1996年、春。隆志はとある高校を卒業した。
受験に落ちた隆志と、大学に合格した友人である健太郎は、とあるたくらみを企てていた。
「なあ、健太郎よ。俺らはついに高校3年間で童貞捨てられなかったよな・・。」
「ああ、そうだな・・。」
3月とはいえ、まだまだ冷たい風が吹く中、2人の憂鬱な心はさらに冷えていった。
片手に持った缶コーヒーも冷えていく軽い沈黙の中、健太郎が言った。
「なあ。俺らこのまま卒業してもても、童貞を捨てられないんじゃないか?」
「・・・かもしれん。俺は浪人だが、その間に捨てられる気もしねぇし・・。」
(やっぱ、大学に入るまでに童貞って捨てるべきなんじゃないだろうか)
そう心の中でつぶやいた二人。
高校3年間で彼女も作れず、女友達も皆無だった2人は、
ほぼ同時に相手に向かってつぶやいた。
「風俗・・、行こうか・・。」
(つづく。)
次の日。
地元の風俗街の最寄り駅に朝11時に集合した二人。
財布にはなけなしの一万円札が数枚入っていた。
「風俗街に入るのって、なんか恥ずかしいな・・。」
健太郎が言う。
「バカヤロ、俺らが童貞捨てるにはこれしかねーんだ。行くしかねぇ!」
二人はそそくさと早足で風俗街に入っていく。午前11時という時間のせいだろうか、
はたまた平日のせいだろうか。ほとんど客は歩いておらず、道路にいるのは
ほとんどが呼び込みの中年従業員だけであった。
「お兄ちゃん、ソープ?寄って行ってよ。写真だけでも見ていってくれないか?ねぇねぇ・・・・」
呼び込みの声が2人に集中する。なにせ2人は高校でたてのガキ。
びびるってもんじゃなかった。
「なあ、健太郎・・。俺らぼったくられるんじゃねーか?こえーよ・・。」
「お、俺だってこええ・・。なんでこいつらはこんなに呼び込んで来るんだ、クソッ!」
ビビる2人。
(つづく)
この事件への関係者の抗議はどこにすればよろしいですか?
この事件への関係者の抗議はどこにすればよろしいですか?
この事件への関係者の抗議はどこにすればよろしいですか?
この事件への関係者の抗議はどこにすればよろしいですか?
この事件への関係者の抗議はどこにすればよろしいですか?
もともと田舎の風俗街。30分も歩いていると、また同じ場所に戻ってくる。
「あれっ?お兄ちゃんたちまた戻ってきたの。安くしとくから入っていってくれよ。」
しつこく呼び込んでくる、さっきのおっさん。
ついに隆志が口を開いた。
「・・・いくらなんですか?」
「えーと、40分で12000円だけど、お兄ちゃんたちは戻ってきてくれたから10000円でいいよ。」
1万円。想定していた金額より随分安い。
あやしい・・!
風俗は最低でも30000円はいると聞いていた。しかし、なぜに10000円?
当然の疑問を健太郎が呼び込み従業員にぶつけた。
「えらく安いんですね。」
「まあね。うちはヘルスですから。やすいでしょ?よっていきなよ。」
(つづく)
なんでわざわざパチ板でやるんだろう・・・?
つづかなくていいよ
気の弱い2人は、数分喋っただけでなぜかオッサンに情がわき、10000円を手渡した。
(ほんとはソープに行きたかったんだけどな・・。)
オッサン「はい、2名様ご案内でーす!」
2人はおっさんに言われるがままにヘルスに入っていく。
「なあ、健太郎。ヘルスって確か本番の無い風俗なんだよな。」
「ああ。でもまあ、いいじゃないか。本番以外は何でも出来るってハナシだぜ。
つまり2万円が挿入料金と仮定して・・・(略)・・・得である可能性が高いぜ。」
さすがは一流大学工学部に進学決定の健太郎だ。理論的にヘルスを説明してくれた。
予備校に進学決定の俺とはできが違う。
そうこうしているうちに、別の店員に番号札を渡される。
隆志の心臓は最高潮のビートを刻んだ。
(もうすぐ・・もうすぐ生身の女とあんなことやこんな事ができるぅっ!!)
めちゃくちゃドキドキしているのを健太郎に隠すように、平然と覚えたてのタバコをふかす俺。
そして、運命の宣告の声が店内を駆け抜けた。
「番号札17番のお客様、入り口のほうへどうぞ〜」
ついにこの時が、来た。
(つづく)
「健太郎、お先に失礼するぜっ。」
はやる心を抑えながら従業員に番号札を渡す、隆志。
もう、あとへは引けない。
入り口のカーテンを抜けると、そこは夢国だった。
目の前に下着の女が立っている。
(暗くて顔はよく見えないが・・下着の女がいるぅぅぅ!)
感動している隆志に向かって、女は言った。
「みゆきで〜す。よろしくおねがいしま〜す」
みゆきは同時に隆志の手を取り、個室に誘導。
隆志の頭はこの時点で既に、ラリっていた。
(女の子に手を握ってもらったの、はじめてだぁ・・。やわらかーい!)
なにやら怪しげで薄暗い、しかしコギレイな個室に入っていた。
ドアを閉めたその時。
「お客さん・・・チュッ」
(つづく)
(・・・・・チュッ? チュッってなんだ? キス? キスされた??)
風俗嬢はセックスしてもキスしないという、古典的な言い伝えを本当だと思い込んでいた隆志。
彼にとってキスをできるとは想定外の出来事だったのだ。
(ファーストキス、しちゃったぁ・・・。ぽわわわーん…)
脳みそがゆだってしまった隆志を尻目に、みゆきが言う。
「じゃ、シャワーわびるので服脱いでね!」
(服、脱ぐのか・・。そりゃそうだよな。そりゃ脱ぐよ。でも俺ってばここ10年ほど人前でスッポンポン
になったこと無いんだぜ・・。人前で裸になったのは多分・・小2のときくらいかなぁ・・恥ずかしいよぅ・・)
混乱している隆志のよこで、みゆきはさっさとブラジャーとパンティーを脱いでいく。
(わぁぁ・・。生のおっぱい初めて見た・・。大きいなあ。巨乳だなぁ・・。しかもあそこの毛も見えるぞ・・。
これだけで1万円の元はとれたんじゃないか・・ウヒヒ!)
