・一度でいいから見てみたい
・女房がへそくり
・隠すとこ
・歌丸です
仰向けで こすれば口にくるさ くさにがさ だからいわんこっちゃない
立て乙と何度言ったか 4げと
雨降り 水音 冬の日想う
四句目の よりぬき進まず もう六句
あれ〜
また出会いと 別れの季節
そろそろ冬眠から覚めろ 俺
立てるのが乙になると 前立腺肥大です
ペレ立て乙 皆さんよいラブライフを
3月の顔 2月の顔より 笑顔20%増量
せめて氷になれたら良かったのに
吐き捨てられる言の葉を箒で集める
風に攫われて行け 落葉
花の香の風吹きにけり 春来たる
やぁ君を 待っていたよと 風に言い
なごり雪 去り行く冬の 優しい手紙
夢が問題で 夢が答え
余地笑ます
一点を見つめ緩ませ緩まされ
血尿が 吹き上げる虹 雲劣化
睾丸を 殴ると 気絶
まかせておきなさい 逃げ足は遅いから
鬼殺しを呑んで 鬼の悲しさに涙する
勿忘草探して手慰み
空を抱き締める君が居る ふと隣に 春
道端の黄色い獅子 見詰めても良いかい?
山吹遠けれど 空は青
つみ とる 草で切れた掌
棒持って夜の路を練り歩く
どこから宇宙か 境目探し
散らかった惨劇はトパーズ片のように
バイバイつって切り落とす非道っぷり
手紙書くと言って音沙汰無し
私の似顔が画用紙いっぱいに広がっている
自分を連れだって自分探しの旅に出る
ええこと言おう思うて 噛む
あのしわくちゃの爺さん 昔はすごかったらしいよ
神などいない いたらぶん殴ってやる
風呂上りの空にいい月だ
急ぐ地下街で好きな曲 ふと立ち止まり
梅握り 雲の切れ間を 蝉走る
三度の飯より やぶへびが好き
コアラの背中の匂いを嗅いでいたい
マツモトキヨシで可愛く発狂
ファークの握りでチェックメイト
ミニ盛の牛丼を頼む デブが好き
正しさに夢中
夜風に乗る謎の水滴 ここちよい
「春雨じゃ。濡れて行こう。」と言うには ちと寒過ぎる
開花予想 待ち遠しいような もう少し待ってみたいような
花の香に酔う 木の芽時 素面の酔っ払い
現実は対峙するもの 夢は見させてもらうもの
くだらない夢を肴に 安い酒うめえ
理由を探す時点ですでに野暮
布団の温もりに甘え 二度目の夢見
氷風 ジーンズに砕け 膝にしみる
その爪で標してほしい 今日逢った証
咆哮 こだまして 胸中嵐也
ババロアの中から こだまする ちいさなティーンズ
ゲップしたついでに屁 ゲップしたついでに屁
杏酒の甘さ 危険な口当たり 約束された二日酔い
理性と酔っ払いの境界線を 今日も綱渡り
寒風にさらわれて行く酔いが ちと惜しい
てのひらでなぞる あのひのきおく
800げとと叫んで 801げと
オンリーワン 目指してただの サラリーマン
お前の『一番大事』はいくつあるんだ
首落とし泣く 花壇の前
拾い疲れた 白い貝殻
可愛い顔したオッチャン テキパキ働く店員さん 立ち呑みパラレルワールド
こんなに冷たい風が吹くと 海は綺麗に違いない
全肯定 憧れるけど無理がある
見慣れたHNのカキコ 懐かしい顔に会ったように嬉しくなる
季節外れの守宮 はにかんで挨拶
春目前 白い花弁に手の届く日
無駄に絶倫
桜はみんなに平等に咲く
身体の病は治っても 心の病は治らない
人は皆 成長とは言わず 老化する
恋愛は 人生のスパイス
人生の 卒業は何時来るか判らない
人は 死ぬまで勉強三昧
重大事件発生 あの時の自分は何をしていたか
温かい言葉 何度もかみしめてみる
優しい気持ちを 素直に言葉に出来たら
桜待つ 不思議な もどかしい気持ち
うっすらと 白銀に黄色の砂
真面目に人恋し人々の群れ 我は不真面目
看板立て 我欲在るのみにて候
外見はクール 心は情熱の炎が灯っている
一日明るく 誠実に過ごせたか
曲がりくねった 荊の道の人生
不安が増大する中 新たなる人生のスタート
自分の体で どれだけやれるのだろうか
突撃喇叭が鳴り響く 物事に全力で体当たりする
惑星の中に 物語がいっぱい
泳ぐのを止めた魚 濁ったコップ水
交錯する白と黒 吾は やみ
しあわせを釣る太公望 そんなでいいのか
語るべき言葉なんか捨てちまえ捨てちまえ捨てちまえ
そこのカップル、手をつなげ!手をつなげ!我はアニマル
この一瞬一瞬の積み重ねが 人生なんだと思う
喜び悲しみ ひとつひとつ 愛おしく思う
小さいけれど この胸を温めるには 十二分な幸せ
なんなんだろう まったく なんなんだろう
ユンケルを 半分こ
冬場に見る蝉の死骸
お別れ会の主役は 大抵 置いてきぼり
>>79 そんな事言わないでくれ 心だって身体の一部なのさ
人よりも何故かリアルな人形達よ
洗顔後の お肌のツッパリ 季節を知る
昭和の星が また一つ消えた
麗らかな日差し 心は曇り空
流れ出る音楽に 頬を濡らす
誰もが避けられない 死の関門
ひとつ散ってはひとつ咲く 仇花でいいじゃないか
だんだんと 傍観者となる 青春の日々
レンタルビデオ店 入るときにブザー鳴る
膝の痛さに溜め息
好きなのは青空のシルエット
きれいな花には 虫がいっぱい
水張り洗面器に泡の三日月
鎖の向こう側を彼女がガブリ
出来心で 書いた日記に 赤面する
またたんぽぽが摘める季節 ハムスターのご馳走
軟らかい窓越しの日差しに爆睡
桜 待ちに待った歓びとほんの少しの畏れ
暖かな陽射しに 心も体も解けて行く
色鮮やかに 凛と立つチューリップ 雪国の春を告げる
出かけよう 手ぶらで
光を掴む手が傷だらけ
朽ち果てるその日まで生きよ
水道水に棲む虫 少し生きにくい
何処に行くか分からないけど歩みは止めない
香る沈丁花 重くて甘い眩暈を誘う
ヘイ!誤算 届け風 やすめ木陰で 構えぬ話聞きたい
パンダのタイヤ パンダはいない
頭の中で田圃を縦にする それで?
