その頃、バーガーキッドが、拳銃の腕を研いていた。
そこへ赤ちゃんマンがやって来た…。
赤「勝負だキッド!」
バ「では、ホットドッグの早食いな!マスタードたっぷりの。」
赤「Ω<な、なんだってー!!」
766 :
名無し職人:2005/07/22(金) 17:22:09
一方、その頃、アンパンマンとメロンパンナが・・・
JAMに呼び出されていた。
JAM「済まないがチーズの遺体を探してきてくれ。」
そう言い終えたその時!パン工場の扉を開く者がいた。
そこに立っていたのは、ロボチーズだった。
チーズは話し始めた…
ロボチーズ「おやつは戸棚に入ってるからね☆」
769 :
名無し職人:2005/07/23(土) 14:49:55
それーゆけーパイパンマン
JAM。oO(パイパンマン?あんなの作ったっけ?)
JAM「チーズその体はどうしたんだい?」
チーズはこう答えた…
771 :
名無し職人:2005/07/23(土) 17:09:16
チーズ「カレーパンさ、ちょっと辛すぎない?」
772 :
名無し職人:2005/07/23(土) 17:50:29
ジャムおやじ:カレーパンマン、新しいカレーだよ、さあ早速補充してあげよう (ヒ素入りだけど)
するとちょっと戻したついでに、その場のみんなに掛かった!
程なく本人とロボチーズ以外は苦しみだした。
774 :
名無し職人:2005/07/24(日) 14:29:27
ジャムおじ「HAーHHA!」
775 :
名無し職人:2005/07/24(日) 15:58:54
サブ「ちわー、三河屋です」
776 :
名無し職人:2005/07/24(日) 16:30:19
サブ「こ、これは一体、、、。」
配達に来たサブの目の前に広がる光景は凄絶なものだった。
パン工場の床は血の海になり、その床にはジャムとバタコが折り重なって倒れていた。
サブ「これは、、、毒か!!」
まだ間に合う、、、!!そう思ったサブは懐から解毒剤を取り出し二人に飲ませた。薬を飲ませて数分後、ジャムが目を覚ました。
ジャム「サブか、、、。ハッ情けねぇぜ。テメェに助けられるとはな、、、。」
777 :
名無し職人:2005/07/24(日) 16:51:43
すると、物陰からカバオが出てきて・・・
778 :
名無し職人:2005/07/24(日) 16:52:16
バタ子「777ゲッツ!確変!」
779 :
名無し職人:2005/07/24(日) 17:00:29
サブ「カバオ、、、?なんのマネだ?」
カバオは拳銃をサブに向けていた。
カバオ「あんたがここに来るとは予想外だったよ。まぁいい。予定外の事態は修正すればいい。」
パンッと銃声が響きサブの抱き抱えていたジャムの頭が吹き飛んだ。
サブ「なっ、、、!!」
続いてもう一発。今度はバタコの頭が吹き飛んだ。
カバオ「困るんだよ。こいつらに生きていてもらっちゃ。」
カバオの目はこの状態を楽しんでいるように見えた。
すると、ロボチーズのゴーグルに
お 前 も 邪 魔 だ カ バ オ
と、一文字づつ流れた。次の瞬間!
カバオはロボチーズの腕に仕込まれた散弾銃に打たれた!
