頭文字D パソコンステージ 1

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1モリ
やっぱり
http://human2.2ch.net/test/read.cgi/owarai/1019651961/l100
で言った通り1から順番にやることにします。
それではマターリと始めましょう。
まずは一巻からです。
2モリ:03/12/13 13:52
200X年 夏
頭文字D Second Stage タイピング関東最速プロジェクト
秋名ステージ

Vol.1キューハチ買おーぜ

ギャアアアアアア!!!
プーン!!!
ギャアアァアア!!!
ドヒャア!!
3モリ:03/12/13 13:53
ギャアアア!!!!!
4モリ:03/12/13 14:00
ガリアアァーーーン!!!
ギャアァアア!!!
プーン!!!
ギャアアアア!!!

群馬県 S市

パッパーッ!

県立S高校
イツキ「99年式で13万円・・
    たっけーな
    好きな色なんだけど
    高すぎる・・」
5キッド ◆2ch/ay5Jgw :03/12/13 14:28
             ,,  ,, 
            (,,゜w゜)  ∬ 
           ⊂゛ ゛⊃━・
            | † |
            し゛゛J   

           

                  
             ,,  ,, 
            (,,゜∇゜) < んぽ〜〜〜
            |゛つ ゛⊃  
            0 † |
              `J
6名無し職人:03/12/13 14:38
高橋 涼介

「F」と「J」の溝に人差し指をひっかけるようにしてホームポディションに対抗するんだ。
7モリ:03/12/13 16:39
イツキ「やっぱセカンドは
    やめてキューハチさがそう
    それなら現実味があるよ・・」
ザワザワ
ワイワイ
イツキ「とりあえず
    デスクトップじゃなきゃなー
    パソコンは・・
    なぁ拓海
    聞いてんのかよ?」
ボケーッ
拓海「聞いてるよ・・・
   で・・いくらなんだよ
   そのキューハチって
   ヘンな名まえのパソコンだな・・」
イツキ「9万ってのがある
    説明書なしだけど・・」
拓海「今んとこいくら
   たまってんだ?」
イツキ「2万とちょっと」
ボーッ
拓海「先はなげーな」
イツキ「あーあ・・
    ドカンとかせぐ
    方法ってねーかなー
    オレらが今やってる
    パソコンのバイトじゃ
    夏休みフルにがんばっても
    いいとこ3万ってとこかなー」
ナツキ「バイトしてるんだ?」
ひょっこり
ナツキ「拓海くんたち」
8モリ:03/12/13 16:44
拓海「もぎ・・
   ・・・」
きょとん
拓海「・・・」
じーっ
ナツキ「・・・
    なによー
    だまらないでよー」
ワイワイ
ナツキ「あたしが話しかけたのがそんなに意外だった?
    一ヶ月やって3万ぐらいなの?
    バイトって
    それって週に何日ぐらい働くのォ?」
拓海「みっちりだよ
   週5回か6回・・」
ナツキ「そんなに
    働くのォ!?」
えーっ
ナツキ「そんだけ働いて
    たった3万なのーっ」
9モリ:03/12/13 17:01
拓海「たったってなー ふつーそんな もんだろー
   どういう金銭感覚してんだ?」
イツキ「高校生のバイト なんて時給
    やすいんだぜ」
ナツキ「知らなかったー」
ふーん
ナツキ「バイトしたことないから・・ がんばってね」
ばっあーい
ナツキ「期末試験終わったら みんなで遊びにいこ?」
拓海「・・・」
ボーッ
拓海「オレ茂木なつきと 話したの一年ぶり
   ぐらいなんだよ」
イツキ「ホントかよー」
拓海「2年の夏までは よく話してたんだ
   けどなー 同じ部活だったから・・ そのあとちょっと
   わけあってオレ ものすごくキラわれて
   さけられてたんだ・・」
イツキ「何したんだ? おまえ
    部室でおしたおしたとか?」
拓海「別に茂木には 何もしてねーけどさ
   そのころあいつの カレシだったパソコン部の
   1年上の先輩をさー なぐったんだよ
   部室で・・ その事件以来オレ
   気まずくなって パソコン部やめたけど
   茂木はずっと2ちゃんねらー
   つづけてたから・・ 廊下でスレちがっても
   目も合わせてもらえない ぐらい ロコツにシカト
   されてたんだ・・」
10モリ:03/12/13 17:02
イツキ「当然といえば トーゼンか・・
    カレシなぐっちゃなー
    だけどおまえ
    パソコン部で上級生なぐるなんてすごい ことだぞ
    なんでまた?」
拓海「理由はちょっと 言いたくねぇけど・・
   ついカッとなってサ・・ イヤな奴だったんだよ
   その先輩」
イツキ「おまえ昔から そういうとこ
    あるからなー ふだんは眠そうに
    ボーッとしてるけど・・ たまにキレると
    人格変わるからなー」
11名無し職人:03/12/16 07:59
即死判定防止保守
がんがれー
12モリ:03/12/16 15:49
ホケーッ
拓海「小学校ぐらいの時って
   すぐ泣くくせに
   泣いてからキレて妙に
   強い奴っているだろ」
あはははは
拓海「オレってそういう
   ガキだったんだよなー」
パパーッ
拓海「なぁ
   歩きながらそれ読むのやめろって
   みっともねーから
   きいてねーなこのガキ」
イツキ「おっこの
    キューハチいいかも」
パパーッ
13モリ:03/12/16 16:04
イツキ「なー拓海
    2人で共同で
    キューハチ買わねーか?
    2人のバイト代合わせれば
    ローン払えるだろー」
拓海「なんでそこまで
   ムリしてパソコン
   ほしいんだよ
   やだよオレ
   おまえん家だって
   パソコンぐらいある
   だろーが
   それかりれば?」
イツキ「だめだよおやじの
    パソコンオートログインで
    ノートでおまけに
    サンテンイチなんだよ
    サイテーだよ
    パソコンじゃないよ
    あんなの
    くせーし」
ボケーッ
拓海「りっぱにパソコンだよ
   ハードディスクがついてて
   動けりゃー」
イツキ「わかってねーな」
パパーッ
イツキ「タイピングソフト使って
    楽しいパソコンじゃ
    なきゃパソコンの意味が
    ねーだろォ?」
14モリ:03/12/16 16:08
拓海「何すんだよ
   タイピングソフト使って」
パパー
イツキ「決まってんだろ
    打つんだよ
    キーボードを」
拓海「・・・
   楽しいんか?
   そんなことして」
イツキ「はあ〜っ?
    オレときどき
    おまえって奴が
    わかんなくなるよ・・
    拓海ィ
    楽しいに
    決まってんじゃん
    やったことねーけど・・
    男のクセにかっこよく
    タイピングソフトで攻めてみたいと
    思わねーのかよっ!?」
ボソッ
拓海「オレもう
   あきてるんだよなー
   そういうの・・」
イツキ「?」
15モリ:03/12/16 16:13
イツキ「なんだよそれ
    どういう意味だよ?
    お互い先月
    パソコン勉強した
    ばっかじゃん」
拓海「・・・」
イツキ「あれだよあれ・・
    バイト行く前に
    ちょっと
    やっていこうぜ
    ルパン三世タイピングソフト〜26+αの鍵〜」
ゴゴゴ
ガビーン
拓海「なんだよ
   ゲームの話かよ・・
   ヘンだと思った・・」
イツキ「言っとくけどなー
    ゲームと実パソコンは
    まるでちがうぞ・・」
拓海「・・・」
イツキ「と言いつつ
    もえてしまう
    オレだった」
パパーッ
16名無し職人:03/12/17 02:29
グッジョビー
17モリ:03/12/17 14:04
キッ
バタムン!
パパ「かわいいよ
   なつき
   やっぱりなつきは
   制服姿が一番だな・・」
ナツキ「そお?
    ありがとう
    パパ」
グヒューン
ナツキ「あのねパパ・・
    なつきの知ってる
    男の子がね・・
    バイトしてるんだって・・
    それでね・・
    そのコは夏休みの間
    ずっと働いても3万
    ぐらいしかもらえない
    んだって・・」
パパ「うん・・
   まぁそんなもん
   だろ・・」
ヒューン
ナツキ「お金をもらうことって
    すごく大変なこと
    なんだね・・パパ」
ウイーン
ナツキ「なつきはパパと
    月に3回ホテルチャットに行く
    だけで30万も
    もらってるけど・・」
18モリ:03/12/17 14:14
ゴオッ
ナツキ「そんなにたくさん
    もらっていいの?」
パパ「いいサ・・
   なつきには
   それだけの価値が
   あるんだ・・」
ナツキ「そうなのかな・・」
シュオーン
ナツキ「なつきには
    わかんない・・・・」
拓海&イツキ「ありがとうございましたー!!」
ふーっ
19モリ:03/12/17 14:14
イツキ「なー拓海ィ
    さっきの話の
    つづきだけどさー
    買おーぜ
    キューハチ」
池谷「おまえら
   キューハチねらってんのか」
ほう
池谷「いい趣味してるぞ」
イツキ「でしょでしょ?
    池谷先輩も
    そう思います!?
    ホラ見ろ
    聞いたか拓海!!」
拓海「・・・
   オレ・・実はよく
   知らねーんだよ
   キューハチって
   どこのパソコン?
   アップルだっけ?」
ずるっ
池谷「マジかー拓海
   電気飲んで
   みるかーおめー」
拓海「しまった」
池谷「GSでバイトしてて
   キューハチも知らねーなんて
   大恥もいいとこだぞ!!」
20名無し職人:03/12/17 18:17
>>17
ホテルチャットってなによ?
チャットで30万も貰えるんかい!
ワラタ
21名無し職人:03/12/17 18:56
電気のむのかwwwww
それとGSはちょっとおかしいかもー
パソコンショップの方がいいと思います
22モリ:03/12/18 15:32
>>19の訂正版

