」
ケンゾウ「親父さんが社長というわけか…。就職試験とかはしなくて済むんですよね?」
ノブナガ「まあそうなんじゃが…、今回の停学には流石に親父にも怒られてしもいうたわい」
ケンゾウ「そりゃあ3年になってからの停学は痛いでしょう」
ノブナガ「親父からは完全に禁酒、禁煙を言い渡されてしまったわい。今までは大目に見てもらってたのじゃが…」
ケンゾウ「まあ、あと2年は我慢してくださいね」
142ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/02(水) 00:31:06 ID:GbpFisVy
保守じゃ
143ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/02(水) 18:55:04 ID:Z8qj7DXX
最近ケンシンシンゲン成分が足りん・・・
144戦国ギャグ乙女:2010/06/02(水) 20:10:06 ID:0UU7aNww
今になって誤字を発見しました。
下から4行目のノブナガのセリフのところ

「…親父にも怒られてしもいうたわい」
        ↓
「…親父にも怒られてしもうたわい」

これが正しいセリフです。サーセン
145ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/03(木) 21:29:06 ID:pBq4fjLr
保守だよ
146ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/04(金) 18:25:51 ID:lm71i8+H
保守よ
147ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/05(土) 00:17:32 ID:Ylk7L1YK
保守です
148ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/05(土) 00:33:25 ID:Ux5sdntQ
保守ですわ
149ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/05(土) 22:58:40 ID:FoR1QQy9
保守だ
150ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/06(日) 00:05:53 ID:pXirHQZY
保守
151ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/06(日) 10:38:35 ID:QQqCHuBk
保守じゃ
152戦国ギャグ乙女:2010/06/06(日) 13:21:55 ID:sRhUE3gc
ノブナガ「それじゃあそろそろ本当に帰るとするかのう」
ケンゾウ「気をつけて帰ってくださいね」
ノブナガ「わかっておる。あ、ケンゾウ、ちょっと…(手招き)」
ケンゾウ「なんですか…(ぽふっ)…え?」
ノブナガ「(なでなで)」
ケンゾウ「ノ、ノブナガさん!?(赤面)」
ノブナガ「いやー、ちと昔を思い出してな。よくケンシンと一緒になでなでしたっけ…」
ケンゾウ「俺には争ってるようにしか見えなかったんですけど…」
ノブナガ「そうだっけか?そういえばシンゲンも加わって3人で『ケンゾウなでなで権』争奪戦をやったような…」
ケンゾウ「まさかまだ人生10年も生きてないうちに禿げる心配をする羽目になろうとは思いませんでしたよ」
ノブナガ「まあ昔は昔ということじゃな(なでなで)」
ケンゾウ「あ、あの…」
ノブナガ「な、なんじゃ?(なでなでなでなで)」
ケンゾウ「いつまでなでなでする気ですか?」
ノブナガ「え、え〜と、それはじゃな…(いかん、止め時がわからなくなってしもうた…)」
ケンゾウ「ノ…、ノブナガさん?」
ノブナガ「(なでなでなでなでなでなでなでなで)」

(数分後)

ケンゾウ「ふう、ようやく治まってくれましたか…」
ノブナガ「(赤面)あはは、ワシとしたことがつい…」
ケンゾウ「流石に姉さんだってもうそんなことはしませんよ?」
ノブナガ「じゃあ今はワシだけの専売特許じゃな」
ケンゾウ「そういう問題じゃないと思うんですけど…」
ノブナガ「男が細かいことを気にするでない。それじゃあワシは帰るからな。じゃあな」
ケンゾウ「あ、ちょっと、ノブナガさん!…行っちゃったか。相変わらず強引な人だな。
     まあいいか、それじゃあ俺もそろそろ帰ろうかな」

ケンゾウ「ん?あそこに停まっている黒塗りの高級車は確か…」
 ???「上杉ケンゾウ様でございますね?」
ケンゾウ「へっ!?」
153ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/06(日) 22:03:48 ID:WIeC9K4Q
たとえ禿げるとしてもケンシンになでなでしてもらいたい
154ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/07(月) 00:11:14 ID:LBFBNWGu
保守だ
155ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/07(月) 00:16:35 ID:9dmjy+f5
>>145-154
お見事
156ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/07(月) 06:56:55 ID:aNh5yb6u
>>145-152
保守アタッコ突破かw
157ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/07(月) 23:17:10 ID:VGTXF2Z0
乙女で小説でも書くか
ジャンルとかどういうのがいいすか?
158ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/09(水) 01:11:06 ID:rhsmD1oL
保守
159ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/09(水) 18:36:47 ID:jREh2JhX
>>157
ギャグ
160ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/11(金) 00:48:32 ID:85PG1U0h
取り合えず保守
161ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/12(土) 00:20:53 ID:hGOy2L3y
保守だよ
162戦国ギャグ乙女:2010/06/12(土) 05:46:33 ID:VHScAeSi
 ???「申し遅れました。私、今川家の執事を務めさせていただいております、毛利と申します」
ケンゾウ「は、はあ、どうも…」
  毛利「あなた様のことはヨシモトお嬢様からよく伺っております」
ケンゾウ「はあ…、…で、何か用ですか?」
  毛利「お嬢様があなた様を屋敷にご招待したいとおっしゃっております」
ケンゾウ「え?」

(ふと、車の後部座席の窓が開く)

ヨシモト「毛利さん、お話は済みましたか?」
  毛利「あ、お嬢様。ただいま終わるところでございます」
ケンゾウ「今川、どういう風の吹き回しだ?」
ヨシモト「いやですわケンゾウさんったら。殿方をお屋敷に招待するのに理由なんて要りませんわ」
ケンゾウ「いや、それなりの理由は欲しいと思うぞ?」
  毛利「(耳打ち)上杉様、お嬢様は嬉しくて仕方がないのでございますよ」
ケンゾウ「??」
  毛利「あなた様のことを話されているお嬢様はそれはもう嬉しそうで嬉しそうで。
     それはまさしく恋する乙女の如し。屋敷の者たちも皆あなた様に興味津々なのでございますよ」
ケンゾウ「は、はあ…。ところで、ひとつ聞いていいですか?」
  毛利「何でございましょうか?」
ケンゾウ「毛利さんって…本名ですよね?」
  毛利「…?左様でございますが?」
ケンゾウ「いえ、執事さんって普段は外人っぽい名前で呼ぶものかと思いまして。セバ○チャンとか…」
  毛利「…それはおそらく執事養成所時代の同期の長瀬のことと思われますが…」
ケンゾウ「では執事さんは本名でもいいということですね?」
  毛利「はい、特に規則はございません。あの者がただ特別なだけでございましょう」
ケンゾウ「そうなんですか?ありがとうございます」
  毛利「いえいえ、お役に立てて幸いでございます」
ヨシモト「あなたたち、さっきから何をコソコソと話しているのですか?」
ケンゾウ「い、いや、なんでもない、なんでもないぞ!」
  毛利「ただの世間話でございますが」
ヨシモト「むー、お2人とも意地悪ですわ(ぷぅ)」
163ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/12(土) 09:57:26 ID:Ftq+7yd5
ヨシモーかわゆ。
作者様。どうかヨシモーにもラブコメ要素を…
どうにもアホっぽいイメージが強すぎるのか只のギャグ要員扱いが多すぎるのが不敏でならない…
まぁギャグ要素満載も好きなんですけどね。
164ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/12(土) 11:58:59 ID:SQgPiD1D
>>162
その長瀬さんは来○川家の執事さんですか?w
165ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/13(日) 21:02:44 ID:lqnCD/nX
保守だ−−−
166ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/15(火) 21:30:10 ID:QiPCcorQ
保守だよ
167ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/16(水) 01:03:12 ID:81N7uAkQ
保守よ
168ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/16(水) 23:45:06 ID:ANPVb2Sh
保守です
169ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/17(木) 01:21:07 ID:iptu84ik
我は169 保守る!!
170戦国ギャグ乙女:2010/06/17(木) 23:14:46 ID:nbwE0vB+
ケンゾウ「まあそう膨れなさんな。せっかくの可愛い顔が台無しだぞ?」
ヨシモト「(一瞬で赤面)か、かかか、可愛いですって!?」
  毛利「おお!お嬢様のお顔が活火山の如く真っ赤に!!」
ヨシモト「ケ、ケンゾウさん!そ、その…、も、もう1回言ってくださいませんか!?」
ケンゾウ「へ?」
ヨシモト「(もじもじ)そ、その…、か、可愛いって…(ぼそっ)」
ケンゾウ「何だって?最後、よく聞こえなかったんだけど?」
  毛利「う〜む、これが世に聞くN・P・B(ナチュラル・プレイ・ボーイ)というやつですな…」

ヨシモト「…こほん、で、ではケンゾウさん。早速一緒に屋敷まで参りましょう」
ケンゾウ「え、えーと、誘ってもらえるのはありがたいんだけど俺は…」
  毛利「(後部座席のドアを開けて)さあ上杉様、どうぞお乗りください」
ヨシモト「(ぽんぽん)ほらケンゾウさん、私の隣、空いてますわよ」
ケンゾウ「せっかくのお誘いを申し訳ないんだけど、用事があるから。…すまん」
ヨシモト「そうですか…(しゅん)、では仕方ありませんわ」
ケンゾウ「(本当は用事らしい用事なんて特に無いんだけど、猛烈にいやな予感がするんだよなあ…)」
ヨシモト「毛利さん、『計画(プラン)B』、発動ですわ!」
  毛利「はっ!」
ケンゾウ「は?プラン…何だって?」
  毛利「上杉様、お許しを!!(ケンゾウの鳩尾に強烈な一撃)」
ケンゾウ「ぐぁっ!!…が……(がくっ)」
  毛利「申し訳ありません上杉様。ですが、これもお嬢様の命令でございますゆえ…」
ヨシモト「さあ毛利さん、ケンゾウさんをこちらに」
  毛利「かしこまりました(気絶しているケンゾウをヨシモトの隣に寝かせる)」
ヨシモト「(ケンゾウを膝枕しながら)おーほほほ!ついにケンゾウさんをゲットしましたわ!!
     では毛利さん、車を出してくださいな」
  毛利「かしこまりました。(運転席に乗り込む)シートベルトよし!左右前後の安全確認よし!
     それでは出発いたします」

(ブロロロローーーー!!!!)

 ???「……今のは!!」
171ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/18(金) 12:05:47 ID:hloFJHvI
N・P・B!N・P・B!
って・・・某動画を思い出してしまった(ry
172ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/20(日) 00:56:18 ID:WoUcJSE3
保守じゃ
173ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/20(日) 23:50:09 ID:K/nC+Sgb
保守です
174ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/21(月) 00:51:01 ID:LDdFqAN3
ナチュラルプレイボーイって何の作品で出てきたんだつけ?

スマン、ど忘れだ(´〜`;)
175ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/22(火) 23:30:33 ID:GLb8D4Fr
保守ですわ
176ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/23(水) 01:30:25 ID:Mi+Y/Bco
保守だ
177ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/24(木) 01:26:44 ID:TwPBNV6m
保守
178ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/24(木) 07:23:58 ID:o3Mu8QA6
保守じゃ
179ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/25(金) 05:20:03 ID:Q0QNWvA7
保守だ
180ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/26(土) 00:34:41 ID:5qJmU0nX
保守だぁ
181ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/27(日) 00:16:09 ID:k0XXfSPa
保守だよ
182ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/28(月) 00:11:34 ID:iswoQpm/
保守よ
183ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/28(月) 18:24:45 ID:KhKyTuzc
ho
184ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/28(月) 22:31:48 ID:ASQJIL0K
ほしゅばかりか。エロいの欲しい
185ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/28(月) 23:43:44 ID:sx7lT7S1
186ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/28(月) 23:45:45 ID:sx7lT7S1
>>184
スレチだからw
187戦国ギャグ乙女:2010/06/29(火) 17:34:39 ID:H87yei1p
(今川邸内のとある一室)

ケンゾウ「…ん…ん?ここは…?薄暗い部屋だな…。これは…ベッド?
     …そういえば今川の執事さんにいきなりボディブローを食らって…」
     …って、何で両手足を縛られてるんだ!?しかも大の字で!!」
ヨシモト「あらケンゾウさん、気がつかれましたか?ここは私の寝室ですわ」
ケンゾウ「今川?あっ、お前、いったいどういうつもり…って、おい!!」
ヨシモト「あらあら、急に大声なんか出されてどうしました?」
ケンゾウ「お、おま、お前!な、なななな、なんつー破廉恥な格好をしてるんだ!!
     いくら画が無いからってその…、ヒ、ヒラヒラの…ス、スケスケで…」
ヨシモト「うふふ、今川家に代々伝わる勝負下着ですわ」
ケンゾウ「どう見てもそんな昔からある下着には見えないんだけど…」
ヨシモト「お母様もお婆様もこれを身に着けてお父様、お爺様を落としたと聞きますわ」
ケンゾウ「(…つーか、スケスケだからその…、うっすらと色々な部分が見えてしまって…)」
ヨシモト「あら、どうなされましたかケンゾウさん?なんだか視線が定まってないみたいですわね?」
ケンゾウ「そ、それは…(凝視できるわけないだろうが!)」
188戦国ギャグ乙女:2010/06/29(火) 17:37:26 ID:H87yei1p
(今川邸内のとある一室)

ケンゾウ「…ん…ん?ここは…?薄暗い部屋だな…。これは…ベッド?
     …そういえば今川の執事さんにいきなりボディブローを食らって…」
     …って、何で両手足を縛られてるんだ!?しかも大の字で!!」
ヨシモト「あらケンゾウさん、気がつかれましたか?ここは私の寝室ですわ」
ケンゾウ「今川?あっ、お前、いったいどういうつもり…って、おい!!」
ヨシモト「あらあら、急に大声なんか出されてどうしました?」
ケンゾウ「お、おま、お前!な、なななな、なんつー破廉恥な格好をしてるんだ!!
     いくら画が無いからってその…、ヒ、ヒラヒラの…ス、スケスケで…」
ヨシモト「うふふ、今川家に代々伝わる勝負下着ですわ」
ケンゾウ「どう見てもそんな昔からある下着には見えないんだけど…」
ヨシモト「お母様もお婆様もこれを身に着けてお父様、お爺様を落としたと聞きますわ」
ケンゾウ「(…つーか、スケスケだからその…、うっすらと色々な部分が見えてしまって…)」
ヨシモト「あら、どうなされましたかケンゾウさん?なんだか視線が定まってないみたいですわね?」
ケンゾウ「そ、それは…(凝視できるわけないだろうが!)」

       −−−−−−−−−−−−
すいません、今回はやむを得ずネタを2回に分けさせていただきました。
行数はいつもと同じだったんですが、『本文が長すぎます』と出たためです
189戦国ギャグ乙女:2010/06/29(火) 17:40:14 ID:H87yei1p
ヨシモト「(強引にケンゾウの顔を自分に向ける)ケンゾウさん、ちゃんと私のことを見てくださいな!
      それとも、見たくもないほど私のことがお嫌いなのですか!?(ずいっ)」
ケンゾウ「そ、そんなことは……って、お前も顔が近いっての!!もう少し離れてくれ!!」
ヨシモト「あら、私としたことがつい…。ではこれでよろしいですわね?」
ケンゾウ「…1cmくらいしか動いてないじゃないか!それでも十分近い……」
ヨシモト「必殺・ど○ぷんアタックですわ!!(ケンゾウの顔に自分の胸を押し付ける)」
ケンゾウ「ぐおっ!」
ヨシモト「うふふ、『ぐ(グッドな)おっ(おっぱい)!』…つまりは、『YES!』ということですわね?」
ケンゾウ「何が!?何が『YES!』なわけ!?ねえ、ヨシモーさん!?」
ヨシモト「あ…、ケンゾウさん、ようやく私のことを『ヨシモー』と呼んでくださいましたわね?(ぽっ)」
ケンゾウ「いや、今のはノリというかなんというか…」
ヨシモト「恥ずかしくて赤ちゃんが出来ちゃいそうですわ☆」
ケンゾウ「飛躍しすぎだ!!まったく、どこぞのお漏らし娘じゃあるまいし…」
ヨシモト「説明いたしますわ!『ど○ぷんアタック』とはプロレスでいうボディスプラッシュの要領で
     自分の胸を相手の顔面に打ち付ける攻撃のことですわ!!」
ケンゾウ「お前はどこの方向音痴アイドルだよ…?」

      −−−−−−−−−−−−
すいません、↑のはナシです。
慣れないことをしたのでミスりましたw
190ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/30(水) 00:26:12 ID:yBFAWafN
(゚∀゚)o彡゚ ヨシモー!エロイ!

ヨシモーのいろいろなトコがスケスケ…(;*´Д`*)
191ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/06/30(水) 21:29:47 ID:GZf5zAXw
さすが海道一の釣り姫、>189が壮大な釣りだとわ・・・・・・
192ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/02(金) 01:16:09 ID:NsEp55BW
保守
193ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/03(土) 00:32:20 ID:yrixYgpI
ほしゅ
194ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/04(日) 01:02:22 ID:ihhRrA1G
hoshu
195ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/05(月) 00:45:22 ID:eZ268dhF
ホシュ
196ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/06(火) 20:04:07 ID:IlaW3aYx
保守だよ
197ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/07(水) 21:22:42 ID:7qeHL/XC
保守よ
198ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/08(木) 00:23:10 ID:Xr/McsEN
保守です
199ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/09(金) 01:00:16 ID:DOF6J+Zu
保守ですわ
200ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/10(土) 00:45:40 ID:ihHS0YSy
保守だ
201名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 00:39:44 ID:e4UsAb7R
保守
202ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/12(月) 01:19:05 ID:EQnZ0/Uc
保守じゃ
203ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/12(月) 07:25:23 ID:WYlskVBx
保守だ
204ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/13(火) 19:55:04 ID:6jTZmhgf
保守だよ
205ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/14(水) 20:56:17 ID:0QAELzpw
保守よ
206ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/15(木) 18:34:39 ID:ejaw8G2x
保守です
207ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/16(金) 01:18:21 ID:3jYYiWiH
保守ですわ
208ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/17(土) 00:44:18 ID:RxZvGo1B
保守だ
209戦国ギャグ乙女:2010/07/17(土) 19:08:14 ID:nLVA+mW8
ヨシモト「うふふ、今日は2人にとって最高の1日になりそうですわね」
ケンゾウ「くそっ、何とかこの拘束を破れないのか?」
ヨシモト「無駄ですわ。この空間では私には勝てませんわよ。おーっほほほほ!」
ケンゾウ「どこかの眉毛女みたいなことを…」
ヨシモト「ところでケンゾウさん…(もう1度ケンゾウに顔を近づける)」
ケンゾウ「な、なんだよ?…だから、顔が近いっての!今日はこれで何回目の…」
ヨシモト「(耳元で囁くように)興奮してますわね?」
ケンゾウ「(ぎくっ)そ、それは…」
ヨシモト「だってケンゾウさんのここ(どこかは内緒)…、ずいぶんとご立派になってますわよ?」
ケンゾウ「うわっ!み、見るんじゃねえ!…くっ、手足を拘束されてては隠すことも出来ない…」
ヨシモト「私で興奮なさってるんですね?嬉しいですわ。それに、安心もしましたわ」
ケンゾウ「…安心?」
ヨシモト「ケンゾウさんはケンシン先輩でしか興奮できないお方でしたらどうしましょうかと…」
ケンゾウ「実の姉でしか興奮できなかったらそれはそれで大問題だと思うんだけど…」
ヨシモト「さて、それではそろそろ…(じゅるり)あら、涎が…。私ったらはしたない…」
ケンゾウ「(やばい、今川の目が獲物を狙う鷹のような目になってきてる…)」

(同時刻)

ケンシン「はっ!ケンゾウに危機が迫っているわ!!行かなきゃ!!」
女子生徒A「え?どうしたの上杉さん?」
ケンシン「ごめんなさい、私今日は帰るわ!!」
女子生徒A「え?ちょ、ちょっと上杉さん!?…行っちゃった…」
女子生徒B「ほっときなさいよ。どうせいつものことでしょ」
女子生徒C「そーそー。いつものブラコンスイッチON!…てところね」

(ヨシモトの寝室)

ヨシモト「さあ、ケンゾウさん…(ハァハァ)」
ケンゾウ「(うわー、いやな予感しかしない…)」
ヨシモト「お覚悟ですわーっ!!(ルパ○ダイブ!!)」
ケンゾウ「やっぱりかあーっ!!」
210ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/18(日) 23:44:12 ID:VMjA/K22
保守
211ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/20(火) 01:32:07 ID:BaCbVvUk
保守じゃ
212ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/20(火) 12:08:16 ID:WIsCaXbP
保守だ
213ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/21(水) 23:02:16 ID:8v2lAjQZ
保守じゃ
214ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/22(木) 00:26:37 ID:JgGtYiOy
保守
215ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/22(木) 18:03:51 ID:iGrFpTO8
ほ、保守だって・・!
216ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/23(金) 00:30:50 ID:2umf7oB9
保守だぁ
217ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/24(土) 00:39:05 ID:ai+9PhAE
保守ですわ
218ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/25(日) 00:25:20 ID:csoG/lqp
保守です
219ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/26(月) 00:21:56 ID:FcRVF8Ju
保守だよ
220ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/26(月) 23:34:59 ID:eqAU+APZ
保守よ
221ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/27(火) 19:38:09 ID:tSgZOiAs
保守です
222ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/28(水) 00:51:31 ID:AjNHoLde
保守ですわ
223ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/29(木) 00:56:05 ID:7WH8YRXG
保守だ
224ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/29(木) 23:57:17 ID:g3ll3r51
保守
225ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/30(金) 00:01:26 ID:WMHAtDM1
保守じゃ
226ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/30(金) 01:17:20 ID:0pifTkSj
保守でごんす
227ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/31(土) 11:38:34 ID:yiukVR/B
ほ、保守だって・・!
228ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/07/31(土) 14:38:20 ID:vfqNzXo0
      ┏┓┏┓┏┏┓    ∩________∩
┏━━┗┏┛┗┗┗┛     | ノ ⌒  ⌒ヽ       ┏━┓
┗━┓┃┗┓┏┛  ┏━━ /  (●)   (●) , ━━━┓┃  ┃
    ┃┃┏┛┗┓┏┓    |     ( _●_) ミ       ┃┃  ┃
    ┃┃┗┓┏┏┛┗┓ 彡 /)  |‖|  ミ/)━━━┛┗━┛
    ┃┃  ┃┃┗┓┃┛彡( ))))   |∪| ミ( i)))      ┏━┓
    ┗┛  ┗┛  ┗┛  / ノ ノ   ヽノ .ノ ノ        ┗━┛
229戦国ギャグ乙女:2010/08/01(日) 21:11:25 ID:b/s36gE8
 ???「させません」

(すぱーーーーーん!!!!)

ヨシモト「ぶっ!!」

ケンゾウ「っ!!……あれ?何で今川が顔面を抑えてうずくまってるんだ?」
ヨシモト「っつ〜…。いった〜いですわね!!誰ですか、私のこの綺麗な顔をハリセンで
     思い切りぶっ叩いた不届きな輩は!?カウンターでモロでしたわよ!!」
 ???「抜け駆けは許しません…」
ケンゾウ「その着物に箒、さらにはほっかむりをしているお前は…徳川、何やってるんだ?」
イエヤス「ち、違います。私は正義の魔法使い、まじかるあ○ばー…」
ケンゾウ「いや、どう見ても徳川だろ?」
ヨシモト「それに、そのピンクのポニーテールはイエヤスさん以外にいませんわ」
ケンゾウ「しかもご丁寧にほっかむりに穴を開けてポニーテールだけ出してるとは…」
イエヤス「こほん。と、とにかく!ヨシモトさん、ケンゾウさんは返していただきます」
ヨシモト「そんなの嫌に決まってますわ!ケンゾウさんはすでに私のものですわ!!」
ケンゾウ「勝手に決めるな!!とにかく徳川、今はお前だけが頼りだ。今川を何とかしてくれ」
イエヤス「お任せください。お礼は子だn…こほん、デート1回でいいですから」
ケンゾウ「(あ、ダメだ。なんかこいつも今川と同じニオイがしてきた…)」

ヨシモト「それよりもイエヤスさん、何故あなたがここにいますの!?」
イエヤス「ケンゾウさんがあなたに拉致されるところを偶然目撃しました」
ヨシモト「くっ、見られた以上はこのまま生きては返しませんわよ!お覚悟なさい!!」
イエヤス「…覚悟を決めるのはあなたの方です」
ヨシモト「ふふふふふ…」
イエヤス「……………」
ヨシモト&イエヤス「「てやぁ〜っ!!!!」」

ケンゾウ「おいおい、あいつらやりあい始めちゃったぞ…。…ていうか、いい加減誰か解いてくれよ…」

 ???「今助けるからそのまま動くな!」
230ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/02(月) 00:25:32 ID:vP7mgMb3
続き乙です
231ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/02(月) 23:57:27 ID:n+THbT9d
保守
232ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/04(水) 01:50:11 ID:EiDBuaxh
保守だよ
233ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/05(木) 00:22:51 ID:sJiarl8b
保守よ
234ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/06(金) 00:14:39 ID:MwkLuQbI
保守です
235ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/07(土) 02:00:29 ID:evKpb3Qw
保守ですわ
236ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/08(日) 00:05:44 ID:5XKitcCI
保守だぁ
237ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/08(日) 09:14:43 ID:XcESR1h3
次は誰がきたんだw
238ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/10(火) 01:17:02 ID:CJE0ohyb
保守
239ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/11(水) 00:41:17 ID:50D457aT
保守じゃ
240ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/12(木) 00:43:24 ID:yPPzIS9u
保守
241ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/13(金) 16:45:07 ID:P7pCR1Sp
( ゚д゚)、ペッ
242ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/14(土) 15:26:12 ID:fUxToID6








ニヤニヤ(゚∀゚)
243ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/15(日) 13:53:37 ID:svbZ2oFu
    .              ,;f::::::::::::::::::::::T
                  i:::/'" ̄ ̄ヾ:::i
          ィ'''フ''''=、r'"~ |/ ,,,,_  ,,,,,,_ヾ|`ヽr''"`ヽ、ヽ、 じろじろ見るなよ
       ,r'"´ ノ"    )=|=(三)=(三)=|i       ヽ、    こんなカッコでもイイじゃん 
       (       .ノ   {  :::(__..::  |         i   人を手足の有無で判断するな
         )     __,,;..    ',  ー=ー  ',   _,,,,、      j、、  この菜食主義者め
      , '    ヽィ'''i"     ヽ___ / ィ'"~  `'ヲ'''ー-、ノ、ヽ
     .{ _.ト、   Y人        ,,l、        ノt'  イノ.ノ    
      '、 >.ト  '/ `ゝ、       人       ,,イ  jt、 __...-'
       ' .,,_ _ ノ、   `ー--;::-ニ"_,ゝ=---‐''"    ノ
           ヽ、 r  、 f"   `i´ ̄` Y  `ヽ /
.              ヽj  ミi      !    j'   | /
               `i  、〉、.__,人,___,..イ、,i" j''
                i  ヽf     Y    ,j,.  ,/
               l ヽ、    .|   ノ ,. /
                 l  、j`ー‐‐'`ー="レ' j'
                l  ヽ  -ニ-  ノ  l
                l   `i     /  ,l
244ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/22(日) 09:41:18 ID:ivp5sOKf
そろそろ保守るか
245ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/23(月) 17:01:25 ID:jgEuoZ4t
[実録]栃木県下野市の住吉会系土支田一家熊倉組の恐喝の実態
http://torrage.com/torrent/F96A2040F978E3CB2F9B931BFFD2DE0BD2D3D846.torrent
246ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/28(土) 08:52:22 ID:TXnDX/7Q
ho
247戦国ギャグ乙女:2010/08/29(日) 14:16:42 ID:/p1R3Tw6
ケンゾウ「え?その声は…」

(ヒュンヒュンヒュン!!)

ケンゾウ「うわっ!…何か今飛んでこなかったか?…あ、拘束が解けてる。
    とりあえず助かったか。つーか今飛んできたこれは…ダーツ?」
ミツヒデ「フフフ、どうやら間に合ったようだね」
ケンゾウ「あ、ミツヒデさん、どうしてここに?」
ミツヒデ「何、私より先に他の女と既成事実を作られては困るのでね…」
ケンゾウ「痴女だ!やっぱあんたは痴女だ!!」
ミツヒデ「フッ、それは褒め言葉と受け取っておこう」
ケンゾウ「褒めてないですよ!…それよりも、どうしてここが?」
ミツヒデ「ダーリンのピンチに駆けつけるのはハニーの役目。野暮なことを言うものじゃないよ」
ケンゾウ「あーもう、いちいち突っ込むのも面倒になってきた…。
    …ていうか、シンゲンさんに勉強を教えていたんじゃないんですか?」
ミツヒデ「シンゲンまで連れて来るとまとまるものもまとまらなくなるような気がしてね。
    どうしようかと悩んでいたところに偶然オウガイ先生と会ってね、ティンと来たよ。
    すぐに『シンゲンがオウガイ先生の特別授業を受けたいそうです』と言ったら
    先生もすぐに快諾してくれてね。で、シンゲンをそのまま先生に引き渡したというわけ」
ケンゾウ「あんたは鬼だ!!」

(同時刻・オウガイ宅)

オウガイ「ほれほれ、どうした?まだ半分も解けておらぬではないか!」
シンゲン「う〜、だってぇ〜…」
ヒデヨシ「難しすぎますよぉ〜…」
シンゲン「…ところで、何で嬢ちゃんまでいるんだ?」
ヒデヨシ「実はイエヤス先輩に(長いので省略)というわけなんです〜…」
シンゲン「あー、お前もはめられたクチか」
オウガイ「ほれ、この問題が解けたら町内1週ランニングに行くぞ!!」
シンゲン&ヒデヨシ「ふえぇ〜ん!!誰か助けて〜!!」
248ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/31(火) 13:57:53 ID:pkx4nKYB

ドタ
 バタヽ( 'A`)ノ  オッ猿ノ、オケツハ
    (  )へ   マッ赤ッ赤~♪
     >ω


      ヽ('A` )ノ  ボクノフグリモ
      (  )へ  蚊ニ刺サレテ
       >ω      真ッ赤ッ赤~♪


249ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/08/31(火) 22:14:57 ID:C9A/f8Tq
シンゲンかわいいよおおおおおおおおおお
250ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/03(金) 19:21:09 ID:QdvaL+Iu
ho
251ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/06(月) 22:25:49 ID:FuESKUCy
保守だぁ
252ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/09(木) 21:48:55 ID:4ckOznGi
保守じゃ
253ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/12(日) 22:11:58 ID:z4+uPZ4g
保守
254ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/13(月) 08:23:02 ID:EN4dJxZX
   △  ¥ ▲
  (  皿 )  がしゃーん
  (        )      
 /│  肉  │\         がしゃーん
<  \____/  >
    ┃   ┃
    =   =
255ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/16(木) 02:29:43 ID:kFAG472R
保守じゃい
256ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/17(金) 23:46:54 ID:T5JMIhTH
馬鹿がヒステリックに持ち上げる
257ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/19(日) 10:52:02 ID:1E14rAY5
ちょこっとだけお邪魔します。初心者スレから流れてきました。向こうでキリの悪いところで終わっちゃったので、続きだけ置かせ下さい(ペコリ)

ヨシモトはぁ、小動物(をイジメるの)が好き。・・シロ限定で。
小動物(にイジメられるの)が好き。・・鷹限定で。

シンゲンはぁ、おひつを食べる。・・米食え、米!

マサムネはぁ、二本の刀で魚をさばく。・・そうりゅーれんざん!はその為にうまれた!

ノブナガはぁ、マ○チラする。・・ヒデヨシ乙女ロング時のパ○チラが話題に出る度に、ノブ様なんか、あのコスチュームで非情ノ大剣時、あんなに片足あげたら見えるだろう、と。真っ正面から見た場合。まぁ見えた瞬間にはあの世逝きですがね。

ミツヒデはぁ、初打ち時オレの嫁。・・あの頃、毛先のそろって無い長髪女はあまり好きく無かったので、初合戦時はミッちゃんを選んだものです。すぐに皆好きになりましたけどね。

以上。おじゃましました〜。
258ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/19(日) 16:44:37 ID:1E14rAY5
また暇になったのでカキコ♪
書状予告で。

その1、オウガイからマサムネへ。
オウ「お主と剣を交えるのを楽しみにしておるぞ」
マサ「・・・・ふむ」
どうやら同じ剣の道を進む者同士、オウガイのスポーツマンシップ(笑)にのっとった手紙に、マーちゃんは好感を抱いたようです。

その2、ムラサメからシンゲンへ。
ムラ「いつ来てもよくってよ。(野菜を)切り刻んで(炒めて)あげる」
シン「・・!」
ムラ姐からの手紙を読むや、乳を揺らして立ち上がったシンゲンは、おひつを抱えてムラサメさん家に飛んで行った。

マサムネに続き、シンゲンまでもが敵に懐柔されかけている今、乙女達の勢力図は大きく変わろうとしていた・・。

その3、コタロウからヨシモトへ。
コタ「あなたさえ良ければ、手を組んであげてもいいですよ」
ヨシ「・・・・(このワタクシにっ)」
怒ったヨシモトは強かった。
最年長者への口のききかたを知らない黒コタのせいで、乙女界の勢力図は元の木阿弥状態に。

番外、シロからミツヒデへ。
シロ「わんわん」
ミツ「・・確か裏の倉に犬語辞典が・・」
調べ物に夢中になりやすいミツヒデは、蔵書1万冊の山に埋もれ、戦力外に・・。
259ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/19(日) 17:30:25 ID:1E14rAY5
あ・・規制が・・。ショートストーリーじゃ無いんでスレチっぽいし、消えますね。
おじゃましました〜。
260ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/19(日) 17:34:58 ID:1E14rAY5
うわわ、下げ損ねたっ!ごめんなさいっ!
261ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/20(月) 00:03:42 ID:+pRr1vmO
・・・
262ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/21(火) 12:00:03 ID:qFsegx7c
そういやブレードさんはどこへいったんだろう
263ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/21(火) 20:17:40 ID:ufwLB/lP
あまりに人がいないから打ち切りになっちゃった?
264ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/22(水) 13:27:58 ID:t0XJtZA7
"ヘ(・ω・)ゞ クイックイッ
265ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/25(土) 18:14:19 ID:imrPIdo1
ho
266ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/25(土) 20:41:10 ID:31rNwNNx
マンガも良いけど、乙女の小説読みたい
エロパロ板からもなくなってしまったしな
267ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/30(木) 00:07:30 ID:cZb2ywbX
保守です
268ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/09/30(木) 23:38:15 ID:bsik7P7I


  ⌒  ∧,,∧ ハァ〜
 ⊂⌒⊂(´-ω-) =3


269ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/03(日) 12:12:11 ID:ZXPXlH71
保守ですわ
270ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/04(月) 13:03:18 ID:ZrSRRSwv
  _  ∩
  ( ゚∀゚)彡  たかしげ!  たかしげ!
  (  ⊂彡
   |   |
   し ⌒J  
271ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/06(水) 17:59:19 ID:M2PDKgdB
保守じゃ
272ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/09(土) 19:07:51 ID:DjIzDXZx
パチ関係のエロパロはあるんだけどな
乙女専用が消えてもた
273ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/12(火) 22:49:12 ID:X1osinMG
保守だぁ
274ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/15(金) 21:46:16 ID:JqF1m6Qi
保守ですわ
275ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/16(土) 08:02:52 ID:9zLce/TI
シンゲン愛してるよ
276ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/19(火) 18:57:08 ID:e1mg+B/o
・゚・。.(っ_・。).。・゚・
277ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/21(木) 21:42:43 ID:tIdWEbGv
ノブナガ「我の出番はまだかのう?」
278ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/24(日) 20:56:51 ID:g6NM9I6M
保守じゃ
279ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/29(金) 20:48:54 ID:QnYBEfkJ
保守だぁ
280ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/30(土) 12:05:13 ID:9hcJ4zo1
保守でゴンス
281ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/30(土) 18:18:07 ID:R1/KM1i3
漫画単行本2巻発売したな
まだ買ってないからとりあえずシンゲンの出番が楽しみで仕方がない
282ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/31(日) 13:20:27 ID:mK+ebrCr
なっしゃー
283ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/10/31(日) 13:27:38 ID:e15TuB03
tes
284ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/03(水) 21:04:25 ID:Znz9f+64
保守だよ
285ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/05(金) 20:25:55 ID:bj3nQpB3
ミラクルドラクル
286ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/06(土) 14:47:12 ID:86mDf369
ギャグ乙女さんもブレードさんも もう続き書いてくれんのかな?
287ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/06(土) 22:33:38 ID:NnN1DS8w
続き読みたいですよね
288ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/07(日) 00:05:52 ID:XV3HpHo/
漫画は明日発売
289ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/07(日) 17:22:14 ID:U9s5VrF9
みんなどこに行ってしまったのだろう
乙女小説が読みたいよう
290久々の魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/11/08(月) 18:07:20 ID:Emc/erM7
間違えてヒデヨシが出る事になっている・・・。修正修正。出場メンバーはシン・ケン・ミツ・ムラ・ヨシモ
───────────────────────────────
 「次は私が行きますわ!同じ緑として負けられないのですわ!」
ちょっと何を言っているか分からない。だが、ヨシモーは止める間もなく試合場へ。まぁいっか。
 「楓さんがやられた今・・私が何としてでも極丸を勝利へ導きます!」
 「ひまわりさん、ふぁいとですわ」

────────────────────────

 「始め!」
 (ふふふ・・・ここで派手に負けて、マイビューティフォースペシャルプランの発動を・・・)
パァニ・・・パァニ・・・
 「きゃぁ!?な、なんですの!?」
突然銃声が響き渡る。そう、対戦相手のひまわりが手にしているのは、竹刀ではなく・・・銃。
 「ご、極丸の威信にかけて・・負けるわけにはいきません!」
 「は、はぁ〜!?それって有りなんですのぉ!?」
 「反則一本!よって、白、室生高校の勝ち!」
 「ほえ?」
当然の結末というか・・・こうしてヨシモーの初試合は反則勝ちという結果に終わったのだった。

────────────────────────

 「ヨシモーナイスファイト〜!Y・N・F!Y・N・F!」
 「キ〜!!どこがYNFですの!私何にもしてませんわ・・これじゃせっかくの計画が台無しですわ・・ぶつぶつ」
 「まぁ、これで相手がただの馬鹿集団だというのがわかったな。張り切って出るまでも無かったかな」
ミツヒデが黄昏た表情で呟く。まさにその通り、これじゃあ俺も無駄にプライドを一つ捨てただけじゃないか。
楽に勝てるのはいいが、少しは手ごたえのある相手で無くては俺のプライドが犬死にだ。
 「おい、マサムネ・・随分評判と違ってんじゃねーか」
 「私は言ったはずだ・・天然ばかりだ、と。それに、先輩はその天然に引き分けて・・」
 「う、うるせー!!たまたま先鋒のあいつだけ天然ぢゃなかったってだけだ!」
さて、今更出場メンバーは変更できないし、残りの3人にちゃちゃっと片付けてもらうとするか。どうか怪我だけはしませんように。
あちらの出場選手は・・・どうやら、まだ揉めているようだ。
291ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/08(月) 21:08:34 ID:CwqMWyuE
ブレードさん ありがとうございます
292ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/09(火) 02:07:05 ID:ie2dKCB+
やたーブレードさんキター!
やほー!
293戦国ギャグ乙女:2010/11/09(火) 05:58:54 ID:dLbztkLu
サーセン、PCのデータが全て吹っ飛んでしまうなど、いろいろあって今もなおネタ作りがまったく出来ない状況です。
まだしばらく書けないとは思いますが、いつかは「上杉さん家のアネキ(!?)」の続きを書きます。
ですのでもうしばらくお待ちください。

ちなみに今は会社からカキコしてます(夜勤残業中)。
294ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/09(火) 09:02:20 ID:2SXxESl0
ブレードさんギャグ乙女さんお久しぶりです!
二人の次回作に期待してます
頑張ってください
295魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2010/11/09(火) 21:43:54 ID:3ftj+t58
 ── 極丸陣営

 「バカひまわり!本当に銃を使う奴があるか!」
 「だ、だってぇ・・」
 「およしなさい、楓さん。しかしあちらも中々手強いですね」
 「こうなったら・・アレしかないわね」
 「…!!ぼたんちゃん、アレを使う気ね!」
 「えぇ、皆の力を一つに!」

 ── 室高陣営

 「あいつら何やっとるのじゃ?」
 「・・・さぁな、馬鹿の考える事は想像がつかん。面倒くさいのでさっさと私が終わらせて来よう」
というわけでミツヒデが中堅として出たのはいいのだが・・・あちらはまだ出てこない。
5人でずっとごそごそやっている。
 「全く、いつまで待たせ・・・っと、ようやくか」
ミツヒデがメガネを直しあちらを睨む。だが、その鋭い目つきはすぐに訝しげな眼に変わる。
それもそのはず、何しろ5人とも出てきたのだから。

 「どういうつもりかは知らないが、お前たちルールは分かっているのか?・・ふふっ、まぁ私は構わんが」
 「何が『私は構わんが・・』ですの!あなたたち、それじゃまた私の時みたく反則負けですわよ!」
紫髪の娘・・菖蒲がそんなヨシモーを見て鼻で笑う。
 「ふふっ、高飛車女は黙ってなさい」
 「だ、誰が高飛車女ですの!!」
ヨシモーはダンダンと床を踏みしめる。確かにその振る舞いから来るイメージは高飛車というよりヒステリックだ。
 「どうやらあなたたちは知らないようね・・・この大会の裏ルールを!」
 「裏ルール・・だと?」
ミツヒデが驚きこちらを見る。見られても俺も一切知らなかったし、本当にそんなものがあるのかも分からない。
とりあえず首を全力で横に振る。
 「新参高には少しばかり不利な仕様があるようだな。まぁいいどんな手を使ってこようが・・」
 「そう強がっていられるのも今のうちよ!」
そう叫び、ぼたんが印を結ぶと、5人の周囲に花びらが舞い出した!
296ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/10(水) 17:35:40 ID:734iUCg4
wktk wktk
297ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/16(火) 00:48:01 ID:moHEOrrh
キタァ!帰ってきたぁ!
お二人さんの帰還で何だかじんわり涙が出ちゃったぜ……!

