「ところで所長」
「なに?」
「所長って猫耳つけたら、物凄く似合いそうですね」
「私は猫じゃないわよっ! な、なにアンタ急に言い出してんの?」
「でも一度でいいから…見てみたいなあ」
「………にゃーん」 (手で猫耳を作って)
「くっ、あはははは!」
「もぅ! 次は助手の番よ」
「へっ?」
「とりあえず、犬にでもなってもらいましょうか」
「なんで俺まで!?」
「私はやったのに、アンタがやらないなんて不公平でしょ」
「意味分かりません…」
「さあ!ハリーハリーハリーハリーハリー!」
「うぅ………わ、わぅうん…」 (手で犬耳を作って)
「…45点」
「なんですか、その微妙な点数」
「もう一度心を込めてやってよ。 ほ、ほーら いぬみみー」 (助手の頭に両手をポンと置いて)
「それなら所長も再チャレンジですよ。 ねこみみー」 (彼女の髪の毛いじって)