見つからないように、ひそかに隠れる確率変動2

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159ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん
当時学生だった俺は、ツレと3人で18時の開店に17時過ぎに並びに行くと平日なのに既に100人以上並んでいた
聞こえてくる話によると先頭グループは朝から並んでいるらしいとの事
その後、仕事帰りのサラリーマンなどが続々と集まり店側も何も列の整理をしなかったので、200人くらいがもはや列ではなく入り口に塊になっていた
そして開店30分前になった時、事件は起きた
突然、誰も並んでいないもう1つの小さい入り口から店のマネージャーらしき人間が箱を持って突然現れて

 『今から整理券を配ります』

と言ったのだ!並んでいる順に渡すのならともかく、いきなり違う場所に現れてその辺にいる人に配り始めたのだ!
『オイ、あっちで整理券配っとるで!』とツレに言うと同時に周りの人もその箱を持った人に殺到した
箱を持ったマネージャーらしき人はたちまちもみくちゃになり、早くから並んでいた人たちの怒号で周りは騒然となった
そんな状況に耐えられなくなった箱を持ったマネージャーらしき人は、たまらず

 『整理券撒くぞ〜!』

と言って整理券を上に放り投げて撒き始めたからもう大変!大人200人以上が殺気に満ちたお祭り騒ぎで投げられた整理券を掴もうと必死に奪い合っていた
俺は整理券を取る事が出来ずに落ち込んでいると冷静なツレが『下に落ちたヤツ取れたで』といって何枚も持っていた
その中で番号の若いのを選んで後は同年代で、あまりややこしそうにない人に整理券をあげた
俺とツレ2人の3人は手堅くハネモノを打ち、めでたく全員勝利したので帰りにお好みを食べに行った
そこで『今日の整理券はすごかったな〜www』とかマネージャーらしき人に対して『オマエは花咲爺さんかwといいたいwww』といって笑いながら祝飯をしたのを覚えている
後にも先にもあんな整理券の配り方は体験したことがない