喫茶店で人心地 外を眺める 自分の顔が映ったので帰る
雨の中何を思う 捨てられた野良猫
いつも出鼻に春雨
過疎の村 耕す ひとり
そして今日も向かい風人生
われと来て 遊べや親の ない蛙 はいない
風向きの 湿度に混じる 凶悪さ 今日は草
朝の南風は平和 夜中の南風は邪悪也
北北西に 進路を取ったが 足が無い
揺れる草弾 あざけるように 舞いて日暮
花冷えの新社会人
うつむきて
人生飛ばし過ぎてすっ転んでとりあえずそのまんま
煙管ふかしつつ 窓の外に耳傾けてみる
古着屋の着物を広げて 桜の花びらひとつ
つづき夢 二度寝
魅せるタンポポ ままごとの貨幣となり
恐れを知らぬ子供たち それはベンツと云う車
春を写して デスクトップに 飾りけり
ちなみに前は 雌豹のポーズ
満開の桜を見上げて ため息さえも桜色
あふひとの みなうつくしき 桜月夜 祇園でなくも清水でなくも
つぼみの桜 心に残る優しい想い出
痩せ蛙におはよう 外套におやすみ
笑殺屋マダム ◆6BSfW9ioTQ
w
流れる水は腐らぬ うそつき
血を出さぬ怪我の痕
撫でる 風が撫でる 頭
傘も射せずに夜
それでも行いについて反省はしない雨の日曜
泣き顔で無理に笑う こぼれる涙ぽろぽろ
優しい言葉でまた涙 でもありがとう
あ〜あ マスカラした日に限って! 自分のパンダ目で思わず失笑
春の日
ハレーションを交す
紫から黄へ 治りかけた色
左右向く度 点灯 消灯
握手する手は温かい 体温の所為
耽ってみても止まらん 早行く渡世
砂浜に寝そべって この星に俺のカタチを教えた
毒蛙にただいま云う女
>>173 明日はたぶん また笑顔 たぶん、いやきっと
貧しさと 酒酌み交わして眠る
欺かぬは 盃のみ
ことばから つたわってくるもの むねにひびくもの
涙も温かいと 掌に受けて知る
ありがとう 今日は笑顔です これからもきっと
砂のお城 作ってはぶち壊し そうやって生きて行くんや
桜咲く 裏心のないぶん綺麗だ
みんながんばれ!俺はがんばらないから
救いようがない俺が生きている
めんどくせえから要らないって言ってくれねえか
噛み尽くしたガムみたく 俺を吐き捨てて
黒を濃くし白き日を待つ
朝日を迎える喜び 哀しみ
水牛に乗って浅瀬をどこまでも
水月を揺らす子供たち お父さんはマジで怒っています
枕を窓から投げろ もう寝ない宣言
やぶ椿 ぷつりと落ちて 息ひとつ
浮かれると イカれるは これ同じ
いつか 街角に銃声
美しさと一抹の寂しさ 一片の狂気はらむ桜 いっそう艶やか
たまには涙で心洗う 弱さもキレイに流して パリッと糊をきかせよう
笑顔をくれる全てに感謝 容量小さいけど心いっぱいの感謝
慣れぬ生活 枕に滴落ちる
厳しくも優しい 鬼教官
久しぶりの友の電話 あの頃の思い出が蘇る
祖父は 散り様に 重なるように
草取りついでに 鎌片手にご近所巡り
野ぐそしながらコジュケイとにらめっこ
210 :
茶人 ◆Ossan7nqDQ :04/04/13 21:37
たまには高いところから アリンコのような人たちを眺めたい
211 :
名無し職人:04/04/13 21:38
さよなら でも またね
人間生と死だけは平等 墓石の大きさなんて関係ない
213 :
名無し職人:04/04/13 21:40
おかあさん しょせんぼくはそれまでのおとこでした
一里も行かずに足が痛む
半狂 半分は非常にまとも
移転した風俗店 迷う俺
青いマウスピース 気持ち悪い
40日目の 一ヶ月点検
性欲のみ突出する我 通帳手にし遠くを見つめる
ほのぼのと 似て非なる ぼのぼの
返却前夜 慌てて視聴す 七泊八日
肩に髪の香 頭の重みに頬寄せ
223 :
名無し職人:04/04/16 00:25
スキップしては後ずさりの春 三寒四温
今日のメール 出会い出会いエロサイト エロサイト出会い、友達
雨の日の満員電車 前にデブ後に傘 心はアルカイダ
突然の電話 資産運用の相談 てめーがやれ
下駄鳴らすのが精一杯
叩いても埃すら出ぬ 幸せとは何ぞやと
ストレス解消ぬいぐるみ 5代目に突入
暖房器具は バーベルと 掃除機の風
初夏の陽射し じりじりと肌を焼く音が聞こえる
新緑の日よけ萌え出ずる並木道を 行き交う日傘たち
昼の余熱が残る街 素足に吹く風 心地良くて
234 :
名無し職人:04/04/17 22:30
黒人の前は なぜか目を伏せ 通り過ぎる
傘を忘れて立ち止まる 空は太陽を忘れずに
ペーパーナイフを捨てる日
時計の音で眠れない けれども夜は長続き
やって呆然、逆十字
ポエム、お江戸でござる
練馬で眩んでロシアの景色
ひまわりで親父を殴った8月生まれ
天井のシミはいつぞやの 鍋パーティの経験値
垂らした涎の分だけ 叶う願いの夢枕
苦節10年 こんなときこそ腹話術 「あのねぇ裁判長・・・・」
電柱と影比べ
風吹いて あわててスカート 探す街
前 タオルで隠し 夕涼み
彼女に貢いで 債務超過
眠いけど 寝たくない そんな日曜の夜
お腹の子が蹴って助かった 方向音痴の母
河原に布団敷いて寝る 俺ん家豪邸なんだぜ
鳴らぬ柱時計抱き締めて五月 柱の傷はもう癒えた
盗んでくれ ルパンばりに
ぼたん雪のような八重桜 突風にピンクの花吹雪
まっすぐ顔を上げて歩く 新しく見えて来る景色
春物のスーツ 新しいネクタイ チャック全開
その髪型で 自衛官じゃないなんて
ゴキブリもアリも出ない我が家 食べ物無いから
嬉しい言葉ほど つい聞き返す ごめんね もう一度聞きたくて
1個のつもりが2個3個
屁かな ウンコかな 無念
無限パワー 出ぬ我の心 無念パワー
大事な金の使い道 間違ってても修正利かず
ひきこもり 究極の省エネ
ATなのに MTのマネ 手首カクカク
銀行で目がうつろ 乾いた感性
仄かに香る 部屋の中 テレビ点けたらキナ臭い
地球儀的に割り箸鉄砲 支配者気分で空騒ぎ
延滞しても 見たい1本
道に落ちてる 車のホイル 拾って気付いた俺の奴
風俗店行く事 隠語にし
冷奴 つめたいヤツだけど 大好きさ
誘惑に克つにはどうしたらよいのやら
見えないものが 見え出した
隠し味はいつも醤油
選べ 真っ直ぐな道だけは無い
目標一つ 常人とは差異あり
とおり雨 灰色のパーカーをダルメシアンに変えて
山鳩の つがい蹴散らし 遅刻前
背嚢に染み込んだ雨水 黙々と歩く隊員
上官の怒りは 新隊員の愛情
快晴の午后 同期に見送られ 隊員が去っていく