なんだかもう最高にハイってやつだ!
298ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/19(金) 19:20:50 ID:Wr91zNHq
続きがみたいのですよ
299ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/19(金) 22:55:04 ID:6XoSPXr3
続きを、続きを!
ぼかぁもう……!
300戦国ギャグ乙女:2010/11/21(日) 17:29:36 ID:Z0qA1T86
 『ヨシモトです(BGM・ガ○スの部屋)』

 ヨシモトです。ちょっと笑っただけでアホの子と呼ばれてしまいましたわ。

 ヨシモトです。立ち絵の顔グラフィックが私だけ妙に粗い気がしますわ。

 ヨシモトです。『四の倍数と四がつく数字のときだけうつけになる』という
 余興を披露しました。眼鏡をかけた『八』の人から「お前と一緒されたくない!!」
 と言われてしまいましたわ。

 ヨシモトです。別にカップめんが食べたいとかそういう理由で「お湯ください」
 と言っているわけではありません。…ただのノリですわ。

 ヨシモトです。ドスでドスッ!…ちょっと言ってみただけとですわ。

 ヨシモトです。私のドス攻撃は「アバ○・スト○ッシュ」のパクリなんかではありませんわ!!

 ヨシモトです。乙女アタックで最初にムラサメを倒したのは私ですわ。
 なのにオウガイにはまだ一度も勝てません(作者実話)。
 最近、そのオウガイによく勝っている『じぇのさいどチビザル』が少しだけ羨ましく、
 かつ、恨めしくなってきましたわ。

 ヨシモトです。オウガイが倒れる瞬間にマントの隙間からチラッと見えるお尻に
 作者が少しだけムラッと来ているということを知ってしまったとですわ。
 
 ヨシモトです…。 ヨシモトです…。 ヨシモトです…。

乙女一同「「「(ぽか〜ん………)」」」
シンゲン「(ばりっぼりっ)ん〜、この煎餅美味いな〜。あれ、もう無いや。お〜い、おかわりくれ〜!!」
乙女一同「「「ズコーーーー!!!!」」」 

     −−−−−完(サーセン、次からはちゃんと続きを書きます)−−−−−
301ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/21(日) 20:48:50 ID:mMpjFpJp
久しぶりに見に来たらブレードさんとギャグ乙女さんきてた!
それにしてもヒロシはテレビで見なくなったなぁ
302ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/24(水) 00:24:50 ID:fcZQVAoV
ヒロシこないだ笑点で見たw
303ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/25(木) 23:22:17 ID:l6AlomD2
シンゲンかわいいよおおおおおお
304ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/11/29(月) 23:59:40 ID:AkoNFGyW
乙女の小説読みたい…
ギャグもシリアスも、とにかく何でも読みたい
305ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/12/03(金) 00:35:47 ID:vYs4KWcQ
ブレードさんギャグ乙女さん続きが読みたいです
306ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/12/07(火) 22:37:42 ID:vEzrp+oP
読みたいな
307ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/12/11(土) 22:11:26 ID:q2K3Xw5B
続き期待
308ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/12/15(水) 19:08:27 ID:/Fp6VQlJ
保守
309ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/12/21(火) 19:30:50 ID:E1in7b3f
保守ですわ
310戦国ギャグ乙女:2010/12/26(日) 05:48:08 ID:is0+FZ00
 (再びヨシモトの寝室)

ヨシモト「スキありですわ!!(イエヤスを吹っ飛ばす)」
イエヤス「!!(壁に叩きつけられる)ぐっ…(がくっ)」
ケンゾウ「徳川!おい今川、やりすぎだぞ!!」
ミツヒデ「待つんだケンゾウ君、ここは私が行こう」
ケンゾウ「えっ?」
ミツヒデ「どうやら彼女には少しお仕置きが必要なようだからね。
     君はあの子(イエヤス)の介抱をしてくれないか?」
ケンゾウ「は、はい、わかりました」
ミツヒデ「ただし、あくまでも介抱するだけだよ?ドサクサに紛れてあんなこととか…」
ケンゾウ「しませんから」
ミツヒデ「フフ、一応釘は打っておかないとね」
ケンゾウ「釘って…」

ミツヒデ「フフフ、さて、覚悟は出来たかな?お嬢様」
ヨシモト「ひっ!て、手をにぎにぎしながら近寄って来ないで下さい!!」
ミツヒデ「そんなエロエロな格好で彼を誘惑しようとしても駄目だよ。
     彼は私のダンナ様になるのだから」
ヨシモト「そんなの関係ねえですわ!そういうのはヤッたもん勝ちですわ!!」
ミツヒデ「口で言ってもわからないようだね。ならば…(ニヤリ)」
ヨシモト「ひっ!(身の危険を感じ)仕方ありません、ここは一時退却ですわ!!(部屋から出て行く)」
ミツヒデ「逃がさないよ(後を追いかける)」

ケンゾウ「…行っちゃったか。つーか、今すごい会話がされていたような…。
     つーか今川の奴、自分の家とはいえあんな格好で大丈夫なのか?」
イエヤス「う、う〜ん…」
ケンゾウ「あ、気がついたか徳川?」
イエヤス「ケンゾウさん…?…あ、私、ヨシモトさんにやられて気絶を…。
     (はっ!私、今ケンゾウさんの腕に抱かれている!?)」
ケンゾウ「おい、顔が赤いぞ。大丈夫か?」
イエヤス「いえ、いえ、何でもありません…」
311戦国ギャグ乙女:2010/12/26(日) 06:01:56 ID:is0+FZ00
ケンゾウ「そうか、ならいいけど。それより、立てるか?」
イエヤス「は、はい。…よいしょっと…(ふぁさ)」
ケンゾウ「あ…」
イエヤス「どうかしましたか?」
ケンゾウ「いや、髪がその…ほどけて…」
イエヤス「あ…、先ほど壁に叩きつけられたときですね…」
ケンゾウ「ふ〜ん…」
イエヤス「あの…そんなにジロジロ見つめられると…」
ケンゾウ「あ、すまん。そういえばお前が髪を下ろした姿ってはじめて見るから…」
イエヤス「そうでしたか?」
ケンゾウ「ああ、なんだか新鮮というか何というか…」
イエヤス「でしたら、これからは髪を下ろしたまま学校へ…」
ケンゾウ「オレ、実はポニーテール萌えなんだ!一目お前の
     ポニーテール姿を見たときから…」
イエヤス「…ポニーテール萌え…ですか?」
ケンゾウ「はっ!な、何でもない!忘れてくれ!ただの妄言だ!!」
イエヤス「はあ…」

ケンゾウ「さて、それじゃあ行くか」
イエヤス「行くって、どこへですか?」
ケンゾウ「今川とミツヒデさんを追うんだよ。あの二人、色々な意味で
     心配だからな…」
イエヤス「…確かにそうですね」
ケンゾウ「とはいってもこの屋敷、結構広くて迷いそうだな…。
     はぐれるといけないからここからは二人一緒に行動しようか?」
イエヤス「は、はい、わかりました」
ケンゾウ「よし、それじゃあ改めて行きますか」
イエヤス「(ケンゾウさん、やっぱり頼もしいですね…)」
ケンゾウ「おい、やっぱり顔が赤いぞ。本当に大丈夫か?」
イエヤス「だ、大丈夫ですから…」
ケンゾウ「そ、そうか…」
イエヤス「(本当に鈍感ですね…)」
312ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2010/12/26(日) 19:20:22 ID:C0OiQVBw
ギャグ乙女さんキターッ!!
ケンゾウは相変わらずでうらやましいなぁ
やっぱりギャグ乙女さんは小○よしおのファンなのだろうか
313ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/01/01(土) 00:32:28 ID:ISUHhO/G
シンゲンあけおめー!
314ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/01/04(火) 16:24:12 ID:Hiy7/RBN
315ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/01/10(月) 18:50:14 ID:L0arMQ6H
ほしゅです
316ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/01/15(土) 14:57:59 ID:7zQ1/eFX
……しかし!
317ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/01/15(土) 16:13:36 ID:LZ1a8QXy
318ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/01/20(木) 04:26:46 ID:KxzdRbPd
続きまだぁぁぁぁ
319ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/01/24(月) 23:30:16 ID:WAY/8Wqw
ほしゅだよ
320魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2011/01/26(水) 10:43:43 ID:Z7GUi7NV
 「さあ行くぜ!覚悟しろよ!」
 「目標座標、調整完了です!」
 「エネルギー、臨界点突破しましてよ!」
 「全員、衝撃に備え!行くわよ!!」

 「「「「忍法 華乱舞!!」」」」

全員が叫ぶと同時に衝撃波がミツヒデへと襲いかかる。
更に、その衝撃波に乗ってぼたんが突っ込んできた。

 「むぅ…あれが噂に名高い『忍法華乱舞』…」
 「なにぃーっ!?知っているのかマサムネーッ!!」

『忍法華乱舞』
絶妙な棒読みから繰り出される尺の長いこの技は、よく外れるし、ここから小当たりもある鬼畜仕様。
── 乙女書房刊「パチンコ必勝ガイド」より

 「そんなことよりミツヒデが危ない!避けろっ!ナッ…ミツヒデー!」
ヤスヒロの叫びにチラッとこちらを見たミツヒデは、不敵な笑みを浮かべ、構えた。
 「私がどんな技か見切れないとでも思っているのか?あちらがそうくるなら、迎え撃たなくては!」

ミツヒデがサッと腕をあげると、残りの4人が試合場へとあがった!

 「正確無比な槍術は岩をも貫く!」
 「華麗な弓捌きで敵を射る!」
 「風林火山の軍配が嵐を呼ぶ!」
 「無数の苦無が敵を殲滅する!」
 「ちょっと…私にはそれ無いんだけど…」
 「「「「戦 国 乙 女 !!」」」」
 「きゃああーーっ!!」

4人の発した衝撃波で、ムラサメがふっ飛んでいく。
321ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/01/27(木) 06:25:09 ID:WJ+Q+wbB
ブレードさん久々にキター !
ムラサメ姉さんかわいそすぎワロタ
322ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/01/31(月) 17:45:45 ID:F4CooHli
文才のない私にはブレードさんとギャグ乙女さんに頑張ってもらうしかぁぁぁぁ続きがみたいのですよぉぉぉ
323ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/02/04(金) 22:16:11 ID:Le8iNySm
続き期待
324ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/02/07(月) 04:20:12 ID:n973WSkN
保守じゃ
325ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/02/07(月) 20:15:34 ID:MSJzGpk1
戦国乙女アニメ化決定したみたいだからサイトを見てきた。……なんだよ、あれorz
設定おかしいし、キャラが可愛くないし。シンゲンなんて顔だけ見ればオッサンじゃねぇか!
326ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/02/19(土) 00:49:48 ID:o1pbJ7qO
ほしゅ
327ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/02/19(土) 13:25:07 ID:0toxBDO+
>>325
初耳だったんで今見てきたがなにあれwwwwwwwwwwww
俺のシンゲンがががががっがっがが
設定もカスだしもっとかわいくできないのあれ・・・
328ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/02/22(火) 00:43:42.46 ID:9vwNq+4j
ほしゅだぁ
329ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/02/28(月) 20:35:05.78 ID:LL0jelV/
ほしゅです・・・
330ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/03/03(木) 17:55:57.15 ID:T3b4HetO
勝利は我が保守にあり
331ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/03/08(火) 01:18:54.97 ID:olmAD1ex
保守だよ
332ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/03/14(月) 21:07:55.93 ID:+zMRl3tr
保守
333ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/03/14(月) 21:32:25.46 ID:qyTXym1b
333
334ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/03/21(月) 20:55:25.52 ID:e4c8Cz3Z
ほしゅです・・・
335ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/03/26(土) 18:34:47.10 ID:YLZ58Vut
ミツヒデ愛してる
336ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/03/29(火) 02:37:07.24 ID:nUifi/5/
337ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/04/01(金) 16:41:32.10 ID:9X17Dn0f
おい、誰かアニメのシンゲンなんとかして
338ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/04/04(月) 07:49:27.62 ID:dbSmk7KP
みっちゃんが主役の小説読みたいな
いや、もうこの際みっちゃんじゃなくても構わない、乙女で小説が読みたい保守
339ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/04/07(木) 02:13:44.04 ID:gaPQTgs1
保守じゃい
340ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/04/08(金) 00:24:27.38 ID:Q/w6J70o
ブレードさんの帰還をお待ちしております。
341ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/04/12(火) 00:41:07.58 ID:Lp1z80s/
保守だ−−−−−−
342ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/04/13(水) 17:25:44.03 ID:QswIUEeT
保守だよ
343ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/04/13(水) 22:02:54.09 ID:emeupwGW
アニメや乙女2の話題が溢れる近頃。
早くブレードさんやギャグさんの復活を希望しております。
344ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/04/19(火) 01:54:15.92 ID:/FO/MZv4
勝利は我が保守にあり
345ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/04/21(木) 16:20:34.37 ID:YWw7MCE+
保守じゃ
346ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/04/25(月) 10:29:01.87 ID:tMEXXm7G
保守です
347ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/04/26(火) 12:41:39.85 ID:/G6tjqpY
シンゲンとケンシンのイチャイチャSS読みたいよ〜
348ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/04/30(土) 00:32:30.39 ID:lqql3bnO
ほしゅ
349ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/05/05(木) 22:40:46.75 ID:55bRJpxS
保守じゃ
350ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/05/08(日) 17:53:44.10 ID:J2wNg5Gt
もうブレードさんやギャグ乙女さんは書いてくれんのかな?
せっかく乙女2で盛り上がってるのに...期待して待ってます
351ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/05/08(日) 23:54:07.41 ID:36l3nefT
ブレードさんが  2011/01/26(水)
ギャグ乙女さんが 2010/12/26(日)
が最後・・・
大震災で被害にあってないといいな
352戦国ギャグ乙女(おまたせ):2011/05/09(月) 09:18:13.59 ID:ofnoxvpD
     (今川邸内廊下)

ヨシモト「はあ、はあ…まだ追いかけて来ますわ!」
ミツヒデ「はっはっはっは、どこへ行こうと言うのかね?」
ヨシモト「あ、そこのメイドさん!すぐに私の着替えを用意なさい!!」
メイド?「…かしこまりました」
ヨシモト「頼みましたわよぉぉ〜…(←ドップラー効果)」
ミツヒデ「(メイドをチラ見しながら)ふ〜ん、なるほどねえ…」
メイド?「……」
ヨシモト「(そういえばあのメイドさん、新入りさんでしょうか?
     でもどこかで見覚えがあるような…)」

    (謎の部屋)

ミツヒデ「この部屋に逃げ込んだか…ん?」

    (バタン)

ミツヒデ「!!ドアが閉まった!?」

    (次の瞬間、部屋中から鎖が飛び出し、ミツヒデを捕える)

ミツヒデ「くっ、身動きが…」
ヨシモト「おーっほっほっほ!まんまとかかりましたわね!!」
ミツヒデ「ちっ、私としたことがこんな罠に…」
ヨシモト「侵入者はチャンスあるのみですわ!!」
ミツヒデ「…言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ…」
ヨシモト「ミツヒデ先輩、天井をご覧くださいな」
ミツヒデ「む…(天井を見る)!!これは…棘?」
ヨシモト「ご名答ですわ。もしこの無数の棘が落下してきたとしたら…」
ミツヒデ「一巻の終わり…とで言いたいのかな?」
ヨシモト「おーっほっほっほ!まずはライバルを1人排除ですわ!!」
353ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/05/09(月) 19:15:13.76 ID:jfCg/sJc
やったー続きキター
ギャグ乙女さん ありがとうございます
354ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/05/10(火) 01:25:08.10 ID:Tix9B6Oh
おお!ギャグ乙女さんきてる
お久しぶりですー
355ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/05/11(水) 04:32:07.20 ID:7bC3sv7i
ギャグ乙女さんお久しぶりです
マジ震災にあったのかとおもいました次も期待してます
356戦国ギャグ乙女:2011/05/13(金) 06:33:34.38 ID:sPJRGz+W
自分も東北(内陸ですけど)の人間です。
激しく揺れて停電になって仕事が出来なくなったりもしました。
それでもほぼ丸1日の停電で済みました。
地震の影響でネットの回線工事がなかなかできませんでしたけど…
357戦国ギャグ乙女:2011/05/17(火) 22:02:14.02 ID:0NHh1/fW
ミツヒデ「フッ、この程度の罠で私を排除できると思ってるのかい?」
ヨシモト「スイッチオンですわ。ぽちっとな(壁にあるボタンを押す)」

    (ゴゴゴゴ…)

ミツヒデ「!!天井が下がって来た!?」
ヨシモト「おーっほっほっほっほ!ミツヒデ先輩、あなたのことは忘れませんわ」
ミツヒデ「(ちっ、少し強がってはみたが、流石にちとマズイな…)」
ヨシモト「それでは私はそろそろ失礼いたしますわ」

    (ゴゴゴ……ピタ…)

ヨシモト「あら?急に止まってしまいましたわね…」
ミツヒデ「む…(ふう、とりあえずは助かったか…)」
ヨシモト「だ、誰ですか、停止スイッチを押したのは!?」
メイド?「……(入り口の横のスイッチに手をかけている)」
ミツヒデ「ふう、やっと来たか…」
ヨシモト「ちょ、ちょっとあなた!何をするんですか!!それとも、私の着替えを
     持ってきて下さったのですか!?」
メイド?「スイッチはリモコン式にしておくべきだったな、お嬢様…」
ヨシモト「あなた、一体何者ですか!?」
メイド?「まだわかってなかったのか…。この眼帯でとっくに気付いていたと思ってたんだが… 」
ヨシモト「眼帯って…、あ、あなた、マサムネ先輩!?」
マサムネ「どうやら本当に気付いていなかったみたいだな…」
ヨシモト「ど、どうしてここに!?」
マサムネ「拉致問題は早期に解決せねばならぬからな…」
ミツヒデ「フフ、彼を助けに来たと素直に言えばいいのに…」
マサムネ「そこ、うるさいぞ!」

ヨシモト「チャンスですわ。お2人が言い争っている隙に…(逃亡)」

マサムネ「しまった、逃げられた!」
358ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/05/29(日) 10:38:08.47 ID:kz30aDQv
祝ギャグ乙女さん復活!
次回作も期待してますw
359ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/05(日) 20:03:11.03 ID:3B/qXXRh
保守じゃ!
360ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/08(水) 02:01:57.61 ID:73cUpBnR
保守です
361戦国ギャグ乙女:2011/06/11(土) 21:56:38.91 ID:h8/CtJFS
ミツヒデ「あまり深追いはしない方がいいよ」
マサムネ「…そうだな、ここは敵地なわけだし、無闇に動き回るのは得策ではない…か」
ミツヒデ「それよりも、この鎖、解いてくれないかな?」
マサムネ「ああ、わかった。…にしても、奇妙な仕掛けがこの屋敷にはしてあるんだな…」
ミツヒデ「お金持ちの考えることはよくわからないね」
マサムネ「お前の考えてることも時折わからないがな…」
ミツヒデ「一応、褒め言葉として受け取っておこうか」
マサムネ「褒めたつもりはないのだがな…」
ミツヒデ「もっとも、その気になればこんな鎖くらい、いつでも脱出出来たけどね」
マサムネ「そうか、じゃあ私は行くから自分で脱出するんだな」
ミツヒデ「ああ、ウソウソ!ウソだから早く解いて欲しいなぁ〜…」
マサムネ「まったく…、そういうところがわからないと言うんだ…(ぶつぶつ)」

ミツヒデ「ふう、やっと自由になった…」
マサムネ「これからどうする?」
ミツヒデ「そうだね、まずは彼を見つけ出すことが先だね」
マサムネ「わかった。それじゃあ…」

    (ドドドドドドドド……)

マサムネ「む、この音は…バイクか?中庭の方からだな…」
ミツヒデ「どうやら思ったよりも早く役者が揃ったようだね…」
マサムネ「行くのか?」
ミツヒデ「それ以外に選択肢はあるのか?」
マサムネ「聞くまでもなかったか…」

    (中庭)

ノブナガ「うおりゃぁ〜っ!ケンゾウを返すのじゃぁ〜っ!!」
ケンシン「ちょ、ちょっとノブナガ!2人乗りしてる時にウィリーは止めなさいよ!!」
ノブナガ「おっと、すまんすまん。じゃがケンゾウの一大事となればじっとしてはおられぬからな」
ケンシン「まったく…。でも、ケンゾウ救出までもう少しね」
362ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/13(月) 23:55:22.63 ID:kg1INsua
ちょwノブさま落ち着いてww
シンゲンの出番楽しみ〜
363ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/15(水) 19:17:01.70 ID:ir6UH3oK
俺もチョイ前に戦国乙女のSS書いたけど、この板に投稿している人たちのSSのレベルが高すぎて
とてもじゃないが俺のSSなんて載せられたもんじゃないな。
364ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/15(水) 19:17:14.25 ID:ir6UH3oK
俺もチョイ前に戦国乙女のSS書いたけど、この板に投稿している人たちのSSのレベルが高すぎて
とてもじゃないが俺のSSなんて載せられたもんじゃないな。
365ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/15(水) 19:18:36.20 ID:ir6UH3oK
すまん。なんか連投になっちゃった。
366ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/15(水) 23:04:09.90 ID:RKCD7/nw
構わんよ!
書いておくれ
367ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/17(金) 01:01:29.90 ID:E6lSnaY9
>>366
ケンシン主体の長めのSSだけど。書いたの初めてだったから、小学生の作文並みだぞ。
それでもいいなら載せるけど?
368ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/17(金) 14:53:03.46 ID:f++w0sGr
いいに決まっているだろう
wktk
369ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/17(金) 19:34:50.91 ID:E6lSnaY9
んじゃ、まだ途中だけど書いてみる。とりあえず最初に注意書き。

・主人公の名前は思いつかなかったんでヤスで
・主人公チート系
・ミツヒデ、ノブナガ好きの人はごめんなさい。
・初SSなんで、ホントつまんないかも。文章も自信ないし。言ってくれればすぐに中断します。
370初SS:2011/06/17(金) 19:37:51.24 ID:E6lSnaY9
・・・
・・・・・・・
「どこだ、ここ?」
草原。それは間違いないが、少し遠くで甲冑着て戦ってる人が大勢いる。テレビの連続ドラマで見たことあるな、こんな光景。
その光景に不思議と違和感は沸かなかった。なんとなく、ああ戦国時代にでもタイムスリップしたのかなと冷静に分析してる自分がいた。ただ1つだけ違和感があるのは、

「なんで全員女なんだ・・・・?」


〜戦国乙女(ヤスとケンシン)〜
しばらく眺めていると、ホラ貝の音が聞こえた。どうやら戦いが終わったようだ。正確には分からないが、毘という上り旗を掲げている方が勝ったようだ。毘っていうと上杉謙信か?なんて思っていると、後ろから急に声をかけられた。振り向くと、
兵1「お前!我ら上杉軍のものではないな!敵か!しかもなんだその格好は!新手の忍びのものか!!ていうかなぜ男が戦場にいる?!」
甲冑を着た槍を持った若い小柄な女の子がいた。まあたしかに戦国時代にGパンにTシャツはないだろう。ん?それより最後の質問なんかおかしくないか?
「いや、俺は」
兵1「敵なのだな!覚悟!!」
(聞いてねえし・・・・)
女の子は槍を突いてきた。
兵1「はぁっ!」ビッ!
俺はそれを難なくかわす
(へえ・・・女の子にしてはいい筋だな。槍術部かな。てか戦国時代に部活ってあんのか?)
兵1「くっ・・!このおっ!」ビビッ!
「無駄だよ」バシッ
俺は女の子が放った槍を横に避けると同時に、槍を蹴り上げた。
兵1「あっ・・・・・」
「君じゃ俺を殺せないよ」
落ちてきた槍を掴み女の子に向ける。
兵1「そ、そんな!う、うわーん!ケンシン様―!」
あ、逃げた。
371初SS:2011/06/17(金) 19:39:47.54 ID:E6lSnaY9
それにしてもここが戦国時代なのは分かるけど、なんで女の子が?兵がたりないとかか?それともくのいちか?あと、この槍どうしよう・・・、まあ持っておくか。
(槍・・・ね。)
とりあえず移動しようと後ろを向いて歩きだそうとするとまた声をかけられた。
兵1「あっいた!あいつですよ、ケンシン様!」
振り返るとそこにはさっきの女の子ともう一人、額に毘と書かれた鉢巻きを巻く赤い長槍を持った女性がいた。かなり綺麗な凛とした顔立ちをしている。
(あれは槍だよな?なんかかっこいい形してるな)
なんて思っていたら、女性が口を開く
ケンシン「私の兵をずいぶん可愛がってくれたみたいね。しかもそれが男だなんて。あなた名は?」
ヤス「俺の名はヤスだが、あんたは?」
ケンシン「我は上杉ケンシン。ヤス、私は自分の部下を痛めつけられて黙っているほど優しくないわ。覚悟はいい?」
そういうと、彼女は槍を構えた。
ヤス(いや、痛めつけたって・・・、そいつが勝手に・・・。てか上杉謙信って女だったんだ、日本の教科書間違ってたんだな。)
ヤス「いや、そいつが勝手に、」
ケンシン「行くわよ!」
ヤス(また聞く耳持たずか・・・)
372初SS:2011/06/17(金) 20:03:09.64 ID:E6lSnaY9
ケンシン「はぁっ!」ズバッ!
ヤス(!!)バッ!
ケンシン「ふん。うまく避けたわね、これならどう?!」ズババッ
ヤス(こいつ・・・・ホントに女か?この槍裁き・・・。)ババッ
ケンシン「いつまで避けられるかしら?はぁぁっ!!」ズバババババッ
ヤス(よっ・・・)バババババッ
ケンシン「なっ!?全部避けられた!?」
彼女は驚いた表情を見せる。
ヤス「俺に当てるなら早さがまだまだ足りないな。その速さではそっちの体力が無くなるのが先だ。」
兵1「ケンシン様ぁっ!」
ケンシン「ふっ、舐められたものね・・・。いいわ、本気で行くわよ・・・!」すうっ
ヤス(・・・・)ピク
ケンシン「くらえっ!雷光連撃槍!!」ズガガガガガガガッ!!
ヤス(!!!)
ヤス(電撃を纏った連撃だと?女の武将は魔法でも使えんのか?・・だが・・・)
ヤス「ふっ!」ガガガガガガガ!
俺は彼女が繰り出した連撃と全く同じ強さと位置で連撃を繰り出した。
ケンシン「なっ!?全部・・・弾かれ・・・たの・・・?」
ヤス「言ったろ、速さが足りない。それに電撃もダメージを与えるほど強くない。連撃っつうのはな・・・・」すっ
ケンシン「!!!」
ヤス「こういうもんだっ」ピシュシュシュンッ!!!!
ケンシン「きゃあっ!」
373初SS:2011/06/18(土) 00:39:23.28 ID:2JimyrsS
兵1「ケ、ケンシン様ぁっ!」
ケンシン(・・・??傷が・・無い・・?寸止め?い、いやそれよりも今のは何?まったく見えなかった・・・・。)
ケンシン「な、なぜ当てないの!?」
ヤス「傷つける理由が無い。何より女をいたぶる趣味はないよ。」
ケンシン「っ!・・・・あなたは一体何者なの?」
ヤス「それは・・・かくかくしかじか、で俺にもよく分からないんだ。」
ケンシン「にわかには信じられない話だけど、別の世界からきたってこと?まあ見たこと無い格好をしているけれど・・・。」
彼女が俺の服をまじまじと見つめる。
ヤス「格好云々はこっちだって同じだよ。それよりここは戦国時代だよな?あんたが上杉謙信ってことは、他に武田信玄や織田信長とかもいるのか?」
ケンシン「そうね。シンゲンもいるしノブナガも。あと目立った武将はヒデヨシ、イエヤス、ヨシモト、マサムネ、ミツヒデってとこかしらね。」
ヤス「なるほど。しっかしまさか上杉謙信が女だったとはねえ。びっくりしたよ。」
ケンシン「??何言ってるの、当たり前でしょ。大体戦場は普通女しかいないでしょ。そもそも男がいるのがおかしいわ。」
謙信はきょとんとした顔で答えた。
ヤス「え・・・・、じゃ、じゃあさっき言ってた武将も全員・・・」
ケンシン「? 女よ?」
ヤス(これは・・・歴史の教科書を1から作り直す必要があるな。いやまて、そもそも戦国時代だけど日本とは全く別の世界か?そういやさっき戦してた兵士も全員女だったよな。それとも魔法の世界とかか?。そもそもこいつ電気出してたしな。いや待てよ・・・・)
俺はある質問をしてみる。
374初SS:2011/06/18(土) 00:40:38.72 ID:2JimyrsS
ヤス「あのさ、質問なんだけど上杉謙信ってどういう字書くの?」
ケンシン「? おかしなこと聞くのね。兵1、昨日の書状はまだ持ってるかしら?」
兵1「はっ!こちらに。」すっ
ケンシン「こういう字よ」ぺら
ヤス(・・・・あー、その発想は無かったわー。カタカナで来ちゃいましたかー。こりゃあ魔法の世界に近いかな。とりあえず日本、いや地球とはまったく別の戦国の世界だな。まあ状況は分かったが、一体これからどうす・・)ぴくっ
ケンシン「?」
ヤス「」ビシュッ
ケンシン「きゃっ!ふ、不意打ちとは卑怯な!はぁっ」ずばっ
ヤス「っ」ざくっ
ケンシン(当たった?!さっきはあんな簡単に避けられたのに・・・・)
ぼとぼとぼとぼと
ケンシン(!?これは・・・くない!?一体どこから・・・?)きょろきょろ
ケンシン(ハッ!?ヤ、ヤスの槍が私の顔の横に無ければ、私の顔に直撃していた・・・。ヤスに・・・助けられた?)
ヤス「話してる最中に無粋な奴だな。おい、そこに隠れてるやつ出てこいよ。」
俺は茂みに向かって話しかけた。
??「ちっ、まさか外れるとはな・・・・」がさっ
375ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/18(土) 10:47:30.43 ID:kb8Tp/Nb
どんどん書きたまえ
376初SS:2011/06/18(土) 15:04:32.62 ID:2JimyrsS
茂みから紫のショートカットの眼鏡を掛けた女が出てきた。
ケンシン「お前は!?ミツヒデっ!!お前の軍は先ほど撤退したはずじゃ・・・!」
ヤス(こいつが明智光・・じゃなくてミツヒデか。眼鏡掛けてんだな・・・・。度数の調整とかどうすんだろ・・・)
ミツヒデ「くくく・・・撤退?少し距離を置いただけだが?勘違いしてもらってはこまるなあ。」
ミツヒデがニヤリと笑う。
ケンシン「っ!卑怯な!覚悟!!」
ミツヒデ「おっと。そう怒るなよ、ちょっとからかっただけじゃないか。今度こそ撤退させてもらうよ。男だが、腕の立つ兵もそちらにいるようだし・・・」ちら
ヤス(・・・・・)
ケンシン「逃がすかっ!」バッ!
ヤス「止めとけ、ケンシン。」
俺はケンシンを呼びとめる。
ケンシン「ヤス!?なぜ止める!?」
ヤス「撤退したと見せかけて不意打ちを仕掛けてくるような奴だぞ?追いかけて行っても罠がある可能性が高い。」
ケンシン「!なるほど・・・。・・・ハッ!?そ、それよりもごめんなさい!助けてもらったのにあなたを傷つけたりなんかして。」
ケンシンは凛とした顔から一転、おろおろしたような表情を見せる。
ヤス「問題ないよ。肩じゃあ致命傷にならない。っていうかほんのかすり傷だぞこれ。」
ケンシン「どうして私を助けたの?」
ヤス「特に理由は無いけど・・・。話してる途中だったし、いろいろ聞きたいこともあったから・・・かな。」
ケンシン「そう・・・。そ、それよりも早く手当てを!とりあえず一旦私の城に来て!」
ヤス「いや、そんな焦らなくても・・・、かすり傷だって言って・・・」
ケンシン「いいから早く!」
そんなわけでこの不思議な戦国の世界にやってきた俺はひとまず上杉ケンシンの城へと行くことになったのだった。
兵1「・・・・・あのー・・・私空気になってますよね・・・・」
377初SS:2011/06/18(土) 15:06:26.96 ID:2JimyrsS
〜ケンシン城〜
ケンシンは城に到着すると、すぐに自分の部屋に俺を入れ、自ら俺の傷の手当てを始めた。
ケンシン「これでよしっと」
ヤス「悪いな、てかいいのか?見ず知らずの人間をいきなり自分の城に入れて。」
ケンシン「いいのよ、命の恩人だし。部下たちにはあなたのこと兵1から伝えてもらったわ。」
ヤス「そうか。あとこの服もありがとう。さすがにさっきの格好じゃあこの世界じゃ目立つもんなあ」
実際城に到着した時、ケンシンの兵から奇怪な目を向けられたし・・・。
ケンシン「ふふっ。似合ってるわよ。」
ヤス「ありがとう。さて・・・とりあえずいろいろ聞きたいことはあるが、まず、ここは戦国の世だよな」
ケンシン「ええ」
ヤス「ってことは、ケンシンはやっぱり天下統一を目指してたりするのか?」
ケンシン「天下統一とはちょっと違うかもしれないけど、私の目的はあくまで世の平和。戦の無い世にしたいのよ。」
ヤス「へえ平和主義者か。立派じゃないか。」
ケンシン「でもね、みんながみんなそういった考えではないの。それにある物のおかげで戦は激しさを増す一方よ。」
ヤス「ある物?」
ケンシン「榛名っていう宝があるの。それを手に入れたものは世を制すことができるといわれているわ。」
ヤス(ええー!?、なんだその反則アイテムは・・・・)
ケンシン「当然武将たちは榛名を手に入れようとするわ。手に入れてしまえば、世を制すことができるんですもの。結果榛名という物があると分かってからは戦は激増、たくさんの兵が死んだわ。」
ケンシン「やっかいなのは榛名がどこにあるのか今はまだ分からないの。もちろんどこかに存在していることは確かよ。そうなれば武将達はどうすると思う?」
378初SS:2011/06/18(土) 15:51:28.66 ID:2JimyrsS
ケンシンは俺の方に目をやる。
ヤス「榛名のある場所を探しつついまのうちに少しでも競争相手を減らす、他の武将を消すってことか。」
ケンシン「そう。でもねヤス、私は榛名なんかいらないし、天下統一する必要もないと思っているの。」
ケンシン「1人の武将が全国を全部を牛耳らなくても、各々の武将が各々の国を治める。それでいいと思わない?」
ヤス「たしかに・・・」
ケンシン「でもね、全ての武将が同じ考えではないわ。野心を強く持っている者は1人で天下を取ろうとする。」
ヤス「ミツヒデもその1人ってわけか・・・。」
ケンシン「そう・・・なのかもしれないわね。」
ケンシンは微妙に言葉を濁す。
ヤス「? 違うのか?」
ケンシン「ヤス、今この乱世の世には私の他に目立った武将がいることは話したわね。」
ヤス「ああ、えっと・・・ヒデヨシにイエヤス、ヨシモト、シンゲン、マサムネ、ノブナガ、それとさっきのミツヒデだな。」
ケンシン「よく覚えているわね。そうよ。それで今私を含めた8人の武将は大きく分けて穏便派と過激派にわかれているわ。」
ヤスヒロ(漫画とかでよくある設定だな・・・)
ケンシン「穏便派、つまり戦の無い世を目指すという考えの武将は、私、シンゲン、イエヤス、ヨシモトの4人で同盟を結んでいるわ。逆に野心が強くて天下を狙っている過激派がヒデヨシ、マサムネ、ミツヒデ、ノブナガの4人ね、こちらも4人同盟を結んでいるわ」
ヤス「ん?ちょっと待ってくれ、過激派って要は1人で天下を治めたいってやつだろ、何で同盟を組んでいるんだ?まず穏便派を潰すためか?」
ケンシン「それもあるけど、正確にはヒデヨシ、マサムネ、ミツヒデはノブナガの家来ってことになってるわ。ノブナガが他の武将に比べ、強さが抜きん出ているのよ」
379初SS:2011/06/18(土) 15:52:35.85 ID:2JimyrsS
ヤス「なるほど。とりあえず数がある程度減るまでは強いのにくっついているほうがいいってことか。ミツヒデあたり数が減った瞬間ノブナガを闇討ち、とかありそうだな・・・」
実際ミツヒデは今日の戦でも不意打ちを仕掛けてきたし、勝つためなら手段を選ばないタイプだろう。
ケンシン「そうね。ただヒデヨシは心底ノブナガに惚れ込んでるみたいね。なんでも小さい頃に拾われた恩とかで。ミツヒデはあなたの言うとおり、素直にノブナガの下でおとなしくしているとは考えにくいわね。マサムネについては全く不明よ。」
ヤス「ふむ・・・。それでケンシンはこの後どうしていくつもりなんだ?ノブナガ達はやる気なんだろ?考えが変わるまで待つのは無理だろ?」
ケンシン「そうね。書状で何度も説得したけど、全て無駄だったわ。だからといってこっちもただ討ち取られる気は無いわ。戦は避けたいけど、向こうが攻め込んでくるのならば迎え撃つわ。今日の戦もミツヒデが私の国に攻め込んできたので仕方なくよ。」
ケンシン「残念だけど、他に策が無いのよ。それに私の国をノブナガのような考えの者に渡す気はないわ。」
ケンシンは少し悲しそうな顔でそう言った。
ヤス「・・・・・」(難しい問題だな・・・)
380戦国ギャグ乙女:2011/06/18(土) 20:35:35.69 ID:YPHaanMt
ミツヒデ「お〜い、ケンシン!ノブナガ!」
ノブナガ「おお、ミツヒデとマサムネ。おぬしたちも来ておったか」
マサムネ「相変わらずやることが派手だな…」
ケンシン「本来は停学中の人間にこんなことは許されないのだけど…」
ノブナガ「はっはっは、まあそう細かいことは気にするな。非常時じゃから仕方あるまい」
ケンシン「まったく…」
マサムネ「…どうやら敵さんの登場みたいだな」
ミツヒデ「ま、これだけ派手にバイクを乗り回してれば当然か…」

