1 :
虹色の瞳 ◆hapapmYlCc :
ひとつふたつ すこしへだてて 千の雨
2
三角定規が つきささる快感
そして、スレ殺陣おつ
6 :
虹色の瞳 ◆hapapmYlCc :03/09/12 17:38
たびうさぎ どろにまみれて
拭いても 拭いても 取れないほくろ
ただ遣る瀬なく それが許せなく
9 :
やさしい鬼畜 ◆xQumO8au0A :03/09/12 17:59
そこかしこ 可笑しき子
気は優しくて 借金持ち 明るい笑顔がつくれない
11 :
Dr.コーマン:03/09/12 18:06
ぱれすちなに 生まれなくて よかつた よかつた
12 :
やさしい鬼畜 ◆xQumO8au0A :03/09/12 18:11
大好きなのは メリケン粉 堀圭子
紙のお金が なつかしい香りを かもし出す
お前の指が 目を覚ましたのなら 桃源郷
15 :
Dr.コーマン:03/09/12 18:20
どれが りんすだ まつもときよし
16 :
名無し職人A:03/09/12 18:30
スレ立て乙です。
遅れて来た夏に 風鈴しまいかね
中秋の名月 汗を拭き拭き愛でるかな
地図見て 笑顔の 連休前
運転上手い クラウンに乗るマターリ親父
壊してはいけないものほど壊したくなる
美しいものがまた遠ざかる でも振り向いたらおしまい
あがいてあがいて 心では諦めているのに
今になって、友達ヅラしないでくれと 貧乏人は一人
自分のことでもないのに 堕ろされる悲しみ
きれいなからだ 傷は心にある
ハムスターのお医者さん3800円もう二度と行ってくれるな娘よ
いつきても、どんな一言でも このスレにある仕合せ
食べても 食べても 無くならないおやつが欲しい
イヤホンの先っぽじっとを見る
空まで届かず 煙千切れる
塩川正十郎を寄り切る
味噌ラーメンのみそがはみでてゐる
32 :
やさしい鬼畜 ◆xQumO8au0A :03/09/13 09:41
上げれど上げれど 下がるが故に 今日も上げるが 世の定め
33 :
名無し職人A:03/09/13 22:48
屈託無き乙女らの笑顔 陽射しよりも眩しく
差より溝のほうが怖い
うっかり うなずき 保証人
(’’)核兵器&世界平和
十五夜の 月に嘲笑われ ふられ虫
運動会 走る子ら 混じりて舞うしゃぼん玉
握る掌の中のビー玉が太陽
タオルを干す背と高い空
焼肉屋の煙で飯を喰らう
阪神優勝も プロ球団なき地に住む者の 悲しさよ
セーブを忘れて
二時間 やり直し
そういえば見かけないなうなぎ屋
45 :
虹色の瞳 ◆hapapmYlCc :03/09/14 16:18
秋の扉を見る 誰か来そうな
うっちゃておけ うっちゃっておけ
歌詞を追わずに顔ばかり見る
透き通っていく月 存在の希薄
腐った肉喰らう うまい
真っ赤っか 英語で言えば レッドッド
空腹に冷えた茶が沁みる事務所
稲刈りのイナゴ目掛け群る燕
負けてばかりなのはいつも戦ってるから 逃げてたまるか
自己嫌悪の日 外は爽やかな秋晴れ
花を育てるのは罪悪感から
俺かお前はどちらかは実在しません
みなしごに空ばかりなり鬼ごっこ
秋空に入道雲
ひと夏過ぎて 大きな貝に袖を通す ヤドカリの少年
稲穂のように頭を垂れる 俺と愚息 嫁に秋茄子を渡す
笑えない日常 笑える場所
石神井に枯れ葉の降りて舟となる
皮も川もクサイもんだ
曇の日は猫背の予感
高木美保の悲しさ 雨幾粒 那須の森
67 :
国連ジム曹長:03/09/16 17:49
丸い月 ススキと団子 15の夜
本当に来た地震に仰天
ソビエト連邦の 一角のやうな 存在でいたい
グラスに向かって言う、お前のやることはしょせんこんなもんだ
学生時代の体育館裏に 何か忘れてここまで来たような そうでもないような
お前の人生に どう絡んでいったものか
夢の中の、私と貴方、いつも、笑顔
体の中の乾いた種がカラコロなる日
焦がれる思い 口を開けば 「やあどうも」
エンドレスで「六甲おろし」が鳴る脳内
慌てて録音する返却日前
パンフレット見て 部屋にある風景を 想像
79 :
名無し職人A:03/09/16 21:12
一日中 野原に寝転んでいたい 夕日が沈むまで
広がるおでこ 無限大
81 :
名無し職人A:03/09/16 21:14
優しい人の優しさ 胸に痛い
悪党人生 おもろいで
満月に照らされ半月 君の横顔
グラスが返す お前に人を責める資格などない
酒ぞ胡蝶は悩ましき
便雷や隣は夏の男かな
明るい亀井君とかの日本
涼しくなったのでターバンを出す
辞書の折り目を黙々と戻す
ペットボトルに水を入れて 猫に投げつける
出来なかった親切 気付けなかった親切
笑え 笑え とにかく笑え
グラノーラ グラノーラって10回言ってみて
一期一会という言葉にある落とし穴
女には優しい男を嗅ぎ分ける嗅覚がある
部屋とうまい棒とアリ
97 :
クレイジー名無しバンド:03/09/18 14:23
それじゃ今日も スカッと逝こうか イ゚イ゚ネ゚ッ
かゆ うま
99 :
名無し職人A:03/09/18 15:23
バカも休み休み 行こう
ガム噛んで奥歯棄てて財布落として
101 :
名無し職人:03/09/18 16:16
よせても よせても ない乳
陽炎の中に溶けてゆく日々のように
名言吐いてもお金は不可欠
「お金持ちの男がいい」とか言ってるやつはみんな娼婦だ 金で買えるらしい
105 :
名無し職人:03/09/18 22:11
「お金が一番」と公言できる人は凄い とても言えない
「金さえあれば女にモテる」と思ってるやつは正しい が人として間違ってる
金ならないが 他に特に何もない
太陽と月の主役争い
109 :
名無し職人:03/09/18 22:15
お金が全てではない 負け惜しみでなくそう思っている
茶人おちつけなどと みずからにいいきかせるように
>>110 いつも落ち着いている いつも苛立っている
112 :
名無し職人:03/09/18 22:18
誰でもそうだと思ったりする
わが友は 貧乏ばかり 詩人ばかり
貧乏でも幸せ 流し台にナグカップふたつ
ナグカップでは 興趣80%ダウン
ナグカップなんて 捨てた人生
参加者全員に笑われた背広干す庭
ひとつより ふたつがよろし ナグカップ
絶え間なき貧血に 襲われる小春日和
俺の焚火に寄るなよ 奥様衆
ナグカップ 商標登録したら訴えてやる
かしこき人の夜も馬鹿の夜も平等に更けゆく
自転車に風鈴を
124 :
名無し職人:03/09/18 22:35
幸せも不幸せも人それぞれ
125 :
名無し職人:03/09/18 22:36