谷中 八重桜 十年前と変わらない穏やかな陽射し
白髭にジーンズ お洒落なおじいさんだった詩人を懐かしむ街角
引き出しを開くように 思い出を紡いで行く
電柱から半分 顔
鍋で豪快に茶を沸かす
あんたにゃゴミでも私にゃ宝よこの煙管
もう少し待ちましょうね 待ち草臥れ気味
君が放つ硝子越しの体温が冷まさせん
純粋という悪意
1枚じゃ 歯が立たなくなる時の ブルー
「國のため」の裏には 数多の努力
この同じ空の下に皆がいる 独りじゃないよ
言葉は魔法 ひとことで心の色も変わる
春宵 物思いつつ 洗い髪を梳く
爪先にたゆたう余韻 息遣いのみ聞こえて
互いの汗 溶けて入り混じり 一つになる
古い振り子時計 今日も変わらず時を刻む
今は雛鷲 いつかは親鷲として お国のために
休暇は あっという間に消えていく
「帰りたくない」 脳裏を過ぎる 言の葉
泳げるなら大丈夫 という話ではない
紙袋とは他人のふり 秋葉原
疑似恋愛の末 家庭をもつ
上を見てもきりが無い 下を見てもきりが無い うちは うち
307 :
名無し職人:04/05/04 12:41
世間の時間の流れと 自分自身の時間の流れのはざまにあるもの
真っ青な快晴のもと 真っ青な顔で帰隊
五月晴れのいい天気 五月病を患いブルーな気持ち
何の変哲もない日常 大事だと気づいたのは何時の日か
雨につけ 風につけ あなたが元気でありますように
312 :
名無し職人:04/05/06 08:32
花々の移り変わりに 夏間近
313 :
(株)5大佐=ヘロ番長 ◆dvPM/q//DQ :04/05/06 15:14
同じ空を見ているあの女(ひと)がいる限り 明日に向かって歩いてゆける
少し遅い桜 変わった自分の心に咲く
明日に自分に膝が笑う
猫の目で嘘をつく君
墓標を探す摩天楼
明日の自分を膝も笑う
取れない衣魚を擦って一刻
紙コップ 握りつぶして ひとりごち
連休明け HDから異音
縁側で孫を抱く 温もり伝わらぬ機械の身体
ああ これ薬缶の蓋だったのか
透明人間見たならば 気付かず通すが 大人の使命
砂漠のベッド 寝相が悪いか景色が違う
冷めた温室で ヌクヌク冷え冷え
夜空 煙草の火が消えた
いつも隣に誰かがいて 笑いあって それがずっと続けばいい
簡単な言葉こそ縋りたい 笑顔を生むその言葉を
クロスワードパズル 出てくる答えが好きな言葉だったらいい
ははぁ これがバカラグラスですかぁ …とりあえずバンドエイドを
4人しか見当たらないけど 多分あれはグラサン戦隊
植物が好き 一体何鉢枯れさせたことか
夜明けが早くなったとたん 早朝覚醒再発
ギャランドゥ 嗚呼ギャランドゥ ギャランドゥ
ライフラインが止められた 涙を呑んで生活
しじまを裂けり クラクション
おまえが置き忘れてきたのはやさしさじゃない、人間らしさだ
笑う 泣く 怒る ドキドキする 皆生きている証
名も知らぬ花の強い香りに振り向く 私はここよと囁く白い花びら
この雨道が俺の足音を消していく
腐った飯喰らっても 腐ることない力
初夏の原っぱ 萌え立つ草いきれ 生命の匂い
連れ添う幸せと恥らう顔に漂うのは さくらんぼの甘み
風呂上りの俺見て 赤ひげ危機一髪と言う子 ひげ無いし危機でも無い
どもならん 言ってみただけですが
慣れてきた 水を買う 愛を忘れる
遠回りして 楽しい定時退社 OL見物
あわや社内掲示板で
冷蔵庫と供に哭く夜
愛の賄賂の見返りを
なんでコンセントから光が出ないんだろう
アルバムに紛れるセピアの写真 夕日に映えるジャーマンスープレックス
おいおい、ポケモンたち なんでそんな必死な顔?
半袖 半袖 長袖 半袖 ああ忙しい
デカい犬抱きしめるの無理
もうどうにでもなれ と慎重に狙いを定め
「コドモの私」を持て余す「オトナの私」
夏服に袖を通す この爽快感
ゆめであえたひと ゆめのなかでもやさしかった
帰ってこいと囁く声 聞かぬふり 泣きながら
原野の花 原野の花 俺を嘲笑え 頼む 嘲笑ってくれ
あさり飯 潮の香 噛みしめて 咆哮 絞め殺して
ワアワアと 雨よ降れ ワアワアと 雨よ
きらきら宝石 硝子の破片 血だらけの掌
きらきら宝石 硝子の破片 血だらけの掌
絡まる紐が解けぬ それでいい
欲しいものは手に入らぬ 捨てたいものは捨てられぬ
日曜日の夕暮れ 家で見て後悔
さよならの値札もない
曇り空の上にも見えない太陽が在る まだ来ない夏を想う
季節の花の移り変わり 育てる人の心遣い尊し
人生のレールを踏み外す ほんの少しの勇気がほしい
誰かくるぶしを撫でて下さい
目立つため 新弟子検査で つけマユ毛
・行きの新幹線 彼女へ向けて 真っ直ぐ走る
・テーブルを開いて旅のコーヒー
・丸い窓 緑流れて 走る走る
・待ち合わせ 笑顔が咲いてケータイを切る
・いつも昼飯をひとくち奪われる
・エスカレーター
関西立ちと関東立ち
あいた手をつなぐ
・様子を見つつ飛び回る 僕の懐具合と君の腹具合
・ケーキをここぞと食う男心
・知らない町を歩くいつもの横顔
・夜更かし楽し
・改札を抜けて7回振り返り
・帰りの新幹線 思い出つつみ 夢の中
すいませーん カツラ取ってくださーい
木漏れ日に縛られる
雑誌の名前が出てこない
不意の言葉 ストローの吸い口に滴
警笛に押し潰され 怒号に吹き飛ばされ バラされた
吐息さえも空気を変えたがる夜
地平に張り付いたままの俺は包むことを知らない
カラスの群れが雨雲に特攻 夕暮れにゃ千切れ雲
オフ会行っちゃだめ!って
あんたは今宵野球観戦
めぐり来る夏のちょっとした予告編 初夏の終わり
枇杷は優しい木の実だから 淡いオレンジ色が好き
縁という不思議な頼りなくいとおしいもの
日が暮れる 途方に暮れる 暮れる日々
電話の受話器に手紙を必死にねじ込む祖父
もう平成だよ おじいちゃん!!
枯れきった井戸に涙落としても けして晴れぬ底闇
あなたと一緒に敷き布団を干した後の麦酒
春尽に真夏日 転げて割れる蚊取り豚
白い花の花信風に 希ガス昇り雲
あの紙ヒコーキ 空回って
朝日に赦しを乞うてみる
100円おごるね 愚痴聞いてくれたお礼
単純に 単純に ただ傍にいたいだけ
俺の体温などくれてやる 元々あなたのものだから
楽しい時間は なぜこんなに早く過ぎるのか 子供のような疑問
笑顔心にやきつけて 元気をありがとう
やさしさ あたたかさ こころのなかのたからもの
突き放した後の不安 新沼謙治ならどうする?