ヨシモト「おーっほほほ!先輩方、よくここまで来られましたわね」

マサムネ「…一応着替えては来たようだな」
ミツヒデ「あのまま出てきたらただの痴女だからね」
マサムネ「(お前が言うな…)」
ケンシン「あのコ、あの多くの黒服で私たちに対抗しようというわけね…」
ノブナガ「恐るるに足らぬわ。それに、ちょうどひと暴れしたくて仕方なかったのじゃ」

ヨシモト「あなた方もここまでですわ。やっちまいなさい!!」
黒服一同「「「うおおおお〜〜〜〜!!!!」」」

ノブ&マサ&ミツ「「「ここは任せろ!!」」」
ケンシン「!!」

ミツヒデ「たぁっ!!」
ノブナガ「どっせ〜い!!」
マサムネ「南無三!!」

ノブ&マサ&ミツ「「「行け、ケンシン!!」」」
ケンシン「あなたたち…(コクリと頷き敵陣に向かって走り出す)」
ノブ&マサ&ミツ「「「(頼んだぞ、ケンシン)」」」

ケンシン「(ケンゾウ、すぐに姉さんが助けてあげるからね)」
381ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/18(土) 21:52:43.62 ID:hMgy05D2
初SSさんギャグ乙女さんお疲れ様です!
初SSさんは謙遜してますが全然レベル高いじゃないですか次が待ち遠しいです
お二人とも次回も期待してます頑張って下さい
382初SS:2011/06/18(土) 22:27:21.39 ID:2JimyrsS
>>381
ありがとうございます!とても励みになります!
ちなみにSS好きの友人に見せたところ「レベル低すぎ。話にまとまりねーし、読めたもんじゃない」
と言われたため、所々直しながら書いてるんで早い投稿ペースは期待しないでください。
383ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/19(日) 14:16:16.34 ID:BznfGpkV
初SSさん普通にうまいw
384初SS:2011/06/19(日) 20:49:36.01 ID:tZaxttHv
>>383
ありがとうございます!
最初はマシでも後々文章が支離滅裂になってきちゃうんですよね・・・。
ちょっとずつですが、頑張りたいと思います。
385初SS:2011/06/19(日) 20:53:14.15 ID:tZaxttHv
ケンシン「ヤス、今度はあなたの番よ」
ヤス「へ?」
ケンシン「まず、あなたは何者なの?自分で言うのも何だけど、私は槍の腕にはかなりの自信があるわ。その私がまるで子供扱い・・・。本当にあなた人なの?私から見れば化け物よ。」
ヤス(化け物・・・・か・・・・)
ヤス「そ、そんな大げさな!俺は、えーと、あれだよ俺には師匠がいてさ!もう強いのなんのって、槍術は師匠に教えてもらったんだよ!」
俺は慌てて答える。
ケンシン「え?!あなたのいた世界ではあなたより強い人がいるっていうの?どうなってるのよあなたの国は・・・」
ヤス「俺なんかより強いやついっぱいいるって!はは!」
ケンシン「そうなの・・・。私ももっと精進しないと駄目ね。」
ヤス「で、でもケンシンも相当強かったぜ。」
ケンシン「負かされた相手に言われてもねえ・・・。まあいいわ、それよりヤス、あなたこれからどこか行く当てあるの?」
ケンシンが尋ねる。
ヤス「いや、まったくない。てか今日この世界に急に来たばっかしだし。」
ケンシン「それなら、しばらく私の城に居ない?強い人が仲間になってくれればこちらも頼もしいし、今は1人でも人手がほしいのよ。どう?」
ヤス「そりゃ俺からしたら逆に助かるくらいだけど、今日会ったばかりの俺なんかをいいのか?」
実際この世界では女が男より強いみたいだし。女の子しかいない城に男1人って・・・。いや、でもそれはそれで・・・・・
ケンシン「初めに言ったでしょ。あなたは私の命の恩人だって。それじゃ、決まりね。よろしく、ヤス。」
俺がくだらないことを考えてるうちに、ケンシンから腕を差し出されていた。
ヤス「あ、ああ。よろしくケンシン。」
ケンシン「ええ。それじゃ、今日は疲れたでしょ。部屋を用意させたから、ゆっくり休むといいわ。」
ヤス「何から何まで悪いな。それじゃ、休ませてもらうよ。おやすみケンシン。」
ケンシン「おやすみなさい、ヤス。」
386初SS:2011/06/19(日) 20:55:27.32 ID:tZaxttHv
〜ケンシン城(ヤスの部屋)〜
ヤス(なんだか、妙なことになっちゃったな。まあこっちの世界の方が退屈はせずに済みそうだけど・・・。ま、疲れたし今日はもう寝よ・・・・。)

・・・
・・・・・
・・・・・・・

男1「うわああああ!」ばしゅっ
ヤス「・・・・・・」
男2「こ、この化けもんがあ!おい、全員でまとめて殺ったらんかい!」
男達「「おおおおおおおおお」」だだだだだっ
ヤス「・・・・・・」ずばばばっ
男達「「ぎゃあああああああ!!!」」
男2「くっ、くそ!これならどうやっ・・さすがに銃ならっ・・!」ダンッダンッダンッ
ヤス「・・・遅えよ」
男2「ば、ばかな何時の間に後ろに! た、助けて・・・・!」ぶるぶる
ヤス「・・・・・・」ずばっ
男2「がっ・・・・!!」どさっ
ヤス「ふん・・・ゴミが・・・・」
ヤス「退屈だ・・・・もっと・・・・殺・・・・」

・・・・・・・
・・・・・
・・・

387戦国ギャグ乙女:2011/06/19(日) 21:47:19.60 ID:Ak4bSVEt
ノブナガ「フッ、相変わらずケンゾウのことになると過保護じゃのう」
面長黒服「どこを見ている!?貴様の相手は…がべすっ!(ノブナガの肘打ち炸裂)」
ノブナガ「甘いわ!」

マサムネ「ま、ああなったケンシンに余計な心配は無用だろうな」
眼帯黒服「眼帯キャラは私1人で十分…ろしあっ!(マサムネのソバット炸裂)」
マサムネ「それは私のセリフだ…」

ミツヒデ「そのおかげでいじるネタには困らないけどね」
巨漢黒服「か、覚悟するんだな…ぷぎゅるっ!(ミツヒデのサミング炸裂)」
ミツヒデ「もう少し体重を落とした方がいいよ…」

ヨシモト「まだまだですわ!さあ、お行きなさい!!」
黒服一同「「「覚悟ーーー!!!!」」」
ケンシン「なめんなぁっ!!(渾身の一閃)」
黒服一同「「「うぶぉぁっ!!」」」

ノブナガ「おー、ケンシンのヤツ、すっかりキャラまで変わってしもうたわい」
ミツヒデ「まさに『ケンシン無双』だね」

    (今川邸内)

ケンゾウ「なんだか中庭の方が騒がしいな…」
イエヤス「そうですね。それに、ヨシモトさんやミツヒデ先輩以外にも聞き覚えのある声がします…」
ケンゾウ「(まさか、姉さん!?)行ってみるか」
イエヤス「はい」

    (中庭)

ケンシン「さあ今川さん、ケンゾウを返しなさい!」
ヨシモト「残念ですが、お断りいたしますわ!」
ケンシン「(カチン)…絶対泣かす!!」
388戦国ギャグ乙女:2011/06/19(日) 21:59:00.82 ID:Ak4bSVEt
新しい書き手さんが加わってすごく嬉しいです。
最近は自分かブレードさんしか書いていなかったので自分1人で突っ走る
わけにもいかずなかなか書き込めなかったので…(それを理由にネタ書きサボってたりw)。

余談ですが、ようやくヨシモーがオウガイを撃破してくれました。
あとはミツヒデが勝てば全員オウガイ撃破になるんですが…。
それと、ちょっと前に出てきた執事の毛利さんは新キャラのモトナリとは関係ありません。
まったくの偶然ですので…
389ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/20(月) 23:56:23.69 ID:SrzGDX6e
あげ
390ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/21(火) 09:27:36.94 ID:OGZUYKyi
あげ
391初SS:2011/06/21(火) 21:58:54.72 ID:mdakhl2n
ヤス「っ!!」がばっ
ヤス(夢か・・・・・)
ヤス(そう簡単に消えるもんじゃないよな・・・)
ヤス(・・・・・・・)


ざああああっ!

ヤス(ん?これは滝の音?・・・ちょっと朝の散歩がてら見に行ってみるか。)すっ

てくてくてく・・・・・

ざああああっ!

ヤス(あそこか・・・あまり大きな滝では無いけど・・・って誰かいるのか?)
ヤス(滝に打たれているのか?修行僧か何かかな?)

誰か居るようだが、滝の水しぶきで良く分からない。俺は近づいてみることにした。

ヤス「ってケンシン!?」
そこに居たのはケンシンだった。
392初SS:2011/06/21(火) 22:05:49.65 ID:mdakhl2n
ケンシン「!? ヤ、ヤス!?」
ヤス「へえ朝から滝に打たれて、修行か?俺も眠気覚ましにやってみようかな。」ざぶざぶ
俺は川に入りケンシンに近づく。
ケンシン「ちょっ!?ヤス!こっちに来ないでっ!!」
!」

393初SS:2011/06/21(火) 22:36:30.95 ID:mdakhl2n
ヤス「ん?なんだ、滝の音で良く聞こえ・・・・な・・・・・・」
ケンシン「・・・・・・」
ヤス「・・・・・・」
ヤス(さ、さらしが透けて!!で、でか・・じゃなくて!)
ヤス「あー、あのー・・ケンシン・・・・・・さん?」
ケンシン「・・ら・・・らら・・・・ららら・・・!」
ヤス「え? ら?」
ケンシン「雷光連撃槍ぉっ!!」ズガガガガガッ
ヤス「ちょっ!? 危ない! ケンシン!落ち着いて! ハッ!?しまった!俺の体水に濡れて・・・」
びりびりびりびり!
ヤス「のわああああああ」
394ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/21(火) 22:52:19.24 ID:+P2OkLJO
くっ、ヤス俺と代われ!
395ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/22(水) 02:01:22.05 ID:Onrfy2CK
いや、俺とだ!
396ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/22(水) 02:58:57.97 ID:b8RJGhjU
いや、手前がかわり申す
397ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/22(水) 12:36:10.92 ID:c8bLupws
おまいらw


ヤスさん、自分と代わってください
398ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/23(木) 04:26:08.06 ID:k513QM6c
大好評....だねww
初SSさん次も頑張ってね
399初SS:2011/06/23(木) 11:31:38.83 ID:kjwjsoAo
〜ケンシン城〜
ヤス「・・・・・・」
ケンシン「・・・・・・」
ヤス「あ、あのケンシンさん?」
ケンシン「なにかしら?エロヤス。」じと
エロヤス「すいませんでしたあっ!!」がばっ
とりあえず俺は若干黒こげのまま土下座した。
ケンシン「ま、まあ。私も注意不足だったし、故意ではないし。全部み、見られたわけでもないし、今回は許してあげるわ。」
エロヤス「ありがとうございます!」(てか、エロって単語戦国にあるんだな・・・)
ケンシン「それよりも、ヤス。」
ヤス「ん?」
ケンシン「あなたただ城に居るだけでは暇でしょ、あなたの強さを見込んで頼みたいんだけど、これから私の兵を鍛えてほしいのよ」
400初SS:2011/06/23(木) 11:34:49.85 ID:kjwjsoAo
ヤス「俺が?」
ケンシン「そう。私の兵はほとんど武器が槍なの。毎日早朝からお昼過ぎまでは槍術の鍛練の時間で、普段は私が教えてるんだけど、城主としてわたしも忙しくてね。そこであなたに頼みたいってわけ」
ヤス「まあ構わないけど、俺に出来るかな?」
今まで人に何かを教えてきたことなんか無かった俺は少し不安になった。
ケンシン「大丈夫よ。ヤスならきっとできるわ。まあ後は兵1に頼んどいたから、よろしくね。」
ヤス「わ、分かった。」
ケンシン「それじゃあ、私は用事があるから・・・。あ、あと今日鍛練終わったら、人が来るから。」
ヤス「ふーん。誰?」
ケンシン「まあ後でね。それじゃ、兵1頼んだわよ。」
兵1「はっ!それではエロヤス殿。参りましょう!」
エロヤス「おい!その呼び方は止めろ!」

体調崩しちゃったんで次遅れるかもです・・・。あー胃カメラやだ泣
401ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/23(木) 11:55:17.71 ID:LyZHIshZ
SSさん、乙です。
気長に待ってますので体を大事にしてくださいね。
俺も今、検診でバリウム飲んで気持ち悪いw
402ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/23(木) 16:40:45.07 ID:yEBLgklB
エロヤス殿www
ありゃ、お大事に〜
403戦国ギャグ乙女:2011/06/23(木) 22:13:26.51 ID:E3AdCGKW
ヨシモト「さあ、どんどん行っちゃいなさい!!」
黒服一同「「「うおぉぉぉぉぉ!!!!!!」」」
ケンシン「吹っ飛べー!!」
黒服一同「「「うごぉっ!!!!」」」
ヨシモト「まだまだですわ!」
黒服一同「「「うおぉぉぉぉぉ!!!!!!」」」
ケンシン「くっ、こう数が多いとキリが無いわね…」

マサムネ「ケンシンの息が少し上がってきたな」
ミツヒデ「ケンシンのお姉ちゃんパワーもこれだけの軍勢にはさすがにきついか…」

ケンシン「はぁ…、はぁ…、…くっ!(片膝をつく))」
ヨシモト「おーっほほほ!私の勝ちですわ!!」
ケンシン「うぐっ…」
ヨシモト「さて、それではとどめは私が刺して差し上げますわ」
ケンシン「(ケンゾウ…、助けてあげられなくてごめんなさい…)」

ケンゾウ「姉さーーーーーーん!!!!!!」

ケンシン「!!!!」

マサムネ「向こうから走ってくるのはケンゾウ!?…一緒にいるのは確か2年の…」

ケンシン「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

ノブナガ「おお、復活しおったわ」
ミツヒデ「もうこれで勝負ありだね」

ヨシモト「な、何なんですの!?」
ケンシン「とどめだぁっ!!(会心の一撃)」
ヨシモト「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!(壁に叩きつけられそのまま気絶)」
ケンシン「…始末!終わり候」
404ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/26(日) 23:59:03.13 ID:+BkXD+xU
405ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/06/30(木) 04:07:22.12 ID:cZx75bjL
保守じゃ
406戦国ギャグ乙女:2011/06/30(木) 20:02:43.05 ID:ZFy1HXbi
ケンゾウ「うわぁ…、なんだか凄いモノを見たような…」
ケンシン「ケンゾウ!(ケンゾウに駆け寄る)」
ケンゾウ「ね、姉さん…」
ケンシン「大丈夫だった?怪我はしてない?操は奪われてない?」
ケンゾウ「だ、大丈夫だよ…ってか、操って…」
ケンシン「よかった…。傷物にならなくて本当によかった…」
ケンゾウ「(あー、もうなんだか突っ込むのも面倒になってきた…)」

イエヤス「あの…、私…、ケンゾウさんに抱かれました」

女性陣一同「「「なん、なんだってぇーーーーー!!!!!」」」

ケンゾウ「お、おい徳川!お前何を言って…」
ケンシン「ケ〜ン〜ゾ〜ウ〜?(怒)」
ノブナガ「どういうことか説明してもらおうかのう(怒怒)」
マサムネ「返答次第ではたとえお前でも…(怒怒怒)」
ミツヒデ「私よりもそのコの方が良いというのかい?(怒怒怒怒?)」
イエヤス「…というのは冗談です。(中略)…というわけです」
ケンゾウ「徳川〜、頼むから心臓に悪すぎる冗談はやめてくれよ〜」

ノブナガ「さてと、あとはこ奴をどうするかじゃな」
ヨシモト「ひ、ひぃぃぃっ!!」
ノブナガ「安心せい、1人を相手に複数でいたぶろうとは思っておらぬ。
     代表してワシがお仕置きしてやろう。何、大人しくしておればすぐに終わる」
ヨシモト「(ガクガク、ブルブル…)」

ケンシン「ケンゾウは見ちゃダメ!!(ケンゾウの両目を手で覆い隠す)」
ケンゾウ「ちょ、ちょっと姉さん!いきなり何を…」

ノブナガ「今じゃ!そりゃぁ〜っ!!」

ヨシモト「アッーーーーーー!!!!!!!!!」
407ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/03(日) 18:06:05.50 ID:ekF4lyiV
保守です
408初SS:2011/07/05(火) 22:48:48.71 ID:FMyRQmw1
〜鍛練場〜
兵1「それでは、ヤス殿!本日からお願いします。私のことは気軽に兵1とお呼びください。まだ未熟ですが、一応上杉軍の槍隊の長を任されております!」
ヤス「へえ部隊長か、すごいな。よろしく兵1」
兵1「それでは開始します!」
ヤス「え!?ちょ、ちょっと待って!まだ鍛練のやり方を聞いてないんだけど・・」
いきなり開始と言われて戸惑った俺は慌てて兵1を止める。
兵1「あ、そうでした。えっとですね、槍隊の者が1人ずつヤス殿に向かっていきますのでヤス殿はお相手をしていただきます。その上でここはこうした方がいい等、助言を頂ければ。」
ヤス「なるほど。1対1の実戦方式か、んで一応使う槍は木製の槍と。」
俺は手に持った木製の槍を眺めた。
兵1「はい!それではお願いします!!」
兵達「「お願いします!!」」
ヤス(・・・結構数多いな・・・)
こうして鍛練が始まった。
409初SS:2011/07/05(火) 22:50:25.06 ID:FMyRQmw1
ヤス「君はもっと腰を落として・・・・」
ヤス「もうちょっと斜めに構えた方がいい・・・」
ヤス「右側が空いている、防御を意識して・・・」
ヤス「そこは突くよりもなぎ払った方がいいかな・・・」
俺はとりあえず向かってきた子1人1人にアドバイスをしていく。そして1時間が経過した頃・・・

兵1「最後は私ですっ!参りますっ!」
ヤス「ほいよ」
兵1「てやっ」びゅっ
ヤス「とっ」かんっ
兵1「はあっ!」びゅっ
ヤス「ん」すっ
ヤス(部隊長だけあって、かなり筋はいいんだけどなあ。小柄だし、いかんせんパワーが足りなすぎる。この子は槍よりも刀とかの方が・・・・)
ヤス「よっ」ばしっ
兵1の持っていた槍が弾かれ、後ろに飛ばされる。
410初SS:2011/07/05(火) 23:00:02.92 ID:FMyRQmw1
兵1「あっ・・・・!ま、参りましたっ!そ、それで助言は・・?」
ヤス「うーん。動きは凄く良いよ、ただ・・・兵1の体格だったら刀とかの方がいいんじゃないか?槍だと大きさが体にあって無いような・・・。」
兵1「そっ、それはできません!槍以外の武器を使うことなど!」
俺の言葉にめっそうもないと言った感じで答える兵1
ヤス「上杉軍の武器は槍って決まってるの?」
兵1「そ、そういう訳ではありませんが・・・・」
兵1は目を伏せる。
ヤス「ならどうして?」
兵1「わ、私はケンシン様のようになりたいのです!だから槍なのですっ!!」
ヤス(だからって・・・。でもケンシンに相当厚い信頼と忠誠心があるんだな・・・)
ヤス「分かった兵1。それなら君の体格にあった戦法を明日から考えていこうか。」
兵1「あ、ありがとうございますっ!!エロヤス殿おっ!!」
エロヤス「だからその呼び方は止めろって!」
411ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/05(火) 23:03:04.15 ID:BAMnwSVH
SSさん復活おめ。
wktk
412ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/06(水) 00:02:47.41 ID:V51cSXHn
兵1地味に活躍しすぎw
413ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/06(水) 07:18:01.43 ID:EWDopOm5
ヤスー!名前、名前!!
414ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/07(木) 04:22:02.56 ID:K67d5dqx
エロヤスぅぅぅぅぅ
415ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/09(土) 16:03:31.39 ID:Nm6YkVL8
保守ですわ
416初SS:2011/07/09(土) 22:01:35.68 ID:ePE0VKos
〜ケンシン城〜
ヤス「そういや客が来るっていってたな。同盟してる武将の誰かかな。」
俺は兵達の鍛練を終え、とりあえず城の中を歩いていいた。すると同じく鍛練を終えた兵1に声を掛けられる。
兵1「ヤス殿。ケンシン様がお呼びですー。」
ヤス「ん、分かった。すぐ行く。」
俺は兵1に教えてもらった部屋に行く。
すたすたすた
ヤス(この部屋か、襖にノックは変だよな、普通に声掛けるか・・・)
ヤス「ケンシン俺だけど」
ケンシン「待ってたわヤス、入って。」
すー
ヤス「失礼しm
??「おおっ!おめーがヤスかあっ!わははっ!ほんとに男なんだなー。」
417初SS:2011/07/09(土) 22:04:31.85 ID:ePE0VKos
部屋に入るとそこにはケンシンともう一人・・・
長い銀髪で頭には鬼?のような兜を被り、手にした「風林火山」と書いてある軍配でぽんぽんと肩を叩いている両頬に傷のある女性がいた。
ケンシン「シンゲン!初対面なのにびっくりするでしょ!・・・ヤス、彼女が武田シンゲン。同盟を組んでいる内の1人の武将よ。」
ケンシンが注意する。とりあえず俺はあいさつをする。
ヤス「よ、よろしく。」
シンゲン「しっかし、ホントにお前がケンシンよりつえーのかあ?俺も同盟前何回かケンシンと戦ったけど、おめーみてえな男に負けるとは思えねえな。」
ヤス「あ、はあ・・・」
ケンシン「ちょっとシンゲン!?いきなり失礼でしょ!!」
シンゲン「しかも槍でケンシンに勝ったんだろう、考えらんねえぜ。ホントに強いのか俺が試してやろうかあ?」
ケンシン「シンゲン!!いい加減にして!!今日はそんな話をしに来たんじゃないでしょ!!」
ケンシンが怒り、声を荒げる。

見てくれてる方々ありがとうございます。
ところでみなさん乙女2打ってますか?自分は打ってるんですが、はたして自分より引きの弱い人がいるんだろうかってくらいすごいことになってます笑
418戦国ギャグ乙女:2011/07/09(土) 22:08:03.87 ID:A0EGbsCt
ケンゾウ「ね、姉さん、いい加減に離してくれよ!(ケンシンの手を振り払う)」
ケンシン「きゃっ!ケンゾウ、だからダメだって…」
ケンゾウ「…あ…」
ケンシン「あちゃー、遅かったわ…」

ヨシモト「(ぴく…、ぴくぴく…)」

ケンゾウ「ノブナガさん、一体今川に何をしたんですか?」
ノブナガ「いや、ちょっとしたお仕置きじゃよ」
ケンゾウ「どう見ても『ちょっとした』レベルじゃないと思うんですけど…」
ノブナガ「ちゃんと手加減はしておるから問題はない。…たぶん」
ケンゾウ「たぶんって…」

ヨシモト「うぅ〜、もうお嫁に行けませんわ…(しくしく)」
イエヤス「ヨシモトさん…(ヨシモーの前に仁王立ち)」
ヨシモト「(びくっ)は、はいっ!」
イエヤス「(小声で)抜け駆けはしないと約束したはずです」
ヨシモト「(ぎくっ)そ、それは…」
イエヤス「確かに、その気持ちはわからないでもありませんが…(ちらっとケンゾウを見る)」
 
ケンゾウ「???」

イエヤス「でも、今回はやり方が強引過ぎました。あれではケンシン先輩や他の先輩方の
     怒りを買っても仕方がありません…」
ヨシモト「うぐっ…、反論できませんわ…」
イエヤス「私たちはケンゾウさんのクラスメート。これを上手く利用すればチャンスはいくらでもあります。
     今はまだ2人で協力して徐々に彼を落としていく方が賢明でしょう…」
ヨシモト「イエヤスさん…」
イエヤス「私たちは友達…ですよね?(にこ)」
ヨシモト「も、もちろんですわ!」
イエヤス「くすっ」
ヨシモト「うふふふ」
419ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/10(日) 05:56:19.02 ID:ubVSFjMN
初SSさん ギャグ乙女さんお疲れ様です
俺も乙女2打ってますよ
新装一週間位はハンパなく負けまくってたけど最近良く出てるので少しづつ負け取り返してますよ
まだ半分位だけど...
420ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/10(日) 07:39:22.54 ID:s2n+gECz
お二人ともお疲れ様です
そして初SSさんのSSについに俺の嫁が登場でテンションあがりましたw
私は乙女2この前初めて打ちましたよ
ボロ負けでしたけどかわいいシンゲンが見れたのでよしとしましょうw
421初SS:2011/07/11(月) 21:45:56.66 ID:1kCwRcqy
シンゲン「大体ケンシンもよお、ホントにこんな奴に負けたのかあ?酔ってたとか、もしくは腕がなまくらになっちまったんじゃないのかよ。がはは!」
ケンシン「・・・・」カチン
ヤス(あ、まずい・・・・)
ケンシン「いいわ・・・・・。ヤス、鍛練場でシンゲンの相手をしてあげなさい・・・・」
ケンシンは口調こそ物静かだが、目が完全に笑っていなかった。
ヤス(うわー。確実に切れてるよ。)
ヤス「お、おい。ケンシン?そ、そのシンゲンと同盟組んでるんだろ?なにも初めて会ったばかりで、すぐに戦うなんて・・・」
ケンシン「いいのよ。どうやらちょっと痛い目見ないと分からないみたいだしね・・・」
シンゲン「おっ?やるかあ。わはは!いいぜいいぜ、お前の実力見てやるよ!」
こうして俺は会って5分と経たず、シンゲンと勝負することになってしまった。
ヤス(穏便派ね・・・・・)
422初SS:2011/07/11(月) 21:47:02.21 ID:1kCwRcqy
〜鍛練場〜
ケンシン「それじゃ、準備はいい?」
シンゲン「ちょっと待て、お前のその武器はなんだよ。」
シンゲンが俺の木製の槍を指差す。
ヤス「? 槍・・・だけど?」
シンゲン「そうじゃねえよ。木製なんかじゃ真剣勝負になんねえだろが。普通の槍を使え普通の槍を。」
ヤス「お、おいおい。これは単なる手合わせであって殺し合いじゃないだろ。」
シンゲン「だれも死にはしねえよ。お前じゃ俺は殺れねえし、俺も殺さない程度にしてやるからよ。はは!」
俺は困ってケンシンの方を見る。
ケンシン「・・・・ほんと、どうしようも無いわね・・・。いいわヤス私の槍を使いなさい」
俺はとりあえずケンシンから槍を受けとる。
シンゲン「そうこなくっちゃなあ!んじゃ、ぼちぼち始めっか!」
ヤス(シンゲンの武器はあの軍配か?先に刃が付いてるが、どういう攻撃をしてくるか・・・。)
423ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/11(月) 22:12:50.09 ID:7QcyJ6M3
WKTK! WKTK! (゚∀゚)o彡゚
424ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/11(月) 23:03:35.39 ID:XvlkK5Rn
ヤス普通にチートレベルだろw
シンゲンがんばれ!
425初SS:2011/07/14(木) 15:22:24.58 ID:E4G9OgIP
シンゲン「来ねえなら・・・こっちから行くぞおっ!」だっ
シンゲンがこちらに走り寄り、そのまま軍配を振り下ろす。
ヤス(正面からか・・・・)がしっ!
俺は攻撃を受け止め、弾き返す。
ヤス「よっと」ガっ
シンゲン「へえ、普通に止められるとはな・・。やるじゃねーか。んじゃこれでどうだ!」ぶおっ!

シンゲンは今度は横から軍配でなぎ払うように攻撃してきた。俺はその攻撃を受け止める。
ヤス(力はなかなか強いけど・・・、それだけだな。技の切れもスピードもケンシンの方が上。これなら簡単に。・・・・・っ!)ごおっ!
考えていた刹那俺の横から熱風が吹いてきた。
ヤス(熱っ!?なるほど・・・こいつもケンシンの雷みたいに特殊能力みたいなものがあるのか・・・・なら・・・)
426初SS:2011/07/14(木) 15:25:04.92 ID:E4G9OgIP
俺は一回後ろに下がり体制を立て直した後、間髪いれずに間合いを詰めた。
ヤス「ふっ・・・・」しゅぴぴぴぴぴぴっ!
そしてそのまま連続攻撃を仕掛ける。
シンゲン「!! くっ、この!」がががががっ
シンゲンは軍配を縦にするが、俺はそのまま休むことなく攻撃を続ける。
ヤス(熱風は面倒だが、攻撃をさせなければいいだけ・・・・。このまま一気に決めちまうか。)
シンゲン「くっ!て、てめっ! ちょ!」ががががががが
ヤス「・・・・・・」しゅぴぴぴぴぴぴぴっ!
シンゲン「いてっ! おい! まてっ・・! この・・・っ  う、うりゃああああっ!!!」ドンっ!!
ヤス(!)ばしっ
シンゲンは全身全霊で軍配を払う、そのパワーで俺の体は後ろに大きく弾かれた。
ヤス(やはりパワーはかなりのもんだな・・・。しかし、シンゲンはかなり体力を消耗しているはず・・・・。これで終わりだな)すちゃっ
シンゲン「はあ・・はあ・・、な、なるほどな・・・。こりゃケンシンも手こずるわけだ。だけどな・・・勝負はまだ・・・決まって無いぜえっ!!!!」ぼわっ!
シンゲンの体が赤い光のようなものに包まれる。
ヤス(お、おいおいなんだあれは?オーラか?まさかスーパーサ○ヤ人とかにでもなんのか!?)
途端勝負を見ていたケンシンが慌てふためく。
ケンシン「ちょっ!?ば、馬鹿っ、シンゲン! ここでその技を使ったらっ・・・!!」

乙女2全く勝てない・・・・。ここは乱世繋がりで、百烈でも打ってみますかね・・・・。
427ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/14(木) 16:44:22.15 ID:dmjhst5L
初SSさんお疲れ様です
そしてシンゲンさん落ち着いてくださいw

私も乙女2全然勝てません〜
やはり愛だけでは厳しいですねw
428戦国ギャグ乙女:2011/07/15(金) 20:18:29.23 ID:OMK3hPTX
ノブナガ「さてと、それじゃあ帰るとするかのう」
マサムネ「ああ、無事にケンゾウを取り返したことだしな」
ミツヒデ「彼は君のものではないだろうに…」
マサムネ「(赤面)う、うるさい!そういうお前のものでもないだろうが!!」
イエヤス「私も負けませんから…(ぼそっ)」

ケンゾウ「…みんな先に帰っちゃったな。それじゃあ、俺たちも帰ろうぜ」
ケンシン「そうね。あ、それと…」
ケンゾウ「???」
ケンシン「帰ったら色々と聞かせてもらうわよ?色々と…ね(にこ)」
ケンゾウ「(びくっ)笑顔がすごく怖いです…」

    (ぽつ、ぽつ、…ざぁぁぁーーーーー)

ケンゾウ「うわっ、急に雨が!通り雨か!?」
ケンシン「ケンゾウ、走るわよ!」
ケンゾウ「う、うん…」

    (自宅・玄関)

ケンゾウ「ただいまー。ふー、結局ずぶ濡れだよ…」
ケンシン「そうね…。あれ、メモがあるわ。『母さんは同窓会、父さんは残業で遅くなるから。
     お風呂は沸かしてあるから入っちゃいなさい。 母より』だって」
ケンゾウ「これまたグッドタイミング。風呂、姉さんから先に入っちゃいなよ」
ケンシン「何言ってるのよ、ケンゾウから先に入りなさいよ」
ケンゾウ「俺はいいから姉さんから先に入りなって!!」
ケンシン「私の方が入浴時間は長いからケンゾウの方が先よ!」
ケンゾウ「だけど姉さんが風邪でも引いたら…」
ケンシン「それは私のセリフよ!ケンゾウに風邪でも引かれたら…」
ケンゾウ「……………」
ケンシン「………じゃあ、…一緒に入りましょ?」
ケンゾウ「…………え?」
429ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/16(土) 18:32:07.47 ID:n3OcLVzH
リアル銀玉風呂キター
430戦国ギャグ乙女:2011/07/18(月) 21:46:43.88 ID:pVL8KMOC
     (浴室)

ケンゾウ「(湯船に浸かりながら)…どうしてこうなった!?」
ケンシン「あのままじゃ2人とも風邪をひいちゃうでしょ?それより、ほら、もう少し詰めなさいよ」
ケンゾウ「あ、うん…。…ていうか、結構狭いんですけど…」
ケンシン「そうね。小さいころは2人でもまだ広いくらいだったのに…」
ケンゾウ「そりゃあお互いに成長したから当然と言えば当然だけど…」
ケンシン「…それにしても、一緒にお風呂に入るのも本当に久しぶりね」
ケンゾウ「ま、まあね…」
ケンシン「昔は一緒にお風呂に入るなんて何でもないごく普通のことだったのに…」
ケンゾウ「そ、それはそうなんだけど…」
ケンシン「…ケンゾウ、考えてること、わかるわよ?」
ケンゾウ「…えっ?」
ケンシン「さっきからしきりに私の胸のあたりに視線がいってるもの…」
ケンゾウ「(ぎくっ)そ、そんなこと…」
ケンシン「…別にいいわよ。昔から何度も見られてきてるんだから今更見られても…」
ケンゾウ「ええっ!?」
ケンシン「…でもさすがにあまり凝視されたりしたら1発くらいは殴ってると思うけど…」
ケンゾウ「(ちょ、これ、何て拷問!?)」

ケンシン「そういえば昔はよくケンゾウに『肩まで浸かって100数えなさい』なんてやってたわね」
ケンゾウ「(やべっ、もしかして姉さんの中の『お姉ちゃんスイッチ』が入った?)」
ケンシン「ケンゾウったら嫌がって20くらいで上がろうと暴れたわよねえ…」
ケンゾウ「うぐっ…(うわぁ、姉さんの目が必要以上に輝き出した。間違いない!)」
ケンシン「そうしたらケンゾウったら、肩を上下させて数を数え始めたのよねえ。
      肩まで『浸かって』じゃなくて『使って』ね…」
ケンゾウ「そ、それは当時連載していたとある4コマ漫画の影響で…」
ケンシン「もうケンゾウったら可愛くて、姉さん思わずぎゅぅ〜ってしちゃったわ☆」
ケンゾウ「(ダメだ、こうなったらもう俺でも止められない…。自然に収まるのを待つしか…)」

ケンシン「(数分経過)…これでナベ○ツ式で数えてたら姉さん完全にKOされてたわね。うふふ☆」
ケンゾウ「いやいや、疲れを取るはずの風呂でそんな数え方してたら余計に疲れるし!」
431ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/26(火) 21:56:26.49 ID:6I+oJASs
\アッケリーン/
432戦国ギャグ乙女:2011/07/26(火) 22:08:27.61 ID:OOO4AbWz
ケンシン「ねえケンゾウ、背中流してあげようか?」
ケンゾウ「…え?」
ケンシン「せっかく久しぶりに一緒にお風呂に入ってるんだから遠慮しないで、ね?」
ケンゾウ「だ、だけど…」

ケンゾウ「…うぅ、結局洗われてるし…」
ケンシン「もう、そんなに嫌そうな顔をしないの!」
ケンゾウ「別に嫌なわけじゃ…って、後ろから表情は見えないだろ?」
ケンシン「見えないけどなんとなくそんな感じがしたの」
ケンゾウ「エスパーかあんたは?」
ケンシン「ふふ、姉さんは何でもお見通しなのよ」
ケンゾウ「(銭○警部みたいなセリフだな…)」

ケンシン「…ねえ、ケンゾウ」
ケンゾウ「何?」
ケンシン「あなたもずいぶん逞しくなったわね…」
ケンゾウ「え?」
ケンシン「ケンゾウの背中、いつの間にか父さんに似てきてるもの」
ケンゾウ「…そうかな?自分では特に意識はしてないんだけど…」
ケンシン「それに、身長だってもう私とほとんど変わらないし…」
ケンゾウ「それでもまだ姉さんの方が高いよ。最近ようやくシンゲンさんを追い越したくらいだし…」
ケンシン「私、身長ではまだ勝ってても、力ではもうケンゾウには勝てなくなっちゃったもの…」
ケンゾウ「姉さん…(さっき、今川を思い切りブッ飛ばしてた人間のセリフじゃないよな…)」
ケンシン「…もう、ケンゾウも子供じゃないのよね…(無意識にケンゾウの背中に体を預ける)」
ケンゾウ「(不意にケンシンの胸が背中に当たる)うひっ!?」
ケンシン「(びくっ)ど、どうしたのよ急に!?(←気づいていない)」
ケンゾウ「な、何でもないよ!せ、背中流してくれてありがとう(そう言って洗面器に貯めた湯をかぶる)」
ケンシン「きゃっ!ちょ、ちょっといきなり…」
ケンゾウ「そ、それじゃあ俺は先に上がるから!(足早に浴室から出ていく)」
ケンシン「ちょっと、待ちなさいよケンゾウ!…もう、ケンゾウのバカ…。
     ………それにしても、ケンゾウったら私の知らない間にあんなに逞しくなって…。
     今までずっと小さくて可愛い弟だと思っていたけど、あんなに大人っぽくなっていたのね…」
433ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/07/31(日) 00:01:54.87 ID:28cU/WQN
             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ∧_∧   < まぁ落ち着けや、カス共
     ( ´_ゝ`)   \________
    /     \
   / /\   / ̄\
 _| ̄ ̄ \ /  ヽ \_
 \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)、
  ||\            \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||          .||
434ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/08/01(月) 21:29:26.85 ID:dG4KCx21
  (  ´)`Д) )) < ハァハァ こんな所でダメェ
  /  つ つ  < 大丈夫だって,こんな糞スレ誰も来ねえよ
(( (_(_  ノ ノ
  し∪ ∪

 Σ( ゚д゚ )゚д゚)
  /  つ つ
  (_(_  ノ ノ
  し∪ ∪


  ( ゚д゚ )゚д゚)
  /  つ つ
(( (_(_  ノ ノ
  し∪ ∪
435ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/08/01(月) 21:31:46.59 ID:3piQZBX1
【芸能】「今回の騒動はかなりの痛手」 高岡氏の韓流押し批判騒動でフジテレビのスポンサー離れか★12
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1312201531/
436初SS:2011/08/02(火) 22:27:02.40 ID:RrOFfchM
シンゲン「いくぜえっ! 炎竜軍配撃っ!!!」ごおおおおおおっ!!
ヤス(!!? ちょ!? 炎の竜巻!? まあ、横になんとか避けられ・・・)

ごおおおおおおおおっ!!
ヤス(いや・・・)
ヤス(・・・面倒だけど、ちょっと真剣になるか・・・・。)すうっ

ごおおおおおおおっ!!