バカの幸せ 賢人の不幸せ
姉ならパチンコ屋に居る
127 :
名無し職人:03/09/18 22:38
恋すりゃ犬も詩人とか 猫はさしずめ哲学者か
馬鹿にした上に殴るのか 萩原
パンティを ユンボでめくる 初秋かな
オリオンに北斗のひしゃくで叩かれる
我が影地面に沈む気がして 慌てる 笑う
笑顔をデッサン 笑われた
昼寝から覚めたら日が暮れていて寂しい
夕方熟睡してすぐにみるテレビ 変な感じ
大きい石に負ける己の存在感
汗ばむ寝顔に張り付く髪をそっと払う秋の夜更け
雨の雫集めてきらきら首飾り あの子に贈ろか
他人の辞書 卑猥な単語に 懸命に赤鉛筆
139 :
名無し職人:03/09/19 08:52
去り難いのか夏 残暑も何かいとおしく思える
トロピカルビーチ 海水飲み放題 一時間千円
141 :
名無し職人A:03/09/19 11:13
残暑も今日限り、と聞けば 何か寂しい
夏を知るもの 秋の美しさも知る
143 :
名無し職人:03/09/19 11:17
おちているのに おちてないふり
見えてはいけない 星が見える
145 :
◆vgijE/gRs2 :03/09/19 11:41
お父さんのは
こうじゃなかった
146 :
名無し職人:03/09/19 12:22
「バカ言え。」って言われたから 言わなくちゃ
木漏れ日 ウイスキー
148 :
名無し職人:03/09/19 12:52
飲めないくせに浴びるほど飲んでみたい気もする
149 :
名無し職人:03/09/19 14:04
箪笥の上から ネコがゲロ吐いた
まだまだ熱いアスファルト 打ち水じわり 熱の匂い
色水ぷかぷか 眺めて楽し ガリレオ・ガリレイ温度計
清水に足浸し 物思う秋の夕暮れ
遠くで花火の音 夏の面影
小学校に忍び込み 入場門 盗みたい
155 :
名無し職人:03/09/19 18:00
江川紹子に ひとめぼれ
156 :
名無し職人A:03/09/19 18:04
校外のキャンパス 草いきれに夏の名残り
157 :
名無し職人A:03/09/19 18:11
>>156 ×校外→○郊外 ですた。すみませぬ。(鬱
青春の悩みはあれど セーラー服あくまでも白く軽やか
158 :
名無し職人:03/09/19 18:34
深夜の最終電車で ひとり 座りションベン
夜を流れる私の声
160 :
名無し職人:03/09/19 18:42
バカにバカと言って何が悪い 悪口じゃねぇ
ぶっかけという言葉に祖母が反応
尿漏れ いやんいやん
こいつ殴つてやろうかと思ううちに殴られ
本当は誰に対しても「勝手にしろ」と言いたい
下町にも 電脳式商店街 人影まばら
ソラリ瓢箪 右打ちやめろ
167 :
茶人 ◆Ossan7nqDQ :03/09/19 20:59
好きな娘と違う娘が毎夜夢に出てくる これって・・・
肝心な日はいつも雨または台風
ありがとう 最期の時に 君に言う
違和感という罠に飛び込む
見えない背中 いつか
病んでいるのはたぶん俺
173 :
名無し職人:03/09/19 23:23
どうしたら良いのかわからない時 どうしたら良いのだろう
174 :
名無し職人:03/09/19 23:24
あなたに電話をかけようとしたこと あなたは知らない
届かない声は聞こえている 覚えていないだけ
176 :
名無し職人:03/09/19 23:29
クククック、ハハハハッハハ
喉渇き 冷水飲み 腹下り
178 :
名無し職人:03/09/20 00:28
何もかも投げ出したくなる時もある 明日からまた頑張ろう
会える時には 屈託無く笑っていたい
181 :
名無し職人:03/09/20 10:00
ひとは ないものねだり あるものの ありがたさ なくさなきゃ きづかない
ここけもの道だよ ハイウェイは見つからない
夢にまで見た夢物語
秋雨に降られ 青い春を知る
185 :
名無し職人:03/09/20 17:44
つまらなくても 真っ当に生きよう
汚宅訪問 片手にはリボルバー
いつまでも俺の邪魔をする父母
道を戻ればいつも雨
来た道をskipで帰る cry気持ちの裏返し
どんな酒を飲んでも塩味
撫でて貰った後にまた「撫でれ」と上目遣い
死ぬ事が辛いのか 生きる事が辛いのか
舐めた切手が指を好いて離れぬ
こっそりと派手に花火をあげる
女の子には歩道側を歩かせる ジェントルな黒いランドセル
居眠り覚めて 欲する 水
「気温の低下は愛を生む」ってホントかな?
小雨で休業 洗濯ばさみが大欠伸
鉄の馬の背を濡らす秋雨よ
雨粒どもが楽しげにベランダ ラインダンス
「ごはんができたよ〜」 出てきたのはエサ
鳥は飛ぶ 魚は泳ぐ 人は考える
「人間ってバカだよな。」人間じゃなく俺と言え
204 :
名無し職人:03/09/21 17:23
「人間だもの」 そんな大きな括りはやめてくれ
雨の向こうに断末魔のセミの声 胸に手を置く
206 :
名無し職人A:03/09/22 00:05
季節を告げる雨の中 祭囃子は風に乗り何処へ
ひっくり返したケーキの掃除 夫婦初の共同作業
コンニャク畑をいっぱい並べて 最初に くんにゃりしたのが俺だ
こおろぎに愚痴をたれながら帰り道
赤えんぴつの芯が折れている 削っても削っても
進めばいい 真っ直ぐ ただ真っ直ぐ
「お前のケツなんて触りたくねえ!」通勤電車で無駄な抵抗
すれ違って行く幾多の気持ち 皓皓と照らす月
顔の小さい向日葵をチラ見
さるぼぼが何だか分からぬまま生きて数十年
腕に浮き出るはんこ注射 クリリン思い出す
吐き捨てられた言葉 拾い上げて ちぎって燃やし
転がり行く団栗の行方を案ず
新撰組に怯えたい 京都へ
霊峰富士 向けば いつも雲 不自由自由
通帳の可愛らしいキャラクターを塗り潰したくなる
秋の闇夜コンビニの光
天高く うろこ雲から カラスの糞
224 :
名無し職人:03/09/23 18:21
秋風に 人肌恋し 毛布丸め 我もまるまる
うらやましくない ペタジーニ夫婦の愛
届けたいのに届かぬものが多すぎる
227 :
名無し職人A:03/09/23 20:56
>>224 便乗。
炬燵恋し 猫と一緒に丸まりたし
強かに泣く そりゃ勝てない
老犬と少女 目に映える赤を追う
たきびのおもいで 目を閉じる
秋刀魚の視線一斉に俺に
音量つまみの好い塩梅を熱心に探す
233 :
名無し職人:03/09/24 10:42
あのころのうたが むねを 打ち貫いた
琴線ギリギリのところで罵倒される喜び
235 :
名無し職人:03/09/24 14:06
政治家の半分は、エラソウにできてるの?
