実話にまさるものなし きゃこログ倉庫でパフェ11杯

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839ウジュルウジュル
ある時に左頬になにやら大きめのニキビのような水疱ができた。
特に痛みも無く、悪化する様子もなかったのでたまに綿棒で薬を塗る程度の処置で放置していた。
そんなある時、いつものように綿棒で薬を塗り込んでいると、何かの拍子に
綿棒の先端がズブッと水泡を突き破って中に潜り込んでしまった。
しかし、それでも痛みが無いので、この際だから内部から治療してやろうと
綿棒を突き入れたままグリグリとやっていると・・・

                ジュボッ

          綿 棒 が 貫 通 し ま す た

一瞬何が起こったかわからず自分の顔を鏡に写してみると綿棒は頬を突き抜けて
その先端を口の中に覗かせているでわないか!! 
それでも痛みのないその光景は一種悪夢的というか現実感のないもので、思わず頬側の先端をつまんで
鏡を見ながら出し入れして遊んでしまった(阿呆)
そこでようやく皮膚科に駆け込んで見てもらうと、なんと驚くべき事に水疱の正体は
頬の皮膚に寄生虫が入り込んだためだという。
痛みはなく見た目にもせいぜいオデキぐらいにしか見えないが、放っておくと寄生虫はどんどん肉の深いところに食い込んでいき
下手すると感染症を併発して最悪の事態を招くこともあると言う怖ぁ〜い奴なのとか。
そう、綿棒が貫通したのは虫に食われた分、薄くなった頬肉を突き破ってしまった結果だったのだ。
「手遅れになってたら頬の肉がゴッソリ無くなってたかも」とは担当医のガクブルな言葉である。
その後、簡単な手術と投薬ですっかり良くなり、今では水疱瘡後のような小さな傷跡しか残ってないが
もし気づかず放置してたら二目と見られない顔になってかと思うと今更ながらガクガクブルブル((゚Д゚;))。

最後にここまで書いてようやく気が付いたが・・・
笑い所もオチもなくてスマソ 当初の計画では笑い話に加工するはずだったのだが・・・文才無くてさらにスマソ。