こんな○○はイヤだ！

小ネタの基本ですね。

「こんな葬式はイヤだ！」
坊主がお経うろ覚え。
そもそも坊主の日本語からして怪しい。
香典がなぜかすべて19800円とか端数がつく。
葬送曲が替え歌。

「こんな葬式もイヤだ！」
入口でビンゴカード配布。
焼香がやたらべたつく。
霊柩車が脱輪、さっそうとＪＡＦ登場。
故人の遺志で「ラブマシーン」斉唱。

「こんな家族会議はイヤ！」
「動議！」の声が飛びかう。

「こんな結婚式はイヤだ！」
招待状が去年の年賀はがき。
受付の人間があからさまに盗人の目付き。
来賓祝辞かと思ったら催眠商法が始まった。
叔母さんの「お祝いの踊り」がサテン地の白ハッピ姿。
新郎が終始拘束衣。
お開きと同時に警察が踏み込んだ。

「こんなタクシーはイヤだ！」
行き先を言ったら運転手が小刻みに震えだした。
運転手の顔写真が半分焦げている。
この運転手どうも人間じゃないようだ。
クラクションがゴッドファザーのテーマ。
座席の下で生暖かい何かが動いている。
メーターに「自爆」と書かれたスイッチがある。
無線から興奮した声で中国語が流れてくる。
交差点で止まったら荷台で郷ひろみが歌い出した。
「放射性物質取扱車」の標識が貼ってある。

「こんな山手線は嫌だ」
どうやら京浜東北線と本気で競争しているらしい。
対抗で快速が出来たが、停車駅は田端と品川のみ。
シートベルトを着用しないと命の保証がなさそう。
窓の外からは「差せー」「そのままー」の応援が。
扉上部のモニターからはシーマンが俺を見る。
下車すると外の世界に何らかの違和感が。
次のライバルは都営12号線らしい。

「こんなホテルはいやだ」
ベルボーイ全員が腰にピストル携帯
フロントの支配人がなぜか上半身裸
別館から炎と煙と逃げ惑う泊り客の声
カードキーをわたされたのに、部屋のドアは南京錠
やっとのことで部屋に入ったら、つぶやきシローと相部屋

「こんな寿司屋はイヤだ！」
はじめに自動販売機で食券を買わされる
注文するといちいち「よろこんで！」と返事される
あるいは注文するといちいち含み笑いをされる
ネタもシャリも妙に生あたたかい
生け簀では深海魚がうようよ泳いでいる
板前がずーっとトイレを我慢しているようだ
なぜかソースとマヨネーズを常備してある
出されたお茶がジャスミンティー
店の内装がアーリーアメリカン風
腕は確かなんだが、板前がガングロコギャル

「こんな運動会はイヤだ！」
知らない学校の運動場を無断使用。
競技の最後は流血沙汰。
「古典落語」「子育て」など、どう順位をつけるかわからない競技がある。
「犬にぎり」「焼酎地獄」など、よくわからない競技もある。
綱引きの組分けは「南京大虐殺はあった派・なかった派」で。

「こんな会社はイヤだ！」
事務所の奥に神だな、その横に般若の面
事務所の壁にぐるっと提灯が置かれている
応接セットの横に巨大な水晶の原石の置物
社長の机の前にパターセット
電話番は電話を取っても社名を言わない
傘たてに何故か折れたアイアンが
書類棚がスカスカ
椅子の座りが何故か悪い

「こんな新幹線はいやだ！」
どのシートも生乾き。
売り子のお姉さんを呼び止めると、涙ぐんで走っていってしまう。
デッキの部分で七輪で煮炊きしている家族がいる。
切符の裏がビンゴカードになっていて、
車内放送にあわせてついやってしまう自分がいる。
なぜか在来線と並走、しかもそちらの方が速い。
トイレのドアがすりガラス。

「こんなデパートはいやだ!」
開店のBGMが「蛍の光」。
掃除のおばちゃんが一列に並んでお出迎え。
エスカレーターに乗ろうとするが、残らず「下り」。
エレベーターは人身事故発生のため、５階と６階で折り返し運転。
試着室の鏡の後ろから漏れ聞こえる、広東語のひそひそ話。
地下食品売り場では、若人あきらが雪国舞茸の試食販売中。
屋上遊園地の機械はすべて故障。唯一やってる遊具がバンジージャンプ。
帰ろうとすると防火シャッターが降りてきて、店内が真っ暗に。