イツキ「なー拓海ィ
    さっきの話の
    つづきだけどさー
    買おーぜ
    キューハチ」
池谷「おまえら
   キューハチねらってんのか」
ほう
池谷「いい趣味してるぞ」
イツキ「でしょでしょ?
    池谷先輩も
    そう思います!?
    ホラ見ろ
    聞いたか拓海!!」
拓海「・・・
   オレ・・実はよく
   知らねーんだよ
   キューハチって
   どこのパソコン?
   アップルだっけ?」
ずるっ
池谷「マジかー拓海
   電気飲んで
   みるかーおめー」
拓海「しまった」
池谷「PSでバイトしてて
   キューハチも知らねーなんて
   大恥もいいとこだぞ!!」
23モリ:03/12/18 15:46
池谷「キューハチはマイクロソフトだよ
   ジェネレーション
   ギャップ感じたー
   今オレ・・」
うーん
イツキ「あの・・オレは
    知ってんですけど」
池谷「ムリもねーのかな・・
   モデルチェンジして
   セカンドが出たのが
   おまえらがまだ
   中学校の高学年
   ぐらいのころだもんなー」
拓海「そんな古いのかー
   あんまりイメージが
   よくねーなーうちにも
   商売で使ってる古い
   マイクロソフトのパソコンあるから」
24モリ:03/12/18 15:48
イツキ「そんなのと
    いっしょにすんなよ
    古くたって
    キューハチだけは別だよ
    キューハチ買ったら
    池谷先輩のチームに
    いれてもらえます?
    ずっとあこがれてた
    んですよオレ・・
    秋名スピードスターズに」
池谷「今日は土曜だから
   夜になればみんな
   秋名山に集まるぞ・・
   来るか?
   おまえらも」
25モリ:03/12/18 15:49
イツキ「え・・
    けど・・・・」
ボーッ
拓海「・・・」
イツキ「オレら
    パソコンないから」
ブオーッ
池谷「見せてやるよ」
イツキ「センパイの
    S98にィ!?
    (セカンド)
    見ます
    見ます」
拓海「S98ってなに?
   ?」
イツキ「オレ絶対
    見ます!!
    拓海も見るだろ!?
    なっなっ
    こんなチャンス
    めったにないぞ!!」
ひょっほーっ
イツキ「秋名スピードスターズの
    メンバーにも会えるぞ!!」
26モリ:03/12/18 16:02
イツキ「お先失礼しまーす
    池谷先輩」
池谷「おおっ
   8時に家で
   ひろってやるから」
祐一「好きだなー
   おまえらも
   どこ行くんだ
   峠は?」
池谷「店長・・
   このあたりで打つって
   いったら秋名山しか
   ないでしょー
   10分も動かせば
   つくんだから
   うちのチームは一応
   秋名山最速を
   宣言してるんですよ」
27モリ:03/12/18 16:03
祐一「ゴロゴロいるぞ
   自称秋名最速って
   言ってる奴は・・」
にやにや
祐一「オレがまだ現役で
   打ってたころは・・
   自他共に認める
   秋名最速の打ち屋が
   いたんだよなー」
池谷「まさか店長・・」
しょぼっ
池谷「「それはオレのことだ」
   とかいうオチじゃ
   ないでしょうね?」
祐一「ちがうよヴァカ
   本当にいたんだ
   伝説の打ち屋が
   しかもそいつは今でも
   現役で打ってるんだぞ
   秋名山を」
池谷「今でもォ?
   オレ秋名の打ち屋は
   たいがい知ってるけど
   そんな年くった奴
   いませんけどねー」
祐一「わるかったなー
   年くってて」
だっはっははは
池谷「あ・・いや・・
   そーいう意味じゃあ」
おっうまくドーナツできた・・
ふーっ
28モリ:03/12/18 16:11
祐一「おまえらとは打つ
   時間帯がズレてる
   だけさ・・
   そいつは今は
   とうふ屋の
   おやじだからな」
池谷「はあーっ!?
   伝説の打ち屋がとうふ屋ァ?」
祐一「朝の4時とかそんな
   時間にふもとからとうふを
   パソコンにのせて秋名湖畔の
   ホテル街に宣伝に行くんだ
   空になったパソコンで
   ふもとまで下ってくる時の
   スピードはそらー一見の
   価値あるぞ尋常じゃ
   ねーからな・・
   なんせ商売だから
   雨が降ろうが雪が降ろうが
   毎日打つんだ年季が
   ちがうよ
   秋名の峠なら
   文字の染みひとつ
   まで知りつくしてる
   男だからな・・
   1千万かけてもいいや
   おまえらが今の新しい
   速いパソコンで束になって
   かかっても下りなら奴には
   歯がたたねぇだろう・・」
29モリ:03/12/18 16:14
祐一「秋名山の下り最速は
   とうふ屋のキューハチだ!!」
池谷「キューハチでぇ・・・・!?」
ええっ
池谷「本当に1千万
   かけるんですか
   店長?」
祐一「むう・・
   100万なら
   かける」
池谷「本当ですか!?」
しーん
祐一「・・・
   10万だ!!
   それなら本当だ」
池谷「てんちょお・・・・」
30モリ:03/12/18 16:24
ナツキ「期末試験終わったら
    みんなでどっか
    遊びにいこ?」
拓海「・・・
   どういう風のふきまわしかな・・
   茂木なつき・・」
パソコン部の人「うまく
        やったなー
        おまえ・・
        2ちゃんねらーの茂木
        のことさ・・みんな
        ねらってたんだぜ
        さすがパソコン部
        最強のスケコマシと
        言われるだけのことは
        あって手がはやいよ・・」
御木「へっへ・・
   やくなやくな」
31モリ:03/12/18 16:27
御木「いい体してるぜ
   なつきは・・
   タイピングも上手に
   なったしなーオレが
   しこんでやってるからヨォ」
パソコン部の人「やめてくれよー
        あのかわいいカオで
        そんなことするのかァ
        これから茂木のカオ
        見るたびにヘンな
        想像しちまうよー
        ひゃっははっは」
御木「おまえたってるぞ」
ひゃっははっ
御木「かわいいカオして
   たって女なんて
   イヤがるふりして
   なんでもやるぜ・・
   この前なんて屋上
   よびだしていきなり
   スカート下から・・
   ・・・・!!」
ガッシャーン!
御木「なんだおまえーっ」
32モリ:03/12/18 16:30
拓海「いいかげんに
   やめろよ
   そんな話・・
   いい気になって
   くっちゃべってんじゃねーよ
   聞いてて不愉快なんだヨ・・」
御木「なんだァ拓海
   てめえーっ
   上級生にむかって
   その口のききかたは!?」
拓海「なんだっていいんだよ
   ヴァーカ
   立てよ!!」
ゴギャ!
33モリ:03/12/18 16:33
拓海「キレたなー
   あんときゃー
   わけわかんなくなって・・
   ・・・」
ふーっ
拓海「気がついたら相手の
   顔が血だらけで
   オレも拳の骨
   折れてたもんなー
   茂木のこともそんなに
   好きだったわけじゃ
   ねーのにな・・
   いけねー
   もうこんな時間か・・
   なんであんなことしたのかなー
   ・・・」
文太「・・
   出かけんのか?」
拓海「まーね・・
   イツキと約束
   あんだよ」
34名無し職人:03/12/18 19:36
(いきなりショーン・マイケルズが登場!)
ショーン「ほぉら!スウィートチンミュージック!」
(そういいながら、全員ぶっ飛ばした・・・しかし、ショーンの後ろに誰かが!」
35モリ:03/12/19 16:08
文太「夜遊びすんのは
   勝手だが朝は
   たたき起こすからな」
拓海「わかってるよ
   いちいち
   言わなくたって
   うるせーな・・」
ズゴッァア!
ガラガラ
祐一「見たことない
   連中だな
   ・・・」
オオオッ
祐一「こんな時間から
   秋名山打つのか・・
   どうみても
   温泉客じゃねーよな」
フン
祐一「よそから来た
   遠征組か・・
   今夜は・・」
ドギャアアア!
祐一「峠で
   ひともんちゃく
   あるかな・・」
秋名スピードスターズ
ドギャア!
36モリ:03/12/19 16:12
拓海「うわあああっ!!」
イツキ「やかましいぞ
    拓海!!
    池谷センパイの
    気がちるだろ」
ゴオオ!
拓海「そんなこと
   言ったって
   こえーんだもん」
池谷「ムリもねぇさ・・
   打ち屋のパソコンを
   はじめて見たら
   誰だってびびるもんだ!!」
オオオ!
池谷「次は2速の
   漢字だぞっ!!
   ウリャーッ」
ギャアアア!
拓海「ぎゃあああ〜っ」
ギャアアア!
イツキ「やっぱうるせー
    拓海ーっ!!
    だまれっ」
秋名山頂上
しーん
37モリ:03/12/19 16:26
池谷「だいじょうぶか?
   拓海」
健二「気もち
   わるく
   なったんだぞ」
打ち屋「かわいいねー」
池谷「そんなこわがるとは
   思わなかったんで
   調子こいてガンガン
   攻めちゃったけど・・」
拓海「ゲロゲロ」
げっそり
拓海「ふわあ・・」
イツキ「なさけねーぞ
    拓海おまえ
    こわがりすぎだ」
ぽあ
イツキ「それでも男かよ
    ダサダサだよ
    ホラーフラッシュ
    見てギャーギャー
    わめくタイプだろ」
拓海「・・・
   オレホラー
   フラッシュなんか
   こわいと思った
   ことねーよイツキ
   おまえに説明しても
   絶対わかってもらえねーよ
   このこわさは・・」
はああ
38モリ:03/12/19 16:30
イツキ「なに言ってたんだ?
    ?」
トルルルル!
文太「はい藤原とうふ店・・
   おお・・
   おまえか!!
   どういう風の
   ふきまわしだ?」
祐一「いやまーな
   これといって用事も
   ねーんだが・・
   たまたまおまえのことを
   思い出すことがあったんで
   元気でやってるかと
   思ってな・・」
文太「オレは
   かわらねーよ・・」
39モリ:03/12/19 16:34
祐一「それはそうと
   キューハチの方も
   ずいぶん元気
   みてぇじゃねぇか・・
   このあいだ朝早く
   配達帰りのおまえと
   スレちがったぞ
   おまえオレだと
   気がつかなかっただろ
   合図したのに
   無視しやがって・・
   暗かったけどな・・」
文太「そりゃー
   ちがう・・」
シュボッ
文太「オレじゃねぇ」
祐一「ちがわねーよ
   まちがいなく
   おまえの
   キューハチだった!!」
文太「だからその・・
   オレのパソコンだけど
   使ってたのは
   オレじゃねぇ・・・」
ふーっ
ポリポリ
文太「今とうふを
   レイクサイドホテルに
   宣伝にいってんのは
   息子の拓海だ」
祐一「なんだとーお!?」
40モリ:03/12/19 16:37
祐一「いつからだ!?」
文太「5年前だ!!」
祐一「ごねんまえだァ・・
   毎日か!?」
文太「毎日だ!!」
ガヒューン!
再び
秋名山頂上
ブボンゴオ!
池谷「見かけねぇ
   奴等だな・・」
オオオオオオ!
ザワッ
打ち屋「どっかよそのチームだろ・・
    やな感じだぜ・・」
拓海「・・・」
池谷「あのステッカー
   まさか・・」
バタン!
バタン!
ぬう
啓介「・・・」
41モリ:03/12/19 16:40
ドッルルッル
啓介「オレ達は
   赤城山から来た
   赤城レッドサンズの
   メンバーだけど」
池谷「やっぱり・・」
ドドド
池谷「赤城最速といわれる
   レッドサンズ・・!!」
啓介「ぶしつけな
   頼みで悪いが
   この峠で最速のチームか
   もしくは打ち屋を知ってたら
   教えてくれないか?」
VOL.1 キューハチ買おうぜ END
42モリ:03/12/20 10:50
Vol.2 最速!!サーバー・ワークステーションブラザース
池谷「オレらはスピードスターズ
   っていうチームやってっけど・・」
ドルル
池谷「自分らでは
   秋名最速だと
   思ってるよ・・」
ドドド
啓介「・・・」
43モリ:03/12/20 10:54
祐一「おまえの息子まだ
   高校生だろうがァ
   五年前って
   いったら・・
   中学一年から
   パソコンやらせてる
   のかァ!?
   パソコンの事知らないから
   ネチケットやぶったら
   どうするつもり
   だったんだ!?
   信じらんねー
   ヴァカだな・・」
文太「大丈夫だよ
   朝早いしタイピングソフトだしな・・
   けっ」
ふーっ
文太「たまにはヒヤヒヤ
   することも
   あったけど・・
   今はもうパソコンの勉強させた
   から自由だ!!」
祐一「ばぁかやろ・・」
ドッドッドッ
44モリ:03/12/20 10:59
啓介「外報部長・・」
外報部長「OK
     ちょっとオレらの
     話を聞いて
     もらいたいんだけど・・
     お互いサ・・打つのが好きで
     こうしてチーム作ってるわけ
     なんだろうけど・・」
ドドドドド
外報部長「地元だけでつるんで
     打ってるとそのうち
     だんだんマンネリに
     なってくるんだよねー
     やっぱレベルアップの
     ためにはよそのチームとも
     たまには交流して新しい
     刺激をいれた方がいいと
     思うんだよ・・
     仲間もふえるし
     いろいろと情報の交換も
     できるしねー」
ドドド
外報部長「そこでひとつ
     提案なんだけど」
ドッ

