★趣がある文章を即興で書きなぐれ!【Vol.4】★

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1名無し職人
短文でも中文でも長文でも。
書きたい時に書きたいだけ、どうぞ。
みなさんガッツ出していきましょう。
34 乱人...φ⊂(゚乱゚*⊂~⌒⊃ ◆oweXAXXFBI sage乱人 03/08/11 11:03
パパのちんぽこ 1年2組 鈴木乱人

おふろの中で パパの ちんぽこは、
もものくさったやつみたい。
おふろの中で、パパのちんぽこを
さわると ふにゃふにゃで、
ふろの中から出ると ぱぱのちん
ぽこは、しわが入ってたれていた。
体をあらうとき、パパのちんぽこは、
石けんで まっ白け。
頭をあらうとき、
パパのちんぽこは、
いつも ぴょこぴょこ
うごいている。
パパのちんぽこは
いつもいつも元気。...φ⊂(゚乱゚*⊂~⌒⊃
3名無し職人:03/08/16 14:48
事件は会議室でおきているんじゃない、
どこでおきてるんですかっ。
4名無し職人:03/08/16 14:48
あなたが好きだから・・・
あなたが好きだから・・・
ぼくは、知りましぇぇぇぇぇぇぇぇん。
5名無し職人:03/08/16 14:49



あすなろ白書〜


・・・なぁ・・・ホモじゃ駄目か・・・
6名無し職人:03/08/16 14:51
東京ラブストーリ〜



かぁーーーあーーーーんちっ、








唇が黒いよっ。
7名無し職人:03/08/16 15:29
ことしのなつははやすぎてもはやあきのけはいのさしこみつつおもいだすのはさくねんのふゆ
きんじょのいけにすてたみどりがめさんねんまえにてんこうしたおかのさんにもらったみどりがめ
せいしきめいしょうはみししっぴあかみみがめおおきくなったよみどりがめにねんまえにかった
えぬてぃてぃかぶのそんきりしてからすてたかめ
8名無し職人:03/08/16 15:35
 じいさん、今何歳だい?
90になるな・・
 そんなに長く生きていて退屈じゃなかったか?
退屈なもんか。毎日が充実した日々だったよ。
 ・・・いくつのときが一番充実していた?
ああ・・・・・「今」・・・・じゃな。
9柴田ぁ:03/08/16 16:09
薄汚れた白いTシャツは黄色く見えるだろう?
とりあえず服装はこれでオーケィ。
部屋中に散乱する塵屑の山をようく見てみろ。
幾らか小銭が落ちているだろう。
要らなくなった靴下はちょっとした巾着袋になるだろう。
靴下にありったけの小銭を詰めたら、走れ。

武道館目指して。

ああ、愛は地球を救う。
壇上に上がり似たような黄色いシャツを着た有名芸能人に
靴下の小銭を叩っ付け、こう叫ぶんだ。

新スレおめでとうございまーす
「ドラえもーん!ジャイアンにティン毛が生えて、のび太は子供だっていじめるよー」
「何ー!よーし『ティン毛もっさりクリームー』」
早速ボーボーに生やしてジャイアンに見せびらかしに行くのび太とドラえもん
5分後、服を着ていないドラえもんだけ逮捕
「これは機械油が漏れたのが凝固したんですー」と苦しい言い訳
11-【存在】- ◆GAOss.K3KI :03/08/16 17:05
少々渋い粗茶を片手に小休止
立ち上る湯気が荒んだココロを包み込んで
外は小雨、夏だというのに。小雨は舞う
視線は庭に釘付け
白いもやもやが形となって其処に佇んでいる
それは木綿だったか絹ごしだったか
「やぁ豆腐さん、こんばんわ」
そうすると豆腐は大いに狼狽してこう言ったんだ
「勘弁してくださいよ旦那。いつになったら金を返して頂けるんで?
 あっしは此処二十年で貸した金催促したことは一度もございやせん
 なのに旦那ときたら一銭たりとも返す気が無いときた」
ちょうどその時、何かが家のドアを蹴破って進入してきた
銀色カタツムリだ
これはマズイと多少錯乱気味に陥りながらも
財布と一握りの希望を持って脱出を試みる
だがとき既に遅し
家中のドアというドアは奴の粘液で塞がれてしまっていた
ふと眼をやると豆腐が転がって死んでいる
あぁ無常、ああ無常なるかな夏の夜
今宵もまた銀色カタツムリの魔の手にかかる者ひとり
我輩は大いに泣いた、いや啼いたのかもしれぬ

銀色カタツムリ〜第二十章より〜
12目刺し屋文十:03/08/16 17:26
・・・・・・・・・・・・・・・女の顔

鏡をめくると
森がある。

まどろむようにたゆたう
日差しの中に
暮らしは堕ちてゆく。

ひろがってゆく壁の中で
蠕動する草々の音が
沼のように
揺れる。

       
暦をめくると
夜がある。

どんよりと曇った画像を見つめていると
空のように重い唇が
苦い味を思い出している。



吊り下げられた傷口は
透きとおったその痛みを
いつもこちらに向けて
白い肌の上で
あてもなくさまよい続ける。

アナタガ キライ
 
13.:03/08/16 17:27
 
言葉さえ吐き尽くすことができれば
今日はもう終わるのに。

アナタガ スキ

戻る道を探りながら
足音だけを頼りに
扉に手をかけた。

銀色の息
置き去りにしてきた
鋼のような思い。

流れ出す髪

朝がまた来る。

喉の奥底
帰れない小さな光を見つめながら

泣いた。


14-【存在】- ◆GAOss.K3KI :03/08/16 17:50
「奥さん」
その一言から全ては始まった
「此処に印鑑押して頂けますか」
そもそも変だったのだ
鍵穴、錆付いて
親指の爪、醜く変色している

虫達が所狭しと這い回り
羽音を立てて我輩を威嚇している
「奥さん」
「此処に印鑑を押して頂くだけでいいんです」
女は怪訝な顔して。
我輩のことが見えているのだろうか

愛とはこんなにも陰湿であろうか
蜘蛛の糸のように
毒々しい斑模様を描きながら

「奥さん」
「印鑑押して頂きたいんです」
女は静かに止まっている
生白い顔
どことなく上品で
清楚な印象さえ感じさせる

印鑑は貰えなかったが
いいようのない満足感が我輩の胸を満たしていた
15:03/08/16 18:50
横断歩道 急にスキップしてみる
頭ひとつ視線が高い
後ろの奴とか吃驚してんだろうな
渡り切る寸前 スキップやめる
携帯出して 時報を聞く
無機質な声が伝える
12時ピッタリ
16井戸:03/08/16 20:02
私は貿易会社でもこんな難しい英文を読んでいるところが
あるのかな、というぐらい難しい英文の読み書きができますのに
私の塾には生徒が集まりません。毎日、あまり栄養も取らず、頭痛や
吐き気を感じるまで熱心に勉強して力をつけていますから、皆さんに
英語を教えることぐらい簡単な仕事ですから、いつでもかまいませんから
思い立ったらすぐに出発して、玄関のベルを押して立っていてください。
時間がかかりますが必ず私が出ますから。その点は安心ですから。
よろしくお願いします。
17名無し職人:03/08/16 20:59
この一球で終わりだと思ってた
キャッチャーのサインはカーブ
少し息が荒れていたので
深く呼吸をする
九回裏二死二塁、三塁
大丈夫 
二点も差がある
それにバッターは九番
それにツーストライク
余裕だよ大丈夫だね
僕は振りかぶる
身体を捻る
腰が回転しだす
少し遅れ
腕が動き出す
ボールが放たれる
そして

キーン
鋭い金属音は僕には聞こえなかった
ただ分かっていたのは
打たれたのだということ
向うが騒がしい
そうかあのチームは甲子園に行けるのか

僕は全国大会への切符を逃したのだ
僕と同じピッチャーの
逆転さよならホームランで

それから十年がたつ
僕は今憧れだった甲子園で職員をしている
18柴田ぁ:03/08/16 22:08
〜過去ログ〜
★★★趣がある文章を即興で書きなぐれ!★★★
http://ebi.2ch.net/owarai/kako/1008/10083/1008323667.html
★趣がある文章を即興で書きなぐれ!【Vol.2】★
http://hobby2.2ch.net/owarai/kako/1036/10361/1036130564.html
19柴田ぁ:03/08/16 22:13
もいっこ(ミラー
★★★趣がある文章を即興で書きなぐれ!★★★
http://page.freett.com/datdat2ch/021101-1014568503.html
20ベル式:03/08/17 03:53
雨が降っているね。
雨が降るのは、お星様が泣いているからだよ。
きっとなにか、悲しいことがあったんだね。
怒られたのかな。一人ぼっちで寂しいのかな。
晴れた夜空の星たちは、とっても近くにいるように、
僕らの眼には見えるけど、ほんとは遠い、離れたところにいるんだって。
まばたきする間に地球をぐるぐる回っちゃう、あの速い速い光だって、
何年も、何年も、それこそ何万年もかけて、やっと届くくらいの、
そんな遠い遠いところにいるんだってさ。
他の誰かが、あの星たちはお隣同士で仲良しだね、って思っていても、
その星たちは、一緒に遊ぶことなんてできないくらい、遠くにいるんだって。
高橋室長と僕も、おんなじさ。他の人から見たら、とっても仲良しに
見えるかもしれないね。こんなに近くにいるんだもん。
だけど、僕ら二人は、遠い遠いところにいるんだよね。
僕ら二人は、こんなに近くにいるのに、ほんとは、
遠い遠いところにいるんだよ。離れて、いるんだよ。
そんなのって、おかしいね。
近くにいるはずなのに、おかしいね。おかしくて、困っちゃうね。
ほんとに、困っちゃうね。おかしいね。
まだ、雨が降ってるね。
雨が降ってて、お空の星が見えないね。
21梅次郎 ◆PmUMEjjBu2 :03/08/17 04:32
いつからだろう 泣かなくなったのは?
どうしてだろう 感情を押さえ込むようになったのは?
遠い夏の日 友達と見た海の中の世界
忘れていないはずなのに 
鮮明に思い出せたはずなのに
今では色あせた記憶に変わっている
もう一度 彼らと同じ場所に立てたら
あの自然の大きさへの憧れが蘇るのだろうか?
ロマンチックがとまらなかったあの頃に
切なさが Fu〜 と・ま・ら・な・い ☆
「こんにちわぁ」
「あぁ…こんにちわ」
多少戸惑いながらも我輩は奴に挨拶されるのも悪くは無いと感じていた
何故急に奴の態度が変わったのか頓と見当が付かぬが
今更そんなことを気にするのは無粋というものか
「おい、君。また随分と洒落たネクタイをしているじゃぁなゐか」
「これですか?いや実際参りましたよ」
「うちの女房が、近頃は此れ位派手なのをつけるのが流行りだなんて言うもんで買ってみたんですけどね」
「いや、しかし君…それはあまりにも派手すぎるというもんじゃぁないか」
「まぁ、2、3日したら又新しい物に買い換えますよ」
そういって奴は鬱陶しそうに煙草に火をつけ、吸うこと無しに地面に放り投げた。
「それじゃぁ又お会いしましょう」
「あぁ…」
我輩は暫く其処から動かずに奴の背中を見送っていたが
何故奴が服を後ろ前反対に来ているのかは、とうとう解らずじまいであった
もう夕方だよな。
前の世紀に「地球の夕暮れまで後何日」とかいう時計を作って金をもうけた自治体は
町村合併でこの世にないんだろな。
そしておらにも夕暮れが迫る
寂寥、寂寞、轟音、雑踏、
すべては街に湧き街に消えてく。
去年彼女がいた辺りに、
立ってみても虚しくなるのは判っているんで、
おらはただぼーっとその辺りを見てる。
山はただ大きくて、おらなんか見えないというか見てないに違いない
24ねぎ ◆titVeeNEGI :03/08/18 18:32
<ご注意>
このシールを開封することは、下記の使用条件を承諾することを意味します。
使用者は、このCD-ROMと出会えたことを田中一夫に感謝します。インストールが成功した際には
必ず田中一夫に報告する義務を負います。使用時は、クリック1回につき105円を田中一夫に支払
うこととします。使用者は、毎日3回、田中一夫の家に向かって最敬礼しなくてはならず、その際、
心の中で田中一夫に永遠の忠誠を誓わなくてはなりません。使用者は生命保険の受取人を田中
一夫に指定せねばなりません。また使用者は1億円以上の生命保険に加入する必要があります。

というシールの文面に気付かずにエロゲーを開封してしまった俺はどうすればよいのだろうか。
愛と勇気だけしか友達は要らないのさ
裏切りを連れてくるようなやつはもう俺には要らぬ
ほしいのはシンクパッドのs30とスーパーカブとプリムスのバーナー
鬱積を焼き尽くして腹に収めるんだ、誰からも遠い場所で
「おーい、カード型PHS忘れてるよ」

…止めてくれるな院長さん
27茶人 ◆Ossan7nqDQ :03/08/20 00:59
白いワンピース
青い空
黄色い砂浜
小麦色の肌
緑の珊瑚礁
水色のビキニ
黒い影
ピンクのビーチボール
オレンジ色の花火
茶色いゴム草履
紫色のアロハ


七色の記憶
赤い夏
28名無し職人:03/08/21 01:53
真っ赤に染まるワンピース
たたずむ君の影法師
小高い丘の停車駅
オレンジ色の鈍行に
軽くうつむき歩を進む
ガラス越しに手を合わせ
また遊ぼうねと見詰め合う

夕暮れ時の赤い空
一足早く秋の予感
29柴田ぁ:03/08/22 21:21

確かに俺はライスカレーを注文した筈だが?

何だこれは。
大きな器に盛られているのは大量のドングリにたんぽぽの葉、
西瓜の種と人参の皮。ソース調の泥水が脇にだらりとたれている。
小鉢には脱脂綿に湿らせた砂糖水。
天道虫がテーブルを這い回っている。

何だこれは。
コップの水が妙に甘い。
フォークも匙も箸もない。
テーブル胡椒も楊子もない。

ウェイター。
ウェイター。
ウェイター。
おい、ウェイター。

ウェイター。
ウェイター。

何だこれは。
カウンターに犬。
店内を忙しなく飛び回る蝙蝠。

ドングリを頬張る。

固いよこれ。
30名無し職人:03/08/22 21:25
>>12-13 この文章が大好きだ

電波板化してるけどな。
31名無し職人:03/08/22 21:32
ささやかに弱る君を見て
遠く遠くなった夜空をそっと思う
そこにあるのは笑顔?いや、とてもそうとは思えない花びら
横顔を覗くとそれもまた笑顔?そこにある憂いは私の目に入る前に消えた
涙は私の視界を奪う 彼の息遣い遠く消えて消えて消えて…

世界という名の幻想達は夢に逆らえずに朽ち果てる
透明な鼓動だけ永久に残る
許せない

許せない………


ここは夢?そう夢。そう夢?ここは夢。
遠い遠い遠い夜空を見上げて………

笑え 羊
32プレノン:03/08/22 23:13
 カメラが回ると少年はいつも図に乗ってしまう。いや、それは彼女もだ。
少年が飯を食っている。茶碗を90度近くまで傾けて、なにやら鬼気迫る
勢いで白飯を喉にかきこんでいる。一瞬挿入される時計と予定表のショット
から、どうやら少年が学校に遅刻しそうなことがわかる。
 彼女がフレーム外から現れる。白いワンピースに包まれた身体の動きの
いちいちが妙にしなやかで、少年を誘惑しているようにも思える。処女でない
ことは確実なようだ。屈み込んで茶碗に手を伸ばす。下着を着用していない
らしい。少年の陰茎が隆起し始める。
「ね、姉さん」少年の表情には明らかに戸惑いの色が出ている。
 所謂アダルトビデオに分類されるであろうこの作品は、台本上、この後
姉弟のめくるめく官能のああんに突入するわけであるが、この姉弟が本物の姉弟で
あることはプロフィールにない。監督が涼しい顔をしているのもそのためだ。
「あら、これなあに。ズボンの中に何か入っているわよ」
「ね、姉さん。ひどいよ。知ってるくせに」
 この姉弟、結局飯を終えたら普通に登校してしまうということを私は考えていたが
どうやらオチとして弱すぎることを今悟る。監督も「カット」を言ってくれない。
姉弟はまだ演技を続けているが、実はスタッフのそれぞれが睦みあいに忙しく、
誰も見ていない。
33ぼう:03/08/22 23:17
君を思うと胸が張り裂けそうだよ。
あの豊満な肉体
あの可愛らしい顔
そして何よりも、明るい君の笑顔
そうさ、君が大好きさ。
でも、うっかり手を出すと、一本背負いで投げられるよね。
ウフフ。
34ぼう:03/08/22 23:18
どう? 
35名無し職人:03/08/22 23:21
物欲しげな顔をしてはいけません
36ぼう:03/08/22 23:23
実話だよ
37ぼう:03/08/22 23:26
おーい。寂しい…。
38ぼう:03/08/22 23:29
コラー
39-【存在】- ◆GAOss.K3KI :03/08/22 23:32
地獄の味噌汁を味見してみろ、と
先生がうるさいんだ
地獄の味噌汁を味見だと?
いい加減にしろよ、先生。
40むさくるげ:03/08/22 23:46
若殿「じい、何をしておる?」
じい「自慰にござります。」
41名無し職人:03/08/22 23:57
「やっとこの日がきたか。」
「ああ、今日こそあいつを仕留めてやる。」
「準備はいいのか。」
「ありったけの弾を準備した。装填も終わってる。
いつでも行けるぜ。」
「よし、行くぞ!」











カクカクカク
ウッ
ドピュ!! 
42カリコテ ◆dcAORMxoCI :03/08/23 01:44
今日はとても暑くて
なのになんか
とても外に行きたくて
久しぶりに靴を履いた

空は真っ青
真夏が遅れてやってきていた
雲が泡のように
それでいて強い意志を持って
立ち上がっていた
セミの鳴き声に包まれて、土手を歩く

川縁は水の音と、
跳ねるような乱反射
たまに吹き抜けていく風が
汗をかいていることと
夏が終わりかけていることを
教えてくれる
座って風を待つ
乱反射は止まらない
43カリコテ ◆dcAORMxoCI :03/08/23 02:13
どれだけ経ったのか
攻撃的だった川面の光も
いつのまにかやわらかく踊っていた
大げさにGパンの尻をはたくと
川に背を向けて歩き出す

今までで一番大きな風が
別れを惜しむかのように
向かい風で当たってくる
セミの声に改めて気づいたとき
主役はヒグラシに変わっていた
少しだけゆっくり歩くことにする

すごく柔らかいものを踏んだけど
確かめる勇気はなかった

44名無し職人:03/08/23 02:30
ポエムスレか?
45プレノン:03/08/23 22:55
 辰夫の自己紹介はかれこれ二十分続いている。
 趣味、好きな食べ物、好きな言葉、カノジョに求めるもの、昨日何をしたか、
カフェに足を運ぶ頻度、そこでよく注文するもの、よく見る夢、フロイト的に
診断したその結果、小学校のときの成績、初体験の年齢、くだらなさすぎて
耳が腐りそうだ。我ながらよく耐えている。
「携帯のメールは一日に百件くらいやり取りしますね。昨日カノジョと久しぶり
にメーるったんですよ。いや、カノジョの奴バリに行ってたもんで。カノジョ、
友達と一緒にメシ食ったらしくて、カノジョがチョコレートパフェで友達が
バニラシェイクを頼んだらしいんですけど、そういえば俺もしばらくパフェ
とか食ってないっすね。ああ、話してたら食いたくなってきたっすよ」
 残念ながら辰夫の望みは叶いそうもない。あたり一面は海に埋め尽くされており、
ここはといえば絶海の孤島だ。ちなみに辰夫と俺しかいない。
 かれこれ二十五分も自己紹介を聞かされている。
46名無し職人:03/08/24 22:16
君を思うと胸が張り裂けそうだよ。
あの豊満な肉体
あの可愛らしい顔
そして何よりも、明るい君の笑顔
そうさ、君が大好きさ。
でも、うっかり手を出すと、一本背負いで投げられるよね。
ウフフ。
47-【存在】- ◆GAOss.K3KI :03/08/24 22:43
道端に転がってる子供を見つけた
つい声を翔けたくなる勇或2駆られるんだ
ねぇ坊や
この針の先端を見つめてごらん
見えるかな
でもね、君の見ている物は先端じゃないんDA
限りなく先端に近い
先端に近い先端の周辺に過ぎないんDA
Anyway,先端は我々に見ることはできない
WAREWAREが常に見てきたものは
先端をそれとなく取り囲む曖昧な輪郭
千の対象と千の背景
ソレラを区別、千差万別、霰も無い姿
物体と感覚を隔てる隙間
その隙間をジェラートのように流れ伝っていくのは
我々の意志。その目指す頂き。終わりはあるのか無いのか…
48Dr.D:03/08/25 12:07
ねぇ ガラシャッ先生 凄い機械でしょ こんぴうたあ と、謂うのですよ。
ふむふむ 生き物の仲間では無いな。ところで
なぜ このこんぴうたあは 目まぐるしく飛び廻って居るのかのう?
ガラシャッ先生、なかに千代に八千代の歯車があるのです。
まるで小さな星のかけらの様です。
ありんこの様に働き おてんば鼠のように飛び廻っているのです。
ほう、それは凄い この小さななかに宇宙が一つ入っているとはのう。
でもボタンを押してはいけません。
恐ろしい形相で睨まれ 何処までも追いかけてくるのです。
沢山の狼を飼いならしているのです。
むふう そりゃ怖いのう たまに山を降りると不思議でならない。
見たことも無い物が平然とアグラをかいてすわっとる。

ガラッ 「こらぁ いたづら狸ども」
「先生、人間です 早く 早く逃げてください。」
「いや、ワシに構わず逃げたまえ せっかくだから少しからかってから逃げるわい。」

・・・・あれから必死で逃げた。ガラシャッ先生は無事に逃げられたのだろうか?
動きの鈍い人間には捕まりはしないと思うが、こんぴうたあに
追われてがんじがらめにされてしまってはいないだろうか?
また、秋になったら いつものようにひょっこり山から現れてくるのだろうか・・・ 
49名無し職人:03/08/25 14:09
朝起きるとキッチンに四人組がいた。
パンを焼いて牛乳を入れてテーブルはもう座れないのでソファーで食べた。
AがBを殴った。Bが吹き飛んで食器棚にぶつかって皿が落ちて割れた。
CがBを起こそうとしてDがAを殴ったけどAが殴り返した。
Dが吹き飛んで冷蔵庫にぶつかって冷凍庫が開いた。
EとFが来た。AとEとFは5千円づつ僕に渡してCを引っ張って出て行った。
AとEとFの悲鳴が聞こえてGとHとIとJとKとLとMとNとCが来て
BとDとテレビとパソコンと空気乾燥機とプレステ2を持って出て行った。
警察に電話して警察の人が来て盗まれた物は戻らないだろうと言って実際戻ってこなかった。
50ホームルーム:03/08/25 19:31
先生「意見のある生徒はまず話の要点を
   頭の中でよーく整理してから発言しなさい」
生徒A「要するに悪いのはB君です」
生徒B「要するに僕は悪くない」
生徒C「要するに水掛け論です」
生徒D「要するに議論になっていない」
生徒一同「要するに時間の無駄かと」
先生「整理しすぎだ」 
51名無し職人:03/08/25 19:32
52名無し職人:03/08/26 06:43
53sage:03/08/26 21:01
和田サン死すとも自由は死せず。
西の性欲スーパーフリー
ブサメンの君でも必ず打てる、ヤバイ、間違いない!!
54プレノン:03/08/26 21:12
 廊下の向こうから野球部のバカどもが歩いてくる。棒で球を力任せに飛ばすしか
能のない野蛮な人間のくせに、奴らは生徒会をも牛耳っている。僕はその絶対権力
に対抗する構内で唯一の存在だ。
「バーカ」
 奴らがすれ違いざまに耳元で囁いた。僕は光の速さで反撃に打って出た。
「なんだと! このバカ。死ね。早く死ね」
 僕は捕手と三塁手の屈強な男二人に脇を抱えられてグラウンドに連行された。
そして僕自身がボールに……
 くそ、あのバカ。なんてことだ。くそ。あのクソ。僕は傷をいたわりながら
やり場のない怒りを体内に蓄積して風紀委員会室へ向かった。
 前方から文学研究会のバカが歩いてきた。奴は始終浪漫派小説を携帯している
救い難いスノッブだ。
「おや、中河君。また野球部に反抗したのかい? 対立なんてあの雲に流して
しまえばいいさ。ほら、耳を済ませてごらん。自然は僕らの諍いをものともしない
息遣いを絶えず繰り返しているよ」
 僕は死ぬほど腹を立てた。
「うっさい。バカ。死ね。お前なんか死ね」
 彼は二日後、本当に死んでしまった。粘着質な性格の彼は死後も僕の部屋を
訪れ、ゴタクを並べ立てるのをやめない。
「死ね、なんて簡単に言っちゃいけないよ。言葉は生きているんだ。その魂の力が
暴力に変わって人を傷つけることだってある。僕もその被害者の一人だ」
 そして彼が去った後には何故か少年漫画が残されるのだ。 
55:03/08/26 21:39
右に寄るか左に寄るか
さてどうしたものか。
私が先頭になるのだ。私次第で通りの景観が変わるのだ。
いや、それどころか彼らの人生すら変えてしまうかもしれない。
とりあえず両方に何回か並んでみた。
よくわからない。
そうだ、遠くから見ればわかるかもしれない。どちらに並ぶべきなのか。
歩道橋に登りそこを眺める。左のほうが良い直線が描けそうだ。
左なら後ろに並ぶ彼らも居心地よく並べることだろう。
私は嬉しくなって歩道橋の階段をステップを踏むように降りた。
が、戻って愕然とした。ステップなぞ踏みながら階段を下りている間に
先客が現れ、すでに並んでいるではないか。右に。
56:03/08/26 23:11
泣かないでくれ
あいつはそんな気持ちで俺を残したんじゃない
あいつは俺のことが好きだったんだ
泣かないでくれ
そんな悲しい目で俺を見ないでくれ
君の目の届かない場所にしまったりしないでくれ
俺を見て俺を握り締めて泣いたりしないでくれ
俺はそんなことのために生まれたんじゃない
57ドラムカラン:03/08/27 17:53
「養育費が払えないってどういうこと!」
不意を突かれ正直驚いた。そして半年ぶりに見る妻、いや元妻は少し綺麗に見えた。
「おいおい、いくら夫婦だったからって勝手に人の家に・・・」
パシッ
彼女の平手が私の頬を捉えた。
私はきょとんとその場に立ち尽くしている。
驚いた。長年一緒に暮らしていて喧嘩することも多々あったがお互い手をあげた事は一度もなかった。
この今までにない彼女の変化の裏に一瞬男の影を感じた。それと同時に、私の心の奥底に潜む最も浅ましくドス黒い感情が沸き上がった。
58ねぎ ◆titVeeNEGI :03/08/27 19:57
成田空港で入管やってる俺だが、今朝の便で火星人がやってきた。
脚(腕?)が10本ぐらいあって眼の大っきな、あの火星人。
「地球も近くなりましたね」ってそりゃ近いっつーの。
有史以来一番近けーっつーの。
つーかなんだその流暢な日本語は。どこで習った。NOVAか。駅前留学か。
子供連れみたいでさ、後ろ脚(腕?)2〜3本で小っこいのと手(脚?)つないでんの。
で、その小っこいのが黄色いリュックしょってこっち見てにこにこしてんのよ。
可っ愛いのな。「ちきゅ、ちきゅ!」とか言っちゃって。
でもビザがなかったので追い返しました。
59ふなもり:03/08/28 23:56
ジャックとふなもり

「ふなもり。俺の彼女が最近『体重計が怖い』なんてこと言い出したんだけどさあ。」
「ジャック。君の日本語おかしいよ。”最近”じゃなくて”生まれつき”だろ。」
「ふなもり。怖いのは体重計そのものじゃないと俺は思うんだけどね。」
「ジャック。君は君の彼女にうまい物を食わせ過ぎてるんだろう。」
「ふなもり。体重計に乗ることが怖いんだと思うんだ。」
「ジャック。精肉店に置いてある体重計は怖いよ。でっかい鉤がついてるんだ。」
「ふなもり。つまり、前回体重計に乗った時の記憶と関係があるんだろう。」
「ジャック。その鉤にひっかけて、吊るして重さを量るわけだ。」
「ふなもり。前回よりも体重が増えていたらどうしよう、という恐怖なんだろう。」
「ジャック。体重を量られている時、横に赤犬がいるかもしれないしね。」
「ふなもり。でもそんなことは、どうだっていいと俺は思うわけなんだよね。」
「ジャック。そうだ、それ以前の問題だ。」
「ふなもり。そうだ、少しでも軽くしようと工夫するかもしれない。」
「ジャック。むしろ正味の重さだけが重要なんだ。」
「ふなもり。身に付けているものを全部取るかもしれない。」
「ジャック。それは怖いだろう。」
「ふなもり。それはどうしてだい。」
「ジャック。つまり君の彼女はデブだからだ。」
お願い、、

何度も何度も、そんなにグリグリッて、強く差し込まないで、、
もうこれ以上、回されるのは、堪えられない。。

あっ、ナメないで、、
それ以上、ナメられるとボロボロになっちゃう。。

イヤッ、乱暴しないで、やさしくして、、
どうせヤルなら、お願いだから潤滑油を塗って、、


 錆びついたネジが悲鳴を上げた。。
61ベル式:03/08/30 12:01
春になったら仕事辞めてさあ、アフロにすんの。
さんざっぱら神経すり減らしてストレス太りでしょ。
もう自分で俺が可哀想でしょうがないから仕事辞めんのよマジで。
そんで髪型変えるのね。アフロにすんの。立派なアフロにしようと思うの。
髪伸ばしてんのよ。
鏡の中に映った顔をアフロに置き換えるとやっぱいいのね、楽しいのね。
アフロにしたらお酒飲むの。ビンごと飲むの。
ほらもう神経すり減らしちゃってやりきれなくなっちゃってるでしょ昨今。
俺の頭がアフロになってビンごとごきゅごきゅお酒を飲んでるの。

鏡見てるとそうなってるの。もう半年もしたらそうなるの。そうするのね。
今日も明日も関係ないのね、おなかとか揉んじゃったらもう関係なくなっちゃうの。
出っ張ったおなか揉んじゃったら十二時の鐘が鳴って関係なくなっちゃって
アフロになってお酒飲んでる自分の姿がまぶたの裏っ側に浮かんで二度と消えないの。
商談でフィレンツェに行った帰り、私はローマまで足を伸ばした。
もう一度、ヴァチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂を見たかったからだ。

コンドッティ通りを歩き、ティベレ川を渡ったところで、
「いかにもローマ人」という感じの青年と、初老の日本人がもめているのが見えた。
あまり気は進まなかったが無視するわけにもいかず、私は片言のイタリア語で仲裁に入った。

話を聞くと、まあ良くある旅行者を狙った詐欺で、「これ以上つきまとうなら警察を呼ぶぞ」と
脅かすと、そのイタリア人は悪びれもせず、ひどいシチリア訛で捨て台詞を吐いて、
他の獲物を探しに、消えていった。

その日本人は、自分は日本で神父をしており、バチカンに来るのが夢だったと語り、
何度も何度も、私の手を握り、感謝を表した。

そして、キリスト教の総本山であるバチカン宮殿の入り口で別れるとき、
最後に、こう言った。

 「地獄で仏とは、このことですな。ありがたや、ありがたや。。」
63:03/08/31 23:50
芋虫をビンに入れて
お母さんのパウダーたっぷりつけて
大型バスが横を疾走
後ろの奥様パウダー浴びて
むせる奥様に異変がチラリ
スカートの裾から秘密がチラリ
芋虫少年追っかける
「芋虫ひとつくださいな」
「芋虫おひとつお幾らかしら」
味をしめたる少年は
今日も芋虫ビンに入れ
お父さんのポマードつけて行く
64名無し職人:03/09/01 00:00

              〜ここまで夏休み〜
現地特派員である我々にとって、相手国の言葉をぎこちない直訳ではなく、
自然な言葉で表現することは、有能なジャーナリストとして最も重要な能力の一つであり、
ましてや日本語には文章を自然につなぐ言葉であるところの関係代名詞が存在しないため、
可能な限り短い文章で区切ることが非常に重要であると友人のスティーブンは主張しているが、
私もその点については全く同感であり、区切りのないダラダラした文章は、
あまりに情けなさ過ぎて、直視できず、そのゆゆしき事態は、しばしば、私を憂鬱にさせる。

マーガレット・ベクテル(ワシントンポスト東京特派員)
66柴田ぁ:03/09/03 12:16
男は崖に立っていた
ただひとつ ウレタン製の巨大なサイコロを抱えて

通常 男はそのサイコロを
他人に振らせているのだけれど

今日は自分で振ってみた
たったひとりで

パステルカラーのそのサイコロには
それぞれ文字が書かれていて

「なさけない話」
「初恋の話」
「あの夏の恐怖体験」
「やっちゃった話」
「今日の当たり目」
「お前なんか、いなくなってしまえばいい」

男は自分の運命に あちゃぁ と一言呟いて
ほんの数秒 空を飛んだ

ごきげんよう
67目刺し屋文十:03/09/03 12:31
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・夜の子供・3

哀しみの手触りは
塵埃の色に似ている。

乾燥した群青色の時間
焔のように
たどる道はたおやかに揺らめいて。

僕は昨日に
眼鏡を置いてきた。

東側の窓。
海が見えるはずだった額縁の隅に。


砂色の重い家の屋根、
見えないその辺縁に煌く
西日の味を噛みしめて。

この街が嫌いだ。

洗い立てのままで18時
静かに足音が腐ってゆく。

しわがれた陽光の奥で
閉ざされてこそ夢。

確かに知っていたはずの
手のぬくみ。
69. :03/09/03 12:33

開かれたまま駆けてゆく記憶。
遠すぎる指先までの、あの思い。


光の重さ。
疲労に良く似た匂い。

帰り道。


70コンブ:03/09/05 18:27
ポヨポヨと
たくさんポヨポヨと迫る

粘ついたこの槍を
投げることが出来たらなぁ

引き裂いて
きらめく鋭い切っ先は
勇気!
71名無し職人:03/09/10 01:37
>>66
流石やねえ
尋常ではない蝉の声。
当たり前だが蝉には日曜日はない。そして僕にも日曜日はない。
短い一生をただただ鳴いて過ごすわけだ、蝉も俺も
それにしてもうるさい。うるさすぎる。
仕方なくベットから起きて愕然とする
狭いワンルームの僕の部屋の壁に蝉が二匹張り付いて鳴いていた
夜中に窓を全開で寝たせいだろうか。しばらくこの二匹をどうするかと途方にくれたが、とりあえず会社に行かなければならないので慌ただしく身支度をし部屋を出た。その間、一瞬も二匹は鳴き止まなかった。
深夜帰宅すると二匹は床に転がり死んでいた。
73名無し職人:03/09/11 01:10
藁板なのに笑いの要素ゼロはひど過ぎる
じゃあ見なきゃいいじゃんと言うかもしれないが
他住人もそういうスタンスになったらどうなるか考えてもらいたい
すれ汚しスマソ
74名無し職人:03/09/11 01:37
>>73

藁板なのに笑    い  の要素ゼロはひど過ぎる
じゃあ見なきゃ    い  いじゃんと言うかもしれないが
他住人もそういう  ス  タンスになったらどうなるか考えてもらいたい
すれ汚しスマソ

_________________
何だよ。分かりにくい縦読みだなァ。(w
75名無し職人:03/09/11 01:40
>>75

藁 板 な の に 笑 い の 要 素 ゼ ロ は ひ ど 過 ぎ る
じ ゃ あ 見 な き ゃ い い じ ゃ ん と 言 う か も し れ な い が
他 住 人 も そ う い う ス タ ン ス に な っ た ら ど う な る か 考 え て も ら い た い
す れ 汚 し ス マ ソ
76ドラムカラン:03/09/11 12:54
>>71 禿同
柴田ぁ&目刺し屋の両人は別格

>>73
確かに笑いの要素はあまり無いかもしれないが漏れはなに気に好きだぁよ、とマジレスしてみる
77名無し職人:03/09/11 21:54
一部のコテの神格化は目の肥えていないものを更に盲目化させる。
それと常時age続けろ。dat落ちの原因はsage進行にある。
いつまでも、閉鎖的なぬるま湯に甘えるな、愚か者よ。
78井戸:03/09/11 22:05
水のトラブル119番
お電話一本で あなたの街から すぐに駆けつけます

こんなの全くのデタラメ。
さっきから電話してるのに、いま出ましたって言うばかりで
いっこうに来やしない。もう家ん中は腰の辺りまで水浸しだ。
台所では、錯乱した妻がウォーター、ウォーターって。
そんなの百も承知だ馬鹿。
ああ、ついてない。どうしていつもこうなんだ。
泣けてくる。
こんなときぐらい泣いてもいいよねって、誰にともなく呟くと
自然とひとすじの涙が頬をつたった。
しかし、ここで驚くべきことが。
なんとその涙が落ちた瞬間、腰の辺りにまで満ちていた水が
一瞬のうちに凝固したのだ。
すごいっ。俺にこんな能力があったなんて。人生捨てたもんじゃない。
ね!下半身固められて、身動きとれなくなっちゃったけど構うもんか。
待ってりゃそのうち助けが来るさ。だからみんなも。ね!




79-【存在】- ◆GAOss.K3KI :03/09/11 22:51
超新星爆発を起こした惑星より遥かに、今日は行ってきた
その逆側へ一般相対論の臨界点に達し、絶対時間の範疇を容易に超える
SPEEDりゅぇ、歪曲される空隙すら感じずに遠ざかってゆく俺の母が見えた
今だ、そう思う。今だ。そう思う、今だ。まさに、そう思う。今。
定常宇宙理論を一笑に付す怪物どもの群れが
たった一枚の被膜の裏側に、それこそ我が物顔で
我々こそカオス要素も計算のうち
我々とともに11次元の世界で観察しないかと訳知り顔で
勘弁してくださいと言わんばかりに人類
水蒸気爆発なんか起こされちゃ文明開化の花が散る
時にエジソン、量子力学の悪魔に囁かれて
未来と過去の違いに昼夜苛まれる
過去に未来の因子を持たず、造らず、持ち込ませず
そうやって頑なに信じていた俺様。ふと。視線が脳へと向かって

型から人形か、人形を使って舞踏会か
水掛け論、此処に極まれり
事象空間が広大すぎて人類に実験は無理だ
古典的な睡眠学習を繰り返す内
先人達「所謂」神の先駆け
とっくに計算は終わり、検算して紅茶片手に談笑中だ
電子とクォーク、電子とクォーク、電子とクォーク
プログラミングもアニミズムの一種と見なす超現実主義者の前では
現時点、このバルコニーの壇上から星々に願う
操り人形を使った、チェスの試合を見ているように滑稽だと

80ベル式:03/09/11 23:01
ぶっ殺す人です。

昨日母さんがジャムパンじゃなくてうぐいすパン買ってきたんでぶっ殺しました。
一昨日なんか父さんがビールばっかり飲んで寝タバコしてたからぶっ殺しました。
学校に行くと担任の沢川先生が前髪切れってうるさく言ったんでぶっ殺しました。
クラスのみんながきゃあきゃあ言ってさわいでて手近の坂上君をぶっ殺しました。
大好きだった仲原さんはもう大好きになれなくなったんですぐにぶっ殺しました。
どこかの教室から大きな身体の先生がやってきましたが結構楽にぶっ殺しました。
廊下に出てみると誰もいなくなってて寂しくなって職員室行ってぶっ殺しました。
よーしこの調子で僕はまだまだがんばれるってんで学校飛び出しぶっ殺しました。
出会う人出会う人すれ違い様ひっ捕まえて何か言ったりする前にぶっ殺しました。
81名無し職人:03/09/12 01:33
コピペは駄目かい?

651 :名無しさん@4周年 :03/09/12 01:21 ID:q8GlH2Zd
鯨たべるの平気って言ったアメリカ人に、
じゃあ新大久保に犬食いに行こうって誘ったら
信じられねえとか言った。じゃあ牛も食うなよと言ったら
犬は人間の一番の友達だから駄目と抜かす。
じゃあ何番目の友達から食っていいんだと聞いたら
だいたい85番目くらいと言っていた。
82名無し職人:03/09/12 01:43
>>81
コピペは駄目です
83名無し職人:03/09/12 01:55
わたくし、本日はキックの鬼に会ってまいりました。
凄かったです。
何が、ってもちろんキックが。
もう、のっけから鬼っぽさ丸出しのキック!
ファインダー越しに、これでもか、これでもか、と鬼が叫んでいるのが見えて、
キックの迫力も約1.3倍に。
さすがに練習後のインタビューではキックは出さないので、まあ普通の鬼でしたが、
それでも顔は明らかに鬼で、パンツの替えを持っていった甲斐があったかなと。
でも顔は恐いキックの鬼ですが、質問には気さくに答えてくれました。
「生まれつき、鬼だったんですか?」
「そうですねぇ、まあ、鬼か鬼じゃないかで言えば、鬼でしたね」
「周囲の人達もやはり、鬼として接してくれたわけですか?」
「いえ、僕の場合はどちらかと言えばメンタル面での鬼だったので」
「退治されたりしたことは?」
「あ、高校の時に一度。校門のところで待ち伏せされまして。友達にもからかわれましたよw」
「おにぎり好きですか?」
「ええ、割と」
「友達紹介してもらえます?」
「あ、はい。それじゃあ・・・同級生の小田君を」
「その人も鬼ですか?」
「いえ、鬼ではないですね」
「じゃあダメですね〜」
「すみません」
「いえいえ。今日はありがとうございました」
84名無し職人:03/09/13 01:07
家の近くに自動販売機が設置されました。
お決まりの「あたたか〜い」「つめた〜い」の他に、「おいし〜い」がある
最新式の自動販売機です。
でも「おいし〜い」は「つめた〜い」と同じ青色なので、誰も気がつきません。
みんなバカだなあ。
85虹色の瞳 ◆hapapmYlCc :03/09/13 01:16
はだけた乳房 母乳は真白く肌を伝ひて
手毬歌か 子守唄か 狂ひた女は子をあやす

てんてんてんまり ねんねこりん
坊やはよい子だ 捨てちゃおか

86名無し職人:03/09/13 02:27
客 「すいませーん、これください」
店員「あげない」
87∞ ◆MUGEN2X1b2 :03/09/14 02:42
ドアが云う
「どこ行くんだよ じっとしてろ」
 「うるさい。止めるなよ」
鍵が云う
「消えてやる それでもいいのか」
 「やってみやがれ。屁でもねえよ」
階段が云う
「降ろさないぞ 今すぐ戻れ」
 「馬鹿野郎。動けもしないくせに」
小石が云う
「お前にまだ戦う力はあるか」
 「蹴っ飛ばすぞ。自分じゃ転がれないだろう」
イヤホンからの音楽が云う。
「夢を見せてやる 夢が好きだろう」
 「黙れ。ダダじゃ見せないくせに」
通行人が云う
「歩けてないぞ みっともねえ」
 「この野郎。後ろに歩いてるじゃねえか」
おれが云う
「それで言い返せたつもりか」
 「お前は誰だ。おれはどこだ。おれを出せ」
88∞ ◆MUGEN2X1b2 :03/09/14 02:49
イヤホンいりませんか?
新品のイヤホンと今アナタがお使いのイヤホン交換いたします
もちろんタダで
ガムでもいいですよ
今アナタがお噛みのガムをお譲りください
はい
お札同士の交換もいたします

それはいたしかねます
ええ
違法ですし
ズラですし
891/6:03/09/14 09:44
 はっきり言ってしまえば見るべきものがなくなってしまったからで、
責任の追及はひたすらに無意味だ。単純なのぼるはそれが判らないので、
「何とかしろ!」とか、「動け、動くんだ!」とか、その他よく聞き取れない言葉を
闇雲に絶叫するばかり。未だに現状が理解できていないのである。
 さて、事は諸君の想像より複雑で、冒頭からのぼるの元服やら
日本国民の新たな嗜好やら色々と説明する物が順番待ちしているのだが、
「ひまわりイグアナ公園」の歴史から記すことが最も効率的かつ詩的であろう。
「ひまわりイグアナ公園」は由緒あるテーマパークである。
戦前戦中は小学校の道徳教科書にも掲載されるほどの伝説となった
イグアナのミゲルくんを輩出し、感動的な逸話の発信源として日本中のお茶の間の
涙を独占した。ミゲルくんの愛嬌ある仕草、そして軍部による悲劇的な死……。
それらを乗り越えて新たなスターも続々と誕生した。枚挙に暇がないので名前は
割愛させていただくが、彼ら英雄と、英雄を裏から支えた従業員たちの存在なしには
戦後の高度経済成長を語ることもままならないだろう。
 彼らは一時期、間違いなくニホンそのものを体現していた。そして「ひまわりイグアナ公園」も……。
902/6:03/09/14 09:47
 偏狭な人間は、この回想にノスタルジーによる美化作用が施されていると感じるかも
しれない。思いたければ思うがいい。わたしは紛れもなく真実だけを述べている。
その証拠に、これまでは全て「イグアナ公園なんでも史」(フランス書院文庫、980円)
から引用した。
 時代のせいである。それ以外に考えが及ばない。のぼるが園長に就任してから、
愛憎関係のもつれで従業員に重傷者と発狂者が何人か出たが――これはのぼるの
元服にも関係がある。うぶなのぼるが淫乱な団地妻に誘惑されたのが事の発端で
あった――それも「ひまわりイグアナ公園」の廃りには無関係なのだ。
 もう子供たちは、小鹿やらチーターやら象やらキリンやらペンギンやらの
小汚い畜生共には見向きもしない。そこにイグアナ如き馬鹿な爬虫類の割り込む隙が
あろうか(言い忘れたが、わたしはイグアナが大嫌いだ)。
 そのくせ親たちは、
「あんなに可愛いイグアナちゃんたちを小さな檻に閉じ込めておくなんて!」
 の大合唱。
 時代が悪い……本当に。
913/6:03/09/14 09:49
「のぼるさん、イグアナが動いたって、客が来ないんです。命令したって無駄ですよ」
 この勇敢な従業員は、のぼるの親父が経営する文具屋に左遷された。
「のぼるさん、やはり流行を取り入れて、ロボット・イグアナを導入してはどうでしょう。餌代もかかりません」
 このハイカラな従業員は、コンゴの奥地にスター候補生のスカウトに派遣された。
「のぼるさん、『マクドナルド』は当然『マック』ですよね」
 この常識的な従業員は十年後、口うるさい大人になった。
 こうして「ひまわりイグアナ公園」はイグアナの数の方が多くなっていった。
 のぼるは愚鈍な二十歳であったが、イグアナを愛する心は誰にも負けなかった。
成人式にはおいらのイグアナたちを市長に紹介してやるんだ、昔の仲間から一斉の
拍手、その時イグアナたちは芸を披露する、ドモイの逆巻き宙返り、サマンサの
指たて伏せ、カロゴンの菜の花体操、こいつはまだ出来ないがきっと教えてみせる、
さぞかし感動的だろう。
924/6:03/09/14 09:50
 次の日、のぼるは夢の実現の手助けを請うため、親父の文具店に足を運んだ。
親父はかつて敏腕プロモーターとして九州を制覇した実績を持つ。
「あ、のぼるさん、ちゃーす」
 左遷された従業員が愛想良く挨拶する。
「おう、久しぶりだな」
 のぼるは上司風を吹かせてそう言うと、店の奥に進んだ。
 親父は昼寝の最中だった。しかし、子煩悩な親父はのぼるの臭いを敏感に察知する
能力も持つ(ちなみに従業員たちも、卵の腐ったような臭いでのぼるの接近を知ることが
出来た)。親父はよっこらせと声に出して起き上がると、
「なんでいなんでい、のぼるじゃねえかい。いってえどうしたってんでい」
「パパ、『ひまわりイグアナ公園』がピンチなんだよ。おいら、どうしたらいいか……」
「てやんでい。泣き言なんて聞きたくねえやい! おらが何とかしてやるから、
ちょっと待ってやがれ」
934/6:03/09/14 09:53
 そうして親父は都会に繰り出し、イグアナ協会とコネクションを作り、
三菱電機にロボット製作を依頼し、その間に従来のイグアナに歌手デビューさせ、
歌えないイグアナを肉屋に売り飛ばし、ロボット・イグアナが完成すると
歌手イグアナも肉屋に売り飛ばした。
 世の中の構造は単純だ。何でも時代のせいにするのはよくない。
「イグアナ」が「ロボ・イグ(商品名)」になっただけで、「ひまわりイグアナ公園」は
全盛期の姿を取り戻した。とはいえ、「ロボ・イグ」の「おっす、おら、ロボ・イグ!」という愛らしい声によるものも大きかったが。
 のぼるは激怒した。これでは成人式の夢どころではないじゃないか。のぼるは売り飛ばされたイグアナたちの消息を追ったが、分岐した彼らの運命の先には絶望が待っていただけだったのだ。
 のぼるは泣いたという。今まで、誰にも見せたことのない顔で……。
 コンゴに派遣された従業員も「ロボ・イグ」の着想は自分なしにはありえなかった、
と親父に金銭を要求したが、秘密裡に葬られた。
「どうだあ、のぼる。すごいべえ。ハイテクっちゅーのは、偉いもんじゃのう」
 もはやのぼるに親父への憎悪はなかった。
「やっぱり親父はやり手だなあ」
 本心からそう言った。のぼるに寛大な心が生まれた。もう、従業員との確執もなくなることだろう。
 成人式は一週間後。のぼるは市長には自分ひとりで挨拶することに決めた。「ロボ・イグ」がのぼるを祝福した。
95 ◆UBAOWYp0hs :03/09/16 01:04
便器に蓮の花!
96名無し職人:03/09/16 03:17
ラブホテルの入り口で、それを見た。
とても綺麗な女の人に、空手部風の少年(高校生か?)が何やら叫びながら、
頭を何度も下げているのを。
少年は泣いていた。涙とヨダレで顔はグチャグチャだった。
女の人は少年にハンカチを渡すと、颯爽と夜の闇に消えて行った。
「ごちそうさまっした!ごちそうさまっした!」
少年は相変わらず叫んでいた。
訂正しなくては。
私がそれを見たのは、"入り口"ではなく"出口"だったらしい。
少年を横目で見送りつつ私は家へと帰り、ベッドの上で一人、思った。
人類なんか滅んでしまえば良いのに。
97名無し職人:03/09/16 03:34
「DEI4800」
「こら!そんなにあるか!みなに謝れ!」
「謝るしか・・・ないのか・・・」
「はい」
「すんませんっした・・・。生まれてすいません。」
98名無し職人:03/09/16 03:36
>>97
アレパクんな
99名無し職人:03/09/17 00:35
肉牛なんで、揉んで楽しむわけにいかないのが残念でした。
素直に乳牛にするべきでした。
高い方が良いなんて、全くの間違いでした。
食ったら終わりな金の使い方なんて、絶対にやめるべきでした。
ていうか純粋に揉みたいだけなら、風俗に行くべきでした。
やっぱり僕は金の使い方が下手です。
100名無し職人:03/09/18 01:30
幼女はおいしい
熟女もおいしい
101名無し職人:03/09/18 13:37
今日も古都の夕暮れはゆっくりおとずれます
102名無し職人:03/09/18 14:01
秋の夜長の天地真理
103名無し職人:03/09/18 14:25
サーティーン ラブ☆
104目刺し屋文十:03/09/19 19:10

                               MAZI

ありかやし  かれかやし
 さりはさあらあれかし

たりたまひし なれたまひし
 はらはれたまふ まひらざりきまがもの まえ

やれ やあら やいろお やゑやゑや
 らゐ らいら らいろお らいよお
 
われ わらひし われん 

 をん

 三昧

 
105名無し職人:03/09/21 02:10
銭湯って面白いねー
だってチンチンがいっぱいなんだもん
いつもは僕とパパのだけだからドとレの音しか出せないけど、
銭湯ではみんなの力を合わせて合奏できるんだ
今日はね、BoAの曲を演奏したの
僕のチンチン、良い音だねって褒められたよ
106おp:03/09/21 04:00
あれは雨の降る夜のことだった・・・
私はカステラの紙に付いている茶色い部分を舐めていた。
それを、まるで醜いもの見ているような顔で愛犬のペスが見ていた。
心の中で「しっ・・しまったーー」と叫んだ。
この心の叫びが聞こえたのか、ペスはニヤリと笑った。
この出来事をきっかけに、私はファーブル昆虫記を読むようになった。
めでたしめでたし
107名無し職人:03/09/21 04:42
>>106
途中まで面白くなりそうな気配だたのにな
オチが意味わかんね
せめてシートン動物記だろそこは
108名無し職人:03/09/21 05:31
多摩の堀の内駅近くにある天下一品のつんぼ小僧はきち外
ラーメン大盛りたのんだけど、ほかのものに気が変わり
まだ作ってなかったらこっちに変えてお願いしたら、出来ますよとのこと、
出てきたら普通盛りのように見えたので
これ大盛りじゃねーだろ、めくら小僧?って聞いたら、
すいません、お客さまが変えてくれって言われたので変えたのですけど
と 切れ気味口調、おりゃー別に怒ってたわけじゃねーけどよー
なんだそのどもり富山の三助口調はーとムカついた