「こんな我が家はイヤだ！」
妙に冷え冷えとしている。
窓に鉄格子がはまっている。
飯がクサイ。
微妙に傾いている。しかも年々傾斜がきつくなっていく気がする。
家の垣根がゴルフ場のＯＢラインになっている。
敷地の半分が国立公園に指定されている。
毎朝四時に見知らぬ黒人が玄関先に立っている。
さらになにやら小声で呪文を唱えている。

「こんなエレベーターはイヤだ！」
エレベーターガールに行き先を告げると
「本当にいいんですね？」と念を押される。
上昇中に誰かの叫び声が聞こえるが、皆、聞こえない振りをしている。
扉が開くと軍服を着た血まみれの人がたっている。
下降時の加速度がＧより大きい。

「こんな黒人はイヤだ！」
ちんこが超ちいさい。

「こんな病院はイヤだ！」
受付が死に装束のイタコ。
待合室には葬儀屋の割引券と墓石のパンフレット。
問診でさりげなく宗教を聞かれる。
聴診器を持つ手に数珠。
語尾に必ず「ナムアミダブツ」とつける看護婦。
長い廊下の壁にずらりと掲げられた無数の遺影。
出はいりが盛んで活気のある霊安室。
倉庫には棺桶と骨壷が山積み。
病室には黒白のまん幕。
カルテに戒名を書く欄がある。
自分のカルテを見れば、もう戒名が記入されている。

看板に「蛇娘」「人間ポンプ」と書いてある。
券売で年令を確かめられる。18才未満は入場不可。
「不慮の事故の場合」云々と言う誓約書を書かされる。
目隠しして三回ぐるぐると回ってから手を引かれて入場。
座席は歯医者の診療台、ベルトで固定。
出てくる芸人がみんな同じ顔。
たまに笑うと他の客が咳払いして注意。
演目が終わっても誰も拍手しない。
トリの高座が終わるまで帰してもらえない。
終演後、別室でアンケート。係員とマンツーマンで、住所氏名をかかないと怒られる。
寄席を出てから近くのファミレスに誘われ、大勢の人に「友の会」入会を勧誘される。

「こんな蕎麦屋は嫌だ」
おすすめがうどん。
つゆはおかわり自由。
七味唐辛子のビンの中ブタがない。
なぜか胡椒もある。
店員が南米人。
ざるそばの上にかける海苔が韓国海苔。
店の主人が常に二〜三人

「こんな火葬場はやだ」
焼き加減は？と聞かれる。
煙突見ていると煙が出ていない。
終わるまでビンゴ大会。

「こんな遊園地はイヤだ」
・係員が全員、白衣にガスマスクをつけている
・マスコットのモデルが何の生き物かわからない
・浮浪者がゴミ箱をあさっている
・園内に異様にカラスが多い
・ジェットコースターの操作係が虚ろな眼で独り言を言っている
・ミラーハウスの鏡の裏側から時折子供の悲鳴が聞こえる
・アトラクションショーは思った通りマルチの勧誘。

「こんなTVショッピングはいやだ」
始めに支払方法から説明する。
紹介している商品が安くなった理由をじっくり解説。
実は催眠商法。
拍手がない。
妙にハイテンション。
「この商品の社長ねー、商工ローンに苦しんで自殺したんですよ〜。」という。

「こんな恋人はいやだ」
・さわったらなんとなくヌメヌメしてた
・朝になるといつも鏡に「私はエイズです」とかく
・脇の下になにかしらのコンプレックスを持つ
・女の子の話をすると涎をまき散らしながら説教する
・「渋好み」と「シンプル」の区別が根本的に間違っている
・臭い。

「こんなデビルマンはやだ」
デビルイヤーは近所の専業主婦の噂話しか聞こえない。
デビルビームは遠赤外線。
デビルアローで森中の動物たちがよってくる。
デビルウィングが天使の羽の形。
裏切り者の名を受けてすべてを捨てて戦うはずが、銀のエンゼルだ
けは捨てられない。

「こんな大工はいやだ」
客の希望を聞かずにすべて自分の趣味で家を建て、しかも出来た家が
ディズニー顔負けのファンタジーな家。
昼には酒を要求。
しかも職人すべて高所恐怖症。

「こんなビル・ゲイツはいやだ」
・あっ・・・そのままでいやだった。。。
「こんなスティーブ・ジョブスはいやだ」
・（同上）

「こんな暴走族はいやだ」
・交通法規を一度も犯したことがない。
・無改造の軽自動車に１０年以上乗っている。
・いつも清潔、黒髪七三の髪型・タキシード着用。
・礼儀た正しい。ですます調で話す。
・四文字漢字が苦手。
・家族思い、親孝行。
・昼間は老人ホームや清掃活動のボランティア活動。
・町内の少年野球チームのコーチ、お母さん達にもてる。
・将来や人生についてよく悩む。