飛蚊だけが友だち
237 :
名無し職人:03/09/24 15:23
読書の秋 亡国のイージス 読めども読めども出航に至らず
自分の先祖は冬眠していたに違いないと思う秋
生きるてふ言葉噛みしめ木の葉落つ
きょうも元気な産業廃棄物
恨めしげに僕をにらむ 2月6日で中断したままのダイアリー
月夜に向かってぶつぶつ言うウチの犬は絵にならん
キリキリと鍵 トイレのドアに聴診器当てつ
あの娘が幸せになれるなら 千年をも祈ろうか
最近のパンドラの箱はプルトップ式
スカートの下のふくらはぎ 付けられた爪十字
おつかい そのまま旅にでも出てしまおうか
爺に 競争するぞと云う
秋 山 色の洪水 緩やかな死の色
一葉流れて 木は揺れず 風も悪びれず
夢が飛んでった
252 :
名無し職人:03/09/25 09:49
すきなんじゃぁー ぁーの余韻で 目が覚めた
運命とやらのかけらをちゃぶ台に並べて酒の肴
雀退屈 雨宿り
握った手からこぼれ落ちる砂 黄金色
夕焼けを散歩する自分が 今一番幸せだと思う
257 :
名無し職人:03/09/25 16:01
「風呂へ行く。」と出たまま 早や十余年
258 :
名無し職人:03/09/25 16:21
砂上の楼閣 まずどうやって建てる?
とんかつ定食が走馬灯のように
260 :
名無し職人:03/09/25 17:35
あたたかいものを つくったよ はよ かえっといで
ぬくもり恋しくて 二度目の秋
毎年何が悲しくて晩秋になってからの海
エキサイティングは疲れる
264 :
名無し職人A:03/09/25 23:27
住んでいる街の 見知らぬ街角
265 :
名無し職人A:03/09/25 23:28
八百屋の店先 蜜柑の香りに振り返る
猫飯の 当てどなく歩く 町田かな
267 :
名無し職人:03/09/25 23:34
モーニング息子
前の車の 尾灯頼りに 夜の道
269 :
名無し職人:03/09/26 00:40
広大な緑の野原を夢見る
なぜか心魅かれる人 同じ空の下
急にスキップ 楽しくはない
薦められし 本を探しに 心は早や
貰い泣き 貰い欠伸 貰い下呂
伸びする横で 秋桜のつぼみ 伸びやかに
ゲ^−センでスライムゲット喜んでくれる人無し
水炊きを食って寒さのありがたさ
はー・・・うまかった〜
277 :
名無し職人:03/09/27 10:08
「何食べたい?」 「カシワ」と言う 安い娘と 笑う母
278 :
小泉鈍一郎 ◆wG6xA1ZJ02 :03/09/27 10:10
30発中2発しか命中しなかった
窓開け 秋風さやか 徹夜の資料窓から空
明日という日が明るい日でありますように
雲メーターの目盛はいくつ?
すべての子供は心を痛めて作った子です
283 :
名無し職人:03/09/28 17:24
おおいぶっかけ
284 :
千理 ◆EXeverz0YI :03/09/28 17:26
混ざる 絵の具 秋風迎え
夜の舌を使う 寸前に目覚める
繰り返し味わう思い出 繰り返し聴くノクターン
ゆらり揺り椅子 夕日色 赤蜻蛉休む
指先で描く夢語り 頬杖ついて
289 :
名無し職人A:03/09/29 18:40
アゲハ蝶 髪に止まりぬ 秋の寺
290 :
名無し職人A:03/09/29 18:42
秋風に金木犀の待たれる 今日この頃
涙の粒 沢山付けてた 眼が微笑む
些細なことを喜べた者が勝ち
気怠げに横たわる向日葵 お疲れ様でした。
朝日にきらめくススキの穂眺めて自転車柵に激突
秋桜 葉涙落とし見る春の夢
アロンアルファの魅惑に勝てず・・・
風に吹かれてボーっとなる秋
曲がったグラス買い求め 「このくにゃりが良い」とひとりごち
湯上がりの ビニールタイルが ぎゅぎゅと鳴り
それは組手か 泣きすがりか
クリンチばかりのボクシング つまらん
302 :
名無し職人A:03/10/01 00:25
春は沈丁花 秋は金木犀 懐かしい記憶の香り
必死の形相で売り込みに来られても
金はないんだ保険屋のおばちゃん
びっくり水を かけるなよ俺に
昔のジャージでひとしきりはしゃぐ
306 :
名無し職人:03/10/01 21:48
胃腸薬を おやつ代わりに食う
見つからぬと分かっていても楽しい
「宵越しの金はいらねぇ」給料日前にしか言えぬ小心者
ないからできる ないものねだり
舌先で跳ねる 痛い痛いよ ドンパッチ
時間貧乏哀し
君の微笑 天使のごたる 君の憤怒 般若のごたる
プリンタの振動が子守唄
川に素足を浸して その冷たさにわっと飛びのく
抱きしめられる回数で人の幸せ決まるのか
コーラで育った茶色い花
317 :
名無し職人:03/10/03 10:16
ケロイドも個性
日焼けとケンカする 淫水焼け
319 :
名無し職人A:03/10/03 12:46
「食欲の秋」 言い古されて 胃拡張
320 :
名無し職人A:03/10/03 12:48
遠足で 新作チョコの 品評会
321 :
名無し職人:03/10/03 14:31
体育祭で なんで俺が3`b 走る羽目に…
322 :
働けよ!(‘〜‘*) ◆eeUMej.YdA :03/10/03 14:53
小指がとれた ボンドで付けた
お気に入りのラーメン屋へ久々来訪 『王様のブランチに紹介されました』という張り紙が
20分後 牛丼(並)を完食
道端に 凄い数の 折り紙手裏剣
本当のことを言われて傷つき
「上手な嘘」の意味を知る
イナバ物置の上にひとりで乗った
朝は百舌 夜ふくろうがお出迎え 秋
いい人になりたい 悪い人になりたい
ASIMOがライバル
後ろばかり見るのはもうやめよう
チャランゴが泣きサンポーニャが哭く銀色の野を逝く
暮れてゆく野 切なく ススキの穂引きちぎり 切れた掌そのままに
一生懸命キスの練習 夢の中
集めに集めて 今頃呆然 牛乳キャップとビールの王冠
偽善者と言えるほども善くはなく 偽悪者と言えるほども自惚れてない
風が撫でた芒が撫でた そして月は佳く光る
337 :
名無し職人:03/10/06 18:25
青空に綿雲 赤蜻蛉が風を連れて舞い上がる
338 :
名無し職人A:03/10/06 18:51
嬉しいこと 一人胸に温かく噛みしめる
339 :
名無し職人A:03/10/06 18:54
秋桜 祖母の里にまた巡り来る秋
JRに再度の民営化の必要有りと覚えけり
雨に濡れ落つ金木犀 眺めながらそぼろ飯喰らう
あたたかい束縛よりも 氷のような自由
すきま風 染みて小便 ひとり酒
344 :
柴。 ◆shibatXtDE :03/10/07 01:13
甥と姪が困っている
345 :
名無し職人:03/10/07 01:16
銀杏の臭いに 咽ぶ秋
シール貼るにはざらついた棚
そんな気がした秋 釣り足りぬ夜
しめすへんに 何を添えようかと暫し
翻るスカート パタンナーの力量
やけに足のでかい友人
腕時計をはずしてから走る
目線の向こうに犬がいる
たぶん買った物 確かに貰った物
モナカの匂い嗅いでるから邪魔しないで
カレーを食べる気がしない
お尻を触った奴を当てるゲームに興じ
鯉に餌やり 悪口言われる 大人子供
水遣りを忘れた鉢に 覚えのない黄花
飛び箱を作っている人と話す
コンニャクぶにぶに ベットと連動
自作将棋で 人気者
紙袋に入れてはいけない野菜がある
サイレントムービー アレテコごっこ 最終的にはエロ内容
小二らしからぬ悩み
モーガンという名前にしてからモーガンらしくなってきた
俺だけが気付いてる 俺だけサンダルじゃない海
いてもいなくても明日は来るただ無機質に
毛布ムササビごっこ 滑空する彼氏テレパシーで 無事伝え
世界中の苦労をひとりで背負ったような顔で糞
忘れ去られたキン消し 雨に打たれて ベランダで
仮眠が過眠になる罠
372 :
名無し職人:03/10/07 21:47
気づいたら 安酒の紙パックで作った筏で漂流
373 :
名無し職人A:03/10/07 22:38
せかせかと歩いている時には 見えない景色がある
風邪かと思ったら 食中毒なんてこと、昔はよくあったのに
思い当たるフシがありすぎて 腹痛
冬服がクローゼットでウォーミングアップ
馬は動物なのか?乗り物なのか?