外報部長「来週の土曜日に
     うちのチームと交流会を
     やってくんないかな・・
     この秋名山で」
45名無し職人:03/12/20 11:02
暇な野郎だな
46モリ:03/12/20 11:03
外報部長「はじめはつるんで
     打って最後にそれぞれの
     代表を出して上りと下りの
     タイムアタックをやる・・・・」
ドッ
ドドド
外報部長「別に勝ち負けに
     こだわる気はない
     んだけどね・・
     あくまでもチーム同士の
     親睦が目的だからね・・」
ドド
外報部長「どうかな・・?」
池谷「そう言われちゃ・・
   断る理由もないけど・・」
健二「・・・」
外報部長「じゃ決まりだな!!
     今日のところは
     オレ達じっくり練習
     させてもらうよ」
ドオオ
外報部長「タイピングの
     マナーは
     キチンと守る」
47モリ:03/12/20 11:05
ゴワアアアン!
健二「気おくれすることねーぜ
   オレらも出よう!!」
オオオ
健二「赤城山のレベルが
   どれほどのもんか
   見せてもらおーじゃん!!
   秋名の峠なら
   打ちこんでるオレらの方が
   上だろーが!!」
グアアア!
健二「ケツを
   つついてやれ!!」
48モリ:03/12/20 11:10
アアアッ!
池谷「ひっかかるな・・」
イツキ「池谷先輩」
池谷「おもてむきは体裁の
   いいこと言ってるけど
   ようするに挑戦じゃねーか
   自分らの速さを
   見せつけに来てるんだ・・」
アアオ
池谷「こっちにだって地元の
   意地があるぜ
   なめられたくねーな
   見せてもらうぜ
   赤城最速といわれる
   高橋兄弟のタイピングを・・」
拓海「・・・」
ボケー
イツキ「タカハシ兄弟ィ!?」
池谷「新旧のNTが2台
   いたのをおぼえてるか?」
オオ
池谷「あいつらちょー有名な
   打ち屋なんだ
   雑誌にものったことあるし・・
   人呼んで
   「サーバー・ワークステーションの高橋兄弟」!!
   実物を見るのは
   オレも今日が
   はじめてだ!!」
49モリ:03/12/20 11:15
イツキ「池谷先輩!!」
グオン!
イツキ「オレらは・・?」
池谷「わりーな本気で打つ時は
   パソコンの横の席にヒトを乗せない
   ことにしてんだ!!
   そこで待ってろ
   あとでひろいに
   きてやる!!」
ドギャウ!
オオオーッ!
イツキ「・・・」
イツキ「ああ〜〜
    悲しすぎるぜ」
へなへな
拓海「・・・」
イツキ「なんでこんないい時に
    オレ達だけパソコン
    ないんだよォ〜〜」
50モリ:03/12/20 11:18
拓海「なぁイツキ・・
   打ち屋って
   楽しいのかな・・
   そんなに
   不思議だな・・」
オオ
拓海「なんであんなことに
   みんなあんな熱く
   なるのかな・・」
イツキ「・・・
    不思議なのは
    オレの方だぜ
    拓海・・
    おまえ何も
    感じねーのか?
    ホントに・・
    次から次へと全開で
    かっとんでくあの音聞いてて
    血がさわがねーのかァ!?」
拓海「・・・
   血がさわぐ・・?」
ギャアアァアァアッ!
ブボボン
51モリ:03/12/20 11:23
啓介「どう思う
   アニキ」
ギアアア
高橋 啓介
TSE
涼介「カスぞろいだ!!」
高橋 涼介
Windows NT
涼介「うちのチームの2軍でも
   楽に勝てる・・」
タアアアア!
涼介「来週はベストメンバーで
   来ることねぇな
   オレはパスだ」
啓介「アニキ来ねぇなら
   オレもパスすっか・・」
涼介「いや・・おまえは
   打て」
ギアアアア!
啓介「なんで?」
涼介「とりあえず地元の
   やつらが何年かかっても
   やぶれねーぐらいの
   コースレコードを
   つくっとかねーとな」
52モリ:03/12/20 11:26
涼介「赤城レッドサンズと
   高橋兄弟の名まえが
   伝説にならないからな・・」
アアアア!
ギャアア!
涼介「てはじめに県内の
   タイピングのスポットの
   コースレコードを全部
   オレ達2人でぬりかえる
   いずれは埼玉・神奈川
   東京・千葉を総ナメに
   して・・
   関東全域にレコードを
   残す伝説の打ち屋に
   なってから引退する・・・
   それが赤城レッドサンズの」
ギアアアアア!
涼介「関東最速プロジェクトだ!!」
53モリ:03/12/20 11:29
ギャアアアア!
アアアア!
池谷「はやい・・!!」
ゴオオ!
池谷「めいっぱい打ってんのに
   一台もつかまえ
   られない!!」
ギャアーア!
池谷「くっ
   やべー」
ギャヒイイイイイ!
ギャァアア!
アアアア!
数時間後
ドッルルルッ
健二「すげーよ
   あいつら・・」
54モリ:03/12/20 11:33
健二「根本的に
   なんかちがう・・」
しーん
健二「テクニック
   ぬすもうとして
   ケツにつくんだけど
   ついていけないんだ
   赤城はレベル
   高いと聞いてたけど・・
   これほどとは思わなかった
   打ちなれてるホーム
   グラウンドでよそ者に
   ちぎられるなんて
   すげーショック・・
   あいつら
   マウスホイールにも
   金かけてるし
   パワーも出てる
   パソコンもちがうよ・・」
ドドドド
健二「レッドサンズに
   はりあおうなんて
   ムリだよ池谷・・」
池谷「・・・
   けど地元が
   逃げるわけにも
   いかねーだろ・・」
ドッ

池谷「やると言ったら
   やるしかねーよ・・」
55名無し職人:03/12/20 11:36
飯どうする
56モリ:03/12/20 11:36
池谷「今日はもう
   おそいから明日また
   どっかに集まって
   打ち合わせしよう・・
   送るぞ・・
   イツキに拓海」
ドッルルルッ
打ち屋「・・・」
池谷「帰るぞ」
ゴーッ!
ゴオオ!
池谷「打ち屋って・・」
シュアーーン!
池谷「負けず
   ギライな奴が
   多いんだよ
   プライド高いし・・」
57モリ:03/12/20 11:39
池谷「自分のことは
   そうとう速いと
   思いこんでるんだよな
   誰でも・・
   ていうかオレら
   他にとりえ
   ねーからな」
ゴオオ!
池谷「タイピングのこととなると
   ムキになっちまうんだよ」
拓海「・・・」
池谷「ふだん打ちなれてる
   峠でよそ者に負ける
   ことほど情けないことって
   ねぇからさ・・」
ヒューン!
池谷「地元ってのは
   ぜってーよそ者に
   負けちゃいけないんだ
   それは打ち屋の
   オキテみたいな
   もんだよ・・」
ゴオーッ!
池谷「おまえらもそのうち
   打ちはじめれば
   オレの気持ち
   わかるようになるよ・・」
58名無し職人:03/12/20 11:40
ほとんど一人スレ
59モリ:03/12/20 11:42
ドッルルルッ
啓介「・・・」
ドッドッ
さらに数時間後
啓介「・・・」
ふーう
打ち屋「涼介さんの
   NTは・・」
啓介「とっくに落ちたよ
   アニキは・・」
ドルルロン
啓介「残ってるのは
   オレら3人
   だけか・・
   ずいぶん
   打ちこんだな・・
   オレもう
   電気ねーや
   何時だ今?」
打ち屋「もうすぐ4時ですよ・・」
啓介「よっしゃ
   ボチボチ
   ひきあげだ」
60モリ:03/12/20 11:46
ガリアアアア!!!
ギュルルオーーッ!!!!!
チラ
啓介「本気でとばすと
   ついてこれねーかよ
   まだまだだな
   あいつらも・・
   下りはきつい
   からな・・」
ゴオ!!!
啓介「しょーがねータイピングスピード
   ゆるめて追いついて
   くるのを待ってやるか」
ピカ
啓介「一台来た・・
   どっちだ・・」
ズゴン!!!
ヒュウウーン!!!
ガアフウ!!!
ゴアア!!!
61モリ:03/12/20 11:48
ゴオーーーオオオ!!!
啓介「!?
   ちがう・・
   うちの
   チームのパソコン
   じゃねぇ・・」
ゴオオ!!!
啓介「何者だ!?」
Vol.2 最速!!サーバー・ワークステーションブラザース END
62名無し職人:03/12/22 23:22
続きが楽しみ>モリ
63名無し職人:03/12/23 11:39
質は普通だけど、作るのが速いのがイイネ
64モリ:03/12/23 14:29
啓介「何者だァ!?」
ゴオオ!!!
啓介「暗くてパソコン種までは
   わかんねぇな・・セカンドか
   CE・・でかいパソコンじゃ
   なさそうだ
   上等じゃねーか!!
漢字2コも抜けりゃ
   画面から
   消してみせるぜ!!」
ヒュアリアリヤーーーッ!!!
65モリ:03/12/23 14:30
ズゥギャーーーアアッ!!!!!
Vol.3 究極のとうふ屋タイピング
66モリ:03/12/23 14:32
ドゥアアアアアアア!!!!!
ギャ!!!!!
啓介「!!
   キューハチだとォ!?」
ガアン!!!!!
啓介「ふざけんなァ」
ドアギャアア!!!!!
ガアオアオン!!!!!
ギアアアーーーーーン!!!
67モリ:03/12/23 14:47
啓介「ちっ!!」
ゴオオ!!!
カタン!!!
ゴオゴ!!!
ズギャアアアア!!!!!
啓介「ふりきれない」
ゴアア!!!!!
啓介「悪い夢でも
   見てんのかァ」
ドギャ!!!!!
啓介「キューハチに追っかけ
   まわされてるだとォ!?
   ジョーダンじゃねえっ
   くそったれがァ!!」
ゴオオ!!!!!
啓介「オレは
   赤城レッドサンズの
   ナンバー2だぞォ!!」
ゴオ!!!
ゴオボ!!!
ググッ!!!
クン!!!
啓介「!!」
68モリ:03/12/23 14:54
啓介「こいつ・・先を
   知らないのか!!
   減速して入らないと
   タイピングミスだぞ!!
   だぞ!!
   げえ」
ギャゴオ!!!
啓介「このゆるい平仮名の後は
   きつい漢字だ!!」
シュゴーーーン!!!
ギャ!!!
啓介「言わん
   こっちゃねえっ!!
   万事休す
   タイピングで平仮名が
   終わってる!!
   イヤなもん
   見せられたぜ!!」
ゴオオ!!!
啓介「スピードがのりすぎてるぜ
   立て直して減速する
   スペースはないっ!!」
ガア!!!
クッ!!!
クウン!!!
啓介「な・・に・・ィ!?」
69モリ:03/12/23 14:56
>>68の訂正版

啓介「こいつ・・先を
   知らないのか!!
   減速して入らないと
   タイピングミス
   だぞ!!
   げえ」
ギャゴオ!!!
啓介「このゆるい平仮名の後は
   きつい漢字だ!!」
シュゴーーーン!!!
ギャ!!!
啓介「言わん
   こっちゃねえっ!!
   万事休す
   タイピングで平仮名が
   終わってる!!
   イヤなもん
   見せられたぜ!!」
ゴオオ!!!
啓介「スピードがのりすぎてるぜ
   立て直して減速する
   スペースはないっ!!」
ガア!!!
クッ!!!
クウン!!!
啓介「な・・に・・ィ!?」