なんとか服を脱いだ隆志。
みゆきさんに連れられ、いざシャワー室へ!
(つづく)
これは何かのコピペか?
11 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 17:34
暇だから読んでやる フン!
12 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 17:36
続きはまだ?
14 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 17:37
つづききになる
折れもシャワーわびたい!(w
「お客さん若いね。いくつ?仕事はお休みなの?」
みゆきがシャワー温度を調整しながら聞いてくる。
「い、いや。ボクが、が、学生なんス。でも受験に落ちちゃって、浪人で本当は学生じゃないッスけど・・。
あ、ちなみに齢は18です・・」
萎縮してしまいおろおろしながら答える隆志。
しかしそれも当然のこと。女の手を握ったことも無い若者が。いきなり裸の女と話しているのだから。
「この店ってあんまり若い人こないからね」
「そ、そうッスか。みゆきさんはおいくつなんですか?」
「私は19よ。一個上だね。」
たわいのない話が続く中、隆志の男性器はみゆきの手によって洗われていく。
欲情しきってしまった隆志が言った。
「みゆきさん、触ってもよ、よろしいでしょうか・・?」
「うん。いいよ。」
なんという愚かな質問なのだろう。なんというバカな男なのだろう、隆志は。
言いに決まってるではないか。
(わぁー、おっぱい柔らかいなぁ〜)
ラリってる隆志に、みゆきが言う。
「お客さん、もしかして初めて?」
「はい、初めてですっ!」
みゆきのあの複雑そうな顔は、今でも忘れられない。
(つづく)
「ベッドのほうへどうぞ」
ベッドにつれていかれる隆志。そして
(自主規制 あんあことやこんなことをしてもらう)
射精が完了した隆志。みゆきさんにシャワーで洗ってもらい、時間がきたので終了となった。
「ありがとうございます。これ、名刺。また来てネ!」
再びカーテンをくぐり、待合室で健太郎を待つ。
余裕のタバコをふかしていると、健太郎が出てきた。
しかし何か様子がおかしい。
とりあえず店を2人で出、3月の空の下、近くの公園で語り合う青春真っ只中の隆志と健太郎。
突然健太郎が言った。
「俺、二度と風俗いかねぇ!!だってオバサンが出てきたんだもん!!!!」
(もうちょっとだけつづく)
肝心なとこが抜けてるぞ!
のレスがつくと予想してみる(w
20 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 17:46
板違い
21 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 17:47
肝心なとこが抜けてるぞ!
22 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 17:47
みゆきタンハアハア
「オバサン?俺のほうは19歳の若い女が出てきたぞ。」
「な、何ぃっ?おれのなんか顔も体も30代、ヘタしたら後半だぞ。
隆志、てめーだけいい思いしやがって!!こんにゃろう・・(泣」
「ハハハ、ご愁傷様だな。」
遠くの大学にいってしまう健太郎と、地元の予備校に行くことになった隆志。
あと1ヶ月も一緒にいられない。こんな寂しさをかみしめながら、風俗のプレイについて
俺はこうだった、いや、俺はアナルまで舐めてもらった、などと他愛のない会話を繰り返していた。
興奮気味の健太郎が、素に戻った顔でつぶやいた。
「でも、俺らって、まだ童貞なんだよな・・。挿入しなけりゃ童貞だし・・。」
「ああ。俺らは童貞だ。2万円をケチってヘルスだったからな。」
「でも健太郎。お前は来年から大学生だ。コンパとかサークル活動とかでまっとうに童貞すてなヨ。
向こうの町には風俗街ないんだろ。田舎だもんな。俺は浪人しながらソープでも行くさ。」
「何言ってんだよ、隆志。盆か正月に俺は帰ってくるから一緒にソープ行こうぜ。」
2時も過ぎ、春の陽気が差してきた頃の、高校3年間連れ添った親友同士の熱い誓いであった。
しかしあれ以来、健太郎は隆志に「飲みに行こう」とは言っても「風俗行こう」とは言ってこない。
健太郎は大学で彼女とヨロシク童貞を捨てたんだろう。よかったな、健太郎!
え、俺の童貞はどうなったんだって? 答えはあの3月の風の中さ。
(Fin)
24 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 17:52
なんだこのオチ?w
ふー疲れた。
急いで書き上げたから表現がおかしいとこあるかもしれなけど
許してください。
26 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 17:54
ワラタYO!
コピペじゃなかったのか…
なんでこんな大作をパチ板でやるんだ(w
第2部もあるんですけど書いてもいいですか?
29 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 18:02
書いて!
30 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 18:03
>>隆志
待してる!
イイYO!