ビート板で作る橋 一歩踏みだし沈没
未だにウナコーワが手放せぬ
椅子に登って高所の猫を撫でる
381 :
名無し職人:03/10/08 15:10
野良猫の母に 育児と母の愛 教わる
蒼月を ながめて田んぼに嵌まる夜
「嫁さん」よりも「カミさん」と呼ばれたいのだそうな
蟷螂なので握手せず会釈
わかったようでバタビアコース
栗拾い 明日続き
柔道から転向 ほぼ成功す
388 :
名無し職人:03/10/09 10:59
私は恥じらいを忘れまい 肝に刻む。 婆の立ちション見て
誕生日なんだなんて 自分から言えない 何十年も言ってない 多分一生言わない
ノイローゼと聞くと 俯く
縋りたいのは未来じゃなくて 自分の声
足を出せば 奪われる
褒められても 貶されても へこむ自分
明るく明るく 繰り返す 布団の中
空振りしよう 思い切り
どうしようもなく私 だからどうもしない
生きていることに意味がある必要などない
黄色き熊 おどけ虎 ありえぬ媚態
399 :
名無し職人A:03/10/09 23:46
心優しく賢き友よ どうぞ元気で
400 :
名無し職人:03/10/09 23:50
うさみみに 萌ゆる秋
死ぬまではとにかく生きる ただそれだけさ
疲れ果てた背中 お月様はちゃんと知っている
リクライニング そうリクライニングさ
404 :
名無し職人:03/10/10 14:20
秋の空気には きっと 甘いモンが 融けているよ
光のダンス 掴むと消える 白い蝶
欠伸する猫の口に指を入れてみる
ウィンナコーヒーにウインナーが入ってなかった
嘔吐と下痢が 同時発生
音楽と猥談に 国境なし
利き酒 なんとなく終了
耳の奥まで ほじって欲しい 秋が来る
私の美しさに 山も赤らむ
死にたいと言う子らをなぐさめる死にたい私
時間貧乏たまに時間をもらってただボンヤリ過ごす
>>413 。・°°・(;>_<;)・°°・。
時間に縛られない 社会に縛られない 自分に縛られる
夾竹桃の紅 雨に泣き濡れて
君の悲しそうな顔は見たくないから 君の前ではいつも笑顔
50%OFFの100円ケーキ
声にならぬ声 涙にならぬ涙 等価
自分の良いところも悪いところもわかって欲しい でも怖い
気がつけばいつも風の中で独り だからどうした
責任を背負って生きる辛さの中の生き甲斐が いつからか消えた
優しさを持つ 希望を持つ いつか
午後の睡魔は現実逃避か 防衛本能か
425 :
名無し職人A:03/10/13 17:25
誰かの優しい言葉も 日々の糧
友を持つ資格がない自分がいる
理髪店主の凄いヘアー
蚊のくせに堂々としている
こおろぎに耳を澄ませて爪をかむ
待合の窓から眺める運動会
どんどん錆びていく自転車
ちはる ひさしぶりに テレビで見た
鞄開ける音に 猫が集まる
まっすぐな道で ねずみ取り
よけて通りたい 道ばかり
スプーンの上のピンポン球にあざ笑われる来賓
アホやけどかまへん みんなアホやし
悲しい朱鷺 じゃれたら死んだ朱鷺
そろそろビリッと来るような
袋が大きくてもいいじゃん
聞こえないぐらい離れてから安心して叫ぶ。「好きだ!」
さむさでめざめて しんからひとり
443 :
名無し職人A:03/10/14 11:59
秋は美しい でも寂しい季節
444 :
名無し職人A:03/10/14 12:00
「また会おうね」 この言葉の持つ力
おまえ何かしたか 鏡に問う火曜日
446 :
名無し職人A:03/10/14 16:39
面やつれした友に かける言葉探す
いつも貴女を思っているから またきっと会おうね
デシカムを使う事がない
進め 進め 膣壁まであと僅か
ガス警報装置を黙らせて やっと一人前
彷徨う 精子に 道しるべ
秋の雨 君への想い 傘になる
窓の外の景色に リアリティーが欲しくて 叫ぶ
プラセボでも そうでなくても 効きやしない
自転車置場の屋根に登って 星屑拾い
えびの高原に海老は居なかった
日付も額も半端な給料日 あした
したたりもしたたったり そんな水滴
朝露のように やわらかで 夜露のように したたかで
パチンコ玉の朝
湯気の向こう 明眸皓歯の蜃気楼
461 :
名無し職人A:03/10/15 22:21
何をするでもなく 寝るのが勿体無い夜
462 :
名無し職人A:03/10/15 22:28
呑むと気持ち悪くなる薬 ホントに薬?
463 :
名無し職人:03/10/15 23:26
ドデスカ ドデスカ ソウデスカ
異常に安い定食を不審がりながら食べる日々
465 :
名無し職人:03/10/16 00:01
ビデオテープが 高く積もりける
靴下の毛玉 毟りつつ黄昏
細き物 スペアタイヤ
ことば一つで浮き沈みする人生
絞りすぎて血すら出ない
今こそ 今だから 水虫治療
考えてみれば、と言うとき何も考えていない
キャタピラ キャタピラ 恋の戦車
屋根の下で野球をする不条理
ヘ:::::::::;;: -‐''''""(ア)1
゙、::::::::-‐''""" ̄"'i
:V;;||:::: '~ニ=ッ, r='| アイン
i!f !::::: ゙、i 亜陰いわく
i!ゝ!:::: ‐/リ
i::/:、 :::、 /''ii'V 「包茎に効く薬。硫酸」
 ̄ハ:::::\ "''il|バ''
↑誤爆。失礼しました。
誤爆ネタに爆笑する夜更け
それはそうと きょうも元気ですか? 僕の好きなみなさん
月を盗もうと企てる
仕事を離れ 読書の秋
夜露胸に刺さる道 出口なく
体調が悪いなら 仕方が無い が
やれば出来る やれば出来るで もう5年
483 :
名無し職人:03/10/17 10:13
もがけ もがけ もがけ 列記すると 字は柄に
ヘリの音 天の高さをゆくか
485 :
名無し職人:03/10/17 10:22
「あ〜そ〜ぼっ!」子供のようにこう言えたらね
486 :
名無し職人:03/10/17 10:38
河童の世界のように 無力な私を ○してくれませんか?