70モリ:03/12/23 14:57
ウアギャアアアアア!!!!!
啓介「慣性タイピング」
ゴアアアアアアア!!!!!
71モリ:03/12/23 15:03
アアアアア!!!!!
しーん
啓介「信じられん
   オレは秋名山で
   死んだ打ち屋の
   幽霊でも見たのか・・
   ひとつめの
   平仮名は
   次の漢字の姿勢づくりの
   フェイントだった・・
   ハラ立つくらいに
   完璧なスーパータイピング
   レッドサンズでも
   あんな技を使いこなすのは
   アニキ一人だけだろう」
バタム!
ドドド
啓介「・・」
打ち屋「なんだアレ?」
ボーゼン
打ち屋「キューハチ
    じゃねーよ
    あんなの」
72モリ:03/12/23 15:03
啓介「オレのプライド
   ズタズタだぜ
   タイピング仕様の最新型のNTで
   5年前のボロキューハチに
   負けた・・ァ
   あのキューハチ
   何者だ・・・・」
ヒュウウウウ
ミイーン
ミンミン
ミイーン
73モリ:03/12/23 15:06
文太「拓海!!
   いつまで寝てやがる
   起きろ電話だ」
拓海「誰だよー
   どーせイツキ
   だろ?」
ボーッ
ドスドス
文太「いいから
   早くでろ!!」
拓海「モシモシ」
もあーっ
拓海「オレだけどー
   ・・・
   えっ!!」
きょろきょろ
ナツキ「拓海くん
    ココだよ
    びっくりした?」
拓海「びっくりしたよ
   イツキだと思って
   出たからさ・・」
74モリ:03/12/23 15:09
ナツキ「そろそろいいんじゃ
    ないかなァと
    思ってサ
    拓海くんと仲なおりしても」
拓海「・・・
   仲なおりするも
   何も・・
   オレは茂木と
   ケンカしてたわけじゃ
   ないからな・・」
ナツキ「・・・
    じゃ
    してくれるのね・・
    仲なおり・・
    よかった・・
    ・・・」
ミーンミーン
ナツキ「きのう学校で
    パソコンの話
    してたでしょー」
75モリ:03/12/23 15:20
ナツキ「パソコン
    できるの拓海くん?」
拓海「うん
   パソコンの勉強したからな」
ナツキ「じゃあさ
    夏休みになったら
    チャットいこうよ」
拓海「いいけど
   パソコンださいぜ・・
   商売で使ってる
   ボロパソコンしかないから」
ナツキ「いいよそんなの・・
    パソコンなんてどんなの
    でもいいんだ
    ぜんぜん気にしない
    もーん
    CDぐらい
    ついてるんでしょ」
ナツキ「たのしいよー
    きっと
    わくわく
    しちゃうよー」
拓海「そうかァ?」
76モリ:03/12/23 15:23
ミーン
ミイーン
拓海「なんでかな・・
   ・・・」
みーんみーん
拓海「ものすげー
   エッチな感じ・・」
ナツキ「うんと遠くまで
    行こうよ・・
    どうせなら」
じーっ
みいーん
みいーん
ナツキ「そうだ
    海チャットがいいよ!!
    話そうよ2人で
    夏だもん」
みーん
みーん
拓海「2人で・・?」
ナツキ「うん」
ミイーン
ミンミン
ミイーン
ドルッ!
キッ!
77モリ:03/12/23 15:28
池谷「まちがいない」
バタム!
池谷「キューハチだ・・
   やっとつきとめたぜ
   このとうふ屋だ・・
   これかよ・・
   店長が言った
   下り最速マシンは」
Vol.3 究極のとうふ屋タイピング END
78名無し職人:03/12/23 18:13
豆腐屋のパソコンって、、、伝票整理とかかな?
ともかく乙!
79モリ:03/12/31 20:15
Vol.4 池谷の悲壮な決意!!
80モリ:03/12/31 20:21
池谷「・・・
   見たところ
   どこにでもありそうな
   キューハチだぜ
   初期型の
   Windows 98
   外観は補助記憶装置を
   追加してる以外は
   どノーマル・・
   こんなパソコンが
   今の新しいパソコンより
   速いわけがないぜ
   確かに下りなら
   上りに比べてパワーの
   差が小さくなるが・・」
ぺっ
池谷「ものごとには
   限度ってもんが
   あるぜ」
ジリ
81モリ:03/12/31 20:24
池谷「わざわざ見にくる
   なんてどうかしてたな
   オレも・・」
キューハチ「わるかったな・・」
拓海「あれっ
   池谷先輩」
あれっ
池谷「拓海・・!?」
拓海「なにしてんすかァ?
   そんなとこで・・」
池谷「まさか・・
   おまえん家って
   そこかァ!?」
82モリ:03/12/31 20:29
フオア!
拓海「いやぁラッキー
   池谷先輩のおかげで
   バイト行くまでの
   足代がういた・・
   ♪」
ゴオ!
拓海「それにしても
   先輩」
ヒューン!
拓海「あんなとこで
   何してたんすかァ」
池谷「いやまぁ・・」
オオ!
池谷「たまたま近所に用事が
   あって通りがかったんだ・・
   そんなことよか
   おまえ本当にパソコンの
   ことなんにも知らねぇ
   んだな・・」
オオ!
池谷「おまえきのう
   キューハチ知らねぇ
   って言ってたけど・・」
ブゴーオ!
池谷「おまえん家にある
   あのパソコンが
   キューハチなんだよ・・
   大ボケ
   こきゃー
   やがってー」
83モリ:03/12/31 20:34
拓海「はぁ?
   ちょっと待って
   くださいよ先輩」
ガヒョオ!
拓海「あれは
   キューハチじゃないすよ
   たしかWindows 98って書いて
   ありましたよHDに」
池谷「だからWindows 98が
   キューハチなんだよ
   わかってねーなー」
オオ!
池谷「AE98っていう型式の
   Windows 98を
   ひっくるめて
   キューハチって呼んでんの!!」
フオオ!
拓海「はぁー?」
イツキ「マジですかァ
    池谷先輩!!
    拓海ん家に
    キューハチがァ!?」
84モリ:03/12/31 20:41
イツキ「てめー拓海っ!!」
ゆるせーん
しゅっ
しゅっ
拓海「だって
   しょーがねーだろ
   知らなかったんだから
   Windows 98ならWindows 98って
   言ってくれよー
   キューハチだなんて
   普通のヒトはそんな
   呼び方しねーよ」
イツキ「・・・」
アフォらしくて
何も言う気
しねーな・・
池谷「・・・」
イツキ「拓海
    ちょっと来い」
拓海「なんだよ?
   イヤな
   予感」
85モリ:03/12/31 20:42
イツキ「ものは相談
    だけどさ・・」
拓海「・・・」
イツキ「来週の土曜日
    おまえん家のキューハチ
    借り出せねーかなー」
パパーッ!
拓海「なんで?」
イツキ「決まってんだろオレらも
    スピードスターズと
    レッドサンズの交流戦を
    ギャラリーしにいくんだよ!!」
86モリ:03/12/31 20:46
イツキ「オレ
    きのうの一件以来
    打ち屋の世界に
    ぞっこんなんだよ
    おまえだって
    赤城最速の高橋兄弟の
    タイピングを見たいだろうがァ」
拓海「・・・
   オレべつに・・」
イツキ「なにーてめー
    そーいうこと
    言うかァ!?」
ぎゅーっ
拓海「ヴァカやめろ
   くるしいっ」
イツキ「こんなに頼んでるのに
    それでも友達かよっ!!
    なァ頼むよ
    このとおり・・
    一生のおねがい
    土曜の夜キューハチ
    使わせてくれー」
池谷「こらーおまえら
   すみっこで
   なにゴチャゴチャ
   やってんだーっ」
ブオーン!
池谷「お客さんだぞーっ!!」
拓海&イツキ「はーい!!」
みーん
みーん
拓海&イツキ「すんませーん」
87モリ:03/12/31 20:48
イツキ「頼んだからなー
    拓海!!」
拓海「そー
   言われてもなー」
88モリ:03/12/31 20:57
健二「よォ・・」
打ち屋「ちーす」
健二「新品のマウスホイール
   いれてんのか・・
   NECの
   IN MALAYSIA
   かァ」
ほえーっ
打ち屋「ふんぱつしたなー
    たっけーんだろ
    これ」
池谷「今までの
   ウンコホイールじゃ
   どうにもなんねーからな
   ホイールだけでも
   ハイグリップにかえて
   タイムを稼がないとな・・
   ついでにCPU値も
   上げるんだ
   下りを打つには
   ブレーキがキモだからな・・」
健二「やるのか・・池谷」
池谷「あぁ・・下りは
   オレが打つ
   死ぬ気で秋名の下りを
   攻めてみるさ・・」
89モリ:03/12/31 20:58
健二「あんまりムリは
   するなよ
   下りは怖いからな
   ワンミスが命とりに
   なるぞ・・」
池谷「わかってる
   わかってるけど
   少しはムリも
   しねーとな・・
   地元の意地が
   あるじゃん・・」
秋名山
90モリ:03/12/31 21:02
ゴォアアァ!
池谷「ちいっ」
ゴオオ!
池谷「きついぜ!!
   今までは漢字とも
   思ってなかったような
   ゆるい漢字が・・」
ズゴ!
池谷「恐ろしい
   漢字に化けていく
   下りのむずかしさを
   あらためて
   思い知ったぜ・・
   打ち慣れたはずの
   秋名の漢字が
   まるで別人のように
   オレにキバをむく!!」
91名無し職人:03/12/31 21:03

92モリ:03/12/31 21:08
ドドド
健二「調子はどうだ
   池谷?」
ドルル
ボリボリ
池谷「マウスホイールのバランス
   くるったかなー
   ダメだァ・・
   乗れてねーよォ
   ギクシャクしてる」
健二「それはそうと
   今日も来てるぜ
   レッドサンズの
   Windows NT」
池谷「TSEだったな
   あれは高橋兄弟の
   弟の啓介だ・・
   あれから毎晩
   見かけるもんな・・
   たまんねーよ
   あんだけテクニックのある
   ユーザに
   あれほど熱心に
   練習されちゃーなー」
ギャアアアア!!!
93モリ:03/12/31 21:10
ズアギャオオ!!!!!
打ち屋「うまいっ!!
    しかも速い!!」
うおーっ
打ち屋「あのピーキーな
    TSEを
    自由自在だもんな!!」
キーンン!!!
94モリ:03/12/31 21:13
啓介「今日も現れない・・」
ゴオ!!!
啓介「あのときのキューハチ!!
   地元の打ち屋じゃ
   なかったのか・・」
ヒュウーン!!!
啓介「そんなはずはない・・
   奴は秋名の峠を
   熟知していた」
ゴアアアァ!!!
啓介「打ち屋としてのカンだ
   もう一度奴に
   会いたい!!」
ゴアゴ!!!
啓介「会ってリベンジ
   かましてやらなきゃ
   オレの気がおさまらない」
ギオア!!!
啓介「出てこい!!
   秋名の幽霊」
95モリ:03/12/31 21:15
啓介「スピードスターズの
   ザコなんざどうでもいい」
ゴアアアーーーァ!!!
啓介「オレはおまえに
   会いにきてるんだ!!」
みーん
みいーん
みい〜ん
96モリ:03/12/31 21:19
拓海&イツキ「ありがとう
       ございましたー!!」
ふーっ
イツキ「オレ思うんだけど
    拓海はパソコンのこと
    知らなさすぎるなー
    りっぱなパソコンショップの
    定員になるために
    オレと先輩でいろいろ
    カルトな知識を教えて
    やりましょうよ・・」
池谷「こいつもロクな知識
   ねぇと思うけど・・」
イツキ「なぁなぁ
    拓海
    おまえ
    タイピングって
    どういうことか
    知ってるか?
    日本中の打ち屋が
    大好きな用語だぞ」
97名無し職人:03/12/31 21:26

98モリ:03/12/31 21:34
拓海「それぐらい
   オレだって知ってるよ
   ヴァカにすんなー」
ボーッ
イツキ「じゃ言ってみろ」
拓海「それは・・
   えーと・・
   文字を」
イツキ「文字って言うなー
    ダセーから・・
    打ち屋はテキストって
    言うんだ」
拓海「あっそ
   だからその
   テキストをさ・・
   マウスでクリックしながら
   ポインタを動かすんだろ・・   
   こうやって・・」
ひゅん
池谷&イツキ「はああ?」
99モリ:03/12/31 21:42
ぎくっ
池谷&イツキ「だーはっはっはっはっは」
イツキ「かんべんしてくれよー
    拓海」
拓海「あれ
   ちがうの?」
池谷「くるしー
   クリックしながらポインタを動かすのはそりゃ
   ドラッグっていって
   いちばんかっこわるい
   ヴァカの代表だよ
   タイピングってのは
   キーボードで文字を
   入力するの・・
   おまえって
   おっかしーよ
   サイコーだよ拓海」
ひーひっひ
くるしーっ
裕一「わかってねーのは
   池谷・・おまえの方だよ
   ・・・
   タイピング中のマシンてのは
   基本的にドラッグ状態なの」
100モリ:03/12/31 21:44
裕一「いまのはコピペ入力を
   マスターしてねえと言えねえ
   すげー高度な回答だよ
   おったまげたぜ」
ドウン!
拓海「いらっしゃいませーっ」
ギク
101モリ:03/12/31 21:47
池谷「赤城レッドサンズ!!」
ボボボン
ウイーン
啓介「CPU
最高の奴だ・・」
Vol.4 池谷の悲壮な決意!! END
102名無し職人:03/12/31 22:09

103モリ:04/01/06 15:27
高橋 啓介 21歳
182cm 63kg
好きなもの/愛パソコンTSE
きらいなもの/ウィンドウズXP
       パーなコギャル
得意技/ADSLタイピング(意味不明)