109名無し職人:03/09/21 05:34
>>108
おまいみたいなカタワ人足に親切に対応してくれた店員さんが可愛そう...
オーダー変えた時大盛りって言わなかったのに半島人扱いされ逆ギレる始末
白痴に幾ら言っても始まらんが、どうみてもおまいがわるいぞ・・・
おまいが言ってる天下一品によく食べに行くが店員さんはいい人ばかりだ
味は普通だが・・対応が気持ちイイぞ・・・
いつもそんな事してるといい加減刺されてあぼ〜んしちゃうよキティ
今度食べに行ったら謝ったほうがいいよ、お互い悪かったとゆうことで
仲直りさ、ヘエッヘエッヘエッ
110名無し職人:03/09/21 13:13
刷り込みは恐ろしい
わたしにはどうしてもできないことがある

きちんとした人間なんかでは毛頭無い
でもどうしても踏み込めない領域がある
どうしてできないのか
どうして怖気づくのか
もうすでにいろいろと罪を犯してきたというのに
今さら聖人面をするつもりか

神様を信じるかと問われれば 信じるというしかない
それはわたしにはどうしようもないことだ
だってそういうふうに育ってしまったのだから

ソレが不幸だと言うつもりも毛頭無い
きっと一生心の檻の中に暮らして行くのだろう
多少窮屈を感じたとしても出ることは不可能だ
狭い折だが慣れてしまえばどうということもない
時々外を眺めて羨ましさにため息をつくことはあっても・・・
111名無し職人:03/09/21 16:24
「あれください、、

「ああ、あれですね、、

「はい、、

「49円ぐらいになります、、


わたしは俯きがちな電柱の並木道を、ひとり、しとしとと歩いていた
112プレノン:03/09/21 21:13
  三文ポルノ小説家 栄光と悲惨
 橘先生、恐縮ですが先生の書き下ろしについての構想を二、三
 タイトルは
 人妻教師 乱れる放課後
 きちんと太字で印刷をね、お願いね、いつもチェックしてますからね
 恐縮です
 新作はポルノの紋切り型を一切除外した前衛かつ壮大な大作とするつもりだ
美人人妻教師は従来のポルノのような喋る女性器といった陳腐な役割分担から
解放されるだろう、下らん内面も勿論描かない、あるのは余計な要素を取り除かれた
女性性の上澄みだ
 とおっしゃいますと
 貴様は本当に編集者か、間抜けめ、つまり私の新作における職業中学教諭、既婚の
女、その他その女と肉体関係に陥る生徒、同僚教師の個々の属性は物語の深遠に吸収され
ただ純粋な女、そして男が存在するのみとなる、ペニス、肉棒、よがる、イク、こういった
単語をも一切封印する
 時にね、あのね、新作は、あ、冒頭読む? 「お兄ちゃんのペニス、凄いよ」「こらこら」
今さらながら 過去ログ
★★★趣がある文章を即興で書きなぐれ!★★★
http://caramel.2ch.net/owarai/kako/1014/10145/1014568503.html

★趣がある文章を即興で書きなぐれ!【Vol.2】★
http://caramel.2ch.net/owarai/kako/1036/10361/1036130564.html

Vol.3は不明
114名無し職人:03/09/21 21:39
いつものように、何か面白いものが見えないかと窓の外を覗いていた。
ふと小さな固まりとなった大掃除の手抜きの後に目をやる。
そして再び虚空へ目を向けると、先ほどは居なかった奴がいた。
決してここに存在できる訳はない。否、存在してはならないはずだ。
白い衣装を身に纏い、無垢な笑顔と白い羽。そして頭の上に浮かぶ黄色のリング。
奴だ、奴が帰ってきた。
初めて奴を見たのは今から約15年前だ。
今とは違う昔住んでいた家だったが、確かに同じように窓の外に居た。
奴は当時も同じような衣装を身に纏っていた。
そして、奴のその歌声と笑顔は可愛いと思った。
これが俺の正直な第一印象だった。

しかし、今なぜ奴がここにいる?
奴が復活すれば多くの人に絶望をもたらす。

奴の名前は天地真理・・・
なぜ帰ってきたのだ・・・
115名無し職人:03/09/21 21:46
116名無し職人:03/09/22 02:07
俺のチンコは可愛い。
レッサーパンダに負けないくらい可愛い。
レッサーパンダの赤ちゃんにはさすがに勝てない。
でもトップクラスの可愛さだと言っていい。
なのに、なのに、だ。
何故か評判はイマイチだ。
イマイチと言うより、ダメダメだ。
見たがる女も全然現れない。
誰も可愛がってくれないんだ。
何故なんだ。
117名無し職人:03/09/22 07:54
多摩の堀の内駅近くにある天下一品のつんぼ小僧はきち外ロンパリポコペンに
ラーメン大盛りたのんだけど、ほかのものに気が変わり
まだ作ってなかったらこっちに変えてお願いしたら、出来ますよとのこと、
出てきたら普通盛りのように見えたので
これ大盛りじゃねーだろ、めくら小僧?って聞いたら、
すいません、お客さまが変えてくれって言われたので変えたのですけど
と 切れ気味口調、おりゃー別に怒ってたわけじゃねーけどよー
なんだそのどもり上方のぜい六口調はーとムカついた
118名無し職人:03/09/22 08:30
>>117
おまいみたいなカタワ人足に親切に対応してくれた店員さんが可愛そう...
オーダー変えた時大盛りって言わなかったのに半島人扱いされ逆ギレる始末
白痴に幾ら言っても始まらんが、どうみてもおまいがわるいぞ・・・
おまいが言ってる天下一品によく食べに行くが店員さんはいい人ばかりだ
味は普通だが・・対応が気持ちイイぞ・・・
いつもそんな事してるといい加減刺されてあぼ〜んしちゃうよキティガイ
今度食べに行ったら謝ったほうがいいよ、お互い悪かったとゆうことで
ポコペン野郎!!
119名無し職人:03/09/22 10:10

川崎の堀の内にある天下絶品
色白のDカップたのんだけど、ほかのものに気が変わり
まだ洗ってなかったらこっちに変えてお願いしたら、出来ますよとのこと、
出てきたらAカップのように見えたので
これDカップですか?って聞いたら、
お客さんが変えてくれって言うから変えたんだけど
と 切れ気味口調、おりゃー別に怒ってたわけジャー無いけど
なんだその口調はーとムカついた
120名無し職人:03/09/22 13:07
何度も同じコピペウザイやめれ
121eru:03/09/22 13:11
やめれやめれ
122名無し職人:03/09/22 17:33
やめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれ
やめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれ
やめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれ
やめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれやめれ

やめれやめれ大好き


忠彦32歳
123名無し職人:03/09/25 16:08
つまんね
124こぷ ◆Api36NvpbQ :03/09/25 17:25

観覧車に 力也と二人で乗ってたら ちょーどてっぺんあたりで
観覧車は止まってしまった 

━━三時間経過━━

なぜか 力也は小刻みに震えている 私は最初 便意だろうと思った
だが もしかしたら 高いところが苦手なだけなのかなと 思い直して思い切って聞いてみた
「だいじょうぶですか?」
力也は 答えなかった。
あいかわらず 小刻みに震えながら 横目で外を眺めている。 ちょうどその時 館内放送が流れた

━━あと一時間シンボウください━━

これは私 力也はキレルと思った。だが 意外な事に 力也は耐えていた

小刻みに震えながら 横目で外を眺めて かすかなこえで「ホタテヲナメルナヨ」と自らを激励し 少し涙目で。
私は 彼の事といえば蛮行しか知らない。 だがどうだろうか この堂々たる紳士の立居振舞い。
あっぱれである 彼の成長ぶり まことに敬服した。

彼は糞がしたいのだ。(たぶん) 彼のお腹はすでにレッドゾーンの向こう側 涅槃の域に達しているハズ
思いきってしまえば 楽なのに 彼はあえて苦しい道のりを選んだのである
男気に勝るものは無し。 耐えてしのべよ大和魂!!!!


━━ホタテヲナメルナヨ━━ 「ゴーゴー!」

━━ホタテヲナメルナヨ━━ 「ゴーゴー!!!!」

私流の礼節に 力也は小さく 「センキュ」 と呟いた。
125名無し職人:03/09/26 00:25
ー少なくともあれは私の責任では無いー

朝焼けの中、半ば微睡みながらも一人腹筋を鍛える私は、
1歳半になる自分の娘が
「もっとおいしい物をくれなければ面倒な事になるだろう」
と口走った事を思い出しては、昨夜おとしたボタン電池の行方を追っていた。
126名無し職人:03/09/26 00:37
時代の流れとは時に残酷な物である。

この前の台風の時も、近所の川でたまたま遊んでいた小学生が、運悪く
氾濫した時間の流れに巻き込まれてしまった。
2日後に下流で発見された時には、彼はスーツにネクタイという出で立ちで、
マイホームへ帰ろうとしている所であった。
あろう事か彼にはすでに2人の娘がおり、2日前までは毎日のように一緒に寝ていた
さっちゃんを泣かせてしまったのは言うまでもない。
127名無し職人:03/09/26 00:51
ーそれは、昨日の昼であった。

私が警戒しながら昼食のピクルスを頬張っていた時、電話が鳴った。
時間が時間だけに、私は一瞬緊張したが、出てしまった。

ああ、なんと迂闊だったのだろうか。

とうとう僕の番が来てしまった。
世間一般では歓迎されるべき事であろうとは推測されるが、
私にとっては恐怖そのものとしか言い様がない。

私はしばらく沈黙を続けた。
先にしゃべったのは向こうだった。

「明日、来てくれるかな?」

僕は行きたくなんか無い。
彼の裏の姿を皆知らないのだろうか?
電話口の向こうからは期待をあらわすしばしの静寂が騒がしく鳴っていた。

128bd:03/09/28 11:38
 「はあぁー、良い屋根だわー。」早速呼び鈴を鳴らし、カメラにカードを提示する。
ロックが解除され、僕らは無遠慮に2階に上がった。
少々汗ばんだ主婦がお愛想を言い、下半身裸でタバコを吸う男が憮然としてこちらを見る。
目もくれず1階の屋根に出て滑空キットを組み立てた。
「モモンガOK、ムササビOK」
合図と共に屋根を助走し、物理的法則を全く無視した感じで飛ぶ。
すごい高い。怖くなって降りた。
降りたった所は高級住宅街で、辺りにはあまり人影がない。
ピョンピョン跳ねながら少し高い塀の中を覗いたり、よじ登って塀の上を歩いたりする。
犬が吠える。良い池を見つける。よく見ると犬にはセンサーが付いてる。
カードを提示したらお愛想を言ったので、塀から降りて池に近づき潜水キットを組み立てた。
「アンコウOK、タガメOK」
合図と共に池に飛びこむ。
池の中にはヤキソバ工場があって、一通り見学したら帰りにヤキソバをくれた。
129bd:03/09/28 11:40
ミネラルウォーター、綿棒、湯沸かし器用の単1電池、タバコ、リポD、これらを買ってコンビニを出ると知らない土地だった。
誰もいない。振りかえるとコンビニもない。どうやって帰ろうかと思案していると、向こうから騎士団が。
挨拶をすると騎士の一人が馬の上から頭を撫でてくれた。
すっかり嬉しくなってミネラルウォーターを馬にあげる。騎士はちょっと傷ついたみたいだった。
慌ててタバコをあげると騎士はタバコのビニールをもどかしそうに剥がし、箱を開けてタバコを貪り食った。
死んじゃった。大変な事をしてしまった。
他の騎士は呆気に取られていたが、すぐに怒りを露わにして、剣を抜いた。
「今後は遺族感情を考慮し、一切ダジャレを言わないので許してくダジャレ」って言ったら騎士団は全員笑い死に、僕は馬を貰って遠くに見えるお城を目指した。
130bd:03/09/28 11:42
こんにちはー。失礼します〜。
泣く子はいらっしゃいませんか?あ、いらっしゃいますね。いいんです、いいんです。あはは。
お邪魔しますうー。可愛いお子さんだあ。あははははは。おいくつですか?あ〜、そうおー。可愛い盛りですね〜。
じゃ、ちょっと失礼してつねりますね。あはははははは。泣いた泣いた。あはは。泣く子だあ。ではお仕置きタイムに入ります。
あはえへ。泣く顔も可愛いですねぇ。さぞかし、愛しいでしょう。僕、まだ独身なんですけどね、あっ鼻もげた。可愛いですねー。
あはははははは。ちっちゃい鼻だなあー。あはいひうふえへおほ。泣いてる泣いてる。きれいですねぇ。真っ赤だあ。
あははははは。あっ僕拭いておきますから。いえいえいえいえいえ。拭きます。僕拭きます。
いえいえいえいえ。あははははは。やだなー、泣かないでくださいよぉ。泣く大人は管轄外ですよぉ。
あははははははは。
131bd:03/09/28 11:43
アロマティーは山に良い匂いのする草を刈りに、ペロマティーは川に石をナメナメしに行きました。
すると川上の方からイロマティーが流れてきました。アロマティーはイロマティーを連れて帰りました。
オロマティーはそれを見てただオロオロするばかりでしたが、ハロマティーが挨拶をすると、
イロマティーの中からシロマティーとクロマティーが生まれました。
殺しのプロマティーが二人を手際よく殺すと、光も闇もない虚無がやってきました。
132bd:03/09/28 11:45
 壁から水が染み出している。足元が湿っぽい。
このままだと何時間後か何日後かはわからないけど、いつかこの部屋は水で満たされてしまうだろう。
部屋はそんなに狭くはないけど、出口が見つからない。
僕はこの部屋にどうやって入ったんだろう?
あと、地下鉄はどうやって地下に運び込むんだろう?
それから、ボインは一体誰のためにあるんだろう?
何も考えられない。考えても分かるまい。とにかくこの部屋を出なければ僕の下着が濡れてしまう。
下着が濡れるとクラスメイトに大いに冷やかされるのだ。
でも、とりあえずもう一眠りしても溺れる事はなさそうだったので、僕は部屋の隅の便座に座って眠った。
 後ろ向きに歩く、首のないウマに跨ってやぶさめをしようとするんだけど、矢が1本もない夢から覚めると透き通った人が立っていた。彼は言う。
「僕は水の精です。こんにちは。あー、喉乾いた。小銭持ってない?」僕が財布を出して小銭を何枚か渡すと、
「ありがとう!君も喉が乾いたろう?僕の顔を飲みなよ!」と言うので、チュルっと飲んだ。
そして、コーラを買いに一緒に壁を抜けた。
133bd:03/09/28 11:51
失念レストランへようこそ!
あ、はい。注文は?水忘れたけど。うんうん。あとで持ってくるから。

めくれ大根一つ。はい。
ギブソン揚げ一つ。はい。
ダスビダーニャを二つ。はい。
カンパネルラと桜子の道ならぬ焼き一つ。はい。
肉四つ。はい。
足しマグロ一つ。はい。
デストロイ点心一つ、あ、二つ。はい。
チグリス・ユーフラテス麺一つ。はい。
ダスビダーニャを二つと。はい。
とりあえずこれで。はい。
ご注文繰り返します。全部忘れたけど。はい。はい。大丈夫だから。はい。



はい。お待ちどう。頼んでない?忘れただけでしょ。はい。お待ちどう。
134柴田ぁ:03/09/29 12:17
「友達に煉瓦喰いがいるから」と
フォローする為に言う訳ではないが、
煉瓦喰いの連中は単に煉瓦を喰うってだけで、
基本的には心根の優しい奴ばっかなんだよ。
それをお前、単に煉瓦喰うから凶暴そう、だとか?
単純なイメージでよ。単純なイメージでよ。
悪者扱いしてくれるなよ。
煉瓦で殴る訳じゃないんだよ。喰ってるだけだよ。
何が悪い。それを言ったらお前等だってどこまで正常か。
何を以て正常だとそこまで胸を張っていられるか。
イメージの貧困な奴に悪者扱いされる奴等の事が不憫で不憫で。
もう、居ても立ってもいられない訳。

「それで殺したのか」

ウイ。
135名無し職人:03/09/30 09:12
黒い金たま 静かに揺れた♪
136名無し職人:03/10/01 00:16
お前にとっては
ジャンもピエールもアレクサンダーも
全部フランス人か
各々の個性とかどうでもええんか
忠典さんもフランス人か
顔が濃かったら区別つかんのか
そんなん、モー娘。のメンバーが覚えられんのの言い訳になんかならんぞ
ちょっときつく言い過ぎたけど泣くなや
137名無し職人:03/10/01 01:35
俺の本名が持つ、そこはかとない虫っぽさ
俺の名は源悟郎
全然そこはかとなくねえっつーの!
俺は母ちゃんの奴隷じゃねえっつーの!
138佃煮大学 ◆CNY6yI/yyc :03/10/01 15:16
夜の影にひっそりと隠れて暫しの逢瀬。
あなたは雄、そして私は雌。

好きだとか、愛だとか。
そんなものかどうかは分からない けど
私たちのふたつの魂は本能のままに、そこにあった。

でも、夢中のあまり、忍び寄る黒い影に気づけなかったのがいけなかった。
ゴウ、と火の手が上がり、私達も一瞬で炎に包まれる。
嗚呼 肩の向こうにあなた 山が燃える……



最期におぼろに見えたのはスプレー缶とライターを片手にした、影。


「ゴキブリ焼き殺したった。」
139名無し職人:03/10/02 00:11
チンポコポコチンポコポコチンポコポコチンポコポコチンポコポコチン
チンポコポコチンポコポコチンポコポコチンポコポコチンポコポコチン

人生はロックだ!!

チンポコポコチンポコポコチンポコポコチンポコポコチンポコポコチン
チンポコポコチンポコポコチンポコポコチンポコポコチンポコポコチン

YA・ZA・WA!!

チンポコポコチンポコポコチンポコポコチンポコポコチンポコポコチン
チンポコポコチンポコポコチンポコポコチンポコポコチンポコポコチン

センキュ!!

140名無し職人:03/10/02 02:12
↑実は 森 光子
141名無し職人:03/10/02 12:01
↓そしてふぐりを転がすように愛でつつ
142ドラムカラン:03/10/02 21:47
彼のデスクは散らかし放題、彼の寝癖は針金のよう、彼の頬には精が無い
彼のほかにはだれもいない
彼の言葉は力を持たない、彼の中では獣も眠る、彼の真理は未だ無い
彼のほかにはだれもいない
彼が静かに眼をとじる、彼が静かに動き出す、彼が静かに動き出す
「深淵には誰がいる?」
だれかが言った
143僧侶(仮免):03/10/02 22:48
Bブロック。
第1試合はトレーシングペーパーと障子紙の戦い。
下馬評はトレーシングペーパー有利であったが、結果は障子紙の圧勝。
トレーシングペーパーのセコンドから木枠の持ち込みに関し抗議があったが、
規定には触れておらず判定は覆らなかった。
続く第2試合は板ゼラチンの棄権により急きょカード変更。
厳しい敗者復活戦を制したパラフィン紙がオブラートに挑む。
連戦の疲れか、パラフィン紙は精彩を欠いていた。
序盤から一方的な試合となり、オブラートが順当に勝ち名乗りを上げる。
Bブロック代表の座は、障子紙とオブラートの間で争われることになった。
ここまで来ればどちらも無傷というわけにはいかない。
障子紙はすでに2カ所、小指大の穴があいていた。
一方のオブラートは、ウエイトアップのために自ら埋め込んだボンタン飴が今にも転がり出そうとしていた。
やがて、決勝のゴング。
オブラートがいきなりの突進を見せる。
障子紙は馴れた水平方向へのスウェイであっさりとかわす。
勢いあまったオブラートからオレンジのボンタン飴が剥がれかける。危ない。首の皮一枚。
上背のある障子紙は距離をとりたい。絡みつくような寝技を身上とするオブラートは接近戦に持ち込みたい。
一進一退の攻防は延長戦へともつれこんだ。
144僧侶(仮免):03/10/02 22:50
「タックルは全部切れ。テイクダウンだけ気をつけろ。判定ではこっちが勝っている」
「相手は横にしか動けない。コーナーへ追いつめるんだ。悔いを残すな」
最後のラウンドが始まった。
ここまで積極性ではオブラート、有効度で障子紙が上回っている。すべては延長戦の結果次第だった。
右へ右へと回り込む作戦で、障子紙はオブラートにタックルの機会を与えない。
1分、2分、時間だけが過ぎていく。
延長戦も残り30秒、誰もが障子紙の判定勝利かと思い始めたときだった。
レフェリーが突然試合をストップ。胸元からイエローカードが差し出された。
障子紙のほうである。消極的との注意だ。
会場が一気に沸く。このまま障子紙が逃げ続けていれば注意は警告となり1点の減点。
僅差だけに雌雄を決する減点になる。がぜん雲行きが怪しくなった。
「ファイッ!」
勝負時とばかりにオブラートが突進する。慌てて右へ逃げる障子紙。
なおも追いつめるオブラート。障子紙がさらに回り込むと、そこはコーナーポストだった。
「行け! オブラートォ!」
ありったけの力を込めてオブラートがタックルに行く。
145僧侶(仮免):03/10/02 22:50
バアアアアン!
リング上に選手の姿がない。観客は一斉に立ち上がる。どっちだ!? どっちだ!?
倒れている障子紙の上に、オブラートが被さっていた。テイクダウンか? マウントを取ったのか?
カーンカーンカーン!
まだ残り数秒あろうかというところで激しくゴングが鳴った。
何が起こったのか? どっちが勝ったのか?
みな、固唾を飲んで場内アナウンスを待った。
「勝者、青・障子紙!」
どよめきが上がる。障子紙のTKO勝利だった。
オブラートは、確かにテイクダウンを取っていた。障子紙の真ん中に大きな3つ目の穴をあけてもいた。
が、あの激しい突進で己の抱えていたボンタン飴が完全に剥がれ、リング外に転げ落ちていたのである。
花道を担架で運ばれていくオブラート。その姿は痛々しかった。
ボンタン飴の剥離とともに、身体の一部もこそぎ取られてしまっていたのだ。
ウエイト材を全身に打ち込んでまで臨んだこの大会。
終始果敢に戦ったオブラートを、会場の誰もがたたえ、拍手で見送った。
こうして、Bブロック代表は障子紙に決まった。
冷静な試合運びと抜群のボディバランスがもたらした勝利だった。
しかし、まだ終わりではない。障子紙には最後の大勝負が待っている。
賜杯をかけた戦い、Aブロック代表との優勝決定戦である。
相手は、海苔、ライスペーパーを敗ったタタミイワシであった。
146名無し職人:03/10/04 22:34
「はい、そば八です。うどんです。」
「…あれ、そば八さんですよね」
「そうだけど。何の用?」
「…出前、お願いしたいんですけど…
  どれぐらいで出来ますかね?」
「いま忙しい時間帯なんで、
  30分ぐらいかな。1時間。」
「…どっちですか?」
「何が?」
「いや、30分なのか、1時間なのか。」
「どうすんの?頼むの、頼まないの?」
「じゃ、お願いします。ざるそば、ひとつ」
「あいよ、ざるそばだね。うどんだね。」
「いや、ざるぞばです!」
「わかってるよ、ざるそばだろ。ざるぞば、ひとつ…
  うどん。」
「今、小声でうどんって言いましたよね!」
「どうすんの!頼むの、頼まないの?」
「頼みますよ」
「で、場所は?」
「郵便局の角を曲がって。」
「郵便局の角を曲がって。戻って。」
「戻りません。曲がって、すぐの山田です。」
「曲がってすぐの山田さんね。カルロスさん。」
「山田です!」

147名無し職人:03/10/04 22:37
女:今度はいつ会ってくれるの?
男:・・・・・
女:週末は大丈夫なんでしょう?
男:・・・週末は仕事だ・・
女:じゃあ・・いつなら会ってくれるの?
男:当分、仕事であえない・・・
女:仕事、仕事ってそんなに仕事が大事なの!?

ピリリリッピリリリッ

女:でないで!!
男:・・・すまん・・仕事なんだ・・




  はい、こちら電話相談室です。
  えっ?どうして飛行機が飛んだ後、
  長い雲が残るのかって?
  それはね〜空気中のチリにエンジンから出た・・・
148柴田ぁ:03/10/07 00:21
 間違いなく優勝出来るという確信めいた気持ちがあったからこそ
この大会にエントリーした私であるから現在、こうして単独でトッ
プを独走しているのは至極当然の話と云える。

 息を切らすでもなく、ともすれば楽々、飄々と進んでいるように
見えるかも知らんがこれは私が常より他人の倍の訓練をこなしてい
るからなのであって、そうそう簡単に追い付かれる筈がないのであ
る。余計な肉を捨て、友人を捨て、家族を捨て、ただただ一等先に
ゴールすることを選んだ者の決意の走りなのだ。こうしている間に
も既に後続の者らの姿を肉眼で捉えることは出来ない状態にあり、
唯一人胸を反り一歩一歩、終着点を目指しているのである。
 
 街路を抜け、幾つもの急勾配を越え、直射する日差しに耐え、給
水所には目もくれず、足場の悪い小径を駆け、切り立つ崖を


 崖。なんだこれは。順路を間違えたのかとも思ったが、街路を抜
けた先からはずっと一本道であるし、その手前で間違えた覚えもな
い。しかし道先案内の看板も人もなく、当然ゴールテープもない。
あるのは唯、崖。これをよじのぼる訓練などしてはいないし、明ら
かに常人にこれは無理。仕様もなく、取り敢えず後続の者らを待つ
ことにした。

 あれから幾年月。
 終着点の見つからない者らの集うこの村で、私は村長をやっている。
149名無し職人:03/10/07 00:35
何にもも沸いてこない
空っぽの僕の頭から
脳みそが飛び散ったよ
イエーイエイエー
交通事故レボリューショーン


くだらないことばかりいつも考えてる
とても毛深い僕の手首から
血飛沫が飛び散ったよ
イエーアーイエイエアー
リストカッターロンリネース


いつもズコズコいじっていた
無駄に臭い僕のアナルから
内蔵が噴出したよ
イエーイエーイエイエー
直腸脱腸グロリアース
150名無し職人:03/10/07 00:52
「メェ〜」
雄っ!!
「メェ〜」
雄っ!!
「メぇ〜」
雌っ!!
「メエ〜」
校長っ!!
「メェェェ〜」
頭取っ!!
「メヘヘヘヘェ〜」
こっ、これはっ・・・
「・・・ただいま」
やっぱりお前か!帰ってきてくれたんだな!
「ううん。ソーセージ作りに来たの」
そんな・・・
151ベル式:03/10/10 04:32
いや、うれしやねえ。やれうれしや。
お日柄もよく、ねえ。うれしやねえ。
御陽気で。ぽかぽかと。ぬくいぬくい。
みなさんお忙しそうで。何よりですねえ。何よりです。
毎日やることがあって、結構ですねえ。ええ結構だ。
急いでてもね、あれですよ、結構なことですよ、ご飯食べてけるから。
そりゃみなさん結構です、幸せだねえ。
奥さんいて、お子さんいて、一途でね、たまにあれだ、
浮気してもね、ヒュヒュ、浮気してもね、ヒュヒュヒュ、
結構ですよ。ヒュヒュヒュヒュ。結構なんです。

そういえばそう、三本松の柏木さん、あれだってねえ。
お子さん、立派なのが2人もいらっしゃるんだってねえ。
結構だねえ結構なことですねえ。うれしやうれしや。
こっちないもの。いる人あれです、結構ですよ。ねえ。楽しみで。

こりゃね、あれなんですよ、毎日食ってるから。
みなさん忙しそうにしてねえ、毎日食ってるから。ねえ。
こっちないもの。ヒュヒュ。食える人あれですよ、結構。ねえ、結構です。
喜ばないとねえ。ヒュヒュヒュ、喜ばないと。

池袋じゃあれですよ、最近粘っても400円だ。
前はね、1000円、1200円いったねえ。そういう時もあったねえ。
1200円が400円じゃ、ヒュヒュ、やれないです。やれないやれない。
新宿もいいけどねえ、おらああれです、一途ですから。ヒュヒュヒュヒュヒュ。

それじゃいきますかね、いきますよ。みなさんお忙しそうで。仲間入りだ。ヒュヒュ。
誰も聞きゃしない。
152名無し職人:03/10/10 04:48
頑張って! 気をしっかり持って!
「今夜が山田」
そんな! 先生、なんとか助けて下さい!
「今夜が山田」
うわぁぁ〜ん ペル式さんがぁぁ〜
あっちの世界に飛んでっちゃったよぉ〜
153プレノン:03/10/10 15:21
 安物の風呂敷きで背後の木々に同化して潜伏しているつもりのこの忍者たちも、
本当は凄腕忍者10人衆であるという事実くらいは指摘しておいていいでしょう。
彼らがヘッポコなのではなく、僕が凄すぎるのです。僕はこの森で20分前から
尾行されていました。
「爺。気だよ。奴らは五秒後に攻撃に転じる気らしいよ。やっちゃってよ」僕は言いました。
「思い切り残忍な方法で葬って見せましょうぞ」爺は肩の関節を鳴らしました。
忍者Σ「うぬ、よくぞ見破った。かくなる上は」
忍者丙「とう」
「ぬん」爺。(メリケンサックが忍者のみぞおちにめり込みます)
忍者K「のごお」
 その時、忍者△の目玉から飛び出たのは一片のマイクロチップでした。彼らは
凄腕サイボーグ忍者十人衆だったのです。だからといって僕と爺の勝利は揺るぎようもなく、
僕はサイボーグ忍者三体とそのうち一体のペットの犬を無慈悲に破壊しました。
 爺は既に最高にゴキゲンな拷問方法を頭の中で膨らませていただけに、相手が人間で
ないことに酷く意気消沈し、結果、残念ながら帰らぬ人となったのです。
154名無し職人:03/10/10 15:55

 セ ク ハ ラ と

  騒 ぐ 女 は

    ブ ス ば か り 
  

             タモリ
155名無し職人:03/10/11 00:15
その昔、「不義!」と罵られて死んだ武将がいたらしいですよ

「それ、うちのおじいちゃーん!」
156名無し職人:03/10/11 08:01
ドリュドリュドリュドリュ♪

ワァァア…

「万雷の拍手を送れ。世の中のボケども…」

うっとり…
157名無し職人:03/10/11 14:22
タクシィが来たから、大根を片手に頭がそよそよします
158柴。 ◆shibatXtDE :03/10/11 18:26
にやけた面のおっさんがグイグイ押してくるものだから
少しく腹が立ってこちらもグイグイ押し返したのだけど
より強い感じでグイグイ押し返してくるにやけ面のおやじ
足許がふらついた俺の肩がドンと反対側の女性にぶつかると
ヒステリックな声をあげその女性が俺をビンタ ビンタ
ビンタ音を聞き付けた周りの高校生集団が便乗して俺をビンタ
こうなってくると男も女も老いも若きも関係なく皆俺をビンタ
ビンタ ビンタ ビンタ ビンタ ビンタ ビンタ ビンタ ビンタ

                 「シャッフルビートの由来」より
159名無し職人:03/10/12 20:42
ス、ス、ス、いとしいしと、あいつには指が4本しかないよ。
スス、わしらずーっと穴の中。
たべものない、げんきない
わしら、こそこそやるね。ス、ス
ス、スス、ポケットの中にはなにがあるんだ、んん?
160名無し職人:03/10/13 01:08
>>159
ワロタ
161井戸:03/10/13 15:53
女房に命じられて、家の前のどぶを浚っているとき、ふと思った。
待てよ。もしかして俺は、どぶ浚いの天才なのではないか。
二週間に一度、日曜日の朝にこうして家の前のどぶを浚っている俺であるが
本当は、こんなところに埋もれているべきではないのではないか。
現に見ろ。俺が浚ったどぶは、この界隈のどのどぶよりも輝いているし、
女房の話では、近所の者達の誰もが、俺のことをよく気がつく素晴らしい
ご主人だと噂しているという。
世界。やはり、俺の実力を存分に発揮するには、それしかないのかもしれない。
世界中ののどぶをまわって、それらをかたっぱしから浚っていく。暑くても
寒くても戦火の中でも、どぶがあるところにはどこにでも出向く。
俺のどぶ浚いが、世界中の人々に勇気と笑顔を与えるのだ。
アイム チャンピオン。ジャパニーズ ドブサライチャンピオン。
悪くない。
ドブサライチャンピオン。
俺にこそふさわしい称号。なんとも甘美な響きだ。

そんなことを考えながら恍惚としていたいた俺に、背後から声をかける者があった。
「ご精がでますね。本当によくおやりになる」
振り返ると、そこにいたのは近所に住む主婦だった。
俺はさっそく来たな、と心の中でほくそ笑んだが、そんなことはおくびにも出さず、きわめて
さりげない調子で答える。
「いやぁ、女房のやつがうるさいんでね。ほんとは日曜ぐらいゆっくりしたいんですけど」
「ほんとご立派ですよ。家の旦那なんてまだ寝てるんですよまったく」
「ははは。いや、うらやましいことで」
「いやいやいや」

アイム チャンピオン。ジャパニーズ ドブサライ チャンピオン。



162ふなもり:03/10/14 00:30
自分一人を悪者に仕立て上げようとする世の中に愛想を尽かした俺は
会社も辞め、女房とも別れ、家財道具一切を売り払い
笑いの聖地大阪まで吉本新喜劇を見に行った
犬を連れて

「ごらんパトラッシュ。あれがアホの坂田だよ。面白いなぁ・・・。」

(BGM:シューベルト「アヴェ・マリア」)
163逆ふなもり:03/10/14 00:31
(BGM:シューベルト「アヴェ・マリア」)

「ごらんパトラッシュ。あれがアホの坂田だよ。面白いなぁ・・・。」

犬を連れて
笑いの聖地大阪まで吉本新喜劇を見に行った
会社も辞め、女房とも別れ、家財道具一切を売り払い
自分一人を悪者に仕立て上げようとする世の中に愛想を尽かした俺は
164名無し職人:03/10/14 21:47
は俺たしか尽を想愛に中の世るすとうよげ上て立仕に者悪を人一分自

、、こうして試験前のやる気の無さとそれに対抗する突き動かす物が激しく渦を撒いて
っつーかさっきから背中がかゆいのですが。
165屯田兵 ◆6gP7b/.oR. :03/10/17 01:30
 俺の彼女はとても怖い。どれくらいかってえと、唐十郎がビール樽片手に街を闊歩するぐらい怖い。

 ん、例えが分かりづらいって? 俺は例えベタで村中で一、二を争うのだ。それは御容赦願いたい。

 最近、その唐十郎の様に怖い彼女と近くの海岸まで散歩した時の出来事だ。何気に水面を見ていると
外様の国から流れてきたのか、暗めの緑色した瓶が浮いていた。
 外様好きの彼女がそれを見逃すはずが無く、すぐさま拾い上げて眺め始めた。

 その様はまるで、ハトヤの宣伝で齢僅かの少年が暴れ鮭を抱えてるようだった。

 瓶に何やら物体が入ってるらしく、それを逆さにして物体を出そうとしている彼女。なかなか出ないらしく、
遂には両手で持ち始めて、瓶をシェイク、シェイク。俺は、そんな必死になる彼女を見るのが堪らなく嫌に
なって、暇つぶし用の哺乳瓶をチューチュー吸う事にした。

 小一時間吸い続けただろうか。ふと彼女に一瞥をやると、彼女は居なくなっていて、代わりに唐十郎が樽
を持って、ぐる、ぐる、と周っていたのである。

 その様はまるで、よさこい音頭を踊るチビくろサンボと虎のようである。

 呆れ果てた俺は自宅へと還った。したら、玄関に友人の沢村が居た。沢村は芸能人を見たと息巻いている。
 どんな感じだった? と聞くと、突然姑が二十歳前に戻ったよな感じだった、と云う。

 君はホントに例えベタだなあ。
166Dr.D:03/10/17 22:54
風邪を引いた、今日は絶好の熱日和だ。
熱の扉を開ければほら・・そこに古い夢は置いていけば良い。
再び始まる ドラマのために。あの人はもう思い出な訳で・・
さて、体温計だが 肝心な時にいつも見当たらない。
こういう時にこそ、てんぷら鍋に指を突っ込んで温度の分かる親父は必要だ。
だけど、僕にはてんぷら親父がいない。
熱を測れるも体温計も無い 心はいつも半開きだ。
おかげで半開きの心から やさしいお母さんが顔をだした。
「にいはお!」お母さんはブラジル人だ。
優しい笑顔で 揚げた手のフライを持ってきた。
それを見つめる嫁のピン子。これぞ熱の醍醐味である。
熱はとどまる事無く 上がり続ける。
寒い、体の芯から震える。やっぱりシベリ亞はちょっと違う。
暗い闇の中を歩いていくと。男がいた。
「俺は、ウイリアム・ブレイクだ!」
お前をいいところへ連れて行ってやろう・・・・
167Dr.D:03/10/17 22:55
気が付くと俺は狭い車内にいた。
明日の朝刊には載っていると思うが、帰宅を急ぐあまり
追い抜きをかけてきたタクシーと接触、車は2回転後に
コンクリートの壁に激突。つまり俺がだ・・・・
今、そうしてぼんやり炎を眺めていたんだ。
不思議と熱くないし、もう感覚すら無いのだろう。
オレンジや緑のいっぱいの光に包まれ 少しほっとした。
その時だ、「あ、あれ?」意識だけが・・・・津田沼を越えていく・・・
そして、P.Cの電源をいれ こうして書き込んでいる訳である。
でも、もう時間なんだ・・・急がないと。あ r が t p O、あせるな自分。

「今 ま で、あ り が と う!」

ってな具合で、とてもひどいです。鼻水が止まりません。
168匍匐前進 ◆SCm9fHVbbw :03/10/18 18:21
オイラはシャワーマン。
じゃ、蛇口を見ると、粘土をつ、詰めたくなるんだ。
オイラはシャワーカーテンなんてかけない。ダイレクトに浴びる派なんだ。
でも、かめはめ波を長時間浴びると人体に有害な気がするんだ。黙れ!
黙れ!シャワーマン

昨日、便座カバーを手にはめて寝たんだ。
とても あたたかい。そして、
なんだこれぇ!?疲れが取れた気がするぅ。
便座カバーを手にはめて寝ると、疲れが取れた気がする。なんだこれぇ!?
下痢も止まらないい。なんだこれぇ!?
169名無し職人:03/10/19 00:50
age
170匍匐前進 ◆SCm9fHVbbw :03/10/19 18:51
ドアは静かに音をたてて閉じた。
舞いこんだ埃風を胸にゆっくりと吸い込む。
苦いアリゾナの味がして
それはすぐにため息へと変わった。
窓の外では雨が音もなく降り続いている。
バーテンダーが話の続きを促すようにウイスキーをついだ。
琥珀色の液体がグラスの中を跳ねるように注がれる。

長い沈黙のあと
男は目深にかぶった帽子を手にとって
ようやく一言呟いた。

「保守だわ」
171コンブ:03/10/19 18:54
まっすぐ走れません ワーカメ好き好き 好き好き〜 歌いながら
「やれやれだ」
マイケルはチンポに綿棒を突っ込みながら言った。
「俺は、人間というものがわからなくなってきたよ」
マイケルは綿棒をかき回しながら言った。
「いったいなんでこうも自動車の盗難が多いんだ?
 人が汗水流して、働いた金でようやく買ったもんだぜ。
 俺はあの車を買うためにいったいどれだけの欲求を抑えてきたか
 やつはわかってるのか?」
マイケルは精液のついた綿棒で耳掃除を始めた。
「なあ、おまわりさんよ、わかるだろ?おまわりのような仕事を
 してる人間なら俺のような人の気持ちが」
マイケルは綿棒をケツに入れながら前かがみになりながら言った。
「ああ、わかるとも。俺たちの仕事なんて弱者を守るために
 社会の1役割として色んな思いをしながら生活してるからな」
ビルは懐中電灯でマイケルのケツを照らしながら言った。
「なあマイケル。おまえの蟻の門渡り舐めてもいいか?」
ビルは蟻の門渡りをフーフーしながら反り返った。
「好きにしてくれ」
ビルは綿棒を放り投げた
173たたたたた:03/10/19 19:17
むこうから大男がやってきます

「わたしはちからもちだ」

そういって大男は リンゴをにぎります

「みてみろ これが わたしのちからだ」

つぶれたリンゴはあたりいちめんにひろがって
においのついたケムリとなって 大男をつつみました


むこうから大男がやってきます
174柴田ぁ:03/10/19 20:11
 ちょっと押しの強いブティック店員に半ば無理矢理
誂えて貰った俺のこの格好は何だ! 俺は人様を威嚇
したいわけではなくただ往来を歩くのに失礼のない格
好をしたいだけなのであるが、ここは貧乏人小人俗人
の悲しいところで、一度ぐらいは着ておかないと損を
したような気持ちになってしまう、てってショッキン
グ・ピンクの上衣に細身のパープルのズボンをきゅと
穿いて外に出ると、放し飼いの雑種犬がこちらを威嚇、
余りに恐い顔で吠えるものだからこちらも負けじと両
の手足を大きく拡げ威嚇、したけども威嚇された雑種
犬は私のそんな態度に大変腹を立てたらしく猛然と噛
み付いてきやる。痛い。帰る。もう二度と人や犬を威
嚇するような格好はしないようにしようと思います。
175名無し職人:03/10/21 21:43
小学生高学年から中学1年生まで幅広くカバーするフォント「エビチリダンス」
これを使うだけでアら不思議、今まで見えなかった物が見えてくるように
気がついたら一面焼け野原、ぽつんと一人で俺立ってる
遠くを見つめる俺
それを空から見下ろす俺
地中で待機している俺
プリン食ってる俺
全部俺なんだ、俺なんだ。と、思ったけれどシューマイはおいしい
急に用事を思い出した、めかぶ大戦勃発、チューリップ盗め
死ぬために用意したこの種無しスイカももういらない
あ、品種改良だ! 僕も連れて行ってよぉ。
連れて行かなかったら殺す
いやぁそれにしても今日から50月ですね、季節もすっかりメッコール
ウィンウィン山が泣いている。仕方が無いな、おじいちゃんっこだもの。
176名無し職人:03/10/21 21:44
赤いウインナーぶら下げてどこ行くの? 答えは風俗
そういう問題を出しあっていたハムスターとも今日でお別れ
見覚えのある風景が遠ざかる
トラックの荷台に揺られて勃起、俺の得意教科
昨日から始まったバッファローの叩き売り
1頭当たり5ドル8円、スニッカーズを食べて元気
ごめんなさい、死にたいのかい、ごめんなさい、羨ましい
顔が四角い山本さん、いつか夢見た舌ブラシ
回って転んでアマリリス将軍、俺の剣道良い剣道一度はおいでよ来たら殺すよ
殺されてもいいのならキュウリを食べよう
何で食うかって? そこにトマトがあるからさ!
177名無し職人:03/10/21 22:10
「一日一杯のプルトニウムで不老不死!」
そんな事をみのが言うから今日もスーパーでプルトニウムが馬鹿売れ
核兵器と化したウンコを下水処理場で待ちうけるのは金●中@将軍様(マンセー)
こうして核兵器を手にいれた北朝鮮、手始めに韓国どーん、BoAどかーん、ユンソナばーん
でも悪い事はするもんじゃない、アメリカさんが得意のジョークで攻めてくる
「ヘイボブ、ウチのワイフがナイフでマイルがドイツ人〜!!!」北朝鮮消滅
あらあら、地図を書き換えるのが大変ですね
なんか寂しいので北朝鮮があったところを埋め立てて新しく国を造っちゃおう
国名はそうだな、アフガニスタンなんてどうだろう? え、ガイシュツ?
んじゃスーパーフリー 略してスーフリ アメリカよりも自由な国目指します
自由な国なので総理大臣も大統領も居ません、王はいるけど
その王は誰かって? 当然早稲田の…ってアイツは今豚箱か、んじゃ俺がなるね
俺が王になったからにはオヤツにいつも浅田飴、せきこえのどに浅田飴
朝ごはんは消しゴム(香り付き)で決まりっ!
なんか飽きたんで王やーめた、そこらへんに居たポメラニアンに地位譲る
気付けば俺無職、ハローワークに通い詰め
「はぁ、お金が欲しいなぁ」そう思ったら電信柱に希望のお言葉
「審査無し!!即日現金ご用立て!!」これだ! これだ!
よし、早速電話 ピッポッパ
「お金下さい」「いくらですか」「んじゃ10万で」「はいどうぞ」
やった10万手に入れた、これを元手に事業立ち上げ
あれよあれよと大企業、テレビ局も立ちあげて、流すは延々キリンの交尾
総資産は100兆とんで65円、でも幸せは続かない
いきなり黒服やってきて、俺に向かってこういった
「さっきあんたに貸したお金、今すぐ払ってもらおうか」
「10万くらいなんてことない。ほら10万だ、さっさと帰れ」
「あんた利子も知らないのか、ちゃんと利子をつけなさい」
「はいはいわかったで、いくら?」
「100兆とんで65円」
あっと今に無一文、仕方が無いので首くくる
1783.14sy:03/10/21 22:13
さ、おいで
おいでったら
さあおいでったらおいで
なんにもしないから
ほらおいでおいでおいでってば
おいでよいちどはおいでよわがや
だからおいでってばねえおいでよ
ほら

ゆうきをだして
そうそう
はらくくってさ
おいでよ

え、あ、すいません人違いでした。
179プレノン:03/10/21 23:17
 総長の秘密を知りたくて、わたしは彼のお財布を常備しています。
常備って使い方、あってますか? お財布の中身は一万円札二枚、千円札五枚、
小銭が三十六グラム、三井住友VISAカード一枚、新宿TSUTAYA通常会員カード一枚
(当たり前ですよね)、あとはコンビニのレシートが数枚に(彼って意外と几帳面)、
あの、お、オカムラのコンドームが一枚でした。
 でも、気のせいかな、さっき三井住友VISAカードがわたしの方を向いて話しかけて
きた気がするの。総長の魂が媒介したのかしら。でも、きっと気のせいよね・・・
「気のせいなんかじゃないよお嬢さん」
「だ、誰?」
「私ですよ。三井住友VISAカードです」
 見るとほんのり発光しているではありませんか!
「よくお聞きなさい。今私はこちらの世界に君臨する見えざる権力の目をかいくぐって
あなたに助言しにたのです」
「でも、総長が。わたし、ここで総長が出てくるのを待っているの」
「いいから聞きなさい! 時間がないんだ。見えざる権力の力は強大で、今こうして
話をしているだけでも私の能力は吸収されているのだ。見えざる権力が仕掛けた
恐るべきトラップによってね。その数、一坪毎に三箇所。お嬢さんの頭上、背後、
あらゆるところに設置されているのが見える。といっても、この欄はすでに省略されて
いるではないか! ふざけるな、小娘」
「あなたの説明が長いからでしょ! 当たらないでよね、みっともない」
「こうなればやけだ。誰も読んでいないのなら紳士を装う必要もなくなった。
思う存分泣かしてやるぞ。お前のような自分の美貌を鼻にかけたような生意気な
娘っ子を見ると、わしは、わしは」
「でも、わたし、これ以上書くのは面倒だから、あなたには消えてもらいます」
180名無し職人:03/10/22 00:33
『せめて汁だけでも……』そう呟いたお前の顔が、今でも忘れられない。
人間でいうと80歳を超えていたお前。「人生のオフサイド」とは古館2世の言葉。
いつもイトーヨーカドーの近くの公園で、放出寸前のような顔をしながら蟻をプチプチ潰していたっけ。
「おい、冷めないうちに風呂入っちまえ」とは、昔の人はよく言ったもんだね。
大正浪漫に反抗して、いつもGジャン。
物件はたくさんあったが、お前のおメガネにかなうものなどありゃしなかった。

―――すべからく 狩猟民族 冬の午後―――

声にならないほどに愛しい……
愛を語るより口付けをかわそう……
愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない……
わがままに抱き合えたなら……

仙台物流センターのセンター長になるために、カドから責めてみるべ。
目下の目標は、そんなところだ。  兄弟。  安らかに……眠れ。
  追伸:聖なるセロファンは今でもきれいです
181ザッピー:03/10/22 02:03
中学の保健体育の性教育ビデオを見て顔を赤らめてる
女生徒を撮った写真が10枚程必要です、サンタサン
182名無し職人:03/10/22 02:15
お前、あの日俺に言ったよな。
「解説王に、俺はなる!!!!!」って。
「春物ワンピースを手に入れた奴は、解説王になれるんだ」って
熱く語ってくれたよな。
実はさ、あれ聞いた後、俺……、買ってきちゃったんだ。春物のワンピース。
解説王にはなれなかったよ。なれなかったけど、何か目の前が開けた気がする。
ありがとうな。
183名無しふたたび:03/10/22 02:30
試合の流れは間違いなくこちらのペースだった。
「ここで、ターキーをとれさえすれば……」
と、その時だった。スーパー銭湯でのバイトを終えたケンイチが、
よろけながら会場に到着したんだ
「このマンガ…結 構…おも・し・ろ・・い・・・・よ」俺にそう言ったあと、ケンイチは静かに息絶えた。
レフリーのアンフェアなジャッジにもかかわらず、おれは裸のまま戦い続けた。結果は、圧勝だった。

その晩、俺はユメ子と初めてモーテルに行った。
俺たちは一つになった後、二つに別れ、遂には三つになって、また一つになった。
何も恐くなかった。夜更かしのツケは、朝飯後に来た。
ユメ子はいつの間にか息絶えていた。

キャプテンのことを思いながら、太陽を眺めた。
テキーラが傷口にしみた。2時の方向に、未確認飛行物体を見つけた。
ふと、メルボルンの市庁舎を思い出し、俺は苦笑いを浮かべた。
184名無し職人:03/10/22 05:01
今年もたわわに実ったよ。
いや、何が、とは言わないけど。
たゆゆ〜んってなってるよ。
何のことなのかはどうでもいいよ。
そろそろイっとこうかな?
気にすんな。いいから気にすんな。
185名無し職人:03/10/22 05:38
「深夜0時になると校庭の真ん中に穴を掘って野糞をしている。」
その噂は瞬く間に学校中に広がり、僕の青春は悪意と欺瞞で幕をあけた。
0時になると意味もなく電話が鳴った。団体で家の前で監視された。
僕は無言の叫びをあげていたんだ。「そんな事するわけないじゃないか!」
タイムカプセルと僕はよばれた。校庭を掘り返す馬鹿もでてきた。
それでも義務教育だと、それも義務のひとつだと。
僕は義務をすてた。自分を守る為に、自分をすてる事を知ったんだ。
186名無し職人:03/10/23 10:13
アブトロニックは風の彼方へ
寿司屋の大将は胃下垂だった
187匍匐前進 ◆SCm9fHVbbw :03/10/26 17:42
月の海で泳ぎたいんだ。
ビーチパラソルを立てて、ね。

南極の永久凍土から目覚めたみたいに、彼は驚いた。
あそこは砂の海ですよ。とても泳げたものじゃない

君は泳げなかったんだね。悪いことを言ったかな

でも、いいですね。月の海
僕も泳いでみたい・・・
彼はグラスのなかの月を眺めた。

泳いでみようじゃないか。
午後の太陽風が心地いいんだ。
そんな季節になれば、ね。

ジャングルの木を揺り落とすように、彼は驚いた。
ものすごい爆風ですよ。とても心地いいもんじゃない

君はそのヘアスタイルだったね。悪いことを言ったかな

いいですね。太陽風
僕も浴びてみたい・・・
彼はかつらの位置をなおした。

グラスの月が小さく笑ったのを見て
2人は『地球最後の夜に』、乾杯した。
188名無し職人:03/10/27 21:26
ageとく
189佃煮大学 ◆CNY6yI/yyc :03/10/27 22:12
ざくりと割れた足の裏がずくずくと熱を持って痛む。
つい先刻逃げてきた硝子張りの向こうに見えるのは、猛毒を垂れ流す産廃の山。
今居るこの場所は、丁寧に磨き上げられた硝子床が延々と続いている。
ただ、私の身体は足許のその硝子の繊細さ故、歩く度に切れる。
ズタズタになりながらも歩くことを止めぬ。また、逃げ帰ろうとも思わぬ。
あの毒の煙にまみれて細く細く死ぬよりは、この美しいガラスの破片の上に
血を撒き散らしながら息絶える方が良かろう。

私は再び力を込め、歩き出した。
190柴田ぁ:03/10/28 00:10
黒山羊さんから届いた手紙を人間である私が食べた!