その横でひ素カレー(ま〇み)パンマンは…
781 :
名無し職人:2005/07/24(日) 23:48:56
バタコと子作りに励んでいた。
しかし、それをうらやましそうに眺めていた茶碗蒸し麻呂は・・・
あのぉ、お取り込み中失礼ですが、
バタ子さん、首を吹き飛ばされても平気なんですねぇ…。
火サスのテーマが流れると共にコマーシャルに入る。
783 :
名無し職人:2005/07/26(火) 21:53:34
アンパンマン「腹減ったから自分の顔食べるか・・・」
784 :
名無し職人:2005/07/27(水) 01:17:47
自分の顔を食べて元気を出そうとするアンパンマン。しかし、腕が上がらないのに気がついた。アンパンマンの顔はジャム、バタコ、カバオの返り血を浴びて汚れていたのである。
チーズ「よぉ、アンパンマン。俺はずっと待ってたぜ、この時をな。」
機械化されたチーズの目に狂気の色が見えて、アンパンマンの背筋は凍り付いた。
しかしチーズはどういう訳かアンパンマンに背を向けた。そしてその視線の先には、サブがいた。
サブが己の身の危険を察知したのとチーズのショットガンが火を吹いたのはほぼ同時だった。サブの体はくの字に折れ曲がり宙を舞った。そして着地した時には既に絶命していた。
785 :
名無し職人:2005/07/27(水) 01:31:49
アンパンマン「サブ、、、!!」
アンパンマンの体中に奮えが走った。サブは既に絶命しており、至近距離でショットガンを喰らった腹はまるで肉屋の残飯入れのようになっていた。
チーズ「あの時の事を覚えてるか?テメェは俺を見捨てていった。おかげで俺はこのザマだ。」
チーズは機械化された体を指しながら静かに言った。しかし、その言葉の一つ一つに怨みと怒りがどす黒く篭っているのをアンパンマンは感じた。
チーズ「バタコもジャムも死んだ。テメェの顔を作れる人間はもういない。」
チーズはショットガンをアンパンマンの顔に向けた。そしてゆっくりと引き金を引き、、、。
786 :
名無し職人:2005/07/27(水) 01:41:00
突然パン工場の窓ガラスが割れ、何かが飛び込んで来た。その何かは床に落ちるなり凄まじい閃光を放った。
チーズ「ぐあっ、、、!!」
目に強烈な光が叩き込まれ、チーズは一瞬怯んだ。そしてその直後頭を強く殴られ、チーズは吹き飛んだ。
食パンマン「アンパンマン!!逃げるぞ!!」
食パンマンはアンパンマンを愛車に乗せた。
チーズ「野郎、、、!!逃がすか!!」
ショットガンを構えるチーズ。しかし食パンマンはガトリングガンを手にしていた。毎秒250発吐き出される弾丸にチーズの右腕はショットガンごと吹き飛んだ。
787 :
名無し職人:2005/07/27(水) 01:53:58
チーズ「ああああぁぁぁ、、、」
叫び声と共にチーズは膝を附いた。その隙に食パンマンは愛車を走らせパン工場を後にした。
食パンマン「アンパンマン。無事か?」
アンパンマン「無事じゃねーよ。死ぬとこだった。」
食パンマン「奴は一体何なんだ?」
アンパンマン「チーズだ。あの野郎体を機械化して復習する為に地獄から帰ってきやがったんだ。」
食パンマン「とにかく暫く身柄を隠そう。バーガーキッドに連絡は取ってある。あいつなら力になってくれるはずだ。」
食パンマンは愛車を走らせていた。もう日が沈み、空が血のように真っ赤に染まっていた。
788 :
名無し職人:2005/07/27(水) 01:54:44
しかし、チーズの右腕は瞬く間に再生した。
食パンマン「野郎、不死身か!?」
チーズ「今度はこっちの番だぜ!」
チーズはそう叫ぶと機械化された体の中から・・・
789 :
名無し職人:2005/07/27(水) 02:29:45
(787の続き)
夕日に向かって愛車を走らせる食パンマン。
そのとき天を切り裂く雄叫びが轟いた。
バイキンマン「今日こそ息の根を止めてやる!」
マシンガンで奇襲を仕掛けるバイキンマン。
食パンマンはハンドルを切り、何とか避けた。
食パンマン「しまった!」
アンパンマンが窓から投げ出されてしまい、運悪く崖から転げ落ちてしまった。
790 :
名無し職人:2005/07/27(水) 03:11:01
それからどれくらい時間がたっただろう。アンパンマンは目を覚ました。立ち上がろうとするが体がピクリとも動かない。
アンパンマン「チッ、、、まだだ、、、!!まだ終わる訳にはいかない!!」