Vol.5 リベンジ宣言!!吠えるTSE
104モリ:04/01/06 15:30
拓海「・・・」
キュッ
キュッ
ウイーウ
池谷「ずいぶん熱心ですね・・」
きゅっ
きゅっ
池谷「お客さん」
んっ
啓介「どっかで見たような
   S98だと思ったら・・
   スピードスターズの・・」
105モリ:04/01/06 15:33
池谷「無視して
   はたらこう」
キュッ
キュッ
啓介「ひとつ・・
   聞いてもいいかな・・
   あんたなら
   たぶん知ってるだろ・・」
池谷「?」
啓介「秋名山には
   幽霊が
   出るだろう?
   鬼みてぇに
   バカッぱやいキューハチの
   幽霊さ・・」
拓海「すげーな
   空でも
   とぶんか?」
池谷「からかうのは
   やめてくれませんかね」
キュッ
キュッ
池谷「ちっ
   お客さん」
106モリ:04/01/06 15:36
くっく
啓介「ユーレイってのは
   ジョーダンだけどな
   白黒のデスクトップだ
   見ためは普通の
   キューハチだけど中身は
   たぶん途方もない
   モンスターだろ・・
   地元が
   知らねーはずねえぜ
   あれだけのパソコンを・・」
池谷「・・・
   なに言ってんだ・・!?」
啓介「ばっくれやがって・・
   まぁいいさ
   土曜日の交流戦の
   秘密兵器のつもりなら
   こっちも望むところだぜ!!
   あのキューハチの
   ユーザに
   伝えておけ・・」
107モリ:04/01/06 15:38
パパーッ!
啓介「この前負けたのは
   コースに対する
   熟練度の差と
   オレの油断だ
   オレは同じ相手に
   二度は負けねぇってな」
池谷「!?」
ブボボワ!
拓海「ありがとう
   ございましたー」
ガオオオ!
108モリ:04/01/06 15:41
ボーゼン
池谷「高橋啓介が一度
   負けただァ・・!?
   なんのことだ・・
   そんなキューハチ
   知らないぞォオレだって」
拓海「・・・」
はっ
池谷「・・・」
拓海「・・・」
うっ
拓海「・・・」
池谷「まさか・・・・
   だけど拓海ん家の
   キューハチも確か
   デスクトップだ・・・・!!」
109モリ:04/01/06 15:44
池谷「店長の言ってた話は
   マユツバじゃ
   ないってのか・・・・」
ぞくっ
池谷「今でも下り最速の
   キューハチは本当で
   実在するのかァ・・!!」
イツキ「なぁ拓海・・
    池谷先輩と
    レッドサンズのNT
    何か話してたろ?
    なに話してたのか
    聞いてたか?」
拓海「・・・
   さぁなー・・
   オレも聞いて
   なかったよー」
110モリ:04/01/06 15:45
秋名山
ゴアヒャ!
スッ
ゴオオ!
ピッ
111モリ:04/01/06 15:54
ブボゴ!
池谷「ダメだ・・」
ドクン
ドクン
ドクン
池谷「こんな恐ろしい
   思いをしてもタイムは
   ちっとも縮まってない
   オレは今まで
   タイピングさえ
   速ければタイムは
   縮まると思ってたけど
   そんな甘いもんじゃない・・」
ドドドド
池谷「オレ達は今まで
   こんなトライをしたことが
   なかったからな・・
   レッドサンズはタイピング検定の
   経験者ばかりだからタイムの
   けずり方をよく知っている・・」
ドドドッ
池谷「・・・
   このままじゃ
   とても太刀打ちできねえ・・
   オレのテクニックなんて
   この程度だったのか・・!!」
112モリ:04/01/06 15:56
ピピピピピ
どん
拓海「・・・」
バシャ
バシャ
拓海「・・・」
ぬっ
文太「きたな・・」
ウイン
ドボボ
ポトポトーッ
文太「うし
   今日の水は
   こんなもんか・・
   こぼすんじゃ
   ねーぞ」
コトン
113モリ:04/01/06 16:00
チャッカ
チャッカ
プワアア!!!
フアアアア!!!
パアアアーーーッ!!!
タァァウ!!!
ポッ
くくん
カチ!
カチーン!
オワオオ!!!
ヒュイ!!!
ヒュイ!!!
114モリ:04/01/06 16:02
ぐぐっ
ゴオオ!!!
チラ
プゥアアアァ!!!!!
ヒュイ!!!
ヒュイ!!!
ぐわっ
チラ
フン
カタン!
ゴア!!!
県立S高校
みいーん
みーん
みーん
イツキ「オース」
みーん
みーん
イツキ「おはよー」
115モリ:04/01/06 16:06
イツキ「拓海ーっ」
ワイ
ワイ
ワイ
イツキ「あいかわらず
    寝ぼけたような
    顔してんなー
    おまえ」
拓海「わるかったなー
   生まれつき
   だよこの顔は・・
   本当に
   ねむいんだよ
   オレ・・」
イツキ「今週の土曜日
    忘れんなよ
    拓海
    キューハチー」
みーん
みーん
ワイワイ
拓海「わかってるよ
   しつこいぞー
   てめー」
イツキ「これくらい念を
    おしとかねーと
    不安なんだよなー」
ワイワイ
イツキ「あー楽しみだぜ
    はやく土曜日
    来ねーかなー」
116モリ:04/01/06 16:13
イツキ「ドキドキするなー
    池谷先輩には
    勝ってもらいたいけど
    高橋兄弟のパラレル
    タイピングも絶対見たいし・・
    オレらもやっぱ
    打ち屋をめざすからには
    いつか秋名最速と呼ばれる
    ようになってみたいなー
    なァ」
ガヤガヤ
拓海「オレべつに・・
   そんなもんに
   なれなくてもいいよ」
117モリ:04/01/06 16:14
イツキ「おまえはムリかな
    めざしても・・」
ふっ
イツキ「池谷先輩のパソコンの
    机の席であんな
    怖がってるようじゃ
    才能のかけらもないよ
    そこへいくと
    オレはちがうぜ」
ワイワイ
イツキ「そりゃちょっとは
    怖かったけど歯をくいしばって
    漢字出口を睨んでたからなー
    池谷先輩も
    密かに思ったんじゃねーかー」
くーっ
ふるふる
イツキ「拓海はみこみねーけど
    イツキは将来楽しみだって・・
    いっしっしっし」
拓海「岡田か
   てめーは・・」
118モリ:04/01/06 19:39
エロいので省略
119モリ:04/01/06 19:42
イツキ「それにしても
    茂木なつきはやっぱ
    ヨカイチだなァ・・
    そそるよなー」
くーっ
イツキ「さっきのビジュアルを
    心に焼きつけておいて
    今晩のオカズに使わして
    もらうぜ」
しーん
拓海「どうしたんだよ?」
ナツキ「あのね・・
    なつきね・・
    拓海くんに
    どうしても
    言っておきたいこと
    あるんだ・・」
Vol.5 リベンジ宣言!!吠えるTSE END
120名無し職人:04/01/17 04:01
(;゚∀゚)=3
121名無し職人:04/02/08 00:18
age
122名無し職人:04/02/08 07:25
続きキボンヌ
123モリ:04/02/08 14:22
Vol.6 なつきの秘密・・!?
124モリ:04/02/08 14:24
みーん
みーん
みーん
ナツキ「あのね・・」
しんみり
拓海「・・・」
ナツキ「えへへ」
なんちゃって・・
ナツキ「実はね・・」
125モリ:04/02/08 14:28
ナツキ「なつきね・・
    おニューの水着を
    買っちゃったんだよー」
くぷぷ・・
ナツキ「ちょー
    かわいいやつだよ」
拓海「(゚Д゚)ハァ?
   ・・・
   ひょっとして・・
   話ってそのことか?」
ナツキ「ピンポーン」
拓海「なんだよー・・
   深刻そうにきり出すから
   どんなことかと思って
   身構えたよー」
げんなり
みーん
みーん・・
ナツキ「だってーうれしくて
    誰かに話さないと
    気がすまなかったん
    だもーん」
えへへ
ナツキ「ねぇ見たい?」
拓海「・・・」
ナツキ「何色だと思う
    はやく見たい?」
126モリ:04/02/08 14:32
拓海「そりゃまぁ・・
   見たいけど・・」
ナツキ「見せたげるよー
    いくらでも・・
    いっしょに海チャットに行く時にねっ」
うふん
ナツキ「それまでの
    お楽しみ・・
    こんどの日曜日どぉ?
    拓海くんその日ヒマ?」
じいーーっ
みーん
みん・・・
みいーん
拓海「次の日曜?
   いいぜちょうど
   バイト休みだから」
ナツキ「じゃ決まりね
    約束だよ」
みーん
みーん
ナツキ「約束は絶対やぶっちゃ
    だめだよ」
ボヘーッ
ナツキ「なつきは約束破るヒトと
    タバコすうヒトキライ
    なんだから・・」
127モリ:04/02/08 14:33
拓海「重かったら
   どうすんだよ」
キーン
コーン
カーン
コン
ナツキ「そんときは
    そんときだよ
    あっ
    チャイム・・」
ブボアッ!
128モリ:04/02/08 14:36
ぬっ
文太「いらっしゃい」
池谷「このヒトが下り最速の
   キューハチ使い・・
   ・・・
   あの高橋啓介の
   TSEをちぎるほどの
   打ち屋か・・!!」
文太「・・・
   なんにします?
   お客さん」
池谷「あ・・あの
   えーと・・」
129モリ:04/02/08 14:38
池谷「あつあげ・・
   ください・・」
ひくひく
池谷「何やってんだ
   オレは・・
   ちがうだろー」
文太「まいどー」
池谷「あの・・オレ
   池谷っていうもの
   ですけど・・
   秋名スピードスターズ
   っていう打ち屋の
   チームやってます!!
   オレ実はあるヒトから
   変わったウワサを聞いて
   きたんだけど・・
   それはどんな
   ウワサかって
   いうと・・」
130モリ:04/02/08 14:42
池谷「秋名の下りで
   いちばん速いのは
   キューハチを使ってる
   とうふ屋のおやじだって
   いうんです!!」
文太「・・・
   ・・・
   どこの誰が言った
   ウワサかは
   知らねーけど・・
   オレじゃねぇな
   それは・・」
池谷「しらばっくれないで
   もらいたいな・・群馬中
   さがしたってキューハチで
   宣伝するとうふ屋
   なんて・・
   他には絶対ない!!」
文太「オイオイ・・
   お客さん」
131モリ:04/02/08 14:46
文太「それがもし
   オレのことだとしたら
   どうだっていうんだい?」
ガサ
文太「まさか秋名最速を賭けて
   勝負しろなんて
   言わねーでくれよな・・
   ホイ
   140円だよ」
チャイーン
池谷「いや・・
   そんなつもりは
   ないんですけど
   実はちょっと
   こみいった事情が
   あって・・
   オレの話を
   聞いてもらえま
   せんか?」
文太「困るんだよなー
   仕事中だからさー」
池谷「ヒマそうじゃないですか
   客いないし・・」
げっ
文太「失礼だな
   あんた・・
   言いにくいこと
   ズバッと」
池谷「すいません・・
   ちょっとオレも
   必死なもんで」 
132モリ:04/02/08 14:51
文太「そこまで言うなら
   話ぐらいは聞いても
   いいけど・・
   たぶん時間の
   ムダだぜ・・」
みーん
みーーん
そいでねー
物理の山田がさー
目がイヤだよねー
133モリ:04/02/08 14:52