あたたかい言葉達よ 俺の歩みを止めないで ずっと ずっと
次逢えるまでの幕間
省エネスーツで赤っ恥
407 :
名無し職人:04/06/08 18:32
びんびんびんぼー
どみんご みんごー
びんごー
たそがれて 日暮れて昨日 今日明日
魂を削った彫刻 木の実に似たり
包丁屋で自分を嘲う
青い松ぼっくりでキャッチボール ナチュラルカーブ
鼻チョーチンラッシュ 東京メトロは今日も行く
日本最北端で右往左往
メガドライブ祭り開催中! 暇じゃない 懐古だ
足元注意 びしょ濡れ答案100点満点
虹色の軌跡 追いかけて ナメクジじゃねぇか!
帳面の片隅に記されて同じ思い
タバコの煙 胸ふたがれ 目を閉じ 抱きしめて
泣いて 喚いて キレて それで思い通りになるなら そうしたいよ
なんだかただ活字が追いたくて 見るとも無く見る中吊り広告
走ってないと なんだか心配 貧乏性
吊り輪にぶら下がり旅 崖から落ちそうな感覚
もっとコールド ずっとコールド希望
そろそろ塩ふく メガネのつるが
一瞬楽しい 気付くと空しい あれやこれ
二階の小姑がそびえ立つ電波塔に見える法則
閉じた蕾こじ開けて水を差すようなことをした
お達者でと言うあなたからオブラートが剥がれてく
ダイエットを始めようと思う 応援して欲しい
今ほど翼が欲しいと思ったことはない
動き続ける時計を誉めてやろうと思う
住む場所の都ぶりを確認する為の旅
磨かれる珠 目を閉じて手を組んで
街の喧騒の中「ひとりじゃない」と思うことの幸せ
咲き誇る大輪の百合 甘く強い香りに眩暈
ひらひらと舞う小さな命 いつまでも、と願わずにいられない
また眼鏡忘れめんどくさい
天の神様教えてください 僕はちゃんとやってますか?
嬉しい言葉 じんわりと温かく 胸の中に沁み込んでいく
乾いた土を 潤す慈雨のようです ありがとう
雨に洗われる新緑のように 瑞々しい心でありたい
熟女風俗 でも年下
なるほどここが免税店 トランクスください
今更山口百恵に惚れても虚しい気分
ドレミノテレビ 独りきり
内なる慟哭 見つめてグラス 独り酒
荒野に郷愁 家庭に平和 鳥よ
人生ナインボールじゃなくて ローテーション
449 :
名無し職人:04/06/22 15:41
好きなスレだから あげてみる 快晴の真夏日
ただいま 空っぽの部屋にテレビをつける
木漏れ日の下 パラソルを並べて 回り道
優しい人と笑う時 私も優しい表情になれるかな
おずおずと袖を通す 夏服の軽さ 嬉しくて
友よ みんな いつかまた とひとりごち
醤油が無いので 外へ バッタ発見
渋谷に笑われてる気がする 上野で泣く
イチローモデルの魔力は家に帰るまで
部屋掃除=俺万博の飾りつけ
白球追わねば わからぬ青春
グローブと父の匂いが混ざりけり
ここからは あまりに小さい背番号
風を防いで手をかざす父 煙草に移る炎 「魔法の手だ!」と息子が言う
え? あれがクリント・イーストウッドなの?
野の小道 咲き乱れる紫陽花 遠い青空を想う
そのひとことで いろんなことがんばれる ありがとう
全身に噴き出る汗 どうせなら思い切り爽快に
日焼けしても マッチ棒の身体
厳しさとやさしさのはざまで 日々精進
額から滲み出る汗 涙と混ざり目が霞む
路地裏に今日も咲く花 名前はまだない
さがしもの さがしもの 目的ないけど さがしもの
埃だらけの眼鏡を捨てて 立ち消えるまぼろし
舞い上がる張り手の音が 余韻が エンドラインを引いて
陽炎を焚いて嗤う七月 入道雲見て諦める八月
大切なひと 便利なひと
安心できるひと 邪魔にならないひと
あのひと あのひと
わたしはどっちの
あのひとか
あなたを好いている故 遠ざけるかなしみ
清めても 清めても 少々の垢は残るもの
暮らしを焦がす炎天下 シンバルの唸りが止まぬ
まっすぐな道で 迷子
まっすぐな ウエストでさみしい
ショウウインドウに映った二の腕が二等辺三角形
湿気が幾重にも纏わりつくオブラートのように
暑いからという言葉を免罪符にするにはまだ早い
どうせ汗びっしょりになるなら 元気良く歩こう
新しい風景 ひとつずつ増えていく嬉しさ
トイレでひざに落ちる汗
事切れる人から 琴線が切れた静寂
考えたってしょうがないし だってここはギャラクシー
日盛りの駅のホーム 冷茶を飲み干しながら 自分の心臓の音を聞く
全身の毛穴から吹き出る汗 かえって爽快
風に吹かれながら 夏が大好きだった子供の頃を思い出す
地方から着隊した青年 お国訛りで生活
空風が吹き ネオンが消ゆ 午前二時
夏よ来るな、とひとり息つく ネクタイはずし
缶コーヒーを飲んだつもりで 家が建つ
497 :
なにわ金玉道:04/07/12 00:08
山を降りたら谷
498 :
なにわ金玉道:04/07/12 00:09
路地を曲がったら サンバが聞こえてきた
俺のマシンが火を噴くぜ!(三菱)
菓子折りが やけにでかい
まんだらけの店長が来た
大体リモコンと 似た大きさ
あなただけが知っている私の顔 私だけが知っているあなたの顔
触れられるのを待つその一瞬 時が止まる
こころとからだに ふかくきざまれたきおく
思い出す時 優しくなれる
むいちゃった牙を包むものが無い
走り出せばいつもオフサイド
逃げ水のほんとの意味を知る40代
夕焼けはただの物理現象なんだから泣く理由はない
明日という字は明らかな日と書くのね♪
カバンにつめる今日と明日 昨日が入る隙間が無い
女たちよ もっと自由に 縛っているのは 自分すら信じていない夢
新しく来た営業の顔が 曽我さんの長女にそっくり この夏のできごと
夕暮れ おしろい花の香り 懐かしさに胸をつかれ
降るような蝉時雨の中に 不思議な静寂
ロード中のブラウン管に映った私の顔 そっと目をそらす
オフィス街の風に潮の香り 記憶の中の海の青を想う
父さん曙になら勝てるぞ
無限独楽をそっと止める
中年オヤジ 風が吹くほど イメージダウン
522 :
名無し職人:04/07/29 13:21
足の裏が痒い 米粒がついてる
523 :
名無し職人:04/07/29 13:22
死んだつもりで 頑張る
風鈴の りーーーーーーーーーー んと鳴りたる 向こうに入道雲
皿洗い スイカの種がステンレスの上をすべる
扇風機かけてオナニー
風鈴の りーーーーーーーーーー んと鳴りたる
扇風機かけてアイス食べながら オナニー
昔は少女だった遺体
洗っても洗っても臭い爪
子らが吹き 顔赤らめる蚊取り線香
壁に当ったと思ったら鏡
鏡に映っているのは俺じゃない
俺じゃない俺じゃないと言っているのに『おまえだ』と言う自分
そんな自分を見るたびに目の前に壁が
無意味な高級感にドキドキする自分
蝉時雨 浴びるおいらは セミヌード
湿る肌庇いながらキムコにご挨拶
止められぬ双六 振れぬ賽子
寒さに震えて濡布団を被る不憫さ
炎天下の晴舞台 倒れゆく向日葵
尻出し 何もせずに しまう
543 :
名無し職人:04/08/01 20:52
坂道で立ちこぎ 中学生になる夕暮れ
自前の言葉を借りてきた
白球落として醒める夢
金メダルの「金」にルビを振ってくれ
この傷は持っていこう
この傷は捨てていこう
僕の心臓は何を数えているのか?