「こんなカップ麺はいやだ」
液体スープの袋に印刷されている文字だけがアラビア文字。
熱湯で２分５９秒で出来あがり。
売っている店の店員がそのカップ麺を見るたびに礼をする。

「こんな画家はいやだ」
・絵を描く前から顧客と価格交渉
・このサイズだとえのぐ代だけでもけっこうしますよ、なんて言ってる
・いつみてもスーツ姿。アタッシュ（クロコ）下げてる
・アトリエにえのぐのえの字もない
・モデルは通販で買ったふくらますヤツ
・電卓が妙にはやい
・９時〜１７時以外仕事はしない

「こんなアパートはいやだ」
・両脇部屋の老夫婦がSEXする声が聞こえる
・壁に人影のしみがある。
・畳なのに、年１回、業者がフローリングのメンテに来る。
・たまに知らない人が布団で寝てる。
・料理が出来ていた事が有る。
・使ってないはずなのに、トイレでウンチが残ってる。

と、いうことは、合鍵が作られまくっていて、知らない誰かが
出入りしているようだ。

「こんな水戸黄門はいやだ」
・悪代官に、「幕府にちくられたくば・・・」とワイロをたかる。
・すぐ印籠をなくしてしまう。
・助さん・角さんをリストラして色っぽい九の一と旅をする。

「こんな正義の味方はいやだ」
Ｅメールを使って宣伝しているがメールがスパム扱い。
人事異動、配置転換が激しい。
ＯＦＦ会によく参加する。
武器はまにあわせのもの。しかも一人は木製ハンガー。
必殺技は相手の希望を聞いてから決める。
全員クサイ飯を食ったことがある。
悪の組織のアジトがリーダーの近所にある。世間話もよくする。
電車や街中ではジベタリアン。

「こんなパソコンはいやだ」
・PentiumIII 600Hz
・Memory 512KB
・ハードディスクは10GBでマトモかと思ったら 100MBx100台
・ディスプレイは 1280x1024dot でマトモかと思ったら白黒（1階調）
・電源は DC100V (単1乾電池67個使用)
しかもＯＳはWindows98 Second Edition...

「こんな国際的スターはいやだ」
・乗ってる車は軽自動車
・支払いはオリコカード
・パンツの色をあててナンパする。

そのまんま過ぎるかなぁ。

「こんな女とＳＥＸするのはいやだ」
・本番前に、今日の自分のアソコの具合を図で説明
・こっちがいこうがいくまいが、自分が納得するまでフェラチオを続ける
・あえぎ声が地声より低い
・快感よりも、疲労ではーはー言ってる
・いく瞬間白目

「こんな家族だんらんはいやだ」
　発言の役割分担が決まってる
・お父さんが時事ネタ担当
・お母さんが芸能ネタ担当
・お兄ちゃんが部活ネタ担当
・妹が受験ネタ担当
・おじいちゃんが戦争ネタ担当
・おばあちゃんが葬式ネタ担当

・市長が自分の自治体を｢愛の貧乏脱出大作戦｣に応募する。
・職員はみな対人恐怖症
・税金を納められない人に「腎臓ひとつしかない住民おおいんぞ」と凄む
・窓口にきた人に、自慢話をする
・「参上!!｣「愛羅武勇」と落書きがある
・入り口に「休憩５０００円〜」と看板がある
・二階が火葬場で妙にくさい
・なぜか、｢日帝殲滅」「４月闘争、勝利に邁進！！」という立て看板がある

・先代社長の遺影が飾られている
・実は､「お別れの会」だった
・議長が「今日は株主総会、爽快に行きましょう」などの駄洒落連発
・お茶をこぼしたくらいで、取締役が全員謝罪する
・自分以外はみな総会屋
・その総会屋たちは子供同伴で出席
・「ぎチョーー」と言っているのが野田聖子
・「玉入れ」「綱引き」などがある
・入り口にダフ屋がいる

あと、動け馬場、もね。

「こんな大男はいやだ！」
気は優しくて力持ち

嫌われた・・・

・店員がみんなマスク
・制服が、ブレザー
・雑誌に限って、値段が「時価」
・営業時間は昼11時〜2時、夕方5時〜8時
・どうも「社販」があるようだ
・「ま、俺らは社販で、○割引になるけどね」と、買い物客に聞こえるように、ちょっと自慢

「こんなゲーセンはやだ」
格ゲーをやろうとすると店員が乱入。
メダル貸出機にレートが書かれている。
プレイ中の客の後ろで店員が文句言いながらじっと見ている。
ホームレスが寝ている。