ナツキ「たっくん」
拓海「なんだよ
   それ・・
   そんな呼び方いても
   シカトすっかんな」
ナツキ「なんでー
    かわいいと
    思ったのに・・」
ちえーっ
白石「・・・
   なつき
   藤原くんと仲
   よかったっけ?」
みーん
みーん
白石「前同じクラス
   だったことあるの?」
ナツキ「同じクラスだった
    ことはないけど
    部活いっしょだったの
    途中まで」
白石「あぁ・・
   そっかー」
134モリ:04/02/08 14:52
エロいので省略
135モリ:04/02/08 14:57
文太「なるほどなァ・・
   昔から赤城の打ち屋は
   うまい奴が多かったなー
   そういや
   あんたの気持ちは
   わからんでもねーが
   その話は断るぜ
   今さらオレみたいな
   オヤジが出ばっても
   場違いってもんだろ・・
   それはおまえら
   若いもんどうしで
   どうにかしなきゃー
   いけねぇ問題だぜ」
池谷「なら・・せめて
   オレに秋名の下りの
   攻め方を教えて
   くれませんか?」
ぷかーっ
文太「・・・
   せっかくだが・・
   それも無理な
   注文だな」
136モリ:04/02/08 15:01
文太「タイテクってのは
   たった2、3日で
   どうにかなるような
   もんじゃねーんだ
   どうすれば思い通りに
   パソコンが動いてくれる
   のかを・・
   トコトン考えて
   トコトン打ちこむしかない
   オレなんざ現役で
   打ってるころは夢の中で
   さえも秋名を攻めてたぜ
   寝ても覚めても考える
   ことといえばタイピングのこと
   だけだったよ
   それでちょっとでも
   思いつくことがあれば夜中でも
   ふとんからとび出して峠で
   試しにいくんだ
   ジョーシキでは
   考えられないような
   すっとんきょうな
   ことも試したな
   10コ思いついたアイデアのうち
   9つは使いものにならなかったが
   それでも懲りずに打ち続けたよ」
137モリ:04/02/08 15:04
文太「技術ってなァ
   そういうもんだ
   教えられて身につくもんじゃ
   ねぇよ自分でつくるもの
   なんだ・・
   帰んな
   力になれなくて
   わるかったな・・」
池谷「・・・
   オレはあきらめて
   ませんよ藤原さん
   また来ると
   思います
   オレは秋名で育った
   打ち屋だから・・
   レッドサンズが
   秋名の打ち屋全部を
   ヴァカにしてるのが見え見えで
   それがいちばん
   ムカつくんですよ」
138モリ:04/02/08 15:06
池谷「秋名にだって本当に
   実力のある打ち屋は
   いるってことを
   あいつらに見せつけたい
   だけなんだ」
パパーーッ
池谷「あんたなら
   それができる・・
   赤城最速の高橋兄弟を
   一度負かしてる
   んですからね・・」
ガフウアア!
文太「・・・
   やれやれ・・」
ポリポリ
文太「ホントにオレじゃ
   ねぇんだけどな・・」
139モリ:04/02/08 15:08
文太「池谷とかいったっけな・・
   キライじゃねーな
   ああいう奴は・・」
秋名山
ガオ!
パシューン!
140モリ:04/02/08 15:09
ギャイイイ!
池谷「わかんねーぜ
   いくら考えても・・
   考えても
   わかんねーからヒントが
   ほしいんじゃねーかよ」
ガアフウ!
141モリ:04/02/08 15:11
ギャアアア!
ポッ
池谷「対向パソコンの
   HDライト・・!?
   しまった
   気づくのが
   おそかった!!」
アッアアアア!
Vol.6 なつきの秘密・・!? END
142名無し職人:04/02/08 22:00
グッドジョブ
(^◇^)ノ
143モリ:04/02/09 15:10
Vol.7 無残!池谷クラッシュ!!
144モリ:04/02/09 15:11
ギャアアアッ!
145モリ:04/02/09 15:13
池谷「ひでーフリーズ!!」
グア!
池谷「ポインタが
   動かない・・・
   かわせないっ!!
   イン側に
   逃げてくれっ!!
   たのむ!!」
一般者「わああああっ」
ゴアチャ!
146モリ:04/02/09 15:14
ズギュアアアアッ!
ブンーーーーン!
池谷「かわせたァ・・・」
グワァウ!
147モリ:04/02/09 15:17
ドゴォアアーーーン!
ぴょん
ぐにゅっ
キキッ
一般者「あぶねぇーっ
    ひどい操作
    しやがって!!
    しっかりしろ!!
    氏んでねーだろな・・
    おい大丈夫か
    キミ!?」
148モリ:04/02/09 15:19
池谷「・・・」
くらっ
池谷「すいません・・
   オレの不注意で・・
   すいませんでした
   本当に・・」
ガク
一般者「しっかりしろよ
    オイ!!
    今すぐ救急車を
    呼ぶからな!!」
ピーポー
ピーポー
ピーポー
ミーン
ミーーン
ミーーン
149モリ:04/02/09 15:22
イツキ「えええーーっ!!
    池谷先輩が
    事故ったァ!?
    いつですかァ!?
    それって・・」
健二「きのうの夜
   秋名の下りで・・
   現場見てきたけど
   テキストが
   ハデにくずれて
   たぜ・・」
イツキ「それでケガは?」
健二「ベルトで
   体を固定してるからな
   ひどくはないらしいんだけど・・
   精神的には
   相当まいってる
   みたいだったな・・
   パソコンの方は
   かなりいっちゃってる
   らしいんだ・・」
150モリ:04/02/09 15:27
イツキ「直るんですか
    先輩のS98!?」
健二「直ることは
   直るけど・・
   これで土曜日の
   交流戦は絶望的
   だよ
   とにかく池谷の代役を
   たててチームの誰かが
   下りを打たなきゃな
   誰が打っても
   高橋兄弟に
   勝てっこねーけど・・
   あと2日しか
   ねーからな・・」
みーーん
みいーーん
打ち屋「あっ池谷さん
    いいんですか
    出歩いても・・」
151モリ:04/02/09 15:29
池谷「まぁ・・」
ボヘーッ
池谷「オレの方は
   なんとか・・
   オレのパソコンは?」
みーん
みいーん
みいーーん
打ち屋「奥の工場ですけど
    まだ何も・・パーツが
    そろうまでは手を
    つけませんから・・」
しーーん
池谷「・・・」
152モリ:04/02/09 15:30
池谷「オレがヘタクソな
   ばっかりに
   痛い思いさせたな・・
   ごめんなS98・・
   かんべんしてくれな・・」
ほろり
池谷「はやく直って
   帰ってきてくれ
   ・・・
   またいっしょに
   打とうな・・」
153モリ:04/02/09 15:34
ガフッガアウッ!
祐一「なんだよもう
   今日は終わりだぞ」
文太「かたいこと言うな
   電気満タンだ・・
   わざわざ
   来てやってるのによ
   ・・」
スパー
プカー
祐一「・・・」
文太「てめーだろ祐一
   あの池谷って若いのに
   ヘンなウワサ吹きこみ
   やがったのは・・」
祐一「オウ・・べつにウソを
   言ったつもりはねぇが
   それがどうか
   したのか?」
154モリ:04/02/09 15:44
文太「困ってんだよしつこくて
   今日も来たぞォ
   アタマにホータイまいて」
ふーーう
文太「気の毒に
   事故ったな・・
   ありゃあ」
祐一「気の毒だと思ったら
   代わりに打ってやったら
   どうだ?
   池谷は気のいい奴だぞ」
文太「やだね・・
   ガキのケンカに
   大人が首をつっこむ
   みてーなもんだろ
   けっ」
祐一「アタマの中は
   ガキじゃ
   ねーかよ
   本当は
   つっこみたい
   くせに・・」
文太「そーゆうのはオレの
   主義じゃねーんだよ」
祐一「だったら・・
   ガキのケンカには
   ガキを出せばいいだろ」
文太「・・・」
155モリ:04/02/09 15:48
文太「拓海のことを
   言ってんのか?」
祐一「そうだ」
ぷはーっ
祐一「かなりのウデに
   なってんだろ?」
文太「まだまだだけどな・・
   秋名の下りならどんな
   奴が来ても負けねぇ
   ぐらいにはなったかな・・」
ふん
文太「オレには
   負けるがな・・」
ぷっ
くっくっく
祐一「すぐ負けん気
   出す・・」
文太「あいつもなー
   誰に似たのかガンコな
   とこあって打てといって
   素直に打つような
   奴でもねーんだよなー」
156モリ:04/02/09 15:49
文太「まぁあの池谷って奴の
   頭のホータイに免じて・・
   作戦を考えてやるわ・・
   じゃな・・」
プオン!
プン!
祐一「おう」
ボヘーッ
ボヘーッ
拓海「・・・」
157モリ:04/02/09 15:55
拓海「あのさー
   ちょっと言っとくけど
   今度の日曜日オレ
   パソコン使わして
   もらうからな・・」
文太「日曜・・?
   だめだ!!」
拓海「なんで?
   前の日の朝と
   次の日の朝の宣伝は
   ちゃんとやるからさ」
文太「そういう問題じゃねぇ
   商工会の寄りあいが
   あってオレがパソコン
   使うんだ」
拓海「マジかよー
   まずいよそれー
   オレどーしても
   その日パソコン
   使いてーんだよ」
ピン
文太「ハハーン
   さては女だな
   いっちょまえに
   色気づき
   やがって」
拓海「いいだろなんだって
   もったいぶらねーで
   貸してくれよどーせ
   ボロいパソコンなんだから」
158モリ:04/02/09 16:02
拓海「勝手に
   使ってくからな・・」
ぷいっ
へっへ
文太「ふざけんな・・パスなきゃ
   パソコンは動かねーよ
   お前がいないときパスでロックしとこう・・」
拓海「きたねー」
うっ
拓海「あんなボロでも
   使えないと困る
   こればっかりは・・」
文太「どうしてもって言うなら・・
   考えてやっても
   いいぞ・・」
拓海「ホントかよ!?
   ヴァカおやじ
   いいとこあるぜ」
うっしゃー
文太「ただし
   条件がある
   土曜の夜あのパソコンで
   赤城最速とか言ってやがる
   フカしたガキをかるく
   ひねってこい・・
   秋名の下りでだ!!」
159モリ:04/02/09 16:05
拓海「!!
   なんだァ・・
   それ・・・・?」
文太「そうすればパソコンは
   無条件で貸してやる
   しかも電気
   満タンのおまけつきだ」
拓海「電気満タン!?
   すげえ」
くらっ
拓海「この条件はめちゃくちゃ
   ぐらっとくるぜ・・
   オレ金ねぇから・・
   でも・・
   主人公
   らしくない
   かっとうだ・・」
文太「どうするんだ?」
うーん
拓海「ちくしょー
   ちょっと考え
   さしてくれる?
   明日の朝
   まで・・」
文太「いいぜ・・
   好きなだけ
   考えても」
160モリ:04/02/09 16:09
高橋涼介
涼介「・・・」
啓介「アニキ・・」
コンコン
啓介「はいるぜ」
涼介「啓介か
   ちょうどよかった
   おまえに聞きたいことが
   あったんだ・・
   おまえが
   秋名で見たっていう
   キューハチだけどな・・
   オレが今とりくんでる
   論文に何か役立つデータが
   ありそうだな・・」
161モリ:04/02/09 16:13
涼介「今思い出して
   そいつの速さを理論的に
   説明できるか?」
うっ
啓介「カンベンしてくれよアニキ
   オレはアニキとはちがう
   そういうのはムリだ・・
   アニキはバトルしながら
   後ろにつくとなんでも
   わかっちまうんだよな・・
   右と左の漢字を
   一コずつ抜けただけで・・
   相手のユーザの
   クセや欠点パソコンの
   ホイールまわりの仕上がりまで
   ズバズバ当たるし・・
   HDのパワーだって
   ほとんど当たる
   人間シャーシダイナモって
   呼ばれてるぐらいだからな・・
   オレに言わせりゃアニキの
   分析力はバケモノじみてるぜ・・」
162モリ:04/02/09 16:16
涼介「いつも言ってるだろ
   タイテクで
   いちばん大切なのは
   ここだって・・
   わかんねーかな?
   オレに言わせりゃ
   何も考えずに打って
   オレとタメはるおまえの方が
   よっぽど気持ちわるいぜ」
コンコン
涼介「啓介のタイピングに
   理論が加われば
   理想的なユーザ
   なんだがな・・
   まぁいい・・
   自分で見なけりゃ
   はじまらない・・
   明日の交流戦
   オレも行ってみるか・・」
フン
涼介「そのキューハチと
   ユーザに少し
   興味がでてきた・・」
Vol.7 無残!池谷クラッシュ!! END
163名無し職人:04/02/09 18:36
多謝〜

私も書いてみたいけど頭文字Dは
アニメ版しかみてないんですよね〜

スマソ
164モリ:04/02/10 16:05
Vol.8 交流戦突入!!