え、俺の童貞はどうなったんだって? 答えはあの3月の風の中さ。
え、俺の童貞はどうなったんだって? 答えはあの3月の風の中さ。
え、俺の童貞はどうなったんだって? 答えはあの3月の風の中さ。
え、俺の童貞はどうなったんだって? 答えはあの3月の風の中さ。
え、俺の童貞はどうなったんだって? 答えはあの3月の風の中さ。
いますぐ お前のパソコンを 捨ててこい
じゃあ今から書くので待っててください。
第2部はショートショートでお届けします。
>>1のステータス
頭髪 :似つかわしくない茶髪、ボサボサロンゲ、ボウズ、フケ。
顔 :アンパンマン、なすび、無精ヒゲ、二重アゴ、目脂、吹き出物、歯糞、-=・=- -=・=-、サイクロプス。
服装 :ダサダサのバンダナ、安物の水色シャツ、アニメキャラプリントシャツ、ヨレヨレのジーパン、ブリーフ(シミ付き)、スニーカー。
身体 :デブ、チビ、もやし、短足、皮膚病、多汗症、腋臭、爪に垢。
股間 :短小、包茎、早漏、梅毒、尖圭コンジローム、インキン、チンカス、童貞。
アクセサリ :汗だくのタオル、オタク系携帯ストラップ、ダサダサ眼鏡、野球帽、リュック、ポスターサーベル、ポータブルCD/MDプレーヤ(ヘッドギア)、
:膨れた財布、盗撮用デジカメ、スタンガン、アルカリ電池、ノートPC(CD革命、駅すぱあと、他オタク好みファイル)、AirH"。
臭い(ニオイ):口臭、体臭、イカ臭い、酸っぱい、砂煙臭い、プゥ〜ン。
性格 :挙動不審、人間不審、丸丸、多重人格、屁理屈、根暗、引き籠もり、下らないプライド、自分さえ良ければそれでイイ。
特技 :妄想、傷の舐め合い、自作自演、被害妄想、掲示板では強気、妙な言葉遣い、揚げ足、ああ言えば上祐。墓穴を掘る。
趣味 :2ちゃんねる、WinMX、アニメ、ゲーム、ギャルゲ、エロゲ、同人誌即売会、CD-R、アキハバラ/日本橋(電気街)。
好きな物 :スナック菓子、うまい棒、コーラ(炭酸系)、吉野家、ガスト(ドリンクバー)。
愛読書 :ネットランナー、ゲームラボ、メガミマガジン、同人誌、完全自殺マニュアル。
恋人 :ブラウン管に映るキャラクタ、美少女フィギュア、心/脳内(仮想の彼女)、右手、コンニャク。
ペット :シラミ、ノミ、ゴキブリ、蠅、蛾、毬藻、堀江由衣、ハムスター、大腸菌。
最終学歴 :中学、工業高校、3流大学、代々木アニメーション学院。(虐めで中退有り)
35 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 18:08
こんなスレつくるなら(^ε^)オマンコナメナメキモチイイ つくれよ
クソスレマン復活してください
健太郎が晴れて大学生になったにもかかわらず、駿台予備校で勉強にいそしむ
かわいそうな隆志。友達がみんな大学生になり、ある意味嫉妬に近い感情を携えつつ
予備校に通うのは至難の業であった。
あの日初めて触れた、みゆきさんの柔肌。おっぱい。その他色々・・。
隆志の脳には化学式ひとつ入る隙間もなく、ただただみゆきさんでオナニーするのが精一杯であった。
「ああ。。あのシックスナインは忘れられない・・みゆきさんハァハァ…」
溢れる18歳の性欲。当然ながら「カネさえあれば・・風俗に行けるのにっ」という思考に
至るまでに、そんなに時間はかからなかった。
6月になり、大チャンスが到来した。そう、予備校の夏期講習である。
夏期講習というのは講座ごとにカネを払う。つまり親に「俺、化学が出来ないから化学講座とろうと思うんだ」
と言えば数万円が手に入るのだ。性欲の前には「良心」「親への裏切りへの呵責」など、軽く消し飛ぶ。
はれて3万ほど手に入れた隆志。
(つづく)
7月になろうと言う頃には、隆志はすっかり風俗に詳しくなっていた。
当時はインターネットなどマイナーだった時代。風俗情報誌を立ち読みし、
安い店を探す。健太郎と童貞を捨てようと決めていた隆志は、ヘルスを中心に探す。
ついに探り当てたベスト オブ ヘルス。
「ベストはこの店だ・・。」
探り当てた店は「L」(仮名)。この店は普段はそんなに安くない。
その代わり日の出から9時の間に入店すれば早朝サービスで非常に安くなる。
7月のある日、隆志は決意する。
「明日、行こう・・!」
(つづく)
えーと
>>1はかなり風俗に対してトラウマがあると思われます。
たとえば話の中で出てくるように1万円が実は、店内でお口は
2万追加ね、であるとかがいい例ですね。
また現実に童貞を風俗で捨てたのも、今現在ひきずっておられる
ようですな。その事が原因で今現在も素人童貞なのでしょう。
話の中にでてくる友達がおりますが、これは仲の良かった友人は
本当に大学でいい思いをしているのでしょう。またこの友人に先を
こされた、っていう現実が相当
>>1は悔しかったのでしょうね。
こんな文章書いている暇があったら、怖がらなくていいから
一度、私の所に来なさい。カウンセリングが急務であるよ。
「母さん、俺早めに予備校行って自習するよ。化学講座もあるし。」
親を騙して、7時ごろに家を出る。
いつも遅刻三昧だった隆志にとって、通勤ラッシュの時間帯は辛いものだった。
だが、希望だけはいっぱいだった。
「俺はこの通勤ラッシュを乗り越え、Lに行く。あんなことやこんなことの為なら平気さ!」
Lについたのは8時半ごろだった。無愛想な店員が隆志を迎える。
「アイヨ、5000円ね。」
5000円を渡し、番号札をもらう。
「38・・番っ?」
そう。Lの早朝サービスは安いので人が多かったのだ。先に番号札を持って待っているむさい男たち。
「こ、こいつらのあとかよっ・・。」
すでに20番くらいの番号が呼び出されているとはいえ、ここに並んでいる男たちより
隆志があとなのは明白。少々凹みながら、隆志もイスに座る。
「むせえ男たちだな、全く。こいつらのあとなんてやだよ〜!」
自分もそう思われているのを棚に上げ、心の中で罵倒する隆志。
(つづく)
40 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 18:37
待ち時間が長い。隆志の男性器は常に勃起している。
勃起して、勃起して、勃起しぬいた頃、ついに神の声、降臨。
「38番の番号札お持ちのお客様・・・」
この瞬間は2度目だが、それでもなお興奮するものだ。
(来たっ!)