竜巻がすぐ目の前まできた。
ヤス「ふっ!!!」ずばあっ!!!
俺は竜巻に向かって渾身の一撃を繰り出す。

ケンシン「!!」
シンゲン「なっ!?かき消しやがった!!」
ヤス(左手と右足に軽い火傷・・・・さすがに無傷じゃ無理だったか・・・・)
シンゲン「あ、ありえねえ!!槍で俺の技をっ・・・!あいつホントににんげ・・・いでっ!!!」ごつん!
そこまで言ったところでケンシンの力いっぱいのゲンコツがシンゲンの頭に直撃する。
ケンシン「この馬鹿っ!! あたしの城を吹き飛ばす気!? 場所を考えなさいよ!? それに・・・もう十分でしょ?」
ケンシンの言葉にシンゲンが軍配をおろした。
シンゲン「ケンシン・・・・。ちっ!わあーったよ、降参だ、降参。俺の負けだ。」
シンゲンは諦めたように両手を上げた。
ケンシン「全く・・。相手の力量も測れず、おまけに私の城まで壊そうとして・・・、今晩の夕飯は無しね。」
ケンシンの言葉にシンゲンの顔が急に青ざめ、慌てふためく。
シンゲン「!!!!!? ちょ!? ま、待ってくれ。お、俺が悪かった!許してくれ!いや、許してください!!」
ヤス(な、なんだこの豹変ぶりは・・・・・・)
シンゲン「なあー、頼むよー、悪かったよー!」
ケンシン「ふん。」
シンゲン「けーんーしーんー。ぐずっ」
ヤス「な、泣いてる!?」
そんなこんなで俺とシンゲンの初対面は非常に慌ただしいものになった。
437初SS:2011/08/02(火) 22:28:05.60 ID:RrOFfchM
〜ケンシン城〜
あの後シンゲンは散々ケンシンに平謝りで、なんとか食事のお許しが出たらしい。この世界での武田信・・じゃなくてシンゲンはどうやら食いしんぼうキャラらしい。

シンゲン「いやー、うめえなあー、やっぱケンシンの飯は最高っ!」
ケンシン「ホントに調子いいんだから・・・・」
ヤス「シンゲンの今日の用事って、ケンシンの城に夕飯食べに来ることだったの?」
シンゲン「おう!」
ケンシン「違うでしょ!今後のノブナガ軍の動きについての事とか、榛名の事とか、いろいろあったのにシンゲンが無駄な戦いして時間無くなっちゃたんでしょう!」
シンゲン「ま、まあいいじゃねえか。近いうちにまた来るし、そん時でよ。」
ケンシン「全く・・・、いつノブナガ軍が攻めてくるか分からないのに・・・。」

438初SS:2011/08/04(木) 16:05:58.34 ID:fKN4rHaY
〜ノブナガ城〜
??「ふむ、ケンシンを仕留めるのは無理じゃったか・・」
漆黒の鎧にマントを身にまとい、キセルを吹かしながら答える燃えるような赤髪の女。
ミツヒデ「申し訳ありませんノブナガ様。」
ノブナガ「まあよい。それよりもその腕の立つ男の方が気になるが・・・・」
ミツヒデ「確か、名はヤスと言っておりました。」
ノブナガ「ヤスか・・・、ふん。この戦国の世に男とはのう。どちらにせよ、面倒事が一つ増えたようじゃな・・・・。」
??「お館さまー、先にイエヤスとヨシモトをやっちゃうってのはどーお?」
ノブナガの横に居た小柄で黄色い髪をお団子に結った女の子が元気に答える。
ノブナガ「まあ待てヒデヨシ。ヨシモト軍はまず兵の数が多い。それにイエヤスは自身が何やら奇怪な術を使う。まずは偵察に行ったマサムネの連絡を待ってからじゃ。」
ヒデヨシ「うーん。でもお館さまー、あのマサムネ何か信用できない気がするんだけど・・・」
ミツヒデ「ノブナガ様、私も同感です。唯一孤立していたと思えば、急に家臣にしてくれなど・・・。後々裏切るつもりでは・・・。」
ノブナガ「・・・分かっておる。その時は躊躇なく殺す。まあいずれにせよ今はまだ動く時ではない。」
ヒデヨシ「はーい。」
ミツヒデ「承知しました。」
ノブナガ(マサムネ・・・、確かに信用を置くには判断材料が少ない奴ではあるが・・・。まあ、ワシに逆らうことがあれば消すまで。・・・・・・ミツヒデ、お前もな。)
439ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/08/05(金) 02:22:14.75 ID:z1XU3XIL
アケリンぴんち!
440ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/08/05(金) 12:45:03.60 ID:csUg/jkk
SSさん乙。
やっぱ、ケンシンとシンゲンの仲良し会話はほのぼのするわー。
ヤス、チートすぎW
441戦国ギャグ乙女:2011/08/05(金) 20:39:38.86 ID:u2/dE6Wa
     (台所)

ケンゾウ「ふう、とりあえず理性は保たれたな。つーか姉さん、わざとやってるのか?
     …いかんいかん、雑念は消し去らねば。…えーと、制服は明日の朝までには乾くだろうし、
     とりあえず何か飲むか。(冷蔵庫を開ける)…ん?なんだこれは?
     『ボクダッテ牛乳』…って聞いたことのない名前だけど新発売の製品か?
     製造元は…相田乳業?…で所在地は…あ、隣町じゃないか。知らなかったな…。
     飲んでみるか…。(ゴクゴク…)ぷはぁー、結構美味いなこれ」

     (数十分後)

ケンシン「ケンゾウ…」
ケンゾウ「あ、姉さん、上がったんだ…」
ケンシン「ええ…」
ケンゾウ「そっか、湯冷めして風邪とかひかないようにね」
ケンシン「それはあなたも同じよ。それよりも、…ケンゾウ?」
ケンゾウ「な、何?」
ケンシン「さっきのお風呂でのことなんだけど…」
ケンゾウ「う、うん…(うわ、なんだか妙な空気に…)」
ケンシン「えっと…、その…」
ケンゾウ「………(ごくっ)」

     (ピンポーン)

ケンゾウ「あ、だ、誰か来たみたいだ。俺が出るよ」
ケンシン「そ、そう?じゃあお願いね」
ケンゾウ「う、うん…(とりあえずこの場は凌げそうだな)」

     (玄関)

ケンゾウ「はーい、(ドアを開ける)どちら様で………あ」
マサムネ「…えっと、その…、こ、こんばんは…」
442ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/08/07(日) 03:05:37.22 ID:3UQIMZXz
やっぱシンゲンかわえええ
ケンシンとの絡みが一番好きだ

そしてケンゾウさんは私と代わってください
443戦国ギャグ乙女:2011/08/08(月) 22:52:20.95 ID:ZaG9HKaJ
ケンゾウ「マサムネさん?こ、こんばんは…」
マサムネ「こんな時間にすまない」
ケンゾウ「姉さんならいますから今呼んできますよ」
マサムネ「あ、いや、その…、きょ、今日はケンゾウに用があって来たんだ」
ケンゾウ「へ?俺っすか?」
マサムネ「ああ、こ、これなんだが…(小さな袋を差し出す)」
ケンゾウ「これって…」
マサムネ「今日、調理実習で作ったクッキーを家に帰ってからもう1度作ってみたんだ」
ケンゾウ「そ、そうなんですか?」
マサムネ「お前にやったクッキーはシンゲンに全部食べられたというし…」
ケンゾウ「あー、そういえば…」
マサムネ「だから…その…、改めて受け取ってくれないか?」
ケンゾウ「は、はい、ありがとうございます。でもそんな丁寧に…」
マサムネ「(赤面)か、勘違いするな!わ、私はただ純粋にお前の感想を聞きたいだけで…」
ケンゾウ「そうですか、それじゃあさっそく…」
マサムネ「あ、ちょ、ちょっと待った!私は帰るから後でゆっくりと食べてくれ」
ケンゾウ「へ?何でですか?せっかくだし上がって一緒に食べましょうよ」
マサムネ「気持ちはありがたいがもうこんな時間だ。あまり長居するのも悪い。それに…」
ケンゾウ「それに?」
マサムネ「さっきからケンシンがずっとこっちを睨んでいる。ほら、そこのドアの陰から…」
ケンゾウ「へ?(ちらっと後ろを振り返る)」

ケンシン「(じぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーーー)」

ケンゾウ「ひぃっ!ね、姉さん!?」
マサムネ「そ、それじゃあ私は帰るからな。おやすみ!(逃げるように駆け出す)」
ケンゾウ「お、おやすみなさい…って、もういないし…」

ケンシン「ケンゾウ…(にこ)」
ケンゾウ「は、はい!(だからその笑顔が逆に怖いんだって!!)」
ケンシン「さあ、今のことも含めて色々と聞かせてもらいましょうか?うふふ…」
ケンゾウ「(ひえ〜!俺、大ピ〜ンチ!!)」
444戦国ギャグ乙女:2011/08/09(火) 23:20:35.87 ID:BNt+pI4Y
ケンゾウ「そ、そうだ、俺、マサムネさんを送ってくるから!(ダッシュで出ていく)」
ケンシン「あ、ちょっと、待ちなさいケンゾウ!!」

ケンゾウ「ふー、一応は難を逃れたけど、帰ったらいずれ追及されるんだろうな…。
     (きょろきょろ)…マサムネさん、もう見えなくなってるし…。
     …ん?あそこの家の前で誰か倒れてる!あそこは…シンゲンさんの家!?」

シンゲン「ううぅ〜…」
ケンゾウ「シ、シンゲンさん!どうしたんですか!?」
シンゲン「マサムネェ〜、いったい俺に何の恨みがあるんだよぉ〜…(しくしく)」
ケンゾウ「え?マサムネさん?…と、それより今はシンゲンさんを家に運ぶのが先だな。
     シンゲンさん立てますか?、肩を貸しますよ。」
シンゲン「ケンゾウ〜、おんぶぅ〜!」
ケンゾウ「そういう冗談が叩けるなら大丈夫ですね…」
シンゲン「うぅ〜、じゃあお姫様抱っこでいいから〜!」
ケンゾウ「…本気でそこらへんに放り投げますよ?」
シンゲン「ああっ!ひっでぇ〜!!今まで散々遊んでおいて最後は捨てるのかよ!?」
ケンゾウ「(…はぁ、相変わらずいろいろと面倒臭い人だな…)」

ケンゾウ「ただいま〜…」
ケンシン「お帰り、ケンゾウ…(仁王立ち)」
ケンゾウ「ひえっ!ね、姉さん!も、もしかして怒ってる…?」
ケンシン「あら、姉さんは怒ってなんかいないわよ〜?(にこぉ)」
ケンゾウ「(ウソだ、顔は笑ってても目は全然笑ってないし…)」
ケンシン「うふふふ…(無言の圧力)」
ケンゾウ「(…はぁ、もうこれ以上は逃げられないな…。今日はもう大人しく捕まろう…)」

    (ケンゾウ・尋問…もとい、説明中)

ケンシン「…なるほど、大体の話は分かったわ。…となれば私からは言うことは一つ、
     ケンゾウ、あなたは自分の体から湧き出るフェロモンを抑える努力をしなさい!!」
ケンゾウ「無茶言うなって!それにフェロモンって、昔の少年ジャ○プで連載していた天○君かよ!!」
445ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/08/13(土) 17:40:09.34 ID:gJd41XMs
っケンゾウはエキ○パートになるようです
446初SS:2011/08/18(木) 13:47:12.85 ID:YiQl+cRE
〜ケンシン城〜
結局あれからシンゲンは食べるだけ食べて帰っていった。ケンシンも、いつものことだというような感じで特に煩くは言ってなかった
ヤス(あー、疲れたなー。兵士の鍛練の後でシンゲンとの一戦・・・今日はもう寝ようかな。)
そんなことを考えていると。兵1に声を掛けられる。
兵1「あー、ヤス殿お。なんかお疲れですね・・・。そうだ!お風呂で汗を流してきたらどうですか?ちょうど今はだれも使用しておりませんし・・・。」
ヤス(風呂!そうだ、昨日は風呂も入らないで寝ちゃったけど、風呂の事忘れてた。ケンシンが着るものは何着か用意してくれたけど、やっぱ体も洗いたいし。)
ヤス「それは嬉しいな。んで、場所は?」
兵1「えっと、突きあたりを曲がってですねー・・・・」


そんな訳で兵1に教えてもらった風呂場まで来た。さっそく入ろうと木の扉を開けようとするが、そこで俺の動きは止まる。
ヤス(兵1はああ言ってたけど、本当に誰もいないだろうな?仮にもケンシンとか入ってたら・・・・・・。と、とりあえずノックしてみるか。)

コンコン

ヤス(・・・・反応は無いな・・・。よ、よし!開けるぞ。)

カラカラカラ
447初SS:2011/08/18(木) 13:48:10.97 ID:YiQl+cRE
ヤス(ここは・・・脱衣所か、誰もいないし、脱がれた着物とかもないな。しかしまだ浴場に万が一誰かいる可能性も0ではない! と、とりあえずもう一回ノックを・・・)

コンコン

ヤス(反応なしっと、よし!いける!)

カラカラカラ

ヤス(せーふ!!アクシデント回避!! いやー、危ない危ない。今朝みたになったらどうしようかと思った。しかし今朝は・・・・・・・胸・・・大きかったな・・・・・・・。
・・・・・馬鹿なこと考えてないで、さっさと服脱いで入ろう・・・・)

その後、風呂で体を癒した俺は脱衣所に戻る。
ヤス(あー、さっぱりしたー。けど暑いなー。扇風機なんてないし、火照りが冷めるまでちょっと裸で・・・・)

カラカラカラ

ヤス(カラカラカラ?)
俺は振り向く。するとそこには
ケンシン「・・・・・・」
ヤス「・・・・・」
ケンシン「・・・・・・」
ヤス「・・・・・・」
ケンシン「・・・・ら・・・・らら・・・ららら・・・・!!」
ヤス「!! いやいやいや!!待って!ちょっと待って!! 今回は被害者俺だよね!? と、とりあえず一回外に出てってくれ!!」
448初SS:2011/08/18(木) 13:49:14.24 ID:YiQl+cRE
・・・・・・・・・・・・
あの後、とりあえずケンシンは着替えた俺と入れ代り、入浴を済ませ、今二人並んで縁側に腰かけている。

ケンシン「そ、その。悪かったわ。中に誰かいるかも確認せずに、扉を開けて・・・。」
ヤス「い、いや。いいよ。ま、まあこれでおあいこってことで。」
俺は恥ずかしさから、違う話題を振ることにした。
ヤス「い、いやー、それよりもシンゲンってのは豪快な奴だったなー。ケンシンとシンゲンはずいぶん古い仲みたいに感じたけど、同盟組む前も仲良かったの?」
ケンシン「うーん、そうね。同盟組む前にも敵同士というよりは良き戦友って感じかしらね。
なんか見てないと危なっかしいというか、止める人がいないと暴走しっぱなしというか、ま、同盟組んだのもそんなとこが理由の1つね」
ヤス「まるで子供と母親だな・・・・・」
ケンシン「ふふっ。私はまだお母さんっていうほどの歳じゃないわよ。・・・あら?それよりヤス、その手首に付いている物何?」
ケンシンは俺の左手首を見る。
ヤス「ん?このミサンガのこと?」
ケンシン「みさんが?」
ヤス「ああ、知らないのも無理は無いか。ミサンガっていうのは俺たちの世界では、これこれこういうもので、お守りみたいなもんかな。」
ケンシン「へえ、綺麗ね。誰からもらったの?」
ヤス「・・・・ん、まあ大切な人からかな。」
ケンシン「もしかして・・・想い人とか?」
ケンシンが少し悪戯っぽく笑う。
ヤス「・・・いや・・・そういうのじゃないんだけど・・。あ、俺なんか眠くなってきちゃった。明日もあるし、そろそろ眠るよ。」
ケンシン「え? そ、そうね。今日はお疲れ様、おやすみなさいヤス。」
ヤス「ああ、お休み。」
ケンシン(・・・・・・・・)
449戦国ギャグ乙女:2011/08/18(木) 20:57:41.98 ID:gwDXeGDl
     (1時間経過)

ケンゾウ「…はぁ、相変わらず姉さんの追及はしつこかったぜ…。つーか、父さんも母さんも
     帰って来てたんなら助け舟の1つくらい出してもいいじゃないか…。それなのに…」

 上杉母「母さんにはいつものじゃれ合いにしか見えなかったけど?」
 上杉父「仲良きことは美しきかなってな。実に微笑ましいじゃないか」

ケンゾウ「あの2人に助けを求めた俺がバカだった…」

     (ケンゾウの部屋の前)

ケンゾウ「はぁ…、今日はもう寝よう。色々と疲れた…」
ケンシン「あ、ケンゾウ。もう寝るの?」
ケンゾウ「そりゃあ今日はいろいろ大変だったからね。シンゲンさんや豊臣のドタバタは
      いつものことだけど、流石に今川に拉致されるなんて思わなかったからなあ…」
ケンシン「私がケンゾウの『助けてお姉ちゃん信号』をキャッチしなかったら危なかったわ」
ケンゾウ「(無視)少なくとも拉致だけはもう2度と御免だぜ…」
ケンシン「(スルーされた!?)そ、それは私も同感ね…」
ケンゾウ「はぁ…、キリが無いからもう寝る」
ケンシン「明日はちゃんと起きなさいよ」
ケンゾウ「わかってるよ」
ケンシン「(でも、そうなる私の朝の楽しみが1つ減っちゃうわね…)」
ケンゾウ「何か言った?」
ケンシン「え?ううん、なんでもないわ!」
ケンゾウ「そ、そう?」
ケンシン「ケンゾウ」
ケンゾウ「え?」
ケンシン「おやすみ(にこっと微笑んで自分の部屋に入る)」
ケンゾウ「おやすみ(微笑み返して自分の部屋に入る)」

     (こうして、上杉姉弟の華麗なる1日は終わりを告げるのであった)
450初SS:2011/08/24(水) 18:33:54.40 ID:dfoEx6r6
〜ケンシン城(ヤスの部屋)〜
ヤス(・・・・・・)
ヤス(もう、絶対人は・・・)
ヤス(・・・・・・)



・・・
・・・・・
・・・・・・・
男A「馬鹿野郎!的は組長だけでいいって言ったろうが!それをお前1人残らず・・・!」
ヤス「・・・・・・」
男A「毎回、毎回皆殺しにしやがって・・・!おい聞いてんのか!?」
ヤス「・・・勉強が得意な奴は・・・・」
男A「ああ?」
ヤス「5ページでいい宿題を・・・10ページまでやり終えてしまう・・・・」
男A「は?」
ヤス「運動の得意な奴は・・・」
ヤス「5キロ走ればいいところを・・・10キロ走る・・・・」
男A「おい!さっきから何を!?」
ヤス「同じ・・・原理だよ・・・」
男A「!」
ヤス「次の依頼・・・待ってるぜ・・・」すたすたすた・・・・
男A「くっ・・・!」
男B「ボス、どうします? いくらなんでもこれでは・・・。密かに、消しますか?」
男A「やれるもんならもうやってるよ! あいつは人間じゃねえんだ・・・!」
男A「いかれて・・・やがる・・・・!」
451初SS:2011/08/24(水) 18:34:46.56 ID:dfoEx6r6
〜鍛練場〜
兵1「やあっ」びっ
ヤス「ん」がしっ
兵1の放った槍を受ける、すると瞬間兵1は上段蹴りを繰り出す。
兵1「てやっ」びっ
ヤス「おっ」すっ
その蹴りを上体を反らして避ける。
兵1「あっ・・・、今度こそ行けたと思ったのに・・・。」
ヤス「いやいや、最初に比べればだいぶ強くなっているよ。」
兵1と鍛練をする際、俺は兵1に武器は槍だけでなく自分の体全てだと思えと教え、槍術に体術を混ぜた戦法を教えていた。もともと身体能力も高かったのもあり、兵1はたった数日で格段に強くなっていた。
ヤス「この戦法なら兵1こだわりの槍も使えるし・・・。この調子で頑張っていこう!」
兵1「はいっ!エ・・・ヤス殿!」
ヤス「うん、エロヤスって言いかかってるから気をつけような。」
452ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/08/24(水) 23:00:34.72 ID:Om+sTbFG
チートエロヤス殿!!
453戦国ギャグ乙女:2011/08/25(木) 21:34:50.38 ID:tSJb5AOQ
     (数日後、上杉家の朝)

ケンゾウ「ふあ〜…まだ眠い…」
ケンシン「おはよう、ケンゾウ。…まだ寝ぼけ眼のようね…」
ケンゾウ「あ、おはよう姉さん…って、えっ!?」
ケンシン「ちょっと、人の顔を見てそんなに驚かないでよ」
ケンゾウ「だ、だって、その髪型…」
ケンシン「ちょっとしたイメチェンよ。ポニーテールを意識したんだけど…」
ケンゾウ「ポニーテールというよりは丁髷っぽい感じが…(ぼそっ)」
ケンシン「ケンゾウ、聞こえてるわよ」
ケンゾウ「ぎくっ!ご、ごめん。その…」
ケンシン「別にいいわよ。私だってポニーにするには髪が短いことは承知の上だから…」
ケンゾウ「ふ〜ん…(じぃー)」
ケンシン「ちょっと、そんなにジロジロ見ないでよ!」
ケンゾウ「わっ、そ、それはその…」
ケンシン「それよりも、早くご飯食べちゃいなさいよ」
ケンゾウ「う、うん…」

     (登校中)

ノブナガ「お〜い、ケンシンにケンゾウ〜!」
イエヤス「おはようございます…」

ケンシン「あら、ノブナガに徳川さん、おはよう」
ケンゾウ「おはよっす。そういえばノブナガさん、停学は昨日まででしたっけ?」
ノブナガ「うむ、ようやく復帰じゃ。ワシがいなく寂しかったじゃろ?」
ケンゾウ「え、え〜と…」
ノブナガ「はっはっは、照れるでない。それとケンシン、おぬしもポニーテールにしたのか?」
ケンシン「え、ええ…。ちょっとそういう気分になったから…」
ノブナガ「なるほど、新手のケンゾウ誘惑方法というわけじゃな」
ケンシン「(赤面)ち、違うわよ!」
ノブナガ「まあそう照れるな。少しは素直になれ」
454戦国ギャグ乙女:2011/08/25(木) 22:07:39.47 ID:tSJb5AOQ
マサムネ「おはよう」

ノブナガ「よう、マサムネ」
ケンシン「おはよう…って!」
イエヤス「マサムネ先輩もポニーテールにしたんですか?」
マサムネ「べ、別に深い意味はない。体育の授業のときとかにはこの髪型にしているから
      そんなに珍しくもないだろうが」
ケンゾウ「あー、そういえば何度か見たことが…。それはそうと、
      マサムネさん、この間うちに来た後、シンゲンさんに何かしましたか?」
マサムネ「(ぎくっ)べ、別に何も…」

シンゲン「おっはよおおおおおおーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
ヒデヨシ「おっはようございまーーーーーーーーーす!!!!!!!!!!!」

ケンゾウ「この朝っぱらっから街中に響き渡るこの2つの大声は…」
ノブナガ「騒がしい奴らが現れおったのぉ…」
イエヤス「しかもこちらに一直線に向かって来ますね…」
ケンゾウ「はぁ…、いつものこととはいえ…」
ケンシン「騒々しいにも程があるわね…」

シンゲン「いよぉ!おはようさん!!」
ヒデヨシ「今日も元気に行きましょう〜!!」
ノブナガ「なんじゃなんじゃ、おぬしらまでポニーテールにしおったのか?」
シンゲン「へっへへー、まあな」
ヒデヨシ「だって、ケンゾウ先輩ってポニーテール萌えなんですよね?」
ケンゾウ「へ?いや、俺は別に…」
ヒデヨシ「ですから、これでケンゾウ先輩を完全にあたしの虜にしちゃいますよ。えへっ☆」
シンゲン「いやいや、それは俺の役目だ。だからみんなはすっこんでろ!」

乙女一同「「「……………(お互いに無言で目から火花を散らしている)」」」

ケンゾウ「うっ、なんだか今はみんなの方を見てはいけない気がする…」
455戦国ギャグ乙女:2011/08/25(木) 22:20:40.96 ID:tSJb5AOQ
 え〜、長々と書いてきた『上杉さんちのアネキ(勝手にタイトル変更w)』も
まもなく終了の予定です。
そこで急ではありますが、皆さんにアンケートを取ろうかと思います。

次はどういった内容のがいいか、皆さんの意見を取り入れようと思いまして、
ご協力いただけたら幸いです(他力本願言うなw)。

候補としては次の3つになります。

 1.某昔話風(主役はノブ様)
 2.シンゲンVS????(比較的短め)
 3.某格ゲー風(作者の都合上、90年代版をベース)

もちろん、『アンタもういいよ!』とか思っておられる方はスルーしていただいて結構です。

……でももうそんなに需要はないかな?
456ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/08/26(金) 21:40:33.39 ID:0U84W3c4
ギャグ乙女さん乙でございます。
1の某昔話風というのを読んでみたいですね。
そんな需要が無いなんて・・・
ありまくりですよ!!
ギャグ乙女さんと初SSさんの作品が更新される度に楽しませて頂いてます。
457初SS:2011/08/26(金) 23:18:01.51 ID:Nd+9nwZn
〜ケンシン城〜
ヤス(うーん・・・・)
昼近くになり俺は朝の鍛練前のケンシンの言葉のおかげでそわそわしていた。

ケンシン(今日二人来客があるから。ヤスにも会ってもらいたいし、昼になったら私の部屋にきて。)

ヤス(聞けば、その客はシンゲンではないらしいし。ってことは残りの同盟武将の徳川イエヤスと今川ヨシモトか・・・?)
ヤス(この間のこともあるしな・・・・。も、もしも二人ともこの間のシンゲンみたいな感じだった場合・・・・・・)

ヨシモト(仮)「そなたがヤスかあ!本当に強いかどうか、まろと勝負じゃあ!!」
イエヤス(仮)「がーはっは!!お前本当につえーのかあ?江戸幕府開いちまうぞー!」

ヤス(いやいや!考えすぎだろ! いや待てよ、シンゲンとは真逆で無口な感じだった場合・・・)
 

ヨシモト(仮)「・・・・・・・・・。勝負します・・・・・?」
イエヤス(仮)「・・・・・・・・・。江戸幕府開きます・・・?」

ヤス(・・・・いや、それはそれでなんか嫌だな・・・。まあ考えても仕方無いし、ケンシンの部屋に行ってみるか・・・・)
458初SS:2011/08/26(金) 23:20:09.38 ID:Nd+9nwZn
〜ケンシンの部屋〜
ヤス「ケ、ケンシン。俺だけど・・・・・」
ケンシン「ん。来たわね。入って。」
ヤス「失礼します・・・・・・」どきどきどき
ケンシン「ヤス、紹介するわ。まずこちらが同盟を結んでいる武将の一人今川ヨシモトよ。」
横を向くとそこには、緑の着物を着た綺麗な長い黒髪の女性がいた
ヨシモト「初めまして。お話は伺っておりますわ。殿方なのにとてもお強いとか・・・・、どうぞよろしくお願いします。」
ヤス「あ、ど、どうもよろしくおねがいします・・・・」
ヤス(ふ、普通だ!普通すぎてびっくりした!なんだか余計な心配だったな・・・)
ケンシン「彼女は弓が武器で、その正確無比な弓の腕で長距離線ならかなりの腕前よ。」
ヨシモト「あら、近距離線も問題無くてよ?遠距離でも近距離でも相手を確実に射抜きますわ。おーほっほ!」
ヤス(・・・・・・。第一印象じゃ性格分かんないけど、高飛車なのかな・・・。まあ様子見だな・・・。)
ケンシン「そしてあちらが同じく同盟を組んでる、徳川イエヤスよ。」
ヨシモトの横には桃色の着物にピンクの髪の毛をポニーテールにした女の子が座っていた。
イエヤス「・・・・徳川イエヤスと申します・・・・。」
ヤス「よ、よろしく」
ヤス(見た目はなんか結構派手だけど、おとなしそうな子だな・・・。性格は問題なさそうだけど・・・・。って俺は面接官か・・・・)
ケンシン「彼女は錫杖を武器とし、膨大な魔力で術を使うわ」
ヤス(は?魔力?)
イエヤス「・・・・魔法はお任せを・・・・」
ヤス(ま、魔法少女!?な、なんかもう何でもありだな・・・・・)

>>455
自分も1の昔話風というものを読んでみたいです。
459ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/08/27(土) 01:37:20.12 ID:tgYzlUx2
>>455
1を希望します
460ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/08/27(土) 10:18:41.16 ID:699aPXK+
>>455
っ1希望
461戦国ギャグ乙女:2011/08/28(日) 22:59:19.82 ID:iYUidF8c
ヒデヨシ「ケンゾウ先輩、どうです?あたしのこと、襲っちゃいたくなりました?」
ケンゾウ「襲わねえよ!!」
ヒデヨシ「え〜、なんでですか〜?(ぷぅ)」
ケンゾウ「犯罪だからだよ!!」
ヒデヨシ「それってつまり、罪なくらいあたしが可愛いってことですね?」
ケンゾウ「人を襲うこと自体立派な犯罪だ!!」
ヒデヨシ「ぶー、ケンゾウ先輩のシスコンはもはや末期症状です…」
ケンゾウ「なんだとコラァ!!」
ケンシン「ちょっとケンゾウ、やめなさいよ!」

ヒデヨシ「そういえば先輩方、この間ヨシモー先輩のお家でケンゾウ先輩の救出ごっこを
     したらしいじゃないですか〜!何であたしたちを誘ってくれないんですか〜!!」
シンゲン「そうだそうだ!クリームソーダ!!」
  一同「「「…………(完全スルー)」」」

シンゲン「あ、それとマサムネ!この間、急に襲い掛かってくるなんてひどいじゃないか!!」
マサムネ「…なんのことだか?」
シンゲン「すっとぼけるなよ!」
ケンゾウ「あ、やっぱりあのとき…」
シンゲン「聞いてくれよぉ〜!(地団駄)」
ケンゾウ「わ、わかりましたから少し落ち着いてくださいって」
シンゲン「(説明中・事実→事実→誇張)いでっ!(←マサムネの拳骨)」
マサムネ「フン…」

     (校門前)

ヨシモト「あらみなさん、おはようございます(ぺこ)」
ケンゾウ「おはよう…って、今川、お前までその髪型…」
ヨシモト「おーっほほほ!ケンゾウさんのお好きなポニーテールで今度こそ悩殺ですわ!」
ケンゾウ「だから、俺は別に…」
ヨシモト「さあさあケンゾウさん、早く教室まで共に参りましょう」
ケンゾウ「やっぱ人の話聞いてねえし…」
462ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/08/30(火) 22:38:12.14 ID:2gnXtPlG
幕府期待
463戦国ギャグ乙女:2011/08/31(水) 22:42:33.42 ID:GEho6QHb
     (教室)

ムラサメ「それじゃあ授業を始めるわよ」
 女子A「あれ?先生。ポニーテールにして、イメチェンですか?」
ムラサメ「うふふ、ちょっとね」
 女子B「すごく似合ってますよ」
ムラサメ「あら、ありがとう」

ケンゾウ「(あんたもかよ!!)」
イエヤス&ヨシモト「「(むー…)」」

ムラサメ「(ふとケンゾウに視線を向ける)」

ケンゾウ「(ん?)」

ムラサメ「うふっ☆(ウインク)」

ケンゾウ「(えっ!?)」

イエヤス&ヨシモト「「!!!!」」

ケンゾウ「(うっ、なぜか悪寒が…。…ていうか、徳川と今川から凄まじい殺気が…)」

     (こうして、ケンゾウをめぐる乙女たちの戦いはますます激しさを増していくのであった)

     (おまけ)

ミツヒデ「ポニーテールだけがすべてではない!!」
コタロウ「そうです!ショートヘアーの需要はすごく高いんですから!!」
ミツヒデ&コタロウ「「我ら、ショートヘアーは永久に不滅です!!」」
オウガイ「ヴェーハッハッハ!!皆、それぞれ青春を謳歌しておるわ」
       −−−−−本編・完 おまけストーリーへ続く−−−−−
464ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/08/31(水) 23:52:42.69 ID:OrsVvfK5
>>455
2を!
465初SS:2011/09/01(木) 02:02:38.52 ID:TKG9RAg5
その後ケンシンはヨシモトとイエヤスと共にこの後の展望についていろいろと話し合いを始めていた。俺は特にする事もないのでその様子を眺めていることにした。

ヤス(基本的にケンシンとヨシモトが話してそれをイエヤスが聞いてるって感じだな・・・・)
ヤス(しかしケンシン達を見てると・・・、戦国の武将ってのはみんなすごい美人で可愛いな・・・シンゲンも性格はともかく顔はかなり良かったし・・・。そ、それになんていうか、みんな巨乳だよな・・・・////)
イエヤス「・・・・・・・」
ヤス「あっ・・・・・すいません・・・・・・・。」
イエヤス「?」
ヤス「あ、いや・・・・・・。」
イエヤス「???」
ヤス(何をやってるんだ俺は・・・・・・)

そんなこんなでヨシモトとイエヤスとの初の出会いはシンゲンの時と比べるととても平和な感じで終わったのだった。そして夜になりヨシモトとイエヤスはそれぞれの領地へと帰ってのだった。