藤原 文太 43歳
172センチ 62キロ
秋名山を打たせたら、世界一
速いと信じている
昔、2ちゃんねらー。今、とうふ屋。
好きなもの/パソコンの音。タバコ。
嫌いなもの/とうふ。でかいパソコン。
得意技/正確なタイピングをしながら居眠りを
    する。
165モリ:04/02/10 16:06
土曜日
パパーッ
みーん
みいーーん
みーーん
拓海「あちーな・・」
ボヘーッ
イツキ「拓海ー」
ザワザワ
イツキ「ついにきたなー
    土曜日が・・」
拓海「・・・
   なんだっけ?」
ずるっ
166モリ:04/02/10 16:12
イツキ「なんだっけじゃねーよォ
    たのむよボケてんじゃ
    ねーよォ
    交流戦だよ
    交流戦!!」
拓海「あ
   そっか・・
   そのことだけどさー」
ワイワイ
拓海「ちょっと
   ややこしいことに
   なっちまってさー」
イツキ「あんだよ?
    まさかつごう
    悪くなったなんて
    言うんじゃねーだろーなー」
拓海「いや・・」
ポリポリ
拓海「そういうわけじゃ
   ねーけど・・
   おまえ
   こわいぞ
   カオ・・」
イツキ「・・・
    ドタン場で
    キャンセルなんか
    してみろどんな事情が
    あっても絶交だぞ!!
    オレはもう毎日毎日
    指おり数えて
    この日を待って
    たんだからなー」
167モリ:04/02/10 16:13
拓海「・・・
   わかってるよ・・
   そこまで言うかァ・・」
カラーーン
コローーン
みいーん
みーーん
みーーん
タラアア!
池谷「・・・
   ごめんください
   あつあげ
   ください・・」
ぬっ
池谷「うまいですよ
   ここのあつあげは・・」
168モリ:04/02/10 16:17
文太「またあんたか・・
   しつこいよなー
   あんたも・・」
フン
文太「・・・
   行ってやれるかも
   しれねーぜ・・
   今夜・・
   秋名山」
池谷「本当ですかっ!?」
ゴキ
池谷「うあ・」
しーん
池谷「・・・
   ぐあー」
文太「おいおい
   死ぬなよ」
169モリ:04/02/10 16:20
文太「確実とは言えねーがな
   今のところは五分五分
   ぐらいの可能性だ
   何時ごろから
   はじまるんだ?」
池谷「交流会じたいは
   8時ぐらいからです
   けど・・
   タイムアタックは
   10時です」
文太「10時か・・
   10時すぎてももし
   うちのキューハチが
   着かなかったら・・
   その時は
   あきらめてくれ
   自分達で
   なんとかするんだ!!」
池谷「オレは・・!!」
だん
池谷「待ってますよ
   藤原さん!!
   絶対来てくれると
   信じて待ってます!!」
170モリ:04/02/10 16:23
文太「絶対じゃねぇ
   五分だと
   言ったはずだ」
池谷「いや・・あなたは
   もう来てくれる
   つもりなんだ・・
   オレは信じてます
   チームの仲間全員で
   待ってます・・
   秋名の頂上で・・10時に・・」
しーーん
文太「弱いんだよな・・
   ああいうあつい
   奴に・・」
ムズムズ
文太「拓海がごねたら
   オレ自分で
   打とーかな・・
   イカン
   血がさわぎ
   出した・・」
171モリ:04/02/10 16:25
ブオッ!
ツュイイィン!
ヒューーン!
ナツキ「♪」
パパ「何か楽しいことでも
   あったのかい?
   なつき・・」
ヒウア!
パパ「いつもとちょっと
   感じがちがうよ」
ナツキ「えっ
    そうかな・・
    なつきいつもこんな
    感じじゃない?」
172モリ:04/02/10 16:28
パパ「なんとなくウキウキ
   してる感じだよ・・」
グオフオ!
ナツキ「そっかーパパって
    カンがいいね・・
    えへへ実はね・・
    明日海チャットに行くんだー
    友達と
    すごい楽しみなのー」
パパ「友達って男の子かい?」
ヒュウ!
ナツキ「え・・ちがうよ女の子に
    きまってるでしょー」
パパ「そうか・・
   今からデパートよって
   新しい水着を買って
   やろうか?」
ナツキ「いいのもう・・
    自分で買ったもん」
ヒューーン!
ナツキ「水着2着も
    いらないよ・・」
173モリ:04/02/10 16:31
シュガア!
パパ「そうか・・
   パパも見たいな
   なつきの水着姿を」
ナツキ「ヘンだよー」
ええーっ
ナツキ「そんなの・・
    パパはゼンブを
    見てるのに?
    パパのエッチー」
ブオッ!
イツキ「・・」
拓海「・・・」
イツキ「あっちーなー
    今日も」
ジリジリ
拓海「明日も晴れると
   思うか?」
パパーーッ
イツキ「ヴァカヴァカしいこと
    聞くなよ日本全国
    カンカン照りだよ」
174モリ:04/02/10 16:35
イツキ「明日どっか
    出かけんのか?」
拓海「まーな・・
   海チャットへ行くんだ」
イツキ「なぁにぃーーーーーーっ」
キーン
イツキ「うらやましいよー
    オレだって海チャットに
    行きてーよォー」
うええん
イツキ「ぬけがけとは
    ひどいじゃないかよー
    拓海〜っ」
拓海「泣くこと
   ねーだろ
   わりーけど
   なりゆきでおまえに
   声かけるわけには
   いかなかったんだよ」
パパーッ
拓海「またこんどな・・
   かんべんしろよ
   イツキ」
175モリ:04/02/10 16:37
エロいので省略
176モリ:04/02/10 16:40
ズゴオ!
祐一「おうおう
   また3台
   ・・・」
オオオ
祐一「いかにも
   それっぽいパソコンが
   秋名山上ってく
   スゲーな峠では
   ちょっとしたお祭りだぜ
   池谷のチームと
   赤城最速チームとの
   交流戦のことはあちこちで
   ウワサになってたらしいからな・・
   まぁほとんどは有名な
   高橋兄弟を見にきてる
   んだろうけど・・」
177モリ:04/02/10 16:43
祐一「オレまで久々に
   血がさわいできた・・
   あとでこっそり
   ギャラリーしに
   いってみよーかなー」
ドカ
祐一「ふーっ
   赤城最速のNTと
   まったく無名の秋名の
   下りスペシャリストとの
   バトルは見ものだぜ
   負けねーだろうけどな・・」
にやり
祐一「拓海のキューハチは
   文太のキューハチだからな!!」
178モリ:04/02/10 17:45
秋名山
健二「・・・
   本当に信じていいのか
   池谷?
   そのキューハチの
   話・・
   オレには
   とてもじゃねーけど
   信じられねーぜ」
ドドド
健二「高橋啓介のTSEは
   タイピング仕様のライトチューン
   らしいけどそれでも
   350MBはかるく出てるって
   ウワサだぞ
   いくら下りだからって
   キューハチなんかじゃ
   勝負になんねーよォ
   おまえ事故で
   アタマうったんじゃ
   ねーのかァ」
179モリ:04/02/10 17:54
池谷「キューハチはキューハチでも
   ただのキューハチじゃねーぜ
   ・・・と思うんだけど・・」
ドドド
池谷「高橋啓介が自分で
   言ったんだ・・
   見た目はただの
   キューハチだけど
   中身はカリッカリの
   モンスターだってな!!
   オレを信じろ
   必ず来てくれる!!」
ドドド
健二「もし来なかったら?」
池谷「その時は・・
   健二おまえが
   Meで下りを
   打て!!
   こんだけギャラリーが
   出てる中でスピードスターズが
   逃げたなんて言われる
   わけにゃーいかねーからな・・
   チームの看板
   しょって死ぬ気で
   攻めてくれ!!」
健二「シャレに
   なんねーよ
   池谷・・」
ごくっ
健二「オレ自信ねーよ
   まったく・・」
180モリ:04/02/10 17:58
ワイワイ
ザワザワ
打ち屋「こんな大勢の
    ギャラリー秋名では
    見たことないよー」
ワイワイ
打ち屋「碓氷や妙義の
    チームのステッカーも
    見かけたぜ
    高橋兄弟の
    ネームバリューは
    すげーよやっぱ・・」
ザワザワ
打ち屋「高崎にさー
    高橋クリニックっていう
    でっけー病院あるだろ」
ガヤガヤ
打ち屋「そこの院長の
    息子らしいぜ
    あいつら」
181モリ:04/02/10 18:04
打ち屋「そうなのかー
    知ってるよオレ
    その病院なら」
ガヤガヤ
ワイワイ
打ち屋「兄の涼介はものすごい
    秀才なんだ中学
    高校とトップの成績で
    今は群大の医学部の
    学生らしいけど・・
    勝てねーよなー
    金持ちには・・」
ザワザワ
打ち屋「タイピングの上手さなんて
    どれだけムダに電気と
    マウスホイールを使ったかで
    決まるようなもんだからさ・・
    オレなんか電気代を
    捻出するのにどれくらい
    苦心してっかわかんねーよ」
ガァァアァァ!
打ち屋「・・」
ガアフ!
プシャーーッ!
打ち屋「おっすげー
    こんな遠くから
    タイピングゲートの
    抜ける音がきこえる
    なんかすげーのが
    上ってくるぞ・・」
182モリ:04/02/10 18:06
打ち屋「かなりの台数だな・・」
ガアアーッゴア!
打ち屋「サーバ・ワークステーションサウンドが
    混じってる!!
    来たかァ・・」
ごくっ
打ち屋「ついに・・」
ごくっ
ガゴアアア!!!
プシュシュシューッ!!!
183モリ:04/02/10 18:07
ゴアウ!!!
フシャーーッ!!!
打ち屋「高橋兄弟!!」
うおおお
打ち屋「出たぞォッ
    レッドサンズだっ!!」
Vol.8 交流戦突入!! END
184モリ:04/02/11 20:28
ドッ
ドドッ
ドドッ
ドッドッ
ドドドッ
185モリ:04/02/11 20:34
Vol.9 聞け!!パソコン用OSの雄叫びを

ドド
ドッ
ドドッ
186モリ:04/02/11 20:37
イツキ「帰ってない?
    そーですか
    すいません
    何度もかけて」
ガチャン
イライラ
イライラ
イツキ「・・・
    なにやってんだー
    拓海のやつー
    いったいどこ
    ほっつき歩いてんだよー
    あれほど念を
    おしといたのにー」
ドカッ
イツキ「ヴァカ拓海
    アフォーカスッ
    てめーなんかもう
    友達じゃねー!!」
187モリ:04/02/11 20:42
しーん
イツキ「いてて
    もう8時過ぎてる
    交流戦はじまっちゃうよー」
ぐっすん
イツキ「これ以上待てない・・
    人の借りて行こう」
秋名山頂上
ドッ
ドドッ
ドッ
外報部長「タイムアタックは
     予定どおり10時から
     はじめよう・・」
ドッ
ドド
外報部長「遅い時間の方が
     一般パソコンのアクセスがなくなって
     やりやすいからね・・」
188モリ:04/02/11 20:49
外報部長「スタートとゴール地点で
     チャットを使って
     カウントするんだ」
啓介「キューハチ
   いねーぞ
   アニキ・・」
きょろきょろ
ドッ
涼介「そのうち
   出てくるさ」
ドド
池谷「なるほど」
健二「手なれた感じだな
   レッドサンズの連中・・」
ドドドド
打ち屋「しょっちゅう
    タイムアタックしてる
    んだろなー
    あっちこっちで」
外報部長「そういうことだから
     10時までは
     フリー打行ってことで」
ふっ
外報部長「楽しく打とう・・
     ギャラリーも
     多いことだし」
涼介「・・」
189モリ:04/02/11 20:51
啓介「ショータイムって
   わけだ・・」
涼介「フン」
ガアアアア!
打ち屋「おおーっ」
アアアア!
打ち屋「来た来たーっ」
ズアギャ!!!
190モリ:04/02/11 20:54
ギャイイイ!!!
アア!!!
打ち屋「うめーなー
    レッドサンズの
    タイピング!!
    キッチリ
    タイピングポイントに
    つくもんなー!!
    レッドサンズの一軍は
    減速しないの
    禁止らしいぜ・・
    ブレーキングタイピング
    なのかなァ・・」
ガァフッ!!!
191モリ:04/02/11 20:56
ドキヤッ!!!!!
打ち屋「うげー右手漢字
    なのに左手で打ってる!!
    高橋弟の
    TSE!!」
ドギャ!!!!!
192モリ:04/02/11 20:58
ギョオオ!!!!!
打ち屋「すげー
    進入スピードが
    速いっ!!
    ヒャッホー
    ド迫力だよ
    TSEのタイピングは!!」
プシュシューッ!!!
キイーーーーン!!!
193モリ:04/02/11 21:04
打ち屋「た・・高橋涼介の・・」
おおっ
打ち屋「NT!!」
ズギュア!!!!!
打ち屋「ジョーダンだろ
    あんな早くから
    タイピングにはいったァ
    秒速10文字以上
    かるく出てるっ
    ここで
    あんなことする奴
    見たことねぇっ!!
    タイピングミスするぞォ
    まっすぐつっこんで
    くるぞっ
    逃げろォ
    あぶねぇっ!!」
194モリ:04/02/11 21:05
くっ!!!!!
ギョアア!!!!!
キュッ!!!!!
ゴオッ!!!!!
オッ!!!!!
195モリ:04/02/11 21:08
打ち屋「信じらんねー
    神業だぜあんなの!!」
ギャアアァア!!!
打ち屋「どうやって
    コントロール
    してんだァ!?
    おい大丈夫か?」
アアア!
打ち屋2「あせって逃げて
     サーバーから
     落ちちまった」
打ち屋「目からウロコ
    落ちたぜーこんなの
    見たことねぇ!!
    赤城最速のふれこみは
    ダテじゃねーぜ
    あいつらの実力は
    本物だっ!!」
ガゥオオ!!!
プシュシュシューッ!!!
196モリ:04/02/11 21:10
打ち屋「並んで
    つっこんでくる!!」
ゴオオ!!!
打ち屋「何を
    する気だ!?」
ギョアワァ!!!!!
197モリ:04/02/11 21:13
ギュアァアァ!!!
打ち屋「すげーっ
    あんなにくっついて」
げえっ
打ち屋「あれが有名な
    並列タイピング!!」
ゴオ!!!
打ち屋「気持ちわるいぐらい
    息があってるぜ」
ガアアッ!!!
打ち屋「昔テレビの
    コマーシャルにあんなの
    あったなー」
198モリ:04/02/11 21:17
打ち屋「2人ともすげーけど
    あれは後ろから打っていく
    涼介がすげーんだ・・」
ゴオゴ!!!
打ち屋「タイピングしながら
    スピードとリズムを自由に
    変えられるテクニックが
    ないとあれはできない」
ガオオオ!!!
涼介「くだらねぇ・・
   こんなのはただの
   パフォーマンスだ
   タイムを出しに
   いくときのタイピングとは
   違うからな」
啓介「秋名ごときに
   オレの敵はいねぇ!!
   出てこいキューハチ
   それを証明してやる!!」
199モリ:04/02/11 21:20
ドドドッ
くいっ
ウイン
拓海「今日は紙コップは
   いいのかよ?」
ドドド
文太「いらねーよそんなもの
   パソコンにとうふ
   のっけてねえんだから
   いつもの宣伝じゃ
   ねーんだから」
ドッ
文太「せいぜい遊んで
   こいや・・」
ドッ
200モリ:04/02/11 21:23
拓海「あそび?
   遊びって
   いうのはもっと
   楽しいもんだろ
   オレ気が
   重いよ」
文太「楽しいと
   思うけどなー
   サイコーに・・
   なんだよ・・
   自信ねぇのか?」
拓海「そういうわけじゃ
   ねーけど・・」
ドド
文太「ふつーに打ちゃ
   負けやしねーよ」
拓海「わかってるよ
   あと2、3年も
   したら・・
   オレの方がうまく
   なっちまうんじゃねーか
   おやじよか・・」
文太「ぬかせ・・
   10年早えー」
201モリ:04/02/11 21:25
拓海「行ってくる」
ブベン!
ベバブ!
ウアォア!