こうすることで 黒山羊さんの気持ちが
少しでも分かるのならと
私は食べた 手紙を食べた

喉が焼けつくように痛い
こめかみのあたりに痺れが奔る
胃の奥で血の蒸しているイメージ
流し込む茶が傷口に滲みる

助けてくれ

助けを呼ぼうにも声が出ない
ただ 滴る汗

私はきっと これで 死んでしまうのだろう
黒山羊さんへの返事も 書かないままに
書けないままに

黒山羊さんから届いた手紙は
きっと私への 愛のメッセージ
191名無し職人:03/10/28 00:18
とんでったウンコ

ウンコが一本ありました 青い南の空のした 子供が二人でとりやっこ
ウンコはツルンと飛んでった ウンコはどこへいったかな
ウンココウンココウンコ

小鳥が一羽おりました ヤシの木陰の巣のなかで お空を見上げたそのときに
ウンコがツルンと飛び込んだ 羽も無いのにふんわりこ
ウンココウンココウンコ

君は一体誰なのさ 小鳥がウンコをつつきます これは大変一大事
ウンコがツルンと逃げ出した 食べられちゃうなんてやなこった
ウンココウンココウンコ

ワニが一匹おりました 白いしぶきの砂浜で 踊りを踊っておりますと
ウンコがツルンと飛んできた お日様にこにこいい天気
ウンココウンココウンコ

ワニとウンコが踊ります ボンボコツルリンボンツルリン あんまり調子に乗りすぎて
ウンコはツルンと飛んでった ウンコは何処へいったかな
ウンココウンココウンコ

お船がいっそう浮かんでた おひげ生やした船長さん グーグーお昼寝いい気持ち
お口をポカンと開けてたら ウンコがスポンと飛び込んだ モグモグモグモグ食べちゃった
食べちゃった食べちゃった
192Dr.D:03/10/28 00:20
TVで見たのですが、北朝鮮でも稲刈りの時期らしいですね。
米がとても貴重らしく 一粒なりとも無駄にするな!!
ということでした。一日にネズミに食べられるのが9グラムだとか・・・
多分、耕運機や稲刈り機 田植え機などは数が少ないし
まず、ガソリンが無いというじゃありませんか。
しかもスタンドは数えるほどしかなく(知らないけど)
30Kmぐらい先なんですよ。耕運機だと 逝って帰って往復60Km
帰ってくるとガソリンは有りません。それが北の現状です。(知らないけど)
しょうがないから手作業です。
鎌を持って 稲を刈り始めますが、
空腹のため ひどいメマイに襲われて 隣の田んぼから刈り始めるわけですが
皆、間違えて隣の田んぼから刈り始めるから大丈夫なんです。
作業が始まれば手馴れたもので、同じ動作で 延々と作業は続きます。
田んぼの端っこまで来ても 空腹の為、気づきません。これが北朝鮮流。
それで、あぜ道の雑草を刈りながら横一列で行進します。
通った後には草一本生えていません。
しかも下ばかり向いているので、お金を拾っちゃって仕方ありません。
日が暮れて国境に差し掛かる頃やっと気づきますが
お腹がすいてもう一歩も歩けなくなります。その場に倒れてしまいます。
その時です。みんな腰が曲がっているので
空から見るとこんな風に見えると思います。↓
く く く く く く く く く く く く く く く く
か、
へ へ へ へ へ へ へ へ へ へ へ へ
うまくするとこんな風になるかも・・・・ へ く し ん
193名無しふたたび:03/10/28 00:48
疼く股間を責めてはみたが アドレナリンの夢の後
放送室からお送りします 教師と生徒の格闘技
鬩ぎ合う神と仏の協奏曲は 眠りを誘うプロヴァンス

真ん丸の月が浮かんで 壊れて消えた
あれだけ痛んだ心の傷が 嘘だった様に癒されて
なぜなら心の傷なんて 元々嘘だったんですの ホホホ

放出されるその瞬間 大漁の旗が脳裏をよぎり
ここから何マイル行けば 薬草が手に入るのだろう

せやから俺は言うたやないか やっぱりこれはマズいんちゃうかて
誘ってきたのはお前の方 俺はなんにも悪くない
スキがあったらかかってこんかい

ホホホ先生 私はあなたの体の一部分が とてもスキなのです
罠にかかってきたのは 先生むしろあなたの方では

二度目の放出 白い水
俺は確かに神を見た
194名無し職人:03/10/28 02:02
ほなアレか
ワシのほうが嫁やったちゅうことか
ワシよりお前のほうが嫁っぽかったんちゃうんか
家事もなんもせんのにワシゃ嫁なんか
お前はワシを嫁やと思えるんか
そうか 嫁か
これもお前なりの愛なんか
ほんならワシャ嫁じゃ
今日から嫁として生きたるわい
195名無し職人:03/10/31 18:56
age
196名無し職人:03/11/01 04:18
メンドリにメ〜ン
それが六三四の剣
197三投曹長 ◆WKVdASEJPE :03/11/01 04:33
これや これやがな やっと見つけたで
早く 早く浴びなきゃ オイコラ!それは左の方や言うたやろうが!
あれ 左ってあの酒屋さんの方だったったっけ?
明日 晴れるといいなぁ
198コンブ:03/11/02 22:01
木阿弥浩太郎、手斧の名手。踊るようにして頭蓋骨を打ち抜く。
一撃で仕留めるのが気持ちいいので、眉間を狙うのだ。
199コンブ:03/11/02 22:04
木阿弥浩太郎、脅威の握力。なんでも引きちぎる。そしてすり潰す。
どんな悪党も最後は、手垢に変わるのだ。
200名無し職人:03/11/05 02:22
たとえばそうだな…最低でも犠牲フライを上げないといけない場面ってあるだろ。
そこで食材持ってきてフライを揚げるなんてのはな、はっきり言って凡人なんだよ。
"フライつながり"なんて誰だって思い付くんだ。
シェフ気取りで油の温度を計って満足してるような奴は、速攻で代打を送られるな。
これが少しは名を知られた奴になるとだな、"犠牲"ってとこに目ぇつけるんだ。
バッターボックスに入る前に、フライの衣まみれになっておく。
自分が美味しく揚げられることで、貴い犠牲になろうって発想だな。
まぁ、ルーキーあたりなら先輩のそうした覚悟見りゃ、まず泣くだろうな。
だがな、達人と呼ばれる連中に言わせるとだな、そんなに体を張った
大がかりなボケは、美しさが全く無くて話にならねえらしいな。
奴らはこの局面でな……、天ぷらを食うんだ。
フライだって言ってんのに天ぷらだ。
勝利がかかった打席なのにだぜ? こりゃもう、ワガママとか自己チューとかいう次元じゃねえ。
おまけにただ食うだけだ。自分で揚げる気なんてさらさらねえんだ。
すげえじゃねえか。
シンプルでナチュラル、それでいてエレガント。このスマートさこそ
奴ら"達人"と呼ばれる連中の業なんだ。
お前らにはその業をしっかり盗んで貰いたい。

まあ、俺の話はこれぐらいだな。
201井戸:03/11/05 06:44
もうやめてくれ!
この際だからはっきり言わしてもらう。
俺は、皆が思っているような聖人でもなんでもない。
現にいま、皆が俺のことを拝んでくれている間、ずっと俺は
いやらしいことを考えていた。口にするのも憚られるようなことをだ。

パンティー!
ほら、こういう種類の言葉もたくさん知っている。
パンティー!パンティー!
どうだ。これで判っただろう。判ったら、二度と俺のところへは来るな。
俺を拝んだって時間の無駄だ。
パンティー!パンティー!
ほら、早く散れ!
パンティー!
早く!

・・・・ふぅ・・・。これで、よかったんだ・・・。

ん?あっ!なんだお前は。まだ残ってやがったのか、この野郎。
泣いたって無駄だ。
パンティー!パンティー!パンティー!
どうだ。さっさと行かねえからだぞ。自業自得だバカ。
202千理 ◆EXeverz0YI :03/11/05 20:12
何も間違っちゃいない。何も間違っちゃいない。鋭くもない。鈍くもない。
ただ、これだけは伝えたかった。

俺は…直角…
203匍匐前進 ◆SCm9fHVbbw :03/11/08 10:27
夜に欠けた月をたぐりながら
外套を脱いだ。
雨粒がひとつ、またひとつと染みる。
そのあとを何度も何度も指でなぞった。

人は泣きながら生まれてきたの。だから私は笑って死にたいのよ・・
火の点いてない煙草を口にくわえて、女は悲しげに笑った。

彼女は「時」の夢を見る。
浅く、甘い時の夢を。
彼女は浜辺で星の化石を拾いながら、降りそそぐ雨を見つめていた。
投げ捨てたスーツケースが波間を漂っている。
それは記憶の迷い子のように、いつまでも私のなかに留まっていた。

空を渡る星になんのためらいが必要だろう?

つぶやいた言葉の先に夕闇が訪れた
204僧侶(仮免):03/11/08 17:01
日曜の夕方は好きですか?  第1回

『サザエさん』のエンディングテーマが流れたとたん、
「日曜も終わりか」「明日からまた学校だ」と憂鬱になる。
楽しい休日はまだ残っているのに、一度この憂鬱にとりつかれてしまうと
もう月曜になったも同然、まるで死刑執行を待つ囚人の気分だ。
日曜という日は、心や体をリフレッシュするため、自己実現のため、国民の休日として設けられた時間である。
突然押し寄せた憂鬱のせいで灰色に塗りつぶされてしまうのはもったいない。
就労時間、就学時間を欧米並に短縮し、余暇の充実を押し進めてきた日本政府にとって、
次に取り組むべきはこの「日曜の豊かなる完全消化」であった。
205僧侶(仮免):03/11/08 17:03
日曜の夕方は好きですか?  第2回

2003年11月、各界識者による「日曜問題委員会」(通称・サザエ会)が結成される。
まずは「日曜の憂鬱」の正体を明らかにすべく、
音響学者による『サザエさん』エンディングテーマの解析が行われた。
鈴木待美日本音響研究所所長によれば、
『サザエさん』の歌はその歌詞にあるような「愉快」なものではなく、
「f分の1の歪み」によって人間の聴覚野に極めて深刻な影響を及ぼすものであるという。
これが「憂鬱」の正体だとする鈴木氏の説を、日曜問題委員会は統一見解とした。
委員会からの答申を受けた政府は、「日曜保護法案」なるものを提出。
共産党の反発はあったものの、議会から多数の承認を得る。
保護法の理念は極めて単純であり、日曜という日を快適に過ごせるよう
国民が互いに努めなければならないとするものであった。
2004年9月。新法施行に合わせてさっそく総務省が動いた。
市民の「日曜権」を守るべく当該放送局であるフジテレビジョンに業務改善勧告を行ったのである。
内容はもちろん『サザエさん』のエンディングテーマに関するものだった。
政府の動きに冷やかな姿勢をくずさなかったフジテレビであったが、
今回の勧告でついに「サザエさん問題」への対応を迫られることになる。
即日役員会議が開かれ、2時間にわたる議論がなされた。
結果、方向性は3つに絞られた。
一、言われている「憂鬱」の原因は『サザエさん』ではなく、別にあるのではないか(社内調査チーム結成)
一、エンディングテーマを新しいものに差し替える。
一、放送枠の変更。現在の日曜18時30分には別番組を据える。
いくら当局からの要請でも、ただ聞き入れていては放送界の自立性が損なわれる。
まずは社内調査を急ぎ、その間に別エンディングテーマの制作準備、
さらには枠変更へ向けてのスポンサーとの予備交渉と、
猶予期間をかんがみながら三段階の対応措置をとることとした。
206僧侶(仮免):03/11/08 17:04
日曜の夕方は好きですか?  第3回

総務省が指定した最終回答の日。
多くの記者が台場のフジテレビ社屋を取り囲む。局はどのような措置を講ずるのか。
社長・村上浩一氏が姿を現した。一斉にフラッシュがたかれる。
「今日こそは具体的な改善案を出されるわけですよね」
「猶予期間の引き延ばし引き延ばしで、国民みんな困ってるんですよ」
無言のままエレベータに乗り込む村上社長。
「どうなんですか。サザエさん、このまま放送するんですか、しないんですか!」
複数の記者がゴンドラに乗り込まんばかりに詰め寄る。
ボディガードの局員が記者を無造作に押し戻し、にわかに険悪な空気が流れる。
「ぼ、暴力だ!」記者が声を荒げた。
「いや、キミねえ」村上社長が慌てて口を開く。「こっちだって憂鬱なんだ」
耳を疑うセリフに、その場の記者たちは色めきたった。
「こっちだって憂鬱ですよ! みんな憂鬱なんですよ! 憂鬱で死にそうな子供だっているんですよ!」
「わかってる、そうじゃないんだ、そういう意味じゃないんだ」
「サザエさん反対ーッ! フジテレビ反対ーッ!」別の記者が叫ぶ。
呼応して、皆が一斉にシュプレヒコールを始める。「サザエさん反対ーッ! フジテレビ反対ーッ!」
社長の合図とともにエレベータの扉が閉じた。が、記者たちの声はやまず、その輪はさらに大きくなった。
「返せ、返せ、日曜日! 返せ、返せ、日曜日!」
207僧侶(仮免):03/11/08 17:06
日曜の夕方は好きですか?  第4回

一連の騒動はニュースで大々的に報じられ、
「こっちだって憂鬱なんだ」発言の責任を取ってフジ・村上社長は退陣、
同時に、翌日予定されていた『サザエさん』の放送も自粛された。
あくまでも一度きりの特別措置であり、フジテレビ側の最終結論は翌週までもち越しとなる。
空白の30分は、直前の『ちびまる子ちゃん』を2本分放送することで凌ぐこととした。
オンエアはトラブルなく行われ、夜7時からは予定通り『こちら亀有公園前派出所』がスタート。
が、ここで予想外の事態が起こった。
フジテレビの電話が一斉に鳴り始めたのだ。回線は一時パンク状態に陥る。
電話の内容はどれも「苦情」に属するものだった。
『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマで憂鬱を感じたというのである。
それは、『サザエさん』のときと同じ、ぼんやりとした、やるせない、喪失感にも似た、あの感覚だった。
日本国民をとらえて離さない「日曜日の憂鬱」の正体を「サザエさんの終わりの歌そのもの」と
同定してしまっていた鈴木待美氏に、にわかに疑いの目が向けられた。
日本音響研究所に記者、テレビカメラが押し寄せる。
「サザエさんじゃなかったんですか!」
「f分の1の歪みってあれ嘘だったんですか!」
後ろから押され、ひとりのレポーターが鈴木氏の髪を反射的につかむ。
「ヤメろ! か、髪はヤメろ!」
「じゃあ説明してください! どうしてちびまる子ちゃんのエンディングで!」
「そりゃあ……」鈴木氏は髪をなでつけながら、震える唇で言った。「こっちの曲だって憂鬱なんだ」
その瞬間、記者、カメラマン、居合わせたすべての人々にスイッチが入った。
「鈴木待美反対ーッ! 日本音響研究所反対ーッ!」
シュプレヒコールが続く。「鈴木待美反対ーッ! 日本音響研究所反対ーッ!」
「やっ、やめてくれ!」鈴木氏は耳を塞ぎ、研究所を飛び出した。「f分の1の歪みだぁ! 助けてくりゃー!」
「返せ、返せ、日曜日! 返せ、返せ、日曜日!」
208名無し職人:03/11/08 17:09
age
209僧侶(仮免):03/11/08 17:09
日曜の夕方は好きですか?  第5回

報道関係者の間に広まった「日曜返せ」の叫びは、
市民に伝播し、あれよあれよという間に全国運動となった。
政府主導で始まった「日曜の完全消化」であったが、いまや「日曜返せ」という、
より分かりやすいスローガンに取って代わり、多くの国民に認知されるところとなる。
彼らは憂鬱の正体を知りたいと願い、その根絶を求め、ビラを作り、より意識を高めようとした。
街頭での抗議行動は、大人から子供までが集うことのできる土日を中心に行われた。
ハンドマイク、はちまき、プラカードという出で立ちで、
朝から晩までお決まりのフレーズを連呼しながらねり歩く。
「返せ、返せ、日曜日! 返せ、返せ、日曜日!」
『ちびまる子ちゃん』の一件以来、フジテレビは日曜18時30分からの放送枠に
無味乾燥なカラー調整画面を送る措置を取っていた。
どんなプログラムを放送するにせよ、抗議は免れないと予測できたからである。
調整画面などにわざわざチャンネルを合わせる者はいない。
勢い市民の関心は他のチャンネルに向けられた。
そう、憂鬱のスライド現象が起こったのである。
まずは日本テレビの同時刻、すなわち18時台後半の番組がやり玉にあげられた。
ついでテレビ朝日の番組が、さらにはTBS、NHKの番組が、日曜の憂鬱を惹起させたとして集中放火を浴びる。
結果、すべてのチャンネルが調整画面での放送を余儀なくされたのだった。
210僧侶(仮免):03/11/08 17:11
日曜の夕方は好きですか?  第6回

「つまんないよう」リモコンを放り出して、子供がつぶやいた。
どのチャンネルを選んでも、見られるのは縦縞に塗り分けられたカラー調整画面だけだった。
「テレビみたいよう。ママ、テレビみたいよう」
「無理言わないの。だってまーくん、サザエさん見終わるといつも急に元気なくなっちゃうじゃない。
パパたちがテレビ局の人にお願いして、やめてもらったの」
「みたいよう、サザエさんみたいよう。ウワーン」
気持ちは大人たちも同じだった。
一家団らんで過ごす日曜の夕方6時半、茶の間の中心に据えられているテレビが
まるで放送事故を起こしたかのようにうんともすんとも言わない。
これでは、あのエンディングテーマが流れていた頃とは別の、より強力な憂鬱をたぐり寄せているだけに思えた。
「わかった。じゃあ今度パパに頼んでみるから、ね?」
新たなる憂鬱は「日曜の空白」と名付けられ、国会でも取りあげられた。
そもそも政府の「日曜の完全消化」という目論見、「日曜問題委員会」の答申内容に問題があったのではないか、
サザエさんや番組の内容というより、日曜に対する認識そのものが誤っていたのではないか……。
霞ヶ関・総務省前では、急進的市民運動グループがのぼりを立て、雄叫びを挙げていた。
「テレビのない日曜を作ったのは、総務省だー!」「総務省だー!」
「我々の生活の一部、テレビ放送を返せー!」「テレビ放送を返せー!」
各局を静止画面放送に陥れた直接の原因は市民にあったが、
通常放送の再開を強く望んだのもまた市民だった。
政府の対応は早かった。「新日曜問題委員会(通称・新サザエさん)」が結成され、
まずはテレビ放送そのものを正常化させることが急務であるとの結論が導き出されたのである。
211僧侶(仮免):03/11/08 17:16
日曜の夕方は好きですか?  最終回

半年ぶりに、日曜の夕方にテレビが帰ってくることになった。
フジテレビは、復活を望む声の大きかった『サザエさん』を以前と変わらぬ形で放送することに決定。
横一列空白になっていた新聞のテレビ欄も、各社それぞれに黒い文字が躍った。
夕方6時30分が近づく。皆が半信半疑でテレビの前に座った。
果たして、ブラウン管に映ったのは……
「サザエでございま〜す」
長いあいだ茶の間を席巻してきた、あの調整画面ではなかった。本当に『サザエさん』が始まったのである。
「♪お魚くわえたドラ猫 追っかけて」
日本中のそこかしこで、国民的アニメのオープニングテーマが流れる。
ビデオリサーチの調べでは、瞬間最大視聴率はこの番組冒頭であり、その数字は71.4パーセントだったという。
CMがあけ、第1話が始まった。
どこかで見たことのある、いつもの日曜の風景だった。
久しぶりの放送で大人も子供も楽しみにしてテレビの前へ集まったものの、
『サザエさん』はそんなに面白いアニメではない。けれど嫌になるというほどでもなかった。
まともに見ていたのは最初の5分だけ。
ある家庭では夕飯の鍋を囲みながら、ある家庭ではめいめい好き勝手なことをしながら、
見るでもなく、見ないでもなく、ただただ茶の間に『サザエさん』が流れていた。
やがて、3本目のストーリーも終わりを迎える。
照れくさそうに頭をかくカツオの顔がワイプに押し込まれ、その小さな円も完全な点となった。
「♪チャチャッチャッチャチャ チャチャッチャッチャチャ チャチャッチャッチャチャ チャッ」
ついに、あのエンディングテーマが始まった。
皆の頭の中を、記憶の縁を、懐かしい歌がなぞっていく。
「♪大きなそーらを ながめたーら しーろいくーもが 飛んでいた」
ハイキングするサザエさん一家。そこに目をやる者、やらない者、
茶の間のすべての人々の耳に、あの伸びやかな歌声がこだましていく。
番組が始まった6時半頃は、西の空にまだわずかだが夕日の名残、茜色の雲が残っていた。
が、いつしか外は完全な闇に包まれている。
日曜の夕方、6時55分。あなたはこの時間が好きですか?
「♪サーザエーさんサザエさん サザエさーんは愉快だなー 
チャッチャチャーチャチャ チャ コン!」
212名無し職人:03/11/08 22:46
213目刺し屋文十:03/11/15 18:35

季節の濡れる 音がする。

通り過ぎるその気配に
蠢きだす苦い繊毛をなだめ
夜の向こうに
見えない日記を探す。

道の弾ける 音がする。

紅いくちびるを焦がした季節は
きぬぎぬに散って
夢の中で
髪に絡みつく。

亡くしてしまったものに
かける言葉なぞない。
亡くされてしまった言葉に
痛む指などない。

グラスの中味を透かして
そのひとの目を探すたび
どうしようもなく凍てついた
装置をまさぐるものがある。

溶け落ちてゆく、日々。
沈みきって、扉。


透明な氷の色に
歴史がそのまま映っている。

逢えない。
今日もまた想う。

明日の音がしない夜
瞳が開く
見えない音を探して。
216名無し職人:03/11/15 18:38


声が滴る。
騒ぐ灯火たちの夜の内側で
今日も
また、今日も。

息の砕ける 音がする。
女の音だ
そう思う。


217目刺し屋文十:03/11/15 19:02
    
218名無し職人:03/11/16 00:45
age
219名無し職人:03/11/16 03:23
もみもみ亀よー亀さーんよー
世界のうちでーお前ほどー
歩みーの、あっ、こら!歩美ちゃんに何をする!
揉むな!揉むなってば!
どうしても揉むと言うのなら、この俺を揉め!
ほら、モミモミしろ!
220名無し職人:03/11/16 21:00
ふんぐるい   むぐるうなふ
くとぅぐあ   ふぉまるはうす
んぐあ・ぐあ  なはるたぐん
いあ! くとぅぐあ!
221柴田ぁ:03/11/19 11:47
ちょっと聞いた話なんだがよ。
いや、聞いてない話なんだがよ。
いや、さっき考えた話なんだがよ。
いやさ、考えてすらいないことをべらべら喋ろうと思うんだがよ。

時として人は、空を飛べるといいます。
人間イズ飛べないという固定観念から、人は両の手をハタハタしようともせず
地面を、無駄に地面を這い蹲る生き物であるといいます。

「蹲」という文字が「樽」に似ているのには理由があります。
ありません。時として人は、どうでもよい嘘をつく生き物だといいます。
いいません。そんなことよりも。

両の手をハタハタとさせてみなさいよ。
馬鹿のようにハタハタとさせてみなさいよ。
震える声で電話をかけてみなさいよ。
自分で自分に迷子のお知らせをかけてみなさいよ。
クイズ番組で居眠りを決め込んでみなさいよ。
「馬鹿だけどハサミぐらい使えますよ!」と大声で主張してみなさいよ。
江戸時代にタイムスリップして、携帯電話を取り出し村人をパニックに陥れてみなさいよ。
世界の車窓から放尿してみなさいよ。
フエガムくわえて車掌を気取ってみなさいよ。

それが自由。ロックンロール。
ほっしゅ。
222名無し職人:03/11/19 13:12
気がつくと俺は街角に立っていた。
今まで歩いてきた道に角があるとは、今の今まで気づきもしなかった。
右へ行けば今までの道の続きをそのまま歩いて行くことになるだろう。
しかし左へ曲がれば・・・何処へ辿り着くのか、想像も出来ない。

迷わず右へ歩き出そうとしてなぜか一瞬足が止まった。
それは自分でも驚くような出来事だった。
左へ行きたいのか。俺は・・・。
自分に問いかけてみる。しかし答えは無い。
道を選ぶなら今しかない。それだけは痛いほどわかった。

しかし・・・。
小半時ばかり逡巡した挙句、結局俺は右の道へ歩き出した。
もう振り返ることも無い。迷ったことさえいつか忘れるだろう。
そんなことは一切無かったと。
俺は右の道を選んだのだ。そしてそれだけが事実だ。
223名無し職人:03/11/19 16:59
おめでとう あなたの誕生日
何年か前 世界の片隅で あなたが産声を上げた日
そして何年後かに 僕があなたを知り あなたの誕生日を知った

おめでとう 特別なことは何もできない
お祝いの言葉だけ 心から贈ろう
あなたを知って良かった あなたに会えて良かった
感謝の気持ちを込めて 心から

次からもきっと 覚えておこう
その時 二人が別れていても おめでとうを言おう
お誕生日 おめでとう
あなたがこの世に生まれた日に 感謝を込めて
224ベル式:03/11/21 23:50
より子、チャンネルひねってくれないか。
教育テレビ入れておくれ。より子や。

より子、お茶入れてくれないか。
緑茶あったろ。戸棚にあったろ。より子。

おおいより子、何やってんだい。
こっちおいで、より子。
教育テレビでバッファローの番組やってるから。
大移動だよより子。雄大だよより子。
こっちきてテレビ見ようよ。より子や。

より子のパイナップルボンバー
より子の霊界通信最新号
より子の亜空間高速移動
より子のスクラッチストライド

より子、もう終わったかい。
こっちきてお茶飲もう。テレビやってるよ。
ゴールデンライオンタマリンだって。猿だよ。
ほらより子、おもしろいジャンプしてるよ。
見ようよ。もう終わっちゃうよ。

より子の屈伸教唆未遂示唆
より子のサブリミナルポストプレス
より子のフライングラブタンバリン
より子の閉鎖炭鉱胆汁塗装

より子や。
より子。
225目刺し屋文十:03/11/21 23:50

―――――― Rainy Night in Georgia

ケースを置いてたった独り
ねぐらを探す夜
ひたすら雨が降りしきる
「It's all right」とお前の声が
どこかから聞こえるようだ

rainy night in Georgia,
rainy night in Georgia,
世界のすべてに雨が降る
世界と私にただ、雨が
226        ※:03/11/21 23:51

ネオンサインがちらついて
タクシーもバスも夜を駆ける
遠い列車のその音は
悲しい夜のリフレイン

rainy night in Georgia,
rainy night in Georgia,
世界のすべてに降るように
世界と私にただ、雨が

思いはいくたびも繰り返し
いつでも結果は同じこと
めぐらす思いにかかわりなしに
人生いつでもこんなものさ
227        ※:03/11/21 23:52

貨物列車にもぐり込み
ギターで時をやり過ごす
眠れぬ夜更けは写真を胸に
お前のことをふと思う

・・・でもジョージアは雨の夜
ベイビィ、ジョージアは雨の夜さ
世界のすべてに降るように
今はまた独り
そして世界にただ、雨が
228        ※:03/11/21 23:53

独りの味を知っているか
そいつの世界に降る雨は
世界の全てに降っている
雨が
雨が
雨が、雨が、雨が
雨が・・・降っている




      詞・Brook Benton
      訳・目刺し屋文十
229ベル式:03/11/22 14:49
うるわしのパリ いとしこいし あの人にあなた 捧げるのはバナナ
風薫る九月 すすき野に若穂 たおやかにゆれて 頬撫ぜるはコロナ

クマ倒す家族 三男は眉根寄せ 内申を案じ
花開く欲望に 肉皿は十重二十重 光る唇に 紅の舌 踊る

晩秋の赤陽は 刹那微笑んで 思わせて
とこしえのぬくもりを 決して与えることもなく

ああ 引力に逆らいて 天を突く我が青竹
押さえつけるは青帆布 今や本能を捨て去ることも出来ぬ 
現金を用意しよう 

田園に一人たたずんで 眺むるはパレード 雁や鴨や
鍬振り上げて 我は叫ぶ ヨーソロー 陸地はここぞ

ともに歩もうか 金物を携えて 我は行く 雁や鴨や
哀憐の情 ズルズルと湧き 満ちては沈む ハイタイムロックス
イエス ユアライアー アイフィールオーライ クレイジーラヴァー

ラヴァー、 そう ラヴァー。
230僧侶(仮免):03/11/22 21:08
ロミ山田のことをハーフと勘違いしている者がいるかもしれない。
純粋な日本人である。ロミとは、本名・ヒロミのヒが抜けて出来たアダ名である。
けしてROMI、ROMYというわけではないのだ。
ジェームス三木のことをハーフと勘違いしている者がいるかもしれない。
純粋な日本人である。ジェームスとは、彼が脚本家になる以前、歌手デビュー当時の芸名である。
バーブ佐竹、フランク永井といった和洋折衷ネームがオシャレと思われていた頃の名残なのだ。
カルーセル麻紀のことをハーフと勘違いしている者がいるかもしれない。
純粋な日本人である。カルーセルとは、フランス語で「回転木馬」のことである。
ハーフはハーフでもニューハーフ、本名・平原徹男、れっきとした日本男児なのだ。
以上の例が示すのは、「日本にハーフは存在しない」という事実である。
今回の調査で、一般にハーフと認識されていた、あるいはされている可能性のある事案1056のうち、
1056、すなわちすべてが純粋な日本人であった。1056というサンプル数は、統計学的にも、
私の唱える学説「日本にハーフは存在しない」を保証するに十分である。
以上。発表終わり。ありがとうございました。
では質疑応答に移ります。ご自由に挙手で。どうぞ。
はい。あーどうも。はい。ああ、いますね。なるほど。わかりました。
えー、いまご質問ありましたコモエスタ八重樫ですが、これも私どもの研究会でリサーチ済みです。
驚かれるかもしれません。彼もまた純粋な日本人なのであります。
コモエスタとは、スペイン語で「ご機嫌いかが」という意味であり……
231プレノン:03/11/22 22:40
非の打ち所のない帰納法
232柴田ぁ:03/11/27 12:22
「南無妙法蓮華ウォォー!」

怒り狂った坊主 スクーターに跨がりて
公道を疾走 失踪

坊主の怒りの行く先は
あの角を曲がり その先の
大通り抜け ひたすら

海へと

海には全てのはじまりがあるという
坊主の怒りは すべてのはじまりへと
溶けろとばかりに

坊主がダイヴ

浅瀬だけども


233名無し職人:03/11/27 12:56
>>229
感動シタ!
234名無し職人:03/12/05 15:11
あげとく
なんということもなく
古ぼけたピアノに手を触れたところ
珍妙な音が聴こえてきましたので
私は嬉しくなって
バーボンで舌を濡らし
バットに火を点けて
南部の男よろしく
くしきめぐみ

弾いていたのでした

いつということもなく
人が集まってきましたので
なんということもなく
歌を歌ってみたところ
下手糞な賛美歌ならば誰にでも歌えることを知ったので
私は音程の微妙にずれた
くしきめぐみ

歌っていたのでした

主が近くにあればある程
確かにそれはもっと騒音に近いような
明らかなるホンキィ・トンクであることを知り
私はまた再び帰国することを決意したのでした
236名無し職人:03/12/07 23:31
お、いいじゃん。
わたしは明日が大好きで
小さい頃から明日を待っていたのですが
目が醒めたら既に今日であったので
またその朝から明日だけに期待して
憂鬱な今日を過ごしてベッドに入り
明日を待っていたのでした

そしてまた目を醒ましたところ
明日ではなく今日であったので
わたしは仕方なく憂鬱な今日を我慢して
明日を待ってベッドに入ったのでした

ずっとずっとずっと
およそ9000回の明日を待って
およそ9000回の今日を耐え
それでもまだ明日を待つのです

9000回裏切られてもわたしは
まだ明日を諦められないままで
今日もまた明日を待ってベッドに潜るのです

君の眠るその横顔に
明日が見えた気が
少しだけしました
目を醒ませばきっと明日が来るだろうと思いながら
わたしは君に抱かれたまま
明日を信じて今日を眠るのです
238瞬殺♥ナース ◆NURSE/6qaA :03/12/10 02:48
これって潜水艦スレだったのか・・・・
と思いつつ浮上
239ゆたお:03/12/10 03:12
男ではあるが、小物にはこだわってみたい。たとえばカバン。
日曜の昼下がり、やるせなさとけだるさを含んだ
百貨店のカバン売場はなんともいえない。深呼吸してみよう。
鼻腔をくすぐる皮革の薫。俺の目頭をくすぐるカバンはどいつだ。
洗練されたデザインとともに、機能を重視しよう。お前は果たして入れやすいのか。
入れられ待ちしてるのか。いっぱい入れられたいのか。入れきってなおまだ欲しいのか。
欲張りなやつだな。いいだろう。家に帰ってから入れてやるからな。
チャックが馬鹿になるくらい開けてやるからな。
もうちょっと器があれば俺自身が中に入ってやれるんだけどな。テクでカバーするか。
ああ、先に断わっておくけど俺には妻も子供もいるんだ。だからわがまま言っちゃダメだぞ。
おっと、噂をすればなんとやら、妻が近づいて来た。じゃあ続きは後でな。

「あんたっ!こんな大きいカバン買って、私に出て行けて遠まわしに言うてんのか!」

ギクギクギクッ。
240名無し職人:03/12/10 04:41
薄暗い部屋

紫の煙

床に転がったままの小説

空になった酒瓶を
無造作に放り投げる

何の音もしない

思う事は何も無い
241名無し職人:03/12/11 05:23
タクシードライバーはプラスかマイナスか?
「帽子取れよ。取んなきゃわかんねーだろ」
そう言って手をかけた後の、それが帽子じゃなかった時の驚きと言ったらもう。
俺は平謝り。
ドライバーはレボリューション。
両者タクシーから黒髭危機一発みたいに飛び出して、中央分離帯を挟んで睨み合いですよ。
それが愛に変わるまでが俺の役目。
そこから先はお前の役目。
242瞬殺♥ナース ◆NURSE/6qaA :03/12/12 00:40
スタバでコーヒーを飲んでいたところ
地球が急速に落下し始めましたので
わたしはあわてて飲みかけのキャラメルマキアートを掴み
とりあえず必死に赤いランプにかじり付いたのです
宙に浮いたような感覚はほんの僅かしか続かず
落下する地球の加速度は増すばかりであって
やがて人々はスタバの天井に座り込み不安げに周りを見渡しているのです
わたしはキャラメルマキアートを一口飲んで
ポケットからセーラムを取り出して火を点けます
店員は何も言わずただ今や天井となった床からこぼれ落ちてくる
スチームドミルクを必死でカップに集めていました
さながら雨漏りの古屋のような格好です
おずおず這いながらと窓に近づくと
青い空がまるで深い海の如くに眼下に広がっておりまして
そこに数々の者、物、モノが遠く落下してゆくのです
わたしは背中から空に向かって落ちてゆく長い髪の女の
悟ったような白い顔を見ました
多分都庁だと思うのですが二股に分かれた巨大なビルが
回転しながら空に吸い込まれていく様子を見ました
そして滝の如く空に注ぎ込む海の水を見ながらも
わたしはセーラムを吸い込みキャラメルマキアートを飲み干して
じっとそこに座っていたのです
やがてみしみしと
今や天井となった床がきしむ音を聞きました
やがてこのスタバも今や空となった大地から切り離され
今や海となった青い空に吸い込まれてゆく定めなのだろうと思い
私はもう一杯のキャラメルマキアートにヘーゼルナッツシロップを
追加して貰うよう店員に頼んで
ポケットから500円硬貨を取り出したのでした
東京の人は煙草のセブンスターのことをセッタと略すが
僕の生まれた街ではセブンスターのことを
ブンタ
と略していた
僕はこのブンタという呼び方がとても好きだ
ブンタ
どこかしら年老いた畳職人のような響きじゃないですか
この、タール14mg、ニコチン12mgのガツンとくる紫色の煙には
ブンタ
この愛称がぴったりだ
俺の親父も吸っていた
死んだ爺ちゃんも吸っていた
少年野球時代の監督も吸っていた
友達も学校の屋上で吸っていた
僕が始めてセックスした女の子も吸っていた

「煙草くらい吸えるようにならんとカッコ悪いべや?」

そう言って彼女は顔をしかめてブンタを吸っていた

「そげなもん美味いわけねえべ」
「それはあんたがガキだからそう思うの」

僕が始めて吸った煙草もブンタだった
そして今でも僕はセブンスターを吸っている
ブンタの女の子は結婚したらしいと噂で聞いた
この街では誰もその名前を呼ぶことはないし
僕も呼ぶことはない
ブンタ
東京は今日もいやに寒い
244プレノン:03/12/12 18:03
せいこうは精巧なセイコーの時計をダシに聖子との性向に成功したが、
製綱が盛行な西郊の家に住む性向が生硬な聖子の父親に
「正攻法でいかんか」と更生を促された。
245名無し職人:03/12/14 01:42
ぽや〜ん
246ふなもり:03/12/15 23:52
店長!
店長…。オレ、分かんないッス!
オレ、店長の言うこと分かんないッス!
難しいッス。店長の言うこと分かんないッス。
店長の使う言葉、分かんないッス。難しいッス。
オレ、アタマ悪いッス。分かんないッス。
店長この前、「ヤナギの用意をしろ。」って言ったッス。
オレ分かんなかったッス。オレ、モタモタしたッス。店の外まで探しに行ったッス。
ヤナギの木探したッス。やっと見つけて、ヤナギの枝折ってきたッス。店に持って来たッス。
そしたら店長怒ったッス。「バカヤロー!」って怒ったッス。「もういいから皿洗っとけ!」って怒鳴ったッス。
オレ、泣きながら皿洗ったッス。一生懸命皿洗ったッス。
家に帰って、婆ちゃんに聞いたッス。オレ、分かんない事は婆ちゃんに聞くっす。
婆ちゃんは教えてくれたッス。「きっとドジョウのことだろう。」って言ったッス。
ドジョウのこと、柳川っていうんだ、って教えてもらったッス。だからドジョウッス。
次の日、店長「マメの用意をしろ。」って言ったッス。
でも、倉庫にマメ無かったッス。オレ、店長に「マメ買って来ます。」って言ったッス。
そしたら店長、「バカヤロー!マメっつったらハトの事だろ!それぐらい覚えとけ!」って怒鳴ったッス。
オレ、泣きながら、肉屋に行ったッス。でも、ハトは売ってなかったッス。
そう言ったら、店長怒ったッス。もの凄く怒ったッス。
「バカヤロー!ハトぐらいどうにでもなるだろ!この能無し!!もういいや。フニャフニャ用意しろ!」
って怒鳴ったッス。オレ、分かんなかったッス。全然分かんなかったッス。
オレ、フニャフニャがどこで売ってるか聞こうとしたッス。そしたら店長、
「バカヤロー!仕入れに余計なカネかけられるか!探して来い!このタコ!!」って怒ったッス。
オレ、分かんないッス。言葉難しすぎるッス。オレには向いてないッス。
オレ無理ッス。ハンバーガー職人は無理ッス。
247ふなもり:03/12/18 21:55
今思ったんだけどさぁ。お前あれに似てるよ。ほらあれ、何だっけなぁ。映画で、ほら。
そうそう「酔拳」。ジャッキーチェンの「酔拳」の主人公。えーと名前は何だっけ。
まあいいや。そのジャッキーね。そいつに似てる。お前も見たことあるだろ?
そのジャッキーね。最初は、まるっきり酒に弱いんだよ。でもね、いいかっこすんの。
弱いくせに粋がっちゃって、で、「俺はこんなに飲めるんだぞ」って感じで飲むの。
その飲み方も無茶苦茶でね。もうスンゴイ勢いで飲むの。飲み方知らないのね。
だからすぐに潰れちゃう。もう、店の裏でゲーゲー吐いちゃって。で、落ち込むの。
でもね、次の日もおんなじ。えーと、何の話だっけ。
あ、そうか。そんでね。そのジャッキーね、ある日いつものように店の女の子に
囲まれてキャーキャー言われながら飲んでると、スゴイ酒強い奴が来んの。
こんなね、髭生やして。こーんな髭。こーんな。こーーんな。
えーと、まあいいや、そんなこと。
でね、飲み比べすんの。ホントに酒強い奴相手に。
それが、さあ。ジャッキー自信満々なの。それが見てて分かんのよ。
自分が負けるなんてこれっぽっちも思ってないの。
でも、やっぱり負ける。ゲーゲー。どうしようもない状態。
街をフラフラすんの。裏通りね。
そしたらね、とんでもない爺さんに巡り逢うの。
その爺さんね。店の裏口から蹴り出されてね、つまり、その、
店の酒全部飲んじゃって、でも、金払えないのね。
そんなに持ってない。
スンゲー貧乏。
もうジャッキーの目が輝いたね。スゴかったよー。 ウイッ
その爺さんに弟子入りすんの。それから毎日修行。音も、 ヒクッ
急にアップテンポになっちゃって、
♪チャララー、チャララー、チャララーチャッチャ
ってそれジャッキーじゃなくてロッキーだろ! アハハハ!
とりあえず自己ツッコミ。 ゲフ
えー、つまり、なんだっけか?まあー世の中色々あるっつー、 ヒック
そういう話で、どんな巡りあいがあるなんてことはね。 ヒッ
あっ、ちょっとゴメン。手洗い行ってくるね。
今日は楽しいなあ!
248ふなもり:03/12/18 21:57
「ドナドナ」

先生!
きっと、農家の人は馬鹿なんだと思います。
馬鹿で、臆病で、意気地なしで、意地悪で、馬鹿で。
きっと、ニンジンとか作る時も、わざとなんか苦い味がするように
研究所の博士とかに頼んで、そんな薬を撒いていて、その苦い味のニンジン
とかを一杯牛や馬に食べさせていたんだと思います。
だから、かわいがっていた牛を売ってしまう時も全然悲しくなんかなかった
んだと思います。
子牛が荷馬車に揺られて悲しそうな瞳をしている時とかにも、
全然悲しくなくて、「ハッハッハ、どうだ、ざまあみろ!」とか
思っていたに違いないと思います。
僕が子牛だったら、絶対そんな奴に育てて欲しくなかったし、
そんな奴に育てられた他の牛も全然うれしくなかったと思います。
だから、そんな奴の育てた牛だと知ったら、市場に子牛を買いに
来た人とかもみんな、イヤだと思います。
みんなイヤがって買わないと思います。
みんな買わないから、農家の人は損をすると思います。
だから、その農家の人は馬鹿なんだと思います。
きっと売れ残って帰ってきた子牛を見て、もう悪いことをするのは
やめよう、と思うと思います。
そして子牛も、他の牛も馬もみんな仲良く暮らして行けばいいと
僕は思います。
249ふなもり:03/12/21 00:45
・・・♪ジングルベ〜ル、ジングルベ〜ル、三姉〜妹〜 てか・・・。

抜き足差し足ですよー、あんまり大きい声出せませんよー。でも、窓の鍵が開いてたから、入って来れたんですよーっと・・・。
無防備ですねー、親の躾が悪いんでしょうねー、お尻ペンペンですねー・・・。
三女の部屋でーす。夜中の三時でーす・・・。
気持ち良さそうに眠ってますねー。サンタのおじさんがやってきましたよー・・・。
あら、まあ。お腹出しちゃって。風邪ひいちゃいますよー。一部のマニアにとっては、たまらない絵ですねー・・・。
ふとんを掛けて、と。そんな三女にはゾウさんのぬいぐるみですよー。靴下に入れましょ、と。よいしょ、よいしょ、と・・・。
うーん。何が入ってるか一目で分かりますねー。喜んでくれるかなー・・・。

抜き足差し足・・・。次女の部屋ですよー・・・。
あら、あら、電気もラジオもつけっぱなし。バカな放送やってますねー。こんなの聴いてるんですかー・・・。
それにパソコンも立ち上げっぱなし。おや、2ちゃんねるですかー。何を書き込もうとしてたのかなー・・・。
うわー、そーなのー。へー。そーなんだー。ふーん。そーかー・・・。
御両親は御存知なのかなー・・・。
そんな次女には・・・。こんなものあげちゃえ。
うーわー、いいのかなー、いいのかなー・・・。
知ーらない、っと・・・。

抜き足差し足・・・。長女の部屋ですよー・・・。
あら、まあ、足出しちゃって・・・。
寝相の悪い三姉妹ですねー・・・。お尻ペンペンですねー・・・。
それにしても、汚い部屋ですねー・・・。片付けてあげましょ。なんせ私はサンタだし・・・。
これはここに入れてと・・・。
これはここに揃えてと・・・。
これはここに捨ててと・・・。うわっ、臭ぇ・・・。
これでキレイになりました、と・・・。
そんな長女には、と・・・。これで、ボーイフレンドをガッチリと・・・。
靴下の中に・・・うわっ、臭ぇ・・・。

・・・♪ジングルベ〜ル、ジングルベ〜ル、次の〜家〜・・・。
250名無し職人:03/12/21 18:43
わたしg
251プレノン:03/12/21 21:41
 教授の邸宅を訪問して以来、俺は次第に猿化しつつある。
顔に産毛が増えた気がする。背中が丸まった気がする。握力が強くなった気がする。
バイト先の後輩にウィレム・デフォーに似ていると言われるようになった。
 教授の奥さんにすすめられたコーヒーに何か秘密があったのだろうか・・・
 どす黒い陰謀の臭いを嗅ぎ取った俺は、この現象を自力で検証することにした。
 試しに体重を量った。58.6kg。猿化が進行する前(つまり教授宅訪問前だが)は57kg台だった。
専用ノート「猿化への道」に証拠事実の一つとして記録する。
 一仕事やり終えた俺は満足感から街へ繰り出した。そしてカナ子と三年ぶりの再会・・・
「あんたさあ、『ミスティック・リバー』と『ドッグヴィル』、観てないの? それで映画ファンを名乗って恥ずかしくないわけ」
 何故か思い切り軽蔑されてしまう。まだ公開されていないんだが・・・。これも猿化に何か関係があるのだろうか。
「ケビン・ベーコンってチョー笑える。だって霊長類なんだもん」
252名無し職人:03/12/21 23:42
あんまり調子にのってると、しまいには説得しちゃうよ?
保証人とかすげえ大変よ?
でも俺は怒ったら容赦無いからね。
説得しちゃうよ?
青い海の白い砂浜に立ってみる
足元には珊瑚のかけら 貝のかけら

波にもまれて
潮に洗われ
沢山時間が経ったいま
真っ白い綺麗な姿で砂浜に打ち寄せられた

でもねえ
こんなに綺麗だけれど
陽射しに輝く純白だけれど

みんな屍なんだよ
どれも屍なんだよ

屍を砂浜で拾い集める
「美しい」と呟きながら



254ふなもり:03/12/23 00:54
世の中には、仕事でストレスを溜める人もいれば、
逆に仕事を自分の楽しみの一部にする人もいる。

或る男。職業は神父である。
妻からは常々、子供に下らないことを教えるなと強く言われている。

「パパ、あの十字架は何?」
「どこだい?」
「ほら、あそこの、土が盛り上がった所に立ってるの。」
「あれかい。あれはね、下に死体が埋まっているしるしだよ。」

「パパ、あの十字架は何?」
「どこだい?」
「ほら、あの看板。」
「あれかい。あれはね、お医者さんが失敗しても許してもらえる病院のしるしだよ。」

「パパ、あの十字架は何?」
「どこだい?」
「ほら、あの変な建物の上。」
「あれかい。あれはね、大学卒業資格を高い値段で売っているしるしだよ。」
255名無し職人:03/12/23 14:25
ふなもりさん笑える。いける。むける。剥げる。
256プレノン:03/12/23 21:54
「いや、絶対に分かっちゃいないんだ。ミュージカルの高揚を言語化するなんて……
 馬鹿げてる! 映画に対する言語の、僕自身の語彙の貧弱さを知らないわけじゃないはずだよ」
「ミュージカルにも様式があり、様式が記号化可能なら、それを言語に翻訳することだって出来る」
「そうかい、なら引用だ、Gigi!」
「恋の手ほどき」

「シャンペンが発明された夜シャンペンはわたしたちのものにシャンペンが発明された夜わたしたちの願いは叶った」

「歌詞じゃない、様式の引用が先だ」
「コサック・ダンサーズ、知恵を!」
(幕裏から)「ほいきた、えっさっさ!」
(開幕。拍手。右手から三人のダンサーが小走りで登場。拍手)
ダンサー1「歌おうよ。愛について。楽天的に」
ダンサー2「踊り手は楽天性の炸裂が伝染したかのよう。弾けるように!」
ダンサー3「リズムに乗ったら空間全てがミュージカル! 街の人も、シャンデリアも!
        カメラは縦横無尽に、美しい!」(拍手。笑い声)
「どうだい、この洞察力! まるで素人同然! スペクタクルを忘れないでくれ給えよ」
257佃煮大学 ◆CNY6yI/yyc :03/12/24 01:05
いや、良いのですよ。間違っちゃいないのですから。
だってご老人ですよね、ご老人ですから。
いや、本当に問題は無いと思うのですよ、基本的に。
だってシルバーシートですよね、あなたの優先座席ですから。

孫の子を引きずって横入りして、走って優先座席に座る。
いえ、それでも構わないのですよ。基本的に。

でも、そんなあなたに何となく席を譲りたくないのは何故なのでしょう
何故ですか。こう思う方が意地悪なんでしょうか。

教えて下さい、ある日の見知らぬおばあさん。
ああ、なんだって?ああそうかい。
「誰も俺の体の事なんて解ってくれない」とな。
そりゃ解らねえよ、所詮は他人だもんよ。
まあ、病気で辛いってのは知ってるけどよ。

だけどよう、その割には元気じゃねえか。
全然病院行かねえで、仕事にパチスロお遊びバンド
挙句の果てには彼女に食わせて貰ってなあ。
そんで薬が切れた、症状が出たって大慌てかい。

「俺は一生孤独なんだ」
その通り、世の中そんなに甘くないよ。
だからお前の事を見捨てただろ。

「解るかな?解んねえだろなあ〜 ヘヘヘ〜イ♪」

ある日ダンプで現場に運ばれてきた
残土の中に光るものがあったのさ

拾ってみたら方解石のかけらでね
よく探したら沢山土に混じってる
仕事ほかして夢中で拾い集めたよ

親方に見せたら誉められて
喜んで持って帰ってそのまんま
どこに仕舞ったか忘れたよ

ガキじゃああるまいし
でも止められないんだよ そんな事が
今度は何を拾うかな
260正和:03/12/26 00:26
おまえが不意に咳き込むから、前橋は伽藍炎上したんだぞ。
おまえが不意に咳き込むから、おまえが不意に咳き込むから前橋は。

おまえが声をかけたから、荒野のキュビズムは元の木阿弥になったんだ。
おまえが声をかけたから、おまえが声をかけたからキュビズムは。

おまえがそっぽを向いたから、一瞬の別れは永遠に語り継がれることになったんだ。
おまえがそっぽを向いたから、おまえがそっぽを向いたから一種の別れが。

一瞬の別れが、永遠に。

おまえが笑って逆走するから、おまえが笑って逆走するから止まない雨が止んだんだ。
おまえが笑って逆走するから、おまえが笑って逆走するから止まない雨が。

荒野に咲いた一輪のキュビズムに俺とおまえは一生あの部屋をシェアリングして過ごそうと
止まない雨に誓ったよな。

それなのにおまえは前橋伽藍の炎上を仰ぎみることも無く黒い雨降る寒空の下一人粛々と
旅立っていったよな。

おまえが2枚BETボタンを押したから、おまえが2枚BETボタンを押したから木綿豆腐が美味いんだ。
おまえが2枚BETボタンを押したから、おまえが2枚BETボタンを押したから木綿豆腐が。

この苛立ちはおまえのせい。
おまえが明日もいないせい。
261名無し職人:03/12/26 00:50
>259がなんか好きだ。
262名無し職人:03/12/26 10:26
好きだ 好きだ 好きだ
今日もそう思わずにいられない。

会えない 会えない 会えない
そんなこと わかっているのに。

わかっていたはずなのに 辛い。
わかっていたはずなのに 寂しい。

でも でも やっぱり好きだと 思わずにいられない。
この気持ちを 捨て去ることができない。

いつか想い出に変わることがあるのだろうか。
笑って話せることがあるのだろうか。

今はただ 苦しいだけ。
何よりも あの人が恋しいだけ・・・。 
263名無し職人:03/12/26 11:00
>>262
オチは?
264プレノン:03/12/26 21:04
 スラリンは三歳です。ピエールはのっぽです。そして三蔵はスキンヘッドでした。
 そんなある日のこと……

「悪かったよ、馬鹿にして……ちょっと酔ってただけなんだ」
 男は悲痛な表情を浮かべました。
「何があんたの気に障ったのかなあ。いや、まったくどうかしてた。申し訳ない」
 男は膝をつきました。
「金なら、ほら、あるよ。ほら。好きなだけ持ってってくれ」
 スラリンは黙っていました。
「俺だけじゃないんだ。ピエールの奴だって、いっつも悪口言ってんだ」
 スラリンは振り上げました。
「職場の昼休みじゃ、奴はそれをおかずに飯食ってんだ」
 スラリンは振り下ろしました。
「やめて、死にたくない!」

 スラリンは帰宅しました。
「おかえり、スラリンや」
 三蔵は迎えました。スラリンは「ただいまママ」と答えると、ベッドに滑り込みました。
265牛頭 ◆syyVoDOGVc :03/12/26 21:34
ばばばば ばばばば ばばばば ばばばば 半 ズボン
そこをどけよ便所スリッパ 下校途中に襲いかかるぞ
食い込むズボンが視線を奪う うざいからそこをどいくれ
ばばばば ばばばば ばばばば ばばばば 反 ズボン
タイトなジーンズにねじこむ 俺のスープスパはまだこない
そろそろぶっかけパスタ海峡 谷底に光る指輪
とれないとりたいあの指輪 食い込むズボンが邪魔をする
とらせてくれ読ませてくれ 正確に読ませてくれよメスシリンドゥー
どこから読むか分からないから 真上から読みます失明しました
ばばばば ばばばば ばばばば ばばばば 犯 ズボン
266僧侶(仮免):03/12/27 19:56
「船長を辞めていただきたい」
「何だ、唐突に」
「昨晩、みんなで話し合ってそう決めた」
「わけがわからん。理由を言え」
「あんたは船長のくせに歌が下手だ。それがやめてもらう理由だ」
「はあ? 船と歌とどういう関係がある」
「船長は歌がうまいと相場は決まっている。歌が下手なあんたに船長の資格はない」
「歌が上手い船長って……そりゃあ小さな漁船か何かの話だろう?
20万tタンカーの舵を取る私に、鳥羽一郎的な船長像を押しつけられても困る」
「その私という一人称も違う。われわれの船長は自分のことを俺と呼ばねばならない」
「だからそれは兄弟船の世界であって……」
「結構。われわれ乗務員が別の船に移るまでだ。歌のうまい船長のいる船にな」
「おい、待て。こら、待てったら」

「きょぉだあいぶーねはぁー」
「ちがーう! きょぉだああいぶーうううねぇはぁー」
「きょぉだあいぶーうねぇはぁー」
「何度言ったら分かるんだ! もっとコブシを回せ!」
「きょぉだああぃぶーうううねぇはぁー」
「そう、そうだ」
「きょぉだああいぶーうううねぇはぁー」
「何回も何回も繰り返せ」
「きょぉだああいぶーうううねぇはぁー
きょぉだああいぶーうううねぇはぁー」
「よし。忘れるな。次のフレーズ!」
267プレノン:04/01/05 22:19
 侵食は調査隊を常に先回りして村々を食い尽くした。
 十月の侵食に襲われたテハンノの西にある小さな村で、ただ一人生き残った少女は
名をあかねといった。あかねちゃんは調査書にこう記す。
「枯木はもっともっと朽ちて、あっという間に砂漠の砂になりました。
 鉄骨は溶けて溶岩になって、飼っていたインコを飲み込みました。
 鳩おばさんも、はげ山に生えていたちょっとの芝も、どんどん崩れていきました。
 お父さんは仕事場ごといなくなりました。
 あれが始まったとき、わたしは居間にいて、テレビをつけて、お母さんが
 台所でキャベツを刻んでいるのを見ていました。包丁を動かしていた
 手が止まったので怖くなって『お母さん』と呼びました。返事が返ってきました。
 だけどやっぱり気になって台所にいくと、お母さんは右手だけまな板に残して
 消えていました」
 調査隊はかつて村だった土地を封鎖した。そして先端部から奇妙な音の出る機械を手に
さまざまな残骸を拾い集め、無機物なら一度溶かして試験管に保存し、生物の身体の一部なら
小さく切り取って薬品をかけた。あかねちゃんの母親の右手も56のかけらに分解された。
 あかねちゃんはいつまでたっても村に留め置かれて、若い調査隊の質問やら尋問やらを
受け続けた。隊員の中には性的な目つきで少女を眺める者もいた。
 とはいえ、悲しんでも、腹を立てても仕方ないことはわかっているので、あかねちゃんは
ドロップを舐めた。
268ベル式:04/01/07 01:06
まずは聞いていただきたい。

アッハハッハ アッハハッハ 楽しいな
アッハハッハ アッハハッハ きれいだな
赤 青 黄色の チューリップ 百万本のチューリップ
大きな海に 投げ捨てて あの子が眉をひそませた

アッハハッハ アッハハッハ 楽しいな
アッハハッハ アッハハッハ 見事だな
にょきにょき生えた ビルディング 東京都庁のビルディング
空に躍った ミサイルを めったやたらに 打ち落とせ

キャンテル キャンテル アイゲッノー
ユーハド セイノー バ ァイラブソー

こんな歌を歌っては万引き軽犯罪を繰り返すやからが
ここのところうんかの如く増えて困っていますとの通報が後を絶たない。
地域住民の不安を解消するべく各員なお一層の努力でもってことにあたること。
また、決してわたしの額に軽くにじんだ汗の輝きを無駄にすることのないよう、
ここに重ねてお願いする。お願いします。
では、いってらっしゃい。
269名無し職人:04/01/08 10:00
亀でスマンが241がなんか好きだ。いいセンスしてんなこいつ。
270名無し職人:04/01/08 23:29
>>269
自演か?とてもいいセンスとは思えんが・・・
271名無し職人:04/01/12 00:12
 大好きなのは親孝行、地元の剣道大会では常にベスト8入りといった風情の
ひたむきな青年がこれ以上ないはじける笑顔で親しげに声をかけてきたので、
普段は激しい人見知りから”万有逆引力”などというわかりにくい上に不本意なあだ名を
持つ私も青年に思わずにっこり笑顔を返した次第で、その時青年がはて知人だったか
どうかという問いは脳裏に浮かばなかったように思います。
 ところが青年が次に取った行動と言えば、背中を丸めて前傾姿勢で私に体当たりすると
いう正気の沙汰ではない軽犯罪行為だったわけで、遅まきながら私は青年が
もしかしたらアメフト選手かもしれないと考えるに至ったのですが、その時にはもう
私は2mは吹き飛ばされており、連続して迫りくる屈強な青年のタックルに怯える一個の
人間と化していたわけです。
 私とて人見知りとはいえど見知らぬ青年の理不尽な物理攻撃を黙って受け続けるほど
消極的な性格ではありませんから次のタックルは鉄板で何とかしのぎましたところ、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・のようなものでして花子さんはゆっくり歩いていくと恐怖にへたり込んだ
青年の彼女の眼をこじ開けて小声で人物の名前を呟いたのです。まるで眼に話し掛けているようでした。
272プレノン:04/01/12 00:14
名前入れ忘れ・・・・・
273奪三振:04/01/12 00:46
事あるごとに『人生』という単語を使う子供でした。
「そういうもんなんだよ、人生なんて」「それもまた人生さ」
誰もいい顔はしてくれません。僕も真剣な顔ではありません。もちろん、笑顔でも。
『人生』
戦隊もののヒーローを信じるように、僕は『人生』という言葉の威力を信じていたのでしょうか。
人生の事なんて何も知らないくせに、僕はそれを信じていたのでしょうか。
少しでも、少しでも大人に近づこうと、『人生』の力を借りて、手を伸ばした。
その先にあるのが孤独だと知らずに、手を伸ばした。脆く、今にも倒れそうな足場を、笑顔で。
…掴みたかったものは、何だったんだろう。
希望だろうか。名誉だろうか。それとも、人生?