このLと言う店には、個室が無い。隣とカーテンで仕切られているだけである。
廊下のような場所に行き待っていると、女がきた。
「ジュリアでーす」
か、かわいい・・。みゆきさんもかわいかったが、ジュリアさんはめちゃくちゃかわいい・・。
興奮気味の隆志。だがその瞬間隆志の脳裏に怒りが走った。
(このジュリアさんが、あのむさい男の相手をしたなんて・・)
ちょっとした悲しみの中、プレイが開始される。
だが、あんなことされてもこんなことされても、男たちのことが気にかかる。
射精した後も、なにか心にわだかまりが残っていた。
ふと耳を澄ますと、小さく隣の声が聞こえてくる。
そうだ、ジュリアさんがいかにキレイでも、ここはやはりヘルスだったのだ・・。
(彼女・・・欲しいなあ・・。)
空しさいっぱいの7月の早朝でした。
(不発ながら、Fin)
42 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 18:49
43 :
チェキナ名無しさん :02/01/28 18:53
44 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 19:09
わたし感動しちゃって涙が出ちゃった。。。。
勝手に第3部書きます。
一浪はしたものの、とりあえず無事に大学に入れた隆志。
彼も既に3回生になっていた。健太郎からは相変わらず風俗への誘いは来ないものの、
隆志は大学生活を楽しんでおり、普通に幸せな生活を送っていた。
思い起こせば大学に入学して、バイトも思う存分出来るようになった隆志にとって、
通常のヘルスは既にそれほど魅力的なものでは無くなっていたのだ。
しかし。
それは隆志が3回生の11月頃であった。普通のヘルスに飽きてしまった隆志は
新たな刺激を求め、久しぶりにに風俗情報誌に目を通していた。
「・・・・・! 3Pコース50分2万円・・だと・・!?」
3P。それは隆志にとって、いや、世の中のほとんどの人にとって未知の領域。
隆志の心臓が躍動する。そう、3年前健太郎と過ごした、あの春の日のように・・・
(つづく)
47 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 19:13
どうぞ・・
48 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 19:15
あの・・・ここまで読んだスレにいませんでしたか?1さん
まだか?
隆志は血まなこになってその店の情報を探る。
だが、大学生になって3年も経ったとはいえ、隆志にとっての2万円はかなり
大きな額だった。
しかし彼は諦めない。
「3Pコース・・・行きてぇっ・・!」
その欲望が隆志の全てであった。
ちょうどその頃、インターネットもメジャー化し、情報検索が出来るようになってきていた隆志。
なれない手つきでキーボードを打つ。
たった1度の3Pコースの為に。たった50分の為に。隆志は丸2日かけて店のHPを割り出し、
それを印刷すれば4000円安くなるという、割引チケットを手に入れた。
(これで16000円になるなら買いだな・・。それでも今月は厳しくなりそうだが・・止むをえん!)
さくら銀行に向かう隆志。資金を下ろした隆志は、明日の割引時間(午後1時まで)に合わせるべく
早寝した。もちろんその夜はオナニーを我慢したのは、言うまでも無いことだ。
(つづく)
51 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 19:26
昔は3P2万だったのか 安い....
翌朝。隆志は早めに起きた。
昨晩オナニーを我慢したせいだろうか。それとも3Pコースへの期待のせいだろうか。
痛いほどにパツンパツンに朝立ちしていたのはいい思い出だ。
いつもの電車に乗り込み、学校へは向かわずに風俗街の最寄り駅に向かう隆志。
もう手馴れたものだ。人に見つからずに風俗通りに入れる裏道まで熟知している。
3Pコースの店までの地図も暗記していた。あっさりと目的の店にたどり着いた隆志。
「いらっしゃいませ、お客様。」
こころよい店員の挨拶を受けながら、隆志は言った。
「3Pコースお願いします。あ、これ割引券です。」
「承知しました。では番号札をどうぞ。」
3P。未知の領域に踏み出す隆志。心臓はもう、張り裂けそうだった。
ここでもまた、健太郎と始めていったあの日が蘇る。
(健太郎、どうしてるかなぁ・・)
淡い思い出を振り返っていた時、天の声が響く。
「番号札をお持ちのお客様、階段のほうへどうぞ!」
来た・・。
(つづく)
53 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 19:31
doki doki
54 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 19:32
階段のほうに行くと、女が一人いた。
(・・・!? 3Pコースのはずでは・・? ボられたか・・・。)
そんな隆志の思惑をよそに、女は喋りかけてくる。
「お客さん、学生さん?」
「あ、ああ・・。」
いつもヘルスに行くときはこの会話を楽しみにしていた隆志だが、
このときばかりは混乱していた。3Pじゃないのか。何で一人しかいないんだ!?
もしや、俺はとんでもない悪徳風俗店に来てしまったのではないだろうか。
そんな俺の気を知ってかしらずか、女は実に普通に振舞っている。
「シャワー行くから、服脱いでね〜。」
女はなおも続けている。服脱いでね、じゃないだろう。俺は何のためにここへ来たのか。
そう、3Pするためだ。さてはモノホンのボッタクリ店だな。しかし・・そうだとすれば・・。
とても言えねぇ。もう一人いないんですか、なんて、気の弱い隆志にはとても言えるものでは
なかった。だって、ヤ〇ザさんの店かも知れないじゃないか。
そう感づいた時、女は既にシャワーの温度を調節していた・・。
(つづく)
やってられねぇ。ろくなもんじゃねぇ。
隆志の頭にはもはや女のことなど無く、怒り心頭していた。
唇を噛みしめ、拳を固くして耐えた。いわゆる泣き寝入りを強いられたのだ。
これほど悔しい思いをしたのはいつ以来だろうか。浪人確定したときもこれほどの屈辱感は無かった。
しかし拳を固くした激情とは裏腹に、隆志の男性器も劣情で固くなっていた。悲しかった。
「ベッドのほうへどうぞ〜。」
女はなおも何事も無かったかのように続ける。
こんなはずじゃなかった。こんなの俺じゃない。このベッドにはもう一人いるべきなのだ!
もう一人の君がいないと意味が無い。君がいないと・・。君じゃなきゃダメなのに・・・。
本当は君じゃなきゃダメなのに・・・・・
初恋の叶わなかった哀れな男のように、隆志は空しい気分でちんちんをいじられていた。
隆志はあれ以来、あの店には行っていない。だがあの悔しさはまだ忘れられない。
あの店の名前は、PINK2ちゃんねる風俗全般板でも時おり見かける。
それを見るたびに俺は必ずレスをつけている。「○○は地雷店 逝けゴルァ!」 と。
(Fin)
58 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 19:47
ハイ、第四部逝ってみよう
やっぱりコピペだったか…
>>1はいったい何の目的でこんな事してるんだ?