離れれば 離れるほどに 見える山
猛暑がゴスロリを一掃
打ち水に陽炎立つ キラキラとシジミ蝶
秋祭り前の静けさ 小さな社に手を合わせ
暗がりの向こう側であなたが無くなった 灯籠流し
夕立に削られてく人ら 乱れまくって解けぬ糸の如く
ピョン吉が居らんちゅうのに 前へ出る出る俺ノ腹
殺意を飼う
冷し中華の氷含んで 職場まで炎天下の道
今日でプチダノンは卒業
559 :
◆GOYA58JJHY :04/08/07 03:41
久しぶりに朝勃ち 笑う妻
560 :
名無し職人:04/08/07 03:58
そろそろ鼻糞食べる癖はやめよう
硬いクソ
唯一の救いが
紙いらず
人に会った後 寂しく一人 家に一人
汗で滲む作業服 背中に世界地図
勢い命 今日も班長のシゴキ
太陽に照らされた 名も知らぬ雑草
ピンチはチャンスだ 変えるだけの力があれば
揺れる死に体 満員電車
海の青が好き 空の青が好き アスファルトの街で青に恋い焦がれて
草いきれの香り 遠い記憶 永遠に続くかに思えた夏
やっぱり夏が好きと思える幸せ
独りで食べると冷めるのが早い
若作り そろそろ限界 でも止められぬ
昼に蝉時雨 夜にコオロギの声がする 盂蘭盆会
叱られて 貶されて 叩かれて 人間は成長する
川の如く時は流れゆく
見慣れた二段ベッド 俺の家
手に帯びる熱は盆唄が遠ざかる程に無くなっていって
ひとりぼっちひとりでに性悪
あの笑顔を掴めなかった儂はデットエンド
長い滞空時間と夜
遠いようで 近いようで 遠い、そんなひとへの想い
切なくなる理由などない はずである
言葉絞め殺すことに慣れてしまった胸に痛み
好きだったひとと嫌いだったひとと好きになってしまったひとが同じ名前
585 :
名無し職人:04/08/20 05:02
あげ
もう二度と やらぬと誓った 野球拳
587 :
名無し職人:04/08/20 05:06
仕事ブッチ 電話ほかしてプチ失踪 一月経つけど何もないの
居室で独り 静かな隊舎
全てが終わったあとに初めてまた今度って言える
道産子魂 甲子園に炸裂
日傘の下のぎこちない笑顔 照れくさくて嬉しくて
目を細めたのは 白いシャツが眩しかったから
少し遅れて歩く街角 振り向いてくれるのが嬉しくて
笑顔が欲しくて 不意打ちの写真
ちんこが痒いが 満員電車
雨降りすらも嬉しいのは君の所為
ビール瓶吹いて 船乗り気分
たまにはシャワーを浴びたい 傘がそう言うから
帰れと呼ぶ声あれど行けぬ夏が逝く
街角 季節のたより 風に乗る蜻蛉たち
自販機前の31歳 しばし迷って野菜ジュースをおす
曇り空の下 海に写る夜景 いっそう鮮やかに
山向こうの風が熄みますように 小鳥のために
下痢やまぬ遠雷
しあわせでありますよう えがおでありますよう
ドレッシング選びの上手な大人になりましょう
樹液が固まり夏終わる
ゆるりと舞い降りる秋蝉 枯葉景色への前準備
遠い温かさと色失せる面影 最後の背中合わせ
ニッパーで髪をざっくり毟り毟って 必死の金無心
胃がよくもたれる 人生の折り返し地点
買い間違いでも 当たり馬券
檸檬の酸味に耐えて届かぬ想い
哭いても風 微笑っても風
ひとりつまづいて寂寥
夜空佇む 点呼前
彼の詩を思い出し ハリーポッターの健康を祈る
どこまでも続く 頭を黄金に染めた田圃
0.1mm隔てた遠距離恋愛
秋の足音 ほんのりと紅く
踊らされる快楽 踊らせる苦悩 事件発生
秋の夜長の腹の虫
嘯いた 夏なのか秋なのか
風鈴をちりんと外して秋
握り締める右手 左手でそっと抑え
きらきら光る大海原 深海魚笑う
627 :
名無し職人:04/08/31 11:18
いっぱい話したいのに 吐息ばかり
ちっぽけな何を守りに入るおれ
雲が流れていく哀しみのように
掌からこぼれ落ちていく月の光
寂れた商店街 シャッターのそばにペンペン草
咳をしてもピロリ
夏の終わりのこの物悲しい気持ち
涙が溢れそうにもなるけれど
どこに行っても売ってないから
存分に味わう事にしました
傷つけてしまいそうな言葉つむげなくて
TV越しの故郷は晴れ
笑いさざめきの中に 身を置く幸せ
皆の笑顔 花束にして持っていたい いやコサージュにして胸元につけていよう
「人はパンのみにて生きるにあらず」 もちろんご飯もお酒も 笑顔も必要
642 :
名無し職人:04/09/08 16:34
噂話をすれば人影
ヨン様が 出てきた途端に 叫ぶ祖母
644 :
名無し職人:04/09/08 18:53
夏かと おもったら、もう秋
季節感、
失うくらい
ひきこもり
肉壺に、
しずく滴る、
漏れの嫁
ぱるぷんて、なにがおこるか、おたのしみ
「壇さん、大和田さん、壇さん」 もう一度聞きたくて
咳をしてもひとりじゃない うつさぬかと心配
夏暮れて TUBEが巣籠もり支度
ピアスが重いと叫ぶ耳
口の中でひっそり転がしてみる名前
鏡の顔 鼻の下のばし 鬼畜にも似て
「個性!」と叫んで個性消ゆ
台本通りに日が暮れる
ミスキャスト 滲む舞台で 踊りましょう
子供の声で話したい
顔を落としましたよ
パイ毛が生える 抜いても生える だから抜かない
名前出されて なんだかなあ
粉は つまんでもつまんでも 足りない
思い出して一部だけ元気
女性ばかりの車両 乗り込む前の一瞬の躊躇
664 :
名無し職人:04/09/15 00:49:22
譲れない拘り 一歩引いて見たら何でもなかったり
幕引きの唐突さ僕らの傲慢さ
秋の訪れを確実に告げる食欲
お日様の陽射しを集めたミカン 笑顔で店先に並んでる
素直になりたい まっすぐになりたい
大木に凭れ 大木の主ごっこ
緑の掌風に揺れ 朱い掌まだ見えぬ
ただ声が聞きたいたそがれの街
分け入っても分け入ってもピロリ山
なぜ卑屈に見えるのだ泣き顔
糖分制限 塩分で憂さ晴らし
オシロイ花の種を潰せない
「パ・リーグ」を何度か噛む
粘土を踏み鳴らして隠れ蓑
ビデオまだ見てないけど返す
分け入っても分け入っても青いなあ俺
小さく見える神宮の秋
やるせなくグローブ磨いて帰る道
憧れた野球選手が都落ち
うんこふんだって ハッピーがとまらない
瓦礫や塵に混じっていた過去の栄光
苔生した倒木 傍に新たなる息吹の芽
問いかけを吸う 秋の空
ネコになりたい 膝の上で丸まっていたい
僕たちの ゆびさき硬むすび
おいらの人生 底なし沼と比較する
駆逐艦 巡洋艦と 護衛艦
良かれと思ってやった事が すべて裏目裏目へ そんな人間国宝
紅葉狩りとオヤジ狩り 究極の選択
ただただ 開き直る
遠いぬくもり 胸ふたぐ想い
手を伸ばせばつかめそうな星空 でも届かない 届かない
ロングブーツとキャミソールが街に同居する季節
きらびやかな表通りはこの街の本当の顔じゃない
ホッと肩の力を抜く時間 街も人も素顔に戻る
寂寥臨界点突破
いつ起きれば良かったんだっけ?