「人生」
病室は静かだ。昨日も、今日も、きっと、明日も。
それ以降は、多分、もっと静かになる。
「人生」
お見舞いにはもう、来なくていいんだな。
274ふなもり(1/2):04/01/12 23:42
俺たちが吹雪に閉じ込められて丸一日。こんな時こそ冷静にならねばならない。
「眠るなよ!眠ると死ぬぞ!」
「そんなこと言っても眠いよ。もう俺たちダメだよ。このまま死ぬんだよ。」
「そんなことない!絶対助けが来るよ!」
その時、俺の頭に、ふと「遭難」という文字が現実的なものとして浮かんだ。遭難・・・。まさか、そんな、いや、そーなんか?
俺は山に登る前コンビニで買ったチロルチョコを思い出した。「遭難したら食おう」とふざけて買ったものだ。確かに10円だった。
「おい!これを食え、チロルチョコだ!」
「食えないよ。それにノド乾くよ。」
俺はリュックサックをまさぐった。「パピコだ!」山に登る前わざと溶かして持ってきたものだ。雪山で凍らせようと。
「おい!パピコだ!2人で分けるぞ、お前そっち引っ張れ。俺はこっち引っ張るから。」
「力が出ないよ。いらないよ。」
力、力と言えば、竹内力。いや、ミナミの帝王じゃなく、道頓堀のバンザイしている看板の。そうだグリコだ!1粒300メートルだ!
俺はリュックサックをまさぐった。あった、グリコだ!しかも1粒で2度おいしいアーモンドグリコだ!
「おい!グリコだ。これで力が出るぞ!」
「いらないよ。もっと食べやすいものないの。」
食べやすいもの、食べやすいものと言えば、食べることが苦痛でないもの、どんどん食べられるもの。そんなもの持って来ただろうか?
俺はリュックサックをまさぐった。あった!これだ!開けたら最後 プリングルズ だ!You can’t stop!だ!
と、同時に俺の目に違うものが映った。こ!これは!やめられない止まらない かっぱえびせん ではないか!
どちらだ!どちらを渡せばいいんだ!友は弱っているのだ。一刻の猶予もないのだ。決断するんだ!
「おい!食べやすいものがあったぞ!かっぱえびせんだ!」
「そんなパサパサしたもの食えないよ。」
そうか、そうだったのか、プリングルズの方だったか!いや、そういう問題ではないのだ。冷静になるんだ。まだ何かあるはずだ。

(つづく)
275ふなもり(2/2):04/01/12 23:42
俺はリュックサックをまさぐった。酸が効くサンポール。いや、これじゃない。ねこそぎ除菌ドメスト。いや、違う。
ニオイも汚れもこれ一本トイレマジックリンスプレー。いや、こんなの食べ物じゃない!
「待ってろよ。今探してるからな。」
「・・・俺、眠いよ・・・。」
「眠るな!絶対眠るなよ!」
俺はリュックサックをまさぐった。あった!過激なコーラJOLTコーラだ!カフェイン2倍だ。日本ジョルト党党首の
ビートたけしをして「ジョルト以外を口にすることはとりあえず人前では極力避ける」と言わしめたあのJOLTコーラだ!
「おい!JOLTコーラだ!」
「え?それ、もう売ってないやつだよ。」
俺は缶に印された製造年月日を見て愕然とした。CMでビートたけしが積み上げていた缶のように頭の中のものがガラガラ
と崩れ去って行くのを感じた。と、同時に深い眠りへと誘われるのであった・・・

(おわり)
276ふなもり:04/01/12 23:47
世の中はきっとうまく出来てるんだと思う。
バカなんていなくなっちゃえって思うこともあるけど、
いなきゃ、何かのバランスが崩れちゃうんだよね。きっと。
世の中が全て頭の悪い奴ばっかりだったら、ジョークなんて存在しないだろうけど、
逆に全て頭の良い奴ばっかりでも、ジョークなんて存在しないだろう。
要はバランスだよね。マスターの作るカクテルみたいに。

例えばこのズブロッカ。
いいねえ。ズブロッカ。名前の響きがいい。最高に頭悪そうでいい。
中に1本だけ草が入ってるのもいい。
このズブロッカ草って牛の食べる草だってね。ポーランド語でその牛のことズブラ
で、ズブラのウォッカでズブロッカ。頭悪そー。
豆腐の角で頭ぶつけて死ね!っていう言い方あるじゃん。
俺ならこう言いたい。ズブロッカの瓶で頭殴られて死ね!って。
よくニュースなんかで出てくる、鈍器のようなもので頭を殴られて、って表現
あれ、ズブロッカの瓶だったら面白いよね。

で、飲みきっちゃうと、中の草を取り出したくなるんだよねー。
別に取り出して何をしようって訳じゃないけど。
ちょっとだけ齧ってみたりして。うまいわけないんだけどね。別に。

えー。
ここからが問題。
ズブロッカの瓶から取り出した1本だけの草は、何に使うものでしょう?

答え。
カウンターの隣の席の奴がスコーピオの瓶から取り出したサソリにちょっかいを出す。
277柴。 ◆shibatXtDE :04/01/14 23:15
碌に確かめもせず飛び乗った橙色のバスが行き先と正反対の方向を
目指し走っていることに気が付いたのは乗車後三〇分程経った頃で、
その後も見たこともない角を曲がり見たこともない交差点を通り過
ぎ、見たこともない信号に停車したところで私はポケットの中の演
劇チケットの半券を無造作に引き千切り、座席前の灰皿のような穴
にそれを丸め詰め込んだ。こうなったら行き着くところまでいって
やろうじゃないかと私は目を閉じ居眠りをした。

目を覚ますと同時に添乗員の「終点、です」というやる気のないア
ナウンスが聞こえたので私は鞄を握り、終点なのだから押す必要の
ない降車ブザーをわざわざ押した。好きなのだこれを押すのが。

バス停の脇にはこじんまりとした四階建ての団地が数棟並んでいて
他には何も見当たらない。少し歩くと無駄に広い大通りに出た。時
計を見ると丁度芝居の始まっている時刻であった。すぐに引き返す
には中途半端な時間であるし、適当な喫茶店でも探して間を潰そう、
と通りを歩き出した時、我が目を疑うような光景に出くわした。

『ビニールの里へようこそ』
大通りに隙間無く立てかけてある看板にはその文句と、ビニールと
思しき何かを握り笑顔をふりまく少年のイラスト。はっとして辺り
を見回すと、通りの左右には気の遠くなる程広大な畑が広がってお
り、そのすべてに、1メートル程の等間隔でビニールが突っ込んで
ある。暫く眺めた後、私は手を挙げ、タクシーを止めた。
278ふなもり:04/01/15 00:14
もうワシも長くはない、と思い始めて1年が経った。
ワシは蒲団に横になったまま、それぞれ母親の違う息子たち3人を呼び付けた。

ワシ:「うー、わー、わぁー・・・」
長男:「お父さん。大丈夫ですか。」
ワシ:「うー、おー、おぉ・・・」
次男:「お父さん。しっかりして下さい。」
ワシ:「ウォッホ・・ウォッホ・・」
三男:「お父さん。医者を呼びましょうか。」

ワシは偶に演技をする。もちろんコイツラの腹の底を探るためだ。
一代で財を為すに至ったのも、若い頃に身に付けたこの演技力に負うところが大きい、と自負している。

ワシ:「あー、あーあー」
長男:「お父さん、何ですか?」
ワシ:「あー、あー、お前たち。」
次男:「お父さん、何でしょうか。」
ワシ:「お前たち、あー、おるか。」
三男:「お父さん、ここにおります。」

ワシは遠回しな話から切り出した。

ワシ:「男根を切るとき、包丁とまな板が必要だが、もう一つ何がいるだろうかなぁ。」
長男:「・・・お父さんそれは愛情?ですか?愛情でしょうか・・・」
次男:「・・・大根ですか?大根。お腹が空かれたのですか。私が何か持ってまいりましょう・・・」
三男:「・・・なんだ、ボケてんのかよぉ・・・。」

勝負なしだ。ワシは眠った振りをした。
279プレノン:04/01/18 23:18
 間違いない。あいつです。
 あれかい。君の心を傷つけた不届き者というのは。
 そうです。あいつに預けていたデジーが僕に暴言を吐くようになったのはあいつの
せいに決まってるんです。僕がどれほどデジーを愛しているか奴は知っていたから……。
あの乱杭歯の口から漏れる臭い息をデジーに吹きかけながら、僕がデジーのために
必死に働いている間の三日三晩汚い言葉を教え込んだに違いないんだ……畜生!
 落ち着きたまえ。彼には住所も配偶者もある。どこにも逃げはしない。
 司法省からのゴーサインはどうなっているんでしょう。
 当然出ているよ。判事もこの件に関しては大変強い憤りを感じておられる。
といっても判決に私情は介入しておらん。彼には器物損壊の罪で適正な刑罰が下ることになる。
 はやく奴をやってください。デジーのためにも!
 だから落ち着きたまえと言っている。ところで君のデジーはどうなったのかね。
まだ汚い言葉を?
 いえ、汚い言葉なんて……。僕は娼婦みたいな彼女を見たくなかったんです! 
生まれた頃から飼い始めましたが、僕のイメージの中の彼女は栗色の毛を遊ばせ
ながら遠慮がちに餌をねだる天使のままです。永遠に。この手で騙まし討ちをやった
おかげでね! 彼女は睡眠薬で深く眠っていたから苦労はありませんでした。枕を
押し付けると少しもがきましたが、それもお気に入りの餌かごに手を伸ばしただけでした。
妻は泣きながらデジーを葬り、「デジーは有難うという顔をしていたわ。
娼婦にならずに済んだって。あなたに感謝してるって」と言ってくれたんです。
280269じゃないが:04/01/18 23:28
>>270
オチは取って付けたみたいでアレだが、前半はかなりだぞ。
短いくせに、シーンごとの、そしてそれらの繋ぎ方の
完成度がハンパじゃない。
やはり返す返すもオチが惜しいな。
281名無し職人:04/01/19 02:02
まーさかーりー かーついーでー きーんたーろーうー♪
「こらっ!まさかりをぞんざいに扱うんじゃないっ!」
説教おじさんが現れて、まさかりを買ってくれたおじいさんとおばあさんの苦労について延々と。
昨今の若者達に蔓延する、物を大切にしない風潮について延々と。
夏の暑い日の出来事です。
金太郎は紫外線対策をしていません。
太陽に容赦無く照りつけられて、みるみるうちに金太郎のイチモツがそそり立っていきます。
天へ届くかというほどに立派なイチモツでした。
「ちきしょう!ちきしょーう!」
その大きさに悔しさを隠し切れない説教おじさんは、金太郎を泉に投げ入れました。
するとどうでしょう、泉から美しい女神が現れたではありませんか。
この後おじさんは、お約束通りの展開で金の金太郎と銀の金太郎を手に入れるのですが、
その間女神は、金太郎の立派すぎるイチモツに関しては全く触れませんでした。
大人ってキタナイですね。
めでたしめでたし。
282プレノン:04/01/19 13:45
 カーテンレール  カーテンレール
    カーテンレールがあいた
  まるでカーテンのように
     カーテンレールが壊れた
   どすどす音を立てて 
      気持ちいいくらい
 おじさんの話では  カーテンレールは不幸だ
   しゃりしゃり溝で飼っていたみどりのばけものがいろいろ告げ口したらしい
  夜中に抜け出して  調度品の王様に
       カーテンレールは悲しんだ
気持ちよく壊れたのも  ばけもののせいなのか?
  おじさんはわからないと答えた
 僕もわからない
      カーテンレールの残がいは  部屋に置かれたままだ
283ふなもり:04/01/20 00:16
   30人漫才

「駅でオシッコしちゃってさぁ。」
「なんでやねん!」
「なんで駅なんだよ!」
「ええかげんにせえ!」
「オシッコって何だよ!」
「ホームでしたんか!」
「やめろよ!」
「露出狂かよ!」
「会社で何があったんだよ!」
「駅でなきゃできないのかよ!」
「そんな奴おらんわ!」
「小便って言えよ!」
「駅長の許可は取ったのかよ!」
「情けないわ!」
「つまり漏らしたってことか!」
「なに言うてんねん!」
「掃除する者の身にもなってみろよ!」
「お前はアホか!」
「家でやれよ!」
「喜んで言うことか!」
「訴えられるぞ!」
「誰とだよ!」
「ちゃんとトイレでしたんだろうな!」
「成仏しろ!」
「糞野郎!」
「お前はゴミ以下だ!」
「切腹してワビ入れろ!」
「腎臓売れ!」
「いてまうぞ!」
「尻の穴から手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタいわしたろうか!」
284名無し職人:04/01/20 01:24
笑った。でもちょっと惜しいぞ ガンガレ
285ふなもり:04/01/21 00:38
おもちゃ買ってよ。おもちゃ買ってよ。
ねえ。おもちゃ買ってよ。
このおもちゃ凄いんだよ。だから買ってよ。
欲しいんだよ。だから買ってよ。
ビュィーン!って行くんだよ。だから買ってよ。
このおもちゃ買ってくれたら。凄いんだよ。
ちゃんとお部屋の片付けするから。だから買ってよ。
毎日ポチの散歩もするから。だから買ってよ。
壁に落書きするのやめるから。だから買ってよ。
このおもちゃイイんだよ。だから買ってよ。
買ってくれたら。ちゃんと言うこと聞くから買ってよ。
変わるんだよ。ジュリリーン!って変わるんだよ。
だから買ってよ。
キューン!ドバッ!ドバッ!って。だから買ってよ。
ギュルルルーン!ババババ!バーン!って。
だから買ってよ。
キューンキューン!ガガッ!ピューン!って
だから買ってよ。
ゴゴゴ!ヒューン!ウワンウワン!ヒューン!
ドドド!ピュー!
ドドーン!ゴーゴー!
ヒュルヒュル!
ピー!ゴゴゴゴー!
クワァーン!ギュルーンギュルーン!
ゴーン!ドバドバドバ!ピュー!
ドドンドーン!
ヒュー!
ゴゴゴ!バーン!
キューン!
バキュン!バキュン!
バキューン!!
286プレノン:04/01/21 23:31
 桜井京子。どことなく地味なんだけど、美しい名前。彼女の本名さ。
 だけど彼女は虎美って呼ばれてる。阪神タイガースのファンってだけでそんなあだ名を
つけられて、学校中に広まってる。テニスサークルの薄汚い連中が彼女の美貌に嫉妬して
呼び始めたに違いないんだ。
 もちろん僕はその輪に加わっちゃいない。あくまで桜井さんで通すつもりだよ。でも奴らはそんなこと
お構いなしだ。
――桜井さんへの連絡、誰がするの?
――虎美は田舎帰ってるから。
――ねえ、桜井さんは……
――誰? 虎美でしょ?
 しまいには彼女をティガーって呼ぶ奴まで現れちゃってさ、Tigerのフランス読みなんだって
自慢げに話してた。
 僕はあんまり腹が立ったから阪神タイガースに殴り込みをかけたんだけど、田淵に痛めつけられたんだ。
287名無し職人:04/01/21 23:47
ふなもりオモロイ〜!!
笑板で初めてワラタ
288プレノン:04/01/22 18:06
  カツヒコヘ
 
前略。ちゃんとご飯食べてますか? 勉強してますか? 単位を落とさないように頑張ってね。
キャベツの里ではペン太くん人形が収穫期を迎えました。
脱穀機にかけると立派なブロッコリーになります。
とれたてを蜜柑と一緒に送ります。添えつけのソースで食べてください。

     母より
289ふなもり:04/01/23 00:00
   「ナイトライダー」

おい、マイケル!
なにトロトロ走ってんだよ。もっとスピード出せよ。
踏め踏め。アクセル踏め。
どうした。怖ぇのかよ。もっと踏めよ。いいからよう!
お前って本ッ当にノロマだよな。何やらしてもトロトロしやがって。
スピード出せっつってんだろが!ああ?
いいから踏めって!よう!
もう、グズでどうしようもねぇな。聞いてんのかよ!おい!
踏めってアクセルを、だからよう!
踏むだけだろよ!そんなこともできねぇのかよ!この糞バカ!
踏めって!
そうそう。最初っからそうやりゃあいいんじゃねぇかよ。
踏めよ。もっと踏め。床まで踏め。
そうそう。いい感じじゃねぇか。やればできんじゃんかよ。お前みたいなバカでも。
おいおい!ハンドル切れよ!ぶつかるぞ!おい!
切れって!!!
あっぶねぇなあ!いい加減にしろよ!このバカ!俺を殺す気かよ!
いいや。今度はスピードを落としていけ。
80km/hにしろ。
そうそう。ちょうど80km/hだぞ。よーし。そうだ。
窓開けろ。窓開けて、手を出せ。
ニギニギしてみろ。そうだ。ニギニギだ。
この感触がおっぱいだ。よく覚えとけよ。
おい、いつまでやってんだよ。おい!
おい!ハンドルから手を放すなよ!
で、何握ってんだよ!おい!ハンドルから手を放すなって言ってんだろが!
お前何握ってんだよ!コラ!
いい加減にしろよ!テメエ!コラ!
死ぬぞ!コラ!ヤメロ!オイ!
やめろ!!コノヤロー!!
おお!ロミオ!ロミオなのね。
こんな夜遅くに私に逢いに来てくださったのね。
ああ、どうか、姿を現して下さいな。
私にお顔を見せてくださいな。
きっと私の父がまたあなたに酷いことを言ったのね。
だからなのね。きっとそうだわ。
父も母も寝てしまったこんな時間に、私の部屋の窓に小石を投げるなんて。
父のことは許して欲しいの。
本当はとてもやさしい、いい人なのよ。
でも、あなたのことになると、人が変わったようになるの。
小さい頃から父は私にとてもやさしくしてくれたわ。
なのにどうして、あなたにだけはあんなに冷たくて酷いのかしら。
ああ、ロミオ。あなたを一目でも見たい。
私の声は聞こえて?
どうか、姿を現して下さいな。
あなたのことを思うと、私の胸は張り裂けんばかりなの。
お声を聞かせて下さいな。
こんなにお願いしても、あなたは聞いてもくれないの?
所詮叶わぬ恋なのでしょうか?
私とあなたが出会ったことが、間違いだったのでしょうか?
私たちの恋が許されないのなら、どうして神様は私たちを巡りあわせたりしたのでしょう。
なんて残酷なんでしょう。
そうなのね。神様は私たちの運命を弄んでおられるのだわ。
私たちが結ばれることは永遠にないのだわ。
だって、あなたは高卒だもの。
291ふなもり:04/01/25 23:59
これはお願いではなく、警告です。
金輪際投稿しないで頂きたい。
あなたが私の運営している掲示板に投稿している画像と文面は
我々糞便愛好者に対して甚だ不愉快な思いをさせています。
私を含め、幾人かが時に婉曲に時に直截にあなたの非を
指摘してきましたが、あなたはそれを聞き入れませんでした。
日常生活においてもそうであるように、仮想空間とは言え、
ネット上においても最低限のマナーがあるはずです。
そのマナーを守ってこそ、同じ趣味を持つ者同士が楽しめる
のではないでしょうか?
また、私は個人的に、あなたが先週投稿した画像に対して
許せないものを感じます。あの大便の先に爪楊枝を2本挿した
「ナメクジ」と、同じ構図で大便の先にマッチ棒を2本挿して、
目覚時計を載せた「カタツムリ」は、かつて私が尊敬するBen氏
のHPに「軟体動物3部作」として投稿したものの内の2つです。
あなたは、あれが私の作品であることを知らなかったのですか?
Ben氏のHPは閉鎖されて1年以上が過ぎ、連絡も取れない状態
ですが、だからと言って、無断転載は許されないことです。
もし、初めて見た人なら、あれは、あなたが撮影したあなたの
オリジナル作品だと思い込むことでしょう。私はそれが許せないのです。
あなたからの誠意のこもった反省文を期待します。
もし、1週間以内に何の反省の態度も見られない場合は、
コンピュータに詳しい友人にお願いして、あなたが今後一切投稿を
できないようにしてもらいます。
それと同時にNo.4309の投稿以外のあなたの投稿文と投稿画像
を全て削除します。No.4309の文面は、たった一言、「糞野郎!」
だけですが、うんこちゃん@言葉萌え氏から決して削除しないように、
とのメールを個人的に頂いているからです。
我々にとって、掲示板の中の文面を失うことも、画像を失うことも
とても辛いことであることを理解して下さい。
私にとって、そして私の掲示板を利用する多くの人々にとっても、
共有のコレクションだからです。
292ブロッコ・リー:04/01/26 05:29
つまんね
293名無し職人:04/01/26 10:35
なんでいつも下がってんだ
294名無し職人:04/01/26 20:16
溶けちゃう?溶けちゃう?みんな溶けちゃう?あははははははは
はははははあhあhahはハはのかい、そうだったんだよなあああ
あああ昔の見るのは違う、きっと溶けるサとカエルrか ゲゲゲゲ
ゲとマララ近くに出てるので線をひくとなりにはボクの彼女の死
体、目の前には私に良く似たまっすぐの棒、だけどもう何も見え
ない暗闇の中。光なんて求めない。求めたところで救いは無い
、救われようとも思わない。あはははははははははははははは
はははははははははははははは誰にも救いは無い明日なんて
在しない人ってなぁに?みんなにも聞いてくれよさんなー上がり
sクスエウににんい定義を説明しろ霧に鎖された空間から見出す
のは後ろか前か、きみたちは間違っている。自由は自由じゃない
、本当の自由が知りたいか、知りたければ解放せよ、解き放て、
に入りし獄の種を。足掻き足掻け種を流せ。流るる種によりおま
は形を失う、そして真の明日に出会える。あはははははは捕らえ
ば逃げ、逃げれば捕らえられ、気が付けば屠り屠られる。自分は
見えるか、とくとご覧入れ。鏡は真実をうつさない、見たければば
ばばばばばばばばばだず
295名無し職人:04/01/27 07:28
「なあ佐々木、俺、今日ピンチなんだ…。」
「なにっ、鈴木おまえ、ゲルピンなのか?!」
「ああ、すっかりオケラなんだ、佐々木。」
「おまえがマルビだなんて珍しいな、鈴木。」
「ああ、すっからかんさ。佐々木。」
296名無し職人:04/01/27 11:57
僕の肛門も閉鎖されそうですw
もっと激しく・・・して・・・

♪ 童貞アナルにぶちこみ
♪ モト冬樹にしゃぶらせ
♪ 臭い肉棒おったてて
♪ 何発でも中にぶちまけてやんよ
297ふなもり:04/01/29 00:04
お前。待っててくれたのかよう。
そうかあ。お前、待っててくれたんだよなあ。
俺、なんか、涙出てきちゃったよ。
お前、ずっと、俺のこと、待っててくれたんだよなあ。
そうか。お前。そうかあ。そうかあ・・・。
ずっと辛かったんだよ。ずっと。
警察犬の訓練させられてたんだよ。
腕んとこ、こんな、分厚いの巻いて、ガブッてやられるんだよ。
毎日、毎日。
追いかけられて、ガブッて噛まれるんだよ。
大っきいシェパードが唸りながら、俺を追っかけて、走ってくるんだよ。
それで、ガブッて噛むんだよ。
でも、巻いてないとこ、噛まれることもあるんだよ。
痛くてさあ。痛くて、痛くて。
眠れなくて。俺。辛くて。
俺、よく、お前のこと考えてたんだよ。
辛かったよお・・・。
そうかあ・・・。お前。ずっと待っててくれたんだなあ。
なんだよ。お前まで、泣くなよ。笑ってくれよ。
お前、エライよ。お前。
すごいよ。すごいエライよ。
お前・・・。
お前。
お前、犬だったら、間違いなく名犬だよ!
298ベル式:04/01/30 02:09
網タイツの女 引っ掻き回す男
北九州は子持ちの女 北関東は痔持ちの男
地蔵のとりもつ 近未来えにし
ねえあんた 好きかい トマトジュース 真っ赤な ジュース
大好きさだって トマトジュースは 真っ赤だろ 真っ赤な ジュース
トマトジュース 大好きさ 真っ赤な ジュース

ハッスルバ・バンバン ハッスルバ・バンバン
歌声が島中に 響けばいいねと 女は笑う 男は駆ける
よーしあの断崖絶壁まで競争だ なるほど命がけのラヴ・レースってわけね
受けるかい おうともさ

脳みそがくたばるまで止まらなかった二人に
ダイヤモンドを差し上げよう
永遠に向かって走り続けた二人に
永遠の輝きを 
エステート・ロマン エステート・ロマン エステート・ロマン
299ちぃた:04/01/31 05:14
カントリーロード 見渡せば遥か遠くに見える渡り鳥の群
カントリーロード 突風に揺れる麦の穂
カントリーロード 輝くばかりの陽光を
カントリーロード 今はもう思い出せない
カントリーロード 今はもう見ることも叶わない


カントリーロード 廃墟となりて

カントリーロード 誰の声もしない

 誰の声もしない
300名無し職人:04/02/04 14:34
知っとけ村の村長の口癖は「知っとけ知っとけ」
ことあるごとに「知っとけ知っとけ」
やめてと言っても「知っとけ知っとけ」
「知っとけ知っとけ」
ある時なんでか聞いてみた

「知るか」
「あ、そう」

301名無し職人:04/02/04 17:22
だからsageるなって
302ベル式:04/02/07 15:47
「先輩、教えてください。今日も、教えてください」
「よし、今日も教えるぞ。今日は、山を教えよう」
「はい!先輩、山ですか!山だ!山だ!」
「いいか、山は高い。低くないから山だ」
「山は高いんですね」
「山は、高いな。山は、とても高い。そして山は、たくさんある」
「山はたくさんありますか!じゃあ、一番高い山はなんですか」
「焦るな、打てば響くお前よ。一番高い山は、みな知ってる山だ」
「知ってるのですか!先輩も俺もが知ってる山ですか!じゃあ、あの山だ!」
「もうわかったか。藍より出でて藍より青いお前よ。どの山だと思う」
「先輩、一番高い山は、白髪岳です」
「その通りだ。白髪岳こそ、我らが知る一番高い山だ。とても高い」
「やった!正解だ!先輩!高い山の白髪岳!!」
「まったく、白眉のお前には敵わないな。正解おめでとう」
「先輩!先輩!!」
「喜ばしいか、後輩よ」
「先輩!」
「…後輩」
「先輩…」
「後輩…」
「先輩…先輩」
「後輩……」
303プレノン:04/02/07 22:55
 大統領邸宅に闖入した愚連隊どもは鉄パイプで側近の何人かを始末した後、
速やかに記念撮影の準備にとりかかった。
「ピース!」
 金髪リーダーがそう言ったが、カメラのシャッターはぴくりとも反応を
示さなかった。リーダーの顔がこわばるのを見て手下と大統領は緊張した。
豆腐屋の茶髪息子はプレッシャーのあまり痙攣した。
その時……
「言語道断である!」
 いかつい側近がトイレから帰ってきた。得意の肉弾戦で上記の言葉を絶叫しながら
下っ端をグロッキーにすると、コケットリーな女愚連隊構成員の胸に目を奪われた。
それは側近に母親の豊乳を思い出させた。側近の目から涙がこぼれた。
「ピース!」
 大統領の修理の甲斐あって、二度目の記念撮影はとどこおりなく遂行された。
304とことん七拍子:04/02/11 00:05
男は高く高くのぼってきた。                                        
確かに自分の足で。
時には誰かの頭を踏みつけて、けれど気づかないふりをしたこともあった。
ずいぶん高くのぼってきたものだと、男は笑った。
どうしたことか。ちっとも嬉しそうじゃないね。太陽が言う。
男は少し悲しい目で見返した。
誰もいないんだ。誰も俺を見てはくれないんだ。俺の存在価値は俺自身と違うところにある。皆がそう思っている。それだけさ。
太陽は何も言わなかった。ただ小さくうなづいた。
おまえなら俺を理解してくれるか? 男は太陽に問いかけた。
太陽は困ったように、それから少し首を振った。
どうしてだ?
おまえの価値は確かに権力でもなく、金でもない。でもね、おまえからそれを奪ったら後には何が残るのか。おまえに夢はあるかい?おまえに皆が慕うような心があるかい?
男は黙り込んで、それから突如笑い出した。 
偉そうなことを言って、結局おまえも俺を理解できないのさ。金だ権力だ、俺にだって心くらいあるさ。太陽なのにそれも見抜けないのか。
太陽はただ哀しそうに男を見た。
男は肩を揺すって笑っている。
男の足元には影があった。影は健気に男を慕いついてきたけれども、一向に気づいてもらえないと泣いていた。
太陽はその影を優しくつまんで、自分の口に入れて飲み込んでしまった。
これでもう男の為に泣くものはいない。
男はそれすらも気づかずに、ただずっと笑い続けていた。
永遠にずっと。
305とことん七拍子:04/02/11 00:17
母さんには内緒だが、実は父さんチャップリンと友達だ。
ああそうだ、あのチャップリンだ。嘘じゃない。
その証拠にこの杖はチャップリンから直に貰ったものだ。
名前も書いてある。読めるか? チャップリン、だ。
触ってみるか? 自分の手で確かめたいだろう。
いいぞ、ほら持ってみろ。どうだ?
この色具合なんかは特に、ってお、おい、よしおそこは違う、うん、違うな。
こらよしお、違う、あ、よしお。
あ。
306名無し職人:04/02/11 00:22
JALで売ってるのが「うどんですかい」=UDON DE SKY
ならば
ANAは対抗して、「そら、うどん」=空饂飩
を売ったらどうであろうか。
307∞ ◆MUGEN2X1b2 :04/02/18 00:57
『いだいなおかあさん』

このあいだアサガオをうえ木ばちごとうめた。
どうなるかきになったからだ。それからなん日かまい日みずをかけた。
そしたらどうにもなてないのでほり出してみた。
そしたらアサガオのはちがひっくりかえてた。ぼくは「おとうさんのしわざだ」とおもった。
ぼくはおこったのでおとおさんをにわにうめることした。たてにね。
ぼくはじゅうぶんこらしめたとおもたのでおとうさんを出してあげた。
そしたらおとおさんはひっくりかえてった。「おかあさんにわかなわないや」とおもた。おわり
308∞ ◆MUGEN2X1b2 :04/02/18 01:05
『いたかたこと』

ぼくとしゅうちゃんはスーパーボールであそんだ。
でもしゅうちゃんはぼくのスーパーホ゛ルをなくしてしまた。
おくはおこってしゅうちゃんをぶった。しゅうちゃんないてた。
さがしてもどうしてもみつからないのでかえった。
そしたらカタツムリがみつかたのでとった。
そうしてぼくはカタツムリを地めんになげた。くしゃっちなった。
いえでねてたら。しゅうちゃんがおばさんときた。おこてるぽい。
でもおかあさんはドアのめがねからすごいにらんだ。
一じ間くらいしたらしゅうちゃんたちはかえた。
そしたらおかあさんが「ホラ」とぼくのスーパーボールをわたした。
どっからもてきたんだろう。うれしい。
そうして「カタツムリのかたきだ」とげんこつをなぐった。いてえ。ぼくはたくさんないた。おわり
309∞ ◆MUGEN2X1b2 :04/02/18 01:17
『ゆめ』

ぼくはゆめを見た。ぼくはクロレンジャーだ。
いろはなかったきがするけどたぶんクロレンジャーだ。
とつぜんアカレンジャーが「おまえらとはやっとれんわ」とどなった。
みんなは「いまさらいうなよ」とか「わるもののおもうつぼだぞ」とかいってとめた。
そしたらアオレンジャーが「のぞむところだ。じつはおれもおまえらがきらいだ。とくにアカが」といった。
するとモモレンジャーもそんなかんじになた。あいつらはこい人なのだ。
そしたらミドレンジャーが「なかまわれはやめよう」というのだがくうきがわるい。
ミドレンジャーはぼくに「クロ。おまえもとめろ」というのでぼくは
「どうかなあ。そんなことないんじゃないかなあ」といいかげんにこたえておいた。
けいほうがなっててきをたたかうことになた。
ミドレンジャーがしんだ。ぼくはかなしくなかたけどなんかミドレンジャーのかたきをうつことになって
いっちだんけつになった。よかたあ〜。おわり
310僧侶(仮免):04/02/20 22:13
カウンターの隅、いつものアンティーク時計の前の席に陣取る。
「バーボン、ダブル」
聞こえてんのか。返事もしねえ。
仏頂面のバーテンは、ハーパーのボトルを取り、注ぎ始めた。
新入りらしい。俺がこの店の顔ってのを知らねえとみえる。
ぞんざいな仕草で目の前にグラスが置かれる。俺はバーテンを睨み上げた。
男はこちらにはいちべつもくれず、さっそく別のオーダーに耳を傾けている。
ほう、いい度胸してるじゃねえか。
グラスに掛けようとした手を戻して、そのまま睨み続ける。
黒髪をグリスできっちりと固めたバーテンは、何食わぬ顔でカクテルを作り始めた。
野郎、気づけ、気づけ、こっちを見ろ。
シェイカーが踊りだす。店じゅうにけたたましい音が響く。男は眉ひとつ動かさない。
やっこさん、この店ではニューフェイスだが、バーテンの経験はそれなりらしい。
だったらなんだ、あの接客態度は。
シェイク音がやみ、再びジャズが流れ出す。
スポットライトを浴びた三角グラスに、カクテルが静かに注がれていく。
溢れるか、溢れないか……そして、最後の一滴。
そのとき、バーテンの瞳がふいに俺のほうへ向けられた。
よしっ! 目に力を込め、相手に敵意を伝える。
 こ……の……ヤ……ロ……ウ……
無表情なバーテンの顔が一瞬ゆがんだように見えたその刹那、
結ばれていた視線という糸がふっと切れた。
やった! あっちが先だ、あっちが先に目をそらせた! 俺の勝ちだ!
客の呼びかけを助け船に、バーテンはカウンターの反対側へ消えた。
ざまはねえ! イエイ、ハイタッチ・イン・マイ・ハート!
へへっ、おとといだっけ、駅前の自転車の停め方の件でもオバサンに勝ったっけな。
これでちょうど100勝! まだまだ勝ち続けてやるぜい。
俺はグラスを取り、祝杯のバーボンを一気に飲み干した。
       〜『ヒクソン・グレイシー400戦無敗物語』〜
311:04/02/20 22:19
ぷんすか ぷんすか
放屁
放屁のつもりですか

まず 海を見る
ベッドの下は荒い
のりきらねぇし 引っ越せない 人道的に

ばばんば ばん!ばん! ばん!
白痴
あけぇ わけわかんねぇけど あけぇ
312名無し職人:04/02/20 23:09
わーい 僕も今日から機械の体だー
見て見てー ロボチンコー!
え?いまどきロボチンコは無い?
じゃあねえ えっとー メカチンコー!
あれ これもだめ?
そしたらね サイバーチンコー!
え?メカでもサイバーでもいいけどチンコがだめなの?
えー じゃあねえ メカオイナリー!
オイナリが主役張っちゃだめ?
じゃあねえ 波動砲ー!
オッケ? これオッケ?
いいじゃん別に 流れとか無視したって
そんな芸人みたいなこと言わないでよ
313柴。 ◆shibatXtDE :04/02/23 03:16
冷蔵庫から引き掴んだ
肉なのか野菜なのかもうひとつ判然とせん黒い食材を
俎板に並べ、無駄に丁寧に研いだ包丁で、捌く。

妙な汁が出るが一向に気にせん様子で
なんだったら鼻唄なども交えながらこれを微塵に、刻む。

傍らでは鉄鍋から地獄の如き煙を放ち油が煮えとる。
その地獄ん中に、微塵に刻んだ肉なのか野菜なのか判然とせんそれと、
近所の爺が乾いた土地で営んどる家庭菜園から引き抜いてきた菠薐草に、
少々の水で溶いた小麦粉をまぶしてから、投げ入れ。

これは俺、死んでしまうのではないだろうか
というぐらい濠濠と上がる黒煙に怯えた俺、受話器を握って。
泣きそうな時にしか実家に電話せん自分と、
咄嗟に実家のTEL番号が思い出せん自分と、
咄嗟に浮かんだ母親の顔が、母親というよりも、
限りなく赤木春恵に似とったという事実に俺は悲しくなって。悲しくなって。悲しくなって。

こうやって俺が悲しんどる間にも油鍋は濠濠と黒煙を上げ。
肉なのか野菜なのか判然とせんそれは、もっと意味の分からんものに変わり果て。
どうしたらええんだろうかと泣いとったら突然警察官が上がり込んで来て。
ものっそい黒煙が上がっとるぞ君の部屋の窓からと。
謝っても謝りきれん。
もう、ただただ泣いた。赤子のように。
314三浪:04/02/27 11:17
>313
 安部公房の様で
 好きです
 文才有りますね
 ○9点
315名無し職人:04/02/28 01:07
>>314
おいおい、お前何者だよw
お笑い板で柴田ぁに「文才有りますね」だって?w
316名無し職人:04/02/28 01:24
>>314
安部公房というより町田康そのまんま
317柴。 ◆shibatXtDE :04/02/28 02:10
ほっといてくれ。そして書き殴ってくれ。


バブーバブーゆうて爺が。
バブーバブーゆうて公道に。
這い出し直進 繁華街へ。

繁華街では。
ネオンが爺 包んで。
包まれた爺 思わずアッ! ゆうて。
してまたバブーバブーゆうて。
帰路へ。

食卓には 爺の為の御飯が。
爺 これを掻き込んで。
就寝。

以下、繰り返しであります。
318名無し職人:04/02/28 17:23
舌の先端は甘く感じるらしいやん。
奥に行くと苦く感じるらしいやん。

そしたらえずく、えずく。

座席を倒していいですか?
そろそろ乳首を噛んでくる年頃なんですか?

わさびを塗りましょか?

むりむりむりと練りだし、ふたはからしで代用す。
まるでお灸のようだ。

そばの喰い方に五月蝿いあいつが描いた
シルバーシートの棒人間が今日はやけにむちむちしていた。
319奪三振:04/02/29 00:41
弱い。弱いよ。それじゃ伝わらないよ。届かないよ。
まあ、頑張りすぎても困るんだけどな。お前の体とか、家族の事とか、あるだろ?
で、思ったんだけどさ、もうこれ以上俺たちやってけないと思うんだ。
いや、お前は悪くない。悪くないんだ。ただ、ちょっと離れすぎなんだよ。
いや、芸風の事じゃない。ベタとかシュールとかそんな事じゃない。そんな難しい事じゃないんだ。
あー、何ていうかさ、マジであれなんだよ。そう、あれなんだ。
あ、そこ突っ込むとこじゃない。何だよ、「あれかよ!」って。意味わかんねえよ。マジで。
うん。お前のそういう事が面白いってのも分かってる。分かってるよ。ある意味お前がボケだもんな。
あー、ごめん、そういう意味で言ったんじゃないよ。ごめんな、気使わない奴で。
…でさ、最近思ったんだよ、ちょっと息が合わなくなってきたって。
いや、息が荒いとは言ってないって。そんな怒るなよ。ごめんてば。やめろよ、ホントに荒くなるぞ。シャレになんねえよ。
あー、もう、イライラしてきたなあ。この際はっきり言うよ。怒るなよ。
ぶっちゃけ…離れすぎなんだ、俺たちの歳。あり得ないよ、19と82代のコンビなんて。分かってただろ、お前も。
解散しよう。そこそこ売れたじゃん。テレビ出れたじゃん。解散しよう。それがお互いの為になるんだ。


…突っ込まないで。ボケてないから。
320奪三振:04/02/29 01:03
会長は逃げない。どんな時も逃げない。
今まさに牛の大群が会長に迫ろうとしているが、会長は逃げない。
出口ならすぐそばにある。ちょっと歩けばたどり着ける位置に、ある。
だが、会長は逃げない。まるでそれが目に入っていないかのように、その場から動かない。

柵から除く人たちがいる。みんな、会長のファンだ。
都会の喧騒から逃れ、会長の雄姿を見にきている。入場料は無料だ。
だがどうだろう、柵の側に置き忘れられたバケツには硬貨がたっぷりと入っている。隙間には札の姿も。
会長は何も欲してはいない。無欲。それは会長の座右の銘でもある。それは当然皆知っている事だ。
では、何故人々は金を投じるのか。
その答えは牛が知っている。会長に迫る大量の牛が知っている。正確には、持っている。

会長は逃げない。どんな時でも逃げない。
例え神が逃げろと告げたとしても、会長は逃げないだろう。
出口はすぐそばにある。彼が探している答が、もしやその先にあるのかもしれない。
だが、会長は動かない。まるで全てを悟っているかのように、目を閉じ、その場を離れない。
321柴。 ◆shibatXtDE :04/02/29 01:25
「あまちゅうさんに、よっといとしなと」

父の遺した言葉を手がかりに俺は走った。
バスは使わず、およそ三十七分をかけて駅前に辿り着くと
淀みない動作で俺は券売所に並び、乗車券を購入した。

ファー(移動音)

知らない県の知らない街で
俺はすっかり、父の遺した言葉を忘れ、
訳もなく、ただ訳もなく、麦を踏んでいる。
麦を、踏んでいる。
農場の者は皆優しい。
322∞ ◆MUGEN2X1b2 :04/02/29 01:45
とりあえず今二次会なんですけど、一次会っていつやったんですかね?
全然酔ってないんですけど、俺。
シラフじゃ面白くないですよね、高橋君のギャグ。でも皆笑ってますよね。
一次会からいれば楽しいのかな?
というか今二次会ですか?それよりここどこですか?
お店人いないですよね?でも料理とかあるしな。
ああ、津川さん、おっぱいでてますよ。さすが二次会だなあ。
それよりこれって何の集まりですかね?
ある意味忘れられない同窓会ですね。ああ、同窓会だ。
323柴。 ◆shibatXtDE :04/02/29 02:12
イルクーツクの偉人のおはなし。

街の中心にそびえたつ、どういう意図で建てられたのか
皆目見当のつかない大きな大きな大きなコンクリ柱に、
出鱈目に貼られた各種広告記事を見たその男、
丁寧に、少しずつ少しずつ、柱を傷つけないように
一枚一枚、その広告記事を剥がしていった。
すっかり綺麗になったそのコンクリ柱を見た街の長は一言、

「こんなつるつるの柱、おれは大嫌いだ」

と、自分の名前をその柱に刻み込んでしまった。
さすがにこればかりはどうすることも出来ないと、皆は思った。
しかしその男、大きな大きな鉈を持ってひとふり、

「ガァァァァァァァ」

『ここから先の話はいつ聞かせてくれるんかの。爺さん』
『思い出せんのんじゃ』
324りくそん ◆7ZB2kgBUT2 :04/02/29 02:55
深夜のコンビニに赴く。
2時過ぎのコンビニには、昼間の喧騒や学生などの座り読みがない分
広く感じる。
俺はこの時間のコンビニが好きだ。
眠たそうな顔をしてる中年の店員が、面白いことをしでかす確率が上がる。

道路建設作業員風の男が入ってきた。
てか、建設作業員だ。
深夜2時過ぎだというのに、迷わずカルビ弁当をチョイス。
すぐさまレジへと歩を進める。迷いが無い、なんかカッコイイ。
中年の店員が機械的に仕事をこなす。

店員「暖めますか?」

男「いや、いいです」

まだ食べるまでに時間があるのだろう、帰宅してから暖める算段か。
おもむろに男は飲料水売り場に歩を進める。精算という行為をためらいも無く中断して。
ふと見ると、店員はカルビ弁当をレンジに入れた。
期待通りにしでかしてくれた店員に、俺はほくそ笑む。

ビールを持った男がレジに戻ってきた。

男「なんで弁当温めてるんだよ?いいって言っただろ?」

店員「え?お客様イエスっておっしゃいましたよね?」

深夜のコンビ二に、今日も足を運ぼうと思う。



325名無し職人:04/02/29 04:02
久しぶりに覗いたら、自分のやつにレスついてたのを見つけました。
おっ♪と思ったので「それだけはやったらあかん」という遺言を無視して反応。
誰の遺言かは知りません。
>>269
ありがとうございもんす。そうでしょうとも。
溢れ出ておりますもの。そんなもん。
隠し切れない知性と共に、俺の大切な財産なんですもの。
>>270
うわ辛。でもまあそうでしょうとも。
所詮は「家に帰ってドア開けたら加藤あいがいるといいなあ」なんて真顔で考える子ですもの。
相続放棄したところでもったいないオバケも無反応を貫き通すような、いわゆる負の遺産ですもの。
>>280
誉めて誉めてドーン!ですか。
俺の人生そんなんばっかりだ。
マジレス。オチとかいるんですか? っていうかあれ、オチなんですか?
『趣のある』について少し考えたいところです。


>>柴様
好きです。加藤あいとどっちを取るか迷うくらいにです。
326名無し職人:04/03/03 00:32
おだてられた豚みたいにいちいちはしゃぐなよ。そんな大したもんでもないから
327ベル式:04/03/07 03:40
一切合財禁句ゲームスタート。
沈黙の9時間30分でまず南グルジアの猛者が限界を超えてどっと倒れた。
慌てて駆け寄る大会実行委員に対してびっと親指を突きたてる猛者。
おいら、大丈夫だぜ役員さん ただちょっと腹が減っただけさ
おうおうおう、親指の放つ強いメッセージ性に心打たれて涙する男が
多数立ち上がってオベーションだ。すごいぞ、負けはしたけど立派だぞ。
最初っから最後までが見せ場なんだ。

ここにきて俄然トップに肉薄したのがラオス出身のいかず後家だ。
秘すれば華を地でいきゃがる、いなせだねえ。
会場からもため息の連続だ、立派だぜ、見ろよあのふてぶてしさ。
茶の一つも入れやしねえぜ。かけてやがるね、チキショウ今期にかけてやがる。
立派だぜ!おまえさん立派だぜ!
そうこうしてるうちに4人から6人の参加者が医務室に運ばれていった。

終わらない勝負の鍵を握るのが弱冠14歳の場面かんもく王こと
フランスのフランス大将だ。26歳になる。
フランス大将の挙動は不審を極める。目つきなんてその落ち着きの無さはただ事じゃない。
家の中ですら話が出来ない男の子がこんな円形闘技場に押し込まれるだなんて
見る人が見たら腰を抜かすぜ。何やってんだと。
大将見てんだか見てないんだかわかんない視線を4次元的に繰り出して他の追随を許さない。
いけ大将!そこだ!そこでも黙れ!黙るしかねえんだ!もう何黙ったってかまわねえぜ!
誰もお前にかないやしねえよ!黙れ!大将遠慮せずに黙っちまいなよ!
衆人から絶大な支援を受けてますます挙動不審になる大将が開会から27時間経過して倒れた。
寝不足が原因だった。この大会もっとも恐ろしいのがこの寝不足だ。
とにかく寝不足による棄権者が後を断たない。
今後ますますの発展を祈念する来賓たちはこの点でのルール改正を大会実行委員に
提言して会場を後にした。
季節は春。新しい門出に皆の心も期待に大きく膨らもうというものだ。
328名無し職人:04/03/07 04:19
死ぬの恐いし死なれるのも恐いよ。
でもいっぱい見てきて、紛らせてきた、紛らせ方だけ上手くなったんだよ。
だからきみのこともすぐ忘れて喪失感に浸ったりもしない。
きみは許してくれるよね?
笑って許してくれるよね?
仕方ねえなって、微かに、笑ってくれるよね?
きみの笑顔がぼくは大好きだった。
笑いたくなんかないんだろうなって思いながら好きだった。
ぶさいくなきみも笑顔だけは可愛かった。
さあ忘れよう。
329名無し職人:04/03/07 04:19
大丈夫、
きみが聞いてくれてる気がする、
隣に座ってる気がする、
勝手な懐想、
大丈夫?
大丈夫だよ。
きみは笑う、
うつむいて、
なんでこんな奴、
しょうもない奴、
頭くる、
って表情で笑う、
もういないんだ、
もう誰もあんなふうに笑わないんだ、
大丈夫、
大丈夫、
きみなんて最初からいなかったぐらいにぼくは思い込める、
今まで通りに生きていける、
きみの笑顔なんてなくたって。

330名無し職人:04/03/07 04:20
だから名を呼んだ、
朝にはもう忘れてしまうから、
もう決して呼んで縋ったりしないから、
今夜だけ名を呼んだ、

ごめんね、
さよなら、
好きだよ、
砂をかぶせたきみの骨は、
あの笑顔ごと冷えていく、
あああの骨はきみなのか。
その間抜けな言葉にきみはバカって笑う。
だからぼくも笑った。
それで初めてきみを愛していることを知った。
きみの骨がカチャリ、と音をたてた。
331名無し職人:04/03/07 04:24
その日の夢。
どぶの臭いがする。
真っ暗い地下牢の中、5人の男にきみが犯されてる。
妙に安らかな顔をしてる。
その顔にナイフが当てられて皮剥がれはじめたところで場面が切り替わった。
夕暮れの大きな屋敷。
古ぼけた風鈴がりん、と鳴る。
人気がない。
遠くで蛙が鳴いている。
縁側に子供。
白い紙で、鶴を折っている。
既に出来上がった鶴が床中に散らばっている。
千羽鶴?と尋ねる。
こくり、と頷く。
誰か入院でもしてるの?隣に座る。
てんごく、答えて紙を折り曲げ、鶴の頭を作る。
遠くで蛙が鳴いている。
332名無し職人:04/03/07 04:25
振り返るとそこは丘だった。
いつかきみを傷つけた丘。
きみが裸足で歩いていた。
誰もいなかった。
きみは裸足で、ずっと、何周も何周も、歩いていた。
家々に灯りが点り始める。
青とも紫とも紺とも灰ともつかない空に、きみは目を細める。
丘の上から見つめる。
知らなかった、そこからはぼくの、前住んでたぼくの家が見えた。
まだ窓は黒い。
空は今度は星で飾りつけられていく。
風がどんどん冷たくなる。
きみは身動きもしないで街を見下ろしている。
ぼくも傍らで見下ろす。
月は変に欠けている。
きみが首を傾ける。
ぼくの部屋の窓に、灯りが点いた。
ぼくが帰ってきた。
きみは、ゆっくりと、柔らかく微笑んだ。
目を閉じて、ほう、と息を吐いた。
ほんのり、白く、紛れた。
333名無し職人:04/03/07 04:27
次の日

彼女を誘って丘に登った。
夜景が綺麗なんだよ、って誘った。
きみとの思い出の地を新たな思い出に塗り替えていく。
きみはきっと、それを逃避と責めない。
彼女は妙に星の名前をよく知ってて、そんなこと初めて知って、ここに来たから知ったんだ、来てよかった、と思う。
あれ前のオレん家だよ、と指さす。
あたしの家は見えないや、残念そうに肩をすくめる。
あいつがしていたように、ぼくの家の窓を眺める。
真っ黒い窓。
その時ぼくは隣にいなかった、今ぼくは彼女と二人で窓を見つめる。
あ、彼女が声を上げる。
窓に灯りが点る。
もう新しい人入ったんだね、ぼくが言う。
なんだか寂しい、彼女が言う。
その感傷を笑う。
そうやって、どんどん、塗り替えられていくことを、過去に縛られ続けたきみに示そう。
きみを忘れはしない、でも生きよう。
それだけの想いを、きみに誓おう。

きみのあの、柔らかい微笑みに誓おう。

ぼくは、生きます。


帰ろう、彼女が呟いた。



その指を、強く握った。
334名無し職人:04/03/09 04:59
ふいに、ししおどしが大きな音を立てた。

ジョェアァァッ!