頭上のハエ 追いきれず 増えるにまかせっきり
488 :
名無し職人:03/10/17 15:09
カマキリに 脅され 尻餅 喃語にて 文句
忙しき中 取った電話から FAX音
切ってまたかかってきて FAX音
怒鳴りつけたら 社長から
かゆくてかゆくて たまらない
やぶ医者も医者
妻の初めての笑顔に 箸を持つ手が震え
波もおだやかにふたり
「ヴェルディ川崎」を新手の芸人の名前だと思っていたあの日
穏やかな寝息を立てる猫を羨む
健康ランドで伝染病貰う人 絶対居る
虫歯菌って本当に槍を持ってるのか
行列に母が居る
卒業証書を見る
前の住居人の名前が分かつた
湯船に水張る様五分おきに眺める
残業の多さをねぎらいながらも心のどこかで疑っている卑しさ
わからずやと言う きみの名前が わからない
この路に 懐中電灯があっても たぶん何も変わらない
507 :
名無し職人:03/10/18 00:48
退屈に倦み疲れる毎日 現実逃避とわかっているのに
>>500を元歌に
猪木のビンタに ビクともせず 母
おおらかな性格 ときに鈍感なヤツの 婉曲表現なり
臥竜ここにいますと玄関に張り
母の屁の音に耐える
犬も歩けばボーっとする
514 :
名無し職人:03/10/18 15:19
認めない 自由律俳句 認めない
昔々 あるところに おじいさんとおばあさんがおったそうな
おじいさんは山へ芝刈りに おばあさんは川へ洗濯に行きました
叫んでも聞こえない 自分の声
喉破る叫び 胸破る思い 笑顔の記憶
唇噛み切って味わう 追憶の意味
壁に拳叩きつけて ひとり
あ〜 ちんこ痒い 昨日風呂はいってないからな 包茎だとすぐかぶれちゃうよ でも 痛痒い状態のオナニーも最高だよな
521 :
名無し職人:03/10/18 15:33
暗い部屋の隅で 体育座り
世界中の人がみな,バカボンのパパになりますように
マッチョマン マッチョマン ムキムキ
本当のファンは飛び込まない川
一度握手したら無意味には殴れないだろう
飛行機雲 青空の真中 まっすぐ
乗客の安堵を乗せ 終電が発車します
この特価品 悲し
529 :
名無し職人A:03/10/20 00:45
人と比べるものでは無いよね ありがとう
ナタもってキャンパス闊歩 斬首斬首斬首斬首斬首学部 創設
ねむい
きょうもげんきにたれてます
うまれたときからつかれてます
「待たせてゴメン」と言いたいが待っててくれる人も無し
石ころ思いっきり蹴っ飛ばし ヤクザにヒット
ぼんさんが ノー・クォーター
重い瞼より大事な空気の震え
湯の底の澱が己に見えて泣けてくる
噛みちぎられながらも動物を可愛がるど根性
マトリックスの意味がやっと分かった秋の夜
真夏の服着て 体温が真夏 鼻は洪水
541 :
名無し職人:03/10/21 11:54
おうた娘が てこてこ歩く 蟻に構われ 蝶々追い掛け 散歩楽し
542 :
名無し職人:03/10/21 12:26
老いた娘が てこてこ歩く 詐欺に構われ 氷川追い掛け 散歩危うし
543 :
名無し職人:03/10/21 17:56
人の心 ある時は賢者 ある時は愚者
544 :
名無し職人:03/10/21 17:57
ある時は慈悲深く そしてまたある時は夜叉の如く
545 :
名無し職人:03/10/21 18:04
咳をしても人殺し
HDDの総額を換算して後悔する秋の夜
The ancient pond
A frog leaps in...
Eek.
548 :
名無し職人:03/10/21 18:11
らーめんの山頭火 客ひとり
549 :
名無し職人:03/10/21 18:12
ドミノ倒しては駄目よと 風が吹く
550 :
名無し職人:03/10/21 18:14
あんた此れはバス停ぢやねえだ 案山子だよ
551 :
名無し職人:03/10/21 18:15
就職できなくて自分で会社を 始める
552 :
名無し職人:03/10/21 18:16
会社丸焼け 記念
ヴォルヴィックの音が 淫靡な秋の夜
554 :
名無し職人:03/10/21 18:17
岩木の葉つぱが散る マロニエの並木道
たった2m四方を片づけるのに四日かかる俺の部屋
556 :
名無し職人:03/10/21 18:20
私の家はあそこですと云つて 恥らう
557 :
名無し職人:03/10/21 18:21
一寸荷物を置かして下さいと云つて 尻も出す
558 :
名無し職人:03/10/21 18:23
愛し合つてるかいと問うて 返事が無い
559 :
名無し職人:03/10/21 18:26
蓮より生まれし釈尊に 臍は有つたのか
560 :
名無し職人:03/10/21 18:30
風呂で飯を食つて風呂で寝ると云う意味では無いんです 機嫌直して下さい
561 :
名無し職人:03/10/21 18:32
押し入れを開け子供を出す 布団を敷く 子供を入れる
俺様の薄ぺらい生き様をとくと見よ
朝起きて 便所に行ったら 燃えていた
ひとりでお茶を思いっきりしばく
ふと家でビー玉発見 見蕩れる で、誰の?