シャンプー片手に豪雨の中
カルピス原液口に含み 雨の中 天を見上げ
手を繋ごう 僕らの連続する苦悩
手を離す 僕らの連続する苦悩
僕のベスト盤だけホテル・カリフォルニアが入ってない
白い壁のように 狂い切って 黒い気持ちを待つ
スタートとエンドを織り続ける僕ら それを責めるのも僕ら
粗末なシャンデリアに乗る祖父
言葉だけで温かくなる気持ち ありがとう
笑顔でいよう 笑いじわが出来ても
片隅にいさせて下さい 笑顔を見ていたいから
御託オンリー
シワシワのちっさなハズレピーナッツ
余地オンリー
本当は電車を誰も待ってはいない朝
ガーフィールドって可愛いのか?
明日も部屋が汚なかったので片づけたら未来になった
強くならないなってはならん乱暴者
ミルクセーキで追っ払う雄牛
青空に突く煙突 黒煙靡く初秋
暖かな色の満月を見る幸せ
元気をくれる人 元気でいてね
タヌキ囃子に餅つきウサギ かちかち山の二人も仲良くお月見
くたびれサンドバッグ 殴って涙
達磨の気持ちが分からない
小さい石鹸くっつけて使う
懐かしい卒業写真が見当たらない
728 :
名無し職人:04/10/01 16:45:30
窓開け網戸開け窓閉めて見る外
729 :
名無し職人:04/10/01 16:53:14
携帯で見る30×30ピクセルのポルノ
730 :
名無し職人:04/10/01 16:56:27
陰毛が巻き込まれた
731 :
名無し職人:04/10/01 17:09:14
川底に俺の携帯
母がドラマの説明をさせる
733 :
名無し職人:04/10/02 16:54:26
臭い氷噛んでいる
イルカのうんこをはじめて見た
ゴキブリが越冬に選んだ板
朝日を憎む寝室
737 :
名無し職人:04/10/04 18:30:12
電灯が点いていた午前十時
738 :
名無し職人:04/10/04 18:49:22
甲斐よしひろの体臭を想像してみる
739 :
名無し職人:04/10/04 18:50:50
わざと笑い転げてみる
朝からステーキ 親不孝者
741 :
底女:04/10/04 21:33:37
こうしてるまにもテロメアの切符は切られて
742 :
底女:04/10/04 21:34:49
頭が、おおきく育ちすぎた
743 :
底女:04/10/04 21:35:39
しらたきの袋に包丁を立てる刹那
744 :
底女:04/10/04 21:36:23
へ、へ、も、へ、じ、泣きわらい
745 :
底女:04/10/04 21:37:27
からだじゅうの穴をふさげば幸せ
746 :
底女:04/10/04 21:38:31
片足づつパンツをはく人体構造の妙
747 :
底女:04/10/04 21:39:54
禁治産者がサマージャンボ一等前後賞
748 :
底女:04/10/04 21:40:44
たくわんになって雲水の椀をぬぐう
749 :
底女:04/10/04 21:43:30
深夜夫人が縦巻ロールで坂をころがり
750 :
底女:04/10/04 21:45:17
雨飾山をうしろむきに登る
751 :
底女:04/10/04 21:46:35
自由律の逢瀬願ったり叶ったり
752 :
底女:04/10/04 21:50:45
ここでの再会、他言を禁ず
また出会い。また別れ。
なぜ北へ行きたくなるか負け犬
いつかまた会おうじゃないか下衆野郎
10劫前から出会っては別れ
やあ、6劫のあいだどうしていた?