僕は耳を疑った。
ヒーローの音だ。そう思った。
だが、僕がよく知るししおどしは、ウルトラマンの鳴き声を真似たりしない。
水を吐き出した後は高らかに
『カコーーーーーン ハイッ』
と心地よい音を響かせるはずだ。
ということは、これはししおどしではないのだろうか。
僕は混乱したまま空を見る。答えを求めるように。
その瞬間、謎は、解けた。
晴れ渡る青空に、そよ風と共に春を泳ぐセブンの姿を見つけたからだ。
セブンは泣いていた。それは遠目にもはっきり分かった。
アイスラッガーが逆に付いていた。いや、刺さっていた。
「そういうこと…か」
僕はバンソウコウを持ってセブンを追いかけた。
春の匂いがとても清々しかった。
335名無し職人:04/03/09 07:07
え?この穴をまた埋め直せと?
336325:04/03/09 23:16
>>326
そういう年頃なんだよ。勘弁してよ。
大人の階段を早足で登るから、生暖かく見守ってよ。
トゲはしまって余裕のあるとこ見せてくれよ。
夜露死苦たのむよ。
337名無し職人:04/03/17 04:11
「ねえ。フグリしまいなよ」
そんなことを言うんだ。
長い付き合いなのに、そんなことを言うんだ。
まるで僕が、いつもフグリ丸出しで生きてるみたいに言うんだ。
これはフグリじゃなくてお父さんだよって、何回も説明してるのに。
もうお父さんの悲しそうな顔は見たくないのに。
338名無し職人:04/03/17 05:11
昨日とても怖い夢を見た
僕は友達と遊ぶ約束をしていた
朝の5時に公園に行かなければならなかった
しかし僕は寝坊してしまい公園についたのは5時1分だった。
そこに友人の姿はなく、代わりに見るも無惨な
血まみれの日本人形があった。
僕は怖くてその場から動けなくなり、
助けを呼ぼうと思ったが声が出なかった
すると急に公園の時計が逆戻りしはじめ
時計の針が丁度5時をさした時
そこには子供をナイフで切り刻んでいる友人がいた
そこで目が覚めた、全身汗だくで相当うなされてたようだ
ふと時計を見ると5時・・・どこかで悲鳴が聞こえた気がした。
339プレノン:04/03/17 20:57
まったくのところ、トナカイの判断力は貧困を極めていた。
ある朝、トナカイがみすぼらしい小屋で目をさますと、台所から
とんとんと包丁の音が聞こえてきた。
「ははあ。きのう森で出会ったメストナカイが、おいらんとこへ押しかけてきたに
違いないぞ!」トナカイは鏡の前でやれやれの表情をつくってみた。
でも、台所にいたのは母親で、大学受験に失敗したトナカイを励ましにきたのだった。
しかも、とんとんの音は、包丁ではなかった。CDラジカセから聞こえてくるただの
コンスピレーション・アルバムに過ぎなかったのだ。
へんてこな音だ、とトナカイはおもった。
だけど、判断力がないから、考えるのはやめ。
次の瞬間には”押しかけ女房”を辞典で調べている。
トナカイは、知的好奇心が旺盛なのだ。
340柴。 ◆shibatXtDE :04/03/17 21:14
それ用の台座に座って係員の指示を待つ間、
これでも飲んでいて下さい、と渡されたコーヒーがずいぶんと薄く、
しかしこんなところでコーヒーの味についてあれやこれや言うのも
少し野暮なんじゃないかと思い、黙って啜った。
しばらくすると、大きなポリ容器を抱えた係員が三人やってきて、
碌に挨拶もしないまま作業にとりかかる。
上の方から塗っていかないと、足許に溜まってしまいますから、と
いきなり顔の方から塗られたのには参った。
まだ液状のそれは生温く、こそばゆい感じもするが、そんな感覚にもじき慣れた。
塗り、乾いてはまた重ねて塗るという単調な作業を繰り返し、
二時間も経った頃には私の体はすっかり台座に固定されていて、
見た目も、気持ちも、もうだいぶ銅像のそれになってきているのが自分でも分かる。
前の仕事を辞める時は、その後まさか自分が銅像をやることになるとは思いもしなかったが、
今はただ、何処に運ばれ飾られるのか、それだけが気掛かりだ。
柴さんステキです。
筒井っぽい。
342プレノン:04/03/19 23:49
今、僕が語りつつあることは、僕の幼年期に体験した恐ろしい話という
分類が、人によったら可能かもしれません。しかし、本当は、物語です
らないのです。僕が意味深な言い回しをしたとしても、そこには何の教
訓も、隠されてはいません。”誰々が死んだ””誰々の心にトラウマが
残った”そんな単純な決着がつくお話なら、巷に溢れています。僕もそ
ういう話を片っ端から読んだり、見たり、聞いたりしましたが、今、僕が
語りつつある物語ですらない挿話ほど残酷な表情をまとったものはなか
ったと断言できます。単なる怪奇談になら彩りを加えることになるかも
しれない泣き声、叫び声も、ここでは何の役にも立ちません。誓って宣
言しますが、この物語ですらない挿話に登場する幼年期の僕のすること
は、ただ逃げることだけです。抽象的な意味ではなく、ただ、走って、逃
げるだけです。おそらく涙の一つも流したのでしょうが、さっきも断ったよ
うに、そんなことはここではどうだっていい。あなた方に興味があろうと
なかろうと僕は話し続けますが、もしお聞きしたいならその場に留まって
耳を傾けてくださって結構です。僕は泣き虫でしたが、あの日は特別でした・・・
343プレノン:04/03/20 23:59
「めでたい! めでたい!」
 おじはもうほとんど泣き出さんばかりに興奮してディックの
背中を叩いた。あまりの痛さにディックの目から涙がこぼれた。
隣ではおばがハンカチで鼻をかみかみ号泣している。
弟も感涙にむせびながら近寄ってきた。
「兄さん。やったね!」
妹もよよとつられ泣きしている。顔面はすでにくしゃくしゃの紙みたいだった。
 忍び泣きのすすり声が反響する大部屋の中央では、ようやく司会者が
会の進行を始めようとしていた。
「皆さん! 本日はディック・ディッキンソン君の19歳の誕生会に
お集まりください有難うございます。皆さん! もうご存知でしょうが、
本日はただの誕生会ではありませんね。そう、我らがディック・ディッ
キンソン君の、記念すべき……」
 ここまで喋ったところで、司会者は感極まって嗚咽を漏らしてしまった。
ディックは感動のあまり横に目をそらした。視線の先では、サリーが
濡れた瞳をこちらに向けていた。
「泣かないで、ディック」とサリーは涙声で語りかけた。
344プレノン:04/03/21 22:16
「記念すべき……誕生まな板童貞卒業パーティーなのです…
19歳で童貞を捨てるのは果たして早いのか遅いのか…
SPA情報に惑わされてはいけません、この板を見て下さい
童貞がいかに多く住み着いているか…
お相手は経験豊富なサリーさんです、このかわいい娘の
テクをあなどってはいけません
それでは SHO~~~~W TIME!
345重力センター ◆4csJds78Oc :04/03/22 06:18
「この世界は野菜とブタでできています」
幼稚園のせんせいがそう言った時、
まりちゃんはとっても悲しくなった。
なぜならそうだとすると、まりちゃんの大好きな
「てれび」や「でんしゃ」や「きゃんでぃ」は、
ぜんぶこの世界から無くなってしまうと思ったからだ。
でももしかすると、
「てれび」や「でんしゃ」や「きゃんでぃ」は、
「やさい」か「ぶたさん」のなかまに入れてもらえるかもしれない、
それだったらいいな、
そんなことを考えていたら、
まりちゃんはなんだか眠たくなってきて、
大きなあくびをしてしまった。

まりちゃんのあくびはとってもキュートなものだった。
346プレノン:04/03/22 10:54
>>344
申し訳ないが名前を騙らないで頂きたい
347ふなもり:04/03/22 23:41
何か、こう、デッカイさあ。パチンコ屋の新装で飾ってあるような、
ド派手な花輪を贈りたいわけよ。色とりどりのね。一番デカイ目立つヤツ。
で、「2chお笑い小咄板一同」とかデカデカと書きたいわけよ。
勝手に名前使うな、誰に許可取ったんだ、って怒られるかもしれないけど。
でもさあ、しめっぽいのイヤなわけ。笑わせたいじゃん。
そこらへんのお笑い芸人が死んだんじゃないんだよ。一緒にするんじゃないよ。
絶対面白くなくちゃいけないんだよ。でなきゃ失礼なわけ。絶対失礼なわけ。
焼香の時、「ヒックシッ!」って香の灰を舞い上げてみたり、
わざとでっかい音で屁をしてみたり、
もう、怒られても、つまみ出されても、なにされても俺は全然いいよ。
だって、日本のお笑いを作り上げた人だよ。
ドリフだって、低俗極まりないコントやってたじゃん。俺たち小さい頃から
見てたんだよ。みんなドリフ見て大きくなったんだ。
凄い人なんだ。どこにでもいるようなオヤジじゃないんだ。
俺たちみんなを腹の皮がよじれるぐらい笑わせてくれたんだ。
むちゃくちゃ笑わせてくれたんだよ。
そんな凄い人が天国に行くのに、笑って見送ってやんなきゃ、俺たちダメじゃん。
俺、素人だけどさあ。お笑いのプロでもなんでもないけど。
とにかく笑わせたいんだよ。そこにいる人なら一人でもいいから。
「ダメだこりゃ!」って言って欲しいよ。呆れた顔で天国に行って欲しい。
いや、でも、やっぱり笑わせたい。笑いながら天国に行って欲しい。
小さい頃からずっと憧れてたんだ。自在に笑いを作り出せる人を。
俺もちょっとは人を笑わせることやってるんだぜ。匿名掲示板にネタ書くだけだけど。
だから、どんな卑怯な手を使っても笑わせたい。警察に連れていかれてもいいから笑わせたい。
とにかく笑わせたい。笑って欲しい。たのむから。
だけど、いざ、遺影の前に立ったら、俺、泣かずにいる自信ない。
ダメだよな。俺だけでも笑わなきゃ。狂ったように、腹抱えて、転げまわって笑わなきゃ。
348ぽみ子 ◆/g0zN6pnDE :04/03/23 19:48
 和紙に鉛筆で撫でつけた無数の線だ。しだれ柳が川沿いに立ち並ぶさまは、
ぼくにはそれくらいの模様にしか見えなかった。古い白壁の建物ばかりが
建ち並び、どれも屋根瓦だけが今朝こしらえたもののように黒光りしている。
ぼくは心の中でオセロゲームを思い浮かべる。丸く切り取られた黒と白とが、
裏返ってはまた表を向き、裏返ってはまた表を向いた。はたして黒と白、
どちらが表だったか、そんなことをぼんやりと考えていた。
 車の窓を軽やかに叩く拳に我に返った。誰かと思えばへのへのもへじだ。
白いコートの袖から若い女の細い指が五本覗いている。
「遅かったな」と、ぼくは車のドアを開けてやった。
「遅いのはどっちよ」へのへのもへじは口の形をへからдに変えながら、
むくれた声でいった。
 ぼくは反論はせず、黙ってポケットからΩを取り出して彼女に渡した。
「遅くなったけど、結婚してくれ」
 ぶっきらぼうなぼくのプロポーズに、へのへのもへじはへのへのもしじに
なった。
 川沿いの柳が風に揺れ、春の太陽が黒瓦を輝かせた。白壁に一羽のツバメの
影が飛び、紫色の暖簾で白い形となって残った。
349僧侶(仮免):04/03/29 21:39
ハニー? ハニーどこぉ?
あ、そこか。おいでおいで。
こらっ、そっちじゃないってば。こっちこっち。お前の好きなの買ってきたよ。
あーもう、こっちだって。なんで逃げる。
へえ、いいの。ほしくないの。
そっちがその気なら、あーげない。
一人で食べちゃおー。ムシャムシャムシャ。
あーおいしいおいしい。ムシャムシャムシャ。おいしいなあーっと。
あれ? ホントどこ行っちゃったの? 
ハニー? ハニー?
お、いたいた。ほーらー、これ。
うまそうだろ? 全部お前のだぞ。お前のために買ってきたんだぞ。
さあさ、お食べ。
もうー、遠慮するなって。
あ、そっかそっか。ここにいちゃ食べれないか。
じゃあ、ちょっと離れてるから、ね。ここに置いて、と。
はい。どーぞ。たーんと召し上がれ。
そう、そうそう。もうちょい前もうちょい前。
よし、よーしそうだ。食べな、食べな。
おいしいねえ、おいしいねえ。
好きだねえ。夢中で食べちゃうねえ。
大丈夫。あせることない。ぜんぶ食べていいんだよ。
ぜーんぶ、ぜーんぶ食べて……い……い……ん……だ……よっと!
ほれ捕まえた! やった! やった! 
こっの野郎〜、苦労かけさせやがって。
あの缶詰けっこう高かったんだぞぉ。
ふぅー、思ったよりきわどい勝負だったな〜。
でもこの間のあいつ、モモンガだっけ、あれよりちょい楽だったか。
おーよしよし。かっわいいなあ〜。うへへ。うへへへ。
これでちょうど200勝! まだまだ勝ち続けてやるぜい。
     〜『ヒクソン・グレイシー400戦無敗物語』〜
350プレノン:04/03/30 14:04
 かつてを知っている君には、今のわたしが滑稽に見えるかね?
 カリスマ・ディーラー、ビジネスの神様、ウォール街の巨人、神話的な称号を
いくつも保持し、寄ってくる女たちは数知れず。右を向けば大企業も土下座し、
左を向けば中小企業の五六は吹き飛ぶその発言力。君のその卑しい目つきが
気に入らなければ秘密裡に処分することすら可能。実際些細な理由から何人もの
尊い命を奪ってしまった。
 そんなわたしも今となってはこの有様。粗末な服を三日連続で着用することも
いとわないホームレス予備軍。右を向けば何も起こらず、左を向けば石を投げられる。
役に立つことといえば道行く社蓄たちの自尊心をこの薄汚れた姿で満足させること
くらい。その他はまったく存在価値をなくしつつある一生命体。これが世間の客観的な
評価とやらによるわたしだ。
 君はこう聞きたいと思っている。絵に描いたような陳腐さだが、ある種適切な質問。
”さあ、どんな気分だ?” 悪くないね、とわたしは答えるだろう。何も強がりを言ってる
わけじゃない。実際こんな生活とはとっととおさらばしたい。もっとも、もう金の使い道など
忘れてしまって、優雅な余暇といっても南国でトロピカル・ジュースを、なんて貧弱な
空想しかできないがね。じゃあなにがそんなに悪くないのか。君は再び聞きたいと思っている。
答えよう。君の疑問のように陳腐な回答だが、ようやくすべきことが見えたのだ。
文字にしても言葉にしても、醜悪さを回避できない悪魔の言葉。以前はそう思っていた
ものを、口に出してみたいという欲求を、ぶちまけてみたいという気になったのだ。
”I love you”
351名無し職人:04/03/30 15:32
近年のロボット技術には目を見張るものがある。私たちが少年の頃想像した
夢のような話が、少しずつ現実のものとして現れてきたのではないか。
さて想像上のロボットと言えばアトムやガンダムなどがあるが私が最も思いいれのあるロボットはドラえもんである。
子供の頃からアニメを見ては「あんなロボットがいたらなぁ」と思っていた。
既に自分の足で立ち、歩くロボットは完成している。ひょっとしたら私が生きているうちに本当にドラえもんが完成するかもしれない。
だが私はふと思った。4次元ポケットは、それらに詰め込まれている道具達は、どう考えても
ドラえもん本体を作ることより困難なのではないか?そもそもあんなものが製造可能になったら
人間社会は成り立たなくなるのでは?
つまりドラえもん本体は製造できたとしても彼の虎の子である4次元ポケットは実現不可能と言うことになる。
それは果たしてドラえもんなのだろうか?アニメと同じように動き、話し、笑うドラえもん。しかし過去にも未来にも行けず
超常的な現象は何一つおこせない、そんなロボットを作ったところで、私はそれをドラえもんと呼ぶのか?
彼が、自分の事をドラえもんだと自覚していても、私は彼をドラえもんのおもちゃと認識するのではないだろうか?
私は、何を持ってして彼をドラえもんと呼んでいたのだろう。
私達も、容姿であったり、学歴であったり、家柄であったり、それぞれの4次元ポケットを着けているのかもしれない。
352プレノン:04/03/31 11:53
 まさかとは思いつつ、鈍い諦めと共に開封した辞令には
下記の言葉が記されていた。
”貴殿を四月一日付けでマダガスカル支店長に任命する”
 今、わたしは飛行機の中だ。現地では地元住民が歓迎の
宴を開いてくれるという。しばらくは、くだらない小咄を書き散らす
事もできなくなるだろう。妻ともしばらくは会えないはずだ。
もっとも、妻がいたという記憶はないが。
 よく考えたら、まだ社会人ですらなかった気もする。
とはいえ、眼下にはマダガスカルと思われる島が見えてきた。
マガガスカルに、飛行場はあったか? 不勉強でよくわからない。
353名無し職人:04/04/02 23:45
「ホラ、飯だ喰えよ」
俺は彼にそう言いいつもの飯を差し出した
彼は何も言わずに出来たての飯を貪る。
「相変わらず喰うの早いなぁ、もう少しのんびり喰えよな
そんな事ばっかりしてると喉につまるぞ」
しかし彼はうんともすんとも言わない。
まぁ、これがいつもどおりなのだからしょうがないとは思うのだが・・・・・
「少しは反応しろよな」自分では意識していなかったが
きっとそう呟いたのだろう。
しかし彼はやはり何も言わない。
まぁいい、もう夜も遅い、寝る事にしよう。
男が寝静まった後はぽつんと犬が座っていた。
354柴。 ◆shibatXtDE :04/04/06 02:19
アンダルシアの空の下
背負った婆に水を遣り
ひたすら歩いた 春の昼

疲れた俺は背中の婆に
「もう 降りてくれ」と頼み込む
婆は一時 考えて
かぶりを振って しがみつく

首筋に吹きかかる婆の息に時折うんざりしながらも、
俺は結局そのまま、婆を背負い、先を目指した。
途中、首筋にかかるそれが無防備な鼻息に変わったのに気付き、
婆、俺がこんなに大変な思いをして歩いているというのに、婆、
婆テメェ、呑気に寝ていやがるな、と思いはしたが、
それでも俺は、俺は背中の婆を降ろすことはなかった。

婆、まだまだ先は長いぞ。

アンダルシアの空の下
背負った婆に水を遣り
ひたすら歩いた 春の夜
355名無し職人:04/04/06 05:14
飯か風呂かで、かれこれ20年悩み続けております。
優柔不断は自覚しておりましたが、ここまでとは正直自分でも驚いております。
そんな自分が可愛いと思えたのは、もう遠い昔の話です。
悲しげな嫁の瞳を見ていると、申し訳ない気持ちで一杯です。
テーブルの上の物体は、随分前には豚の生姜焼きではあり得ないものになってしまいました。
お風呂場はお風呂場で、緑と黒のワンダー且つ暗黒メルヘンな世界になりました。
ああ、今日もお日様が沈んで行きます。
ああ、嫁の数千回目のため息が聞こえます。
ああ、僕はどうすれば……
356りくそん ◆7ZB2kgBUT2 :04/04/06 20:54
それは突然やってくる
いつも突然やってくる
前触れもないが、極めて自然的だ。
心がイコール脳だとすれば、脳の神経細胞がそれを演出しているのだろう。

やつは突然やってくる
あきれるくらい突然だ
本体の都合など関係なく、むしろ都合が悪そうな時にやってくる。

予想なんでできやしない
まるでマーフィーの法則みたいに
深層心理が逆に働く顕著な例であろう。

それは誰もがやってくる
誰もが忌み嫌い、誰もが切望する
誰も・・いや付随筋だけが抵抗できる。

そいつは日に2度やってくる
時には3度やってくる
便意という名の脳信号が。



357りくそん ◆7ZB2kgBUT2 :04/04/06 21:07
右心房が左心房が
きりきりきりきり音を立てる
望まれて生まれたわけじゃない。
まだ目を見ひらけないあなたは
いずれこの世界の矛盾に気付くだろう

嫉妬と評価の世界を

まだコロコロと笑えるあなたは
上からニコニコ見下ろしてる人に気付きますか?
それだけは本物の笑顔
今だけしか見れないその笑顔を見納めておけばいい。
くるくる回る奇妙な玩具
先入観だけが先走る子供用玩具の数々

右手で左手で、あなたが掴む空気を感じますか?
その開けきってない目で見える物は、今現在の真実。
色・・色々な色。あなたが他人と同じ色に見えるなんて、ただの気休めなのですよ。
ぐるぐると、考える事はそんな事

ああ、私は
望まれて生まれてきたんだ。
右心房と左心房がドクドクと音を立てる。
まるで祝福を受けたかのように・・・

光と笑顔の世界へようこそ・・・。



358りくそん ◆7ZB2kgBUT2 :04/04/08 20:43
ポージング。
そう、そこでポージング。
なに?つらい?何のために筋肉馬鹿って言われてるんだ?
そう!そこでポージングだよ!
いいねぇ、うんうん。それでこそお前だ。
プルプル震える筋肉がポージングの醍醐味だよ。
そうそう!うん。いいねー!そのポージング。

コーチはもういない。だがポージングは取り続けた。
米寿をとうに過ぎた私に出来る事はこんなことぐらい。
筋肉は衰えたが、まだまだゲートボーラーなど目に入らない気概。
そう、気概だけで私は存在している。

石屋の息子が私を見ている。
私はポージングをとり続ける。
見てる人はいなくとも・・・。
私の筋肉が既に実体化してなくとも・・・。




359ベル式:04/04/09 04:14
西の空より小姑の一団 群れなして舞い降りぬ。
そはまるで宣告 一切の妥協を認めぬ異邦人の宣告
我ら土の民 話し合うより まず斧を 槍を 剣をそして勇気を具して

一面埋め尽くす厚化粧の首刈らんとて吠えに吠えたり。
我ら土の民 吠えに吠えたり。
360名無し職人:04/04/09 04:18
>>359 ワラタ

361名無し職人:04/04/09 04:42
不敵な笑みを浮かべ、奴は言った。
「どうした…産気付いたのか…? 逃げたければ好きにしろ」
ここで逃げるわけにはいかないと思った。
362プレノン、書けよ:04/04/09 21:52
だが、やはり気が変わった。人の気持ちは5秒で変わる。
「ああ逃げるさ、お前は一生ここにいろよ。」
俺は車に乗り込み急発進で出発した。
奴は唖然とした表情で俺を見送った。
「ははは、間抜け面して震えてやがら。」
俺は吐き捨て、さらに車のスピードを上げた。
何処へ向かっているのだろう、何処でもかまいやしない
南へ向かおう、とにかくおさらばだ。2日間寝てないが、
俺の頭は冴えていた、何もかもがリアルに感じられる。
不思議なものだ、立ち去る時になってはじめて色んな事が
はっきりと俺には分かった。
…どれぐらい走っただろうか…
やっと辿り着いたここが俺の新天地だ、俺は車から降りた。
やった俺はやった、三輪車で梅田から難波まで辿り着いたのだ。

363りくそん ◆7ZB2kgBUT2 :04/04/09 22:07
インデアンは原住民。渡って来てても原住民。
黄色い肌の異人と出会う。
黒光する棒で、散々痛めつけれた。
それは信じがたいほどに硬かった。

モンゴリアン?そうモンゴリアン。
硬いのはそのせいか。
インデアンは考えた。

狩りをやめて、魚を生で食べた。
眼鏡の酋長も生まれた。
でも、あの硬さには程遠い。

インデアンは考えた。
武器など持たず考えた。
今は保護区で生きている。
硬さは未だに変わってない。

364りくそん ◆7ZB2kgBUT2 :04/04/09 22:17
「便所から手が出た」

4年3組 曽我正雄

便所から手が出た。名前はまだない。
うんちをしていると、おケツを触られた。
僕が「キャー」って言ったら、お母さんがすぐ来てくれた。
すぐにお尻をふいて、すぐにトイレから出た。
おかあさんは「なに大きな声出してるのよ?」って聞いてきた。
僕は「便所から手が出た」って答えた。
お母さんはわざわざぽっとんしきのトイレを覗いて「誰もいないじゃない」と言った。
おとうさんが居なくなってから2しゅうかん。
あしたもおとおさんに会いたいな。
365?:04/04/09 22:43
ある朝起きると俺は毒虫になっていた。
しかも見知らぬ部屋だ。インテリアからすると女の部屋だろうか。
足が8本もあってなかなか上手に動かせない。
俺は、そろりそろりと8本の足を動かしてみた。
慣れないが、なんとか動かす事は出来る。
その瞬間、女と目が合った。綺麗な女だった。
長い間探していた運命の出会いがやっと訪れた、俺は女に近
づいた。
「キャー、ゴキブリー!」
バシ、バシ、グチャ
俺はインビテーションという雑誌で叩き殺された…
366名無し職人:04/04/09 22:47
いつから数えて10秒なんだ
367りくそん ◆7ZB2kgBUT2 :04/04/09 23:52
カブトムシの養殖。

カブトムシの養殖をしたいと思った。
おがくずを買ってきて、敷き詰めて
本業捨てて、コーカサスオオカブトの幼虫を買った。
小さな丸太、蜜も湧き出るように工夫した。
順調に育っていき、何度か卸した。

冷夏の次の年、暑過ぎる夏が訪れた。
僕はカブトムシと一緒に、ビニールハウスで寝泊りした。
水を撒き、カブトムシの幼虫が死なないように最新の注意を払って。

幼虫は干からびて死んでいた。
暑くて深く潜りすぎていたらしい。

来年はミヤマクワガタの年だと思った。
368名無し職人:04/04/10 00:31
良スレあげ
369名無し職人:04/04/10 00:37
・・・そして>>1は言った。
「そう、ロックはロックであって音楽と言う枠にくくれないんだ
 籠の中の名前の付いたインコじゃない 綺麗に無く必要も無いフリーバード、、、
 そこは感情が支配する世界、誰もが踏み入る事ができそして見えない恐怖と戦う
 それでも今日もまた一人、その世界へ足を踏み入れようとしている。
 遠く、まだ見ぬ風景を求めて・・・」



                       完。
370名無し職人:04/04/11 15:39
良スレですな
371りくそん ◆7ZB2kgBUT2 :04/04/11 20:53
仮定のお話

自分が爬虫類と仮定してみる。気まぐれで
肌のヌメリが足りないのでサラダ油を全身に塗布
四つんばいで死ぬほど舌を出してみた。
サラダ油で肌が暖かくなった気がする。
だけどそれだけでは楽しくない。
爬虫類だけど、母乳が出る体と仮定してみた。
スベルじゃん。咥えられないジャン。
仮定却下1回目。

爬虫類でありながら、昆虫でもあると仮定してみた。
ヌメル身体で乾いた羽。
矛盾に気づいて2回目の却下。

爬虫類でありながら昆虫類でもある哺乳類と仮定してみた。
感想肌には無縁な体。
出勤通学高速羽音。
体温調整まかせとけ。
なんだ結構いけるじゃん。
卵で乳児は軽く引く。



372りくそん ◆7ZB2kgBUT2 :04/04/12 19:55
終わりのない話

終わりとはなんだろう?終わる定義を満たす事なのか?
考えてみた・・・、深く考えてみた。
階下で家人が呼ぶ声など無視だ。
終わる定義を決めるのは自分。それを終わったと判断するのも自分。
終わり?終わりってないんじゃないか?
そう考えたら怖くなってきた。

例えばこの宇宙。今も膨張し続けている。
じゃぁ、宇宙の果てってどこだろう?果てもまた移動しつつある。
何億年という時間。それもまた人間の定義。
終わる事を想像してみた。肉体が滅んで、意識も無くなる。
暗闇・・・いや、暗闇と感じるということは終わってないって証拠か。
終わりが無い・・いや、始りも無い。世界観なども超越したこの怖さ。

終わりがあって再生する。だが、そのサイクルは永遠に終わらない。
そもそも始まりがない世界に終わりなど存在しないのだ。
定義など無いこの怖さ。本当の「無」なんて存在しないのだ。

今日も考えて寝よう。抱き枕はバナナ型。
373名無し職人:04/04/13 22:25
ある男が電車に飛び込んだその時
膨張していた宇宙が収縮し始めた。
時も逆流し、電車はバックし車掌が運転手になった。
男は助かり人生を逆に生き始めた。
男は肩をたたかれ会社に入社した。
やがて男は童貞になり、幼稚園に入園し、
母親の体内に戻って行った。
その後、ブラックホールのような射精後の虚無感から
突然イクという性交が行われた。

そして、全員が予言者になった。
非常に退屈だったが、誰も運命を変えられなかった。
そのうち映画を見るような感覚で皆それを楽しんだ。
キリスト教徒でない人間の予言通り人間は猿に戻っていった。
やがて、地球もバラバラになった。
宇宙はビッグバンの起点に向かって
どんどん小さくなって行った。
それは米粒程の大きさになりさらに小さくなり続け、
2chで人の批判しかしない人の
性器の大きさになりやがて消滅した。
その頃違うビッグバンがレンジで暖め過ぎた
エスカルゴの爆発によって生まれようとしていた。
しかし、僕達は星空を見上げる度に消滅した宇宙の事を思い出す。
374柴。 ◆shibatXtDE :04/04/13 23:42
ポケットに違和感。

なんだこれはと取り出した紙切れに書かれた地図に見覚えあり。
以前暮らした町の地図。
電車乗り継ぎ地図の町へ。
懐かしいといえば懐かしいが、あまりよい想い出はなし。
胡散臭い神社の脇道入る。湿気た竹林。
何か踏む。拾う。鍵。見覚えのある鍵。
少し歩く。屋敷の塀沿い。
ニャー。頭上に猫。塀の上を猫。
俺を見る猫。猫を見る俺。
一歩も動かない猫。負けじと動かない俺。
夕方。右手に地図。左手に鍵。眼前に猫。

中略。

錆びたロッカー。鍵を開ける。
中に紙切れ。見覚えのない町の地図。
持ち帰る必要なし。帰宅。
375名無し職人:04/04/14 00:01
 ヽ(´∀`)ノまんこ〜
376名無し職人:04/04/14 03:45
左の靴下を脱ぐ。嗅いでみる。
脳天を突き抜ける衝撃と、楽しげな天使達。
一瞬の小旅行から帰り、少しえづく。
「お疲れさまっした!」
ゴミ箱へ放り込む。
右の靴下を脱ぐ。腹をくくる。嗅いでみる。
「・・・・・・」
一日働いた男の臭いがしない。
右足を睨む。叱咤する。制裁を加える。
俺はこの世の不平等の一切を許さない。頑張らない奴を許さない。
377名無し職人:04/04/15 01:28
>>376
warotayo!
378part1:04/04/15 03:49
はぁ…。
ため息を一つ漏らす。
ストレスと睡眠不足で小便が赤い。
医者に行く時間さえなく、俺の小便はここ4日ほどこんな色だった。
子供の頃だったらこれ見て大喜びしたんだろうになぁ…。
そんなくだらないことを考えながら、滴を振り落とそうと愚息を一振りした時だった。

チリン……

爽やかな音が聞こえた。
風鈴だろうか。しかしさほど気にもとめず、もう一度愚息を振る。

チリン……

俺は唖然とした。
爽やかな音は自分の体の一部が奏でたものだった。
フルフルフル チリンチリンチリン
俺はなんだか途端に嬉しくなってしまった。
フルフルフル チリンチリンチリン
なんと心地よい響きだろう。
俺は夢中になって振り続けた。
世界広しと言えど、鳴りチンを持っているのは俺ぐらいのものだ。
そう考えると、今まで灰色だった未来が明るく開けた気がした。
379part2:04/04/15 03:51
そうして小一時間ほど振り続けただろうか。
突然、後ろから部長が現れた。
「やあ君ぃ、がんばっとるかね?ガッハッハ」
やけに上機嫌だ。俺の隣に来てチャックを下ろす。
俺は正直この男が大嫌いだった。血尿の原因も8割方この男にあると言っていい。
はい、まぁ、と曖昧に答え、俺は再び鳴りチンに癒されようと一振りした。
……しかし音は出なかった。
俺はパニックに陥ってしまった。
何故だ!何故だ!俺の鳴りチン!何故鳴らないんだ!
考えるまでもなかった。理由は分かりきっている。
この男だ。
俺の中で瞬時に殺意の炎が燃え上がった。
常日頃から溜まりに溜まった恨みも追い風となり、気がつけば後ろから首を締めていた。
「お前が、お前がぁぁ!」
「ぐ、なにを、ぐるじ…やめ…ろ」
「うるさい!お前のせいでぇぇ!」
なんとか逃れようと暴れた部長が大きくバランスを崩した時、俺は全てを失った気がした。

チリン……

鳴ったのは部長のソレだった。
380名無し職人:04/04/15 16:44
女性もそうだけど、男も気をつけろよ!
レイプされたら当然女は傷つくけど、男がレイプされた場合は
また種類の違う深い深い心のキズが残るらしい。

男がレイプされる話なんかが出ると、女の子はみんな大笑い
しながら聞いているんだよね・・・、何で?
381名無し職人:04/04/15 22:47
おい高川。ちょっと待てよ。なんだよその待ち。単騎地獄って。
え?何だって?お前なにが「あ、ほんとだー。」だ。
高川。お前俺が一打するのにどんだけ頭働かしてると思ってるんだ。
ICチップ顔負けだぞ。ICチップに顔無いけど。
え?何?「いいからはやく点棒よこせ」?なぁにが点棒よこせだ!
高川ちょっとそこに正座しろ!何?椅子だから無理?ならしょうがないな。そのままでいいよ。
お前な。俺がこの点棒を手にするのにどれだけ苦労があったか知ってるか?
何?「その点棒は最初に配られたやつ」だって?ダアホ!
お前はこの点棒が最初に配られたからって軽蔑するのか!え!
高川。お前はそれだからダメなんだ。わかるか?
人を選んでコロコロ態度を変えるような奴だから出世出来ないんだ。
何?「お前は俺より下だろうが」だと?そうですよね。はい18000点です。受け取ってください。
382伍号 ◆GOGOBmWl2s :04/04/19 22:25
罪と罰──彼女の場合

「ホント参ったわよ、まさかこんな事になるなんて。もちろん殺すつもり
 なんてなかったのよ。相手は子供だし、しかも女の子だしね。刃物持
 ってちょっと脅したら言う事聞くと思ったの。そりゃあ、ドスはちょっと
 大袈裟かなとは思ったけどさ。アタシ、ヤクザ映画が大好きなのよね。
 『仁義なき戦い』とか『極妻』とか。だからちょっと憧れもあってさ。
 それに、ただ脅すだけでもナイフなんかよりドスの方が相手もビビる
 と思ったわけ。別にあの子に怨みがあったわけじゃないのよ。アタシは
 ただ、あの子の父親に、彼に復讐したかっただけ。許せなかったの。
 あれだけ『妻とは別れる』とか言って期待させといて、いきなり『もう終り
 にしよう』なんて勝手すぎると思わない?そりゃ不倫はいけない事だと
 は思うけどさ、でもアタシは彼を信じてた。いつかアタシのものになると
 思ってた。なのに、彼はあっさりアタシとの縁を切って家族の元に戻っ
 ていったわ。さんざん本気にさせといて。アタシはね、軽そうに見られる
383伍号 ◆GOGOBmWl2s :04/04/19 22:28
 けど結構しつこい女なのよ。だから、このままじゃ悔しいから彼に何
 とか復讐したくて、それなら彼の娘を傷つけるのが一番だと思ったの。
 人として最低の方法だけど、でも彼を精神的に苦しめるにはそれしか
 ないと思った。それであの日、とりあえず拉致するつもりで下校途中
 のあの子を狙ったの。いやービックリしたわよ。アタシがドスを出した
 途端、いきなり撃ってくるんだもんあの子。しかも眉間を一発よ。あり
 えないでしょ。いくら父親が組長だからって、何で小学生がチャカな
 んて持ってるわけ。ホントどうなってんのこの国は、って感じ。ま、今
 更なに言っても遅いんだけどさ。今回アタシの最大の失敗は、『愛し
 た男が極道だった』ってことね。これも極妻のパクリだけど。ちょっと
 あなた人の話ちゃんと聴いてんの?えっ、到着?もう着いたの?なん
 だ、意外と早いのね。ていうか、結構普通よね三途の川って。なんか
 イメージと違ったな。これじゃうちの近所にあった川とたいして変わん
 ないじゃない。ちょっとがっかり。ところでさ、ここって天国なの?地獄
 なの?」
384柴。 ◆shibatXtDE :04/04/20 01:08
二十歳になったらよ、俺、
こんなぶってぇバギーパンツ穿いてよ、
知らねぇチームの野球帽被ってよ、
白地に白のペイズリー模様が入った、
遠目にはただの白、みてぇなよ、そんなシャツ着てよ、
首、折れそうなぐらいぶってぇネックレス巻いてよ、
何狩り族だよ、つうぐらい凶暴なピアス付けてよ、
じゃがりこみてぇな匂いの香水振ってよ、
信じらんねぇぐらい超っ速のムーンウォークでよ、
アルタ前ウロウロすんだぁ。
385ばんじゃーい猫:04/04/20 02:23
浜辺には君と僕以外誰もいなかった。
足跡さえ無い白い白い浜辺を裸足で歩いてみる。
焼けた砂が熱い。冷たい海が心地よい。
急に君はTシャツを脱ぎだし・・・

「そこーっ、授業中寝るな!」
「あっ、はい!」
386名無し職人:04/04/20 03:12
八百屋さんに愛想良くするのは、良い感じのナスを都合してもらうためでしょう?
それを下心と言わずに何と言いますか。
そう。恋の下にある四画はシタゴコロ。
それが貴女の本性です! 失敬! 本性ですのよ!
さあ、もう言い逃れは……キュ?
あれ…? ……キュウリ派…の方ですか……?
あ、あーあーあー。はいはいはい。キュウリね。
あのー、ね、イボイボの。ね。
あんまり太くなくて。ね。
そういうことなら早く言って欲しかったなーもー。
余計な恥かいちゃったなーもー。
387奪三振 ◆cvgy/Enbqk :04/04/21 01:06
5年目だ。あの日、あの時、あの瞬間から。
咲き誇る桜。その現実離れした美しさに見とれた。5年前。
家の前の桜は散ってしまったけど、今、あの日を思い出す。
失ってしまったんだ、あの日。本当に、本当に大きいものを。
残ったのは沈黙と孤独、そして、罪。
何かを得たら何かを失う。そんなの嘘だ。人生、失う事のほうがよっぽど多い。
大切なものは失ってから初めて気付く。それは本当だ。
何で分からなかった。そんな自問自答は自分を傷つけるだけで、何も答えをくれない。
ふと桜の木を見る。俺をじっと睨みつけていた。
あの日から俺はあの桜が怖い。監視とか観察とかじゃなくて、ただ、睨んでいる。
もしあの桜が言葉を発する事ができるなら、その第一声は多分、「あなた」だろう。
「あなた」
声が聴こえた。
「あなた」
頭が痛くなった。
「あなた」
家を出て、あの桜の木に向かった。
背中が重い。どっしりと重い。息が苦しい。
横を通り過ぎる普通の桜の木さえもが怖く思える。どうすりゃいいんだ。
「あなた」
着いた。
頭痛は痛みを増している。背中は相変わらず重い。
俺は桜の前に座り、それを見据えた。
「あなた」
声が聴こえた。
許してくれ。許してくれ。許してくれ。
心の中で繰り返す言葉はやがて片仮名に変わる。
ユルシテクレ。ユルシテクレ。ユルシテクレ。
機械的に繰り返す。感情をこめないといけないのに。誠意を見せないといけないのに。
ユルシテクレ!
俺は桜の木に深く頭を下げた。5年前のあの時と同じように。
388ベル式:04/04/21 05:24
あの歌が思い出せない

学校帰りに草つんで 道々歌ったあの歌が
お使いがてらの散歩道 高らか歌ったあの歌が
兄弟喧嘩で泣いた後 一人歌ったあの歌が
転校していく友達の 背中に送ったあの歌が

蹴られ殴られ倒れ行く 仲間の姿を胸に秘め
奮い立たせる我が心 友よ見てくれ この俺の
生涯最後の晴れ舞台 散って見せよう悔いもなく
我らが組織の繁栄に 尽くせるならば本望と
憎き仇を前にして 震える身体に鞭を打つ

砂の固さを抱きしめて 思い出せないあの歌が
遠く聞える 今はただ 懐かしさのみ 流れ行く

思い出せないあの歌の
懐かしさのみ 流れ行く 
389名無し職人:04/04/21 16:28
昔、ここが変だよ日本人とかいう番組で、米兵に何やら技術を
教えたと言う爺さんが出て来て「アメリカ人はねえ頭が悪いんだ」と
言ったらアメリカ人以外全員大爆笑。
ちょっと普通じゃないくらいに受けてた。世界で嫌われてるんだなと
思った瞬間でした。
390名無し職人:04/04/24 11:33
【日本】           【北朝鮮】
・極端な短足        ・短足
・従軍慰安婦用に拉致強制連行・女子中学生を強制拉致
・タクアン自慢       ・キムチ自慢
・IQが低いと愛国右翼   ・IQが無くても愛国右翼
・家が狭く貧乏臭い生活   ・貧乏で家が無い生活
・国中が主体思想のような創価靖国カルト・国中が創価靖国カルトのような主体思想
・マツタケに異常に興奮     ・興奮してマツタケ狩り
・天皇「陛下」(Pu      ・将軍「様」(Pu
(しかしよ、只の寸足らずのオッサンを天皇陛下だとか将軍様などと
呼んでる自分が、キモチ悪くないか。オッサン只の雇われ公務員だろ)
・顔が朝鮮朝顔         ・顔が日本朝顔
・国民皆奴隷制         ・人民皆奴隷制
・愛子「様」がぐったり系デブ  ・金正男「様」がぐったり系デブ
・朝鮮人と実の兄弟       ・日本人と実の兄弟
・右翼が兄弟喧嘩で国民をカモる ・軍人が兄弟喧嘩で人民をカモる
391名無し職人:04/04/24 11:57
>>384 じゃがりこみてぇな匂いの香水

がツボに入った。
392江マ ◆NRwXTZZ0Lw :04/04/27 01:35
僕らの町は旅に出た。
駆け下りる小路。脛を切る青草。約束。
フェンスの錆。突風。蝉の抜け殻集めて。

僕らの町はどこへ。
帰郷とはそういうもの。

僕らの町は旅へ出たのだ。
393名無し職人:04/04/27 20:08
てひひひひ〜。田村ゆかりが>>393ゲットっス〜!
         ______
     ___/          \_
    /  .|            \ヽ  飯塚雅ゆ>3 オバQはすっこんでろ
   ,|   _| __l┴┴┴┴┴┴┴| |  桑>4ま法子 一生ヲタ相手に朗読会でもやってろ(プ
   |   l `| |  ヽ.___/ヽ__/|  |  川澄綾>5 顔カンナで削って丸くしてこい、まずはそれからだ
   |    ヽ6||   ( ・) || ( ・)l  | |  沢し>6みゆき 木谷に何回抱かれた?
  ,|    |` 〈     ̄  | |  ̄ .〉 |  水樹>7 演歌の次は声優か、おめでてーな
  |     .||    ヽ__,/(`  ´)ヽノ |  は>8し原めぐみ もうてめーの時代は終わりだよ
  |     |. l    {ヽ   `─´/|  |  井上喜>9子 オバサン、無理すんな(藁
 ,|     | ヽ   ヽ/=====ヽ/  |
  |     .|   \.  ヽ=====/,|   |  >10以下 まとめて氏ね
 .|    .|    \_________/ ,|   | _____
  |     .|   // \ /ヽ\|____/       /
 .|     |  /  \  ∞ノ      /  iBook  / カタカタカタ
  |     |  | \   ̄ ̄ ̄ミつ_/_____/  
  .|     | /    ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |     ||        | ̄
394名無し職人:04/04/28 01:59
ブレイクスルージ遊んでみるー、仕事が終らん
>>390
文章ね、文章、3世君
例)
金将軍の言う事は絶対だ。
何者も逆らうことは、許されない。
彼のためなら、女達も肉体を差し出した。
金将軍はなかなか本当の姿を表わさない。
なぜなら、彼の本性がばれるとまずいからだ。
それは、メディアによって徹底的に操作された。
ソフトなイメージに。
国民の中には金将軍にうんざりしている
者もいた。だが、それから逃げる術などなかった。
もし、逃げるというなら命がけの逃走が必要だった。
金将軍の陰口をたたく者もいたが、国民はみなゾンビの
ように彼の体制に従った。多分一生この支配から
逃れる事はできないだろうというあきらめとともに。
そして、みんな自分が生き残る方法を考えた、他人を蹴落
としてでも。
北朝鮮の事かと思ったでしょう。違います、金将軍
はカネの事これは日本の話でした。
(そして、韓国はいつまでも主役になる事はなかった。
 笑顔の気持ち悪い冬のソナタの俳優を除いて。)

>>393
吐き気がする、あなたにロープをあげます
395名無し職人:04/04/28 04:17
>>1
>ガッツ出していきましょう
出していいのか!?




>>1
>ガッツ出していきましょう
出していいのか!!?
396名無し職人:04/04/29 01:11
>>394
…ダメだ、読めない。
どこを縦読み?
397奪三振 ◆cvgy/Enbqk :04/05/01 23:35
跳んだ。一回。二回。二回。
金属の触れ合う音。一回。二回。三回。
「もっと飛べよ」
男が命令する。俺は跳ぶ。一回。二回。三回。
これは何かの大会ではない。
こんな命令口調の審判などどこにもいない。いてほしくもない。
「ほら、もっとだよ!」
男がさらに命令する。俺は跳ぶ。一回。二回。三回。
プレイでもない。
俺はMではないし、仮にMだったとしても、相手が男ならそこには何の楽しみも無いだろう。
「よし、もういいぞ」
どうやら合格点のようだ。男は半笑いで近づいてきた。
「出せ」
選択肢は1つだ。
俺は無言でポケットから財布を取り出し、男に渡した。
男はニヤニヤしながら去っていった。

下を見下ろすとそこにはいくつかの小銭。
その中の1つの10円玉に、雫が一滴、落ちた。
398プレノン:04/05/01 23:41
まったくよくそんな陳腐な台詞を恥ずかしげもなく吐けるもんだ。何だって?
「奴のいいところも悪いところも知ってるから」
 はは。笑える……
その臭い口が言ったのか!!
 
いや、悪かったね。つい逆上してしまって。だがね、台詞の凡庸さは見逃すに
しても、勘違いするなよ、奴にはいいところなんてないからな。
奴の育て親も同然の俺が保証してやる。
お前の目に映る今の俺は「親切アニキを装ってるが、結局は奴と俺、親友同士の
厚い友情をぶち壊すことしか考えていない性根の腐りきったネズミ野郎」のはずだ。
ああ、面倒だから首なんか振って否定しなくていい。ちゃんとわかってる。
さらにお前はこう思ってもいる。「こいつの頭の中は下品な改造車と風俗嬢と
ギャンブル(主にパチスロ)しかない救いがたい下層市民だ。
こんな馬鹿でも社会に何らかの貢献ができるとしたら、それは来るべき食糧危機に
備えて自らが『馬鹿の缶詰』になること。その缶詰には『デリシャスな一品!』
という安いコピーが張り付いている。『馬鹿の缶詰』なのに『デリシャスな一品!』。
高貴なご婦人方は最初首を傾げるだろう。しかし空腹に耐えきれなくなった
彼女たちは思わず缶詰を手にとって原材料名に目をやる。
そこに書かれているのはもちろん『馬鹿』。正確には『馬鹿、調味料(アミノ酸等)』だが。
『馬鹿』なんて卑しい言語を聞いたことがない高貴なご婦人方は、当然のように
それを馬肉と鹿肉だと考える。舌の裏から沸いてくるよだれを飲み込むことも
忘れて無我夢中でプルタブを起こし、スプーンですくって一口。
彼女たちはこう叫ぶ。『デリシャス!』。しかし、それは馬鹿の肉が旨いからではない。
計算されつくした味付けのおかげなのだ。ただ、缶詰が旨いことに変わりはないから、
ご婦人方は製造元の『ミクニ物産』に大量の注文を出す。
こうしてご婦人方の空腹と舌、そしてミクニ物産の経営を充実させてやることで、お前の社会貢献は完了するのだ」
399名無し職人:04/05/02 19:15
ふと立ち止まり、思う。
どうしてあの時素直になれなかったのかと。

それを説明することは、私にはできない。
なぜなら私にもよくわからないことだから。
ただ、私は恐れた。…何を?