雑記:この後書きためてた分のデータがなんと消えてしまったため現在一から思い出しつつ書いてます泣 しかしこのSS需要あるのかな・・・・・。
466ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/01(木) 22:39:01.54 ID:ZYrou2/0
このスレで需要があるかどうかはあるに決まってるが
このスレ自体が需要があるかどうかは微妙なとこ。人が大分減ったよね…
467ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/03(土) 09:53:18.56 ID:hm/626wM
あるに決まってる
468初SS:2011/09/03(土) 12:28:19.84 ID:j95V/h0b
〜ケンシン城〜
ヤス「ケンシンちょっと出かけてくるけどいいかな?」
俺は城内を歩いていたケンシンに話しかける。
ケンシン「出かけるってもう夜よ?そもそもどこに行くの?」
ヤス「城の裏側に森があったろ?散歩がてらちょっと体を動かしてこようと思って。朝の鍛練等で兵1達には指導してるけど、俺自身たまには体動かさないとなまっちゃうからね。」
ケンシン「鍛練場じゃ駄目なの?」
ヤス「城内にはもう休んでる兵もいるだろうし、うるさくなったら迷惑かなって。それに自然の中で体動かすのもいいかなって。」
ケンシン「そう・・・。ま、あなたの強さならまず心配は無いと思うけど、明日も兵の鍛練頼みたいし、あんまり遅くならないようにね。」
ヤス「大丈夫大丈夫。なんかケンシンお母さんみたいだな。ははっ」
ケンシン「ちょ!まだそんな年齢じゃないわよ!失礼ね!!」
ヤス「ごめんごめん。んじゃ、ちょっと行ってくるわ。」
ケンシン「もう・・・・。気をつけてね」
ケンシンに別れを告げ、俺は城の裏側の森を目指した。
469初SS:2011/09/03(土) 12:50:19.39 ID:j95V/h0b
〜ケンシン城裏側の森〜
ざっざっざっ・・・・・・・
ヤス(ここらへんでいいか・・・・・)
ヤス(・・・・・・・・・・・)すうっ
俺は精神を研ぎ澄ませる。
ヤス「ふっ!」びしゅっ!
目の前の暗闇に向かい槍をはなつ。瞬間突風が吹く。
びゅううっ!
ヤス(やっぱりたまに体動かさないと体が鈍るな・・・・。シンゲンの竜巻をかき消した時も無傷は無理だったし。昔の俺だったら・・・・・・。ん??)
ざざざっ
俺が考えていると急に木の上の方から何かが移動する音が聞こえた。
ヤス(獣か何かか・・・・?いや、人が移動する気配に近かったような・・・。)
城を出る前、ケンシンから気をつけるように言われてはいたが、俺は好奇心に負けて音の正体を確かめるべく気配を追ってみることにした。
ヤス(・・・・・・)たたたたっ
ざざざざっ
ヤス(結構な速さで追いかけているが、なかなか早いな・・・・。人だとしたら中々の脚力だな)
ざざざざっ
追いかけて数分たっただろうか、俺は多少見晴らしのいい丘へと辿り着いた。そしてそこには月明かりに照らされた何者かが立っていた。

後ろ姿で確認できるのは、腰まで届く長い青い髪と、甲冑に兜を被ったおそらく女性だろう。そして女性がゆっくりとこちらへ振り返る。
470初SS:2011/09/03(土) 12:52:19.76 ID:j95V/h0b
??「何者だ・・・?」
ヤス(三日月を模った兜・・・、何より右目に眼帯をつけた女性の武士・・・・、いやおそらく武将。これは多分・・・・・)
ヤス「伊達マサムネか?」
独眼竜のその乙女は怪訝な顔をしてこちらをにらみ返す。
マサムネ「いかにも我は伊達マサムネだが・・・・、貴様一体何者だ?なぜ貴様のような男が我の名前を知っている?」
ヤス「あ、いや・・・、名前を知っていた訳ではないけど見た目で何となくな。俺の名前はヤスだ。」
マサムネ(ヤス?するとこの男がミツヒデ殿が言っていた男か・・・・?となれば上杉軍の者か。イエヤスとヨシモト軍の偵察に行っていたことは黙っておいたほうがいいな・・・。)
マサムネ「ほう。貴様が男なのにやたら腕が立つという上杉軍のヤスか。このようなところで何をしていたのかは知らぬが・・・・、とりあえず我々は敵同士ということになるな・・・」
ヤス「まあ・・・軍を見たらそういうことになっちゃうのかな。まあ俺は君に対して敵意は無いけど。」
マサムネ「貴様にその気が無くても、我には貴様の力量を知っておく必要がある。強さを見せてもらおうか。」
そういうとマサムネは右手に青竜刀に似た刀を取り出す。
ヤス(またこのパターンかよ・・・。戦国の乙女は何気に喧嘩っ早いよな・・・・。それよりも、あれがマサムネの武器か?シンゲンやケンシンの武器に比べると小さめだな、青竜刀の小太刀バージョンみたいなもんか?)
マサムネ「覚悟はいいか?」
ヤス「どうしてもやる気か?」
マサムネ「当然だ。行くぞ!」だっ!
言葉と同時にマサムネが俺に斬りかかる。そして刀が振り下ろされる。
471戦国ギャグ乙女:2011/09/03(土) 13:50:59.46 ID:zFlpW6mV
     (とある公園)

????「うぅ…、ぐすっ、ひっく…」
????「シンゲンちゃん、もう泣かないでよ〜」
シンゲン「だ、だって〜、このほっぺの傷、もう消えないって…」
????「そんなことないよ。きっとなおるって」
シンゲン「だって、父ちゃんと母ちゃんがお医者さんと話しているの聞いちゃったんだよ。
      『あの傷が消えることはないでしょう』って…。俺、もうおよめに行けないよ…」
????「そんなことないって。シンゲンちゃんはすてきなおよめさんになれるよ」
シンゲン「で、でも〜」
????「じゃあぼくがシンゲンちゃんをおよめにもらってあげる」
シンゲン「え?」
????「そして、ぼくがシンゲンちゃんを守るんだ!」
シンゲン「で、でも…」
????「やくそくするよ」
シンゲン「やくそく…?」
????「まずはみぎのほっぺから…(ちゅっ)」
シンゲン「!!!!」
????「こんどはひだりのほっぺに…(ちゅっ)」
シンゲン「ちょ、いきなり…」
????「これがそのしょうこだよ。えへへ〜」
シンゲン「お、おまえ、ずるいぞ!それなら俺だって!!」
????「え?」
シンゲン「(ちゅっ)そして反対側のほっぺも…(ちゅっ)」
????「シンゲンちゃん…」
シンゲン「(赤面しながら)い、いいか!これでもうやくそくは『せいりつ』したからな!!
      必ず俺をおよめさんにするんだぞ!!」
????「『せいりつ』ってよくわからないけど…、うん!シンゲンちゃんはぼくのおよめさん!!」
シンゲン「えへへへ〜。あ、それともうひとつやくそくしろ!このことはだれにも言っちゃだめだぞ!
      たとえケンシンでもぜったいに!!ふたりだけのやくそくだぞ!!」
????「おねえちゃんでも?…わかった、ぜったいにだれにも言わないよ。
      これはぼくとシンゲンちゃんだけのひみつってことだね?」
4724コマ小ネタ:2011/09/04(日) 15:50:42.59 ID:m68X1S+C
〜〜焔王の鉄槌後〜〜

ノ「楽勝、楽勝。
  我ら一騎当千の戦国乙女じゃ、二人となればその力は二乗!
  二騎一千万というわけじゃのう!」

ミ「違います」
ノ「なんと!?」

ミ「千の二乗は百万です。
  また、その計算では我ら八人とも渡り合える敵将、
  オウガイは一禾予(ジョ)の力となるが、よろしいか?」
ノ「・・・・!?(キセルを取り落とす)」
 (注:禾予>垓>京>兆>億>万、1,000,000,000,000,000,000,000,000)

ノ「そ、そんな化け物、どうやって倒すというのじゃ・・・・」(gkbr)
ミ「さて? 隕石でも直撃するか、地割れに挟まれれば、あるいは・・・」

                            終わり
473初SS:2011/09/06(火) 02:15:11.28 ID:lbc2mqyL
ヤス「・・・・・・・・・」
しかし振り下ろされた刀は俺の顔ぎりぎりの所で止められた。
マサムネ「・・・・・・・。なぜ避けぬ?」
ヤス「質問に質問で返すのも気が引けるが・・・・なぜ避ける必要がある?当てるつもりが全くない、何も込められていない一撃に。」
マサムネ(!! この男・・・・・。なるほど、どうやら相当な使い手だな。なら止むを得まい・・・・!)
マサムネは一旦俺と距離をとる。
マサムネ「失礼した。どうやら男ということで貴様を見くびっていたようだ。次は本気で行かせてもらおう。」
ヤス「実力を測るのが目的ならもういいんじゃないのか?」
マサムネ「ふん。最初に言ったが我らは敵同士だ、遅かれ早かれいずれ戦う日は来る。それに私自身先ほどの攻撃で力量を測られるのは心外だからな。」
そう言うとマサムネは同じ刀をもう一本取り出し構える。
ヤス(ニ刀流か・・・。なるほど、これが本来のマサムネの武器か。今度はある程度本気でくるな・・・・。)
俺も槍を構える。
マサムネ「ゆくぞ・・・!」
ヤス(やれやれ・・・・・、面倒なことになったな。俺は別に戦う気は無いのに。さっさと終わらせるか。)
俺の考えとは裏腹にマサムネが攻撃を仕掛けてくる。
474初SS:2011/09/06(火) 02:17:00.32 ID:lbc2mqyL
マサムネ「はっ!」びゅっ
ヤス「・・・・」すっ
俺はマサムネの左からの一撃を後ろに下がってかわす。そして右からもう1つの一撃が来る前に俺は間合いを一気に詰め、一撃を繰り出す。
ヤス「ふっ」びしゅっ!
マサムネ「っ!! ちっ」たたっ
マサムネは一旦大きく間合いを取る。
マサムネ(こいつ・・・、二刀流相手に慣れているのか?完全に動きが読まれている。これは出し惜しみしている場合ではないな・・・・)
マサムネ「・・・・・・」すうっ
マサムネの周りの空気が変わっていく。
ヤス(! 必殺技で来るのか?ケンシンは雷、シンゲンは熱風・・・・マサムネはどのような攻撃で来るのか・・・・。)
マサムネ「双竜連斬!」
瞬間マサムネが間合いを詰め二刀流による連撃を繰り出す。
ヤス「・・・・・・」キン!キン!
俺はそれを1つずつ捌いていく。
ヤス(んー、思ってたほどじゃないな・・・・。連撃の速さはケンシンの方が早かったし、一撃の重さはシンゲンの方が圧倒的に重かった・・・・。マサムネってこの程度なのか?)
俺が考えていると、マサムネは攻撃を中断し、大きく後ろ側に飛ぶ。
ヤス(?? あきらめたのか?)
後ろに飛んだマサムネはそのまま二つの刀を交差させ、思い切りこちらに斬撃を放った。
マサムネ「斬っ!!」ずばあっ!!
斬撃は十字型の衝撃波となり俺に襲いかかる。
ヤス(!! しまった!こっちが本命か!最初の連撃は囮・・・・!)
俺はなんとか衝撃を槍で食い止める。しかし衝撃波にそのまま押され後ろへ飛ばされる。
475初SS:2011/09/06(火) 02:19:12.95 ID:lbc2mqyL
ヤス「くっ!」ばばっ
マサムネ「もらった!」びゅっ
体制を立て直した俺にマサムネは間髪入れずに二刀流による攻撃を仕掛けた。
ずばっ!ずばっ!
ヤス(・・・・・・・っ)
間一髪横に飛んで攻撃を避けたつもりだったが、左肩と右足に浅い傷を負ってしまった。
ヤス(強いな・・・・・。仕方ない・・・・・)
ヤス(・・・・・・・・・)
マサムネ「ちっ!しぶといな。だが次で終わりだ。その傷で再び攻撃を受け切れるか・・・・?」
マサムネが再び刀を交差させる。
マサムネ「はあっ!!」ずばあっ!!
十字型の衝撃波が俺を襲う。瞬間こちらも槍を思い切り振るう。
ヤス「ふっ!」ばしゅっ!!
十字ではないがマサムネより大きな衝撃波を生む。2つの衝撃波がぶつかり、俺の衝撃波がマサムネの攻撃を打ち破った。
マサムネ「な!?」
ヤス(・・・・・・・)ニヤ
今度はマサムネに衝撃波が襲う。
マサムネ「くうっ!」
先ほどとは逆に衝撃波を受け止めはしたが、マサムネは体制を崩す。
ヤス(ここだ・・・!)ばばっ!
俺の時のようにマサムネが体制を立て直そうとする。しかしそれよりも早く俺はマサムネの顔の前に槍を突き出した。
マサムネ「!!!」
ヤス「まだ・・・・やるか?」
476戦国ギャグ乙女:2011/09/06(火) 22:43:54.22 ID:UhYvxHQ2
     (夕暮れの教室)

シンゲン「えへへ〜、およめさん〜……んあっ!?……あれ?ここは…教室?
     なんだ、夢だったのかよ。…それにしても、ずいぶん懐かしい夢だったぜ…。
     そういえば、頬にこの傷が出来てしまって落ちこんでた俺をあいつはいつも
     ああやって励ましてくれてたっけ…。あいつがいたから俺もここまでやってこられた…。
     もしあいつがいなかったら俺はずっと引き籠ってるとか、最悪、自殺してたかもな…。
     それに、あいつはいつの間にか俺のことをさん付けで呼んで敬語も使うようになってたな。
     今はもう慣れたけど、あの時はなんだか他人行儀っぽく感じてちょっと寂しかったぜ…。
     …およめさんか…。あいつはあの約束、とっくに忘れてしまってるかな?
     でも、少なくとも誰にも言わないっていう約束は守ってるみたいだしな。
     もし誰かに言ったらケンシンの奴が速攻で問い詰めてくるだろうからなあ…。
     今までそれでケンシンが問い詰めてきたことはないしな。…ん?あの校門の
     所に立っているのは…ケンシンか…」

     (校門)

ケンシン「(ぶすーーー)」

     (教室)

シンゲン「ここからだと表情まではよくわからねえけど、ケンシンの奴、なんだか不機嫌そうだな。
     まあどうせケンゾウと待ち合わせしてるんだろうけどそのケンゾウがなかなか来ないから
     お怒りモード中ってとこだな。…さてと、それじゃあそろそろ俺も帰るか」

     (廊下)

シンゲン「あー腹減った。今宵の夕餉はなんだろな?」
????「やっべー!すっかり遅くなった!!」
シンゲン「…ん?おーい、ケンゾウ。早くケンシンのところに行ってやれ。大分不機嫌そうだったぞ」
ケンゾウ「な、何言ってるんすか!!何でそこで姉さんが出てくるんですか!?」
シンゲン「ホント、わかりやすい奴だなお前は」
477戦国ギャグ乙女:2011/09/06(火) 23:17:57.23 ID:UhYvxHQ2
ケンゾウ「からかってるんですか!?」
シンゲン「別にからかってなんかいねえよ。顔に出てるだけだ」
ケンゾウ「俺はいつでもポーカーフェースですよ!」
シンゲン「でも、ケンシンと待ち合わせしてるんだろ?」
ケンゾウ「うぐっ、た、確かにそうですけど…」
シンゲン「(どこがポーカーフェースなんだか…)」
ケンゾウ「そ、それより、俺はもう行きますから!(走り出す)」
シンゲン「おー、じゃあな。…あ、ケンゾウ!」
ケンゾウ「(足を止める)…おっとと!な、何ですか?」
シンゲン「…あまり人を待たせるんじゃないぞ」
ケンゾウ「わ、わかってますって!それじゃあさいなら〜!!(再び走り出す)」

オウガイ「コラ、上杉弟!廊下を走るでない!!」
ケンゾウ「ひえぇ〜!わかりました〜!!(ダッシュで逃げる)」
オウガイ「まったく、全然わかっておらぬではないか…」

シンゲン「ぷっ、怒られてやんの!……人を待たせるんじゃない…か。
     俺だってあの約束をした時からずっとお前のことを待ってるんだぜ?
     でも、もうそう長くは待てないかもしれないぞ…。
     …とか言いつつ、結局は待ってしまうんだろうな。俺ってお人よしだな。
     わかってるよ。もう少しだけ、せめてお前が学校を卒業するまでは待っててやるよ。
     でも、そのあとのことは保証できないぜ?…なあ、ケンゾウ」

     (校門前)

ケンゾウ「姉さん、ちょっと待ってよ!」
ケンシン「ふ〜んだ、ケンゾウなんか知らない!(ぷい)」
ケンゾウ「だ、だからごめんって…」
ケンシン「(つーん)」
ケンゾウ「ね、姉さ〜ん!!」

       ーーーーー現代編、これにて完結・ありがとうございましたーーーーー
478ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/08(木) 21:59:36.29 ID:puuLw/aM
完結乙爆砕です〜

シンゲンに美味しいヒロインを持ってかれた気がしないでもないw
479初SS:2011/09/09(金) 01:54:16.54 ID:Uzf2AzZP
マサムネ「っ!・・・・・・・・い、いや、参った。私の負けだ。」
ヤス「そうか・・・。力量は分かったろ?俺はそろそろ戻るとするよ。」すっ
マサムネ「・・・・・私がお主と出会う前に何をしていたのか聞かぬのか?敵の情報だぞ?」
ヤス「おれはケンシンの城に居候してはいるが、ケンシン軍という訳じゃない。それにこれは勝手な俺の勘だが、お前は誰かのように姑息な手を使うやつには見えない。」
マサムネ(・・・・・・・・)
ヤス「ま、何よりそろそろ戻らないとケンシンに心配掛けちまうからな。機会があったらまた会うだろうさ。じゃあな」すたすた
マサムネ(ヤス・・・・、不思議な男だ。しかし強い・・・・・・!もしかするとあいつと同等の強さかもしれぬ・・・・・この右目を奪ったあいつと・・・・・・。)

ケンシンの城に戻る途中俺は考える
ヤス(・・・・マサムネが最初に走ってきた方角は今日ヨシモトとイエヤスが帰って行った方角だった。あいつが本当にノブナガの家臣だとすると、さしずめ偵察に行ったというところか?
しかしあいつからはミツヒデのような姑息な感じは全くなかった・・・・・。それどころか天下を狙っているようにも見えない。あいつにあるのは1つだけ、復讐心だけだ。マサムネ・・・・・一体何を目的としている?それより・・・・・・)
ヤス(マサムネの衝撃波を受けた後・・・・
少しだが、明らかに俺は戦いを楽しんでいた。シンゲンの竜巻をかき消した時もそうだったが・・・・・。あの時、マサムネがさらに食い下がっていたら、俺はマサムネに傷を負わせてしまっていただろうか・・・・。
いや、下手をすればあるいは・・・・・・・。)
ヤス(・・・・・・・・・)

その後ケンシンの城に帰った俺はマサムネから受けた傷を上手く隠して部屋で眠りに付いた。
480戦国ギャグ乙女(一発ネタ):2011/09/09(金) 21:27:38.20 ID:d3hckCAY
     『恋する乙女は時折発想がぶっ飛んでしまうようです』

     (マサムネの場合)

ケンゾウ「マサムネ殿、上杉ケンゾウ、参りました…」
マサムネ「うむ、わざわざ呼び出してすまない」
ケンゾウ「なぜ姉ではなく、自分を呼び出したのですか?」
マサムネ「単刀直入に言おう。私と子作りをしよう」
ケンゾウ「……はい?」
マサムネ「おぬしの槍術の腕は私も聞いている。ケンシンと肩を並べるほどの腕前らしいな」
ケンゾウ「…え〜と、姉さん程とは言いませんが、それなりには…」
マサムネ「だから、私と槍使いのおぬしの間に子供が生まれたら『オミト』と名付けるつもりだ」
ケンゾウ「『ウロヤ○ヌマ』でも覚えさせる気ですか…」

     (ヨシモトの場合)

ケンゾウ「ヨシモト殿、こちらが書状でございます」
ヨシモト「文などいらぬと申したはず。あなたの愛は届きませんわ」
ケンゾウ「…は?」
ヨシモト「私を…困らせないで!!」
ケンゾウ「いや、それはむしろそのセリフにこっちが困ってます…」
ヨシモト「もう、ケンゾウさんったら。そこで『ケンゾウあたーっく!!』と来ませんと」
ケンゾウ「正直意味が分からないんですけど…」
ヨシモト「そして私が『よして!』とか言いながらこの豊かな胸を揺らしながらそのあたっくを
     弾き返していくのです!」
ケンゾウ「…………(げんなり)」
ヨシモト「でも最後には『ああ〜ん、ケンゾウさん〜(はぁと)…罪なお方ですわ』…となるのですわ」
ケンゾウ「…もう帰っていいっすか?」
ヨシモト「ああ〜ん、お待ちになってくださいませ!」
ケンゾウ「(帰ったら塩でも撒いておくか。万が一、生霊と化されても困るし…)」

     ――――――完・新ネタはこの次からスタートさせる予定です――――――
481ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/11(日) 03:06:35.73 ID:lTpw8l9U
ひかる源氏?
482ノブ太郎伝説(戦国ギャグ乙女):2011/09/15(木) 22:20:02.35 ID:22zW7r+b
ミツヒデ「むかーしむかし、とある小さな村の一角に一組の老夫婦が住んでいました。
     豪快な性格で大食漢、なおかつ頬の傷が特徴のシンゲンおじいさん。
     そして、ちょっと垂れ目でいつも眠そうな表情をしているイエヤスおばあさん。
     おじいさんとおばあさんはいつものように、囲炉裏を囲んでお茶を飲んでいました。
     そこから物語は始まるのでありました…。
     …あ、どうも。今回、『なれーしょん』を担当させていただきます明智ミツヒデと申します。
     どうぞよろしく。フフッ、まさに私に適任といったところかな…」

シンゲン「ばーさんやー!!」
イエヤス「じーさんやー!!」
シンゲン&イエヤス「「〜〜〜うぃっ」」
シンゲン「ばーさんやー!!」
イエヤス「じーさんやー!!」
シンゲン&イエヤス「「〜〜〜うぃっ」」

ミツヒデ「お前らは志○&○代か!?」

シンゲン「ところでばーさん、メシはまだか?」
イエヤス「先ほどあれだけたくさん食べたばかりですよ?」
シンゲン「ばーさんの姿が見えな………って、目の前にいるよな?」
イエヤス「はい、私はおじいさんの目の前にちゃんといますよ」

ミツヒデ「一通り、お約束のやり取りを終えたのち、おばあさんは川へ洗濯をしに行きました」

イエヤス「…ふぅ、大体洗い終わりました。あとは乾かすだけですね。
     こういうときに全自動乾燥機というものがあれば…」

ミツヒデ「はい、そこ!少しは時代を考えろ!!」

イエヤス「…冗談です。…おや、あれは…」

ミツヒデ「…おばあさんがふと川の上流に目をやると、流れてきたのはなんと…」
483sage:2011/09/16(金) 12:10:54.46 ID:dnelVkpU
新作キタ!続きが楽しみです!
484初SS:2011/09/17(土) 18:33:32.61 ID:PZK/Kws/

・・・
・・・・・
・・・・・・・
男A「・・・・次の仕事だ」
ヤス「・・・・くく、待ってたぜ・・・・・」
男A「期限は週間だ。」
ヤス「おいおい・・・・長すぎだろ・・・・。今日中に終わらせてもいいんだぜ。」にやり
男A「今回は慎重に進めてほしくてな。仲間も手下もいないから余分に殺すこともあるまい。後は場所だが・・・・・・ここだ。」
ヤス「教会・・・・?」
男A「報酬はこの額だ。」ばさっ
ヤス「・・・・・くく。確かに引き受けた。じゃあな。」すたすた。
男B「ボス・・・・・」
男A「一か八かだ。今回の的がいなくなればあの土地は俺たちの物。ついでにあの厄介者も消せる可能性がある・・・・・!」
男A(ばれたら俺たちがあの世行きだが・・・・・・・)
・・・・・・・
・・・・・
・・・

485初SS:2011/09/17(土) 18:34:53.08 ID:PZK/Kws/
〜ケンシン城〜
ヤス「ふー。今日も鍛練終わりっと。」すたすた
朝の兵達の鍛練をすました俺はケンシンの了承を得て、浴場へと向かっていた。
ヤス(昨日はあのまま寝ちゃったからな・・・・・。体もさっぱりしたいし。なによりも今日はシンゲンが来るらしい。体が臭うとか言われたら嫌だしな。)
浴場に到着し俺は扉をノックする。

こんこん

ヤス(誰もいないな。よしよし。)がららっ
ヤス(着物も無しと、ケンシンには風呂を使うと言ってあるから湯あがりにこの間のようなハプニングも起きないだろう。さー、体を洗うか。)
俺は脱衣場で服を脱いで浴場に入る。

がららっ

シンゲン「お?」
ヤス「!!??」
シンゲン「おー、ヤスじゃねえか。おめえも風呂入りに来たのか?ちょっと待ってろよ、もう出るところだからさ。」
ヤス「あ、えと・・・//」
シンゲン「ん?おめー何赤くなってんだあ?そんなに暑いか?」
ヤス「いや、その」
俺がおろおろしてるとシンゲンがにやりと笑う
シンゲン「! あーなるほどな。お前俺の裸見て恥ずかしーんだろ?しょうがねえな、一応お決まりのやつやっとくか? きゃー!ヤスの変態―!!なんてな!」ぶんっ!
そういうとシンゲンは笑いながら風呂桶を投げてきた。
ヤス「うわ!と、とにかくごめんなさい!!」だだっ
俺は急いで浴場から出た。その後爆笑しながら出てきたシンゲンと入れ代り風呂に入った。
ヤス(一体なんなんだ、ここの風呂は俺が入ると確実にハプニングが起きるのか?まあそれよりも・・・・・・)
ヤス(もの凄く良いスタイルだったな、うん。足も綺麗だったし、胸も・・・・・。まあ大事なところは湯気が仕事しやがって見えなかったんだが・・・・・。とりあえずケンシンや他の兵に現場をみられなくてよかったな。)
そんなことを考えながら俺は体を洗い浴場を後にするのだった。
486ノブ太郎伝説:2011/09/18(日) 21:04:30.68 ID:oZXIZ+Xt
イエヤス「…酒樽?」

ミツヒデ「おばあさんの目の前に流れてきたのはなんと大きな酒樽でした。
     その酒樽はおばあさんお前まで流れてくるとその場でぐるぐる回転し始めました。
     まさに『拾ってくれ!』といわんばかりの勢いで回っていました」

イエヤス「…まあ、私には関係ありませんしそのまま放置……と行きたいところですが、
     どうやら拾って帰らないと話が進まなさそうですね…」

ミツヒデ「おばあさんは酒樽を持ち帰ることにしました。そしてその夜…」

シンゲン「ふーん、これがその酒樽か」
イエヤス「はい、家まで持ち帰るのに一苦労しましたが…」
シンゲン「まあいいか、それよりばーさん、メシにしようぜ」
イエヤス「そうですね、それでは支度します」
シンゲン「ふっふっふー、それじゃあ鏡開きと行くか!」

ミツヒデ「そう言うとおじいさんは鉈を取り出し、酒樽を割ろうと振りかぶりました。
     しかし次の瞬間、どういうわけか、酒樽が独りでに割れてしまいました。
     驚くおじいさん、そしてその中から出てきたのは…」

????「こりゃぁーっ!!ワシを殺す気かぁーっ!!!!」

ミツヒデ「なんと、中から素っ裸の女性が出てきたではありませんか!!」
     
シンゲン「なにぃっ!?ひ、人が出てきた!!」
イエヤス「騒がしいですよおじいさん。どうかしましたか?」
シンゲン「ば、ばあさん!た、樽の中に人が!!」
イエヤス「人…ですか?」
????「お、おぬしら〜、ワシを一体どうするつもり……(ばたん)きゅ〜……」

ミツヒデ「どうやらこの女性、樽の中の酒を全部飲み干して酔い潰れてしまったようである…」
487ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/20(火) 22:54:10.55 ID:P2zdE1NY
>>485
風呂桶を投げるのはオリジナルケータイ待ち受け?の画像が元ネタかな?
とにかくシンゲンがかわいすぎなのでもっと活躍を・・・!
488ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/21(水) 12:16:36.78 ID:5IdfO9mO
脱衣場に着物がなくて浴室にシンゲンがいたということは…
489ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/21(水) 14:28:07.88 ID:bby26pRs
ケンシンが持ち去ってクンカクンカですね
490ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/21(水) 14:38:15.10 ID:UwQKYNkk
そ れ だ
491ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/21(水) 18:16:26.81 ID:4BkoHPb7
風呂場から出ても服が無いと騒がなかったのは、それが日常茶飯事だからかw
492ノブ太郎伝説:2011/09/21(水) 20:15:19.54 ID:15UoE/ue
シンゲン「なあ、ばあさん。こいつ、どうする?」
イエヤス「とりあえず客間に運んで寝かせておきましょう」
シンゲン「だな、…うわぁ、ほんとに酒くせえ…」
イエヤス「一応、体は洗っておきましょう。お酒の臭いも結構きついですし…」

ミツヒデ「おじいさんとおばあさんは女性の体を綺麗に洗うと客間に敷いておいた布団に
     寝かせました。そして翌朝…」

????「う、う〜ん、…ぬ?ここはどこじゃ…?」
イエヤス「お目覚めのようですね」
シンゲン「やっと起きたか」
????「ぬ?おぬしらは誰じゃ?」
シンゲン「俺はシンゲン。で、こっちが嫁の…」
イエヤス「イエヤスと申します」
????「…ワシはノブ太郎じゃ…」

ミツヒデ「ノブ太郎と名乗った女性。彼女はなぜかおじいさんたちの家に居候することになりました。
     なお、セリフ欄は従来通り『ノブナガ』の表示で行きます。
     そしてある日、ノブ太郎は退屈そうに瓦版を読んでいました」

ノブナガ「う〜む、退屈じゃのう…。…ん、これは…」

ミツヒデ「ノブ太郎は瓦版に載っている記事に目を止める。そこには…」

ノブナガ「ほほう、『無双鬼オウガイを退治していただける猛者募集中!!』とな。報酬は………なるほどな。
     よし、決めたぞ!ワシは鬼退治に行くぞ!!」
イエヤス「藪からすてぃっくにどうしました?」
ノブナガ「ワシがこの『無双鬼オウガイ』という輩を成敗してくれるわ!!」
イエヤス「…確かに、最近やけに鬼が頻繁に村の周りをうろついているのが気になりましたが、
     どうやらこのオウガイという鬼がその張本人というわけですね…」
ノブナガ「ばーさん。ワシは明日にも鬼退治に出る。奴を退治して報酬もがっぽりじゃ」
イエヤス「…わかりました。十分に気を付けてくださいね」
493ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/21(水) 23:08:21.50 ID:4BkoHPb7
あかん、その鬼はあかんて・・・・・勝てる気がせんのや・・・・・
494ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/23(金) 21:30:58.62 ID:ThMuv0er
乙女勢揃いでも勝てない鬼だもんな・・・
495初SS:2011/09/24(土) 23:45:36.33 ID:i2qL1/X5
〜ケンシンの部屋〜
ヤス(な、なんかさっきのことがあったせいか妙に意識しちまうな。ケンシンにはバレてないからいいけど。)どきどき
ヤス(まあここは落ち着いて出されたお茶でも飲んで・・・・)ずずっ
シンゲン「ケンシン風呂さんきゅーな!」
ケンシン「全く急に来たと思ったら勝手に浴場使用して・・・・・。」
シンゲン「いいじゃんかよー。」
ケンシン「あと浴場で服脱がないでちゃんと脱衣場で脱ぎなさいよ。入ってても分かんないでしょ。」
ヤス「・・・・・・・・・・」
シンゲン「あー、そういえばよー。」
ケンシン「?」
シンゲン「さっき風呂入ってる時にヤスが入ってきて俺の裸見られちった!」
ヤス「ブーッ!!!!!!!!!!!」
俺は思い切りお茶を吹きだした。
ケンシン「」
ヤス「ちょ!待ってくれケンシン、裸といっても残念なことに湯気が邪魔して肝心なところは見えなかったんだ!!」
ケンシン「残念なことに・・・・?」びきびき
ヤス「!!! あの、違うんです!とりあえず落ち着いてください!ほ、ほら、槍はしまって!」
ケンシン「問答無用!」
ヤス「うわああああああああ!」
怒り狂うケンシンであったが、その後シンゲンの助けもあり、なんとかケンシンの怒りを鎮めることができた。

>>487
正解です。

>>488
>>489
書き忘れt・・・・想像にお任せします笑
496ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/25(日) 10:45:41.47 ID:P8VqNuIt
裸を見られてもあっけらかんとしているシンゲンはさすがだなw
497ノブ太郎伝説:2011/09/26(月) 21:55:09.57 ID:KmqZ/rZa
ミツヒデ「そして翌日、いよいよノブ太郎は鬼ヶ島に向けて出発しようとしているところ。
     そこへおばあさんがノブ太郎に大きめの風呂敷包みを渡しました」

ノブナガ「む、なんじゃこれは?」
イエヤス「食糧です」
ノブナガ「おお、すまぬな」
イエヤス「全部食べても構いませんが、あなた一人ではどうにもならないこともあるでしょう。
     そんなとき、あなたを助けて下さる方にこれらを分け与えるといいでしょう」
ノブナガ「…餌付けでもしろってか?…まあいい。それじゃ行ってくるぞ!」
イエヤス「お気をつけて」

ミツヒデ「意気揚々と出発するノブ太郎をやさしい笑顔で見送るおばあさん。
     こうして、ノブ太郎の鬼退治の旅は始まったのでありました。
     そして、姿が見えないおじいさんはいつものように山へと出かけたのですが、
     その山にはとても恐ろしい鬼が棲んでいました。
     その鬼というのが、独特の色気で人々を虜にするという『妖艶鬼ムラサメ』でした」

ムラサメ「(鞭を振りながら)うふふふ、さあ、もっといい声で鳴きなさい☆」
シンゲン「ひぃっ!あぅっ!」
ムラサメ「うふっ、あなたを私好みにしてあ・げ・る」
シンゲン「あぐっ…、いってぇ…、いってぇけど、なんだか不思議な感じだぜ。
     ばあさんとの営みでは得られない何とも言えない快感というかなんというか…」
ムラサメ「でしょう?だからあなたも毎日のように私の元に来ているんでしょう?
     この快感が忘れられなくて…。そぉ〜れ!!」
シンゲン「(びしぃっ)ぐぁっ!…も、もっと…、もっとぶってくれぇ〜っ!!」
ムラサメ「うふっ、もうあなたは完全に私の虜ね☆」
シンゲン「ばあさん、すまない。…だが、止められない止まらないんだよぉ〜!!」

ミツヒデ「…というわけで、おじいさんは山へ『しばかれ』に行ってましたとさ。めでたしめでたし」

シンゲン「…って、全然めでたくもなんもねえよ!!それよりも誰か助けてくれよ!!」
ムラサメ「うふふ、逃・が・さ・な・い☆」
498ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/09/28(水) 11:22:41.73 ID:bradHtbg
ムラサメ鬼様、俺もぶって(ry
499ノブ太郎伝説:2011/10/01(土) 22:52:05.53 ID:nxl6oqnp
ミツヒデ「おじいさんがめでたくムラサメの虜になった頃、鬼ヶ島に向かい旅を始めた
     ノブ太郎。しかし、彼女は今、怪しい気配を感じていた…」

ノブナガ「…さっきからずっと何者かに尾行されておるようじゃな…。
     …これが世に聞く『すとーかー』というやつか?ならば…」
????「(こそこそ…)」
ノブナガ「…おい、そこの貴様!」
????「ひゃうっ!?(しまった、近づきすぎた!)」
ノブナガ「……須藤か?」
????「違います、『すとーかー』です!!」
ノブナガ「(にやり)」
????「はっ、しまった!」

ミツヒデ「ノブ太郎の策に見事に引っかかってしまった謎の人物。
     その正体はなんと、1匹の小柄なサルでした」

ノブナガ「このワシを尾行するとはいい度胸じゃな」
????「い、いや、あたしはただその…」
ノブナガ「おぬし、名はなんという?」
????「ヒ、ヒデヨシです!」
ノブナガ「ヒデヨシか…。で、なぜそんなすとーかーまがいのことをしたのじゃ?」
ヒデヨシ「あ、あたし、ノブ太郎様の家来にしていただきたくてその…」
ノブナガ「なぜワシの名前を知っている?…まさか、それもすとーかーとやらの成せる業か?」
ヒデヨシ「(ぎくっ)べ、別にお家をこっそり覗いてたとかそんなことは…(ぐぅ〜〜)…はぅ…」
ノブナガ「なんじゃ、腹が減っておるのか?仕方ない、このにぎり飯食うか?」
ヒデヨシ「え?いいんですか!?」
ノブナガ「ああ、その代わりおぬしはワシの家来としてしっかりと働いてもら…」
ヒデヨシ「(ばくばくばくばくばくばく…)」
ノブナガ「うぉっ!もう食ってるし…。…まあいい。それではサル、ついて参れ!!」
ヒデヨシ「ごちそうさま〜。はい!どこまでもお供します!!」

ミツヒデ「こうしてサルのヒデヨシがお供に加わりました。配役がお約束過ぎてゴメンネゴメンネ〜♪」
500ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/10/06(木) 05:35:22.59 ID:e8GPR3Xr
続き期待保守
501ノブ太郎伝説:2011/10/09(日) 23:33:37.50 ID:nJU2fw2m
ミツヒデ「ノブ太郎とサルは河原を歩いていました。ふと、ノブ太郎が川の方に目をやると
     釣りをしている1匹のイヌがいました」

ノブナガ「イヌが釣りとか、妙な光景じゃな…」
ヒデヨシ「あ、あれは…」

ミツヒデ「サルはいきなりイヌの方に向かって走り出しました」

ヒデヨシ「伊達っちー――――――!!!!!!!!」
????「うぉっ!?」

     (ざばーーーーん)