60 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 19:48
私の涙を返せや!!!!!!
61 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 19:49
>>>>>>>1
けっ暇人め、俺のアナルカスを舐めさせてやる!!!オエッk
62 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 19:54
弘美ちゃ〜ん
銘スレの予感
64 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 19:57
アナルカスってあの臭いやつ?
65 :
チェキナ名無しさん :02/01/28 20:02
66 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 20:03
たかし〜 。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。うぇぇん
67 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 20:34
1が この宇宙に 存在 している 意義が わからない
68 :
チェキナ名無しさん:02/01/28 20:35
1はどこに逝ったの?
69 :
チェキナ名無しさん:02/01/29 12:53
終わりかよ!
70 :
チェキナ名無しさん:02/01/29 14:10
終わらないでぇ〜
71 :
チェキナ名無しさん:02/01/29 14:20
正直、楽しかった
72 :
チェキナ名無しさん:02/01/29 14:21
青春時代に風俗でボラれたのを思い出したYO
下のルールを守って、みんなで楽しいパチ板にしましょう。
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煽り、叩きは完全無視。相手にするとつけあがります
74 :
チェキナ名無しさん:02/01/30 09:35
隆志復活age
75 :
チェキナ名無しさん:02/01/30 09:38
このスレ削除されたと思った。。。
76 :
チェキナ名無しさん:02/01/30 09:58
age
77 :
チェキナ名無しさん:02/01/30 23:47
隆志復活age
78 :
チェキナ名無しさん:02/01/31 07:03
あげ
79 :
チェキナ名無しさん:02/01/31 15:13
隆志が消えたみたいだから
誰か別の人が、風俗体験談を語ってくれよぉ〜。
80 :
チェキナ名無しさん:02/02/01 19:33
あげ
81 :
チェキナ名無しさん:02/02/03 12:49
唐揚
82 :
チェキナ名無しさん:02/02/03 21:12
83 :
チェキナ名無しさん:02/02/03 21:15
では、リクエストにお答えします。
新宿は歌舞伎町のソープ(早朝)に登楼してきましたので報告致
します。店名はシルバースターです(BisUの斜め前)。
【予約】
電話にて「時間は午前5時頃、スタイルの良い娘で」の返答に
「○○ちゃんはスタイル良い娘でピチピチですよ」とのことで、
始めて入る姫ですが指名予約しました。
料金は以下です。
早朝時間:90M 料金:入−8K(通常)、サ−20K
【入店】
受付で8K支払い、番号札を手に2階待合室へ。
ボーイさんからお絞りと麦茶を受け、5分程で御案内。
待合室カーテン越し奥で姫と対面し階段で4階個室へ(2,3,4階個室)。
【入室】
姫の名は○○でした。
湯船を溜めつつ世間話(経験4ヶ月程で21歳とのこと)をし双方服を脱ぐ..
色白でおっとりした感じでとてもスタイルの良い姫です。
(T164/B83/W58/H85位とみた)
湯殿で体を洗ってもらい湯船へ、歯磨き後、姫も入湯し潜望鏡。その後イチャイチャ。
湯船を出てマットはパスしてベッドへゴーGOgo。
ディープなキス(この店では珍しい)後、必殺テクで全身いじりなめまわし
・・69・・スキンを着けてもらい正常位で第1ラウンドフィニッシュ。
休息子時間飲み物はビールをたのみグビグビグイチャイチャしながら世間話。
その後、
今度は姫が攻撃、その後スキンを着 けてもらい騎乗位からバックへ、そして
正常位でラストフィニッシュ(セット時間を考慮したら時間オーバーだ)。
完全に時間オーバですがフロントからのテレフォン催促はありませんでした。
急いで湯殿で体を流してもらい、服着てサ−20Kを支払い
「お客さまお上がりです」のテレフォン後退室。
【退室】
4階個室から1階店入り口まで姫に導かれ、かしこまって
「ありがとうございました」の後退店。
【感想】
姫とはかなりフィーリングが合い、従順で密着時間が長く満足できました。
ですが、次回指名するかどうかは 別問題です。
早朝にしては大当たりでした。
sage
85 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 19:30
定期アゲ
86 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 21:01
うわぁ〜。
このスレまだ残ってたのか・・・
しぶとい。
<第4部 隆志の童貞喪失>
陽介。
そう、彼は隆志の童貞喪失の影の立役者。
隆志の童貞喪失を語るにはまず、陽介について説明せねばならないだろう。
大学に入り、生意気にも某サークルに入っていた隆志。 そこで陽介と出会っうこととなる。
あれは1回生の春。隆志は出会い欲しさにサークルの新入生歓迎コンパに出掛けた。
しかし、所詮は風俗の女しか知らない隆志である。キャピキャピした周りの1回生とは何かが違うのか、
コンパで当然浮いてしまった。
(コンパなんて、来るんじゃなかった・・。)
遠くで男女が群れてちちくりあっている様子を見ながら、隆志は飲めないウイスキーを流し込んでいた。
そう、捨てられた子犬の目をしながら・・。
隆志の心の罵倒の標的は、一人の男に向けられた。
隆志には無い、洗練された服装。甘いマスク。女の子をトリコにする話術。振る舞い。センス・・
(チッ・・。いけすかねぇ野郎だぜ・・)
男女の話題は、まさにその男中心に進んでいるようだった。
すると突然、奴は席を離れトイレに行った。そしてその帰り際。
奴はなぜか隆志の横に座ってきた。
「俺、法学部の陽介。よろしくな。」
「お、おう・・。よろしく・・。」
この野郎。俺に気ィ使っていやがる。なんてムカツク野郎なんだ。ほうっておいてくれないか。
向こうに行きたくてたまらないくせに。なんだよこいつ。中途半端に気を使いやがって。
そんな隆志の怒りとは裏腹に、奴は喋り続ける。
「隆志君。ってなわけで、一緒にサークル頑張ろうナ!」
「お、おう・・・」
これが陽介との出会いだった。
(つづく)
陽介に強引にサークルに入れられたものの、サークルの女と恋愛も出来ない弱気な隆志。
出会いなんて、あっても隆志にはどうにも出来ない。陽介みたいな男に全部さらわれちまう。
サークルの女にも全然相手にされないしな。バイトの女もなんか俺を避けているような気が。
こんな俺にはやっぱりヘルスがお似合いだ・・
そんなことを考えている間に2年が過ぎた。
3回生の春も終わりかけの頃。相変わらず陽介が面白おかしく語る「隆志の童貞ネタ」には
ムカムカしていたものの、隆志と彼は友人と呼べる関係になっていた。
「隆志よ。しっかしオマエ、気持ちいいくらい童貞だよな。ハハハ!」
「そ、そうだな・・。早く捨てないとね・・ハ、ハ、ハハ・・」
陽介を殺す。刺す。吊ってやる。
彼女いない暦21年。童貞暦21年。知ってる女はヘルス嬢のみ。
そんな隆志にとって陽介の言葉は最大の屈辱だった。
だが殺意が芽生えたその時。いつものようにヘラヘラしながら陽介が口を開いた。
「隆志。早く彼女作れよな〜。あ、そうだ。今度コンパがあるからオマエも来いよ。」
隆志の運命の振り子がゆっくりと動き始めたことを、この時の隆志はまだ気付いていなかった。
(つづく)
89 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 21:11
おーーー。
隆志復活!