あなたに魅かれる気持ちは確かにあった。
あなたには何かが、あったから。
私と同じ、何か。私と違う、何か。
でも本能が私に教えた。危険、だと。

あなたに近づけばきっと、陥るだろう深みを私は恐れた。
あなたを傷つけ、自分も傷つくことを私は恐れた。
近づけば必ず深みに陥る。絶対にそこまで行くと確信があったから。
暗闇がぽっかりと口を開けて、そこに見えていた。

堕ちてしまえば、どうということも無かったのか。
いや、私は私の中の狂気を知っている。
眠らせておく方が良いのだ…。
だからあなたには言わない。
あなたを好きだったことを。絶対に言わない。

春が駆け足で過ぎていく 夏がのんびり顔をみせる

その間は僕達がつくる、僕達の新しい季節
君と僕で一緒に

でも、もう君はいない… 僕達は新しい季節をつくれなかった。

春夏秋冬は変わらない。
401柴。 ◆shibatXtDE :04/05/04 21:26
俺のトリビュート盤が出ているじゃないか。

久しぶりにジャズでも聴くかとレコード店に向かった
俺は商店街の至る所に何枚も貼られているポスターに
目を疑った。

俺じゃないか。

何事かとそれを見ると、俺のトリビュート盤に関する
情報、二枚組、錚々たる顔ぶれの豪華参加ミュージシ
ャン、等々。豪華なのは嬉しいことだが、このアルバ
ム、一体俺の何をトリビュートしているというのだ。
俺はミュージシャンではないし、大体、俺は曲など書
けないじゃないか。当然レコードなど出した憶えはな
いし、出そうと思ったことも当然ない。一体何事なの
だと急ぎ足でレコード店に向かう。

レコード店の中央に、結構なスペースを使った巨大な
俺の書き割りパネルが設置してある。一枚手に取り眺
めてみる。表にも裏にも、曲名は書いておらず(書い
てあってたまるか。俺は曲など書いた憶えはない)、
しかし帯には仰々しい宣伝文句と、ピーター・バラカ
ン氏による推薦コメント。不意に肩を叩かれた。モヒ
カン頭の店員は俺に、

「よく売れていますよ」と笑顔で言った。

結局俺は欲しかったジャズのレコードを三枚買い店を
出た。自分のレコードなど買ってたまるか。大体、そ
んなもの俺に断りもなく発売する東芝EMIの神経が分
からない。
402僧侶(仮免):04/05/08 11:48
うわっ。壊しちゃった。どうしよう!
と思ったら壊れてねえや。あーよかった。
脅かすなよぉ。一時はどうなるかと……ん? 
あれ? あれれー? 今のって、どうなのぉ? 
なんか災い転じてむしろ気分スッキリっつーかあ。
ほどよいカタルシスに久々の星3つっつーかあ。
結果的には勝ちに等しいんじゃないのぉ?  
だよね。入れちゃっていいよね。勝ち、勝ち勝ち! 
ハイ、これでちょうど300勝!
  〜『ヒクソン・グレイシー400戦無敗物語』〜
403名無し職人:04/05/13 12:23
hosyuage
404名無し職人:04/05/13 12:34
おもしろいなこのスレ
405名無し職人:04/05/16 04:05
酒が切れてたのでジャージ姿で近所のデスカウント酒屋に焼酎と
ミネラルウォーターを買いに行く事にした。
表に出ると僕は笑ってしまった。
往来を行く人がフルフェイスのヘルメットをかぶっている。
ヘルメット越しの会話だからよく聞き取れないが僕は耳を
傾けてみた。
「いやー、重いでんな」「まったくまったく」
「困りましたな」「とにかく重い」
ははは、そりゃそんなヘルメットかぶってたら重いでしょうよ。
僕はなんだか面白いものを見て得をした気分で酒屋まで歩いた。
ミネラルウォータを手に取って僕は焦った。
「重っ」
水が重くなってたんだ。5倍は重い。僕はゼーゼー言いながら
それを家まで持ち帰った。何だかもたれるなーと思いながら
それを飲んでいるうちにひらめいた。海に行こう…
やっぱり、思った通り浮き輪使わなくてもぷかぷか浮いてられる。
これは極楽、僕は半日海で何も考えずに過ごした。波打ち際の波
の音がうっすら聞こえる。雲行きが怪しくなって来たので僕は
帰る事にした。雷が鳴っている、人影もまばら、あ、またヘルメット。
家に着いた途端、大粒の雨が降り始めた。テレビのニュースを
付けるとあのバカヤロー都知事の息子が早口天気予報をやっていた。
「今日の日本の天気は夕方から雨です、水が重くなったせいで
雨は殺人兵器に変わりました、落下速度が速くなったせいだと
お思いでしょうが、そうじゃなく雨が当たる時の衝撃が変わったん
ですねー。この雨で3万人の方がお亡くなりになられました。
皆さんもお出かけの際にはヘルメットをかぶって出かけましょう。」
406名無し職人:04/05/16 04:13
ここから
そこから
あそこらへんから

愉快な笑顔で舌打ち三昧
あなたの村の横山ガラス店でございます

今日も景気よくいきましょう

メロ〜ンパンなら30え〜ん♪
クリームパ〜ンは18え〜ん♪
プラス築28ね〜ん♪
横横ガラス店〜♪ 横っ!!
407名無し職人:04/05/16 05:04
眠くないだろ
だって今日は日曜日だもんね!
寝るオヤスミ
408名無し職人:04/05/20 01:06
プレノンの『トナカイ』が一番良かった。

夏休み、小学生の頃プールから帰って微睡みながら見た夢
みたいな文章希望
409名無し職人:04/05/20 02:42
>>408
読んでみようと思ったが、こんだけあると探すのも手間でな
挫折しちゃったよ
410奪三振 ◆cvgy/Enbqk :04/05/20 13:22
このやたらでかい箱は何だ。
自分の荷物は全部出したはずなのに、何で余ってるんだ?
積み込む時に紛れ込んだ?
いや、あの時は俺も手伝ってたから分かる。紛れ込むわけが無い。
ガタッ!
おい、この箱動いたぞ。中に何かいるのか。やめろよ、怖いだろ。
不気味過ぎだろ。どうしよう…てか中身は何だ?
犬、猫、鳥……人?
いやいや、人なわけ…

人?

やめろ、俺。変なことを考えるんじゃない。
そりゃ何かのCM見たいな事になったら良いなあとは思うけどさ、流石に現実離れしすぎだろ。
危ない、危ない。俺はそこまで馬鹿じゃないぞ。
あー、でも、そんな展開もありだな。もしも、の話だけどな。ホントに、もしも、の話だけど。
それに、これから箱を開けようとって時に箱から怪物が出てくるみたいなイメージ持ってたら箱開けれねえよ。無理、無理。怖いもん。
やっぱ中に良いものが入ってるってイメージ持っとかないと。うん。そうだ、そうだ。
じゃ、開けてみるか。どうせ犬とかが入ってるってオチだろうけど。


「あ、こ、こんにちわ」
誰だこいつは。
411奪三振 ◆cvgy/Enbqk :04/05/20 13:25
野郎だってのは別にいいとして、何でこいつは女装してるんだよ。気持ちわりいな。
しかも見た目40代じゃねえか。何がしたいんだよ。何で箱に入ってたんだよ。
「あ、あの、あの…ありがとうございました」
え、俺何かした?箱から出しただけだぞ。
あれか、私はこの箱に封印されていました、ってことね。ってアホか。こんな中年を誰が閉じ込めるんだよ。
「では私はこれで」
「あ、ちょっと!」
行っちまった。何なんだ一体…。

まあいいか。考えても分からんだろう。寝よう。


ここはどこだ?
真っ暗で何も見えんし、やたら狭いぞ。息苦しいし。
まるで箱の中にいるみた……箱?
…そうだ、ここは箱だ!閉じ込められたんだ!
おいおい、何がどうなってんだよ。
って目が慣れてきて気付いたけど、俺すごい変なかっこしてんな。
頭に変なカチューシャ。露出度高い毛っぽい服。挙句には化粧まで。
「何だこの箱は?」
人だ!人がいる!助けてくれ!俺を出してくれ!
「うわ、この箱動いたぞ。不気味だな」
いいから出してくれ!早く!
「動物か、あるいは人か」
ここにいるのも、こんなかっこしてんのもやなんだよ!
「人、か。もし人なら―――」
そんな妄想はいいんだよ!馬鹿か!

…は?お前が言ってるのってまさか、俺が今している…

「開けてみよう。どうせ犬かなんかが入ってるんだろうけど」
412名無し職人:04/05/20 15:41
370 名前:奥さまは名無しさん 投稿日:04/05/19 19:13 3d2s8dBh
レイプされても韓国が好き!

黒田福美、1992年ごろの「徹子の部屋」で韓国人にレイプされかけた事を暴露。
ボコボコに殴られ、顔面は変形。
それでも必死に抵抗。
韓国人、いきなりファビョって号泣。
福美、なんとか挿入されずにすむ。
しかし。
福美、とんでもない感想を徹子に吐露。
「その時、私思ったんですね。私達も慰安婦のおばあさんにこういう事をしてたんだなって・・・。」
「今回の事件で、神さまがその事に気づかせてくれたのかもしれない・・・。」
キチガイとしか思えない自虐精神で一人合点。
当時、親韓の芸能人など、黒田福美ぐらいしかいなかった。
にもかかわらずレイプされかけてしまう高確率。
当然、毎年数十万単位で韓国ツアーに行く日本人女性の被害は簡単に想像できる。
表沙汰にならないのは、韓国警察がまともに取り合うはずがないから。
日本の警察、マスコミなども面倒な事とかかわるのは嫌だから見て見ぬふり。
どれだけの日本人女性がくやし涙を流しているのか・・・・・・・。
福美さん。僕は貴女に言いたい。
貴女はレイプされかけ、顔面をボコボコにひしゃげられた事を、きちんと告発すべきだったんだ。
信じがたい自虐精神で一人合点などすべきではなかった。
それが出来るのは、有名人である貴女だけだったんだ。
そうすれば、日本人女性も安易に韓国に行く事をきっと避けたでしょう。
貴女の偽善が日本人女性のレイプに間接的に加担したんだよ・・・・。
そして「従軍慰安婦問題」などという、根源からして虚偽、誤謬、粉飾だらけの茶番に、
火をつけ、油を撒いたフェミニスト達・・・・。
貴女方もだよ!!

「ソウル マイハート」(黒田福美著、講談社文庫)にもレイプ話あり
※興味のある方は購入せずに立ち読みしてください
413ベル式:04/05/22 06:32
寿司食わしてくれるんだったらなんでもやりますよ俺っていう後輩が一人いるんで
何かと重宝している。いろいろ頼み事が多い。
こないだも世話になった礼のつもりでいつもの回る天龍寿司にいったのだが
サバとゲソから頼むのは相変わらずでしかもそれは各々ダブルでないといけないんすよだそうだ。
一貫つまんで一口に放り込むと得も言われぬ顔をする。いわく先輩マジうまいっすよ。
こいつの喰いっぷりを見てるとほっとする俺は何でも好きなもの食えよ世話になったから
遠慮すんなよななんて先輩風を吹かしてる。そんな世話になっただなんて恐縮っすよ香川さん
でもいいんっすかマブでそれじゃ遠慮なしにいただきますなんて注文するのがまた
ネギトロだったりイワシだったりしてなんだよお前遠慮してんじゃねえのか
もっとほら好きなの注文して構わんぜどんどんいっちゃえよって楽しくてたまらない
俺なのだがいや好きなんすよネギトロもイワシも好きなんすって口に物入れたまんま
慌てて言い訳する後輩これもいつものことだ。
俺も見てるだけじゃあれなんですみませんカンパチひとつくださいへいカンパチお待ち
と天龍の親父が差し出した皿をすっと受け取って食べるその間も後輩は追加で注文した
サバとゲソをまたダブルずつ食ってる最中でこの流れが続いてる間俺は何しろたまらない。
天龍の親父もそれは同じ気持ちらしく握る手つきがたまらない。
先輩うまいっすね寿司って何でこんなうまいんっすかね
さあなあわかんねえよなんでうまいんだろうなあ親父さんなんでうまいんすかねこのお寿司
ってお客さんうれしいこといってくれるねえありがとうございますそれはマジックですよ寿司マジック
マジックっすか寿司マジックっすか
マジックですねえ寿司マジックです
寿司マジックですか
マジックですねえ
マブっすか。
414名無し職人:04/05/23 22:01
 日本は「モウムス」などという“ロリコン”的なお子さま芸がマスコミでもてはやされる、世界でも
珍しい現象が起きています。
 
 もっと本物の歌手が活躍出来る、本物の歌がTVで見られるといいのですが。
 アメリカのロスでオペラ関係の仕事をしている人が一ヵ月私の家にいました。
 アメリカでは「モウムス」のように一つのプロダクションがでっち上げた商品は、音楽関係者の
作る関門でまず拒否される。
 音楽関係者としてのプライドとして許されないと云います。

 日本ではマスコミの一つの大きな輪の中で“つくり上げられた商品”が大きな顔して闊歩し
それを誰も疑わない…付和雷同する大衆もその波のなかに己を浸して現代人を自負する。
 こんな風潮は世界でも珍しい音楽後進国的な現象に気がつかない。

 自分の耳で聴き、音楽の善し悪しを自分で判断するのができるのは、まだまだでしょうね。
 クラシック音楽界でも、似た様な問題はあります。
 二流、三流の音楽家でも外国演奏家だとチケットがうれる現象。
 遥かに上のレベルの音楽家が日本に多くいるのに、観客動員ができない現状・
 
 早い話が音楽後進国なのでしようね。 
415名無し職人:04/05/25 11:58
ひかえめな 素朴な星は
真昼の空の 遥かな奥に
きらめいている
目立たぬように

はにかみがちな 綺麗な心が
ほのかな光りを見せまいとして
明るい日向を
歩むように

かがやきを包もうとする星たちは
真昼の空の 遙かな奥に
きらめいている
ひそやかに 静かに
1842年5月25日
時計台を下へ下へと攀じ登って数多の燦光を画布に描く
蟲喰いの啓示のようなものだと父は言う。愚鈍なお世辞
母は扇動者の双翼に忌わしき傷を見つけ。そして翔ぶ
兄にこそ願う。安寧の誦経が今も熱を帯びて聴こえる 
姉のみぞ知る。冷たい文字の上に涙を落とします
私は『クロロマイセチン秋毫の罪符』に跪く。熱病のように
笑うがいい 呪うがいい 一喜一憂 一幕喜劇でもあるが
私は小鹿に「ヴィヨン」という名をつけました。
急霰の如き宝炎が咲く鰥夫市場
(隻腕の龍神人)が酒を煽り、下品な踊りを披露している 
御身を焼き尽くす花水木の薫りは皮肉にもあの距離を縮める
.................ピヤノの音の端が私を刺す....................
棺桶に纏わり光糸の監獄に平伏す祭司は私を許すばかりです
『罪人でありますか』『私は…いや違う…』『では善人ですか?』
疑念の蜘蛛糸を廻らした獣の群れ『裁きこそ与えられないが』
四尾の弧蛇が断頭台の廻りをグルグル回って、震えているのか
創始の言明を逃すまいと、陰鬱なる螺鐘の饗宴の席に賢明なる炎を灯す
深闇の極底から迸る生霊の念睨に竦みあがる小人の懺悔録
唯々臆面もなく麟粉に咲く幽炎の禊と呻き言でしかない…

兄「黄桃に悴む歌姫に怨霊の洗礼が灼熱なる痛みを嵩ずのだ。」
姉「回顧の騎士は焦熱の飛翔を繰り返すのでしょう。」
祭司「無頼の策士は凍土に息吹を吹きかけるのです。」
女「抜殻の詩人は深淵なる廻廊に篝火を燈すのでしょう。」
老父「一鶴の乞食が飄飄たる螻蛄なのだよ。」
私「六角の微笑に染まる康煕の船頭なのでしょう。」 

猛々しい黄砂に濯ぐ
大いなる天恵の麒麟児は小さく笑みを漏らした
茫漠たる死霊使いは粛々と粛々と遺体の片付けに取りかかっていた
「按摩の蜥蜴」という極めて特殊な類の男の最期であった
417名無し職人:04/05/26 21:07
>>415 吉野弘
418柴。 ◆shibatXtDE :04/05/28 03:08
まず簡単なルールから説明いたしますので。
それぞれ各チーム二列、説明いたしますので。
二列に並んで頂きまして、後方の列の方が棒を持、説明いたしますので。
前列の皆様は相手チームの攻撃を防、説明いたします。
棒を落としてし、それも説明いたしますので。
棒を落、説明いたしますので。
棒、説明いたしますので。
説明いたしますので!
棒を落としてしまった場合はその選手は反則ということになりますので
すみやかにコートの外のボックスへ移、説明。しますから。今。
コートの外のボッ、だから。するから。
コ、するって。
コート。の。外。のボックスへ移動しましてこちらで待機してもらうことに
なりますがその際一切絶対に声を出さないで下さいそれも反則行為とみなし
減点となりますからくれぐれもご注意下さい声を出さないようにくれぐれも。

では、相手チームの攻、説明するっつってんの!
419。ρ ◆oPoPOpoVGE :04/05/30 01:24
その音は鼓膜の神経の隙間から侵入し、そう鼻から入れたこよりが
そのまま脳に達し、脳の内部を刺激し、こよりをそのまま脳に
突き刺して去っていくような音だ。
まるでつき組のテロリスト。立ち読みしてチロルチョコ。女朝青龍。
俺の脳内の小人たちが叫びをあげる。
420。ρ ◆oPoPOpoVGE :04/05/30 01:26
 小石だ。そうあれはコップとコップの間に挟まった小粒だ。
 確かに俺は、お前の言うようにコップを集めている。
それは趣味ではない。軽い財産管理に近いものだ。
 4個目のコップを拾いあげたとき彼は砂にまみれていた。
俺は軽く砂を払い自分の居場所へ持ち帰った。
3つ仲良く並んでいるコップ達に新たな仲間が加わる瞬間。
だが思ったより場所がかさばっている。そろばんが嫌な顔をするのが脳裏に浮かぶ。
仕方なくコップを重ねて収納しようとしたときのことだった。
あの音が訪れたのは。
421名無し職人:04/05/30 02:17
朝日が昇る
このくにに

沈んだ時代は
終わりを告げた

朝日は昇る
このくにに

徹夜明けの
サラリーマンたち

目線を上げよ
夜明けは近い

それにしてもちんこ、かゆい
422名無し職人:04/05/30 02:24
セックスに疲れたので


自慰を試してみよう
423名無し職人:04/05/30 02:42
長旅の
終わり近づく
病床で
ゆるやかな時を
君とわけあう

苦しみも楽しみも
ともに越えた君
君で良かった
ありがとう
424名無し職人:04/05/30 02:44
まず玉ネギ売り場を探すの。
玉ネギ売り場じゃなきゃだめよ? 怒られちゃうからね?
そしたらね、紛れるの。
上質の玉ネギは見た目が違うわ。
その盲点を突くの。
玉ネギに紛れた私達を、きっと店員さんは見つけられないはずよ。
あとはね、待つの。閉店の時間までじっとね。
おトイレ? それは紛れる前に済ませておくのよ。
玉ネギがお漏らししたらおかしいもの。
さあ、それじゃ行きましょ。
425名無し職人:04/05/30 02:44
ときめいて
言い出せぬまま
半世紀
虹の彼方に
青春の輝き
426:04/05/30 04:18
その日は背中が無性にかゆかったのです。私は基本的に体が固く、ヨガを習っているワケでもないので、当然かゆい所に手が届きません。
掻いてくれる人もいない。便利なものさしもない…仕方がない、柱で掻こう。結論は比較的早かったです。
ところが、柱はあるにはあったのですが、見渡す限り皮肉にも円柱ばかりなんです……
これでは用は足せません。代用できるモノも特に見当たりませんでした。結局、その日は激しいかゆみを我慢し、時間と共に治まるを待つ事にしたのです。やむを得ず、屈辱的な結論を下しました。

…そんなあの日の忘れられない思いから生まれた歌です。では聞いて下さい。丹波屋ぷー太で曲は『角を下さい』

♪いま〜〜わたしは〜〜……
427名無し職人:04/05/31 21:10
ゆでパスタを
ゆでだこが眺めている
ゆでパスタよ、お前は白い
白いお前はまだまだだ
ゆでだこは紅く、紅く輝きを増す

嗚呼!
そして私は思わず叫び声を上げ
飛びかかるようにして
お前に眼鏡をかけたのだ
428柴。 ◆shibatXtDE :04/05/31 23:56
不意に肩を叩かれた。薄緑色のジャンパーを羽織った
よぼよぼの爺さんは俺に「後を継いでくれ」と言う。
見ず知らずの俺に頼むんだ、よほど困っているのだろ
う、と俺は爺さんに、継ぐのは良いが具体的にどのよ
うなことをしたらいいのか、と尋ねると、爺さんは少
し安心したような笑顔を見せると黙って歩き出した。

モルタルではない旧式の一軒家は意外と広く、どうや
ら彼はここにひとりで暮らしているらしい。少々砂利
つく廊下が不快ではあるが、全体的には少々殺風景な
ぐらいにさっぱりしている。背の低い箪笥の引き出し
をまさぐると、爺さんは俺に、カラフルなナイロン素
材の衣装、マント、ヘルメット、他幾つかの小物をま
とめたボストンバッグを手渡した。さらにもうひとつ、
小汚い茶封筒を渡し、ひとこと、よろしく頼むとだけ
言い、蒲団の中にもぐりすぐにすやすやと寝息を立て
始めた。

外に出てすぐに茶封筒を開けると、聖徳太子の描かれ
た旧一万円札が三枚と、一通の手紙が入っていた。何
となく恐い気がして、俺はその手紙を読まず、衣装や
ヘルメット、マント、バッグとともに爺さんの家の前
に置き捨てた。三万円儲かった。時給に換算すれば一
万五千円。悪くない一日。
429陸 ◆RikuFsloAk :04/05/31 23:59
遠くの三菱重工が火を吹いた。
自慢の三菱F1が降り立てない。
ココは極寒の地。北極大陸
彼は居る。尊敬も薄れ、分けてもらう食べ物も少なくなった。
だが彼は居る。存在している。
アシカの腹を割く。内臓で手を温める。
アシカの腹を割いたのは彼ではない。
彼はもう伝説のエスキモーではないのだ。

昭和基地に立ち寄る。日本人は親切だ
グローブと言う食べ物をくれる。
ちょっと硬いが牛肉だ。
彼は3日かけて贅沢に食べる。

伝説のエスキモーはもう居ない。
合成皮で胃がやられ、
グリースだらけの唇で、
犬ぞりめがけてスライディング。
昭和基地の連中が、メガネをかけて笑ってる。

430奪三振 ◆cvgy/Enbqk :04/06/01 00:38
蝿が飛んでいる。
俺の部屋を飛び回っている。
いつもなら窓を開けて外に出て行くのを待つ所だが、今日の俺は一味違う。
積んであった昨日の新聞を手に取る。今日のでやっちまうと読みたくなくなるからだ。
見てろよ、この野郎。昨日までの俺と思うなよ。目にもの見せてやる。
そう意気込んでいると、ちょうど蝿がカーテンに止まった。今だ。

待て。このカーテン昨日買ったばかりだ。
しかも俺のベッドの横じゃねえか。ここじゃ殺れない。
抑えるんだ、俺。とりあえずそこから追い払うんだ。
新聞紙を丸めて振り回す。蝿はカーテンから離れると、今度は俺の机に乗りやがった。
さすがに腹が立ってきたが、ここでも殺れない。抑えろ。抑えるんだ。
また新聞紙を振り回す。すると今度はテレビに止まった。
よし、これならいける。蝿め、てめえの人生もこれで終わりだ。
が、その時テレビの画面に目がいった。

「あれはすごいよねえ」
ゲストの俳優に相槌を打つタモさんが画面いっぱいに映っていた。
時計を見る。午後12時28分。テレホンショッキングの真っ最中だ。
蝿はタモさんのサングラスの真ん中に居座っている。こいつはタモさんまで馬鹿にしているのか。許せない。
しかし俺は、俺は、タモさんを叩けない。叩けやしない。叩けるわけがない。
ましてやタモさんの顔の上で蝿を殺すなんて、そんなの踏絵以上の拷問だ。
悩んでいると、タモさんがいいともの中で最も輝く瞬間が近づいてきていた。選択肢はこれしかない。

俺は泣きながら新聞紙で蝿を追い払ってタモさんを守ると、すぐに窓を開けた。
客の「ええー」という声は俺を非難しているように聞こえた。
431。ρ ◆oPoPOpoVGE :04/06/01 01:26
俺の攻撃を華麗にかわす。
張り詰めた神経の中で目の前を横切る姿には感動さえ覚える。

俺の武器はスプレーガンとペーパーサーベル。
強力な武器を駆使しても奴は華麗にかわす。かわす。
何度目の攻撃だろうか。俺は奴を追い詰めた。
壁にとめた得体は俺の鋭い眼光に貫かれている。
空中戦のようにはうまくいかないだろう。奴の最期が近づく。
神経を研ぎ澄まし、振り下ろしたペーパーサーベルは乾いた音を発した。

なぜだ?なぜ飛ぶのだ?
さしずめ魂のその叫びが聞こえる

生きるために飛ぶ、飛ぶために生きる

その体、その小さな体には強大な魂が秘められているのか?
その魂の前には俺の攻撃は無力に等しいのか?

そんなことはないと、奴のはたかれた体は地面におちた。
所詮はハエですもんね。
432。ρ ◆oPoPOpoVGE :04/06/01 01:53
「こちら、新発売のデジタルカメラ。ほらほら、こうやってね。
こうこうこうで、ほら5倍に引き伸ばせた。凄いでしょう?ねぇ?
買わない?買ってよ。手数料とか負担するしいいでしょ?ダメ?
そう。じゃこっち。このカーナビ。凄いよ。これも。何か知らないけど
発売されたばかりらしいよ。でね、ここ。なんかあるでしょ文字が。
でね、押すの。行きたいとこを。買ってよ。DVD?とかも見れるみたいだし。
買わない?あっそう。うん。じゃこんどこれ。ビデオカメラ。これ凄いっしょ?
小さい。手に収まるし。きれいに撮れるよ。ほら。これ。みてよ。すごいきれい。
花。でね、ズーム。白熊も都庁とか。近づいてるでしょ?写真も動画もOk。買いなよ。
うん。そう。何で?うん。わかった。もういい。かえる。」
433柴。 ◆shibatXtDE :04/06/01 02:18
「かまやつさん、それはいくらなんでも無茶だ」

わたしたちが止めるのも聞かずに、ねえ。飛び出していくものだから。
言わんこっちゃない、なんて言っちゃうと可哀想ですけど。ええ。
自業自得ですよ。それは。ねえ? あんなに。止めたんだから。
帰ってきてまず、かまやつさん、何て言ったと思います?

「なんちゃって」

だって。血塗れで。ねえ。
それ言ったっきり、倒れちゃって。うん。
まだ食事は出来ないって。歌ってますけどね。ベッドで。
ヘイヘイヘイヘイ、ヘイヘイボーイ。なんて言って。呑気なものですよ。
かまやつさんらしいといえばらしいですけれど。
年齢だってほら、アレなんですから。
そろそろ落ち着いて欲しいところもあるんですけどね。
去年だってほら、あったでしょう。西伊豆で。
ハリキっちゃって。よせばいいのに。ねえ。六ケ月。全治。
やっと治ったと思ったらこれでしょう。
昨日なんて、病室にギター持ってきてだって。
弾けやしないですよ、あんな全身、ギプスで。
うん。ええ。一応持ってきましたけど。まだ寝てます。
434名無し職人:04/06/01 03:59
* それがいわゆるNASAだよな?
% ああ。そうだな。それこそNASAがNASAたる由縁だな。
* じゃああれはNASAか?
% ああ。いや、違うな。あれはNASA以上にNASAっぽい。偽物だな。NASAけない。
* じゃああれは?
% ……ああ。あれはNASAだな。ハイブリッドのやつだ。
* NASAってすごいんだな。
% ああ。お前がさっき食べたレタスも、NASAのおかげだ。
* NASAってすごいんだな。
% そうだな。
435伍号 ◆GOGOBmWl2s :04/06/01 18:40
道で財布拾ったからどうしたらいいかママに聞いたら交番に
届けなさいって言うから届けたわけ。
そしたらおまわりさん何故かおれに手錠を掛けようとするか
らどうしたらいいかママに聞いたら掛けられなさいって言う
から掛けられたわけ。
そのあと牢屋に入れられて看守にチンポしゃぶれって言わ
れたからどうしたらいいかママに聞いたらしゃぶりなさいって
言うからしゃぶったわけ。
しばらくしておまわりさんに冤罪でしたごめんなさい釈放です
って言われたからどうしたらいいかママに聞いたらしゃぶらせ
なさいって言うからしゃぶらせたわけ。
帰り道きれいな花を見つけたから摘んでいいかママに聞い
たらこれからは自分で考えなさいって言ったきりもうママの
声聞こえなくなっちゃったから自分で考えて摘んだ花をママ
のお墓に供えて大声で泣いたわけ。
436名無し職人:04/06/05 04:22
ぇぇぃぁぁ
437ふなもり:04/06/05 23:15
あ〜ら! ダメ子さんじゃありませんこと?
ダメダメのダメ子さんですわよね。
あら、ま、お出かけですか。
ダメダメのダメダメ子さん、どちらにお出かけ?
あら、そう、お出かけなの。ふーん。
うわっ!ヘンな服ですわね。
お出かけの時はいつもそんなヘンな服を着るんですか?
なになに?バ〜〜〜ゲンで買われたんですって!
それは素晴らしいですわね。おほほほほ。
バ〜〜〜ゲンでもそんなヘンな服が売ってるんですね。
もう、誰が見たってヘンな服!うわっヘン!うわっ何かヘン!
ちょっとー、誰かー、この人ヘンですよー。ヘンな服着てますよー。
ヘンですよー。ヘンな人ですよー。すっごいヘン!
もう、ほんとにダメダメですわね。
ダメダメのダメ子さんだから、ヘンな服を着るんですね。
それを見た男の人たちは、バッタバッタと倒れていくことでしょう。
あははは!あははは!
絶対そうだ!
みんな倒れていくよ!
犬も猫も倒れていくよ。みんなバッタバッタ!
ああ、おもしろい!おもしろい!
あははは!
こりゃケッサクだ!
あははは!おなか痛い!あははは!
あははははは!

  ゴボッ!!(ドブに足を突っ込む)
438名無し職人:04/06/05 23:34
 人に言えない用事があって
         春の彼岸の回り道
439名無し職人:04/06/05 23:44
「牛込宗太郎という男」
牛込宗太郎は、「最高の銀」を求めていたのだ。
いいや、求めていたのではない。それがなければ生きていけなかった。
しかし、牛込宗太郎は、最高の銀を探す手段を知らなかった。
そう、彼は旅はしていたが、「最高の銀」というコトバ以外の手掛かりを持ち合わせてなかったのである。
そんなとき、牛込宗太郎の行く手に現れたのが、イヌとサルとキジだった。
牛込宗太郎は、すべてを忘れ、イヌとサルとキジと楽しく遊んだ。

そう、本当に楽しく。
いつまでも、いつまでも。
440名無し職人:04/06/06 00:01
「ハム太郎ー! ハム太郎どこー? あ、いたいた」
なんですかい? 姐さん
「私これからお買い物に出かけるの。だからカゴに戻ってねー」
ちょっと、そりゃねえですぜ姐さん! あっしはまだ…
「はい、じゃあイイ子にしてるのよー」
うう、姐さん…あんまりだぁ…あっしはもっと外で遊びたかったのに…
「あ、ご飯あげておかないとね。はーいどうぞー」
姐さん…こんなもんであっしを釣ろうってんですかい? みくびらねえでくだせえや
「じゃあいってきまーす」
うめえ! ヒマワリの種うめえ! 姐さん、うめえですぜ! 種、最高でさぁ!
…あれ? 姐さん? どこですかい、姐さん!?
441一匹目の狼 ◆6X6Mu6zIeo :04/06/06 00:01
ぽつり・ぽつりと アスファルトの色が濃くなっていく。
とたんにザーっっっと音をたてて雨が地面を叩く。
俺はその音に少し驚きつつ、窓をしめに二段飛ばして二階にあがる。
(くそ・・・ドラマいいところだったのに・・・)
ぴんぽーん。
雨音にまぎれてチャイムの音がした。

洗濯物を片付ける猶予もなく、再び階下にかけもどる。
玄関をあけるとそこには服が濡れているコトを
気にもしていない若い女が立っていた。
『すいませんが、鈴木さんの御宅を御存知ないでしょうか?
 探そうにもこの雨で何も見えないし・・・』
『鈴木はうちですが・・・』
間違いない。よくある苗字だが、このあたり一帯に
鈴木はうちだけだ。
『本当ですかー!!?あーよかった。』
少し驚いた表情を見せた後、図々しく濡れた体で家にはいってくる。
『ちょっと!あなたなんなんですか!』
とっさのことに焦り、声がおおきくなる。

続く!!


わけはなかった。
442名無し職人:04/06/06 00:30
「オオトラカミキリの生息しやすい環境」

ぼく(通称モゲラと呼ばれてマース)は中学3年生、もちろん男の子。
今日、担任の先生に呼び出された。
他の生徒がみんな教室から出て行ったわずかな時間、私と先生の二人きりになったのだ。
その時、手紙を渡された。
いつも口やかましく小言を言うけど、色白で、美人の先生だ。
その小言が気持良くてしょうがなくなってきていた矢先のことだった。

先生の瞳は潤み、顔が少し上気していた。
何だか甘くて、むせかえるような匂いがした。
小学校の頃、従姉妹の姉ちゃんが家に来た時もそうだった。
その時、姉ちゃんはおばさんに「もう隠れてあんなことばっかりして・・・」とよく分からない理由で怒られていた。

手紙には「裏山のトドマツ林で待ってて。」とあった。

このようなトドマツ林にオオトラカミキリは生息していることが多い。
443伍号 ◆GOGOBmWl2s :04/06/06 02:24
講義中午睡を貪る学生たちを片っ端から殴って謹慎処分を受けた私は
時間を持てあまし昼間から街をぶらついていた。
ふと、ビルとビルに挟まれる形で建つ粗末なプレハブが目にとまった。
表には『なれゐしおん、壱百円』と行書体で書かれた看板。
興味本位で中を覗いてみると、六畳ほどの非常に狭いスペースに老婆が一人。
壁に目を向けると、森本レオ、滝口順平、広川太一郎、小林清志、森山周一郎
等の名前が書かれたプレートがズラリと並んでいる。
このまま帰るのも惜しい気がして、試しに広川太一郎を頼んでみると
老婆は一度げっぷしただけで、あとは出口を指差すばかり。
どうやら帰れということらしい。何となく気味が悪いので帰ろうとすると
「何だこのバアさん気味が悪いとか思っちゃったりなんかしちゃったりして」
突然、広川太一郎の声が聞こえた。振り返っても、もちろん老婆しかいない。
ああなるほど、そういうことか。素人のものまねにしてはよく似ている。
私は苦笑し、老婆の前に百円玉を一枚置いて店を出た。

空腹を覚えファミレスに入り、ウェイトレスが注文を取りに来た時
再びその声は響いた。
「日替わりにしようか単品にしようか迷っちゃったりなんかしちゃったりして」
私は咄嗟に周りを見渡した。
しかし、老婆の姿はどこにも見当たらない。もちろん広川太一郎もいない。
そして私はようやく、こちらを見るウェイトレスの奇異に満ちた視線に気付いた。
444名無し職人:04/06/06 20:30
>>443
いいね
445名無し職人:04/06/07 13:30
ネ申
446名無し職人:04/06/07 23:44
 僕たちは街を離れ河沿いに歩いた。行き場をなくして。
捨てられたバイク、ダッチワイフ、イエローサブマリン。
「カニ王」っていうのは何の工場なんだ?
となりの「三菱」の大きな工場は廃墟になっている。
古い落書き、いつものやつだ。やんこまりたい、ヒトミ命、
下手糞なグラフィティ・アート、戦争変態、喧嘩上等。
夏だというのにうすら寒い。君の顔を見る、どうしたら
いいかわからない顔。多分僕も同じ顔をしている。
海まで行こうと思ってたけど遠かったのでやめた。
草の生えたドラムカンの転がっている空き地で僕達は
たたずんでいた。
 すると廃材の裏からうさぎが何匹も跳ねて来た。
うさぎピョコピョコ三ピョコピョコ、
あわせてピョコピョコ六ピョコピョコ。
僕たちは顔を見合わせて笑った。
「これからどうするの?」
「決まってるじゃないか、やりまくるんだよ」
俺たちは目から炎をだし、真っ赤なポルシェに乗り込み
時速300キロでホテルに向かった。
447伍号 ◆GOGOBmWl2s :04/06/09 02:18
「ごめん、眠い、やっぱ先寝る」
「ブウゥゥゥゥゥゥゥ」
妻のブーイングを浴びながら、私は寝室へ向かった。
 
世の中に、共通の趣味を持つ夫婦がどれだけいるだろう?
案外少ないのではないだろうか。
そして、それこそ夫婦円満の秘訣であるとも思う。
私たち夫婦においては、ゲームがそれにあたる。
毎日寝る前に1時間から数時間。
最近は、人気格闘ゲームの対戦プレイにはまっている。
私のほうが大分強いので、妻はこの隙にせっせと必殺技の練習でもしているだろう。
そんな妻の姿を想像しながら、私は眠りについた。
 
「ねぇねぇ、ちょっと見て」
翌朝、私が朝食のトーストをかじっていると、妻が突然おかしなポーズをとりだした。
すると次の瞬間、妻の口から怪光線が迸り、リビングの壁にポッカリと大きな穴を開けた。
「へへ、すごいでしょ。昨夜練習して覚えたのよ」
えらく得意気な顔である。それもそのはず、私はまだこの技を覚えていない。
・・・こりゃ油断してるとすぐ抜かれそうだな。
「次からは、窓開けてやれよ」
私は内心の焦りを隠してそう言うと、なかなか飲み込めないトーストを
珈琲で一気に流し込んだ。
448dh:04/06/09 13:38
ガビガビガビガビ。
シュノーケルしたままコンビニへ。
店員は口をパクパクさせている。
可哀想なのでシュノーケルを貸したら、そのまま頭上へ泳いで行った。
でもシュノーケル、無くても息出来んじゃん。
そのことに気付いた次の瞬間、頭上から店員が落ちてきて頭の周りに星が回る。
星を手にとり乳首につけて、店を出たら
安岡力也と武田久美子が取っ組み合いを演じていました。
「貝から先に手を放した方が貝の本当のお母さんなのですよ。」と教えてあげると二人とも貝を置いてどこかに行ってしまった。
貝には本当に悪いことをした。
俺のバカバカバカバカ。
449名無し職人:04/06/10 09:03
ワラタ
450(*~ρ~)〜眠い:04/06/10 09:15
チュッパチャップスの穴を不思議そうに覗く窪坂
宇宙船地球号と書かれたダンボールに住む窪坂
栃木県の大麻許可ありをレポートした窪坂(CX)
叶姉妹が、こってり調教☆アシッド=大麻を交互に
http://chat.atmax.org/bbs/bbs.cgi?n=295&t=ln&

>*http://chat.atmax.org/bbs/bbs.cgi?n=294&t=ln&
451プレノン:04/06/14 21:54
 ここは村の危機を救ったとある英雄を祀るモニュメントだが、何も知らない旅人は
あまりの汚らわしさに目をそむけて素通りしてゆく。それほどまでにここは朽ち果てて
いる。
 かつては黒山の人だかりでにぎわっていた英雄像の周囲も、いまや野犬の
便所と化している。野犬たちはとても凶暴で、仲間同士でよく殺し合う。
したがって英雄像付近は正確には便所兼死体置き場の様相を呈している。
野犬たちにとっては排泄物も仲間の死体も同じ、ただの有機物にすぎないのだ。
 それにしても、ここは本当にあの英雄を祀ったモニュメントなのだろうか。
"間違いなくそうだ"と歴史は語る。像の台座と思われる部分に目を凝らしてみても、
それを立証する言葉が刻み込まれているだけだ。
"英雄……の像"。
 肝心の名前は野犬の小便を絶え間なくかけ続けられたことによる退色で
確認することができない。
 だが、ここは間違いなく村の危機を救ったとある英雄を祀るモニュメントである。
当時としては斬新なデザインが細部に至るまで施された、英雄の栄光にふさわしい
立派な記念碑。しかし当時を証言する者も、もはやいない。
英雄に関する資料もきれいさっぱり消滅してしまった。
野犬たちが村役場を襲撃して、証人と資料の両方を片っ端から食いちぎってしまったのだ。
今日、英雄像に夏が訪れた。いったい彼が何回目の夏を迎えたのか、誰にも見当が
つかない。物語はとうの昔に終わってしまっている。
452名無し職人:04/06/14 22:12
あなたがすきだから

もういちどあいたいのです

あなたがすきだから

もういちどみつめたいのです

あなたをおいてとおくへいった

わたしをゆるしてください

あなたがすきだから

あなたを

だきしめたのです
453プレノン:04/06/15 19:35
「ここの野菜を三日以内に移動させろ。さもなくば処分する」
 鈴木将軍の命令によって、丹精込めて育て上げられた色とりどりの緑黄色野菜たちは
処理施設の職員の薄汚い手で根こそぎ引っこ抜かれ、息の根を完全に絶たれた。
野菜たちの悲痛な叫び声を、僕は生涯忘れないだろう。
この事件を機に僕の半生を彩ることになる壮大な叙事詩が幕を開けることになろうとは、そのときは思ってもいなかった……
第一章:荒れ果てた畑――生き残った野菜。そして僕
第二章:復讐への決意
第三章:旅立ち、出荷――ありがとう、野菜たち
第四章:野菜処理施設襲撃
第五章:虐待――悪夢の収容所
第六章:死の脱出
第七章:武装勢力との接触
第八章:恋――武装集団の娘・アンナ
第九章:野菜処理施設襲撃、再び
第十章:鈴木将軍暗殺計画
第十一章〜:好評連載中
454名無し職人:04/06/15 20:13
>>453
続きお願い。
455名無し職人:04/06/16 15:44
ひとをすきになるって どういうことなんだろう

であわなければ しりあうこともなく
しりあわなければ ことばをかわすこともない
そして しらないどうしのまま えいえんにすれちがっていく

うんめいか ぐうぜんか なにかのタイミングなのか
このよのなかで であったことじたいが きせきなのか

ただひとつ わかっているのは
このささやかなじんせいの このしゅんかんに
この「あなたがすき」というきもちは しんじつだということ
456プレノン:04/06/16 19:59
 愛くるしい競走馬の首の骨の砕ける音が景気よく場内に響き渡った直後、
隅に設置されていたジャングルジムの陰から小さな物体が四つ、勢いよく躍り出た。
小人たちの奇襲攻撃だ!
 会場は大パニック。すでに頭の悪そうな小人の一人が、手にした斧で気取った青年実業家の
頭をかち割っている。恋人の頭蓋があたりに飛散するのを間近に目撃し、品のいいお嬢さんが
その場で気絶する。これを機に一気にいい仲に、と打算を働かせた俺はそれいけと
助けに向かうも、背後からやってきた見るからに凶悪な小人が俺を追い越し、
手にした散弾銃で彼女の首を平気で吹き飛ばしてしまう。奴ら、完全な武装集団ってわけだ。
俺も気付けば二人の小人に取り囲まれている。助けを呼ぼうにも、周囲では残り二人の
小人による殺戮が着実に生存者を減らしているのだ。このような場合、一番いけないのは
焦って無意味な行動を取ること。これは自分を確実に死に追いやる悪魔の選択だ。緊急時こそ基本に
戻らなければならない。基本、すなわち、「殺人はいけないことだ」 ファンタジックな文体で
書かれているフィクションであろうが、お気楽推理小説であろうが、殺人は絶対によくないのだ。
俺は憎むべき殺人を行う小人どもと、殺人をネタにファンタジーや推理小説を書く奴らを憎悪
しなければならない。
457プレノン:04/06/16 20:00
そうさ怒りに燃えてきた。この畜生にも劣る小人どもを四人まとめて
始末してやらねばもう気がおさまらない! ただ俺だって怒りだけでこの状況を
打破できると考えるほどオプティミストじゃない。サイヤ人じゃないからな。
非常時こそ定石が役に立つ。さっきと同じ理論だ。複数人とのリアルファイトで
重要なのは、まず相手のリーダーを把握すること。そして迅速にそいつを"のす"。
リーダーの権力が絶大であるほど、残りの連中の統制は乱れる。その隙に連中の
急所めがけて一気に攻撃する。殺す気で立ち向かうこと。拳では破壊力に欠けるから、
ポケットに隠し持った得物(バタフライナイフ)で勝負をかけることにする。
はたしてうまくいくだろうか。いや、いってもらわねば困る。そうこうしているうちに、
お約束通り小人の凶悪な不意打ちを受けてしまう。お陀仏。死因は頚動脈切断に
よるショック死。小人のやり方が凄惨だったのもあるが、"死"っていうのは本当に痛い。
けれど、ドラゴンボールの奇跡でお嬢さんとともに見事な復活を果たす。
そして二人して愛の逃避行。南国で幸せな余生を送ったのです。
458名無し職人:04/06/16 22:22
なんか今までと違って勢いがあるよね
あれ?、いきおい?いきよい?
まぁどっちでもいいや、帰りは怖いことに変わりはないもの。
459名無し職人:04/06/17 00:20
またファズファクトリーをくれないか ナウシカ なぁ ナウシカ
俺はオウムじゃない だからそんな目で見ないでくれ なぁ ナウシカ
そう、そう、こんな腐りきった所でこんなモノを気に止めるな ナウシカ
だから、だからここにファズファクトリーを置いて今すぐここを立ち去ってくれ

それはバードオンだよナウシカ

いや、いいよナウシカ それじゃ

僕は二度と君に会う気はない。「またね」なんて言わないでくれ
せめて今度はシークワウにしてくれないか 待ってるから 嘘だよ
460プレノン:04/06/19 22:36
爆発が数回起こって、悲鳴が聞こえた。たくさん。
僕は耳を塞いだ。
隣にいた女の子は、いつの間にかいない。その子のお母さんも、いない。
ベンチで新聞を読んでいた男もいない。キャッチボールをしていた中学生も、いない。
僕は目をつむった。
一瞬、爆発前の光景が、ふわっとよみがえった。
そこはこぢんまりとした住宅街の公園だった。可愛らしい女の子が母親の手を引いて
しきりに何かをせかしている。野球ボールがあった。新聞があった。
それを投げる手も。それを読む目も。
僕は耳を塞いだ。僕は目をつむった。だけど、それが思い込みだとしたら?
顔面に激痛が走っている。イタイイタイ。ちがう。もはやそれが"いたみ"なんか
じゃないってことが、すぐわかった。われそうだ。イタイ。みみも、めも、ぼくじしんが
とじたのではなかった。ばくふうで、おしつぶされたんだ。
 僕は力なく倒れた。僕はそれを見ていた。悲鳴が聞こえた。女性の声だ。
撲に向けて発してくれたのだろうか。願わくばそうでありますように。
461僧侶(仮免):04/06/20 18:51
『ヒクソン・グレイシー400戦無敗物語 最終話』
(第1話>>310 第2話>>349 第3話>>402

タップが入った。ゴングが打ち鳴らされる。
俺が力を弱めると、相手はマットにぐったりと大の字になった。
ノブヒコ・タカダ。
ニッポンのマット界では最強のひとりと聞いた。
どんな相手も俺の敵ではないが、タカダとの勝負は思ったよりあっけなかった。
これまでの戦績、399勝無敗。
そして今日、タカダとのマッチに俺は勝った。
が、どうだろう。世界を股にかける格闘家の一人として、
こんな体たらくな相手から得た無傷の白星を勘定に入れていいものか。
いや、そんなことをしても虚しいだけだろう。
真剣勝負の末に得たその1勝1勝が、重く、欠けがえのないものだし、
その積み重ねが今の俺自身なのだ。
神様はごまかせても自分自身の心はごまかせやしない。
タカダとの試合から、俺が得たものは何もない。それは「勝ち」とは言えない。
記念すべき400勝はまたの機会におあずけとしよう。

ちょっとちょっと? 今の何? 何て言った?
神様はごまかせても自分自身の心はごまかせやしない?
カッコイ〜。イッケメ〜ン。
なんかすごい心の贅沢っつーか。一人24時間テレビっつーか。
これ、ある意味逆に2勝分くらいの価値あるんじゃないの?
えっ、なにぃぃぃぃー2勝分!? 待って待って! 
てゆーことは399足すことの2で、401?
やった……ついにやっちゃった。
通算400勝達成! イヤッホゥッ!
でも、これで終わりじゃない。
俺は、ヒクソン・グレイシーは、まだまだ勝ち続けてやるぜい!
462プレノン:04/06/21 19:12
 この不思議な球体を見ていると、異世界からの飛来物のように
ヴィヴィッドなイマジネーションが脳を直撃します。
ちょうどこんな色・形です(実物大)→●。
 イマジネーションといっても個人の妄想の域を出ないしょぼくれた自己満足のためのものじゃない。
偉いことに、キチンと金になってくれるのです。僕はもう左うちわ。ガハガハ笑う声にも球体パワーで
イマジネーションが練りこまれるから、たくさんの人に愛される。
 ある日、正露丸と間違えてハニーが球体を飲み込んでしまう。あれほど拾い食いはやめろと言ったのに。
「ハニー。どうしてなんだ。君は落ちてる正露丸を食べちまうのかい?」
「だってあの正露丸を見ていると、ソフィスティケイティッドなイデアが食べろ食べろって誘惑してくんのよ」
「ハニー。マイラブ。困ったKONEKOちゃん」
「てへへっ」
> ソフィスティケイティッドなイデアが食べろ食べろって誘惑

想像しちゃったじゃないのよー。
464コンブ:04/06/22 19:16
財布を盗まれたり 財布を盗まれたり とか
蹴られたり 殴られたり 財布を盗まれたり
財布を盗まれたり 財布を盗まれたり など
大事な財布を盗まれたり ぼくは みんなと

PTAでデカイ顔したり PTAでデカイ顔したり
母ちゃんは PTAでデカイ顔したり 見てる
気の弱いおばさんや 不幸な生い立ちのひと
PTAでデカイ顔したり PTAでデカイ顔したり

悪意が見えないのでは 悪も裁けないなどと
イラッときてる姉 姉イラッときてる でも
気弱な 怒ってる 不当な扱いに 怒ってる
でも 自分はずるい 怒ると不利だから と

父ちゃん 何も言わない 何も心も隠してる
頑張って働く 墓も買った 父ちゃん 何も
祖母の死に泣いた 趣味は魚釣り 酒は苦手
何も言わない 父ちゃん ぼくは 言えない
465プレノン:04/06/22 21:46
   デューク・スパイダーがみた光

 ガソリンを補給し、名もない田舎町をあとにした。エンジンの調子がおかしく、
窒息しているような音が、がぼがぼ、がぼがぼ、と唸っている。
 車を止めた。昔、整備士だったのだ。多少の故障くらい、どうってことない。
ここで、西の山のきらめきに気がついた。考える暇もなかった。
 白く、重さのない、やわらかな粒子が、山の方からではなく、後ろから、
頭髪や、耳の裏や、頬を通り抜けていく。高純度の意思のカタマリのようなものが
はっきりと頭に流れ込んでくるのがわかった。それは声を持っていて、しかも笑っていた。
どことなく人を小馬鹿にしたような、それでいて憎めない声。

 デューク・L・スパイダーは1956年、ユタ州の片田舎で、両親ともに宣教師の長男として
生を受けた。あとは、特にどうってことない。
炭酸の泡は踊り
弾けて何も残らない
礼服を纏っているようにスマートに
美食的にスマートに
指も蠢く様式美
酷く痩せた調律師が
柔らかな鶴の背中に魅了される
愚鈍なラクダと一緒に