墓穴はたくさん掘った。あとは入るだけ。
顔と体をすげかえてミス・ワールド19位
毎日1分づつ遅れる時計なおさずに2ヶ月
名前もないのに名刺をつくった
鳥肌をざらりとなぜて、また冬
ぽとっておちた、ぽとって、花びらが
溺れたくても小器用に泳いでしまって
ニッチとサッチが踊り狂う
茶渋のついた歯で日本人が吼える
歩いて逢いにいく、量子テレポーテーションよりも。
つ□ つ□ つ□ ハンケチを何枚もください
深夜、PC落としたモニターに映る我が顔
ぽつりぽつりと夜更けに会おう
くるぶしを遠隔操作でなでてあげます
せなかにかかれたなまえ うれしくて
今日も明日も明後日も変わらぬ世間
773 :
名無し職人:04/10/05 18:04:19
爪が黒かった
ハンカチ落として歩こうか
あなたの木霊に出会う山
勃起したような仙人掌(サボテン)の根っこが腐ってもげた
百年にいちど咲く竹の花をみたとうそぶく
二百年にいちど降る沖縄の雪をみた、とも
このつぎ落ちてくる雨粒のなかに飛びこむ
夏の抜け殻をしまって冬の鎧をひっぱりだす
蛾の夢も夢は夢、むしろ夢
無意識に二人前 朝食を捨てる
硝子の台湾製地球儀サハリンが妙にでかい
満員電車で計画的に風邪を拾う
生け捕りした蚊ワイングラスに軟禁
乳頭のホクロ孤高に鎮座まします
地下鉄ノイズ短音階に還元する朝の耳
おどり場で尾崎よみたる昼同僚にみつかり
ギターの孔から秋の音
片足萎びた雀やら疥癬病の鳩やら寄りくる
せからしか どくらしか きゃつのくちばしから硝煙反応
海原掻いて掻いて ひっ 掻く最中に殴られた
アインシュタイン=ローゼン橋を渡りきる
ひだり薬ゆび一本鍛える25時
ハレとケならばケのおんな歯磨く
あたま隠して尻隠して消えいる
蟻吸秋の季語
死人花秋の季語
拝み太郎秋の季語
童貞聖マリア無原罪御宿りの祝日冬の季語
銀杏ひろう公園の主うつろに華やぐ
壁に耳あり障子に目あり
ツアー催行せるもわたくし離脱す さらば
辞世の句
ノをとっぱらったらコケてしまった人
下瞼に溜まった涙を空に返してあげたい
何も無いのに吐息
外気に晒された俺をムチャクチャに殴りたい俺が居る
オブザピーポー バイザピーポー ピーポーピーポー
809 :
名無し職人:04/10/12 17:54:43
お腹痛くても空は高い
お母んが自炊している
さういうプレイだと思ふ。
銀杏を箱ごともらう
ラジオ消して また眠る
隠してみても見つかる
815 :
名無し職人:04/10/12 18:36:07
キダタローだけうなずく
816 :
名無し職人 :04/10/12 18:38:34
野球部員 女廻すも 打席順
817 :
名無し職人:04/10/12 19:10:33
女房が うちを出る
818 :
名無し職人:04/10/12 19:12:05
日が暮れると 夜
819 :
名無し職人:04/10/12 19:18:48
ヒッキーの あくび、明日も 望みない
820 :
名無し職人:04/10/13 18:52:08
今日も することがない
821 :
名無し職人:04/10/13 18:53:39
むなしい朝立ちで 目覚める
822 :
名無し職人:04/10/13 18:55:10
ゆうべの 残り香で、一発
Straw編むSwallowオスの喜び 世界の端っこにしがみつき
アイタイキモチヲ ソラニオクッタヨ トドイタカナァ
みてくれてるかな?「なにしてたの?」って怒りたいから、いつまでも待ってるよん
826 :
名無し職人:04/10/15 02:09:26
怒られたいからいつだってみてるよ馬鹿だねほんとに馬鹿
827 :
虹色の瞳 ◆Cr43oObowk :04/10/15 02:17:56
死ぬほどの理由のなくて酒を注ぐ
828 :
虹色の瞳 ◆Cr43oObowk :04/10/15 02:23:25
ラヂヲからELT まだ聞こえる
829 :
砂糖一:04/10/15 02:27:01
集団で自殺するなら自慰がいい
830 :
虹色の瞳 ◆Cr43oObowk :04/10/15 02:28:40
ゼリービーンズ アゴが悲鳴をあげる
831 :
まゆ ◆T5iZUMbZ9o :04/10/15 02:30:50
832 :
名無し職人:04/10/15 02:32:28
833 :
名無し職人:04/10/15 02:38:55
124頁バックサイド・ウエスト・ラップ試行錯誤延々2時間
834 :
まゆ ◆T5iZUMbZ9o :04/10/15 02:40:12
『アナタだけvV』 信じた俺が 馬鹿だった
思い出せない酒の幾つか
球音響くは耳の奥だけ
諭吉のボカシが優勝旗
歩道の端に小さな秋の実り ドングリころころ
一片の雲も吹き払う秋の風 抜けるように空高く
紅葉を待つ山々 コスモス揺れる里を想う
通り雨 通りすぎてから 雨宿り
雲の切れ間に帰れない場所を探す秋空
指令70KrUNAvtBE昨夜の場所へ
本当に馬鹿だからちゃんと見ててよ。できるなら早く怒られに来てね。
きのうと一秒差の書きこみか。馬鹿ってあなたのことじゃないよ。馬鹿。
ちかぢか推薦図書感想文書くわ優生学左翼宛に
死に水とってやる腐れ縁
愛ってこういうもんかも粗にして漏らしっぱなし
テレビを舐めてみる
知り合いに会わないように気をつける日
自殺の待ち合わせに顔見知り
バックサイドフォワード4ビート完成間近見せたい
望まれるなら失墜しに行く
いっぷんでもあえてしあわせ ありがと
首をそっちまでのばして窓から入る
「あなたはわるくないのよ」X100
ほんとにあなたなのかしら
冷えた朝 金木犀香る
花火 青い空 花火 秋の空
寒い朝の悪夢
追憶が 舞って金色 ススキの穂
初めてのキス アスコルビン酸の味
新しい雨靴 ほんのちょっとだけ機嫌良く
好きだった銘柄の小さな缶ビールを お供え
写真の笑顔 お守りのように いつも
台風の中 昼間のビールに舌鼓
声聞きたくて 唇ふさぐ
868 :
名無し職人:04/10/24 12:02:47
日曜日とりあえず2ちゃんねる
869 :
名無し職人:04/10/24 12:09:18
狂い咲きモラトリアム&ピース
870 :
名無し職人:04/10/24 12:17:10
おまんらに伝えておきたいことがある
「マイペース」ってほめ言葉じゃないからね
メールの文字に浮かぶ笑顔 心臓が早鐘になる
872 :
名無し職人:04/10/25 09:29:08
誰も見ていない道でスキップ すかさず後ろを振り返る
一週間という無間地獄の中 ただ笑顔
これから満杯になる宝箱の鍵
夕陽さよなら 橙色の笑顔
すぐにメール読みたくて そのためだけに眠気我慢
あなたが大好きですと言えなかったこと この先どれだけ後悔するのか
人生で初めて出会った宝物 手に入れられないなら死ぬまで眺めているよ
想いがこぼれるまなこから
880 :
名無し職人:04/10/26 22:58:52
親友の彼女と寝ても一人
親友の男と寝たら三人
ここには純愛系のひとが約3人いる
笑えるぐらい黄色い尿
喧噪の都会の孤独に空っ風
無人駅 ポツンと照らす壊れかけた電灯
薄暗い灯火で憂さ晴らしの自棄酒
887 :
名無し職人:04/10/30 18:59:57
すきま風 純情無情
888 :
虹色の瞳 ◆CyufUda9E6 :04/10/30 19:06:48
星月夜回る回る こおろぎ顔に乗る
湯に横たわる 雨音聞く
言葉飲み込む 止まらなくなりそうで
コンビニで、中国人のバイト、店長に叱責されていて
レンジの中、回転する惣菜
雨、降り止まないで
僕は君に、電話をしない
限りないもの、それが欲望
ん、なんか今後ろ通った
いつか又逢えると信じることが生き甲斐です
本当に大好き
小春日和
小春日部
大春日部
895 :
