コインランドリーへいってきた。小路へはいると轍が3本。
それでも一応左側を選んで進むと・・・・対向車が来る。
あっちとこっちでまんなかの轍を共有しているわけで。
両側は雪の山。
ドライバーの視線がぶつかり、気の弱い奴、または4駆の車のほうが
鼻先から脇腹を道路脇の雪山にこすって停車する。
そして対向車はハンドルをとられながらも強引にわだちから脱出して
そろそろと通り過ぎていき・・・・お互いにもとのわだちにもどる。
洗濯してウチにかえりつくまでタップリ4時間かかった。
家人に「無事だった?」ときかれた。
「運良く埋まらないで済んだから無事。」 いつから洗濯が大事業になったんだろう??
あなたが洗濯機を買わないという選択肢を選んだ頃からです。
>>453 おまえは雪国の洗濯事情をナメている
冬だから洗濯物が減る?
甘いな 甘すぎて糖尿になるZE
路面に厚く降り積もった雪は、時に押し固められ凍り付きスケートリンクとなり
時に中途半端に溶けてザクザクのシグレ状となり
歩行に著しい困難をもたらし、もちろん自転車などは論外
日頃の通勤・通学は過酷な旅路となり
酷使された肉体は着込んだ防寒着のサウナ効果と相まって
夥しい発汗をもたらすの
これにより、下着類は他の季節を追随を許さぬ量の洗濯物となり
洗濯機に放り込まれる
更にコレに追い打ちを掛けるのが靴下だ
靴下の総量などたかが知れるとお思いだろう
甘い スニッカーズ10本一気食いよりも甘い
北国の足下は男女問わずブーツor長靴の二択 以上だ
革靴・スニーカーなどは積雪と共に靴棚にサヨウナラだ
さて、この長履物の類は防寒性と対雪性はバツグンだが、その代償のように
激しく蒸れる オマケにそこに上記の過酷な運動が加わるのだ
一日、いや場合によっては半日履いていたなら靴下はご臨終だ
悪臭兵器と化したブツは速やかに洗濯機へ埋葬されるであろう
おまけにココに雪かきという更なるハードワークがターボをかけるのだ
これらが毎日だ 1週間でどれほどの量になるか想像できるか?
具体的に言うなら核家族4人で大型ゴミ袋3つがパンパンだ
ならば毎日洗濯をすれば良い?
甘い 甘さが苦痛になって舌を切り落としそうだ
北国だ 北国の冬なのだ
洗濯→干すの過程をとっても洗濯物は乾きやしない
むしろ凍る!タオルくらいならパリンパリンだ
部屋乾し?暖房焚いてるならすぐ乾く?
・・・想像してみてほしい・・・
毎日だ 早ければ11月の半ばから遅ければ4月の頭まで、毎日だ
その間ず〜っと部屋乾しなのだぞ
一日も気が抜けない毎日だ
少しでも干す→乾く→取り込むの過程に狂いが生じれば
生乾きの洗濯物があっという間に山積みになるのだ
時間の余裕のある主婦であったとしても、この失敗が許されないルーチンワークは
肉体的・精神的に多大なる苦痛となるだろう
脱水→乾燥の機能がある洗濯機なら問題解決とお思いになる方もいるだろう
だが、ここで考えて欲しい
乾燥には熱が必要なのだ
電化製品は熱を発生させるものほど、多くのアンペアを喰う
北国では他の地方よりも熱源が多いのだ
まずは暖房は基本 ストーブ・床暖・コタツは三種の神器だ
洋式トイレなら十中八九ホット便座だ
屋根融雪を設置してるお宅も少なくない
そこへ普段から常時・随時稼働している家電が含まれる
洗濯機の乾燥などを行えば、たちまちの内にブレーカーが落ちる
ならば乾燥の間だけでも、何処かの熱源を切れば解決か?
北国ではできない相談だ
上記した熱源は例え30分でも、その稼働を止めると
家屋に、人体に多大なる致命傷をもたらすことが必至なのだ
例え家屋内でも暖房器具を欠くことは人命に関わり
屋根の雪は放っておけば1分で1cm積もり
冷え切った便座に腰を下ろせば心臓麻痺の危険性がある
おまけに外出できないストレスを紛らわすためにTVは付けっぱなしだ
おわかりだろうか?これらの事柄からすれば
洗濯物の乾燥とは冬季限定で非常に優先順位が低いのだ
ならば、怒濤の勢いで溜まる洗濯物をいかんとするか?
洗濯→脱水までならウチで可能だが
乾燥となると、例え多少の金額を払ってでもコインランドリーに頼るしかないのだ
コインランドリーには毎日のように北国の主婦達が行列をなし
湿気った洗濯物の山を乾燥機に放り込んでは、自宅に駆け戻り
時間まで暖かい屋内でその他の家事を行うのだ
ちなみに田舎特有の大らかさか、放り込みっぱなしの洗濯物を警戒する者は少なく
また、乾燥した衣服を盗むような不届き者もいないために
広大なコインランドリーには洗濯物を持ち込むものはいても
終わるまで漫画でも読みながら一服、のような他の地方でありがちな光景を目にすることは出来ない
北国には北国のルール、そして理由がある
それを知らず、安易な誹謗中傷はするべきではないと
鹿児島育ちの俺が
>>453に忠告をさせていただく