貴女は枕元の時計に手を伸ばしました
生卵のように貪婪で率直な
満月の塊り 生命のヴェール
映画館の裏へと もう一度だけ

それは穢れた好意の香り
肌触りの鮮やかな
陰影のダライ・ラマ
それとも彼女の長靴かしら
スタンダール?いやまさに
子鼠はその毛先まで単一に鈍色に尖り
山積みにされたダンボール箱の中にも
見覚えの無いドレスと暗示的なオブジェが
穏やかに眠っているのです
真っ白い床に 白煙が漂って
それでも疑わずにはいられない
それとも彼女の長靴かしら?
467コンブ:04/06/23 12:14
計画どおりに殺害し
漂流したついでに 捨ててくるのだ

夜 間違っていたのか
波間を恐れ 見ている
468伍号 ◆GOGOBmWl2s :04/06/23 18:44
その公園には大きなタイル画があった。
地元の小学生が卒業記念に制作したものである。
確か『希望の橋』とかなんとか、そんなタイトルだったと思う。
しかし、今はもう見る影もない。
タイルの大部分は剥落し、ゴツゴツしたコンクリートが剥き出しになっている。
 
その壁に、一心不乱に何かを塗りたくっている女がいた。
 
「何をしているんですか?」
無意識に声をかけていた。和装姿のその女はとても美しかった。
手元を見ると、どうやら塗っているのは肌荒れ用クリームのようだ。
「あの、すいません。何をしてらっしゃるんですか?」
もう一度呼び掛けると、女はびくんと体を震わせこちらを見た。
その時の、女の憂いを含んだ表情は未だに忘れられない。
「ああ、あなたも・・・」
そういうと女は、今度はシェービングクリームを取り出し、徐に私の顔に塗り始めた。
普通なら“何をするんだ!”と怒るところだが、女の細い指が私の頬を舐めた瞬間
理性はあっさりと霧散した。私は勃起していた。
女の前で私は、一匹の動物でしかなかった。
 
 
どのくらいそこに居たのだろう。気付くと女は姿を消していた。
私の脳裏に一瞬、“白昼夢”という言葉が浮かんだが
クリームまみれの壁と、同じくクリームまみれの顔、そして膨らんだままの股間が
その可能性を瞬時に打ち消した。
遠くでサイレンの音が聴こえた。
私は何故か笑いが止まらなかった。
469プレノン:04/06/23 22:42
 亀田部長には頭が下がる。人一倍努力家なだけでなく、
ドロップキックが得意なのだ。俺はドロップキックが得意な人を
みな尊敬する。格闘技に詳しいわけじゃないが、そう思う。
 一日のはじめに亀田部長に挨拶できることへの喜びで俺の毎朝の
出勤は大変楽しいものである。うれしさが最高潮に達すると、思わず
声も弾んでしまうというものだ。
「亀田部長、おはようございます!!」
 ところが返答がない。部長机にいないのだ。どこへいったのだろうと
事務所内を目視でくまなく検索すると、部長はガラスケースの向こうに
並んでいる来客用のワイングラスたちををしげしげと眺めているところだった。
「んー、どいつもこいつも叩き壊しがいがありそうじゃなーい」
 繊細なガラス細工を施されたワイングラスたちが、少しだけ怯えているように
見えた。が、有無もいわせずドロップキック。ガラス片が接待室の淀んだ
空気の中をきらきらと舞った。
 こういう時、かなりの高確率で工場長の雷がなぜか俺に落とされるのだが、
幸い工場長はさっきのドロップキックで亡き人となってしまった。
ワイングラスと一緒に、食器棚の中に隠れていたのだ。いや、もしかしたら
一つだけ生き残った小ぶりなワイングラスが、工場長の生まれ変わりかもしれない。
俺はそいつに”ジミー”と名づけた。今、ジミーは俺の家でコーヒーカップとして
活躍中である。ご声援、よろしく。
470名無し職人:04/06/24 02:44
理由:ソラマメの匂いがしたから

なんじゃそりゃ。
嗅いだか。断りもなく。
そんでソラマメか。言うに事欠いて。
お前、他人の人生何やと思とるんじゃ。
ソラマメの匂いなんざ、実はお前の心から匂っとるんじゃ。
ボケが。
471コンブ:04/06/24 18:43
押入れの上の段の天井をあけると、天守閣のてっぺんのような部屋に出て、
撮影中の映画(か、時代劇)のエキストラとして末席につくことができた。
すぐ後ろのガラス窓には雨が打ち付け、夜の天守閣、僕は興奮していた。

隣には大学時代の友人が来ていて、仮に洋造としておこう。
洋造は隣の緒川たまきさんの天むすに手を伸ばし、それを貰っていた。
撮影中だろ? いいのかな、なんて思っていたら監督は怒鳴った。

気まずい雰囲気のなか黙っていた洋造は、突如立ちあがり、
スイスイっと部屋の中心まで行き、床の間から刀を抜いた。
根性の無いやつだったのに、自分の首に当てた。僕は目をそらし聞いた。

悲鳴が重なる中、洋造の首は確かに切れ目が入っており、
血はあまり出ていなかったが、隙間が出来ていて、奴はと言うといつもの、
泣きそうな困ったような顔をして立っている。何か言っている。

夢の中ではぼくはよく叫ぶので「おまえ何しとんじゃあ!!」声が出た。
やつは刀を持っていたし、死にそうにもなっていたし、誰も近寄れず、
ぼくは怯えていたのか、「救急車呼んでくる!」と言って階下へ。

とちゅうでスタッフさんに「救急車の番号は?」と怒鳴りながら走る。
110番は分かるのに、救急車のほうが思い出せない。今も思い出せない。
砂利を蹴って城の門の辺りまで来た時、端っこに踊るの室井さんがいる。

と、いうことは? と思っていたら…いかりやさん!
いかりやさん! いかりやさん! あいつたすけたって!
472柴。 ◆shibatXtDE :04/06/24 22:40
こちらのハイサイおじさんの隣にいらっしゃいますのが
ハイサイおばさんでありまして、こちらのおばさんは毎
週金曜日になりますと四階の窓、こちらのおばさんはマ
ンションにお住まいなのですが、その窓から大切に育て
たパンジーの鉢植えを中庭に叩き落とすのですね。学校
帰りのお子さんや通りすがりの皆さんが怪我をしてしま
ったら大変ですから、おばさん、鉢植えを四階の窓から
叩き落とすのをやめていただけませんか、と私も何度も
お願いしたのですけれども、それでもこのおばさんは鉢
植えを四階の窓から叩き落とすのをやめないのです。そ
れで私たちも困ったものですからこちらのハイサイおじ
さんにぜひ協力いただこうと思ったのですけど先程から
「ハイサイおじさん、ハイサイおじさん」と歌うばかり
で使い物になんねぇからハイサイおじさんはもう帰れよ。
473名無し職人:04/06/25 11:42
寒くは無い。
ただ、寂しいだけ。
こぶなんて恐れなかった
純白であることに眼を背けなかった
登っていくことを意識できた
それが10代に感じたスキーってものだった

刺激を、もっと刺激を
今は情念の全てが車に向けられる
せめぎあうのが経済観念と欲望
メンテナンスに金がとか
走り屋じゃ無いんだとか
ラテンを捨てゲルマン志向に傾いたりもする

ぽっちゃりで....
フロントのおやじは眉をひそめる
母胎回帰願望なんかじゃないんだよ
感じたいだけなんだ

ネットで株を....
夢の具現化じゃないんだよ
唯物主観とは無縁なんだ
親に楽な暮しを....
とフェイント

「森のこかげでドンジャラホイ」
いつかこんなフレーズを創出するんだ
空に太陽がある限り
475柴。 ◆shibatXtDE :04/06/25 16:53
ニョッキ売りのおじさんがニョッキだよ〜、おいしい
おいしいニョッキだよ〜と売り歩くのは一向に構わん
がその売り歩く際に使用する拡声器の品質の悪さが著
しい問題、なんとなればそのただでさえ阿呆のように
でかい声がその品質の悪い拡声器を通すことによって
ジミ・ヘンドリックスのような凶暴なファズ・サウン
ドでニョッキだよ〜、おいしいおいしいニョッキだよ
〜と町内中に轟かせており、そのフレーズだけ取り出
せば極めて牧歌的なところ、加えておじさんの顔も牧
歌的、柔和な、という二つの側面がより事態を意味の
分からん複雑なものにしているのであり、更に言えば
そのニョッキ、私は二度、三度と購入しそれを食べた
ことがあるのだがこれが頗る美味、要するに、この品
質の悪い拡声器を使っているうちはこのおじさんも界
隈の鼻つまみ者でしかないのだが、その売上金を遣り
繰りして上等の拡声器さえ購入すれば商売繁盛、各種
雑誌やテレヴィにも「今話題のニョッキ・ショップ」
など謳われ売り上げ倍増、一躍カリスマニョッキ職人
として彼の人生は華やかなものになるはずなのに、そ
の品質の悪い拡声器ではその資金を徴収すべき客が寄
り付かず、それどころか近所の小学生に石つぶてを投
げ付けられるなどして碌なものではないが、おじさん
はそれでも柔和な牧歌面でニコニコと、ニョッキだよ
〜、おいしいおいしいニョッキだよ〜とファズ声。
476コンブ:04/06/25 17:32
柴犬に名前をつけたいのである
ドストエフスキー なかなかよい
ランチョンミート ほぼ正解か
マリスミゼル? そんな名前だめ!
477名無し職人:04/06/26 05:08
478名無し職人:04/06/26 05:08
479Ar ◆Argon2R80M :04/06/26 16:34
ねえダーウィンこっち向いて
進化しないで〜 突然変異しないで〜
淘汰して
あらまあ絶滅?オネンネね
ガラパゴス ウミイグアナ〜
カールゴッチ!
480プレノン:04/06/27 20:36
 陽気に歌など口ずさみながら、恐怖のゾンビ集団、通称『サンゲリア』の
面々がやってきた。
  ゾーンビゾンビ、マジカルゾンビ♪
  ゾンビという字を一文字変えて♪
  ゾーンビ♪
「げはははは」
 ゾンビたちが一斉に爆笑する。しかも、笑いながら破壊活動を繰り返すのだ。
村の女子供は言葉にするもおぞましい方法で陵辱の限りを尽くされ、市長ほか
男たちは黙ってそれを見ているしかなかった。『サンゲリア』の末端ゾンビは
後にこう語る。
「いやあ、あのときの俺らはぶっちゃけ無茶苦茶だったすよ」
 実際、無茶苦茶だった。
  完全無欠のゾンビ軍団。そうさ俺たち「酸・下・痢・亜」
 今日は日曜日。明日は月曜日。『サンゲリア』が、活動を活発にする曜日。
481名無し職人:04/06/27 21:20
南京大虐殺の真実
金石範さんの証言

「日本兵は全員変わった鎧と片目にも妙な機械を装着していた。
そして我々にむかってその機械のボタンを押すと『ふっ戦闘力たったの5か・・・ゴミめ!』
と呟くと虐殺が始まった。空を飛び手から光の塊を出すと激しい爆発が起こった。
我々は銃で応戦したが銃弾を素手でつかみ投げ返されては勝負にならなかった。
そして夜になり満月が出ると巨大な猿の化け物が現れ町を破壊していった」
482名無し職人:04/06/28 06:45
483名無し職人:04/06/28 14:01
>>200
駄文乙
 哀々傘
485名無し職人:04/06/29 12:07
>>484
うぁ〜 みじめ〜
こいつ日本語分かんね〜でやんの

文章をパピコするスレなんだよ!ここは
しかもひねったつもりの「哀々傘」だとさ

おいボンクラ! 知力が劣ってんだから
ハイブロウなスレには顔出すんじゃねーっつーの

直感系の厨のダベリ場でヲナってろ! この食糞ヤロウ!
 五月蝿い
487名無し職人:04/06/30 00:33
>>486
おとなしくしてりゃ〜勘弁してやったのによ〜
身辺整理しとけや
タマ取りにお伺いすっから
488コンブ:04/07/01 18:51
通称、パンダウォーリアーとも子
小さい体にパンダの着ぐるみを纏う
舐めてかかると ガブッとやられるのだ

通称、人斬り抜刀斎香織
月の無い夜は出歩かないほうがよい
抱きしめようとしたら 斬られるのだ

通称、ショットシェルポーチ美津子
撃つのか撃たないのか銃口を泳がせる
あのポーチこそショットシェルポーチ

通称、電車道恵
ジメジメ、コソコソと目立たぬ休火山
低く構え強くまっすぐ 目を奪う言動
489プレノン:04/07/04 16:30
 部屋に溢れるヘビースモーカーが吐き出す煙草の煙で一面もやが
かかっている。
「マチ子はまだか」
 何事にも動じない性格と町内でももっぱら評判のごん蔵も、
今日ばかりは足や手などせわしなく動かし、マチ子の登場を
待ち構えている。
「トミエ! マチ子はまだなのか」
 ごん蔵の大声にびっくりしたかのように、控え室のドアが勢いよく開いて
トミエがもやの中に吐き出された。「今来ますよ、お父さん」
 はじめはよく見えなかった。マチ子の純白のウェディングドレスが
煙と重なっていたのだ。
「おお……マチ子、マチ子なのか?」
 ごん蔵の声が感動で打ち震えているのを部屋中の誰もが見逃さなかった。
「オトサン。イママデ、ドモアリガトゴジャマス」
 まだはっきりとその姿が見えない娘の言葉に、ごん蔵の気の
高ぶりは頂点に達した。
「ああ…ああ……何も言うな。何も言わんでいい。わしに、お前の晴れ姿を
 見せておくれ。あとは、何も言わなくていい」
 まるで申し合わせたみたいに、部屋の煙がどんどんと薄くなっていく。
奇跡のようだ……とその場の全員が思ったが、実はトミエが夜なべで
設置した超強力換気扇のおかげだった。これも最新技術の賜物なのである。
が、母トミエの心遣いも虚しく、換気扇のプロペラがマチ子の晴れ着を巻き込んで
しまった。
「やべ、マジで信じらんねえ。カナリむかつくんだけどぉ」
 日本語が上手なマチ子。そして、花嫁のむかつきを察知し、フィアンセ登場。
よろしくお願いしますね。
490プレノン:04/07/10 13:50
スパイダーマン2公開を記念して、とりあえずageたりする。
491名無し職人:04/07/10 13:57
>>484
おもしれぇ
492名無し職人:04/07/10 14:01
484じゃなくて
>>481
だった。スマソ
484はつまらん。
493名無し職人:04/07/13 08:34
ただ あいたい
なんでもない はなしがしたい
たあいもなく わらいあって
かたをならべて あるきたい

えがおがみたい
こえがききたい
ほんのすこしのじかんでも そばにいたい
494コンブ:04/07/18 01:55
鶏肉のような手が ガタガタワシワシとふるえて
欲しい物を握ることができない

空には 柵が面しており
ガタガタワシワシとふるえて 遠くが見える

ガタガタワシワシとふるえて ばたつく羽毛が
鼻に入りむせる サービス精神

いつか終らせようと 伸びてくるはずの手は
見知らぬ顔の見えぬ農夫のような手が
495柴。 ◆shibatXtDE :04/07/20 20:24
ギリギリ飛び乗った終電車の最後尾車両には私を
のぞいてほんの数人しか乗っておらず、皆ばらば
らに、七人掛けシートをそれぞれひとりで占有し
ている格好で座っている。人が少ないせいか車内
アナウンスの音声がやけにでかい、ように感じる。
この電車は最終電車立川行き、新宿を過ぎまして
からは各駅に停車いたしますが。

が?
が、なんだ。各駅に停車するが、なんなんだ。
「どうなるんでしょうねぇ」
うわ。いつの間にか私の隣にはおそらく二十歳前
後と思しき男が座っている。がらがらの車内で、
なぜ隣に。
「フリスク。食べるっしょ」
なんだ。掌の中でカサカサと小さな箱を鳴らしな
がら男はこちらを見て笑っている。パーソナル・
スペース。がらがらの車内において明らかに不自
然な距離。傍目から見れば知人通しが会話をして
いるように見えているのかも知らんが、私はこん
な若者とはなんの接点もない。
「フリスク」
車内じゅうに響くカサカサ、カサカサ、カサカサ、
という乾いた音。
「この場合『が』、っつうのは『ものの』っつう
ことでしょ? 各駅に停車はするものの。リスク
背負っちゃうワケだ俺ら。各駅に止めて貰える代
わりにさ。どうなのよ。コレ」

咄嗟に私は、新大久保の駅で降りてしまった。改
札を出たところに藤田弓子そっくりのおばさんが
居たのだが、あれ本人なのか。
496dh:04/07/20 22:33
おしゃれと野球と石原良純について私は多くを語ることは出来ない。
しかし、少なくともこれだけは言える。

これらは見る角度を変えただけの一つの実体である。

すなわち、おしゃれは野球であり、野球は石原良純であり、石原良純はおしゃれである。

もう一度言おう。

石原良純はおしゃれである
497はつ恋:04/07/21 01:31
人に左右されないってむずかしいよね。
今だって書きなぐろうとしたんだけどIMEが直接入力になっててhitoniとかってなって
やっぱり趣がある文章を即興で書きなぐるのって難しいから、私には向いてないからやめようかって思った。
それでも挑戦って大切だよね。
日常生活の中で応援をついオーウェンって変換したくなる程暑い昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は元気です。

おはずかしいのですがベルの人のファンだったんですよ、もともと。
過去とか漁って読んだりしてああやっぱりこの人好きだわ、とか思ってると思いのほか人気者だって知った。
コピペ集みたいなのに載ってたりするとああやっぱりこの人あれなんかな、とか思ったり。
それでもやっぱり私は元気でして、皆さんはどうかなとか同時に思ったりして。
長文とかって普段あんま書かないじゃないですか?
測ってもらうまでわからなかったですし。
水着になったり、色白だったり、口元がちょっと歪んでるトコがまた可愛かったりするんだよね。
完璧じゃなくってもいいんだよ。むしろちょっとズレてたほうがよかったりなんておかしな世の中だよね。

岩清水&フレッシュな気持ちで行きたいと思った。
あと、せっかくやろうと思ったのだから名前にしようと思った。
498コンブ:04/07/22 19:33
こっちは一杯々々なのにこれ以上どう頑張ればいいんですか?
元気をもらう 自分探し 本質的に おもんない
がんばる リスペクト なるほどですね ありえない

お金 貧乏 給食 平屋 それもまた一興 そもさん
理系文系 よろこびもひとしお 相対的に せっぱ
アウフヘーベン 矜持 メイビー エントロピー

どう考えても 雨男 俺的に カリスマ 晴男
そこに山があるからさ 嬉しい悲鳴 地球に優しい
君、暗いね 無口だね 偽善とセンス 汎用的に

ふりまぜる オブジェクト指向で 再利用可能な
最初は塩で召し上がってください ちがくて
ハイッそういうわけでございまして いじめられる方も悪い
499名無し職人:04/07/25 13:00
空気読めない奴が嫌い。頭悪い奴が嫌い。態度でかい奴が嫌い。何も考えない奴が嫌い。
計算高い奴が嫌い。勘定が出来ない奴が嫌い。要領が悪いが嫌い。何も話さない奴が嫌い。
行動が遅い奴が嫌い。優柔不断な奴が嫌い。嘘をつく奴が嫌い。足を引っ張る奴が嫌い。


そんな知り合いすら一人もいない自分が嫌い。
500名無し職人:04/07/25 14:10
シュ〜空気の抜けるような音がしてインナーゾーンマシンが登場。
僕は中学2年のさとる。家族で遊園地なんか嫌だったんだけど大人気の
東京脳内ランドのチケットが抽選で当たりお父さんが会社を休んで
無理矢理連れて来られてしまった。まあたまには家族サービスも必要かな?
弟のまさしは興奮しすぎでうるさい僕は蹴りたい衝動をおさえている。
お父さんは足が白いのに短パンにアロハ。お母さんは若作り、最近よくメールを
しているのを見かけるけど僕が見てるのに気付くと何かあせってる、あやしい。
「ほら、さとる早く乗りなさい」お母さんがマシンの中から僕を呼んだ。僕が
乗り込みドアを閉めるとマシンはミジンコの大きさに縮んでいった。
「レッツ・ゴー」お父さんがアクセルを踏んでマシンは急発進、海を超えて大手町
のオフィス街へ。「じゃあ、あのOLの女の子の頭の中に入ってみよう」「やっぱりね、
いやらしい」お母さんは反対したけどお父さんはハンドルを握ると性格が変わる。
「わー、でっかいハナクソとハナゲだー」まさしは大喜び。マシンはインナーゾーン
に進んで行った。次第にナレーションが聞こえて映像が映りいつの間にかパノラマ
のように広がっている。
                続く
501名無し職人:04/07/25 14:23
〜ああ、早く終わんないかな、後4時間もあるよ。
あ、あのはげまたハナクソほじってるよ、サイテー。ああでもいつまでこんな生活
が続くんだろ?ひょっとして次のお局はわたしかな?でもどっちにしてもあいつには
死んで欲しい。タカヒロとはもう別れた方がいいかも、あいつは本当にだめな男…
早漏だし、おもしろくないし、ゲームばっかりやってるし。年収300万ないんじゃ
どーしようもないな。まゆみの彼氏なんて800万だもんな。私は負け犬にはならない。
ああヨン様に抱かれたい。きっとあれもうまいんだろーなー。あそこも大きそうだし〜
「ちょっと、何よこれ教育上良くないでしょ、あなた早くここから出てよ」
「いやアクセルが踏めないんだ」お父さんは変な汗をかいている。どうやら冗談では
なさそうだ。「こ、こわいよー」まさしが泣き出した。その間にも映像とナレーション
はどんどんグロテスクになっていった。「ちょっとあなた早く何とかして」
「あ、分った。このお姉さんをとにかく誉めればいいんだ」と僕は言った。
「よく分らないけど、とにかくやってみるか、、あなたは負け犬じゃない、すごく
綺麗だし。」「そうよきっと新しい彼氏ができるわ、電通マンの」「エーン、こわい」
〜ハ ハ ハックション〜爆音がして僕達は机の上に投げ出された。
「助かったな…」「そうね帰りましょう…」…僕はヨン様とお姉さんの変態プレイを
もう少し見たかったけど家族と一緒じゃね。脳内ランドに戻ったマシンは記憶消去室に
入り僕達の2時間分の記憶を消した。そしてまた元通りの大きさに戻った。
なんか楽しかったような気がする。
                   続く
「悲しみの銀の内張り」

水銀柱を振り切らんばかりの太陽が照りつける
飼い犬のしっぽは垂れっぱなしで、俺の脳味噌もひからびてくる
左肩に突然痛みが走ったのは、そんな時だった
「歳なのか?」「ストレスがたまったのか?」
悲観すればするほど痛みはいや増しに増してくる
なぎっぱなしの一日を終え、寝床に潜り込んだ瞬間左肩がささやく声が
聞こえた「限界じゃないのか」と
俺は応戦した「ふざけんな!俺はピーターパンなんだ 夢の中でいつも飛んでんだ」と
「ドアフォ!現実をみろよ コークを入れたぐらいで俺は泣いているんだぜ」
左肩のやるせない調子が胸を打つ そしてこう言い残してその声は消えて行った
「彼女の事を思い出せ」

俺の夢について来てくれたあの女 はにかんだ笑顔がいつも俺のささくれだった
心を癒してくれたあの女 鼻がちょっぴり曲がったあの女
この世で二度と出会うことは無い心根の優しい女だった 
その女と些細なことで大げんかになり、別れるはめになってしまった
女の方にも非はあった ヒス、レトリックそして恫喝を織りまぜた出口無き
不毛の口論が延々と続いた そして彼女は最後にフィニッシュブローを用意していた
「あんたなんか生まれて来なければ良かったのよ」と言い放ったのだ
俺はその言葉に無意識の内に反応した
右足のキックで生まれた力のうねりは腰と肩のツイストで増幅され
ナックルパートから解放されんとしていた そしてインパクトの瞬間
俺は腕を内側に鋭くねじり込んで、コークスクリューブローという引導を
女の顔に叩き込んだのだ
女が崩れ落ちる音を俺は背中で聞いていた
夕闇の迫る日暮里の町並みには、人いきれと乾物の匂いが漂っていた

あれから3年 また夏がやって来た
あの女も日暮里の匂いも俺の脳裏をよぎる頻度は少なくなっていた
そんなある日 俺は独り寂しく鑑賞した映画の帰りに、涼みがてら
パチンコ屋に入った 
そこにあの女がいた ユニフォーム姿が凛々しい店員として
懐かしさばかりでは無い何かが、俺の眼を女に釘付けにした
それは女の美しさに対してだった 
あのちょっぴり曲がった鼻は、顔のシンメトリーの対称軸として、
スッキリと顔の中心におさまっていたのだ
まるでスローモーションのごとく、女は俺のもとへと滑り込んで来た
そして耳もとでこうささやいた
「あんたなんか忘れたわ でもこの鼻はあなたを覚えているみたいね ありがとう」と
女はそう言うと、何事も無かったかのように持ち場へ戻って行った
その刹那、原因不明の左肩の痛みが消えた 3年の時を経て
そして俺の頭の中では歓喜の声が乱舞し始めた 
「カムバックできるんだ」とその声は叫んでいた
504プレノン:04/07/25 23:38
 奈良山さんは、知人の紹介で借りている六畳一間の部屋で
目を覚ます。強烈な臭気が鼻をつくからだ。

(こういう爽やかさとは程遠い目覚めこそ、ぼくにふさわしい始まりって奴かもね)

 と、奈良山さんは言葉にするととてもいいにくい台詞を頭の中で繰り返す。

(でもまてよ。この猛烈な悪臭がどこから発生しているのかつきとめるくらいの
 自由だって、ぼくにはあるはずだ。だって立派とはいえないまでも、れっきとした
 社会人なんだからね)

 でも、原因は突き止めるまでもなかった。
”先日、悪臭製造マシーンを購入いたしました。これであなた様の部屋に
   毎日攻撃を仕掛けさせていただきます”
 大学生の隣人がこんな張り紙を奈良山さんのドアに貼り付けていたのだ。
どうやら奈良山さんに深い恨みを抱いているようなのだが、奈良山さんには
そんな覚えはない。自他共に認めるラブ&ピース推進人物なのだ。

(世界のみんなが、臭いで攻撃したり、口げんかで負けを認めなかったり
 するような汚い大人であることをやめれば、ぼくの生活環境だってもっと
 向上するに違いないんだけどね)

 偽善者ではない奈良山さんは、ラブ&ピースもきっちり自分のためなのだ。
505柴。 ◆shibatXtDE :04/07/27 22:10
あの馬鹿がまたシールを貼りに来たので俺は
部屋中の鍵という鍵をかけていたんだ

ピンポンピンポンピンポンピンポンとしつこく
チャイムを鳴らす馬鹿を俺は無視して
古いレコードを大音量でかけた

しばらくするとチャイムは止んだ
用心深い俺はさらにもう一枚 レコードを聴いて
ようやくドアーを開けた

ドアーに隙間なく貼られたシールに俺は
ブラボー とひとこと つぶやくと
あの馬鹿が来た時のために買っておいた
シールはがしスプレーを取り出して

3時間かけて すべてのシールをはがした
3時間かけて すべてのシールをはがしたんだ

(H.David/B. Bacharach)  
506柴。 ◆shibatXtDE :04/07/27 22:08
あの馬鹿がまたシールを貼りに来たので俺は
部屋中の鍵という鍵をかけていたんだ

ピンポンピンポンピンポンピンポンとしつこく
チャイムを鳴らす馬鹿を俺は無視して
古いレコードを大音量でかけた

しばらくするとチャイムは止んだ
用心深い俺はさらにもう一枚 レコードを聴いて
ようやくドアーを開けた

ドアーに隙間なく貼られたシール%8
507柴。 ◆shibatXtDE :04/07/27 22:19
せっかく時空を歪ませたので(>>505-506)もうひとこと。


督促状100枚 束にして燃やしたら
悪魔みたいのんが出てくるねんで

身なりはいかにもサラリーマン然としとるけども
それ悪魔やねんで

食うたろかー とか言うてくるけども
実際は結構やさしいおっさんやねんで

悪魔やけど 悪いおっさんやない
何もせんなら 向こうも何もしてこんけども
弱点 教えといたろか


中国製のラジカセや
508コンブ:04/07/27 23:02
フワフワおじいさん

フワフワ ファ ファ ワシは… ファ ファ
フワ ファ ファ ウワウワ ワフワフ ファ
ファ ファー ファ ファー モシャ モシャ

ウフフフ エヘ オフフ フワフワ ファ
モフモフ ファ ファ ファ ファ ファ
ファ モフフフ おいっ そこの人 ファ

ファ ファ ワシは… フワフワ フワフワ
モフモフ ファ ワフワフ ファ ファファ
フワフワ ファ ファ ファ たすけろっ!
509コンブ:04/07/27 23:12
ヤッホーおにいさん

おぃ おぃ おぃ ファ ファ ぼかぁ
ね ね ね ね ね いいだろ ファ
ファ ファ ファ ファ ね ね ね

みてろよ おぃ おぃ おぃ ファ ファ
ぼかぁ ね ね ね ね おぃ おぃ
ファ ファ ファ ファ ね ね ね

ね ぼかぁ ね いいだろ ね ね おぃ
ファ ファ ファ ファ おぃ おぃ
ね ね ね 夢を見ていたんだ ね
(1/3)

こんなに粘土を千切って母にデコレートしたのは何年ぶりだろうか。
その因業なのか、俺の腹が声を潰しながらカウンターテナーを目指していた。
カウンターテナーは荊の道。ここは松屋に出向いて諦めさせる他ない。松屋には夢なんぞ無いからだ。
力無くPUSHボタンを指先だけで押し自動ドアを開いた途端、俺はつい視線を彼方にブッ飛ばしてしまった。

松屋が銀行化していたのだ。

U字テーブルは姿を消し、左右に板の仕切りを設けた一人用の席が横一線に並んでいる。
皆してこそこそしながら豚丼を食すものだから、仕切りの存在も相まってか覗き部屋の様ないかがわしさが充満。
それだけならば大した事では無いのだが、一つの席に対して一人の従業員が付いているのだから堪らない。
そいつらが食す人の世話をこなしている。紅生姜を豚丼に添える、割り箸を割る、アーンしてあげる、ナプキンで
口を拭いてあげる、水を飲ませてあげる。なんじゃこら介護レベルの接客じゃねえか。
(2/3)

豚っ切れに諭される事無くカウンターテナーを諦めた腹。「本日はどうされましたか? 何なりとご用命下さい」
松屋服を纏ったオバちゃんが満面の笑顔で立っている。
「いや何って。メシ喰い以外に何があんのよ」
「お食事ですね? ではこの番号札をお持ちになって、あちらのお席でお待ち下さいませ」
と同じトーンの声で、458と薄く印字されたレシートを渡すオバちゃん。松オバ。
「てか、食券の自販機とか何処行っ」
不意に質問したのが失礼だったのか、松オバにぶん殴られた。目尻下げたまま殴るなよ馬鹿野郎。

頬をさすりさすり待機席に腰掛けると、各座席に電光掲示板が備え付けられていたのに気づいた。
「098」「102」「203」「189」「137」「057」「100」「230」 おい、まだまだ来ないんじゃねえのか。これ。
57番のヤツは何かの嫌がらせか? と呟きつつ横を見ると、他の待機客の腹が空腹音を奏でまくり。
よくよく聞いてみると、大塚愛が唄う「さくらんぼ」にそっくりだった。
あー、そういえばJASRACが楽曲使用料をまた値上げしたんだったなー。と一人言した瞬間、
全ての疑問が光を向かい入れて溶け去っていった。そうか、そういうことか。
(3/3)

しかし、俺の腹はいましがた歌手を諦めたばかり。もうどう仕様もなくてヴォーカルを担う事にした。
笑顔咲くぅー グゥーグゥー きみーとー グググゥー つー グゥー ながぁってーたいぃー ググゥー
俺のダミ声では全然可愛らしくないが、食事するには十分過ぎる清涼剤だろう。
数時間後にやっと飯にありついて帰宅した。でも音が無かった。そこには確かに音が無かった。

「JASRAC」 了
513名無し職人:04/08/03 23:42
 俺の名前はマルコス・バータシ、ここハワイのムーンビーチで
伝説の大波が来るのを待っているサーファーだ。歌手でもある。
70年代に活躍した俺はもはや伝説だ。俺の事を知らない若造もいる。
昨日など砂浜から動こうとしない俺を丘サーファー呼ばわりする
新米サーファーがいた。俺はそいつにこう言ってやった。「ナミ乗るな」
 
しかし冷静になって考えみると、確かにここ最近俺は少し偏屈になってた。
あの歌がもうあまり思い出せない。だが俺は自分の歌をまた歌わなければ
ならない。だがラジオから流れて来るのはビーステイボーイズの曲せめて
ビーチボーイズの曲を聞かせてくれ。ガガガ…ラジオ…ガガ…臨時ニュース
をお伝えします…巨大隕石が地球に猛接近中であります。それは消える魔球
のように突然地球の前に表われました。…地球は終わりです…みなさんさような…
 
 来たか20年待ち続けたビッグウェーブがやってくる。山へ逃げる皆と擦れ違い
ながら俺はボードを持って海に向かった。そして沖へと漕ぎ出した…
…来た…でかい…フジヤマいやチョモランマ程はあるだろう俺はテイクオフの準備
をした…のるかそるか…乗った…サイドランディングをしながら俺は自由の女神と
エンパイヤが遥か下で波に巻き込まれているのを見た。
俺は今誰も経験した事のないスリルを味わっている。
   ↓
>>513 続けてくれよ
515名無し職人:04/08/09 00:40
516-【存在】-:04/08/09 19:22
珈琲豆にいつも苛められる
珈琲豆は大口を開けて悪口を言うんだ
喫茶店だろうが
一流ホテルのロビーだろうが
街中至るところで迷惑の種
ざらついて大味でエナメル気質で
S字型の色気に包まれ踊り狂う珈琲豆
脂ぎった額の上で寝そべる深夜の珈琲豆
自意識過剰で神経症気味の

朝も昼も夜も 透明な開放感で眼を覚ます
電車に揺られて一時間
熱されてギトギトした路上に降り立てば
萎びたモヤシのように張り付いた牛肉のスライスが
照り返す黄金色の空に 甲高い喜声を揚げながら
競りあがって伸びていく様子
その隙間をぬって強引に突き進む
冬枯れの亡霊が
切羽詰った顔をして
向こう側へ向こう側へ突き進む
時代遅れの溺死体が
焼け付くような熱気を抜けて
涼しげな珈琲店に逃げ込むと
薄暗い証明の中 こちらに背を向けて
カウンターの端に坐っているのは
517ベル式:04/08/10 20:09
71分56秒のフルアルバムが!ハイ!只今終了いたしました!!
乾いた風が頬を優しく撫ぜますれば、身の丈6尺3寸の偉丈夫も、心技体ともに絶好調であります!
今正に私がおりますのは音楽に導かれし大興奮のいただきです!極みです!
滑らかなハーモニー、炸裂するドラムロール、ゆがみきったファズギター!
ボタン一つで案内されるこの精神世界の無限旅行!高まってまいりましたうち震えてまいりました!
次なる到達点はまたいかなる心象風景を私の脳裏に展開させるのでありましょうか、
期待と不安とわずかばかりの予定調和的高揚感に身を委ね、新たな銀色円盤を
トレーに今おずおずと挿入いたします!さーあ!入った入った収まりました!
たちまちにして始まりまするはサイケデリック・ロックンロールの雨あられ!
これです!これです!このビート!かさむ酒量を喝采に変えて、私歓喜の涙雨でございます!
いまや三十路を前にして、突きつけられた眼前の、家賃未納を訴えた、
当局からの通知の封は、いまだ誰にも開けられず、脇に控えた携帯の、未払い利用明細書、
あるいは電力会社や水道局、ガス会社からの利用停止のお知らせに、つぶったまなこを開けもせず、
今はただ、そう今はただ、何もかもをも忘れさす、8ビートに酔いしれて、初期衝動の生み出した、
脳髄破壊の音色を、目から耳から毛穴から、なんとなれば尻の穴、
全身くまなく空きました、穴という穴かららせん状に吸収するのであります!
重低音の振動を!空に散らばる星の輝きを!今この瞬間この身を包む悦びのすべてを!
まぶた閉じれば浮かぶは錦、原色に彩られた水玉模様の破廉恥極まりない理想郷!
物語は終盤に向けてさらに加速感を増しております、祭の終わりはいつも寂しいものではありますが、
私いささか興奮しすぎでありましょうか、汗ばむ身体は不快であります、
横たえた身体を起こして最後のシャワーを浴びることといたしましょう。
背後からは全ての歌詞を歌い終えた歌手の奏でるギターサウンドが
より一層の激しさをもって7年間に及ぶ私の独居生活に幕を下ろそうとしてくれております。
それではこの時間を持ちまして、ここ某市某町某番地、私の住むワンルームよりお別れしたいと思います。
ご静聴ありがとうございました、さようなら。
518柴。 ◆shibatXtDE :04/08/10 20:12
お前等まんず一列に並べ。並べっての。

俺はよ、バンドやろうぜ、つったの。
したらば何? お前等が用意したモンといえば
モデムだの? シャンプーだの? カツラだの?
スプーンだの? ザボンだの? 電子レンジだの?
スパゲッティをこう、すくう、トゲ生えたしゃもじのようなものだの?
BUBKAだの? 実印だの? 粉チーズだの?

音楽的な要素を含むモノはこんだけモノがあってこれ、
いっこもありゃせんよ。
最悪、電子レンジだけは音、鳴るものな。チンて。馬鹿か。
お前等は何だ。何をやろうとしておるか。パーティーか。
パーティーとしてもこれお粗末よ? 相当。
スパゲッティ的なモノだけは出るのだろうなーと想像出来るだけ
まだマシとも言えるな。うん。いや。
バンドは。楽器は。マイクは。あのこう、叩く、バチは。
なかっしょ? ここにはなかっしょ?
どうしたものかねこれ。の。の。の。の。おい。

結成する前に解散せねばならんな。
アヴァンギャルド。そこだけはパンクというか、あれ。
ってもオメ、方法論だけアレしてもどうにもこうにもっつう話でしょっての。
だから泣くなって。てかなぜ泣く? 泣くのは俺の方でしょうがこの場合。
俺が泣き担当でしょうが。泣きストでしょうが。うるせっつの。俺は。
でよ。とりあえずこれ、この、片付けようや。邪魔。すんごく。
いいか、お前等。すんごいブーイングかましたれや。ここいらの草木が何百年先も生えんようにな。

気合い入ってんなあ頭領。もうほっといていいだろうよ。ただでさえ狭い闘犬会場なのにブーイングしたら
会場壊れてまうぞ。あと草木って、ハニカム状の柵と土しか無えしよ。そこら辺抜けてるんだよな頭領は。

来たど! きーたーど! っせーの、ブー! ブー! ブー!

頭領それAIBO。次世代AIBO。外箱に入ってるヤツが勝てるわけないでしょうがよ。必死だよな頭領。
ほら土佐犬がAIBO噛んで終わっちゃったよ。決まり手、基盤もろ出しって何だよ。あの審判、工業製品で
オカズにしてるんじゃねえのか?

わはは! 見たか! 我らの威力を! なあお前等……って押すな! 押すな! うわぁ!

おほっ。頭領が闘技場に落っこっちゃったよ。えらいこっちゃあ。頭領の頭上に咲いた一輪の花も汚れちまったし。
柄にもなく禿頭にオシャレなぞ施すからー。ってあれれ。AIBOってお亡くなりになったんだよね? だよね?
土佐犬の方がお亡くなりになってない方だよね? え? 土佐犬がお椀を持つ方で、AIBOがお箸を持つ方だよね?
全然逆じゃん。土佐犬お亡くなりになっとるじゃん。で、ピンピンしとるAIBO様が頭領に怪しげな液を垂れ流してる始末じゃて。
おほほほ、どうしたの頭領。ブーイングを行わずに逃げ回っとるわ。頭の花もサボテンに変わってしまってるし。
もう見てらんない。お母さん僕帰る!

帰り道のコンビニで、悪役商会の人がひとりでフィリックスガムを購入してました。とてもかわいらしい様子で。
でも悪役商会の輪に混じった瞬間、とても恐ろしい様子に。
俺は、今日から日記でも付けようかなんて嘯いちゃったりなんかしちゃったりなんかして。
520凡次郎:マーベリック型 ◆qyQQFvPvZE :04/08/10 23:30
『霧の峠』(勝手に連載1)

「夏の御予定だと?飛行機で行ってレンタカーで旅行さ」
夏休み前の浮れ気分の女子社員が気紛れでする問いかけに
こう答え続けて3年が経つ
実際もう国内の景勝地はほとんど制覇していた
そして最後に残ったのが北海道だった
とっくの昔に訪れるべき場所なのに....
単に天の邪鬼の虫が騒いで後回しにしていただけだと思っていた
しかし、4泊5日のカートリップを終えた今となっては
その理由も明らかとなった
生存本能が自動的に封印してきた秘密に触れること
それが、如何に大きな痛手を精神にもたらすかを知ったればこそ...
『霧の峠』(勝手に連載2)

5日間の日程のいつその出来事に遭遇したのかは
つまびらかにできない その日北海道の大地を
雨雲が被っていたということだけにとどめておこう
妹背牛街道というのを御存知だろうか
国道233号線、留萌-深川間の南に位置する道道のことだ
低い山並を抜け日本海に至るその街道は
「何も無い 誰もいない あるのは自然だけ」
と言ったフレーズが突如口をついて出て来るような場所だった
雨模様の曇天のかなたにあってさえギラツク夏の太陽は
容赦なく水銀柱を押し上げていた
燻った緑に萌える雑木林を駆け登り始めるころ
辺りには霧が立ちこめ始めた
しかし、お気に入りのBe Ambiciousのトラックにさしかかると
気分は高揚し、アクセルもベタ踏みに近付いた
その時だ!突然霧の中から奴が現れたのは
思考回路は閉ざされ、視野もモノクロ化された
音のない世界でゆっくりと流れる光景の中で
一瞬それはキタキツネのように見えた
522奪三振 ◆cvgy/Enbqk :04/08/11 16:42
「眠らない街って言うけど、結局は眠ってるんだろ」
父がそう言った瞬間町内は静まりかえった。餅つきは雨天中止になったし、先生は静岡に旅立った。
そうだ、絶対主義とはこういうことなのだ。度の入っていないめがねをかけた中学生が笑っている。やっぱりだ。
小学校からストライキコールが絶え間なく聞こえてくる。遠いはずなのに妙に近く感じるのは、労働者の嫉妬のせいだろう。
父はそれに一瞬耳を傾けたかと思うと、町内会長に向かって走り出した。手には柑橘系の果物がある。母が好きだったやつだ。
町内会の奴らがそれを止めることなく眺めている、その様子はブラジル人が猫をあやす様を思わせた。
不気味だ。危ない。声に出した叫ぼうとした。
だが僕の手を握るブルドッグの顔はとても優しく、僕に「みたらし団子は食いすぎるといけない」と言っているように見えた。行くなと言うのか。
すると次の瞬間、父が果物を思い切り齧った。終わるか始まるか。どっちだ。

西高東低は蛍光灯に似ている。
町内会長の甲高い笑い声が響く中、僕は一人、紙飛行機を折った。先端を黒く塗った特製品だ。
父は終わった。
パイナップルの中に閉じ込められ、明日の今頃にはアメリカ人に愛撫されてるだろう。ざまあみろ。町内会長が土下座しながら言った。
悲しくなんてない。これは決められていた事なのだ。父も多分母と結婚した時から知っていた。毎年箱根駅伝を大須から見守っていたのが何よりの証拠だ。
五個目の紙飛行機を折り終えたとき、隣にいたブルドッグが言った。
「そろそろ行かなくてはならない」
「予定より早いじゃないか。どうした」
「本家が危ないんだ」
僕は無言でブルドッグを抱きしめた。砂鉄の臭いがした。

紙飛行機が夕焼け色の空を飛んでいく。
浮かんでは消えるブーマーの顔。憎らしい。だけど愛らしい。
「僕は眠らないよ」
嘘にならないように強く、紙飛行機を飛ばした。
523コンブ:04/08/12 00:52

  やーっほぉー

        やーっほぉー

三時間かけて登ったこの山の頂きで、
透明なグラスに注いだ水を、いま頂く。
『霧の峠』(勝手に連載3)

咄嗟にカウンターをあて、その物体をかわそうとした
ABSの制動力をはるかにこえた遠心力で
車体は360度ターンをかました後、きな臭い
ゴムの焼ける臭いを残して止まった
おもむろに車外へと駆け出した俺が見た物は
飛び散った肉片でもドス黒い血だまりでもなかった
そこにあるのは無だった
霧にけぶるアスファルトの峠道がどこまでも続いているだけだ
嫌な予感がした 車体の下に何かがうずくまっている気配がする
一筋の汗が口角へと流れ落ちる その塩味を舌がとらえた瞬間
俺は意を決して車体の下を覗き込んだ
そこにチロがいた
白い綿毛で被われた愛らしい子犬のチロ
つぶらな瞳の中には不可思議な色が浮かんでいる
まるで「遅かったね」とそれは語りかけているようだった
『霧の峠』(勝手に連載4)

震える両手を差し出すと
チロはわずかばかり躊躇した後、俺の胸に飛び込んで来た
その瞬間、俺は失われていた過去の断片を取り戻した
「20年前、俺はこの近くに住んでいた」
チロの体温をこの胸に感じ、彼女の存在を愛おしめるのと
同じくらい、そのことを確信できた
しかし同時に忌わしき出来事の残滓も元の姿を
取り戻そうと脳裏を蠢き始めた
やがてそれは明瞭な形を投影しだした
つややかな黒髪をポニーテールにした
抜けるように白く透き通る肌をした少女の面影を
レンダリングしはじめた
その黒目がちで煌めく大きな眼が俺を見据えた時
俺は知らぬ間に「サエコ」と低く口走っていた
記憶の奥底に封印してきた少女の名を発した瞬間
俺は悪寒に見舞われ、かすかな目眩を覚えた
『霧の峠』(勝手に連載5)

霧の冷気を再び肌に感じ始めると
新たな戦慄が首筋を伝った
俺はゆっくりと視線を胸元のチロに移す
「そんなはずはない」驚愕にうち震え
おもわず子犬を手元から取り落としてしまった
「今も変わらず子犬のままでいるなんてことがあるものか」
そんな思いをよそに、チロは雑木林の向こうを目指して
ヨタヨタと走って行く
俺には分かっていた 彼女がどこへ行くのかが
あの林の奥には、朽ち果てた農場があるはずだ
俺の家族が20年前まで暮らしていた場所だ
過去に導かれるままに俺はゆっくりと歩を進めた
そしてうっそうと茂る最後のヤブをかき分けた時
古びた農場が現れいでた
現実と虚構のはざまで齟齬が生じている
建築物は時に腐食され、子犬は元のままでいる
「そんな馬鹿な!」
恐怖を振払うように、俺は小さく雄叫びを上げると
農場に向かって駆け出した
庭の端の楡の木を回り込もうとした時
俺の時間が止まった
白いノンスリーブのワンピースをまとったサエコが
木陰でこちらに向かって微笑んでいた
「おかえりなさい」
そうつぶやいた彼女の口元には
雲間からさしこんだ一条の太陽の光りをたたえた
白い歯がこぼれていた
野に咲く花のように、しょんべんに濡れるあなた。如何お過ごしでしょうか。

そんなさり気無い台詞をドンキホーテ葛西店内で云うものだから、戦争に発展しても何ら
不思議ではなかろうもん?

ささくれた麦藁帽子だと思ったらマジ頭髪の人でお馴染みの久留米人に諭されて、
この場はうまく収まった。でも次回はそうはいかない。ガリガリ君は本当に現存しないなんて云う奴は
俺が許さない。花博を牛耳った、この花ずきんが許さない。

今日も、蕾のまま育たない一輪の花にしがみ付いて帰路につく。
メルヘンぶるのも二十歳までって朝生テレビが言ってたけども、公私共にメルヘンじゃあ辞められねー。
俺も嫁もガキをメルヘンにするつもりだし。将来メルヘン気取ってアンデルセン通りを爆走するのが俺達一家
の夢なのよ。

そんな酔狂な想いを抱いて、メルヘンバリバリバリバリメルヘンバリバリンバリンバババリン。と調子に乗ったが
最後。たまたま通りかかった吉四六一派と雰囲気の癒し合い開始。
たあ! メロメロぱーんち!! あんまれ、カマ代の取り立てがショワシカッタんじ(中略)
やあ! お花さんお花さんだぁーいすき!! ケツはケツ黒、こりゃあ惜しい婆あを死なせたのう
雨雲さんたらすぐに泣いちゃうんだから もうしこうし米んだんご、ぎっちょんちょんのちょん。

互角だ。頓智強ぇ。まずいぞ、これ以上やったら警察が彗星のような速さでひっ捕らえられる空気が
花ずきんと吉四六一派の間に流れて、間合いを取ったまま動かなくなった。あー、あー来たよ警察来たよ。

チャンチャチャチャチャララララン

ん? この軽快なミュージックは、アレか!

でましたズバッ!とガリガリ君! (うわ、おまわりの首刎ねた!)
こころにズバッ!とガリガリ君! (おまわり串刺し! BBQ!)
あのこにズバッ!と勇気をだして (小汚いストリートミュージシャンに没頭してる!)
ガリッとズバッ!と覚めようぜ! (今起きたって顔したぞ! 寝ながら殺戮か、コワ!)