おそらく全国200万人の隆志ファンが
涙してこれを見てることだろー。
まさに奇跡だ!
90 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 21:19
た たかし・・・復活おめれとう
「カンパーイ!」
陽介に連れられ合コンに来た、隆志。
合わせて10人の男女が和気藹々と酒を飲みながら語り合っていた。
しかし。
(この日の為に、BIDANを読んで、髪を染めた。服だって買った。
俺は負けられない。何としてでも彼女をゲットしてやる・・・!)
狼の瞳をしたケモノが一頭、混じっていた。隆志と言う名のケモノ。
そのケモノは自らの野性を隠しながら、女との会話に応戦した。
「ねぇ、隆志君。なんか飲む?グラスが空いてるよ。」
隆志に問う女。 隆志は煙草をふかしながら、クールに答えた。
「じゃ、バーボンのロック、ダブルで頼んどいてくれ。」
「酒に強い男はモテる」と思い込んでいた隆志は、自らの限界をはるかに超えた酒を
頼んだ。飲みまくる隆志。それもこれも彼女ゲットの為だった。
無理矢理飲む。叫ぶ。盛り上げる。人見知りするくせに喋りまくる。
そして。
「う〜ん、むにゃむにゃ・・。・・・!?」
知らないまに自分の家にいた隆志。コンパの記憶もほとんど無い。
酔いつぶれ、携帯番号も聞けず、女の子と仲良くもなれず・・。
やってられねぇ。
二日酔いのズキズキした頭で、自分の愚かさを悔いていた。
それにしても、いったい何時間眠っていたのだろう。
昼もとっくに過ぎている。
「夕方に起きた日曜日は、何もやる気がおきねぇな・・。笑点が始まりそうな時間じゃねぇか・・」
澱んだ空気。ダメ人間。モテナイ君。人間失格。
自分を激しく責めながら悶絶していた隆志。
が、その時・・・
プルルルル、プルルルル・・・・!
滅多に鳴らない隆志の携帯が、鳴った。
(つづく)
携帯のディスプレイに表示されていたのは、見慣れない番号だった。
(誰だ・・?)
不可解に思いながら、緑のボタンを押し、電話を取る。
「もしもし。昨日大丈夫だった?」 聞きなれぬ女の声だ。
「失礼ですが、誰・・ですか?」
「あー。昨日あれだけ喋ってたのにわかんないんだ。さーて、誰でしょう?」
もしかして、この声は昨日のコンパで隣だった女か・・?
いやしかし。
俺は携帯番号を教えていないはず。なら、なぜ俺の番号を?
隆志は混乱した。
「もしかして、弘美ちゃんか?なぜ俺の番号を?」
「うん、陽介君が教えてきたんだ。『絶対かけてやってくれ』って。」
陽介、お前が根回ししてくれていたのか。憎いことをしてくれる。
コンパのときに、完璧に酔っ払った隆志が必死で弘美を口説いている姿を見たせいだろうか。
それとも単なる哀れみのせいだろうか。
いずれにせよ、隆志の貴重なチャンスをフォローしたのは、陽介その人であった。
女にモテて、自分はきっちりお持ち帰りしながらも隆志への配慮も忘れない、ナイスガイ陽介。
陽介よ。
お前を親友だと感じはじめたのはこの瞬間だったぜ
(つづく)
93 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 21:32
陽介いいやつだage
女の子と電話をする隆志。他愛ない会話であったものの、心ははちきれんばかりであった。
楽しい。なんて楽しいんだろう!
よし、このままデートに誘ってやろう。
隆志は勇気を出した。初めて風俗店に言ったときのようなドキドキ感。
そして今まで誰にも言ったことの無い言葉を吐きだした。
「弘美ちゃん。今度の日曜日、俺と遊園地にいかないか?」
隆志のドキドキとは裏腹に、あっさりOKする弘美。
(こんなモテナイ君の俺が・・、性感ヘルスばっかりいってる俺が、素人女とデート!