葉っぱだよ 葉っぱじゃないよ かえるだよ どっちだよ
雨音を聞きながら紫煙燻らす
568 :
名無し職人:03/10/22 13:38
簡単なようで難しいこと 難しいようで簡単なこと
思い出しても雨ざらし
つじあやの の メガネを舐める
雨雲の向こうの月を思うひとり
雲固する瞬間 「生きてる」ってカンジ
573 :
名無し職人A:03/10/22 23:49
物思い 大したことは 思ってない
574 :
名無し職人A:03/10/22 23:54
いちご味の風邪薬 かなり魅かれる
空気がうまい わけがない
汚れたっていいよ 女の子だもん
夜な夜な ゲルニカの一部分に襲われ
毛布が恋しい 朝6時
近頃の賽の河原は石がレゴ製
泣きたいのでなく 怒りたいのでなく 笑いたいのだ
丹念に愛情込めて育てた 乳毛
豆という単語に異様に興奮する
時任三郎に貰った黄の瓶
584 :
柴。 ◆shibatXtDE :03/10/23 02:49
耳掻きを隠す神様が居る
585 :
柴。 ◆shibatXtDE :03/10/23 02:50
我家の大匙は多い気がする
586 :
柴。 ◆shibatXtDE :03/10/23 02:50
こんな物買った憶えは無い
587 :
柴。 ◆shibatXtDE :03/10/23 02:51
覗き窓の向こう 外人ではないか
588 :
柴。 ◆shibatXtDE :03/10/23 02:53
クラシック奏者の顔に近付く蠅
すいません0件です! 辞めた会社の 悪夢見る
590 :
柴。 ◆shibatXtDE :03/10/23 03:26
軒先の軍手 五年動かず
紙コップの中の茶柱ながめて失業中
592 :
名無し職人:03/10/23 16:02
あ
頭に小蝿 足下に蟻 大群で
いろんな想いを糧にして 今日も生きていく
あいつにもこの夢見せてやりたい
投げる匙など持ってない
級友カップル 笑顔がそっくり
藤本美貴にマンガを薦められたい で、読まん
苺味には 騙されない
自転車置き場に 捨てられた母
マトリョーシカは入れ物じゃない
黄ばんだセロテープを眺める毎日
「ようこそスイスへ」 とでも言っているのだろうか 語学不足
自分が思っているほど大したことない みんな
千鳥足の軽やかなステップ しらふでは出来ませぬ
踊っているのはコサック 泣きながら コサック
熱烈女談義 話疲れ 凄い静寂
雲の映った水溜りを掻き回す
ジョン・レノンを表す 眼鏡と鼻
湯けむりOLは居たけど 美人はいなかった
知らない町で体育座り
整理した CD投げて 気分はハットリ
目を閉じて居ても見える道 目隠しをすれば見えぬ道
614 :
名無し職人:03/10/25 00:55
人の悪意に傷つき 人の善意に救われる
615 :
ゴーヤーバイブ:03/10/25 03:10
知らない街で 犬がしっぽを 振ってくれた
爆弾が落ちてみんな死ぬ
脳内Photoshop 思い出フィルター
朝日を背に行き 夕日を背に帰る
糞溜めで蛆虫が陣取り合戦
620 :
柴。 ◆shibatXtDE :03/10/25 03:31
なぞなぞになっていないじゃないか
病床にて 落葉見つめて 思い出しオナニー
痰は汚いし偉くない
実際に刃物を 突き刺したらいいんじゃないか みんな
624 :
柴。 ◆shibatXtDE :03/10/25 03:36
サンプラーと対話する休日
コンセント評論家でらっしゃるのね
痛いとか 言えるうちは まだマシ
詠わないで 口臭いから
よし 天橋立と名づけよう!
ガイガーカウンターにすら無視される君
震度3だけど うちだけ倒壊
いいからもう一時間カズダンス
社会人野球 テスト入団 新人賞 若年寄
ポップコーンがマジ怖い
便意かと思へば殺意
訳言っても 訳言っても 青い痣
ガルガモ親子をよけて多重衝突死者一八名南無
わかった 逆関節土下座だ
見合いじゃなくて面会だってば
それは継ぐような商売じゃない
カラスどもが ゴミ食って 美食談義
スカラベの運動会 回る回る糞
下水道 なるべく臭くない場所を探して 走る走る鼠
俺が見てるのは ボットン便所のうじの群れ フタする
ブスが もっとブスを産んだ
645 :
柴。 ◆shibatXtDE :03/10/25 04:02
やけに声と体が大きい男
彼が叫んでる駅名は、この電車とは 何の関係もない
そもそもあれですよ こんなのいらなかったんですよ
痛い痛い それは大丈夫 痛い痛い
茶をすすり煮物を頬張る農民に 爆弾落ちて やっぱりみんな死ぬ
俺はやさしいだろうと 番人が 豚たちに。 嬉しそうに
ワニの群れの中でワニのモノマネ すぐにばれて肉塊
652 :
柴。 ◆shibatXtDE :03/10/25 04:19
妙な柄の茶碗しか無い
カイセントウ 箱型ブランコ 調子に乗ったら伝説死
654 :
名無し職人:03/10/25 04:56
オーガニックフード食べ過ぎて肥満
向日葵を 金属バットでフルスイング 隣家の野球少年
耳鼻咽喉科 プール ペットのギョウ虫
流れる水は腐らず 水を流す管はなぜ腐る
658 :
名無し職人:03/10/25 13:17
自由律俳句ってどんなものでもいいんだろ? だったら小説なども自由律俳句ということにしてもいいんだな? なんてことを考える。
こんなに 難しかったっけ? アクトレイザー
風呂敷に 詰め込みすぎて 動けず
煮ても焼いても食えぬ石ころ
662 :
名無し職人A:03/10/25 22:37
おとなげない 決して褒め言葉ではない
663 :
名無し職人A:03/10/25 22:46
カピパラが可愛いかどうかは 意見が分かれるところ
664 :
名無し職人:03/10/25 22:48
夢中を知らない若者に テトリスを
いつなんどきも 脳内でぷよぷよ
乗り上げた船 いつまで経っても降りられず
じくじくと痛む傷撫でて再び立ち上がる
声が身を切るにまかす街
真夜中にやっと居場所のできる家
届くたびに泣くから唄は聞かない
病み豚が 自分の切り身を揚げてる とんかつ屋の看板
赤鬼泣いた 病み豚は啼いた
積極的に太る
結界 魔方陣にも似た袋小路
出口は見つからない
超巨大ダンプ豚糞号 発進
お前が天国にいくのなら、俺は地獄へ行く
三箱目の バットを開けて トン と置く
新世紀 置いていかれて
もう〜 いいかい
瞳爽やかに アグレッシブ
今日も快晴 2ちゃん日より
681 :
名無し職人A:03/10/26 22:31
消えた風景 記憶の中の街
682 :
名無し職人A:03/10/26 22:44
どうでも良いことばかり 鮮明に覚えている
683 :
名無し職人A:03/10/27 00:23
お下げ髪にいだく 勝手なノスタルジー
684 :
名無し職人:03/10/27 00:26
トマトマト トマトとトマト トマト的
卒業後も来る先輩
はなくそが みえているのに とれない
真っ暗じゃ何食べても美味しくないですよ ええ
カバ園長の歯くそに 小鳥たちが集まってくる
置き場に困る二本足
投下された援助物資に潰された難民の子 赤い
なんで吐き気がとまらないんだろう つばが苦い
ひどいよ エジプト人の主食が砂だ なんて
急須持つて急須探す 沸く湯
カッちゃんはね デミムーアの彼氏なんだよ ほんとはね
こしあん or ノットこしあん 悩んで自殺
あんなに素敵だったのに アクセルロウズ 白豚
水筒に 日本酒入れて 大人の遠足 会社まで
698 :
名無し職人:03/10/27 18:55
見捨てられた子犬のような人 尻尾を振っている
どうせ懺悔の意味なんか知らない
どうせ後悔の味なんか忘れたふりだ
政治好きにろくな奴無し
大人になりたかった昔 子供に還りたい今
どうせどうせ
どうせどうせどうせ
どうせいちどはどうせいというんだ
太陽や雲に目鼻のある世界に住んでみたいものだ
握りしめる拳の遣り場がない
見上げる月 見下ろす足許 落ちる涙
うちのDVDプレーヤーは体臭がキツイ
一瞬だけ すがきやラーメン食べたくなった 一瞬だけ
710 :
名無し職人:03/10/28 00:24
悔しいけど 夢の続きはきっとある
つまみを つまむ 文字どうりつまむ
712 :
名無し職人:03/10/28 02:18
自分が短気だと 2ちゃん始めて気がついた
713 :
名無し職人:03/10/28 18:08
宴のあと いよよ寂しい涙雨
金を百万やるから 百五万までなら 余裕があるから
暦に×をつけるのはもうやめた
泣きそうな顔の犬 瞳に映るから俺を見るな
すすき野原をただ駆ける誰もいない
人恋し 暖簾の中の活気
バルコニーからグラタン捨てる
しっかり踏まなきゃ空気が漏れる
リノリウム床で急速に冷めゆく和食
コンビニ袋で味噌汁氾濫 雨にまみれて自転車で
暇つぶしに代々木公園で炊き出し貰う 住人面
こぼれた炊き出しを一心不乱にデッサンするお爺さん
ピンセットでご飯を食べる
つまらない工夫ばかりが楽し
あの娘のハートなぞ小さい小さい 盗むならもっとデカいものを!