ミツヒデ「サルが勢いよくイヌに抱き付くと、勢い余って両者そのまま川へ転落してしまいました」

????「げほっ、げほっ!!…な、何事だいったい!!」
ヒデヨシ「ほら、やっぱり伊達っちだー!!えへっ☆」
????「お、お前はサル!いきなり何をするか!危ないではないか!!」

ミツヒデ「サルが伊達っちと呼ぶそのイヌは右眼の眼帯が特徴のイヌ、マサムネでありました」

ノブナガ「う〜む、『犬猿の仲』とはいうが、こやつらに関しては全く関係ないようじゃな…」
ヒデヨシ「ねー、伊達っちも一緒に鬼ヶ島まで行こうよ!ノブ太郎様、いいでしょう?」
マサムネ「おい、勝手に決めるな!」
ノブナガ「…まあよかろう。来る者拒まず…といったところじゃな。だかしかし、
     相手はあの無双鬼オウガイじゃからな。無理に来いとは言わぬ」
マサムネ「(ぴくっ)…オウガイだと?」
ノブナガ「…知っておるのか?」
マサムネ「奴には大きな借りがある。…この右眼を奪ったのも奴だ…」
ヒデヨシ「伊達っち…」
ノブナガ「ならば、ひとつおぬしを試させてもらおう」
マサムネ「試す…?」
502ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/10/12(水) 08:04:13.83 ID:Dm9CosUF
むぅ、この予想は外れたか・・・・

サル:ヒデヨシ(渾名がサルだから)
イヌ:ヒデヨシ(図柄番号がワンだから)
キジ:ヒデヨシ(ちび図柄が黄地だから)
503ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/10/13(木) 16:55:10.30 ID:vZsIdbyQ
全部ヒデヨシじゃねえかw
504ノブ太郎伝説:2011/10/14(金) 21:55:57.32 ID:etWYBleo
ミツヒデ「そう言うとノブ太郎は風呂敷包みからメザシを取り出しました」

ノブナガ「ほれほれ、こいつが欲しかろう?」
マサムネ「ば、バカにするな!誰がそんなものに釣られるか!!」
ノブナガ「しかし、見たところ、今日のおぬしは全く釣れておらぬようじゃぞ?」
マサムネ「うっ…」
ノブナガ「それに、このままではおぬしは今日はおかずなしは覚悟せねばならぬじゃろう」
マサムネ「くっ…」
ノブナガ「フッ、そんなに尻尾を振りながら強がっても説得力が無いぞ」
マサムネ「(ぱたぱた…)はっ!し、静まれ、我が尻尾!!」
ノブナガ「それ、取って来ーーーーい!!!!」
マサムネ「わおーーーん!!!!」

ミツヒデ「ノブ太郎がメザシを放り投げると、イヌは反射的にメザシを目掛けて駆け出し、
     そして見事に空中でメザシを口で咥えることに成功しました」

マサムネ「(ばくばくばく…)…はっ!」
ノブナガ「(にやり)決まりじゃな。おぬしは今からワシの家来じゃ」
マサムネ「わ、私としたことがあんなしょうもない手に…orz」
ヒデヨシ「わ〜い!伊達っちも一緒だー!!」
マサムネ「こ、こら!いきなり抱きついて来るな!!」

ミツヒデ「こうして、イヌのマサムネが新たにお供として加わった一行。
     それにより、ノブ太郎の攻撃力、守備力が上がった」

マサムネ「そんな設定あったのか…?」
ノブナガ「まあ細かいことは気にするでない」
ヒデヨシ「あれ?あたしがお供に加わった時には何もなかった気がするんだけど…」

ミツヒデ「ちなみに、サルが仲間に加わった時にもノブ太郎の能力は上がってるのでご心配なく」

ヒデヨシ「ほっ、よかった〜。あたしだけ役立たずなんて嫌だもんね」
505ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/10/16(日) 07:10:38.42 ID:/eem1DwU
>>あたしだけ役立たずなんて嫌だもんね
たぶん原作は初代なんだよ!(泣
506ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/10/16(日) 14:29:54.30 ID:QY2SERU1
「八」には鉄壁か不屈がかかってるもんねぇ…
507ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/10/18(火) 18:42:28.48 ID:oB41iUD3
初SSさんの続きがみたいです
508魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2011/10/18(火) 23:58:16.94 ID:ZcdkzNw4
てst
509ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/10/19(水) 01:24:01.48 ID:MuA/3x6r
お?
510ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/10/19(水) 01:38:23.65 ID:IsiIr7ax
イエス!
511ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/10/19(水) 12:33:44.91 ID:XT+Wq9F2
復活クルー! 半裸待機
512ノブ太郎伝説:2011/10/19(水) 20:35:03.39 ID:ZI+UnYuM
それじゃあこっちは当分暇な(予定)
おじいさん&おばあさん&妖艶鬼を
全裸待機させておきますねw
513ノブ太郎伝説(↑は忘れてw):2011/10/19(水) 21:21:38.52 ID:ZI+UnYuM
ミツヒデ「イヌのマサムネをお供に加えたノブ太郎一行。彼女たちは現在、とある湖の畔で
     休息を取っていました」

ノブナガ「ほう、なかなか綺麗な湖じゃのう」
マサムネ「うむ、心が安らぐ感じだな」
ヒデヨシ「あの〜、ノブ太郎様」
ノブナガ「ぬ、どうしたのじゃサル?」
ヒデヨシ「さっきからノブ太郎様の持っている風呂敷包みからいい匂いがするんですけど…」
ノブナガ「いい匂い?……もしかして、これのことか?」

ミツヒデ「ノブ太郎が風呂敷包みの中から取り出したのは三日月状の黄色い物体。
     それは『ばっなーな』と呼ばれる南国産の果物でした」

ヒデヨシ「はい、それです!(くんくん)はぁ〜、おいしそうな匂いだ…(じゅるっ)」
マサムネ「おい、涎を拭け」
ノブナガ「食いたいのか?」
ヒデヨシ「(こくこく)」
ノブナガ「じゃがのう、こいつはワシも食ったことが無いのじゃ…」
ヒデヨシ「(じぃ〜〜〜〜〜〜〜〜)」
ノブナガ「………それ、取って来〜〜い!!」
ヒデヨシ「うきぃーーーーーっ!!!!!」
マサムネ「あ、バカ!そっちは…」

ミツヒデ「ばっなーなを勢いよく投げるノブ太郎。そしてそれに飛びつくサル。
     サルの手がばっなーなに届こうとしたその瞬間、ばっなーなは綺麗な弧を描いて
     ノブ太郎の手元へと戻っていきました。そして、サルの目の前には湖が。
     目標を失ったサルはそのまま湖へと『だいびんぐ』してしまいました」

マサムネ「サルーーーー!!!!」
ノブナガ「はっはっは、見事に決まった。これぞ奥義『武宇滅乱(ぶうめらん)』じゃ。
     (もぐもぐ)お、このばっなーな、はじめて食べたがなかなか美味いのう」
マサムネ「鬼より鬼だな、貴様は…」
514ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/10/20(木) 00:49:35.09 ID:gZsqF1ug
ノブきゅん剣でもいっこうにかまわないのですよ?w
515ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/10/20(木) 21:30:44.08 ID:E7BLS1Aj
おじいさんの全裸待機はぁはぁ
516ノブ太郎伝説:2011/10/22(土) 21:57:25.69 ID:rQ/cwG0N
>>514
一応それもタイトル候補には考えたんですけど、妖艶鬼以外は
あまり元ネタが絡んでいないですね。
あと、もう一つ候補があったんですが、それはタイトルの時点で
もう色々とバレバレな感じでしたので…。

>>515
自分で書き込んでおいてアレですけど、じじいかよwww
517ノブ太郎伝説:2011/10/22(土) 22:07:37.15 ID:rQ/cwG0N
ノブナガ「褒め言葉と取っておこうか」
マサムネ「全然褒めてない!」
ノブナガ「はっはっはー!……む?」
マサムネ「どうした?」
ノブナガ「…湖の中から何かがこちらに向かって来おるわ」
マサムネ「サルが浮かんで来たか!?おい、サル!!」

     (ざばーーーん)

ノブナガ「ぬっ!?」
マサムネ「サル、大丈夫か!?……って、誰だお前は!?」

ミツヒデ「湖の中から出て来たのはサルではない別の女性でした」

????「私はこの湖に棲む女神、モトナリ。呼んだ…?」
ノブナガ「いや、呼んでなどおらぬ」
モトナリ「そう、それじゃあさよなら…」

ミツヒデ「モトナリと名乗った女神はそのまま湖の中に消えて行きました」

????「ちょっと待ったーーーー!!!!」

ミツヒデ「すると湖の中から今度は小柄な少女が現れました」

????「ちょっと、すぐに戻って来ちゃダメですよ!せっかくの出番なんですから!」
モトナリ「…でも、あの方は呼んでいないと言ったから…」
????「今こそ私たちの存在を主張するいい機会なんですから……あっ。
     …こほん、私はこの湖に棲むもう一人の女神、ソウリンと申します(ぺこり)」

ノブナガ「女神?こんなにちっこいのが?」
マサムネ「よく見るとサルよりも小さいな…」
ソウリン「小さいとか言うなーーーー!!!!」
518初SS:2011/10/25(火) 00:15:48.77 ID:Ab4yCYUf
ケンシン「全く・・・・。まあいいわ、それよりもシンゲンこの前話せなかったこと今日はちゃんと話し合うわよ。あ、そこのエロはお茶のお代わりを持ってきなさい。」
(ヤス)エロ「はい・・・・・」ぷすぷす
シンゲン「ノブナガ達の事か?とりあえず心配はねえんじゃねえか?俺の城には攻めてくる気配はねえしな。仮に攻めてきたとしても返り討ちにしてやるさ。」
ケンシン「それならいいけど、油断しないでよ。」
シンゲン「油断はしてねえよ。いざとなったらケンシンの城近いんだし援軍を呼ぶさ。」
ケンシン「まあその時は任せておきなさい。あ、お茶御苦労。エロはそこに座ってなさい。」
エロ「はい・・・・・・」
ケンシン「イエヤスとヨシモトは大丈夫かしら・・・・・・。」
シンゲン「ヨシモトのとこは兵がめちゃくちゃ多いからな、攻め込まれてもなんとかなりそうだろ。イエヤスは術がかなりつえーから心配ねえと思うし、まあ何よりあの二人は俺とケンシンみてえに城も割と近いからな、大丈夫だろ。」
ヤス(なんか今日はシンゲンも真面目だし、いかにも話し合いって感じだな。)
シンゲン「ケンシンのとこもこいつがいるし、大丈夫そうだな。」
シンゲンがこちらを見る。
ケンシン「まあ、確かにヤスは戦力としたらかなりのものになるわね・・・・・。悔しいけど私よりは強いし、戦国の武将の中でいうならノブナガ並みの実力よね。」
シンゲン「良かったなあヤス!ケンシンも認めてるじゃねえか。もしかしたらお前ノブナガにも勝っちまうんじゃねえか?」ばんばん!
シンゲンが笑いながら背中をたたく。
ヤス「ま、まあ戦ってみないことには分からないけど。確か戦国の武将の中ではノブナガが一番強いんだっけ?」
ケンシン「んー、なんとも言えないわね・・・・。」
ヤス「? 違うのか?」
ケンシン「個人だけの力でみたらまず穏便派の中では私かシンゲンかしらね・・・。イエヤスは多人数相手なら圧倒的につよいけどね。」
ヤス「戦った事があるのか?」
519初SS:2011/10/25(火) 00:17:24.99 ID:Ab4yCYUf
ケンシン「4人で鍛練として一騎打ちの練習みたいのをやったことがあるのよ。」
シンゲン「ヨシモトはまず弓だしなあ・・・・。俺とケンシンだったら若干ケンシンの方が強えかもな。でも、ケンシンせけえ攻め方するし・・・・」ぶつぶつ
ケンシン「戦略よ!大体あなたが真正面からしか攻撃してこないから横に回ったら、汚いだの正々堂々戦えだの・・・・・・」
シンゲン「ぶー。だってよお、一騎打ちと言ったらやっぱ正面からガツンとだろ。なあヤス?」
ヤス「い、いや場合によると思うけど・・・・」
シンゲン「なんだよーヤスまで。いいよどうせケンシンの方が強えーよーだ。」むすっ
ヤス(あ、拗ねた。)
ケンシン「全く・・・・。まあ私たちの実力は今言った感じね。それで次に過激派の4人なんだけど、私が実際に戦で戦ったのはヒデヨシとミツヒデね。まあヒデヨシは武器のパワーはすごいけどシンゲンみたいなタイプだから上手く戦えばなんとかなるわ。」
シンゲン「むー」むすっ
ケンシン「ミツヒデは個人の力はそれほどでもないけど、姑息な手を使ってくるわね・・・・・。分かったシンゲン?私は卑怯な攻め方はしてないのよ。いつまで拗ねてんの。」
シンゲン「わーったよう」
ケンシン「ノブナガは実際1回だけ何人かの兵と戦ってるのを見たことがあるんだけど・・・。悔しいけど私より圧倒的に強いわ。」
ケンシンが少し悔しそうに目を伏せる。
ヤス「?そうなるとやっぱりノブナガが一番強いんじゃないか?」
ケンシン「おそらくそうだとは思うんだけど・・・・。マサムネの実力が全く分からないのよね。ノブナガ以上ということはないと思うんだけど・・・・。」
ヤス「ノブナガがどの程度かは分かんないけど、マサムネも結構なもんだと思うけどな。」
ケンシン「? どういうこと?」
ケンシンが怪訝な顔で俺を見る。
ヤス(あ、やべ・・・・。仕方ない、別に隠してもしょうがないか・・・・・。)
520ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/10/26(水) 21:39:59.00 ID:h/kvf5at
おお、SSさん来てたー。
521ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/11/01(火) 17:58:19.06 ID:vJMjW+XO
SSさんおつです!
ミツヒデVSシンゲンの戦いが見てみたいw
522魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2011/11/01(火) 20:11:30.22 ID:g2hkep22
てst
長文書き込めない(´・ω・`)
523ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/11/01(火) 21:47:53.81 ID:z0ORXYbg
ご無事でなによりです
524ノブ太郎伝説:2011/11/03(木) 20:21:59.60 ID:hpXCZKiP
ノブナガ「…で、何しに出て来たのじゃ?」
モトナリ「あなたたちが落としたのはこの『金のサル』と『銀のサル』、どっち?」

ミツヒデ「女神が右肩に金のサルを、左肩に銀のサルを担いで問い掛けました」

マサムネ「いや、どっちでもない普通のサル…」
ノブナガ「そもそもワシらは落としてなどおらぬ。サルが勝手に落ちただけじゃ」
マサムネ「おい、諸悪の根源!!」
ノブナガ「はっはっはー!!」
マサムネ「笑って誤魔化すな!!」
モトナリ「あなたたちは正直者のようね。それでは普通のおサルさんを返してあげます……ん?」
ソウリン「(ふるふる)」

ミツヒデ「女神がちび女神に視線をやると、なぜか本物のサルを抱き抱えたまま
     涙目で首を横にぶるんぶるんと振っていました」

モトナリ「あの…、早くこの方々にそのおサルさんを返してあげないと…」
ソウリン「だ、だってぇ〜…」
モトナリ「?」
ソウリン「やっと…、やっと限りなく私と似た体型のコが見つかったんだもん!」
モトナリ「???」

ミツヒデ「どうやらこのちび女神、自分と似た体型のサルを手放したくないようです」

モトナリ「…仲間意識?」
ノブナガ「似たような体型とは言うが、それでもまだサルよりも小さいのう」
マサムネ「それは言ってやるな」
ソウリン「うるさーーい!!ちびとか小さいとか言うなーー!!こうなったら…」

ミツヒデ「ちび女神はいつの間に用意したのか、大砲のような武器を取り出しました」

ソウリン「この『弩・沸狼機砲』で木端微塵だぁーーっ!!!!」
525ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/11/15(火) 13:40:58.20 ID:ufqccB4b
やーいちーび
526ノブ太郎伝説:2011/11/15(火) 20:43:54.79 ID:BmJj1ZLB
モトナリ「またそのドン・フランシスコを…」
ソウリン「ちっがーう!弩・沸狼機砲(ドン・フランキーほう)!!」
ノブナガ「へっ、来るかちび助!」
ソウリン「ちび助言うなーーっ!!」
ノブナガ「そんなオモチャではワシを倒せぬぞ」
ソウリン「オモチャじゃないっつーの!!」
ノブナガ「こんな歌があってのう…」
  一同「「「??」」」

ノブナガ「ち〜っちゃな女神は♪」
ソウリン「わたしー!」
ノブナガ「ナ〜マイキで困る♪」
ソウリン「わたしわたしわたしー!!」
ノブナガ「メ〜カは役立たず♪」
ソウリン「わたし…」
ノブナガ「す〜ぐに泣き〜出す〜♪」
ソウリン「なにさー!!」

マサムネ「………ツッコミたいことはいろいろあるが、まず一つ目に、なぜちび女神が
     その歌に乗る?そして二つ目に、その歌は女神違いだということ…」
ソウリン「しまった!つい…。えーい、もう怒った!!絶対にぶっ放す!!
     吹き飛べ―!!弩・沸狼機…」
モトナリ「あなたを湖に沈めてあげる…」
ソウリン「がぼっ!?ぶくぶくぶく…」

ミツヒデ「女神が怒ったちび女神の顔を水中に押し付けました。もがくちび女神」

モトナリ「それでは私たちはこれで失礼するわ。あ、おサルさんは無事なのでご心配なく。
     それじゃあソウリン、帰りましょう」
ソウリン「(じたばたじたばた)むぐぐーーーー!!!!」

ミツヒデ「ちび女神を強引に抑え込みながら女神は湖の中へと消えて行きました」
527ノブ太郎伝説:2011/11/15(火) 21:28:28.19 ID:BmJj1ZLB
ミツヒデ「湖を後にし、再び鬼ヶ島を目指し始めたノブ太郎一行。
     そんな中、サルだけが妙に不機嫌そうな表情をしていました」

ヒデヨシ「(ぶすーーーーーー)」
マサムネ「(うわあ、怒ってる怒ってる…)」
ノブナガ「はっはっは、ばっなーなは美味かったぞ、サル」
ヒデヨシ「ノブ太郎様ったら酷いです―!あたしだって食べたかったのにーっ!!」

ミツヒデ「俗に言う『ぽかぽか殴り』でノブ太郎に突っ掛かっていくサル。
     しかし、ノブ太郎の腕がサルの頭を押さえつけ、サルの拳は空を切るばかり」

ヒデヨシ「うわーん!ノブ太郎様のバカーーっ!!!!」
ノブナガ「サルよ、覚えておけ。バカって言う方がバカなんじゃぞ」
マサムネ「子供の屁理屈かよ…」
ノブナガ「しかし、このまま泣かれ続けても面倒じゃな。ほれ、サル」
ヒデヨシ「え?あ、そ、それは!!」

ミツヒデ「ノブ太郎が風呂敷包みtから取り出したのはなんと、ばっなーなでした」

ノブナガ「はっはっは、実は最初から人数分用意してあったのじゃ」
マサムネ「意地悪しないで最初から出しておけっつーの」
ヒデヨシ「こ、これ、食べていいんですか!?」
ノブナガ「おう、食え食え」
ヒデヨシ「やったー!いっただっきまーす!!(ぱくっ)」
マサムネ「あ…」
ヒデヨシ「うっ、ぺっぺっ!何これ、まっずーい!!」
マサムネ「あのなあサル、そのまま食べる奴があるか。それは皮を剥いて食べるものだ」
ヒデヨシ「え、そうなの?伊達っち物知りー」
マサムネ「ま、まあな…」
ヒデヨシ「じゃあ改めていただきまーす!(もぐもぐ)……おいしーい!!」

マサムネ「(言えない…、実はサルが湖に沈んでいる間に私もばっなーなを食べていたなんて…)」
528初SS:2011/11/20(日) 22:14:27.94 ID:VmcJYKIl
ヤス「あー、実は昨日の夜城の裏の森で偶然マサムネと鉢合わせてさ。軽く剣を・・・・あ、俺は槍だけど、まあなんというかちょっと戦ったんだ。」
ケンシン「ええっ!? なんで話してくれなかったのよ!傷とかは負ってないの!?」
ケンシンが若干怒った感じで俺に聞く。
ヤス「まあホントに軽いかすり傷くらいかな。でもマサムネは結構強かったよ。」
シンゲン「ほー、ヤスが言うんじゃ強えーんだろうなあ。俺より強かったか?」
ヤス「うーん。シンゲンとは全くタイプが違うしなんとも言えないかなあ。ただ強さよりも・・・・・」
ケンシン「どうしたの?」
ヤス「いや、なんでもない。まあとにかく強かったけど何となく危険な奴には思えなかったけどな。正々堂々戦うタイプだろう。気をつけるに越したことはないけどな。」
ケンシン「まあヤスがそういうなら・・・・。」
シンゲン「まっ、今までの話をまとめるなら暫くはノブナガ達のことも様子見って訳だな!それよりケンシンよ、そろそろ今晩の宴の準備と行こうぜ!」
シンゲンはどうやら真面目な話に完ぺきに飽きたようだ。
ケンシン「全く気が早いんだから・・・・・・」
ヤス「宴?なんかお祝いごとでもあったのか?」
シンゲン「何言ってんだ。おめーが主役なんだぞ?」
ヤス「え?」
ケンシン「ヤスが私の城に来てからろくに歓迎もしてなかったでしょ?それに初めて会ったときに助けられたお礼も兼ねてね。」
突然のケンシンの言葉に俺は戸惑った。
529初SS:2011/11/20(日) 22:16:51.08 ID:VmcJYKIl
ヤス「い、いや別にそんな、悪いって・・・。」
ケンシン「遠慮しないの。まあシンゲンの言うとおりそろそろ準備してもいいわね・・・・。」
シンゲン「よっしゃー!酒はたくさんあるんだろうなケンシン?」
ケンシン「はいはい用意させるわよ・・・。それじゃ兵達にも準備するように伝えるわね」
ヤス(なんか悪いような・・・・。でも嬉しいな。)
こうして日が落ちようとする頃には宴が始まろうとしていた。


更新遅くて本当すみません。余談ですが最近初SSって名前のままパチスロ板の方に書き込みしてしまいましたw
かなり恥ずかしかったです。見かけたら笑ってやってくださいw
530ノブ太郎伝説:2011/11/29(火) 20:30:15.23 ID:iRgaAeA4
ヒデヨシ「あ、ノブ太郎様。あれ…」
ノブナガ「む?」

ミツヒデ「サルが何かを見つけたようで、その方向に向かって指を指すと、
     三匹の鬼が一羽のキジを取り囲んでいました」

眼帯の鬼「ふっふっふ、覚悟しろ!」
長身の鬼「今夜は焼き鳥ね」
巨漢の鬼「キ、キジ鍋も捨てがたいんだな…」
????「………」

ヒデヨシ「ノブ太郎様、早くあのキジを助けないと…」
ノブナガ&マサムネ「「………」」
ヒデヨシ「ノブ太郎様?それに伊達っちまで…。どうしたの?早くあのキジを…」
ノブナガ「いや、その心配はいらぬじゃろう」
マサムネ「ああ、むしろ鬼共の方が返り討ちだろうな」
ヒデヨシ「え?」

ミツヒデ「次の瞬間、鬼たちが一斉にキジに襲い掛かりました。しかし…」

????「ひゃうっ!しゃうっ!!」
眼帯の鬼「おぶばっ」
長身の鬼「ぺげぇっ」
巨漢の鬼「あみばっ」

ミツヒデ「キジの鋭い爪が鬼たちを切り裂いて行きました。
     そしてその鬼たちはキジの足元に次々と倒れて行きました」

????「貴様らの血は何色だ!?」

ヒデヨシ「あ、なんかどこかで聞いたことのあるセリフだ」
マサムネ「そこはツッコミなさんな」
531ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/12/02(金) 22:56:46.84 ID:NNnW6ExA
れええええいいい
532ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/12/11(日) 17:05:02.22 ID:OpTYD3l3
続き期待保守
533ノブ太郎伝説:2011/12/13(火) 21:14:09.37 ID:GfZniPkI
人大杉で書き込めず…
534ノブ太郎伝説:2011/12/14(水) 21:04:13.06 ID:3SHiyQNe
ノブナガ「はっはっは、おぬしもなかなかやるのう」
????「…あなたたちは?」
ノブナガ「ワシはノブ太郎じゃ」
ヒデヨシ「サルのヒデヨシだよ」
マサムネ「イヌのマサムネだ…」
????「私はケンシン。キジの里の警備隊長をやっているわ…」
ヒデヨシ「あたしたちはノブ太郎様のお供で鬼退治に向かうところなんだよ」
ケンシン「(ぴくっ)…鬼退治?あなたたち、鬼ヶ島へ行くの?」
マサムネ「まあそういうことになるな」
ノブナガ「どうやらおぬしも鬼ヶ島に用事がありそうじゃな」

ケンシン「数日前、私たちの里が鬼たちに襲われたの。ちょうど私が留守にしていたときにね…」
ノブナガ「ほう…。で、キジの里が全滅したとでもいうのか?」
ケンシン「いえ、里の者の対応が早かったおかげでそこまで被害は出てないわ。だけど…」
ヒデヨシ「だけど?」
ケンシン「そのとき、私の弟が鬼たちに攫われてしまったの。どうやら鬼の親玉が
     弟を見初めてしまったらしくて…」
マサムネ「なるほど、その弟を取り戻すために鬼ヶ島へ乗り込もうとしてたというのか」
ケンシン「ええ…」
ヒデヨシ「ねえノブ太郎様、キジちゃんもお供に加えましょうよ」
ノブナガ「まあ反対する理由はないな。それに、先ほど見せてもらった強さも
     何かと役に立つであろうし…。よし、おぬしは今からワシの家来じゃ!」

ミツヒデ「そう言ってノブ太郎は山菜をキジにあげ、お供に加えました」

ケンシン「…きび団子じゃないのね?」
ノブナガ「それなら今頃『ほーむ』でカラスがつついておる頃じゃろう」
サル先輩「ぽっぽーぽっぽぽぽぽぽぽっぽっぽぽっぽー♪」
マサムネ「歌うな!あと名前欄!!」
ケンシン「…あなたたちって、鬼ヶ島に漫才でもしに行くわけ?」
マサムネ「違う!!」
ケンシン「(なんだか少し不安になって来たわね…)」
535ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/12/15(木) 11:55:26.50 ID:HvbZGu4k
ケンシンの弟・・・
いったい何者なんだ・・・
536ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/12/16(金) 13:16:31.96 ID:6c3jqQDS
ケンシンしか常識人がいない件について
頑張れケンシン・・・w
537 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/20(火) 18:03:38.63 ID:qt2Zdb6H
潜伏を拾ったですわ。
538ノブ太郎伝説:2011/12/20(火) 21:11:47.68 ID:amBibsDZ
ミツヒデ「ここで舞台は数日前のキジの里へと移ります。この平和な
     キジの里を鬼たちが襲撃してくるところから物語は始まります」

 キジA「大変だ―!鬼共が襲ってきたぞ!!」
 キジB「何!本当か!?くそっ、奴らめ、隊長が留守のときを狙ってきたのか…」
 キジA「誰か、副隊長を呼んで来るんだ!!」
 キジC「よし、私が行く!!」
 キジA「頼むぞ!残った隊員はここで鬼共を食い止めるんだ!!」
 キジD「おう!奴らをこれ以上里に中へ入れさせないぞ!!」

 キジC「副隊長ー!!」
????「おう、お前か。状況はどうなっている?」
 キジC「現在、鬼共は里の入り口付近で食い止めてます。しかし、敵もかなりの数です」
????「わかった、ならばすぐに向かう!お前は子供や老人(老キジ?)たちを
     安全な場所へ避難させるんだ」
 キジC「はっ、お任せください」

ミツヒデ「実はこの副隊長こそ、ケンシンの弟のケンゾウなのでした。はいもう完全にお約束ね」

 キジB「ぐぎゃぁーー!!」
 キジD「うわちゃぁーー!!!」

ミツヒデ「一方、里の入り口付近では、鬼たちの手で次々と火あぶりにされていくキジたち」

 キジA「お前たち!!くそっ、よくも…」
 キジE「絶対に許さんぞ!!」
 キジF「まもなく副隊長が来られる。その時が貴様らの最期だ!!」

ミツヒデ「仲間を倒されても必死に抵抗を続けるキジたち。そんな中、
     ついに鬼の親玉が姿を現したのでした」

????「おーっほほほ!汚物は消毒ですわ〜!!」
539ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/12/23(金) 08:20:30.19 ID:AU1nIOQL
ちょ、あほの子ww
540ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/12/23(金) 09:24:14.46 ID:uVF9/yKx
モヒカンと烏帽子は親和性があるということかw
541ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/12/26(月) 13:17:22.95 ID:/f08L+3S
まだ終わらんよ
542ノブ太郎伝説:2011/12/29(木) 18:34:54.45 ID:gxQLefY0
 キジA「貴様が鬼共の親玉だな!?」
????「あなた、私の名前を言ってごらんなさい?」
 キジA「はぁ?知るかそんなの!」
????「まあ!この烏帽子の7つの傷を見てもまだわからないのですか!?」
 キジA「そんなボロボロになるくらいならとっとと新調すればいいのに…」
 キジE&F「「同感…」」
????「ふっふっふ…。あなたたち、どうやら死にたいようですわね!
     いいでしょう、鬼のみなさん!!」
 鬼一同「「「イィーーーー!!!!」」」
????「やっちゃいなさい!!」
 鬼一同「「「イィーーーー!!!!」」」
 キジA「どこの戦闘員だよ…」
 キジE「いかん、奴らが里の中へ入っていくぞ!!」
 キジF「くそっ、させるか!!」

ミツヒデ「鬼たちが一斉に里の中へ侵入しはじめたその時、里の中から
     1羽のキジが入り口付近に向かって走ってきました。そう、
     副隊長のケンゾウでした。彼は近くにいた鬼たちを次々と倒し
     ついに隊員たちと合流したのでありました」

キジ一同「「「副隊長!!」」」
ケンゾウ「遅れてすまない……む?」

ミツヒデ「ケンゾウは火あぶりにされて倒れたキジB、Dの元へ駆け寄りました」

ケンゾウ「………まだかすかに息がある。おい、こいつらを早く安全な所へ運ぶんだ。
     手当てが早ければ命は助かる!」
キジ一同「「「は、はい!」」」
ケンゾウ「頼むぞ。………さて、待たせたな。ここからは警備隊副隊長の俺が相手だ」

ミツヒデ「ついに副隊長ケンゾウとアホのk…もとい、敵の親玉である烏帽子の鬼との
     戦いの幕が今まさに切って落とされようとしていたのでありました」
543ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2011/12/31(土) 16:32:16.70 ID:svdEv9CT
民族衣装在中
544ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/01/07(土) 13:16:27.38 ID:aX0oBLOw
続き期待保守
545ノブ太郎伝説:2012/01/09(月) 15:56:22.32 ID:pb3jIxm7
????「あら、なかなか素敵な殿方ですわね」
ケンゾウ「へ?は、はぁ、どうも…」
????「(じー)……………ティンと来ましたわ!」
ケンゾウ「(あ、なんかすごいやな予感が…)」
????「このお方は私が『ていくあうと』しちゃいますわ!」
ケンゾウ「…は?てい…なんだって?」
????「鬼のみなさん!」
 鬼一同「「「イィーーーー!!!!」」」
ケンゾウ「!?」

ミツヒデ「一斉にケンゾウを取り囲む鬼たち。その手にはなぜか布団と縄が」

????「それ、簀巻きにしちゃいなさい!!」
 鬼一同「「「イィーーーー!!!!」」」
ケンゾウ「うおわっ!?」

ミツヒデ「一瞬にしてケンゾウを簀巻きにしてしまった鬼たち。あまりに一瞬のことすぎて
     さすがのケンゾウも対処が出来ませんでした」

????「さあ、引き上げますわよ」
 鬼一同「「「イィーーーー!!!!」」」
ケンゾウ「くそっ、動けん!!」
????「おーっほほほ!!」

ミツヒデ「簀巻きにされたケンゾウを担ぎながら引き揚げていく鬼一同。ここで回想終了」

ノブナガ「…なるほど、その烏帽子に7つの傷を持つ鬼とやらを探すために鬼ヶ島へ…か」
ケンシン「ええ、隊員たちが頑張ってくれたおかげで里は1割くらいの被害で済んだわ。
     …でも、その代償が弟というのが私にとってはあまりにも大きかったわ…」
  一同「「「…………」」」
ケンシン「普段は隊長として、部下のみんなに偉そうに指示を出したりしていたけど、
     やっぱり副隊長の…弟のあの子がいないとダメなことに改めて気づいたのよ…」
546初SS:2012/01/17(火) 00:10:04.23 ID:RciZTCiV
〜夜、ケンシン城〜
わいわい、がやがや・・・・
ヤス(結構な人数だな・・・・。てか凄い豪勢な料理だな、かなり大きな会社とかの宴会みたいな。)
そんなことを思っているとケンシンが立ち上がり、場が静まる。
ケンシン「ごほん。えーとではこれからヤスの歓迎とこれからの上杉軍と武田軍のさらなる飛躍を願って宴を開きます。今日は無礼講だからみんなで楽しみましょう。それじゃ、乾杯!」
「「かんぱーい!!!」」
ケンシンの言葉で宴はスタートした。
兵1「ヤス殿はお酒は強い方ですかー?」
兵1が話しかけてくる。
ヤス「結構強いかな。まあお酒はかなり好きだよ。兵1はどうなんだ?」
兵1「私は下戸なんで酔った人の介抱に回りますー。」
ヤス「あ、そうなんだ。」
シンゲン「お、なんだなんだヤスいける口かあ?んじゃ飲み比べやってみるか。ケンシンもやるだろ?」
シンゲンが提案するとケンシンは呆れた口調で話す。
ケンシン「全く・・・お酒の席だといつもこれなんだから・・・・。」
シンゲン「いーじゃねえか。無礼講だろ?」
ケンシン「まあ今日はいいけど。ヤス、くれぐれも無理はしないでね?」
ケンシンが心配そうに俺に言う。
ヤス「大丈夫だよ。酒は呑まれるなって言うし。」
シンゲン「お、言うじゃねえか、んじゃあ始めるか。酒の準備は大丈夫だな。」
兵1「あ、じゃあ私が勝負の立会人をやらせていただきますねー」
こうして俺VSケンシンVSシンゲンの飲み比べ対決が幕を上げたのだった。
547初SS:2012/01/17(火) 00:14:09.43 ID:RciZTCiV
‐1時間後‐
ケンシン「・・・・・っ」
酒を飲んでいたケンシンの杯が止まる。ちょうど3人で酒樽を1つ飲み干したところだった。
シンゲン「お?なんだなんだもう降参かケンシン?」
シンゲンは顔は赤くなっているがまだ大丈夫なようだ。
ケンシン「こ、これ以上は明日城主として影響がでるからよ!」
シンゲン「なんだ言い訳かあ?なんにせよ俺の勝ちだな!」
シンゲンがにやりと笑う
兵1「まだヤス殿が残ってますよー?」
シンゲン「む、そうだったな。よーしぱっぱと酔い潰してやるぜ!」
ケンシン「2人とも無茶はしないでよ!」
ヤス(この時代の酒って無茶苦茶うめえ・・・・)ぐびぐび

548初SS:2012/01/17(火) 00:14:49.10 ID:RciZTCiV
‐2時間後‐
シンゲン「うっ・・・・。お、おいやすう、そろそろ参ったしたほうがいいんじゃないのら〜?」ふらふら・・・
ヤス「い、いや明らかにシンゲンの方がやばいだろ!もう無理しないで水飲んでおいたほうがいいってば!顔だって赤くなって・・・って青くなってる!やばい、やばいって!!」
この時、酒樽は3本目に突入していた。
シンゲン「なにおう、しょ、勝負はこれからら〜」よろよろ・・・・
兵1「じゃあ続行しますねー」
ヤス(シンゲン大丈夫かな・・・・。てかマジでここの酒おいし過ぎだろ)ぐびぐび・・

‐3時間後‐
ヤス「・・・・シンゲンのやつ大丈夫かな・・・・」
兵1「シンゲン殿色鮮やかな花火のように顔色変わってましたねー。」
ヤス「赤から青に、最終的に白くなったと思ったら転がるようにして外に出てったな。」
兵1「まあケンシン様が付いてますし大丈夫でしょう。飲み過ぎてしまった時は出してしまった方が楽になると思いますし。」
ヤス「シンゲンは明日大変そうだな・・・・。でもやっぱり武将ともなると酒も強いんだなあ、ちょっと驚いたよ。」
兵1「いや・・・ヤス殿が言ってもあまり・・・・。てか目の前で空になってる酒樽7つのうち4つはヤス殿1人で飲んでましたよね?」
ヤス「ん?い、いやあ、ほら残すと勿体ないし。それにここの酒凄く美味しかったしさ!」
兵1「はあ・・・・、全く本当に人間なんですか?」
ヤス「ははは。お、あっちにもまだ酒が残ってるな・・・・」すたすた
兵1「ちょ!?ヤス殿!!?まだ飲むおつもりですか!!?」
結局この後俺は残った酒を飲んだり、兵1と談笑したりして時間を過ごした。ケンシンはシンゲンに付きっきりで世話をしていた。そしてシンゲンは大事な城の政策を忘れていたらしくボロボロになりながら夜明け前に自軍の兵に担がれ自身の領地へと帰って行った。
549ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/01/17(火) 04:28:24.28 ID:LQorT4gB
初SSさんお疲れ様です
続きが気になってしょうがねww
次も期待してます
550魁!!乙女ブレード〜天挑五輪編〜:2012/01/17(火) 22:01:51.40 ID:LLMB6EPR
保守
551ノブ太郎伝説:2012/01/18(水) 21:23:53.25 ID:u16MrmNa
ケンシン「…ごめんなさい、なんだか辛気臭くなっちゃったわね…」
ヒデヨシ「ううん、そんなことないよ。いつもそばにいた人が急にいなくなるって
     とてもつらいよね。あたしもそうだったもの…」
ケンシン「…あなたも?」
ヒデヨシ「あたしのお父さんとお母さん、あたしが小さいころに鬼に殺されちゃったんだ」
ケンシン「…そうだったの?」
ノブナガ「今でも十分小さいがな」
マサムネ「余計な茶々は入れなくていい」
ノブナガ「てへっ☆(ぺろ)」
マサムネ「誤魔化すな!」

