◇大一商会、新要件第一弾「CRおそ松くん」を発表
大一商会は10月16日、同社の新要件機第1弾となる「CRおそ松
くん」の機種説明会を開催した。
今回発表された「同FN66B」のスペックは、確変突入率2/3・
大当り確率が1/431、TYは約6800個というもの。このほか
にも確変突入率の異なるスペックのシリーズ機も用意されているとい
うが、今回の説明会では1機種の公表にとどまった。ホールへの納品
は11月中旬から行う予定で、他のシリーズ機も保通協の試験状況と
市場動向を見据えた上、市場導入していきたいという。同機のスペッ
クについて、会見に出席した商品開発部・奥本博巳部長は「確変突入
率の規制が緩和されたが、あまり確変突入率を上げると初当り確率が
辛くなるということを踏まえて2/3という突入率を選択した。まず
はTY約6800個という出玉感を味わって頂きたい」と語った。
演出面においては、赤塚不二夫原作の漫画「おそ松くん」をキャラク
ターに採用し、押しボタンを使った参加型演出が多く取り込まれたこ
とが特徴といえる。「6つ子チャンス」は押しボタンを連打すること
とで、リーチタイムが短縮して大当りするという演出。ボタンの連打
の早さがリーチの長さに跳ね返ってくることで、ボタンを押す行為に
意味と効果を持たせている。また同機は新枠「NXモデル」を採用し、
旧枠より盤面サイズが25%増となったほか、スピーカーシステムの
充実、前面パネル交換方式の採用によるメンテナンス性の向上、セル
・ピアノ線ゴト対策として前面一体化構造を採用するなどのセキュリ
ティー対策の向上が図られている。