728 :
名無し職人:03/10/30 00:43
「今日も何事もなかった ありがとう」教えてくれた人
行き過ぎる景色にあるものを糧にする毎日
周回遅れのとおせんぼ 俺かよ
感謝と微笑みを吝嗇しない
小熊座に ただいま つぶやき 帰り道
おやすみ つぶやき もう一人
並べられた箱の中身の全部が蛙
紙に時間を刻印するだけの人生
ケツの毛をむしりとって ふっと吹いたら あの娘にそっくりな猿になるかしら
うんこうんこ大学開校〜 集まれドングリども!
とのさまがえるの佃煮じゃ 2膳も食えないよ
へい、中年のメルヘン和えおまち! お客さん、箸くらいつけてってよ、そんな寓話
740 :
名無し職人:03/10/30 03:33
彼のオートバイ 彼女の抵当権
コミックソングなんていらない 強がる独房のかっぱらい
742 :
名無し職人:03/10/30 03:41
苦しくたって コートの中では平気なの 一歩出るともう大変
743 :
名無し職人:03/10/30 03:43
咳をしても一人 体じゅうに紫色の人面が浮かび出ても一人
744 :
名無し職人:03/10/30 03:44
中の人などいないと 中の人が言う
深海魚と合成酒の ゴージャスな夕べ 死んだ魚の目ご一行様
ムタさんが 胆汁噴いて 虹が出た
泰然自若としたバカ NYへ行く
ホモが 肉槍もって やってきた。 ヤホーーーー! ホロロロロロロロロロ!
こんな日は包皮に包まり眠りたい クサーイ!!
人妻バイキング 90分1800円
清流濁流 人また糞
米粒が 足の小指に
四畳半
雲助雲助雲助雲助雲助雲助雲助雲助雲助雲助 新宿大ガード下
狸に化かされ籠屋が走る そこのけそこのけ ウンコ投げつけるぞ!
コーデュロイ コールテンの美称 終りなき戦い
756 :
名無し職人:03/10/30 04:47
後姿でしごいてイクか
ほぐしほぐしも お鮭はゆるめの 感慨
758 :
名無し職人:03/10/30 06:05
生秋鮭を どうせ焼く
759 :
名無し職人:03/10/30 06:08
年末まで腐らない恐ろしいケーキを 今作っている
760 :
名無し職人:03/10/30 06:10
おせちはいいけど カレーは駄目だ
761 :
名無し職人:03/10/30 06:12
クリスマスに犬と死んで 宝くじが当たっている
ふたことめには イエッサー イエッサーイエッサー
763 :
名無し職人A:03/10/30 09:49
ドングリを拾い拾い歩いた参道 果てしなく遠かった
764 :
名無し職人A:03/10/30 09:50
「あはれ蚊」と言えども いい加減にしろ!
765 :
名無し職人A:03/10/30 09:52
陽だまりに丸まる雀 マツボックリに擬態
駅のホーム陽だまり ふと飛び込んでみたくなる恐怖
思い切って「おぬし」で統一
後ろで死ぬ恋人
蹴飛ばした毛布 拾い二度寝す 夜明け前
カモンマグニチュード10・5 地割れ こいつらの足元で 開けよ
肉まんのおいしい季節だがな 相変わらず権利など無いお前らだ
なだらかな すべり台
パラダイスな楽園
第二関節まで ちょいと曲げる 良いらしいな
呼ぶ声に 天をあおげば 星
社会全体 どーでもいい事が 多すぎて
しかし 社会からすれば どーでもいい自分
星に願いを 永遠の横顔
土下座なら、もうしときましたよっ
ストレートパーマの 毛先が陰毛 業界の不思議
留守番中に 母の親友が お土産持って
力を抜け いいきかせて20年
783 :
名無し職人:03/11/01 00:11
バカはアホともパーとも違う もっと高尚なもんだ
784 :
名無し職人A:03/11/01 01:55
月明かり 物思いつつ 遠回り
経験という名の邪魔なプライド
また一つ消えてゆく選手生命
下げマンの毒が怪物を堕落させる
人間的には特に怖いとは思わない。ケダモノとしてはちょっと怖いが
鴨居にヘディング スタジアム大揺れ
燃え尽きるまで踊れマッチの炎
部屋でひとりでノーパンしゃぶしゃぶ 風邪ひいた
人間にも たまに光合成は必要
2杯目のコーヒーと FMラジオを傍らに 日和る雨の日
「見つかりませんように」と 「見つかりますように」が 交錯
斜め下をむいて苦笑しているだけで何も言わない
勝利に縁がない事はわかっているのだが
797 :
名無し職人:03/11/03 22:51
和風喫茶は皆 和みが売り? 少々安直
キャンディのように 口の中で転がしてみる言葉
みんなごめん あそこで酔っ払ってるの うちのオヤジ
少女が好きなのか それはロリコンだ
エンジンを見てみる ピストン運動 嫉妬
危険な角度で落ちた彼 もう動かない 忘れよう
「無難」という言葉をただひたすら追い求めた高2の夏
胴上げに潜む悪意にあの時気付いていれば・・・
ロッカーを開けてみる 物色する リップスティックだ!
逃げる 逃げる 捕まる
アイドルのカレンダーに話しかけてみる 返答が!
今の若者を今の若者が見ている 水に映った己に吼える獣のようだ
電灯をつけて 一人白米を食す
ヤフーを和風に言うとヘイヘイホーかしらと 女房が機を織る
始まりは いつも雨 終わりも いつも雨
「神様,私にもっと図太い心を下さい」と,真剣に神に祈った二十歳の晩秋
よし!かなったぞ!