名無し職人:04/10/31 21:13:33
世界の終わりとハードボイドドワンダーエッグ
896 :
名無し職人:04/11/01 12:20:10
生まれてから死ぬまで一人
優しいひとこと 心を温めるたからもの
「を、いいネタうかんだ」以上のねむけ。
病める体が生きる源 力は何処からか湧いてくる
変な帽子をかぶった
変な病気をもらった
902 :
名無し職人:04/11/03 04:39:55
惚れたなら 必ず落とせ 女神でも
くそをしてものこる
日々の運動がトイレ掃除
905 :
名無し職人:04/11/04 01:04:27
はさまっている父親
毎日が日曜日 でもそんなに楽しくない
907 :
名無し職人:04/11/04 01:42:23
俺にだまって梨をむいている
ミスドで朝まで携帯をいじる
ここが闇の一寸先か
風に吹かれて彷徨う初雪
ビタミン鉄カルシウムプロテイン入りチョコバーの夕げ
912 :
名無し職人:04/11/06 01:39:01
アドレッセンス通過後の山手線、午前8時。
歯が痛む そういえば昨日も
同じ景色を見る幸せ 風の音を心に感じて
ちきしょう ライバル店の カツ丼がうめえ
916 :
名無し職人:04/11/07 22:54:31
人生を軽蔑してきた僕を軽蔑する三十路の夜。
917 :
名無し職人:04/11/07 22:55:27
豊満な乳房におごるなかれグラビアアイドル
918 :
名無し職人:04/11/07 22:57:03
中卒の同級生が社長になっていた
盗んだバイクが盗まれた大卒平社員、同窓会の夜
919 :
名無し職人:04/11/07 23:03:19
いじめた奴が自殺した
鏡が割れてる鏡が割れてる
眠る猫と眠れない自分
電話を切ってもまだ怒っている
首輪を外しても留まる飼い犬
924 :
名無し職人:04/11/08 23:13:54
キャシャーンのDVDをプレイヤーから取り出して一人。午前3時のオムライス。
非常時に非常に邪魔な非常口前バカップル
拭っても拭っても脂性
女のパンツが見えそうだ
逃げちゃだめだ とアニメ見る
くしゃみをしたら ベルトが切れた デブの昼下がり
930 :
名無し職人:04/11/09 22:07:40
好きって言ったら照れてるのかしら目も合わせてくれない
931 :
虹色の瞳 ◆CyufUda9E6 :04/11/09 22:09:42
いなくってもいい 星がきらめく
相合い傘なんて書けない 吐息窓が雪色に溶けてく
リボンとフリルと迷彩服にときめく昼下がり
冷え込む朝 もうちょっと体温が欲しい
気まぐれで笑えぬほど 自然と遠ざかってしもうた我ら
熱い景色に囲まれて 猫の隣で俺も猫
冷えた灯台から橙 向こうの春が染みこむ
うつむいたところで土気色のきもち だけ
939 :
sageman ◆UaMgd9C/2Y :04/11/09 23:41:50
君が他に男に抱かれてもしょうがない
だって俺もう死んでるんだもん
あなたを受け入れたからダイスに従うよ
ダイスは誰が振ってくれるんだろうか
飼い殺された負け犬
942 :
名無し職人:04/11/10 09:39:42
停滞する秋雨前線と俺
凄い石頭にインディアンが苦戦
囚われの銀杏 最期の鼬っ屁
10日ぶりに歯を磨く
刺身と一緒の皿に載せると魚臭くなるじゃないかと思っても心の中だけ
947 :
名無し職人:04/11/11 23:17:07
自尊心が傷つく音がする
948 :
名無し職人:04/11/12 22:19:48
マクドナルド午前4時
紙の味のするコーヒー啜るつかの間にも霧は深し
949 :
名無し職人:04/11/12 22:32:44
首に何か冷たいものが走る−達者でなァ
950 :
名無し職人:04/11/12 22:35:00
サヨウナラ と言える人が居る シアワセ
職場で話をしなかった今日
952 :
名無し職人:04/11/12 23:22:15
レディオヘッド、霞む首都高三号線、ペットボトルのお茶、山盛りのキャンディ。
滑走する車は世界から半身落ちかかっていて。
ああ あ あああ ああ 顔はある 言葉が無い
風邪をひいたが あるのは下痢止め 一応飲む
遠くで見つめる猫 呼べど来たらず
寝て起きるのが仕事と言い切ろう
一日と一日の狭間でオナニーしている
オナニーより大事なものを見つけました
959 :
名無し職人:04/11/13 14:53:35
昨夜の雨 今日の風 明日の霧 君に五里霧中
960 :
名無し職人:04/11/13 15:10:10
最後のネタ 走馬灯のごとくに 忘れ去る
唯 君の平穏を祈り 紅葉
962 :
名無し職人:04/11/13 21:34:11
あかるいみらい やればできるこ
やさしいきもち とどいたよ ありがとう
眉間の縦ジワ歳じゃないです眼が悪いんです
いつかはまたひとり だから今は一緒にいようね
自由なひとに執着するのは苦しい
受身でいればこのまま終わる
そもそも失恋からのはじまりでした
969 :
名無し職人:04/11/14 00:28:48
誰にでも優しい人は君にも優しい
君に優しい人が誰にでも優しいと苦しい
970 :
名無し職人:04/11/14 00:30:49
「旧山手通りを槍ヶ崎のほうに遣って」
後部座席の客は道中ずっと携帯電話いじってる
深夜レイディオが流すスガシカオとタバコの煙
971 :
名無し職人:04/11/14 00:31:19
一寸のぼんくらにも五分の人権
まったくわからない
わからないところに居直ってしまいたい
ちんぽの先にホクロが増えた
974 :
名無し職人:04/11/14 11:45:40
オールドファッションドラブアフェアー無惨
975 :
名無し職人:04/11/14 11:46:54
世界の果ての一歩先で炭酸と愛を発散し続けるアメリカンチェリーコーク
976 :
名無し職人:04/11/14 11:48:22
ハイチューが胃の中に落ちる質量が丙種重力
977 :
名無し職人:04/11/14 11:49:08
このまま1000に向かって行軍していくことに疲れたの
愛することにも疲れたの
978 :
名無し職人:04/11/14 11:49:56
エキサイティングナンパシテ
ストラテジィは逐次投入
終わりはいつもあっさり
近づくほどに荒いブラウン管
981 :
名無し職人:04/11/14 11:51:31
群馬県道路傍コンビニエンスの気まぐれシャルロット午前3時
982 :
名無し職人:04/11/14 11:52:10
幸せの終わりはいつも劇的で
幸せの始まりはいつも見えない
983 :
名無し職人:04/11/14 11:52:48
怠けてるわけじゃないんだ頭が悪い
984 :
名無し職人:04/11/14 11:54:20
終末日めくりを弄ぶ偉大なる神 山城新伍
もうすぐ完走 次スレ立て乙
あなたがいつも 元気で笑顔でありますよう
汚れたノート引きちぎる 真っ新の紙に記すため
磨き上げられたテーブルの下 煤だらけ
名無しでも あなたとわかる 不思議
名なしでも あなたの気持ちが伝わる 不思議
盗んだバイクで授業参観
スレ完走祝う 花束 来たな
。:o:ο: ○.。
┌───────┐ 。◇◎。o.:O☆ο
(|● ● | /。:゜◎::Oσ☆。∂:o゜
/| ┌▽▽▽▽┐ | / 。○。∂γ:☆O◇。σ
( ┤ | | | / ◎:.♭☆:ο。:iσ:☆:◎:
\ └△△△△┘ \ / ☆。σ:。: o α:θi:ρ☆
| |\\ ▼ 。○..io.。◇.: ☆ 。.:
| | (_)-▲―――――σ :∂io☆ ゜
| |
| /\ |
└──┘ └──┘
許してくれ と鏡にうつむいて
涙星 握って夜露の 一滴
北風の 吹いた向こうに 帰り道