陽介のおかげだ。ありがとう。本当にありがとう。)
心の底から、「ありがとう」。隆志は生まれて初めて言うことが出来た。
蛇足になるが、この誘いがすんなり成功した原因は、陽介が弘美に対して「隆志はイイ奴」
などと強く押していたからだ、ということは後になってからわかった事である。
なお、ただのデートなのにも関わらず、デート前日の夜に隆志が弘美で
オナニーしたのは言うまでも無い。
(つづく)
初めてのデート。家族といって以来、恐らく10数年ぶりの遊園地。
ドキドキする、しかし何か素晴らしい感情。
ヘルス嬢とは違い、ゆっくり話も出来る。
そして隆志のすぐ左にはまだあどけない顔をした素人女、弘美。
ちょっと茶色くした髪が、とても似合っている女だった。
初夏の日差しを浴びながら、子供のように無邪気に遊園地ではしゃぐ二人。
この時間を切り取って、ずっと持っていたい。
そして出来れば、これからもずっと弘美ちゃんと過ごしたい。
隆志が弘美を見る目は、ただの素人女から恋愛の対象へと変化していった。
そして西の空が赤くなってきた頃。
二人は観覧車へと向かった。
(遊園地のデートは、最後に観覧車。BOYS BEでもそういうはず・・。)
ゴンドラに乗り込む二人。係員が無造作にドアをガチャンと閉めた。
あれだけはしゃいでいたのに、沈黙だった。一定速度で回転していくゴンドラ。
5度・・・10度・・・15度・・・
なおも沈黙が続く。なぜだ。なぜ喋れない・・?
そうだ。俺は弘美ちゃんが好きだ。だから緊張する。だから喋れない・・・
20度・・・25度・・・30度・・・
沈黙の中、ゴンドラだけはガチャガチャと音を出しながら回転していく。
40度くらい回転したその時、ついに隆志が口を開いた。
(つづく)
96 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 21:51
早くつづきをぉぉぉぉぉ
「弘美ちゃん。付き合うとしたらどんな男がいい?」
沈黙を破り、隆志が口を開いた。弘美も沈黙が解けたことに安心したのだろうか。
少しホッとした顔でその問いに答えた。
「うーん、一言ではなかなか言えないなあ。隆志君はどんな女の子がいいの?」
唐突な質問に答えきれず、隆志に話を戻す弘美。
「そうだなぁ・・。俺が付き合いたいと思うのは・・・」
声を震わせながら隆志は続けた。
「 今、俺の正面に座ってる人だ。 」
ゴンドラの中の時間が止まる。沈黙の1秒が、隆志にとっては1時間にすら感じられた。
ドキドキする。言わなければよかったのかもしれない。この気持ちを押し殺して友達として
付き合っていたほうがよかったのかもしれない。
でも・・・もう戻れない。
言ってしまった。
神よ・・・
「うん・・。これからもヨロシクね・・。」
少しはにかんで照れ笑いをしながら、弘美は隆志の思いに答えた。
やった!ついに彼女が出来た!これからずっと弘美ちゃんと・・弘美ちゃんと・・!
今すぐ弘美を抱きしめたい衝動を抑えながら、隆志の心は観覧車のゴンドラと共に天に昇っていった。
「隣・・行っていいかな?」 「うん・・」
弘美の手をそっと握る隆志。
勃起しているのをシャツで隠しながら、髪をなでる隆志。
この時弘美の頬が赤かったのは、夕日のせいだけではなかった。
と、隆志は今でも信じている。
(つづく)
98 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 21:54
‖wc‖ ヾ(^ ^ゞ =з =з =з
99 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 21:59
まだ?
あの観覧車の時から、数週間が経った、ある平日の夕方過ぎ。
隆志は弘美とデートしていた。
弘美との新しい関係。
弘美との電話。25文字までしか送れないけど、愛をぎっしり詰めたショートメール。そして弘美とのデート。
だが、大好きな弘美とお喋りしながら街を歩いていたその時。
(あれ?街のこんなに端っこまで来てたのか。喋ってて全然気がつかなかった。)
隆志がそのことに気がついた時、そこには見慣れた風景があった。
そう、ここは隆志のテリトリー。 そして隆志の第2のふるさと。
いわゆる風俗街であった。
(ふっ、そんな時代もあったな。)
弘美という彼女が出来てから、風俗のことなど頭にも無かった隆志。
そもそも、弘美がいながら風俗に行くのは不義理なことではないか。
弘美だって泣くに違いない。
でも・・、弘美がいなかった頃の俺って悲惨だったよな・・。
隆志の脳裏に風俗の記憶が蘇る。
ヘルスの中でアヘアヘ言っている時間が過ぎ、帰り道にこの界隈を歩くときの
悲しい記憶が蘇ってくる。
(はぁ〜・・。またヘルスに金使っちゃった。愛のあるHがしたいなあ・・。
なんだ、こんなところにラブホまで作りやがって!よろしくやってんじゃねぇよ、タコ!!)
風俗の帰り際に、ラブホに向かって罵倒していた日々の記憶。
ラブホ死ね!カップル死ね!!寂しい男だらけの風俗街の横に、ラブホ建ててんじゃねぇよ!
そんな甘酸っぱい記憶を辿っていた。
え・・・・、ラブホ?
目の前のラブホテルの存在に気が付いたとき、既に隆志は弘美にこう口走っていた。
「な、なあ・・弘美。たくさん歩いて疲れただろ?この辺できゅ、きゅ、休憩していかないか・・?」
(つづく)
101 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 22:01
そのセリフはいやだ
102 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 22:07
‖wc‖ ヾ(^ ^ゞ =з =з =з
「うん・・、いいよ。休んでいこう・・。」
弘美は恥ずかしさで少しうつむきながら、隆志の言葉を受け入れた。
「じゃ、じゃあ行こうか・・!」
遂に。
遂にこのときが来た。ラブホテルの自動ドアは開かれ、中に足を踏み入れる。
興奮と激情と、そして少しの不安定感が隆志を包んだ。
隆志の目の前に次々と、始めて目にする物が現れる。
すりガラス窓の向こにいる、老婆。
立ち並ぶ部屋選択ボタン。
童貞男・隆志にとって、数々の難関であった。
だが、弘美の前でオロオロするわけには行かない。
隆志はひるまなかった。
そして一つの選択が、隆志を圧迫する。
(まず老婆に話し掛けるべきか? それともいきなりボタンを押すべきか?)