しかしどうしようもなかった。食パンマンは無事だろうか?バイキンマンは何故俺達を襲ったのか?アンパンマンの脳裏に様々な疑問が湧いては消えた。
アンパンマンは自分の意識がまた遠退くのを感じた。瞼が重い、、、。声が出ない、、、。ちくしょうとアンパンマンは心の中で吐き捨てた。そしてアンパンマンの意識はまた途切れてしまった。
791 :
名無し職人:2005/07/27(水) 03:22:53
バイキンマンは部下からアンパンマンは崖の下にいなかったという報告を聞いた。
バイキンマン「あの怪我でそう遠くには行けまい。もう一度探すんだ。」
ワインを飲み干しそう指示を出すとバイキンマンはソファに深々と腰掛けた。
バイキンマン「なぁ。あの野郎はどこへ消えたと思う。」その質問を投げ掛けた先には食パンマンがいた。手足を鎖で壁に繋がれ、マシンガンを何発か喰らった体からは夥しい出血が見られた。
食パンマン「、、、チーズを改造したのはテメェだな、、、?」
バイキンマン「俺以外の誰にそんなマネが出来るんだ?」バイキンマンは口元に薄ら笑いを浮かべて答えた。
792 :
名無し職人:2005/07/27(水) 03:35:54
バイキンマン「あいつは失敗作だよ。自我が強すぎて持て余してたんだ。」
食パンマンに近付きながらバイキンマンは答えた。
バイキンマン「俺の命令を聞かずに勝手な事ばかりしやがるからな、まぁいい。どうせ奴ももうおはらい箱だ。」
食パンマン「どういう事だ?」
食パンマンの脳裏に嫌な予感がよぎった。
バイキンマン「新しい素材が手に入ったからさ。大丈夫、奴でのミスを生かして自我は完全に殺してやるよ。」
食パンマン「ふざけるな、、、!!止めろ、、、止めてくれ!!」
バイキンマン「ラボに連れていけ。」
成す術もなく連れていかれる食パンマンの顔は恐怖で引き攣っていた。
793 :
名無し職人:2005/07/27(水) 11:23:47
その頃、
チーズ「・・・俺は間違っていたのだろうか・・・。ヤツは同じことを繰り返すだろう。
俺が止めないと・・・。」
そうチーズはつぶやき、まずはアンパンマンを助けに行くことにした。
チーズ「JAMの野郎がくたばったからな・・・。新しい顔、どうするか。」
そんなことを考えながら歩いていると、そこにはコンビニがあった。
チーズ「そうだ、ここで・・・
その頃、食パンマンをラボに運ぼうとした、バイキンマンの前に、ドキンが立ちはだかった。
ドキン「食パンマン様をどうする気?」
795 :
名無し職人:2005/07/27(水) 21:30:17
バイキンマン「うるせえよ!俺様に刃向かう気か?」
ドキン「食パンマン様を解放しなさい!」
バイキンマン「おい!やっちまえ!!」
ドキンの背後から忍び寄る不気味な影・・・。
ドキンは後頭部を強打し、気を失ってしまった。
ドキン「・・・なぜここに・・・あんたが・・・」
バイキンマン「ご苦労だったな、バーガーキッド」
796 :
名無し職人:2005/07/27(水) 23:34:43
食パンマンは自分の目を疑った。
食パンマン「バーガーキッド、、、どういう事だよ?何でお前がここに?」
バーガーキッド「・・・・・・」
バイキンマン「バーガーキッドは仲間だとでも思ってたのか?ハッハッハッ!!こりゃあ傑作だ!!」
食パンマン「嘘だ、、、。」
バーガーキッド「バイキンマン。俺は素材をラボに運ぶ。あんたは改造の準備をするんだな。」
バイキンマン「あぁ、頼むぞ。暴れるようなら殺して構わんからな。」
バイキンマンは大笑いしながらラボと反対側に歩いていった。
食パンマン「テメェ、、、!!ずっと俺達を騙してきたのか!?一緒に楽しそうに笑ってたのも全部演技だったのか!?」
797 :
名無し職人:2005/07/27(水) 23:42:22
バーガーキッドは答えなかった。代わりに手には拳銃が握られていた。
バーガーキッド「動くなよ、、、。」
二発の銃声が響き食パンマンを縛っていた鎖が弾け飛んだ。
食パンマン「バーガーキッド!!お前は、、、」
バーガーキッド「行け、、、奴が帰ってくる前に。」
食パンマン「お前はどうするんだ!?ここに残るのか?」バーガーキッド「あぁ。まだ調べなきゃならん事があるからな。」
食パンマン「スマン。お前はやっぱり仲間だったんだな。」
バーガーキッド「この地図を持っていけ。ここにアンパンマンをかくまっている。」
食パンマン「ありがとう!!」
食パンマンは壁を叩き割って外に飛び出した。
798 :
