こんな床屋さんは嫌だ３　　　

薄暗い店の片隅で髪の乱れた老婆が一心不乱にナイフを研いでる

散発後にアメちゃんとしゃれこうべをくれる

入店するなりファブリーズかけまくる

退店するなり塩をまきまくる

モデル写真に目隠し線が入ってる

散髪後に写メ撮ってブログ更新

アキレス腱を刈り上げて来る！

ミミガー売ってる

ちん毛やまもり

モデル写真が全て指名手配

禿散らかしたのを片付けてくれる

店の隅で風船で剃毛の練習している新人が何個も風船を割っているが
そいつが剃毛になるとやってくる

カミソリシュートを放ってくる

とっとこやー太郎

床が血だらけに。

鏡に、吹き矢を構えたおばさん。

耳の穴に吹いてくる

モデル写真が明らかに死体で切り傷だらけ

「刈り甲斐のねぇ髪だな」とのこと

つむじをｸﾝｶｸﾝｶしてくる

頭に手をあてて何かの力でパーマをかける

プーマを解き放ってくる

ガラスの向こう側から複数のぎらぎらした視線を感じる

「思ってたより短くなっちゃったな」と言うと
両肩を手で椅子に押しつけ髪の毛をぎゅっと絞りだす

一人の髪をカットしながら別の客の頭を足で洗う

生え際を上にしてくれる

鏡じゃなくて
ガラスの向こうで名札を付けたランジェリーの娘達がくつろいでる

寝て起きると眉毛がマジックで書かれてる

鏡に鹿頭が映ってる

毎回「お客さんこういうとこよく来るの？」とにやけながら聞いてくる

ウェルカムドリンクでパーマ液をふるまわれる

「お客さんこんな感じで宜しいですか？」
と起こされるとヅラ被せられてる

ヅラが重たすぎて室伏並みに首太くなる

でば包丁でなまはげがカットしてる
子供が泣きだすとカットそっちのけで
「泣く子はいねが〜？」とさらに泣かせる

子供の泣きわめく声がＢＧＭのジャズとほどよくマッチ

髪が薄いと量に応じて細かく割引してくれる

バカをうまく使ってる

ドライヤーで目も乾かしてくれる

カットした髪を包んでお持ち帰りにしてくれる

カツラを被せているマネキンの首が生首にしか見えない

主人がマッチョな外人で剃毛になると敵が乱入してきて乱闘に
乱闘が治まると顔を確認してから「キレテナーイ」

ジレットカミソリを使ってるからかジレったい態度

不気味な日本人形がたくさん置いてあってそれで練習してるらしいが
行くたびに明らかに髪が伸びている

理容師免許の無い黒づくめの男がやっていて料金が五千万円とか法外

ターバンをギチギチに巻いて終了

なかなかツボをついたエロビデオが目の前で流されテント張って仕方ない

肩叩きの後、頭頂部も軽く叩くが長いなと思ったら
お経読みながら木魚叩く棒で叩いてる

顔にタオルを乗せられている時に喉元に剃刀をピタッとしばらくあて
「ダメだ、ブタ箱はもう嫌だろ」と一人言をつぶやく

まさかの１０００を取る

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