ヒデヨシ「それじゃあ改めて鬼ヶ島に行っくよーっ!!」
マサムネ「そうだな、よろしくな。おぬしのことは歓迎するぞ」
ケンシン「え、ええ、ありがとう…」
マサムネ「正直、私一人ではツッコミが追い付かなくなってきたからな…(ぼそっ)」
ケンシン「何か言った?」
マサムネ「い、いや、なんでもない」

ミツヒデ「そのとき、サルが急にキジに抱きついてきました」

ケンシン「きゃっ!な、何よいきなり!?」
ヒデヨシ「えへへ〜、だってもうあたしたち、仲間だもんげ!!」
マサムネ「もう許してやれよ…」
ケンシン「…やっぱりあなたたちは漫才をしに行くのね?」
マサムネ「だから違うって!!」
ヒデヨシ「ところで、その烏帽子に7つの傷を持つ鬼っていったいどういう鬼なんだろう?」
マサムネ「う〜む…」

イエヤス「それは私が説明します」
  一同「「「(びくっ)うわぁっ!!」」」

ミツヒデ「突然後ろから声がして驚いた一同が振り向くと、そこにはなぜかおばあさんがいました」
552ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/01/24(火) 00:30:44.69 ID:agcUjpPp
こんな面白いものあったんだw
本スレに貼ってないから知らんかった。
続きが待ち遠しいよ。
553ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/01/27(金) 16:33:53.16 ID:moG1cTBc
シンゲンちゃんかわいいよシンゲンちゃん
554ノブ太郎伝説:2012/01/27(金) 19:43:00.11 ID:7Bm5WmJ1
イエヤス「やっと追いつきました…」
ノブナガ「なんじゃ、忘れ物でもしておったか?」
イエヤス「1つ言い忘れていたことがありまして」
ノブナガ「??」
イエヤス「先ほどお話に出ていた烏帽子に7つの傷を持つ鬼のことですが、その鬼には
     十分注意してください」
マサムネ「知っているのか?」
ヒデヨシ「ねえねえ、どういう鬼なの?」
イエヤス「一言で言えば、『面倒臭い』です。ええ、それはもう色々な意味で…」

ミツヒデ「そう話すおばあさんの顔は、心なしかげんなりしていました」

イエヤス「その鬼の名前は『ヨシモト』。…かつて私が『姉』と呼んだ女です」
  一同「「「ええ〜〜っ!!??」」」

ヒデヨシ「え、え?で、でもでも、おばあさんは人間なんだよね?」
イエヤス「はい、若い頃に訳あって『お姉さま』と呼んでいた時期がありました」
ケンシン「どういう状況だったのかしら…」
ノブナガ「ばあさんが姉と呼んでいたということは、少なくともばあさんよりは確実に
     『年増』ということになるのじゃな」
マサムネ「まあ理屈を言えばそうなるな」

イエヤス「さて、要件は伝えましたので私は帰りますね」
ノブナガ「しかし、どうやってここまで来たのじゃ?家からここまでは結構距離があるぞ」
イエヤス「この箒に跨ればひとっ飛びです」
マサムネ「そんなことができるのか…?」
イエヤス「それではみなさん、どうかお気をつけて」
ヒデヨシ「おばあさん、それじゃあね〜!!」
ノブナガ「帰ったら勝利の宴の準備をしておいてくれよ」
イエヤス「(にこっ)それでは、…ぴぴるぴるぴる(以下大人の事情で省略)」

ミツヒデ「こうしておばあさんは空飛ぶ箒に跨り、帰って行ったのでした」
555ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/01/27(金) 23:52:35.74 ID:yfoGKrFP
>ノブ太郎伝説さん
続き、ありがとうございます。

>初SSさん
続き、待ってます。
556ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/02/03(金) 17:29:13.01 ID:wsjy3b71
もうおばあさんが鬼退治したほうが・・・w
557ノブ太郎伝説:2012/02/03(金) 22:34:05.31 ID:d1iBs9Cn
ミツヒデ「なんだかんだで一行は海岸までやって来ました」

ヒデヨシ「海ーーっ!!」
ノブナガ「この海の向こうに鬼ヶ島があるのじゃな」
マサムネ「ああ、だが…」
ケンシン「どうやってこの海を渡って行くか…ね?」
ノブナガ「おぬしはキジじゃから飛べるであろう?」
ケンシン「残念ながら飛べないわ。色々大人の事情というのがあるみたいで…」
ヒデヨシ「泳いで行く?」
マサムネ「さすがにそれは無理だろう?」
ヒデヨシ「(じー…)3人ともそんなに大きい浮き袋を2つも持ってるから大丈夫でしょ?」
マサムネ「ど、どこを見て言っている!?」
ヒデヨシ「ぶー、どうせあたしは浮くほどの大きさもないもん…」
ノブナガ「まあそういじけなさんな」
ケンシン「ねえ、あそこに船があるわよ?」

ミツヒデ「キジが指さす先には1隻の船がありました」

ノブナガ「お、こいつはいい。早速使わせてもらうとするかのう」
マサムネ「待て!誰かいるぞ」

ミツヒデ「その船の横には1人の女性がいました」

ケンシン「どうやら船の持ち主みたいね。これから海に出るのかしら?」
ノブナガ「ならばちょうどいい。ワシがちょっくら乗せてくれるように交渉してこよう」
マサムネ「あ、その時点でなんだか嫌な予感しかしない…」
ヒデヨシ「ノブ太郎様、頑張ってください!!」

ミツヒデ「ノブ太郎はその女性に近付き声をかけました」

ノブナガ「よお」
????「??」
558ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/02/12(日) 09:20:03.88 ID:IRluSoHF
続き期待保守
559ノブ太郎伝説:2012/02/13(月) 19:08:02.45 ID:mVlDgZPv
ノブナガ「ワシはノブ太郎という者じゃ。おぬし、名はなんという?」
????「私はモトチカ。漁師のモトチカよ」
ノブナガ「これから船を出すのか?」
モトチカ「そうだけど?」
ノブナガ「ならばちょうどいい、ワシらを鬼が島まで乗せて行け!!」
モトチカ「はぁっ!?」

ミツヒデ「ノブ太郎の言葉に呆気にとられるモトチカ。まあ当然といえば当然である…」

モトチカ「ちょっと!何で私があなたを鬼ヶ島まで連れて行かなきゃいけないのよ!?」
ノブナガ「仕方あるまい。他に鬼ヶ島まで行く手段がないのじゃから」
モトチカ「だからって…。私はこれからクジラ漁に行くんだから!!」
ノブナガ「よし、ならば鬼退治のあとの宴でのつまみ用に極上のクジラを
     とっ捕まえておくのじゃ!!」
モトチカ「だから何であなたのためにクジラを捕らなきゃいけないのよ!?」

ヒデヨシ「ノブ太郎様〜、出発しますよ〜」
ノブナガ「おう、それじゃあしっかり漕ぐのじゃぞ、サル」
ヒデヨシ「は〜い!」
モトチカ「ちょ、あなたたち誰よ!?…ていうか勝手の人の船に乗るな〜!!」

ミツヒデ「いつの間にか船に乗り込んでいた一同」

ヒデヨシ「出発進行〜♪」
モトチカ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!」

ミツヒデ「慌てて船に飛び乗るモトチカ。そんなことなど気にせずに鬼ヶ島を目指し
     一行は行くのでした。…主にノブ太郎とサルが中心になって…」

モトチカ「うぅ〜、なんでこうなっちゃうの…?(しくしく)」

マサムネ&ケンシン「「(さすがに少しばかり哀れに思えてきた…。…すまぬ)」」
560初SS:2012/02/13(月) 23:54:55.84 ID:8Pdi0UhC
〜数日後ケンシン城〜
ケンシン(そういえば最近兵達の鍛練は全てヤスに任せっきりね・・・・。どんな感じかしら・・・・・、あ、ちょうどやってるわね。)
兵1「でやあっ!」しゅっ
ケンシン(え!?は、早い・・・・)
兵1「たあああっ」ばっ!
ケンシン(た、体術まで・・・。私が教えてた時より格段に強くなっているわ・・・・。)
ヤス「おおっ!やるな。でもまだ甘い。」ガッ
兵1の攻撃を弾き返す。
兵1「あっ・・・。ううー全然歯が立たないですー・・・・。」
ヤス「そんなこと無いって。かなり強くなってるぞー、よしよし。」
俺は兵1の頭を撫でる。
兵1「ちょっ、子供扱いしないでくださいよー。」
兵1は拗ねたような顔で手を払いのける。
ヤス「ははは。ん?ケンシンじゃないか。」
ケンシン「! あ、ごめんなさい邪魔しちゃったかしら?」
兵1「あ、ケンシン様。いやーヤス殿は本当に強いし、いい訓練になりますよー。ヤス殿がいればケンシン軍も安泰ですね!」
ケンシン「そ、そうね。ヤス、引き続きお願いね。」
ヤス「ああ。俺に出来ることならなんでも。」
ケンシン「それじゃ、私は一旦戻るわ。それとヤスは昼過ぎに私の部屋にきてちょうだい、話があるの。」
ヤス「ん、分かった。」
言葉を終えるとケンシンは城に戻って行った。
ヤス(・・・・?なんだかケンシンの雰囲気が少し・・・、気のせいかな。)
561初SS:2012/02/13(月) 23:55:30.90 ID:8Pdi0UhC
〜ケンシン城廊下〜
ケンシン(・・・・・・・・・・・・・・。)すたすた
ケンシン(ヤスがここへ来てから兵の実力もかなり上がってるし、ヤス自身の強さもあって私の軍はかなり助かっているわ。・・・・・・・・なのに。)
ケンシン(なのにどうして私は・・・・・、こんなに苛ついているの・・・・・?)
562初SS:2012/02/14(火) 00:17:17.72 ID:uENyYhEo
〜ケンシンの部屋〜
俺は言われた通り昼過ぎにケンシンの部屋へと来ていた。
ヤス「ケンシン、話って?」
ケンシン「ええ。ヤスに榛名のことについてどんなものか話しておこうと思って。」
ヤス(あの反則アイテムか・・・・)
ケンシン「とりあえず榛名の絵を見せるわね。私が書いたものなんだけど。」がさがさ
ヤス「へー。ん、ちょっと待て、ケンシンは榛名がどんな形かどうして知っているんだ?」
ケンシン「そういえばまだ話してなかったわね。実は私は以前榛名を見たことがあるわ。」
ヤス「! え、どういうことだ!?」
ケンシン「私がまだ武将となる前、駆け出しとでもいうのかしら。その時に偶然榛名を見つけたのよ。ただ当時はそれが榛名だということは分からなかったわ。」
ケンシン「あの時榛名は私の前で赤く強く光ると目の前で消えてしまったわ。でもあの赤い光を浴びた後から私の槍術は格段に強くなって、他の兵ができないような技も放てるようになったわ。雷を纏った槍撃をね。」
ヤス(榛名のおかげでケンシンは他の兵よりも格段に強くなって、特殊能力も備わった訳か・・・・・。ん?特殊能力?)
ヤス「ケンシン、今この世界にいる武将達って・・・・。」
ケンシンは少し笑い答える。
ケンシン「さすが鋭いわね。そう今この乱世に降り立つ8人の武将たちはみんな1回榛名と出会っているわ。シンゲン達には確認したし、ノブナガ達も間違いないでしょうね。」
ヤス「でも榛名を手にいれたら天下をとれるんだろ?全員見てるってどういう・・・・」
ケンシン「分からないことも多いのよ。ただ当時は全員見たものが榛名とは知らなかったし、そもそも榛名というものの存在自体知らなかった。」
ケンシン「それぞれが武将になってから、私の城とヒデヨシの城から急に発見された書物から榛名の存在が分かったのよ。」
ヤス「なるほど。」
563初SS:2012/02/14(火) 00:17:50.53 ID:uENyYhEo
ケンシン「分かっていることは榛名は次に現れる時、封印の塔と呼ばれる建物と同時に現れるという事だけ・・・・。だからみんな必死で塔の在りかを探しているわ。」
ヤス「んー、難しいというかなんというか。」
ケンシンはため息をつきながら答える。
ケンシン「正直私も分からないことだらけよ。まとめると、私達武将は全員榛名を1度見ていること。そして榛名を見たことによって各々協力な力を手に入れたこと。最後に榛名は次に現れる時塔と一緒に現れるため、全員塔の在りかを探っていること。こんな感じかしらね。」
ヤス「その塔については何か分かっているのか?」
ケンシン「正直さっぱりよ。全く分かって無いというのが現状だわ。ま、とりあえず姿だけでもヤスには知っておいてほしいからこの絵を見てみて。」すっ
ケンシンが紙を差し出す。
ヤス「ああ、そうだったな。どれどれ・・・・・・・!!!!!??」
ヤス(こ、これって・・・・・!?)
ケンシン「? ヤス、どうしたの?」
ヤス「! あ、ああ。なんでもない、勾玉みたいな形なんだな。」
ケンシン「そうね。ま、とりあえず当面は何か分かるまでは打つ手無しね。ノブナガ達も同じでしょうから、先に競争相手を減らそうと攻めてくるのだけには気をつけないとね。」
ヤス「そうだな・・・・。」
その後ケンシンは城主としての仕事があるようなので、俺はケンシンの部屋を出て自分の部屋に戻ることにしていた。
564初SS:2012/02/14(火) 00:18:43.21 ID:uENyYhEo
〜夜・ケンシン城〜
俺はケンシンから与えられている自分の部屋で一人考えを巡らせていた。
ヤス(・・・・・・・・。)
ヤス(どういう事だ?なぜアレがここにある?榛名の正体って・・・・・?いや、あれの正体が榛名・・・・?)
ヤス(天下を手に入れることができる・・・・か。いや、あれは望みを・・・・・。)
ヤス(アレの力で俺は・・・・・・。いや、アレのせいでか・・・・・・。)
ヤス(・・・・・・・・・・・。)

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・
ヤス「めんどくせえ・・・。なんで1週間も、今すぐ殺るか。」すたすた
ヤス(教会・・・・。ここか?)
ぎい・・・。
ヤス(? 誰もいねえのか?気配がねえ・・・・。)
?「どなたですか・・・・。」
ヤス「!」
女「あ、このような時間に御祈りにいらしたのですか?初めてのお方ですよね?」
ヤス(女?的については何にも知らされていなかったが・・・・。)
ヤス「いや・・・・、何でもねえ。邪魔したな。」
女「あ、待ってください!」
ヤス「?」
女「せっかくいらしたんですから、少しお話でもしていきませんか?」
ヤス「はあ?」
女(ニコニコ)
ヤス「・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・
・・・・・
・・・

565初SS:2012/02/14(火) 01:32:31.43 ID:uENyYhEo
>563
4行目、協力→強力っす。
566ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/02/14(火) 09:22:27.73 ID:T6YV0kLZ
続き期待
567ノブ太郎伝説:2012/02/17(金) 23:29:25.39 ID:2t+ssdBG
ミツヒデ「船を乗っ取られ涙するモトチカを尻目に鬼ヶ島を目指す一行。
     そしてついに、一行は鬼ヶ島に到着したのでした」

ノブナガ「お〜、あちこちから鬼の気配がプンプンするぞ」
マサムネ「あと少しだな」
ケンシン「ええ、そうね…(ケンゾウ、待っててね…)」
ヒデヨシ「あれれ?モッチー。どうしたの?」
モトチカ「誰がモッチーよ!?なんで私まで鬼退治に連れて来られなきゃ…」
ノブナガ「それじゃあ、ワシらが帰ってくるまでに極上のクジラをとっ捕まえておくのじゃぞ」
モトチカ「あ、あんた、鬼より鬼だわ!!」
マサムネ&ケンシン「「(ご愁傷様…)」」

ミツヒデ「鬼ヶ島を歩き回る一行の目の前になにやら怪しげな建物が飛び込んできました」

ノブナガ「なんじゃこの面妖な感じの建物は?」
ヒデヨシ「あ、丁寧に看板が立ててありますよ。『烏帽子の鬼、ヨシモトの屋敷』って…」
ケンシン「(ぴくっ)烏帽子の鬼ですって!?」
マサムネ「まさかここに…?」

ミツヒデ「すると屋敷の中から烏帽子を被った鬼、ヨシモトが出てきました」

ノブナガ「…どうやらあやつがヨシモトとかいう鬼のようじゃな…」
マサムネ「いかにもアホの子な面構えをしているな…」
ヒデヨシ「だね」
ケンシン「あいつが…、あいつが私の弟を…」

ミツヒデ「ヨシモトは屋敷の裏側へと向かいました」

ノブナガ「よし、追いかけるぞ」
ヒデヨシ「はい!」

ミツヒデ「ヨシモトは屋敷の裏にある洞穴へと入って行きました。それを追いかける一同」
568ノブ太郎伝説:2012/02/22(水) 21:44:11.87 ID:ek9LWmI7
ミツヒデ「ヨシモトが洞穴の奥へ進むとそこにあったのは牢屋でした。
     そしてその牢屋の前にはサルくらいの小柄な鬼が見張りとして立っていました」

????「あ、ヨシモト様」
ヨシモト「鬼コタさん、あのお方のお食事をお持ちいたしましたわ」

ミツヒデ「鬼コタと呼ばれたその鬼の名はコタロウ。男の子っぽい外見だが、立派な女性である」

コタロウ「わかりました。ではそれをお渡しください」
ヨシモト「ダメですわ!今日こそ私があのお方に食べさせてあげると決めているのですから!」
コタロウ「それこそダメですよ!あなた、そうやって何度この方を食べようとしましたか!?
     それも……せ、…性的な意味で……(///)」
ヨシモト「自分の戦利品をどう扱おうと私の勝手ですわ!!」

ミツヒデ「そんなやりとりを物陰から覗く一同」

マサムネ「さっきから何をわけのわからんやりとりを…」
ヒデヨシ「あ、あの牢屋に閉じ込められているのってまさか……」

ミツヒデ「サルが牢屋の奥を指差すと、そこにいたのは一羽の雄のキジ。そう、ケンゾウでした」
ケンシン「っ!ケンゾウ!!」
マサムネ「バカ!声がでかいぞ!」
ケンシン「はっ、しまった!!」

ヨシモト「!!そこにいるのは誰ですか!?」
ケンゾウ「そ、その声はまさか……姉さん!?」

ミツヒデ「声のした方に向かって叫ぶヨシモト、鬼コタ、そしてケンゾウ」

ノブナガ「おぬしが烏帽子に7つの傷を持つアホの子鬼のヨシモトじゃな?」
ヨシモト「その通りですわ!私が烏帽子に7つの傷を…って、誰がアホの子ですか!!」
ケンシン「そんなことはどうでもいいわ!私の弟は返してもらうわよ!!」
569ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/02/23(木) 07:47:00.63 ID:OETpjZYl
"アホの""子鬼の"ヨシモト・・・・・と、また新たな属性に見えたw
570ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/03/02(金) 11:32:17.34 ID:JniYSDHP
続きはまだかいの〜
571ノブ太郎伝説:2012/03/02(金) 20:43:32.49 ID:igKhNRai
ヨシモト「あら、ついにお義姉様のご登場ですわね」
ケンシン「(むっ)あなたなんかにお義姉様呼ばわりされたくなんかないわよ!!」
ケンゾウ「姉さん、(色々と面倒臭いから)こいつらには関わっちゃダメだ!」

ミツヒデ「姉、ケンシンに対してそう呼びかけるケンゾウ。しかし、そんな弟にどこか
     違和感を感じるケンシン。よく見ると、ケンゾウは目を閉じたままでした」

ケンシン「ケンゾウ。あなた、まさか…」
ケンゾウ「気づいたようだね。そうだよ、今の俺は目が見えないんだ…」
ケンシン「なんですって!?」
ケンゾウ「ここに連れて来られた直後にそこにいる烏帽子の鬼に目を潰されてしまったんだ…」
ケンシン「(ギロッ)…どういうことか説明してもらいましょうか」

ミツヒデ「見たことのないような怖い顔つきでヨシモトを睨むケンシン」

ヨシモト「(ぎくっ)お、おーっほほほ!ま、まあいろいろありまして…」
ケンシン「答えになってないわ。…どうやら体に聞くしかないようね…」

ミツヒデ「指をポキポキ鳴らしながらヨシモトに詰め寄るケンシン」

ヨシモト「ひっ…」
ケンシン「さあ、覚悟は出来たかしら?」
ノブナガ「今素直に吐けば半殺しで許してやるぞ?」
ヒデヨシ「でも、内容次第では…」
マサムネ「やっぱり殺す」

ミツヒデ「気が付けば、ケンシン以外の面々も、凄い形相でヨシモトに詰め寄っていました」

ヨシモト「お、鬼コタさん、なんとかしなさい」
コタロウ「はぁ…、結局はボクが説明するハメになるんですね…」

ミツヒデ「ヨシモトに助け舟を一応出す形で鬼コタが一同に経緯を話し始めました」
572初SS:2012/03/05(月) 23:23:11.06 ID:fberuysE
〜朝・滝〜
ざああああああっ
ケンシン(・・・・・・・・)
ケンシン「はっ!」ビシュッ!!
滝の前でケンシンが槍を振るう。
ケンシン「てやあっ!!」ババババッ
ざあああああっ・・・・
ケンシンの槍撃により滝が一瞬だが割れる。
ケンシン(・・・・駄目だわ。こんなものじゃ、ヤスに到底及ばない・・・・・。)
ケンシン「・・・・・・ふう。」
ため息をつくとケンシンは城へと戻る。城に着くとケンシンの兵達が鍛練場で汗を流していた。
兵A「たあっ」
兵B「せいっ」
兵C「はあっ」
ケンシン(・・・・・・。私が教えていたころに比べて槍隊全員の力が格段に上がっているわ・・・・・・。)
兵A「あ、ケンシン様」
ケンシン「頑張っているようね・・・・。ヤスは?」
兵A「鍛練自体は少し前に終わったので部屋に戻られました。私たちはもう少しやあっていこうかと。」
ケンシン「そう。」
兵B「それにしてもヤス殿は本当に凄いですよ!最近はみんなどんどん強くなって、もちろんヤス殿にはまだ遠く及びませんけど。」
兵C「そうそう。なんか我ら上杉軍もヤス殿さえいてくれれば安泰ですね。」
兵A「ヤス殿が先頭に立ってくれれば敗北知らずってかんじですねー。」
ケンシン「っ!」
573初SS:2012/03/05(月) 23:24:06.01 ID:fberuysE
ケンシン「・・・・・・。あなた達・・・・少しヤスに頼りすぎじゃないかしら?」
兵A「は、はあ」
ケンシン「ヤスには感謝しているけど、あくまでヤスの立場は客人よ、上杉軍の武将ではないわ。分かってる?」
兵B「は、はっ!」
兵C「も、申し訳ありませんっ!」
兵達が頭を下げる。
ケンシン(・・・・・・。別にこんなこと言う必要ないのに、私は一体どうしたというの?やっぱりヤスの事が・・・・。)
その時城の入り口から焦った様子の兵が走ってきた。
兵D「も、申し上げます!我らが上杉軍の領地の目と鼻の先に敵軍が進撃して参りました!あと少しで我らの領地の東の草原まで攻め込んでくるものと思われます!!」
ケンシン「なんですって!相手は!?」
兵D「偵察兵からの伝言によると豊臣軍の者達だとの事です。」
ケンシン(くっ!ミツヒデの軍やノブナガに動きが無さそうだったと思ったらまさかヒデヨシ軍が来るとは・・・・。確か東は今手薄の状態。)
ケンシン「すぐに兵を集めて!準備ができ次第東に向かうわよ!迎え撃つわ!」
兵A,B,C「「はっ!」」
ケンシン「あと・・・・・・・、ヤスにも出陣を伝えてちょうだい。」
兵D「承知しました!」
574ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/03/06(火) 21:59:19.89 ID:rDPFXX8R
待ってました!
575ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/03/06(火) 23:55:06.15 ID:bqQcnyUA
やっぱ、兵1と兵Aは別人なの?
576初SS:2012/03/07(水) 21:11:44.98 ID:zVcAk8AQ
>>575
すみません、別です。分かりにくかったですよね。
基本的には兵1は準レギュラーみたいなもので他のモブ?の兵についてはアルファベットで記していこうと思ってます。
577ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/03/07(水) 23:10:39.99 ID:O8otnzkZ
このチートヤス殿ならオウガイにも余裕で勝てそうw
578ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/03/08(木) 00:30:39.19 ID:iK2yiQ57
おお、初SSさん、わざわざレスありがとうです。
やっぱ、別人なんですね。
同一人物ってのもありかな?と思ったんですが、わかりました。

ノブ太郎伝説さん共々、いつも楽しみにしてますんで、これからもよろしくお願いします。
579ノブ太郎伝説:2012/03/09(金) 21:03:09.73 ID:u5rIaxVc
コタロウ「事の起こりはヨシモト様がこの方を連れ帰ってきた直後に休憩がてら、
     ミカンを食べていたことから始まりました」

ミツヒデ「回想開始」

ヨシモト「(ぱくっ)…う〜ん、やっぱりコタツで食べるミカンは最高ですわね。
     しかも今日は素敵な殿方も手に入れられましたし、言うことなしですわ☆」
ケンゾウ「………おい」
ヨシモト「さ〜てと、あとはこのお方をどういただこうかしら…(ぽっ)」
ケンゾウ「おい!」
ヨシモト「もう、なんですか!今、せっかくいい雰囲気に浸っているというのに…。
     あ、もしかしてあなたもミカンを食べたいのですか?」
ケンゾウ「違うわ!いつまで俺をこのままにしておく気だ!?」

ミツヒデ「ケンゾウは未だに簀巻きにされたままでした」

ヨシモト「あら、そうでしたわ。そのままではミカンも食べられませんわね」
ケンゾウ「いや、ミカンはどうでもいいから早くこの拘束を…!!」
ヨシモト「でしたら特別に私が食べさせてあげますわ」
ケンゾウ「人の話を聞けっつーの!!」

ミツヒデ「こう言ってミカンを持ったままケンゾウに近寄るヨシモト。しかし、次の瞬間…」

ヨシモト「(つるっ)きゃっ!」
ケンゾウ「えっ?(べしゃっ)ぐわぁーっ!!目が!目がぁーっ!!」

ミツヒデ「足を滑らせたヨシモト。そのはずみで持っていたミカンをケンゾウの顔面にまともに
     押し付けてしまい、潰れた果汁がケンゾウの目に入ってしまったのでした。回想終了」

コタロウ「…というわけでして…。それ以来、この方の目はずっとこの状態なんです」
  一同「「「有罪確定!!」」」
コタロウ「デスヨネー」
580ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/03/16(金) 08:52:11.10 ID:+uEIAjTm
続き期待保守
581ノブ太郎伝説:2012/03/16(金) 19:16:22.34 ID:Fg3lPyMa
ノブナガ「と、いうわけじゃから、覚悟してもらおうか」
ヨシモト「うぐぐ…、仕方ありませんわね。こうなったらやってやりますわ!」
ノブナガ「へっ、来るか!」
ヨシモト「ちなみに、牢屋の鍵はここですわよ」

ミツヒデ「ヨシモトは鍵を取り出すとそのまま懐にしまいました」

ケンシン「舐めてもらって困るわね!」
ノブナガ「まあ待て、ここはワシが行こう」
ケンシン「で、でもこいつは…」
ノブナガ「おぬしは弟のそばについててやるのじゃ。その方が弟も安心するじゃろう」
ケンシン「……わかったわ」
ノブナガ「何、すぐに終わる」

ミツヒデ「牢屋越しにケンゾウの手を握るケンシン」

ケンゾウ「(この手の温もり、間違いない、本物の姉さんだ…)」
ケンシン「ケンゾウ、もう大丈夫だからね」
ケンゾウ「う、うん…」
ケンシン「…で、なぜあなたがケンゾウの反対の手を握っているのかしら…?」
ヒデヨシ「あ、ばれちゃった?てへっ☆」
コタロウ「………(じー)」
マサムネ「それよりも、そろそろノブ太郎とあの鬼の戦いが始まるぞ」

ミツヒデ「いよいよ、ノブ太郎とヨシモトとの戦いの火蓋が切って落とされるのでありました」

ヨシモト「さあ、お覚悟!!」
ノブナガ「ならば見せてやるか、ワシの無限流活○術を…」

マサムネ「無○流活殺術だと!?」
ヒデヨシ「伊達っち、知ってるの?」
ケンシン「というより、伏字の意味が全く無いわ…」
582ノブ太郎伝説:2012/03/16(金) 19:51:39.37 ID:Fg3lPyMa
ヨシモト「行きますわよ!てやぁーっ!!」
ノブナガ「甘いわ、ほれっ!」

ミツヒデ「次の瞬間、ノブ太郎はヨシモトの足元をめがけて何かを投げました」

ヨシモト「「えっ!?(つるっ)きゃっ!(ごちっ)ぐぁっ!!……きゅ〜……」
ノブナガ「フッ、決まった!」

ミツヒデ「ノブ太郎が投げたそれはなんと、ばっなーなの皮でした。
     まともに踏んでしまったヨシモトは滑って後頭部を強打、そのまま気絶してしまいました」

ノブナガ「身の回りにあるものすべてが武器。これが無限流○殺術じゃ」
ケンシン「まだ伏字にするの?」
ヒデヨシ「でも、見事でした!さすがノブ太郎様です〜!!」
マサムネ「さてと、それでは鍵をもらうとしようか」
ノブナガ「うむ、そうじゃな」

ミツヒデ「ノブ太郎は気絶しているヨシモトの懐に手を入れ、まさぐり始めました」

ノブナガ「(ごそごそ)う〜む、どこじゃ?ここか?」
ヨシモト「あっ…、う…ん…」
ノブナガ「(ごそごそ)違うな、ここでもない。それじゃあここか?」
ヨシモト「ん…、あ…、あ…ん」

  一同「「「………(///)」」」

ミツヒデ「今、自分たちの目の前で起こっている出来事を直視できず、赤面したまま俯く一同」

ノブナガ「ここか?ここがエエんか?」
ヨシモト「あっ…、そ、そこ……って、何してやがりますかあなたは!!??」
ノブナガ「お、気がつきおった」
ヨシモト「人が気絶しているのをいいことに胸をまさぐるって、どういう神経をしてやがるんですか!!」
583ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/03/22(木) 18:42:59.99 ID:RiZm4gDF
続き期待保守
584ノブ太郎伝説:2012/03/23(金) 22:17:36.10 ID:UUvHOQEM
ミツヒデ「瞬時にノブ太郎を振り払ったヨシモトの顔は紅潮しきっていました。しかもその表情は
     涙目になりながら、なおかつ怒りと恥ずかしさがはっきりとわかるなんとも面白い顔でした」

ヨシモト「ちょっと!面白いって何ですか!!失礼ですわよ!!」

ミツヒデ「『なれーしょん』にツッコんで来るなよ…(ぼそっ)」

ヨシモト「ええい!こんな鍵、くれてやりますわ!!」

ミツヒデ「ヨシモトは懐から鍵を取り出すとそのままノブ太郎を目掛けて投げつけました」

ノブナガ「おっと!…こいつが牢屋の鍵か。…なんだか人肌温いぞ…」
ヨシモト「余計なことを言わないでください!!うっ…、ぐすっ…、もう嫌ですわ!
     私、思い切り汚れさせられてしまいましたわ!!うわ〜ん!!」

ミツヒデ「泣き叫びながら洞穴から出ていこうとするヨシモト。しかし…」

ヨシモト「(がしっ)ちょ、ちょっと、何しやがりますか!放しなさい!!」
マサムネ「貴様は逃がさぬ」
ヒデヨシ「そーそー、それとケンゾウちゃんの件とは別だからね」
ケンシン「しっかりとそれ相応の報いは受けてもらうわよ」
コタロウ「あのー、一応布団と縄はありますけど…」
ノブナガ「よーし、簀巻きじゃー!!」
ヨシモト「ちょ、聞いてませんわよ!それに鬼コタさん、あなたはどっちの味方なんですか!?」
コタロウ「ボクの主はあくまでもオウガイ様であって、あなたではありませんから」
ヨシモト「なっ…」
ノブナガ「行けー!!」
  一同「「「おーっ!!」」」
ヨシモト「ひぃーーーーっっっっ!!!!」

ミツヒデ「こうしてヨシモトは簀巻きにされてしまいました。そして手に入れた鍵を使ってケンゾウの救出に
     見事に成功。そして、無事に救出したケンゾウを優しく抱きしめるケンシン」
585ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/04/04(水) 01:46:36.81 ID:0Ijzi/VB
保守じゃ
586ノブ太郎伝説:2012/04/07(土) 22:38:40.43 ID:oiIaZiJv
ケンシン「ケンゾウ、もう大丈夫だからね」
ケンゾウ「あ、ありがとう、姉さん」
ケンシン「なんとかしてこの子の目を治せないかしら?」
  一同「「「う〜ん…」」」
コタロウ「それでしたらオウガイ様が治療薬を持ってますけど」
ケンシン「それは本当なの!?」
コタロウ「本当ですよ。どうやらあなたがたもオウガイ様に用事があるみたいですね。
     ではこれからご案内いたしましょう。付いて来てください」

ミツヒデ「そう言うと鬼コタは洞穴から出て行きました」

マサムネ「…どうする?」
ノブナガ「行くしかあるまい。それに、こちらから探す手間が省けるというものじゃ」
ケンシン「…決まりね。行きましょう」
ヒデヨシ「そうだね」
ノブナガ「おっと、じゃがその前に…」

ミツヒデ「ノブ太郎は簀巻きにしたヨシモトを担ぎ出しました」

ノブナガ「こやつも連れて行かねばな」
ヨシモト「ちょ、ちょっと!離しなさい!!」
ノブナガ「本当に離していいのか?ん〜?」
ヒデヨシ「そういえばこのすぐ先に断崖絶壁があったはずだからそこで離せば…」
マサムネ「間違いなく命はないな。ましてや簀巻きの状態ならばなおさら…」
ヨシモト「…大人しくしてますわ」
ノブナガ「よし!」
ヒデヨシ「出発進行〜!!」
ケンシン「ケンゾウ、あなたは姉さんの手を握ってなさい」
ケンゾウ「あ、う、うん…(ぎゅっ)」
ヨシモト「(きぃ〜っ!覚えてなさい!!この屈辱、必ず100倍にしてお返ししますわ!!)」

ミツヒデ「こうして、鬼コタのあとに続き、無双鬼オウガイの元へと向かう一同でした」
587ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/04/08(日) 13:40:43.16 ID:1cYtnSFZ
募集打ち子

初心者でもやる気があれば可(一応研修、寮はあります)

検索
打ち子 パチンコ 
データ調査 木村会 チームスロパチ
588ノブ太郎伝説:2012/04/14(土) 22:08:23.84 ID:QRNGirZ+
ミツヒデ「鬼コタ先導の下、一行はついにオウガイの居城に到着しました」

コタロウ「着きました。ここが無双鬼オウガイ様のお城です」
ノブナガ「ほう、これまた随分と立派な城じゃのう」
マサムネ「ここに奴が…」

ミツヒデ「鬼コタが城門前に入る門番の元へ歩み寄り、話しかけます。
     そして程なくして門番が門を開け、中へ入れるようになりました」

コタロウ「さあ、行きましょう」

ミツヒデ「鬼コタが一体何者なのかという疑問を抱きつつも、一行は鬼コタのあとに続き
     場内へと歩みを進めるのでした。そして…」

コタロウ「到着しました。ここがオウガイ様のおられる部屋です」
ノブナガ「ほう…」
マサムネ「この中に…」
ヒデヨシ「伊達っち、どこかの油風呂男のように一人だけ突撃するのはナシだからね」
ケンシン「冷静さを欠いては戦には勝てない。…あなたが言った言葉よ」
マサムネ「わかってる、闇雲に突撃しても勝てないというのは私自身が1番良く知っている…」

ミツヒデ「そのとき、不意に扉が開き、部屋の中へ入って行く鬼コタ。それに続く一同。
     そして部屋の奥にある玉座に座っている鬼、そう、無双鬼オウガイがついに
     その姿を現したのでありました」

オウガイ「ほう、でかくなったな、小娘」
ノブナガ「ワシを知っておるのか?」
オウガイ「いや、ちょっと言ってみただけだ」

  一同「「「ズコーーーー!!!!」」」

ミツヒデ「某新喜劇ばりにずっこける一同。果たして最終決戦の行方はいかに!?」
589ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/04/20(金) 19:38:18.68 ID:BmWlWoAv




"ヘ(・ω・)ゞ クイックイッ 






590初SS:2012/04/21(土) 01:28:22.37 ID:akqrx4jv
すいません携帯から書き込みです。現在規制に巻き込またみたいで3月から書き込みが出来ません。続きを待って下さっている方がいるかは分かりませんが、規制が無くなりしだい続きを書き込みたいと思います。申し訳ありませんm(_ _)m
591ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/04/21(土) 02:22:53.58 ID:CxQgMlPN
待っとるで!
592ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/04/21(土) 10:47:54.74 ID:daWRBFyB
革命同志よ! 今こそこの閉塞し堕落した社会に革命を起こす時がきた。

その革命の名は・・・・・・”マンコ革命”である!!