名無し職人:2005/07/27(水) 23:54:40
バーガーキッド「・・・じゃあな、食パンマン」
遠ざかる食パンマンに向かって、そうつぶやいた。
バーガーキッド「さて、はじめるか」
バーガーキッドはバイキンマンのコンピュータのデータベースに侵入を試みた。
バーガーキッド「こ、これは!!」
799 :
名無し職人:2005/07/28(木) 00:02:51
モニターには設計図のようなものが映し出されていた。要塞の設計図だ。それも最先端技術の結晶とでめいうべき要塞だった。
バーガーキッド「これが完成したら大変な事になる、、、!!」
バーガーキッドは設計図をコピーして脱出しようとした。バイキンマン「どこに行く気だ?」
出口にバイキンマンが立ち塞がっていた。しかも機動兵器に乗って。
バイキンマン「スーコー、スーコー」
801 :
名無し職人:2005/07/28(木) 00:13:32
「待ちな!」
バイキンマン「誰だ!」
「俺を忘れたとは言わせないぜ」
バイキンマン「お、お前は!」
バイキンマンは目を疑った。
そこにはチーズが立っていたのだ。
チーズ「お前だけは許せねえ。覚悟しろ。バーガーキッド、行け!」
バーガーキッド「恩に着るぜ」
バイキンマン「壊れかけた体で何をする気だ、出来損ないめ!」
802 :
名無し職人:2005/07/29(金) 23:46:26
だが、チーズが襲いかかって行ったのはバーガーキッドの方だった。
パンは好みに合わず、カレーは辛く、今の今まで、肉に飢えて居た
チーズは、バーガキットを見たとたん、理性が飛んでしまっていた。
しかも、バーガーを平らげ食欲を満たした後は、性欲に火が付き、
呆然としているバイキンマンの機動兵器にしがみつき、高速ピストンを
開始した。
1分後、チーズは、バイキン機動兵器を魅惑の腰振りで撃破、
バイキンマンを強烈な犬嫌いにさせ退散させる快挙を成し遂げた。
そして、その頃、チビ象くんは・・・
803 :
名無し職人:2005/07/29(金) 23:49:53
カバ夫「それ…ネタ?」
804 :
名無し職人:2005/07/30(土) 00:05:18
801の続き・・・
チーズは最後の力を振り絞ってバイキンマンに向かっていき、バイキンマンにしがみついた。
バイキンマン「何のまねだ?」
チーズ「・・・アンパンマン、ごめんよ・・・」
チーズはそうつぶやくと、自爆し、灰となった。
805 :
名無し職人:2005/07/30(土) 01:25:55
バーガーキッドの後ろからその爆音が聞こえたが振り向きはしなかった。
「何があろうと世界の平和を守るため」そう自分に言い聞かせアンパンマンの元へ急ぐバーガーキッド
しかしその頬には涙が流れていた。
806 :
名無し職人:2005/07/30(土) 01:38:54
涙を乗り越え、何とかアンパンマンの元にたどり着いた。そこにはがっくりと膝をつく食パンマンがいた。
バーガーキッド「・・・」
アンパンマンの顔は吹き飛んでいた。
食パンマン「・・・ジャムおじさんは・・・もう・・・」
バーガーキッド「?これは!!
顔が無い!!
すると…
ボディから、血の気が見る見る引いていく!
時を同じくして、ホラーマンは感じ取っていた…
809 :
名無し職人:2005/08/01(月) 18:46:55
ホラーマン「また一人、、、戦士の魂が天空に還ったか、、、しかしこの戦士は、また戦場に戻ってくるだろう、、、さらなる力を身につけて、、、。」
810 :
名無し職人:2005/08/02(火) 14:49:58
その頃、カレーパンパンマンは廃墟となったパン工場をあさっていた。
そう、あれを見つけるために・・・。「あれ」とは
811 :
名無し職人:2005/08/10(水) 18:40:15
ヒ素まみれのう●こだった。これが無いとカレーパンマンは、生きていられなかったからだったのだ…
810の続き・・・
あれとはジャムおじさんのレシピ「5分でなれるジャムおじさん」とアンパンマンの顔の材料「ユウキ草」である。
カレーパンマン「くそっ、見つからねぇ!!」
???「お探しのものはこれかな?」
カレーパンマン「お…お前はっ」
そこに立っていたのはなんと…
天丼マンだった。
その中身は3分の2ほど無く疲れた様子だ・・・
天丼マン「イヤー大変な目にあったよ」
カレーパンマソ「僕のお顔をお食べ・・・」
カレーパンマソは、天丼マンを熱く抱擁し
口移しでカレーをご馳走した。