隆志は迷った。
だが、弘美に聞くわけにも行かない。でも、ずっと迷っているわけにも行かない。
だがミスれない・・・。
隆志は5秒ほど考えた末、核ボタンを押すような手つきで部屋選択ボタンに手をかけ、
力を入れた。
カチッ・・・
「3階のほうになりますので、階段でどうぞ・・・」
老婆がそっと口を開いた。
隆志は、賭けに勝った。
(つづく)
104 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 22:10
(;^_^Aアセアセ・・・
105 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 22:11
‖wc‖ ヾ(^ ^ゞ =з =з =з
「じゃあ、シャワー浴びてくるね・・.」
弘美は隆志にそう伝え、シャワー室のほうへ向かった。
ザーザーと、シャワーの音が部屋まで聞こえてくる。
(シャ、シャワーの音だけでオナニー出来ちまうぜ・・)
ヘルスで何度もシャワーを浴びてきた隆志だったが、弘美の浴びるシャワー音は、
何かまた特別の音のように聞こえていた。
「上がったよ。」
バスローブを纏った弘美。
髪の先だけ濡れているのが、妙に艶っぽい。
勇んでシャワーを浴びてきた隆志。
来た。 童貞喪失の瞬間がすぐそこに・・・
「弘美・・・」
隆志は弘美の唇にそっとキスをした。
二人のバスローブがはだけ、ベッドに倒れこむ。
(過激な内容により、自主規制)
ヘルスで鍛えられていたおかげだろうか。それとも隆志の天性だろうか?
はたまた、オナニーで何度も何度もシュミレーションをしたせいだろうか・・?
初めての挿入で超高度なテク(自称)を弘美に披露できてしまった隆志であった。
(ここで童貞喪失ですが、つづく)
108 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 22:14
初めてのセックスから、数ヶ月が過ぎた。
隆志にとって、弘美はかけがえの無い存在となっていた。
心も体も、弘美が好きだ。なによりもシンプルに、弘美を愛してる。
プルルル・・、プルルル・・
携帯のディスプレイには「伊川弘美」。
フフフ。もう見慣れたものだ。
隆志は携帯の文字を見て少しご機嫌になり、電話をとった。
「もしもし、隆志?言わないといけないことがあるの。明日いつもの喫茶店に来て欲しい。」
電話の向こうの弘美の声が、妙に低い。
なおも弘美は続けた。
「明日の話、絶対に怒らないで聞いて欲しい。そう約束して欲しいの。」
えっ・・
隆志の頭に、暗雲が立ち込めた。「言わないといけない事」「怒らないで」だって?
メチャクチャ悪い予感がする。
イヤだ。振られたくない。でも何で?何で・・?
とりあえず弘美の話を了承し、電話を切る。
キリキリと胃が痛い。水を飲んでも喉が渇く。
ほとんど眠れぬまま、翌日の喫茶店へと向かった。
「話って・・、何?」
「あのね・・。」
数秒ほど置いて、弘美は続けた。
「もう、会えない。」
(つづく)
110 :
チェキナ名無しさん:02/02/04 22:16
また自主規制かよー
‖wc‖ ヾ(^ ^ゞ =з =з =з
・・・!
やっぱりそうだ。でも・・・なぜだ。隆志はまくし立てるように弘美に問うた。
「何で?理由を教えてくれよ。俺がカコイクないからか?性格が嫌いになったのか?何で?何で?」
「ううん・・。そんなことじゃない・・」
「じゃあ、なんでだよ?」
弘美の次の言葉が、ナイフのように隆志の胸を刺した。
「実は・・私、遠距離の彼氏が・・・」
遠距離の彼氏・・?
そんなの聞いてないぞ。そいつにばれたから、俺と別れる・・。
言葉を失いかけた隆志が、黙ったままの弘美に話し続ける。
「なんだって?遠距離の彼ってなんだよ・・。なんでだよ、なんでこうなるんだよ・・・」
なおも必死で弘美を説得する。
「な、な?遠くの親戚より近くの他人、とか言うじゃないか。考え直せないのか、俺じゃいけないのか・・・」
情けない姿を喫茶店で晒す、隆志。
自分が浮気だったことへの怒りよりも、弘美を失いたくない気持ちがいっぱいだった。
弘美は涙で目を赤くしながら、ただ「ごめんなさい、ごめんなさい・・」と繰り返した。
「さよなら・・・隆志・・・」
もう、恋なんてしない。
もう、愛なんて信じられない。
しかし、たくさんの輝く思い出をくれたことには感謝してる。
弘美。ありがとう。そして、お前を愛していた。
2001年、隆志は24回目の誕生日を迎えた。もうそんなに若くもない。
しかし、本当に愛してくれる女が現れるその日まで、
隆志は元気に風俗街を歩き続けるのだろう。
(fin)
さよならさえ上手に言えなかった
あなたに会えてよかったねきっと私
世界で1番すてきな恋をしたわ
114 :
チェキナ名無しさん:02/02/05 11:30
♪サヨナラは別れの言葉じゃなくてぇ〜
再び逢うまでの遠い約束ぅ〜
夢の居たぁー 場所にぃー
未練残してもぉ〜 心寒いだけさぁ〜
115 :
チェキナ名無しさん:02/02/05 14:08
誰か書けよ。感想書いてやるからさ。
116 :
チェキナ名無しさん:02/02/05 15:17
あー面白かった。
117 :
チェキナ名無しさん:02/02/05 23:39
もう終わりだね
君が小さく見える
僕は思わず君を
首しめたくなる
118 :
チェキナ名無しさん:02/02/06 13:42
コピペだろーと、なんだろーとかまわねぇ〜。
正直オレは感動した。
あー、いま隆志はどーしているのだろー?
幸せ探しの旅は、終わったのだろーか?
30代になった、隆志の情報キボンヌ。
結婚したのかなぁ〜。隆志のやつ・・・
次は陽介、ナンパハ○ドリカメラマンへの道えお書いてくれ。
120 :
チェキナ名無しさん:02/02/07 07:51
わくわく
121 :
チェキナ名無しさん:02/02/08 18:02
さすがにもう終わりかな・・・
122 :
チェキナ名無しさん:02/02/12 08:41
え?なんでこのスレ消えないの?
123 :
チェキナ名無しさん:02/02/12 22:43
消さないよ〜
124 :
チェキナ名無しさん:
じゃー誰か続きやってよ。
エロエロ体験談。