出席
袖スレ違いも人の縁
ストレス溶けゆく心の中に 埋もれる自分が情けない
初恋は 砂の如く静かに崩れる
悪ふざけ 時が経てば青春の一頁
今時の若者でも あどけない寝顔
今日もまた 昨日とは違う一日が始まる
明日を信じた日々がかつてあった かつて
無限の力を信じた日々がかつてあった かつて
己の世界で 己とは最も賢い者で 常に世を嘆く
そうだ 休暇願を 書こう
あの紙飛行機に乗って きみの街へと
我を写真に収めよ けして 忘れてくれるな
春雨を腰蓑に ススキを首輪に まるで驟雨に
紐解くたび 軽くゆれる 君が好き
上にはむら無き黒い底 がなる 下には汚れたネズミ空
青海苔を ぶちまける衝動が 残される
畑を耕し 作物を植え 自然の恵みを頂く
初雪が 何処からともなく 無言で舞い降りる
桜花の如く パッと散った人生
賑やかな女学生の笑い声 隣は無言で佇む老人
体当たり精神で 体を傷つけていった毎日
子供を撮り,妻を撮り,今は見知らぬ女を撮る彼の人
じっくりと熟成する想い 風化して行く想い
歳を重ねる毎に 優しくなりたい 強くなりたい
R・K先生ありがとう 私の何%かは 貴女の言葉で出来ています
訴状を読みながらも 一服
顔中にシールを貼つた子供
仏壇の饅頭特別にうまい
俺の落とし穴避けるように歩く国家公務員
高級外国産車を追う子ら
荷台に我より巨大な箱乗せ表参道
親子愛の範疇を超えた蹴り
自慢じゃないが鈴鳴らし歩く
飛べないよ夢の中
ゾンビ集まるよ夢の中
生存者への雲の音
あんたに会えてよかったことくらいだ
嬉しくて嬉しくて おしっこしたい
のぞみ かなえ たまえ シズ子
背中の般若 横目でちらちら 薬草風呂
ネガフィルムの 巻き癖取れぬ 一昨年の旅
美しいもの 美しくないもの みんな変化する
真っ黒な土に埋まる白く硬い岩塩
色褪せると分っていても 差し出さずには居れぬ花束
決して売れぬ宝石を両手に抱え歩く
途中でひっくり返す 独り人生ゲーム
牧歌的であろうよ
あの娘のために走ったね
頭蓋かち割りて潔し
かあちゃん死ぬな
取り囲まれて 産声に生まれ
朋友だちよ 朋友だちよ 明日も生きてゆくぞ 明日も
明日は続くよ どこまでも
泣いたら弱くなる でも泣く
輪の中の 希望に似たもの 視線の外
全ては秋のせい 嘘 涙 でも秋
付きまとう妄想 頑張っても 妄想
頼るきっかけ逃してた 頼る力を無くしてた
戦車にもたれ掛かる 敗北感 太陽が俺を襲う
冷蔵庫の中に 生秋刀魚ひとつ
眼鏡の曇り 取り払えど 君の顔も曇り
己の髭で 厠を洗う屈辱
自販機なぎ倒す乾いた男
ツッコミ待ち 2ヶ月
雨に濡れた君 透けてない 反則だよ
無事故無違反の人生 乗ったことないからね 車
もしあのとき君を連れ去ってしまっていたら 誘拐
炭鉱町を静かに見守る 朽ちつつある立坑
賑やかな声はもう聞こえない 炭住街
炭住煙突が 荒野に佇む
草藪に覆われ 自然に帰した密閉坑口
雨音 あのひとの声が聞きたい
885 :
名無し職人:03/11/06 09:01
俺に惚れるなんて 趣味の悪い女だと一人ごち
ジレンマと 一握りの嫉妬
イーストウッド リテイクを唱える
「もう決してだまされぬ」 裏ビデオのチラシ見て
性欲は尿といっしょに流出中
耳なし法一風味の便所
日没の五分前しか陽がささぬ
ヘリウムの使いどころを誤る
よりによって たくわん記念日とは
「愛」「勇気」 末の子の名前に迷う
衛星都市が 丸焼け
へそごまふりかけ 想像しただけで鬱
小学生はループする
母からの贈り物 監獄の空気缶
今日という日に 完敗
吾が人生 毎日が灰色
ねずみ色って 便利だぜ
聞こえてくるよ 千年メダル
千三百五十二 ぼくの涙カウンター
悲しみ拡張期 で 私も 特別 主人公
路地隔て
笑顔で睨み合う
選挙ポスター
キライはスキの枕詞
立ち上がれ!座れ!立ち上がれ!カープファン
雨上がり いっそう眩しい街 足取りも軽く
南極の氷上に置き去り もうコリゴリ
立ち止まると曇る顔を嫌う私
冷凍マグロを解凍したかのやうな 古戦場跡
胃液が酸性だと 強く感じる瞬間
せいぜい四色の 生活環境
俺がメデューサだったらなあという空想
裏表紙だけ
よくなくなくなくなくなくなくない 何回だったっけ
出席簿を読み上げる必要はない
あきらめるにも程はある
冷蔵庫って意外に軽い
かざらない くだらない おわらない性格
タクシー運転手がぞんざいなタメグチ 晩秋の殺意
高橋がなりの ヒゲを剃る
晩秋の空に 小鳥さえずる長恨歌
手帳いらずの生活
最近見た笑顔は 「ハリポタって何?」と訊いた時
たぐってもたぐっても 新蕎麦
だっふん まで言いかけたところで電話 母から
同じ月を見ているかも知れない と思う夜
929 :
名無し職人:03/11/07 18:21
これで良いのかと思う日々 答えはまだ見つからない
寂れた飲み屋のネオンに 雪が僅かに積もる
女子高生は 真冬でもミニスカ
人間は 死ぬまで学ぶ生き物
闇雲に走ってきた人生 ふと 後ろを振り向く
さぁ 鍋でも しばくべぇか
まだ見ぬ結婚相手に 遠く思いを寄せる プレステしながら
裏切り 償い 大声で
泣いた時知った 今までの罪
カモメの凶暴そうな瞳
我は行く が昴とは別に関係無い
明日は早く寝る 明日は早く寝る 絶対に 絶対に
誘いを断られる俺と それが残るメール
どれがどのビデオだ どれがあのビデオだ ああ 後悔
肩越しに見る うなじまで2cm
目覚ましが鳴る前に起きる 人生の汚点
朝霧の中で滂沱と涙
路地裏の 飲み屋のネオンに 灯りがつく
市場の中 梁が縦横無尽に 巡っている
ジェットコースター 多分乗らない
通路内部の店は シャッターのみが存在
電灯に積もった埃 色褪せた屋号 時は止まらない
自分に頼れと誰かが言った できたらいいなと俺が言った
時が経っても 天窓からは 変わらず光を放つ
歪んだ嗜好 認める日
子供の頃の気持ち 忘れたくないと思っていたけれど
バランスの取れた大人には なかなかなれない
ひとつふたつ 小さな楽しみを拾って歩く
ロマン?現実?どっちも大事に決まっとるやないかい!
立方体の部屋は落ち着く
頬袋いっぱいに 焼肉
「揖保の糸」にイボイボがない
寒さの恩恵を受けて ふろふき大根
高鳴る心臓 ドキドキと・・・動悸?
多少なりとも 他生の縁