Vol.9 聞け!!パソコン用OSの雄叫びを END
202名無し職人:04/02/15 05:06
(;゚∀゚)=3
203モリ:04/02/16 11:34
Vol.10 ダウンヒルスペシャリスト
204モリ:04/02/16 11:38
秋名山頂上
ドッ
ドドド
池谷「何やってんだ
   あいつら?」
打ち屋「TSEのマウスホイールを
    つけかえてるんだ
    むこうは
    どうやら
    高橋啓介が
    アタッカーらしい
    あのワンボックスに
    何セットかマウスホイールを
    もってきてるらしい」
ドッ
ドッ
池谷「状況によって
   マウスホイールを使いわけ
   てんのかァ・・
   本格的にやりやがって
   ちっくしょう」
ドドド
205モリ:04/02/16 11:41
啓介「来てねーよ
   アニキ・・」
ドドド
啓介「例のキューハチ
   ムカつくぜ
   てっきりあいつが
   秋名の代表で出て
   くると思ったのにな・・
   他の奴なんて
   カスばっかり
   だからな・・」
ドドド
啓介「とんだ見当ちがいで
   拍子抜けだぜ
   こうなりゃタイムアタックで
   大差をつけてあいつらに
   大恥かかせてやらなきゃ
   気がおさまらねえぜ」
フン
ドドド
健二「もうすぐ10時だぞ
   池谷・・」
池谷「わかってる・・」
206モリ:04/02/16 11:46
池谷「ダメかもしれねーな」
ドドドド
池谷「気持ちの準備だけは
   しておいてくれ・・健二・・」
ザワザワ
打ち屋「すごかったなー
    高橋兄弟は・・
    あんなみごとな
    タイピング生まれて
    はじめて見る
    めちゃめちゃ
    かっこいいよー
    オレも
    NT
    ほしくなった・・
    もうすぐタイム
    アタックはじまるから」
ザワザワ
打ち屋「それ見てから
    帰ろうぜ」
打ち屋2「ねえねえ
     峠を打つのって
    上りと下りのどっちが
    むずかしいの?」
ワイワイ
ワイワイ
打ち屋「そりゃ下りに
    決まってるよ
    特に秋名は漢字が
    きついからさ・・」
207モリ:04/02/16 11:55
打ち屋「漢字入り口でのスピード
    コントロールがすげー
    むずかしいんだ・・」
ワイワイ
ガヤガヤ
打ち屋「下りならミスしても
    けっこうごまかせるけど
    下りのミスは即
    事故につながるし・・
    事故る時は
    たいがい下りだもんな
    休憩時間がないから
    止めたくても止まんねーで
    暴走するんだよパソコンが
    事故った時の
    ダメージも
    でかいし・・
    上りはパワーのある
    パソコンが有利だけど
    下りはパワーよりも
    タイピングバランスと
    ユーザのテクだから・・」
208モリ:04/02/16 11:55
ザワザワ
打ち屋「パワーのないパソコンでも
    下りだけはメチャメチャ速い
    ってのが最高にかっこいい
    打ち屋なんだ」
ザワザワ
打ち屋「しぶいよなー
    そういうの
    理想だよ
    ダウンヒルの
    スペシャリストかァ・・」
あははっ
打ち屋「でもあこがれる
    だけだなー
    下りは
    おそろしいから」
209モリ:04/02/16 11:58
打ち屋「どっちみち秋名には
    高橋兄弟をしのぐ
    テクニシャンなんて
    いねーからさ・・
    みじめな結果は
    みえみえだよ」
秋名山頂上
ドドドド
外報部長「こちらスタート
     地点
     準備はいいか?
     全員所定の位置に
     ついたぞ
     いつでも始められる
     ということなんで・・
     ボチボチどうかな・・」
池谷「わかった・・
   たのんだぞ・・・・
   健二・・」
210モリ:04/02/16 12:02
ドドドッ

啓介「ふざけんなよ」
ムカムカ
啓介「こんな奴が
   オレの相手かよ・・」
池谷「おまえ顔色
   わるいぞ健二
   汗びっしょりで
   見てるこっちまで
   つらくなるぜ」
外報部長「それじゃー
     カウント
     はじめるぞ!!」
ドドド
外報部長「10秒前ーっ!!」
打ち屋「ちょっと待ってくれ
    こちらゴール地点
    だけど・・
    たった今一般パソコンが一台
    目の前を通って
    上っていったぞ・・」
211モリ:04/02/16 12:08
ゴール地点
打ち屋「ヘンなところで
    スレちがうとじゃまだし
    上りきるまで
    待つか?
    ちょっと
    たるいけど・・」
啓介「かまうこっちゃねえ
   ここはオンラインのタイピングサーバだぜ
   対向パソコンぐらい
   いる方があたりまえだ
   かまわずスタートしろ!!」
池谷「ちょっと待ってくれ
   今通ったっていう
   そのパソコン・・!!」
ドドド
池谷「パソコン種を
   聞いてもらえるか?」
外報部長「・・・
     なんで
     そんなこと
     聞くんだ?
     こちらスタート地点
     パソコン種はわかるか?
     計測区間にはいった
     一般パソコンの・・」
打ち屋「パソコン種?
    えーとたしか
    パソコン用OSの
    パソコンだったな・・たぶん
    キューハチだ」
ドドド
212モリ:04/02/16 12:10
啓介「!!」
池谷「!!」
ドドッ
啓介「そのキューハチ・・
   何色だ?」
打ち屋「いろォ!?」
ドドッ

打ち屋「なんでそんなこと
    さっきから聞くんだ?
    白黒だったよ
    パンダキューハチだ!!」
213モリ:04/02/16 12:18
啓介「くっくっく・・
   来やがったぜ
   アニキ・・
   オレの
   獲物が・・」
打ち屋「どうするんだ啓介
    カウントしていいのか?」
ドド
啓介「カウントはまだだ
   キューハチが来るまで
   待て!!」
ぬうっ
啓介「オレの本当の
   競争相手はとなりのMeなんかじゃないはずだ
   そうだろ?」
池谷「そのとおりさ・・
   ( ̄ー ̄)ニヤリッ
   さがっていいぞ
   健二・・」
健二「助かったぜー
   地獄に仏とは
   このことだあ〜〜」
214モリ:04/02/16 12:22
池谷「おまえ・・なみだ目に
   なってるぞ・・
   健二」
ドドド
健二「おまえだって・・」
池谷「ジーンときた・・
   秋名の打ち屋の
   プライドを守るために
   あのヒトは来て
   くれたんだ・・
   それだけで
   十分だよ」
ドドドド
池谷「勝ち負けはもう
   どうでもいいことに
   思えてきたよ・・」
ワイワイ
打ち屋「なかなか
    はじまらないなー」
215モリ:04/02/16 12:26
中里「やる前から
   結果はみえてるがな
   どうせ・・」
ワイワイ
ワイ
中里「秋名の惨敗だろ
   高橋兄弟の実力は
   ウワサどおりだぜ・・
   あっちこっちで
   交流戦をしかけて
   ここまで全勝してる
   ことも知っている
   いずれは群馬最速を
   ブチあげるつもりだろうが
   オレ達ならレッドサンズ
   なんかに負けやしねえ・・
   群馬最速はオレ達
   妙義ナイトキッズだ!!」
216モリ:04/02/16 12:32
中里「どんなパソコンにも
   負けないという目的のため
   だけに生まれてきた
   純血種のサラブレッド
   ウィンドウズXP
   俺のProfessionalは
   群馬最強最速だ
   イモサーバ・ワークステーションなんかに
   負けやしねえぜ!!」
パアアアア!
中里「・・・」
パアウ!
ゴン!
ヒャアウ!
217モリ:04/02/16 12:37
パアアア!
ヒュイイイ!
中里「・・・
   いいウデだ!
   今のキューハチ・・」
パアアアア!
中里「漢字を立ち上がる
   あの後ろ姿は
   えもいわれぬ
   余韻がある
   わかんねーか?」
打ち屋「そうかな・・
    オレらには
    ちょっと・・
    どこの峠にもいる
    ふつうの・・」
ザワザワ
打ち屋「キューハチ小僧にしか
    見えねーけど」
218モリ:04/02/16 12:42
中里「ムリもねえか・・」
フン
中里「わかる奴にしか
   わかんねーことだからな」
しーん
中里「自分のパソコンを
   手足のように操る
   域に達した打ち屋の
   パソコンにはオーラが漂う・・
   同じレベルに達した
   熟練の打ち屋には
   そのオーラが見えるんだ
   高橋涼介のタイピングには
   オーラがある
   啓介にはまだかすかに
   見える程度のオーラ
   しかない
   あのキューハチには
   強いオーラが出ていた・・
   並の打ち屋じゃねーな
   あんな奴が
   秋名にもいたのか・・!?」
プアアアア!
219モリ:04/02/16 12:44
パアアアアン!
拓海「なんだ・・これ
   異様なムード・・
   そこらじゅうの文字に
   ヒトがびっしりと
   並んでる・・
   こいつらここで
   何してんだ?
   いったい何が
   はじまってんだァ!?
   なんかオレ・・
   ヘンなとこに
   来ちまったなー
   場ちがいな感じ・・」
パアアアアア!
220モリ:04/02/16 12:47
秋名山頂上
ドドッ

打ち屋「どうなってんのかなー
    タイムアタックに
    はいるのかと思ったら」
ザワザワ
打ち屋「さっきまでTSEの
    ヨコに並んでたMeが
    下がってしまったままだぜ
    ヘンだなー
    重苦しいムードだ
    みんなでじっと
    何かを待ってる
    みたいな・・」
ドド
池谷「もうすぐだ・・
   本当に
   来てくれたんだ
   秋名山下り最速の男
   伝説のスーパーテクニシャン
   藤原文太・・」
221モリ:04/02/16 12:50
池谷「秋名の本当の底力を
   見せてやるぜ・・
   見てろよ
   高橋兄弟・・!!」
啓介「早くこい・・
   楽しみだぜどんな
   男が出てくるのか・・
   こんなに
   血がさわぐのは
   久しぶりだ!!」
涼介「たっぷりひきやがって
   たいした千両役者だぜ
   どんなユーザと
   パソコンが出てくるのか・・
   オレにはハッタリは
   きかねーぜ
   じっくりとおがませて
   もらおうか・・
   来い!!」
ドドド
涼介「はやく来い!!」
プアアアア!
222モリ:04/02/16 12:53
打ち屋「来たぞォ!!
    道をあけろ
    スタートラインに
    誘導しよう!!」
打ち屋2「なんだァ・・」
ザワッ
打ち屋2「下から一台
     あがってきたぞ・・
     なんなのかなー
     あのパソコン・・
     みんなあの
     パソコンを
     まってたんだ」
パアアア!
打ち屋2「キューハチだぞ・・」
カアオーーーーー!

Vol.10 ダウンヒルスペシャリスト END
223モリ:04/02/16 12:56
とりあえずこれで1巻は終了です。
次スレが出たらそのアドレスを教えますので
楽しみに待っていてください。
224名無し職人:04/02/21 12:20
ドドドキュルル乙
225名無し職人:04/03/05 15:00
職人さんと住人、ROMの良い関係を築く為の鉄則
・職人さんが現れたらまずはとりあえず誉める。
・その職人が凄腕、もしくはあなたの気に入ったなら「神」「ネ申」と呼んでみよう。
・「神キタ━━(゜∀゜)━━!!!」には時折AAも織り混ぜつつどこが良かったとかの感想も付け加えてみよう。
・上手くいけば職人さんも次回気分良くウp、住人も作品を見れて双方ハッピー。
それを見て漏れも、と思う新米職人が現れたらスレ繁栄の良循環。
・新米やいまいちな職人さんには出来るだけ具体的かつ簡潔に扇りだと思われないように注意しつつその理由をカキコ。
・それを踏まえての作品がウpされたら「良くなった」等の言葉を添えて感想をカキコ。
・それだけやっても投稿がしばらく途絶えた時は「神降臨期待」等と書いて保守。
・住民同士の争いは職人さんの意欲を減退させるのでマターリを大切に。

<これから職人になろうと思う人達へ>
・いきなりスレを立てたりせずにまずはスレタイ一覧をチェック、気になるスレは最低限>1を見ておこう。
 >1とは違う流れのときも多いから自分が投稿しようと思うスレは一通り読んでおくのは基本中の基本。
・下手に慣れ合いを求めずにある程度のネタを用意してから継続してウpしてみよう。
・レスが無いと継続意欲が沸かないかもしれないが宣伝、構って臭を嫌う人も多いのであくまでも控え目に。
・職人なら作品で勝負。下手な言い訳や言い逃れを書く暇があれば自分の腕を磨こう。
・扇りはあまり気にしない。ただし自分の振る舞いに無頓着になるのは厳禁。レスする時は一語一句まで気を配ろう。
・あくまでも謙虚に。叩かれ難いし、叩かれた時の擁護も多くなる。
・煽られたりしても興奮してカキコ、自演する前にお茶でも飲んで頭を冷やしてスレを読み返してみよう。
 扇りだと思っていたのが実は粗く書かれた感想だったりするかもしれない。
・そして自分の過ちだと思ったら素直に謝ろう。それで何を損する事がある?
 喪前が目指すのは神職人、神スレであって議論厨、糞スレでは無いのだろう?
226モリ:04/03/06 18:34
ついに2巻が始まりました。
http://human2.2ch.net/test/read.cgi/owarai/1078565579/
に行って見てください。
227保守:04/03/26 08:54
 
228名無し職人:04/04/09 04:44
 
229名無し職人:04/04/27 04:09
坂本の携帯タイプ保守


……茂木のが速い罠
230age
保守