人民革命同志よ 今こそ声を大にして叫べ〜  「おまん〜こぉ〜・・・・・!!」

革命歌「この世にマンコの花が咲く」 歌え〜 ♪このよに〜 まんこ の花がさき〜♪
593ノブ太郎伝説(初SSさん早期”復帰”祈願):2012/04/26(木) 21:35:33.35 ID:NZBgLkxJ
オウガイ「我こそが無双鬼オウガイ。文字通り無双の存在となる者だ!」

ミツヒデ「そう言って立ち上がるオウガイ」

ヒデヨシ「お、おっきい…」
ケンシン「身体だけでなく、態度もね…」
ノブナガ「フン、小賢しい奴め」
マサムネ「オウガイ…」

オウガイ「む、どこかで見た顔だと思ったら、おぬしはあの時の負け犬ではないか」
マサムネ「私は貴様を倒すためにさらに修行を積んできた。あの時の私だと思うなよ」
オウガイ「フッ、今度は右眼を失うだけでは済まさぬぞ」
マサムネ「舐めるな!」
ノブナガ「まあ待て。おい、ノブ太郎軍団全員集合じゃ!」

ミツヒデ「ノブ太郎がそう言うとイヌ&サル&キジ姉弟がノブ太郎の元へ集まりました」

オウガイ「フッ、この後に及んで作戦会議か?我に勝てる者などおらぬというのに。
      なんなら、まとめてかかってきても良いのだぞ?」

ミツヒデ「オウガイの挑発をよそに、話し合いを終える一行」

ノブナガ「甘く見てもらっては困る。あくまでもおぬしとはタイマン勝負じゃ!」
オウガイ「…よかろう、ならば死ぬ覚悟のある奴だけかかってくるがよい!!
      …で、最初は誰が来るのだ?」
ノブナガ「おいお嬢、まずはおぬしからじゃ」
ヨシモト「え、えぇぇーーっ!!??ちょっと、聞いてませんわよ!!
     なんで私なんですか!?」
ノブナガ「うだうだ言わんと行け!!」
ヨシモト「ふざけないでください!!」

ミツヒデ「こうしてなぜかヨシモトVSオウガイの鬼対決が始まろうとしていたのでありました」
594ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/05/02(水) 18:02:42.97 ID:QElr4iOM
 
595ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/05/06(日) 01:33:45.48 ID:L0kUTp+Z
>>590
規制解除まだー???
596ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/05/08(火) 13:03:27.45 ID:vZU8mLlC
 
597ノブ太郎伝説:2012/05/12(土) 19:59:59.51 ID:XS90PWD3
ヨシモト「なんで私が行かないといけないのですか!?」
ノブナガ「何、おぬしの玉砕っぷりをとくと見届けようと思ってな」
ヨシモト「絶対に嫌ですわ!!」
ノブナガ「…どうしても嫌か?」
ヨシモト「当たり前ですわ!!」
ノブナガ「仕方ない、ならばワシが行こう」
ヒデヨシ「いえいえ、ここはノブ太郎様の一の家臣であるあたしが…」
マサムネ「いや、ここは奴に借りのある私が…」
ケンシン「いいえ、私が行って弟の目を治す薬を手に入れなくては…」
コタロウ「ボ、ボクだって…」
ヨシモト「えっ!?」
ケンゾウ「今、この眼は見えなくても俺には研ぎ澄まされた心の眼がある!」
ヨシモト「ええっ!?」

ミツヒデ「次々と名乗りを上げていく一同。何故か鬼コタやケンゾウまでも…」

ヨシモト「うぐぐ…。じゃ、じゃあ私が…」
  一同「「「どうぞどうぞ」」」
ヨシモト「って、お約束すぎますわ!!」

ミツヒデ「というわけで、改めてオウガイと戦うことになったヨシモト」

ヨシモト「こうなったらヤケですわ!くらいなさい、だいなまいときぃーっく!!」
オウガイ「………」

ミツヒデ「強烈な蹴りの嵐を見舞っていくヨシモト」

ヨシモト「止めですわ!てぇーい!!」
オウガイ「うるさい!!」
ヨシモト「おぶばっ!」

ミツヒデ「勢い良く突撃したところを豪快にはじき飛ばされるヨシモトでした。これまたお約束☆」
598ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/05/13(日) 10:52:20.48 ID:O5QIyI61
サーターン サーターン
599初SS:2012/05/25(金) 01:12:18.51 ID:Vgl7yPE3
〜東の草原〜
上杉軍が草原に到着した時すでに草原には豊臣軍の兵が多数いた。
ヤス「結構多いな・・・。ここはケンシンの領地なんだよな?」
ケンシン「ええ。ちょうどここの草原から上杉軍が治めている領地になるわね。だから書状も無しにいきなり同盟国以外の者が入ってきた時は攻め込んだとみなすことにしているわ。」
ヤス「なるほど・・・・・、ん?」
??「よーし。お館様は待てって言ってたけどあたし一人でもできるってとこ見せちゃうんだから!!ついでにケンシンのとこの強いってやつもまとめてやっつけちゃおうかな♪」
ヤス(中・・・いや小学生見たいのが混じってるな・・・。ってなんだあれ!?瓢箪!?なんかでっかいハンマーみたいになってるんだけど。)
俺は若干焦りながらケンシンに話しかける。
ヤス「お、おいケンシン。なんか子供が混じってるみたいなんだけど。しかもおもちゃみたいの持って・・・・・」
ケンシン「でたわねヒデヨシ・・・・。どうして今になって急に攻め込んできたのかと思ったけどノブナガにいいところ見せようとした気まぐれの行動ってとこみたいね。」
ヤス「は!?ヒデヨシ!?あれが!?豊臣ヒデヨシ!?いやいやいや・・・・。」
ヒデヨシ「この百貫瓢箪で、邪魔するものは粉砕するよ!!」
ヤス(百貫!?たしか一貫が3.75キロくらいだったから・・・・、げっ!375キロ!?)
俺が焦っているとケンシンが兵に支持を飛ばす。
ケンシン「第一、第二槍隊は前へ!敵のこれ以上の進撃を阻止して!無理に敵兵を倒さなくていいから敵兵の進撃を食い止めることだけ専念して!」
ケンシン兵「「はっ!!」」
ケンシン「兵1!槍隊の総指揮は任せたわよ!」
兵1「承知しました!」
ケンシン「行くわよ!!」
こうしてケンシン軍とヒデヨシ軍の戦がはじまった。
600ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/06/05(火) 21:48:32.88 ID:fWGoP3fg
オナニースレだったとはw
601ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/06/06(水) 23:06:09.55 ID:a4Ts9424
遅くなったがSSさん乙です。
続き期待してます!
602ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/06/10(日) 21:11:33.26 ID:oV6yXI1y
ヒデヨシが勝つ気がしないw
603ノブ太郎伝説:2012/06/12(火) 21:55:24.70 ID:OG+HJdjm
ヨシモト「んーっ!んんんーーー!!!!」

ミツヒデ「顔面から壁にめり込んでいるヨシモトが足をじたばたさせながらもがいています。
     そしてそれを助ける鬼コタ」

ヨシモト「ぶはぁっ!!」
コタロウ「見事なやられっぷりでしたね」
ヨシモト「わ、私としたことがちょっと足を踏み外してしまいましたわ!!」
コタロウ「いやいや、思い切り吹っ飛ばされていたでしょうに…」
ヨシモト「あんなのは『とりっく』ですわ!事前に爆薬を仕掛けておいたんですわ!
     私にはすぐに分かりましたわ!!」
コタロウ「爆薬って…(やれやれ、どうしようもないアホの子ですね)」

ノブナガ「おー、これまた見事なやられっぷりじゃのう」
マサムネ「呑気すぎるぞ…」
ノブナガ「さてと、そろそろ本当にワシの出番じゃな」

ミツヒデ「ついにノブ太郎とオウガイの一騎打ちが実現」

オウガイ「(にやり)少しは楽しめそうだな…」
ノブナガ「フン、ワシをアレごときと一緒にするんじゃねえ」

ヨシモト「誰がアレごときですか!!」
コタロウ「あなたはまず黙りましょう」
ヨシモト「くっ」

マサムネ「おい、私らは…」
ノブナガ「おぬし等はまわりの雑魚共の相手を頼む。いつの間にか湧いて来おったからな」
マサムネ「何………なるほどな。確かに鬱陶しい奴らだな。
      いいだろう、そのかわり奴は必ず倒せよ」
ノブナガ「フン、誰にモノを言っておる?ワシは無敵のノブ太郎様じゃぞ」
マサムネ「フフッ、言ってくれる…」
604ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/06/13(水) 02:04:02.11 ID:23f7gK0B
あはは
605ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/06/26(火) 13:28:27.27 ID:GguzhpQ0
幸せそうだな(^^;;
606ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/07/04(水) 18:59:22.74 ID:vfZPhTwE
続き期待保守
607ノブ太郎伝説:2012/07/12(木) 20:43:45.31 ID:O9rv7b7H
ノブナガ「さてと、さっさと終わらせるとするかのう」
オウガイ「来い…」

ミツヒデ「お互いに構えたまましばらく動かない両者。そして…」

ノブナガ「うおぉぉぉーーーー!!!!」

ミツヒデ「勢いよくオウガイに向かっていくノブ太郎。さらに次の瞬間…」
     
ノブナガ「くらえ!非情ノ百烈剣!!おりゃりゃりゃりゃぁーーーー!!!!」
オウガイ「うぉっ!?」

ミツヒデ「目にも止まらぬ速さでオウガイを斬り付けるノブ太郎」

ノブナガ「これでおぬしの命はあと3秒じゃ」
オウガイ「フッ、面白い。ならば数えてやうびゃぁっ!!」
  一同「「「!!??」」」

ミツヒデ「次の瞬間、オウガイは血を吹いてその場に倒れてしまいました」

ノブナガ「フン、実際の3秒なんてのはこんなもんじゃ」
オウガイ「………」

ミツヒデ「ピクリとも動かないオウガイ。そして一同は…」

ケンシン「か…、勝ったの?」
マサムネ「嘘だろ?あんなにあっさりと…」
ヒデヨシ「やったー!ノブ太郎様ー!!」
ノブナガ「まだじゃ!来るんじゃねえ!!」
  一同「「「!!??」」」

ミツヒデ「自分の元へ駆け寄ろうとした一同を制するノブ太郎」
608ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/07/19(木) 20:40:47.14 ID:AYATCLfB
続き期待保守
609ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/07/26(木) 17:39:32.83 ID:+Q3SvztQ
初SSさんの続きがみたい
610ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/07/30(月) 22:26:59.93 ID:TVgyh9Jz
乙女ブレードさん元気かな?
611初SS:2012/07/31(火) 00:45:10.90 ID:dPp0+9um
わー!!!わー!!
戦が開始してから約30分。ケンシンの指示と兵1による槍隊の統率のとれた動きでケンシン軍がかなり優勢な戦局となっていた。
兵1「ヤス殿!そっちにヒデヨシ兵が2人いきましたあっ!!」
ヤス「あいよ。」
ヒデヨシ兵A「覚悟っ!!」びっ!
ヒデヨシ兵B「てやあっ!!」ばっ!
ヤス「よっと」びしゅっ!
こちらに向かってきたヒデヨシ兵を軽くあしらう。正直ケンシンの兵と比べるとかなり実力不足だ。
ヒデヨシ兵A「うっ・・・。そ、そんな・・・。」
ヒデヨシ兵B「ば、化け物・・・・・。」
ヤス「命はとらないし、大きな傷を負わせる気もないからここは引きな。それともまだやる気か??」
ヒデヨシ兵A「ひっ!ひいいいいい!!」だだっ
ヒデヨシ兵B「こっ殺されるー!!!」だだっ
ヤス「命はとらないっつってんのに・・・・・・。」
兵1「ヤス殿お怪我は!?」
兵1が俺の元にやってくる。
ヤス「全くないね。そういえばケンシンは?」
兵1「今は後ろの方に下がってますが、何やら準備をされてるようです。」
ヤス「そうか・・・・。まあこのままいけば何とかなりそうだな。」
おれは押されているヒデヨシ軍の方を見た。
ヒデヨシ「うう・・・・。な、なんか前に見たよりかなりケンシンの兵達が強くなってる気がする・・・・。」
ヒデヨシ兵「ヒ、ヒデヨシ様!すでに我ら軍は半分以上が戦闘不能状態に!これ以上攻め込むのは到底無理かと・・・!」
ヒデヨシ「むむむむ・・・!えーい!!もうめんどうだあああっ!!」だだだだだっ!
ヒデヨシ兵「ヒ、ヒデヨシ様あっ!?」
612初SS:2012/07/31(火) 00:54:11.16 ID:dPp0+9um
ケンシン(このままいけば我が軍の勝利は必然・・・・。となるとヒデヨシの性格上そろそろかしらね・・・・。)
戦局はもはや決まりかけていた。ヒデヨシ兵は壊滅状態で、もう撤退しか手は残されていないように見えた。
兵1「ふう・・・・。なんとか守りきりましたね。」
俺の所に兵1が歩いてきた。
ヤス「お疲れ様。なんとかっていう割にずいぶん余裕だったんじゃないか?」
兵1「いやーそれほどでも・・・・・、ん?なんか向こうが騒がしいような。」
俺は兵1が言う方に目を移した、すると・・・・・・。

どかーん!!
「うわああああ!」
「てりゃー!!」

ヤス「な、なんだあれは!?人が飛ばされてるぞ!?」
ケンシン兵「も、申し上げます!ヒデヨシが!豊臣ヒデヨシが自ら我が軍に1人で攻め込んできました!」
兵1「ええ!?」
ケンシン兵「獣のような勢いで我が兵達の守りは次々突破され、もうすぐこちらに近づいてきます!!」
ヤス(子供みたいに見えても、一応この世界の8人の武将の中の1人。やっぱりただの兵とは格が違うか・・・・。あの勢いだと兵が何人いても止められ無さそうだな・・・。)
部隊長である兵1が指示を出す。
兵1「す、すぐに槍兵達の体制を立て直して!攻撃に備えます!」
613初SS:2012/07/31(火) 00:56:01.79 ID:dPp0+9um
ケンシン「その必要はないわ。道を開けて頂戴。」
後ろからケンシンの声がする。
兵1「ケンシン様!」
ケンシン「これ以上兵達に無駄な傷を負わせたくないわ。ヒデヨシは私が一騎打ちで止めるわ。」
兵1「し、しかし・・・。」
ケンシン「兵1。あなた達が役に立たないって言ってるわけではないのよ?分かって。」
兵1「し、承知しました。」
ヤス「なあケンシン、ヒデヨシがどれ程のもんかは分からないけど、1人で大丈夫か。」
俺がケンシンに話しかけた瞬間ケンシンは俺を睨んだ。
ケンシン「見くびらないで頂戴。私1人で十分よ。それよりヤス、手出ししたら承知しないわよ」
ヤス「・・・・・っ。分かった。」
ヤス(な、なんだ?ケンシンのやつなんか怒ってるような・・・。戦場でピリピリしてるのかな?)
ケンシン「・・・・・・」

追記:規制再び解除。読んで下さる方ありがとうございます。なるべく失踪だけはしないようにしたいのでよろしくお願いします。
614ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/07/31(火) 08:31:23.03 ID:ViPGyLZo
おつーやっぱおもろいな
続き楽しみやー
615ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/07/31(火) 12:32:28.18 ID:jXc1PYbI
SSさん、乙です。気長に待ってますので頑張って下さい。
616ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/08/12(日) 20:07:01.03 ID:KQhBcc+k
続き期待保守
617ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/08/12(日) 23:17:19.11 ID:ld+bn+NV

618ノブ太郎伝説:2012/08/13(月) 18:51:02.42 ID:2vaCWVXL
ヒデヨシ「ノブ太郎様、一体どうしたんですか?」
ケンシン「まだ奴は死んでいないということ…?」
マサムネ「確かに、あのくらいでやられるような輩ではないだろうから止めを…」

ミツヒデ「するとノブ太郎は倒れているオウガイの体に片足を乗せました」

  一同「「「(ゴクリ…)」」」

ノブ太郎「ワシの勝ちじゃーーーーー!!!!!」
  一同「「「ズコーー!!!!」

ミツヒデ「人差し指を高々と突き上げ勝利宣言をするノブ太郎とずっこける一同」

マサムネ「(忘れてた、コイツはこういう奴だったんだ…)」
ヒデヨシ「ノブ太郎様すごいです〜!」
ノブナガ「かっかっか!ワシの非情ノ百烈剣は無敵じゃ!!」
ケンシン「そんなに斬ったかしら?」
ノブナガ「(ぎくっ)な、何を言っておる。当然じゃろう?」
マサムネ「「…で、実際は何回斬った?」
ノブナガ「…16回じゃ」
ヒデヨシ「それでも十分すごいです!」
ノブナガ「邪○の力を舐めるなよ!!…なんてな」
ヒデヨシ「おお!次は炎殺○龍波ですね!!」
ノブナガ「いや、流石にそこまでは無理じゃな。せめて首○打者剣くらいじゃな」
ケンシン「そういう問題じゃないでしょ!!」
マサムネ「どんどん人外になっていくな…」
ノブナガ「何を言うか。今はおぬしらの方が人外という設定になっておるだろうに」
マサムネ「設定とか言うな!」

オウガイ「ぐっ…」

ミツヒデ「次の瞬間、ノブ太郎が倒したオウガイの意識が戻り始めました」
619ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/08/29(水) 01:04:29.71 ID:o3KYhvPM
保守あげ
620ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/09/06(木) 17:55:42.58 ID:EacSDzA/
ho
621ノブ太郎伝説:2012/09/14(金) 01:46:37.10 ID:G0Oy0u2R
ケンシン「ま、まだ立ち上がってくる気!?」
マサムネ「流石に簡単には死ななかったか…」
ノブナガ「フン、死にぞこないが…」

ミツヒデ「オウガイは腕を精一杯伸ばすと、自分の懐から何かを取り出しました」

マサムネ「そ、それは…」
ヒデヨシ「小瓶?」
ケンシン「それが例の薬ね!?」
ノブナガ「ほう…」
オウガイ「わ、我の負けだ…、う、受け取るがよい。この薬を使えばそこの雄キジの目も
     見えるようになるだろう…」
ケンシン「よこしなさい!」

ミツヒデ「半ば強引に薬をひったくるケンシン」

オウガイ「ぐえっ」
マサムネ「うわあ、モロに顔面を踏みつけたな…」
ノブナガ「意外とえげつないのじゃな、おぬしは」
ケンシン「うるさいわよ!それより、早くケンゾウの眼を治さないと」
ノブナガ「わかったわかった。わかったからまずは落ち着け」

ミツヒデ「ケンシンは目薬を取り出すと、ケンゾウを呼びました」

ケンシン「さあ、行くわよ、ケンゾウ」
ケンゾウ「う、うん…」
マサムネ「…おい」
ケンシン「な、何よ?」
マサムネ「なぜわざわざ膝枕をする必要がある?少し屈ませればいいだけではないか」
ヒデヨシ「そうだよぉー!」
ノブナガ「もしかして、おぬしらはいつもこんなことを…?」
ケンシン「う、うるさいわね!そんなことはどうでもいいでしょ!!」
622ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/09/29(土) 23:28:16.31 ID:skUwUj6O
続編待ち保守
623ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/10/02(火) 23:38:16.14 ID:L+yq80rM
続編催促アゲ
624ノブ太郎伝説:2012/10/12(金) 19:04:39.58 ID:QD5tPhGU
ミツヒデ「色々ゴタゴタもありましたが、無事にケンゾウの視力も戻り鬼退治も完了し、
     引き上げる一行。そして一行は船着場へと到着しました」

ノブナガ「お、いたいた」
ヒデヨシ「モッチー!!」

ミツヒデ「船着場ではモトチカが一行を待っていました」

モトチカ「ほ、本当に鬼を倒しちゃったの?」
ノブナガ「あったりまえじゃ!ワシを誰だと思っておる?」
モトチカ「人の船を勝手に乗っ取った強盗団の親分…」
ノブナガ「かっかっか、言ってくれるのう。…ところで、クジラはちゃんと捕ってきたのか?」
モトチカ「あのねえ、クジラってそう簡単に捕れるものじゃないのよ?
     月に1回捕れるか捕れないか。そういう時だって珍しくないんだから」
ノブナガ「なんじゃ、使えぬ奴じゃのう」
モトチカ「(むっかー)あ、あなたねえ…」
ヒデヨシ「あ、でもでも、お魚がたくさんありますよ!」
モトチカ「ま、一応は漁師だからね」
ノブナガ「まあよかろう。今夜はこの捕れたての魚で宴じゃ!!」
ヒデヨシ「やったー!!」
モトチカ「あ、でも獲った魚の分だけ重量が増すから全員は乗れないわ」
ヒデヨシ「それなら大丈夫だよ。ほら、そこにも1隻小船があるからモッチーは
     そっちに乗れば問題なしだよ」
モトチカ「だからなんで私がそっちなのよ!?…って、ちょっと!
     また勝手に人の船を乗っ取らないでよ!!」

ミツヒデ「結局、モトチカの船にはノブ太郎、サル、イヌが。小船にはモトチカと
     キジ姉弟が乗ることとなりました。モトチカがあまりにも哀れすぎると
     同情したケンゾウとその保護者としてケンシンが同乗。
     …別にダジャレのつもりはありませんので…」

モトチカ「しくしく…、だからなんでこうなるのよ…」
625ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/10/17(水) 08:18:36.23 ID:RlbK0Wvh
本スレ落ちた?
626ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/10/17(水) 23:18:56.29 ID:CFzh47mL
本スレってここのことか?
【別れの言葉は】CR戦国乙女204戦目【言わせない】
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/pachik/1349505143/
627ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/11/04(日) 17:50:35.58 ID:ehpzECtK
もう、此処も限界?
628ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2012/11/28(水) 21:32:23.16 ID:9ZRItK+N
ミツヒデ「それぞれの船に乗り込む一同。その船上では…」

ノブナガ「よーし!それでは早速捕れたての魚で酒盛りじゃー!!」
ヒデヨシ「はーい!」
マサムネ「いや、流石に酒は置いてなかったから。…でも本当に大漁だったようだな。
     それに、これだけの魚を目にすると…」
ヒデヨシ「うわぁー、伊達っちの包丁捌きってすごいねー!」
マサムネ「こう見ても魚料理は得意なんだ」
ノブナガ「まだ出来ぬか?こっちは醤油もワサビも用意済みじゃぞ!」
マサムネ「ああ、今出来上がるから」

モトチカ「コラー!そこのバカ犬!!勝手に料理してるんじゃないわよ!!」

マサムネ「あ、すまん、こうも大量の魚を目にするとつい…って、誰がバカ犬だ!!」
ノブナガ「ま、諦めるんじゃな」

ミツヒデ「モトチカ、どこまでも不憫な女である」

モトチカ「うう…、ぐすっ…」
ケンゾウ「あ、あの…」
モトチカ「こうなったら…(ちらっ)」
ケンゾウ「え?」
モトチカ「あなたの胸の中で泣かせてーーーー!!!!」
ケンゾウ「えぇ!?」
ケンシン「阻止!!」
モトチカ「ぐえっ!は、離しなさいよ!!」
ケンシン「私の目の黒いうちはケンゾウにふしだらな真似はさせないわよ!」

ミツヒデ「モトチカになにか声をかけようとするケンゾウ。そのケンゾウに泣きつこうとする
     モトチカ。寸前でモトチカの首根っこを捕まえてそれを阻止するケンシン」

モトチカ「あんたら全員鬼より鬼じゃーーーー!!!!」
629ノブ太郎伝説:2012/11/29(木) 08:04:03.16 ID:3GYDRRgC
あ、名前入れるの忘れてた。サーセン
630ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2013/03/26(火) 12:28:34.74 ID:1zg175oB
3も出るようだし、作家復活希望。
631ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2013/03/28(木) 14:14:10.39 ID:36vNWS1W
3楽しみだよな
甘やりたいけど甘が出るのは結構先だろうなぁ
632ノブ太郎伝説:2013/03/29(金) 17:57:11.58 ID:2wHFWSly
ミツヒデ「なんだかんだあったものの、無事に凱旋を果たしたノブ太郎一行。
     家に帰ると、おじいさん、おばあさんとともに勝利の宴に酔いしれました」

ノブナガ「か〜っ、やはり勝利の美酒は美味いぜ!!」
シンゲン「しかし、本当に鬼を倒すとは大した奴だぜ」
ヒデヨシ「いよっ、ノブ太郎様世界一ー!!」
イエヤス「すみません、わざわざ料理まで手伝っていただいて…」
マサムネ「あ、いや、ただ私自身、料理が好きなだけで…」
モトチカ「ひっく…、こうなったら自棄酒してやる〜…」
ケンゾウ「あちゃー、完全に出来上がっちゃってるしこの人…」
ケンシン「酔っぱらいは放っておきなさい」
モトチカ「ぢぐじょー!あだしって不憫すぎるーー!!!!」
ケンゾウ「…ダメだこりゃ」

ミツヒデ「楽しいひと時も終わり、皆、それぞれの家へ帰って行きました。
     そしてその数日後、ノブ太郎たちに忍び寄る影が一つ…」

????「ごめんくださーい!」

シンゲン「ん?誰だろう?」
ノブナガ&イエヤス「「(この声、どこかで…)」」
シンゲン「まあいいや、俺が出るよ」
イエヤス「あ、おじいさん、ちょっと待ってくださ…」
シンゲン「はいよー、どちらさんで…」

ミツヒデ「おばあさんが静止するよりも早く、戸を開けたおじいさん。そこに立っていたのは…」

ヨシモト「あのー、こちらにイエヤスさんというお方は…」

ノブナガ&イエヤス「「(やっぱり…)」」

ミツヒデ「そこにいたのはなんと、アホの子鬼でお馴染みのヨシモトでした」
633ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2013/03/30(土) 00:23:25.03 ID:IGd6pPZ3
( ^ω^)
634ノブ太郎伝説(まもなく最終回):2013/04/18(木) 22:33:08.66 ID:Lno1Ew3+
ヨシモト「イエヤスさぁーん!やっと見つけましたわーーっ!!」
イエヤス「うぐっ、く、苦しいです…」

ミツヒデ「ヨシモトはおばあさんを見つけるやいなや電光石火の早業で抱きつき、
     さらには頬ずりまでする始末。完全に本来のアホの子の顔になっていました」

シンゲン「やいやいやいやい!人ん家にいきなり怒鳴り込んで来て、何なんだてめえは!?」
ヨシモト「あら、そうおっしゃるあなたこそイエヤスさんのなんなんですの?」
シンゲン「俺はシンゲン、ばあさんは俺の嫁だ!!」
ヨシモト「いいえ、イエヤスさんは私の嫁ですわ!」
シンゲン「ここではそういう設定なんだよ!!」
ノブナガ「設定とか言うなよ…」
イエヤス「それより早く離してください…」

ミツヒデ「その頃のキジの里。里はまた鬼の襲来に遭っていました。今回の鬼は…」

ムラサメ「あら、可愛い坊やだこと。お姉さんによく顔を見せてご覧なさい」
ケンゾウ「な、なんなんだアンタ!…って、顔が近いって!!」
ムラサメ「うふっ、たまには若いツバメ…もとい、キジもいいわね」
ケンシン「ちょっとあなた!うちの弟に何してるのよ!!」
ムラサメ「あらあら、怖〜い保護者のご登場かしら?」

ミツヒデ「忘れた頃の妖艶鬼、ムラサメでありました」

ケンシン「私の目の黒いうちは弟にふしだらなことはさせないわよ!!」
ムラサメ「あら、私は別にあなたでもよくってよ?」
ケンシン「…え?」

ミツヒデ「しばし熟考するムラサメ。そして…」

ムラサメ「ティンときたわ!あなたたち姉弟揃って私のモノになっちゃいなさい!!」
キジ姉弟「「な、なんですとぉ〜!!」」
635ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2013/05/26(日) 03:44:47.77 ID:qqzUSOLZ
tst
636初SS:2013/05/26(日) 04:51:19.98 ID:qqzUSOLZ
お久しぶりです。


やがてヒデヨシがケンシンの元へ辿り着く。
ヒデヨシ「お?ケンシン見ーっけ!!覚悟しろおっ!!」
ケンシンを見つけるとヒデヨシはすぐにケンシンに攻撃を仕掛ける。
ケンシン「かかってきなさい。」
ケンシンもそれに応える。一騎打ちの始まりだ。
ヒデヨシ「うりゃああっ!!」ぶん!
ヒデヨシが瓢箪を思い切り振りかぶりそのまま振り下ろす。
ヤス(動作が大きすぎるな・・・・。ケンシンなら簡単に避けてカウンターだ。)
ケンシン「ぐっ!!!」がしいっ
しかしケンシンはヒデヨシの一撃を正面から受け止めた。
ヤス(!? 真正面から!?どうして避けない?ケンシンなら造作もないはずなのに・・・なぜわざわざ力勝負に・・・・・?)
ケンシン「はあっ!」ぶんっ!
ヒデヨシ「わわっ」
ケンシンが瓢箪を押し返す。ヒデヨシはタイミングを崩す、反撃に転じる絶好のチャンスだが。
637初SS:2013/05/26(日) 04:52:25.72 ID:qqzUSOLZ
ケンシン「くっ・・・」
ヤス(・・・・あの一撃を正面から受け止めたんだ。いくら完璧な受けでもダメージはあるはずだ。)
そうこうしているうちにヒデヨシが体制を立て直し、今度は瓢箪をなぎ払う形で横から攻撃を繰り出す。
ヒデヨシ「このおっ」ぶんっ!
ケンシン「くうっ・・・・。」がしっ!
ケンシンが再び攻撃を受け止める。
ヤス(また・・・!ケンシンの奴一体何を狙ってるんだ?このままじゃ・・・・・)
その後もヒデヨシが一撃を繰り出し、それをケンシンが受け止め押し返すが、受けた反動で反撃に転じる事が出来ないという流れの繰り返しだった。
戦いを見ていた兵1も不安そうであったが、手出し無用と言われているためどうしようもできない。
ヒデヨシ「はあはあ・・・。こ、このおっ・・。攻撃は当たってるのに・・・。」
ケンシン「はあ・・・・、はあ・・・・。」
そしてお互い体力も無くなってきた頃ヒデヨシが動く。
638初SS:2013/06/02(日) 22:15:21.82 ID:N8YY/sxg
ヒデヨシ「つ、次で・・・・・決めてやる!!」ばっ!!
ヒデヨシが大きく飛び、瓢箪を振り上げる。
ケンシン「く・・・・う・・・・」
ヤス(!! まずい!!今のケンシンにあれを受け止める
体力は残されていない!!)
ヒデヨシが瓢箪を振り下ろす。
ヒデヨシ「くらえええっ!!天翔槌打岩撃っ!!!」
兵1「ケ、ケンシン様あっ!!!」
ズガアアッ!!

兵1「え!?」
ヒデヨシ「あれ?」
ケンシン「!!」
ヤス「・・・・っち」
ヒデヨシが一撃を繰り出したと同時に俺はケンシンの前に体を出し、
ヒデヨシの攻撃を受け止めていた。
ケンシン「ヤ、ヤス!?」
ヤス(かなり重かったが、なんとか受け止められたな・・・・・。武器も体もなんとかダメージなしか・・・・。)
639初SS:2013/06/02(日) 22:16:29.57 ID:N8YY/sxg
ヒデヨシ「ヤス??・・・あっ、お前が上杉軍に入った男のくせに戦うってやつだな!
丁度いいや、あたしがまとめて倒しちゃうもんね!!」
ヒデヨシが再び空に舞い上がる。
ヤス(ふむ・・・さっきよりも跳躍が高いな。今受け止めた攻撃の2倍・・・
いや、3倍の威力はありそうだな。しかし・・・・・・・)
ヒデヨシが空中で瓢箪を振り下ろし迫ってくる。
ヒデヨシ「天翔槌打岩撃っ!!!」
兵1「ヤス殿おっ!!」
ケンシン「・・・・!」
ドガアアアン!!!!
振り下ろされたヒデヨシの瓢箪の一撃によって地面には大きな窪みができていた。・・・が。
ヒデヨシ「あ、あれっ!?外した!?」
俺は窪みのすぐ横に無傷で立っていた・
ヤス「攻撃の強さは認める。破壊力だけで言ったら正直今の攻撃は防ぐのは難しいかもしれない。
ただ余りにも予備動作と隙が多すぎる。まず当たることはないと思うよ。」
ヒデヨシ「むむむ・・・・!!!」
その時ヒデヨシの後ろ側からヒデヨシの兵が飛び出す。
640初SS:2013/06/02(日) 22:17:49.88 ID:N8YY/sxg
ヒデヨシ兵「ヒ、ヒデヨシ様ぁ!!大変です!!」
ヒデヨシ「何さ!今いい所なの!こいつ絶対にやっつけてやるんだから!!」
ヒデヨシ兵「そ、それが今回のケンシン軍への攻め込みが・・・ノブナガ様に知られたようです・・・・。」
ヒデヨシ「ええええええええ!!!!な、なんで!!!!!?」
ヒデヨシ兵「そりゃあこんだけ派手に暴れまわってたら・・・。
と、ともかくノブナガ様がヒデヨシ様を連れて帰って来いと・・・・」
ヒデヨシ「うわあああ!!大変だあ!!怒られるう!! 
く、くそっ!ヤスとかいうやつ次はやっつけちゃうからね!あとケンシンも!!覚えてろー!!!」
そういうとヒデヨシは兵達をつれて物凄い勢いで撤退していった。
ヤス「ふむ。まあとりあえず一件落着かな。」
兵1「さっすがヤス殿です!」
ケンシン「・・・・・・ヤス」
ヤス「ん?おお、ケンシン怪我は平気か?
とりあえず早く城に帰って手当てを・・・・、あ、血が付いてるぞ。」
俺はケンシンに近づき手を伸ばした。だが・・・・
バシイッ!!
ヤス「!」
俺はその手を思い切り弾かれてしまった。
641ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2013/06/10(月) 12:43:26.34 ID:jTPanf/K
おおー!? SSさん来てたー!! お帰りなさい。
気長に待ってますので頑張って下さいな。
642ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2013/07/07(日) 19:52:25.02 ID:/GzPC7GE
続き期待保守
643ノブ太郎伝説:2013/07/08(月) 20:36:53.99 ID:dwln1eBF
ムラサメ「いいわあ、貴方たち。たまんない(ハァハァ)」

ミツヒデ「手をニギニギしながら迫るムラサメ。若干ヨダレも…」

ケンシン「ケンゾウ!いっちょ逃亡といくわよ!!」
ケンゾウ「俺たちが組めば最強………え?」
ムラサメ「ふふふ、逃・が・さ・な・い☆」

ミツヒデ「ケンゾウの腕を取り逃げるケンシン、引っ張られるケンゾウ、追うムラサメ」
    
 キジA「行っちゃった…」
 キジB「隊長も普段は容姿端麗、沈着冷静なのに副隊長が絡んだ途端に…」
 キジC「『残念』しか残らなくなってしまうのよねえ…」

ミツヒデ「キジ姉弟とムラサメの追いかけっこにいつの間にかイヌ&サルコンビが加わって
     いたのはまた別のお話…」

マサムネ「…なんで私たちがあやつ等を追い掛けねばならぬのだ!?」
ヒデヨシ「いいじゃん、なんだか楽しそうだし」

ミツヒデ「そしてノブ太郎とおじいさん、おばあさんはというと…」

ヨシモト「いや〜ん、イエヤスさん、今日も可愛いで…(げしっ)ぶっ!」
ノブナガ「悪い、手が滑った」
ヨシモト「ちょっと!あなた、いきなり殴るとはどいういう了見ですか!!」
ノブナガ「お嬢にならある程度理不尽にひどいことをしても許されると思っておる」
ヨシモト「そんな曲がった信念は今すぐゴミ箱に捨ててきなさい!!」
イエヤス「それよりも、離れていただけませんか?暑苦しいです」
シンゲン「ほら、ばあさんが困ってるだろ?早く離れろよ!」
ヨシモト「嫌ですわ!イエヤスさんは私のものですわ!」
シンゲン「てめぇ〜……」
イエヤス「はぁ…(げんなり)」
644ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2013/08/18(日) 23:21:09.02 ID:2K/u5DeJ
| こいつ最高にアホ       |   同意
\                   \
  ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ∩_
          〈〈〈〈 ヽ         /  ̄ ̄ ̄ ̄ \
          〈⊃  }         /、          ヽ
  / ____ヽ|__|        |ヘ |―-、       |
  | | /, −、, -、l !    !        q -´ 二 ヽ      |
  | _| -|  ・|< || |  /         ノ_/ー  |     |
 (6  _ー っ-´、} /           \     |     /
  \ ヽ_  ̄ ̄ノノ/              O=====|
/ __  ヽノ /              /         |
(_|__)   /             /    /      |
645ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2013/08/23(金) 00:31:04.26 ID:fFuuWxwQ
はぁ?
646ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2013/08/25(日) 18:37:20.85 ID:S4AAn5w1
続き期待保守
647ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん:2013/11/10(日) 02:06:43.03 ID:bz5H7A7b
648ノブ太郎伝説(最終回):2013/12/31(火) 15:08:46.50 ID:GQo9OBA2
ミツヒデ「鬼退治の賞金を手に入れたノブ太郎。そしてそれから数日後」

シンゲン「なあ、ノブ太郎。その賞金、何に使うんだ?」
ノブナガ「ああ、棺桶を2つほど買おうかと思ってな…」
イエヤス「棺桶…ですか?」
ノブナガ「うむ、じいさんもばあさんももうトシじゃろ?じゃからいつでも葬式ができるようにとな」
シンゲン「ああ、そうか。そうだよな、俺たちはもう先がないから」
イエヤス「準備は早めに……って」
シンゲン&イエヤス「「馬鹿野郎!!!!」」

ミツヒデ「当然怒り出すおじいさんとおばあさん。すると3人は縁側へと移動」

シンゲン「まったく、そう簡単に死んでたまるかっての!」
イエヤス「本当ですよ!…せ〜の」
  一同「「「あはは、うふふ、へーへへーのほーほほでだっふんだぁ♪
     ぼ〜くらの合言葉はだっふんだぁ♪
     そ〜れではみ〜なさんま〜たいつか、ば〜い♪」

              ---------ノブ太郎伝説  完結 ---------

 どうもありがとうございました。ではでは〜♪
649ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん
>>648
乙でした〜