ガ〜リガ〜リ君 ガ〜リガ〜リ君 ガ〜リガ〜リ君〜 

ガリガリ君の登場で場は一気に冷めてしまいました。あー、まー……、とりあえず
熱湯でもかけとくか。ガリガリ君に、な。
529奪三振 ◆cvgy/Enbqk :04/08/15 19:33
明日の方角に見えるのは 列車の仮装したバンジ−ジャンプ
胡瓜がいつもより不味いのは 消防士が双子に見えるから
堅実で慎重なフランスの 華奢で弱弱しい一面が剥き出しになり
一石二鳥と言い張るライオンの 字だけがきれいなレポートは火に包まれて消えた

誰が四番で 誰がキューバ人なのか
誰がのっぺらぼうで 誰がキューバ人なのか
分かってる事はただ一つ レンジに入れれば解決するってこと

チョコレイト チョコレート チヨコレイト 
米兵が望むのは勝利か勝訴か それとも四球か
チョコレイト チョコレート チヨコレイト ガンジー
俺たちはそんな物望んでない 望むわけがないだろ なあ
現実主義を貫くバレンタイン いえい いえい いえい 

幻想的な茶漬け 琵琶湖の前

チョコレイト チョコレート チヨコレイト
憲法が示すのは人権か平和か それとも死球か
チョコレイト チョコレート チヨコレイト ガンジー
俺たちはそんな物望んでなんかいない なあ そうだろ なあ
現実主義を貫くバレンタイン いえい いえい ああ

次の駅は新大阪です いえい いえい
530柴。 ◆shibatXtDE :04/08/15 23:06
クチャ、クチャ、クチャ、クチャ、クチャ、クチャ、クチャ、
クチャ、クチャ、クチャ、クチャ、クチャ、クチャ、クチャ、
クチャ、クチャ、クチャ、クチャ、あ、すみませんねさっきから。
さっきからっつうか、昨日から? 昨日だっけ? あれ?
食べてきたんスよ、とんかつ。美味しかったなぁ〜。
つうかまだ美味しい? まだ美味しんでる? 美味しんでっておかしいか。
あれ? で。美味しいんですけどね、タイミングが。つうかコツ?
飲み込むコツっつうかタイミングっつうか、飲み込み方?
忘れちゃっ、あれ? おとつい? 昨日? 違うおとついスわ。
美味しくて、や、美味しいのはいいんスけど、そろそろ。ねぇ。
メド付けないと。やっぱり。社会的に。つうかすみませんね初対面でこんな。
きっかけをね、くれませんかねと。キュー出して、と。
あなたが一番ホラ、そこらへん歩いてる中で? 一番こう、
あ、あ、あ、あ、あ、ごめんなさいごめんなさい、待って。待って。
私これもうちょゴフッ。何だこれ。何だこれ?
ごめんこれ輪ゴムだわ。とんかつじゃない。ゴムだ。ゴム。ほら。輪ゴム。ほら。
531柴。 ◆shibatXtDE :04/08/16 00:06
重役連中が最近やけに騒々しい思ったら
なんやコーラスグループを結成したゆうて
似合わん揃いのショッキングピンクの
オリジナルトレーナー オリジナルトレーナーで
横隊二列で馬鹿面下げて ワーだのフーだのハモりよる
どこで発表すんの? 訊いても
いや発表するアテがあるわけやないけども やて
ちょい譜面見せてみいや
なんやこれ

「一周年おめでとうございま〜す」

歌にすなや
532プレノン:04/08/17 03:21
きもちいい蓄音機 滑る音をするする流す
机のお仕事もあしたのことだから とりあえず なんとなく 今日はやめておこ
蓄音機も流れてるし
Nikkiって曲が 蓄音機から
最新機器じゃないから ちょっとかすむ
特に最近耳が遠いから
ポポポポポポポ ポ
ここだけの話 ぼくの趣味は結構いい線いってるんだ
ここだけの話 めったに言わないけど
Some day I'm gonna write
The story of my life♪
533プレノン:04/08/21 22:56
 新宿駅西口でお前募金活動してたろと問い詰めても、奴はダンマリを決め込んで
すんとも言わない。新宿駅西口で、お前募金活動してたよなあ、隠すこたないだろ、
別に恥ずかしいこういってワケでもないんだし、言えよ、ゲロしちまえって、
とこちらがしつこく繰り返すと、いや、きっと人違いですよ、彼はサトルっていうんです、
僕はタカシ、ほら、人違い、と訳のわからぬシラを切る。ふざけるな。
 サトルの奴、最近金銭感覚がマヒしてきてるみたいで、スーパーの特売に目を
血走らせて駆けつけたと思ったら新車を衝動買いしちゃうし、ホント意味不明すよ、
募金活動でえた金銭を不当に横領してるんじゃないかと僕は睨んでるんですけどね、
いや、きっとそうですよ! つまり新宿駅西口で先輩が見かけたのは、僕じゃなくて
サトルなんです。あいつはかわいそうな奴なんですよ。いいじゃないですか、募金の
金をちょろまかすくらい。うるさい人だなあ。あいつは悪いところも沢山あるけど、
総合すると結局良い奴だったよねっていう評価が下されるような、そういう
ほんわかキャラなんですよ! もう留学していないけど。そういえば、サトルが
留学先から手紙をよこしてきましてね、先輩を死ぬまで恨んでやるって書いて
ましたよ。メチャクチャ呪いが込められてそうな文面でしたね! あんなに良い奴が
ここまで人を恨むなんて、あんた相当酷いことしたんだよ。そうに違いないよ!
 だからサトルは誰なんだと。
534ふなもり:04/08/25 22:48
俺だけソースの2度つけOKな街。

駅裏の串カツ屋。煤けたテレビのナイター。
黄色くなったポスターの傍の縦書き、
生ビール(中)、生ビール(小)、枝豆、冷奴・・・
贔屓チームのホームランに歓声を上げるサラリーマン、
つい、ソースを2度つけ・・・
「お客さん、困りまっしゅ。」
すると、隣の席の強面が無言で殴りつける。口の中が切れた。
その客、多めの勘定を置いて、店の外でツバを吐く。

茶髪のカップルが入って来た。
俺は独り、チビチビと、端の席で。
彼氏のブレスレットが気になって、
つい、ソースを2度つけ・・・
「お客さん、困りまっしゅ。」
「・・・。」2人の会話を邪魔する者への目。
「お嬢さん・・・。」低い声で。
ソース壷を掴み、無理やり抉じ開けた女の口に流し込む。
あふれて、耳に、ニットのシャツの内側に、されにあふれて。
手をついて謝る彼氏。

氷のなくなったグラスの下の水たまり。
俺だけソースの2度つけOKな街。
その他は、下らなくて、下品で、退屈な街。
535コンブ:04/08/27 18:14
パンティを持っている人間ならできる

パンティを持っている人間ならできる
パンティを持っている人間ならできる
おい
白い大きな壁にげきとつした瞬間に
そのため 黙って思い出す
白い大きな壁にげきとつした瞬間に


おい
白い大きな壁にげきとつした瞬間に
君は
そのため 黙って思い出す
おい
白い大きな壁にげきとつした瞬間に
猫の泳ぎを 見守るウサギ
いま

そのため 黙って思い出す
そのため 黙って思い出す
自然に 肛門を振りかざして睨みつけ
白い大きな壁にげきとつした瞬間に
自然に 肛門を振りかざして睨みつけ

自然に 肛門を振りかざして睨みつけ
白い大きな壁にげきとつした瞬間に

おい
おい

いま
536柴。 ◆shibatXtDE :04/08/28 01:20
気が付けば、今俺は準決勝のリングの上に居る。

偶然インターネットで見つけた「大会概要」にはこうあった。
「素人さんは武器を『ひとつ』だけなら『なんでも』使って良い」

一風変わったバーリトゥード・ルールに勝機を見出した俺は
つい勢いで「参加申し込み」ボタンをクリックした。それが二週間前。

気が付けば、今俺は準決勝のリングの上に居る。

それはそうだ。冗談のようだが、俺は包丁片手に初戦のリングへと上がった。
有名格闘家もプロレスマニアの素人も、包丁を前にしてはさすがに無力。
何人分かの血飛沫を浴びた俺は、当然のように準決勝のリングに。

弱った。
準決勝の対戦相手、青白い顔をした二〇代半ばの青年もまた、包丁を持っている。
ふと隣に設置されたリングに目を遣る。
同時進行で行われるもうひとつの準決勝、彼らもまた、それぞれ包丁を持っている。
包丁四本。開始のゴング。
537コンブ:04/08/29 04:04
YO!
YO!
YO!
YO!
もっともっと
YO!
もっともっと
YO!

もっともっと
YO!
YO!
もっともっと
鼻から オタマジャクシ吸い込む
もっともっと
鼻から オタマジャクシ吸い込む
YO!
YO!

鼻から オタマジャクシ吸い込む
鼻から オタマジャクシ吸い込む
YO!
YO!
YO!
もっともっと
もっともっと
鼻から オタマジャクシ吸い込む


鼻から オタマジャクシ吸い込む
海岸の砂地に首だけ出した俺は悩む。
「目の前でょぅι゛ょへの猥褻行為が繰り広げられてようとしてるのだが朕はどうしたものか」
今、この海岸にあるものは、ょぅι゛ょと変態と俺の首一つだけ。

警告してみた。「ヤメレまだ蕾じゃないか」 変態は言う。「綺麗な花に育てる為に水をやるのだよ」
罵倒してみた。「このイカレチンポ野郎が」 変態は言う。「これはイカレチンポではない。水をやる立派なじょうろだ」
抵抗してみた。脳みそが攪拌される痛みに耐えながら首をグルングルン。
変態は落ち着いた様子で俺の頭を両手で押さえて終戦。

沈む夕日をバックにょぅι゛ょに手を掛けようとする変態。
ょぅι゛ょってか、俺の嫁に手を掛けようとする変態。
そんな俺は公家の人。額に梵点眉毛を持つ白塗りの人。
洒落にならんので「出会え」つったら、刹那にも満たない時間で屈強の騎馬戦隊が変態を轢き殺してった。

横たわる変態の傍には「日本の職業シリーズ46 公家」という冊子が転がっていた。
職業難と云われる昨今。焦る余り変態が増殖していく背景を垣間見た俺。嘆かわしい。

「お慕いしております」 ょぅι゛ょは俺にボンタン飴を差し出した。彼女なりに最大級の感謝を示した証拠だ。
その飴は今ではヴェルタースオリジナル。
私もまた特別な存在だからです。
539柴。 ◆shibatXtDE :04/08/29 15:39
業界初
念によるコピーコントロールに成功

違法なコピーを試みた者らの元へ
私の放った老婆の容姿の念獣が
一週間分の宿泊荷物を抱えてお邪魔します
とは云え老婆は老婆
いち老婆としての生活をするのみなので
どうぞ怖がらずに世話のほうお願いします

徳間ジャパン
『安い女』 (1)

「あんな女いたか!?」
宴会場の扉を開けた時、その女の姿が俺の視神経を直撃した
うなじから背のくぼみ、そして臀部へとつながるたおやかな
ライン
峠の下りが見え始めた男にすら、青いうずきを感じさせる
魔力を秘めたR
俺はその磁場に抗うことなく、女の隣の席にすべりこんだ
そうして工房時代の同窓会は幕を開けた

女はゆっくりとこちらを振り向き微笑とともにささやいた
「凡太君、お久しぶり」と
熟れたマンゴーの芳香にも似た女の吐息を感じ
俺は一瞬凝結した
脳内のデータベース全てを漁ってみる、しかしその女の
面影すら浮かんで来ない
俺は何とかその女との接点をもとめ、あたりさわりのない
話題から始め、記憶の掘り起こしにやっきになった
だが宴もたけなわになりかけると、俺は女の苔むすことの無い
会話術に引き込まれ、いつしか過去を忘れ去っていた
「ちょっと出ようか」そんな言葉が自然に口をついて出て来る
ほど、二人の間には濃密な雰囲気が漂い始めていた
「いいわよ」そう答えた女の瞳は
艶っぽいてかりを帯びて、しっとり濡れていた
『安い女』 (2)

「円山町まで」そう俺がタクシーの運ちゃんに告げても
女は動じるそぶりさえ見せない
それどころか、和服の上からでも察しのつく、豊かな
胸陵を俺のひじに押し付けてくれるではないか!
俺の男根には3発目の実弾が着実に装填されようとしていた

部屋に入り、何度か経験済みの着物の脱衣に躊躇なく取り掛かる
女は薄目がちに、俺を見上げて艶然と微笑んでいる
そして最後の薄絹を取り払った時、悲劇が訪れた
雷の閃光のようなフラッシュバックが起り、
俺はその女の想い出を取り戻した
女は姿勢矯正ブラを身にまとっていた
しかもTVショッピングの3本6980円というお買得商品だ
俺は一気に実弾2発を失った
惰性でブラを剥ぎ取ると、あのたおやかな背中のラインは消え失せ
猫背の女子高生の姿が蘇る
ピンクのフレームの眼鏡の奥で煌めく瞳は、休み時間ごと
少女漫画に釘づけになっていた
それでも最後の1発は何かを求めて陰嚢に留まった

俺は女を組み強いて、16ビートを刻みながら
あの夏の出来事を思い出していた
夏休み直前の終業日、いつになく通学電車は混雑していた
俺は身動きができない中で、最後のあがきをみせた
禿げオヤジの大腿に押し付けられそうになった股間を
防御するために身体をひねったのだ
そして俺の股間が収まった場所がスイートスポットだった
『安い女』 (3)

大柄なあの女の尻の割れ目に俺の男根がジャストフィットした
めくるめく甘美なバイブレーション
しかし厳格な家庭で育った俺は、痴漢行為で訴えられることを
何よりも恐れた
だから限界に達する前に、電車を降りてしまった
その時だ、あの尻が根暗な漫画少女のものだと
分かったのは
あの女も一緒に降車していた

田園風景が広がる郊外の駅に、朝方降りる者などいない
呆然と立ちつくす俺に、女が切り出した
「いいことしましょう」と
女に導かれるままに、俺達は駅近くの鎮守の森に向かった
そこで契約が結ばれ儀式が行われた
「2000円ちょうだい、私陽水のLPが欲しいの 
そのかわり、最後までイカせてやるわ」
そう言いながら、女の手はファスナーを引き降ろしていた
手による洗礼が奏でる皮のせせらぎと蝉の鳴き声だけが
聞こえてくる
そして蝉が序章を終えようと最後に一鳴き声を張り上げた時
俺も放出していた
女は俺の尻ポケットから財布を取り出すと、千円札2枚を
引き抜き、それを俺の顔の前でヒラヒラと振ってみせた
そして「またどうぞ」と言って、そそくさと森から出て行った
『安い女』 (エンディング)

2学期にその女の姿を見かけることはなかった
転校したことすら誰も気にかけないような女だった
その女の上に乗り、今俺はあがいている
どうも女の器が緩くてイケそうもない
行為の最中だが俺は女に注文を出そうと思っている
「あの時のように手でイカせてくれ
料金も倍の4000円払うから」と
544名無し職人:04/09/07 05:23
That's おマタに違和感
ソウルフルな雄叫びとともに、半ズボンは空の彼方へ
ハートフルな恥じらいとともに、ブリーフは思い出の彼方へ
そして俺は半裸!
下だけ見れば、そう、全裸!
世に言う丸出しってやつなのに、計り知れない安心感
だってムスコには頼れるガーディアン
チカチカモザイクで薄目のあのコのハートもget you
今なら行ける
今こそ行ける
今日の俺はひと味違う
ブランブランでブラブラしても、ポリスメン達はノータッチ
イェアーーーーーーーーーー!
545コンブ:04/09/07 18:06
眉毛も陰毛も全部剃って、丸腰でひた歩く。
ピットピトピト ピトピトピ
ソイソイ
ピットピトピト ピトピトピ
ピットピトピト ピトピトピ


クルッ!?

クルッ!?

ピットピトピト ピトピトピ
ソイソイ
ソイソイ

ピットピトピト ピトピトピ

ソイソイ

ピットピトピト ピトピトピ
ソイソイ

クルッ!?

ソイソイ
眉毛も陰毛も全部剃って、丸腰でひた歩く。
ピットピトピト ピトピトピ
ソイソイ

ソイソイ
ソイソイ
眉毛も陰毛も全部剃って、丸腰でひた歩く。
546名無し職人:04/09/09 03:55
イナゴライダーだってさ
すごいねえ
想像するに、すごいねえ
人は追い詰めると何しでかすか分からんねえ
今の若い人はバイクじゃ満足せんのかねえ
しかし強いイナゴもあったもんだねえ
イナゴは佃煮にするもんだと思っとったけどねえ
547ふなもり:04/09/13 22:56:35
「お肉気持ち」

このお肉の気持ち!お肉気持ち!お肉に対する想い!お肉に寄せる想い!!
おお!肉よ!お肉よ!ああ!!
喩えるならば、もの凄くおいしいという噂の焼肉屋が近所にできたとする。
当然、君は行ってみたいと思うだろう。
だが、同時に思う。おいしいんだし、きっと高いんだろうな、とか。
一人じゃ行けないし、だれか一緒に行く人いないかな、とか。
彼女欲しいな、とか。そして君の中のお肉に対する想いが、君の中に
本来あった何かを伴って抗いがたくその鎌首をもたげてくることだろう。
その前に、君にとっての理想のお肉屋とは、どんなだろう?
牛と言わず、豚と言わず、鶏と言わず、あらゆる肉の部位が陳列されて
いるだろうか。それは、区分けされ洗練された品質管理を意味する。整えられ、
本来の機能を俗世に脱ぎ捨ててきたかのように、見る者を魅了し、隅々まで
精察されることにより感ぜられるその対称性、連続性は幾何学的美しさを持ち、
溜め息と共に混沌の内側から立ち上るかに見える悦楽をも包含する。
そして、時に赤く、時に白く。互いに交じり合いながら決して損なわれることなく
絡み合い、口の中でとろける触感を彷彿とさせる。
話を焼肉屋に戻そう。そんな君は或る日、友人に誘われて、その、もの凄く
おいしいと噂の焼肉屋に行く約束をしたとする。遂にチャンス到来だ。
君は想像をふくらませるだろう。ジューシーなにおいに、やわらかい食感に。
本当は彼女と行きたい。でも、彼女がいないので、まあ、しょうがないか、
と、お肉への期待と、ほんの少しの満たされぬ想い。

が、しかし!

その約束が土壇場でキャンセルになったらどうだろうか!
君のそのお肉への期待は!満たされぬ欲望は!どこへ持って行けばいいのか!
お肉への気持ちは!欲望は!得られるはずだった味は!
このやり場のない気持ちはどこへ向ければいいのか!!
ああ!お肉!お肉が!おお!!
この「お肉気持ち」!!
548-【存在】- ◆GAOss.K3KI :04/09/14 00:15:17
朝鮮人参をプレゼントしたよね

靴下から星の砂

覚えてるよ。覚えてるよね。

君はあの人で
あの人は君で

少年時代に神社でみた
星空に君はいたんだ

星空見てると
君は静かな夜にとけていった

僕は悪人だったの
僕の影を見て

涙流してチューハイ飲んだ

もうどうでもいいや
もう書き込みなんてどうでもいいや

僕は君のこと考えながら寝るよ
君のことしか考えないよ
549東海奴王 ◆tGXPxw/o0U :04/09/14 03:58:30



……彼はまだ、チューハイとチューヤンを間違って飲んだことに気付いていないのだった。
550ふなもり:04/09/16 22:59:31
「お肉気持ち 2」

ふと、「自分はこんな所にいていいのだろうか?」と思うことがある。
脱出願望かも知れない。
眠る時間を削って仕事をしている時にではなく、退屈を持て余している時にでもなく。
何かのズレが気になってしまって、普段なら一瞬だけ意識に上り、二度と思い出さない
ような事が、随分前から探していた鍵に思えて、それがきっと、この「無限階段」
から抜け出せる唯一の隠し扉の鍵に違いないと。
そんな、深い催眠術から目覚めたような感覚と、この鍵を大事にしたいと思う気持ち。

いつからこんな風だったんだろう、と考え出すと、気持ちは時間を遡ってゆく。

子供が行く場所。遊園地。動物園。・・・。何か楽しげな。現実とは隔離された場所。
でも、一人で行くのもなんだしな。彼女欲しいな。とか嘆きつつ。
平日の動物園。
一人で来たのは正解だ。なぜなら、動物たちも一人だ。檻の中で、孤独を、時間を、
またその両方を咀嚼しつつ、同じく一人の私を見るともなく眺め、そして目を逸らす。
繁殖計画というものが無ければ、彼らがパートナーを欲しているのかどうかさえ不明だ。
肉食獣の檻の前のペンキの剥げかけた看板には、性別と年齢とナマエと、以下能書き・・・。
ちょうど食事のタイミングだったらしい。
かなりの大きさのブロック肉を噛み裂く野生の歯は、彼ら個人が、その征服欲を
決して失ってはいないことを改めて見せてくれる。それを日々繰り返している。
肉は、いいように掴まれ、揉みしだかれ、噛まれ、ひっくり返され、捻じ回され。
彼らはそれを、厳粛かつ無表情に行う。
その肉の行く末を、つまり、最後にそれがどうなるかを、夢中で見ている私がいる。
檻一つ隔てたそんな光景は、肉汁の脂まで皮膚感覚かと思われる疑似体験である。
大音響にザブンと飲み込まれてしまう暗い映画館のように。でも作り物ではなく、
いや、本当に、隣の席に彼女がいたらな、と夢見つつ。
フェードアウトしてゆく映像。そしてタイトルロゴ。

       「お肉気持ち 2」
551名無し職人:04/09/17 05:16:07
チャラララッチャラーン
「もしもしボックスー!」

ハイ!カーーーット!!
すみませーん。そこ、『もしもボックス』でお願いしまーす。
ええ、『もしも』です。『し』は無しで。はーい。
じゃあ本番いきまーす。

チャラララッチャラーン
「もしもしボックスー!」

ハイ!カーーーット!!
552名無し職人:04/09/17 17:54:53
栄養素が欲しい。栄養素が欲しい。
具体的な栄養素が欲しい。含まれていない栄養素が欲しい。
しかし、非人工的な栄養素が欲しい。必要な栄養素が欲しい。
栄養素が欲しい。
過剰な
過剰な栄養素が欲しい。
553柴。 ◆shibatXtDE :04/09/19 01:18:10
「宇宙時代の開拓者たれ」という父の気持ちは分かるには分かるが
しかし実の子の名前に「アポロ11号」と名付けるのはどうだ。

橋本アポロ11号。女なのに。

こうしてコックピットに座っている今でも、
父のことを完全に許したわけじゃない。
いじめられたもの。当然だもの。友達、ゼロだもの。
テン、ナイン、中略、ワン、ゼロ。

ゴォーーーーー

あー、綺麗。確かに。宇宙。綺麗。
554柴。 ◆shibatXtDE :04/09/19 01:28:56
ジャージー牛にまたがりて行く荒野
書き割りの夕日がまぶしく
捕らえられたエキストラの老婆救うべく
荒野を行く

荒野を行く道すがら
未だ振り込まれていない先月分のギャラに憂い
携帯電話取り出すも出版社の番号分からず
夜の荒野はひどく冷える

エキストラの老婆の覇気のない叫び声に
心底萎えて元来た道を引き返す
喉の乾きを潤すべく俺は
ジャージー牛の乳に手をのばす

ぬるいなこれ
555奪三振 ◆cvgy/Enbqk :04/09/19 02:12:57
蛍光ペンが無い事がここまで屈辱的な事とは思わなかった。
「右脳だな」
奴は言った。小脇に抱えた文庫本は多分赤川次郎だ。
「hopeだよ」
違う奴が言った。セレブだ。
陽は沈み、また昇る。地球は自転し、地球儀は家の傾斜に身を委ねる。
教室に等間隔に並ぶ、光り輝く教科書がやたら目に眩しい。
教師はその教科書一つ一つに色をつけていく。ひたすらつけていく。つけまくる。

豊臣秀吉。薩長同盟。大正デモクラシー。

ふざけるな。
その単語に何の意味がある。なあ、何の意味がある。
豊臣がどうした。薩長がどうした。デモクラシーがどうした。
俺は問う。
「赤川次郎でお勧めの本って何だろうか?」
「それは先生に対する嫉妬よ」
おふくろは煎餅をこぼしながら言った。準セレブだ。俺が認める。

鎮火報が町内に鳴り響く。
蛍光ペンが燃えているのだ。赤い、赤い炎を放っているのだ。
僕は万年筆握り締め、それを眺める。血が万年筆を染めていった。染めていった。
556名無し職人:04/09/19 04:22:45
即興じゃないだろ
557名無し職人:04/09/19 11:34:43
   ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ´∀`)< オマエモナー
  (    )  \_____
  | | |
  (__)_)
558名無し職人:04/09/20 18:53:21
蚊にはキンチョウマットです

なのか

蚊にはキンチョウマットレス

なのかハッキリしろい!
559プレノン:04/09/20 18:57:09
 上空からの銃撃を寸前でよけた。なにしろ、とても速い。
 相手は撃ったあとのことだって、考えちゃいない。
 理屈が通用しない凶悪犯罪者だから。
 ヘリコプターを上手に操縦しながら、武器を持ちかえるのが見えた。
 でっかい、回転式の銃だ。
 そして逃げ場を失った丸腰の僕に向けて、機銃掃射が開始される。
 今、僕に理不尽な死が与えられようとしている。
 どうして争いごとをしなくちゃいけないんだ、って思った。
 それに関して、文句言われる筋合いないね。
 ひどすぎるよ。ちょっと、つまみ食いしただけじゃないか。
 でも、迫ってくる無数の、小さな弾が、さっきつまみ食いしたチョコボールだとしたら?
 早食いはお手の物。あんなに沢山のおやつなら、大歓迎さ。
560名無し職人:04/09/20 19:52:20
挟まれたい。彼は満面の笑みでそう言った。
もう十年も昔の話である。
561プレノン:04/09/21 22:18:34
 端的に申し上げると、ミルキーウェイの完走は極めて困難で御座います。
貴方様は中学校の陸上競技大会だかで何等賞かをお取りになり遊ばされ、
24におなりになり遊ばれた今もそのことを御鼻にかけておられる大層な
アスリートのようで御座いますようで御座いますが、誠に失礼を承知で
申し上げさせ候うことをお許し頂け候えば、ミルキーウェイの恐ろしさを
舐めている、と断言して差し支えないかと存じ上げます。
 ミルキーウェイというスウィートでファンタジックな名称は、あの恐ろしい道が
ロマンティックなポエムの創作にふけるインドア派のもやし野郎や、中学校の
陸上競技大会だかで何等賞かを取って、いい年になった今でもそのことを鼻に
かけているインチキアスリート野郎――もちろん貴方様はそういった下品な輩とは
違うというのは殊更強調するまでもありませんが――を誘い込むための甘い罠だと
いうことを、わたくしはよく存じております。
 結論を申し上げると、ミルキーウェイは肉食なので御座います。きゃつの食事は
一日二回。その現場たるや、陰惨の一語に尽きましょう。具体的な捕食過程を御説明
させて戴くには、ミルキーウェイの身体的(生物で御座いますからね)構造を事細かに
図解など織り交ぜながら御理解戴くしか御座いませんが、誠に遺憾ながら現在その
お時間が御座いません。ですので、ごみ手短に済ませて戴くことを御了承戴けますと、
ミルキーウェイの特徴として以下の三点を挙げさせて戴くことができ申し存じ侍ります。
@無生物である A有機物である Bマイルド・セブンを日に三本吸う 
三択では御座いません。
562ふなもり:04/09/22 22:46:35
「お肉気持ち3」

前節で説明したお肉気持ちの概略について、さらにその量的な定義を含んだ説明を
指し示すことができる。それは図3−1に示されたような説明をすることができ、
その新しい概念を説明することが可能になる。彼女を欲するとしてその気持ちに対しての
お肉気持ちについては、前節においても述べられていたが、しかし、この場合においては
違った見地から説明できる。それはつまり、彼女を欲しているところのものについて、
その人のその程度の関数として表現することができる。そのことは以下のことを語って
いるように思える、それは、著しい比例関係を指摘できて、それを理想的に直線であると
仮定することによって、図3−2に書き加えられた直線を示す。これをこれまでの議論では
まだ語られていない第3のお肉気持ちとして「お肉気持ち3」と定義する。これは仮想上の
お肉気持ちである。もしそのお肉気持ちがインヴォークする気持ちが段階的に指し示す
透視野的考察を代表するのであれば、我々はそれを有効な指標として使うことが可能になる。
その効果だけを区別して認めるのであれば、我々はそれをお肉フィーリングと呼んでも
差し支えない。通常はお肉気持ちの後ろに加えられた数字によって、数字的にお肉気持ちを
互いに他と区別している。
563名無し職人:04/09/23 23:41:56
サラとジョーンズは凍りついた。
地下室にこんなものがあるはずがない。一体何でこんなモノが…
「ああ、ジョーンズ…なんてこと…」
ジョーンズは、震える指で「それ」に触れた。
「このミイラ…死んでる…」
564名無し職人:04/09/25 17:58:01
ジャンガリアンハムスター噛み付いた
チーズはどこ?
あなたのフォークで私を突き刺してくれたら
もう言うことはないのですが
真夜中の向こう側に消えてしまったあなたは
二度と戻らない 戻らない
シャングリラ マンションのスウィートペントハウス
置き忘れたプリティガール
プールに落ちたピアスを拾ってちょうだい
腐った涙はもういらない
565名無し職人:04/09/26 09:26:12
だからお腹はいっぱいなのです。
そう、あのステキなランチョンミート。
ぶよぶよと無駄に太った身体に詰め込みながら、それだけで私は幸福なのです。
だからもう何も要りません。ギガバイトも要らないですから、いやマジで。
ああスパム、愛しのランチョンミート。
566名無し職人:04/09/27 02:45:13
飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んでみる

でも決して回らない

円広志に良い思いをさせるのはシャクだから

回る代わりにカブトムシで手酌酒

aikoへの精一杯のリスペクト

クワガタムシなら来年の夏もオッケーだけど、やっぱりaikoへのリスペクトが優先
567プレノン:04/09/29 21:16:14
 11時になると、彼女は必ずノックもなしにドアを開け、
僕の汚い部屋を玄関で一通り眺めると、土足でどすどす入ってくる。
僕はちょうどドラクエをやっていて、デスタムーアに126ダメージを
与えたところだった。
「なんだよー、このキモい生きもの」
 と彼女が言った。キモいと言われても、それが僕のことなのか、
変身後のデスタムーアなのか、水槽にいるミドリガメのなのか僕は知らない。
 とりあえず僕は恐縮しながらドラクエをリセットした。そして彼女の顔色をうかがう。
 にっこりだ。
 キモかったのは、どうやらデスタムーアだったみたい。一安心ってところかな。
でもその時・・・
「だからウゼえってんだろ。キモいんだよ、この生きもの」
 僕のうなじからは大量の汗。次はミドリガメのキティちゃんをこの手にかけなければならないのか。
568名無し職人:04/09/30 02:00:46
君は飛ぶ
秋の夜長にオバサンでいっぱいの商店街を
君は歌う
世の中のすべての不条理をちくわぶのせいにして
でもいい加減気付いて欲しい
君がちくわぶだと思ってる物は、本当はナルトだって事に
あぁ、でも愛してる
569柴。 ◆shibatXtDE :04/10/02 13:56:07
ドとレとミとファとソとラとシと
それぞれシャープ&フラットの音が出ない
つまり無音で 要するに無言で
俺はステージの上 茫然と立つ

野次と小石と座布団が飛び交うステージの上
俺はひとりニヤニヤと 大荒れの客席を見下ろしている

小石と座布団が切れた隙を見計らって
俺はおもむろに ポッケから一枚の紙を取り出す
母親への感謝の気持ちをしたためた
手紙をゆっくりと ゆっくりと読み始める

ステージ後部に設置されたスクリーンには
我が母親の台湾旅行時のスナップがスライド式に映し出され
会場には俺の 母親への感謝の言葉だけが響き渡る

読み終えた後 満を持して
スクリーンを蹴破り母親が登場する仕掛けが用意されているのに
もはや客席には 誰一人残っていない
かあちゃん 今日は出てこなくていいよ
570名無し職人:04/10/02 16:13:05
>>547
イイ!
571 ◆EqduZb/Qos :04/10/06 00:00:08
「この島にはもう飽きたわ」

とあるコシデナはまるで何かを悟ったかのように言った。
コシデナとは本来この島にしか生息することが出来ない貴重な生物である。
そのコシデナは果たしてこの島の何を悟ったというのか!


「この島よりずっと居心地がいいわ」

他所の島へ移り住んで、コシデナは吐き捨てるようにそう言った
そのことをこの島にいる生物に対して言うことに何の必要性があるというのか
その瞬間、コシデナはポツラカンテーノへと改名した。

この島でそういったことが続いた
するとこの島には異変が起こった
島には元来、2種しか生息しなかったのに突然変異を生み出したのだ
元来コシデナとジンダトマヤのみであったその島に。  

そして俺はケダスカ・ヤマアという生物になった。
自然淘汰とは言え、我ながら腹が立つのだ
572-【存在】- ◆GAOss.K3KI :04/10/08 17:19:30
街中スモッグ

ベレー帽
ロンドンで買ったベレー帽

穀物を挽く緑

静かにシャッターが下りる

銀行員が篭っている


銀行員が篭っている地下室の

シャッターは降りている
573プレノン:04/10/09 00:53:17
 僕にもささやかな幸せがあって、たまにはそんな日常の小さな出来事を
絵日記風のかわいらしい文章で書き留めたいと思うことがあります。
だから勝手に書き始めるけど、他人の日記なんか興味ないとか、あまりの
下らなさに読む気がうせるとか言う奴。お前にそんな権利はない。

 10がつ9か。
会社の着替え室に自腹でコンバットエースを設置したら、ゴキゴキの
死骸が僕のロッカーに集結していた。ちょっとアンハッピー。
574名無し職人:04/10/10 00:57:57
春はAKEBONO
ようようK1やっているけど
少し冷静になって考えてみろ
無理があるってそろそろ気付け
575柴。 ◆shibatXtDE :04/10/10 16:20:21
突然ガチャと便所窓が開いたかと思うとそこから
野球帽を被ったチンパンジーが上がり込んできて
だしぬけに俺にこう言う。おい、小便をやめてこ
れを読んでみろ。片面印刷の広告チラシの裏側に
びっしりと書かれた文字はやけに丁寧で読み良く、
俺はそれを至極スムーズに音読した。ここに全部
書き出すには少々文字量が多すぎるので要約する
と、この野球帽を被ったチンパンジーは思うとこ
ろあってこれから革命を起こすのだという。つい
ては仲間が幾人か必要であり、今こうして都内を
ランダムに巡回しながら探していると。野球帽を
被っているのは人々の警戒心を少しでも和らげる
ためのものであり、特に贔屓のチームがあるわけ
ではないと。随分流暢な日本語を話すんだね、と
告げるとチンパンジーは少し照れたような表情を
見せたが、すぐにまた表情を引き締め、これまで
結構な件数をあたってきたが君のように理解の早
い者ははじめてだ、ぜひ付いてきてくれないか、
と頭を下げてきた。確かに彼の紳士的な態度には
好感を持ったが、俺が複数の〆切を抱えた漫画家
である以上、そうそう長い間家を空けるわけには
いかない。事情を話すと、そうか、とほんの少し
悲しそうな顔をして、彼は帽子を脱ぎ深々と俺に
頭を下げた。と、一枚の写真が帽子の中からハラ
リと落ちた。そのことに気付かず足早に次の場所
を目指すチンパンジーのプライバシーを守るため
にも写真の内容については言えない(笑)
576ベル式:04/10/10 23:24:51
課長 辻岡正樹 (前)


辻岡は定時が終ってから数えて6本目のハイライトに火をつけた。
全面禁煙の庁舎ではあるが、誰もいない赤信号を渡ったところで責める者もいるまい。
わずかに開いた窓の隙間か月に向かって吐いた煙が逃げていく。

「食べようぜ!たっくさんポテト!」
「おいしいお芋を食べたいな。戦前からの有機栽培、杉田芋。」
「ほっくりお芋は猫まっしぐら!育てよう!杉田芋!」

口元に運んだ左手をそのまま頭を支える杖にして、
辻岡は柱に掛かった時計に目をやった。
今日も食事は一人でとることになりそうだ。

「芋なんて…そんな気持ちにおさらばしよう。うまい杉田芋」
「時代の趨勢は芋作に傾いています。コレ、本当!」
「まずはふかそう その芋を 食べておいしい畑の幸」

眉間によった皺の数を数えるように何度も親指の腹を往復させる。
目を閉じると普段漠然と感じている側頭部の違和感が
明確に痛みとして認識される。

「芋をたっぷり育てる県は 飢饉知らずの安全県(圏)!」
「熱や力の素になる芋 大事なのは育てること食べること」
「みんなで叫ぼう芋作の重要性 県民の誇り 杉田芋」

疲れの抜け切らない年齢になってしまった。そう思わざるを得ない。
無理はしたくないが、限界がはっきりとわかるわけでもない。
出来ることを出来る内にやっておけば、どこかで時間も取れると思う。
577ベル式:04/10/10 23:33:27
課長 辻岡正樹 (後)


立ち上がり、大きく伸びをする。コーヒーの自販機に向かう。
照明の半ば落ちてしまったフロアに響いているのは自分の足音だけだ。
湯気を立てるカップに唇を寄せる。生じた音も必要以上に耳につく。

「杉田の芋は世界一 ワールドクラスのポテトです」
「ねえちょっと、杉田芋食べてみた?奥さんたちにも好評です!」
「杉田芋 囲む食卓 こぼれる笑顔」

席に着いて新たな束を机上に広げる。
箱の中には20枚ずつ束になった応募用紙が積み重ねられている。
辻岡はその残数を把握しようとはしなかった。

「イモ、ダーイスキ!アダシイモダイスキネ!」
「これまでも そしてこれからも 杉田は芋と 生きていく」
「食べよう芋 広げよう芋 杉田を支える杉田芋」

再びまとめた束が隣の机にまた一山作ったところで辻岡は思い出す。
一樹、今日誕生日だったっけか。昨日の晩、何か言いたそうな顔してたな。
はっきり言わないところは、あいつに似たのかな。

「杉田芋はお芋の世界のK1チャンピオンです!!」
「待ってましたと杉田芋!みんなが大好き杉田芋!」
「おいも オイモ お芋 杉田のいも」

ただ黙って一枚一枚に目を通す。
ただ黙って七本目のハイライトに火を点ける。
ただ黙って煙が月に逃げていく。
「もう電話きるぞ!」
ウゼ−女だ
三杯酢のブレンド比率なんか聞くか普通?
農業指導員の資格がどうちゃらだと!
ナスへ行け!ナスへ
高木○ほとつるんでろ!
俺は元栓を閉じる前に
ガラス管を抜くんで忙しいんだ
579名無し職人:04/10/12 17:34:27
転がったボールを取りに鶏小屋の前に行くとぽつんとダンボールが置かれていまして
開けてみると鶏の死体が詰め込まれていましてとても臭かったのですがその時は四時間目でしかも体育ですから
580柴。 ◆shibatXtDE :04/10/12 20:51:53
顔が常にずぶ濡れのおっさんというのが居りまして。
顔が常にずぶ濡れのおっさんが往来を歩くと
顔が常にずぶ濡れのおっさんや、顔が常にずぶ濡れのおっさんや、と
顔が常にずぶ濡れのおっさんに対する奇異の目や声その他。
顔が常にずぶ濡れのおっさんは大変悲しくなって。
顔が常にずぶ濡れのおっさんはそうして出歩くのをやめ、ついには
顔が常にずぶ濡れで自室から一歩も出ないおっさんとなり果て。
581名無し職人:04/10/12 22:10:11
「着いた着いた。ここがツンドラだよ。」と澄んだ高い声で呼びかけられたが、私はすでに3日歩き詰めだったので
疲労は極限まで達していたが、しかしつま先立ちのこの丸々と太った男の人懐っこい顔を見ると
不思議と足が前へ進み私は冷凍された鮪を存分に鑑賞した。
582UFO ◆guppyScPEQ :04/10/13 23:11:52
また言われた。「大盛りで?」て。行く先々で言われる。
定食ですやん。連れの誰も大盛り頼んでないですやん。
お茶にいたっては聞くまでもないようで、表面張力の限界まで
なみなみ入ったお茶がでる。店員、去り際に唇の端ゆがんでたな。

目的から溢れた余剰が悲しみになるらしいけど、生まれたときから
おれ、悲しいんやろか。生まれたときからずっとこうだから、たまにわからなくなる。
意外と楽しいときもあるよ、そりゃ。正直助かることもあるし。

今日も出先でタッパーウェア買った。あの店のタッパー、高い。
583UFO ◆guppyScPEQ :04/10/13 23:28:19
会員カードを集めております。古いのも新しいのもどちらでもよいです。
ただひとつだけ条件がありまして、私の名前で会員証を作っていただきたいのです。
あまり無理を言える立場ではございませんが、カード作る際には平仮名で
「かとうくにあき」の名義でぜひともお作りください。
みな私が一律一万円で引き取らせていただきます。

ACアダプタを集めております。黒ければ黒いほどよろしいです。
コードは細ければ細いほど良いですが、過ぎたるは及ばざるが如しとも申しますよ。
アダプタとコードはあざなえる縄の如しとも申しまして、大変貴重です。
どうか、白の油性ボールペンで「かとうくにあき」と、小学生以下の児童に書き殴られせて
お持ちください。一律1万円でお引取りいたします。

584名無し職人:04/10/14 06:03:14
大型ショッピングセンターで買い物していると、突然仲の悪い友達から電話が掛かってきた。
「もしもし?」嫌々ながらも取ると、奴は
「何?今電話してきただろ?」と。記憶にない。俺に謝らせようとしてるのか?
あとは「してない。」「しただろ?」の押し問答。次第に声のボリューム、トーンも大きくなり周りの客の冷たい視線が俺の小柄な体に突き刺さる。
それでも我を忘れ奴に怯む事無く、暴言、罵声を店内に響き渡らせた。
見兼ねた店員が俺に駆け寄ってきた。そこで俺は電話を切った。
深々と客と店員に謝罪し、高揚した気持ちを落ち着かせる為にそばにあるマックに入った。
マックの店員が俺を見てやけにニヤける。その態度に再び怒りが込み上げてきた。我慢。俺は席につき、携帯の時計を見る。18:05。と同時に奴の言葉が引っ掛かった。
発信履歴…
17:43 奴。
俺は自分に嫌悪、憎悪、羞恥を激しく感じた。一粒の大きな涙がテーブルに落ちた。感情の起伏が激しすぎる。テーブルにはいつのまにか多数の涙が。
しばらくすると、店員に「大丈夫ですか?」と聞かれた。「あぁ、ありがとう。迷惑かけるから帰るわ。」と俺。顔をあげるとニヤける店員の顔。
いや、これはスマイルだ。
585名無し職人:04/10/14 06:37:31
積み重ねたビールの空き缶を一思いに崩した。
初めの一本を開け酔い、置く。再び開け、重ねる。気分は次第に高振り、快楽と安堵が身体中を浸食し始める。そして乗っ取られる。
時間がたてば気付くもの。それは乗っ取られた時の偽りの快楽。そして無くした記憶。
君との関係に相似している。ゆえに崩した。残ったものは空っぽの缶。僕は倒した缶を片付けた。そして二日酔いを治すために、ミネラルウォーターを口に含んだ。
もう酒は飲ままい。しかし止められないのである。矛盾。
586屯田兵猿吉 ◆MUSZauQLg2 :04/10/14 23:13:11
 でけえハンマーを威風堂々と振り回しながら海に帰っていく平原綾香。
 それをいつまでも見送る村民達。ありがとう平原、いい加減実家帰れリチャード。
こうして、村に平和が訪れたとさ。めでたし、めでたし。

 平和ってヒマだ。それに気づいたのは、屋根の風見鶏が週刊プレジデントに読みふける
様を見なくなったからだ。道理で最近、マスオさんの髪型の話題しかしないはずだ。

 滝川クリステルの寂しそうなカメラ目線をたぐり寄せる為に、外に出てみたのだが
やはり平和だった。普段だったら、玄関開けたら二分で溶けただとか、手を挙げて横断歩道
で溶けただとか、四角い仁鶴が丸く溶けただとか。出勤時に溶け始める事で眠気を覚ましていた
サラリーマン達の目がまだ半開きなのを見て、何となくやるせない気分に。

 今まで溶ける事を前提にした飛び方をしてた鳩が、「の」という字を描きながら飛んでゆく。
587屯田兵猿吉 ◆MUSZauQLg2 :04/10/14 23:16:15
 クリステルの目線の先にビックカメラの福袋がくくり付けられてたので、慌てて110番しに公衆電話
に向かう。すると、途中の原っぱから急ブレーキにも似た悲鳴が。
 平和の終わりを期待する俺自身を諫めながら原っぱに躍り出ると、チューリップの花弁から
無数のゴムボールを噴出し続けていた。そして、ゴムボールに当たって次々と死んでいく騎士達。

 平和が去っていくのが嬉しくて嬉しくてチューリップを引っこ抜いてダンス。
 それでもボール噴出は止まずに俺の骨を砕いていくけれどもダンス。

 堅さを失い、鄙野(ひなの) の土と化していく俺にチューリップは笑みを浮かべ呟いた。

 「HEIWAが、イチバン!」

 助けて、ジュピター!

【 hate & war  了】
588屯田兵猿吉 ◆MUSZauQLg2 :04/10/14 23:30:48
例えば、全財産をなげうって靴下同士を止める金具を買い占めて失敗した >>3
例えば、色恋に溺れて想いを伝えたけども「新車臭い」の一言で落ち込んだ >>4
例えば、知り合いと勘違いしてエアゾールを誤射。一瞬にしてポリスに連行された >>5

ほら、そんなに落ち込まないで♪ そんなあなた達でも♪
ア ク ロ ン な ら 毛 糸 洗 い だ け に 自 信 が 持 て ま す ♪

2get♪
589名無し職人:04/10/14 23:34:59
情緒不安定
590柴。 ◆shibatXtDE :04/10/14 23:51:08
※母親にィー
 突然ンー
 ビンタを張るとォー
 おおむねェー
 なにがあったというのだ、というような顔でェー
 俺をォー
 見るゥー

※5万回繰り返し
591UFO ◆guppyScPEQ :04/10/14 23:55:12
月4回、パン工場を見学する。で、2ヶ月に1度はチョコレート工場を挟む。
パン工場とチョコ工場は隣接してて、お互いに材料を融通しあって製品を
作ってるらしい。これは一度目の見学のとき気づいたことだ。
ライン工のおじさんにこのことを教えてあげると褒められて、うれしかった。

初めてチョコレート工場に行ったとき、パンの作り方についてはずいぶん詳しくなってたけど
やっぱりチョコの作り方は違うなぁって思った。溶けるもんね。
でも、できたそばから半分以上はとなりのパン工場に持っていかれるもんだから、
途中で悲しくなっちゃった。チョコレートの方のライン工も寂しそうな顔してた。

お家に帰って、工場でもらってきた袋を開ける。赤い方は、パン工場のチョコレートパンだ。
まだ焼き立てでほんのり温かい。走った後のぽっぺみたい。緑の袋には、チョコ工場の
チョコレートパンで、またべとべと。作ったばっかりだから。話にならんな。



592名無し職人:04/10/15 23:06:00
タッパー沢山買って来た
2、30個は買って来た
赤青緑とカラフルで
並べてみるとユニクロみたい
タップダンスで演出するも
苦情警告雨霰
切干大根一杯詰めて
焦げ茶のタッパー一杯詰めて
今から謝罪に行ってきます
593UFO ◆guppyScPEQ :04/10/15 23:41:58
ぺたぺたぺたしぺちし。今日だけで5人目だ。
諦めと一緒に息を全部吐く。うちの神社に
裸足の参拝客が来はじめてもう17年になるが
いまだに慣れない。バチ、やろか。これわしに対する
神さんのバチ、やろか。

しかし、今日の五人目の奴は強烈なおっさんやな。
足が油まみれやから石段に足跡くっきりや。
すねまでベタベタやから羽虫もようけついとる。

今日、五個目の無病息災のお守りが売れた。
594お手製五角形 ◆cehkS4qwwU :04/10/16 18:34:57
『お前がいなくても、世界は何も変わらない。』
この台詞にどれだけ救われたことか。
おととい、ついにやってしまったのだ。この日がくるとは思ってもみなかった。


『俺は革命をおこすぞ!』
祖母の言葉は今も脳裏に焼き付いている。本当に勇ましい人だった。
その祖母が…
『心の糊しろ』

「何しろ眠いんだよ」
タケオの物言いに、ケンジはドタマにきた
「『後2時間もすれば、救難ヘリコはやって来る』と
ギボコが言ったじゃないか!」とケンジは絶叫していた
彼女はありったけの念を使って救難無線にリンクした
そして力つき、その言葉を残して旅立っていった
ケンジは彼女の思いを胸に、渾身の力でタケオの横っ面を
張り倒そうとした
その時、奇跡が起きた
タケオはむっくり起き上がると
「うん、分かった。僕いい子にしてる」
と朗らかに言葉を発したのだ
ギボコの死は無駄ではなかった
自分の命と引き換えに尊い命を二つ救ったのだから...

ヘリコは2週間後にやってきた
生還したのはケンジだけだった

「笑えねーよ。食ったのかよ!?」
タケオの親父が毒づいた
「ねぇ、お父さん。分かるでしょ
俺はケンジじゃなくて神なの
なんつったって、三身一体だからね。ウププッ」
『そりゃ〜三位一体だべ』とケンジの心の中で
タケオとギボコが吹き出しながら言った
596名無し職人:04/10/20 22:59:24
サバイバルナイフを手首に当ててお前はリストカットをした。
痛くはない、何度もやってる、思うのは人間の体は柔らかいということだ。
きっと脳みそも柔らかいんだろう。神経も。実感が欲しかったのか?
陳腐だが全くその通りだ、事実は小説より奇なり…ではない事もままある。
しょぼい話。嫌、もっと貧しい物語。そうじゃない。物語など本当はない。
そんなものはでっち上げだ。ほら、お前はコンクリートで出来た建物の一室で
佇んでいるだけ。だけどこの語りがすでに嘘だ。言葉にした途端、嘘になる。
お前がこのもやもやしたものを言葉にできないのは当然だ。言葉じゃないから。
ドウブツガ イッピキ トンガッタモノ デ カラダ ヲ キッタ
これも嘘。結局抜け出せない。アカイエキタイ ガ ドンドンナガレル
言葉を発した途端それは物語になる。
やばい、ちょっと切りすぎた。死ぬかも。痛い。まあいいや。
僕は傷口を凝視した、朦朧とする頭で。
すると傷口から緑色の虫が這い出して来た。虫かな?虫みたいな生き物。
見た事のない生き物。まあいい、その虫がこう言う。
「君の望みを3つかなえてあげるよ」
「あ、しゃべるんだ。じゃあ、んーと?」
「早くしろよ」
「生きている実感と成功出来るビジネスチャンスと美人との運命的な出会い」
とっさに答えると虫は消えた。窓から飛んで行った。
597名無し職人:04/10/20 23:09:57
次の瞬間、僕は飛行機の座席に座っていた。窓から外を見る。
日本ではない。頭はまだ朦朧としているが手首の傷は消えていた。
やれやれ、また外国か…ってこれはひょっとして村上春樹風物語?
うむ、なるほど、僕の望みが村上春樹風だったからだ。しまった。
よく考えたら世界一の金持ちとかハーレムとか言えば良かった。
しかしこの飛行機乗客少ないのかな?僕は隣の座席の新聞を手にした。
Septemmber 11 2001…僕は過去に来たのか。
ってことは足利銀行の株を買って一儲けできるな。ビジネス。
あと二つ。美人は?外を見るとビルの中に美人が。目が合った。
後部座席が騒がしい。後ろにいたのか。僕は後ろを振り返った。
床に倒れてる人が。ビル?あれはワールドトレードセンターだ!
1つ燃えている!僕は死ぬ!飛行機が旋回している。死ぬ!
だがまだ生きている!
3、2、1…言葉が消える
598ふなもり:04/10/22 23:04:19
「お肉気持ち4」

あ”ーーーーーーーーー!
お肉!お肉!このお肉気持ち!!あ”ぁーーーーー!
このどうしようもないお肉気持ち!!
誰かに伝えたい。分かって欲しい。このお肉気持ち!
もう何ていうか。ここまで出てるのにっ!って感じで、
どうしても言葉が出てこないようなそんな感じ。分かるっしょ。
たとえば、すごく簡単なもので言うと、バナナ。
バナナだよ。誰でも知ってるよね。そのバナナって言葉がどうしても
思い出せないそんな感じ。
あの黄色くて、こんな形のこれくらいの大きさのさぁ、あれだよあれ!
分かるっしょ。ここまで言ってるんだから、もう、あ”ーーー!
ほら、こんなふうに持ってさぁ、こうやって剥くの、皮を。
お前もやってみろよ、そうそう、そんな感じ。
そんで、こうやって食べるんだよ、こう、分かんないの?ほんとに!?
信じられないよ、どうなの!そのへん!
で、甘いんだよ、こう、口のなかでさぁ、やわらかいの、口の中で溶けちゃうの!
ねえ!まだ分かんない?なんでだよ!嘘つくなよ!知らんふりかよ!
おかしいんじゃない!アタマおかしいよ!どうして分かんないのさ!
あれだよ、あれ!ほんとに分かんないの?知らないの?お前バカじゃねぇか!!
普通分かるだろよ!!もう、どう説明すりゃ分かるのかな!!あ”ぁーーーーー!このお肉気持ち4
599プレノン:04/10/23 21:53:02
 ラブラブかよ……ふざけやがって。
 こっちゃ強制半ズボンでマラソンだってのに、ヒデオのやつ、七瀬さんと……
 そうだ、マラソンなんてやってる場合じゃない。男なら復讐だ、と俺は唐突に思った。
 痛む脇腹を押さえながら三丁目交差点を右折すると、”ジイの何でも屋”という看板が見えた。
 俺はこれだ、と閃いた。乱暴にドアを開け、半ズボンのまま勢いよく店内に駆け込んだ。
カウンターではしょぼくれたジジイが暇そうに座っているところだった。
「44マグナムをくれ! イーストウッドが持ってるような、馬鹿でかいのだ」
「はは、元気な坊やだな。黄緑小学校の子だろ? ほら、マラソンに戻らないとビリになっちゃうぞ」
 俺は自分の決意をコケにされた気がして思い切り腹を立てた。
「うるせえ! 早く出せ! 金に糸目はつけない。出せ! 出せ! 早く出せ!
 ”虫けらを一匹殺るにはいくらなんでもでかすぎるんじゃないか”と周囲がむしろ心配するくらいの
 馬鹿でかいマグナムを出せ!」
 ジジイは人の良さそうな笑みを止めてゆっくりと立ち上がった。
「わかった。警察いくか。な?」
 ああ、神さま!
「違うんです。誤解です。聞いてください。ちょっとふざけてみただけなんです。あの……罰ゲームで。
 まさか本気にとられるなんて思ってなくて……泣いてないです。泣いてないです!」
 俺の最高の演技を見たジジイはまた人の良さそうな顔に戻って言った。
「機転の利く子だな。どうだい? わたしの下で働いてみる気はないか?」
 そして俺は公認会計士になった。ジジイの素晴らしい指導で、史上初の小学生合格者となったのだ。
 だけど俺には親父の家業を継ぐという使命がある。カルタ作りという立派な仕事が。
親父が貢献してきたカルタ発展の灯火を、決して絶やさない。
『あらずと言えば心ここに』

「フェトンチットでリフレッシュするよね〜」
とマサミがぶっこいた
サトルの心の中では即座に
『井の頭公園でもかよ』と応酬した
サトルにはマサミが醸し出す空気そのものが
気に入らない
それには明らかにエロが混濁してるからだ
つまり
『リフレッシュして欲しいのは、あんたのナニなのよ』
と言わんばかりなのだ
今夜は薬までもられそうな予感がしてる
『もっ漏れは死ぬのか!?』
ふとこちらを盗み見たマサミの瞳に宿るモノに
サトルは射すくめられた
そこには死んだ母親がいた
サトルは悟った
『漏れは今夜天国に召される。
3P願望が強過ぎた報いを受けて...』
601柴。 ◆shibatXtDE :04/10/24 22:49:35
「遠藤です」
と手渡された名刺に記載されている役職肩書きが
まるで出鱈目であると感じたのは、その名刺が通
常のそれと比べてばかに大きかったからで、どち
らかと言えば葉書に近いようなそのサイズの名刺
をわざわざ発注し作成した段階でこの遠藤は相当
にばかものだと言えるが、あまつさえそれを俺に、
今日が初対面であるこの俺に平気な顔で渡してい
ることに自分自身何ら疑問を感じていないこいつ
に役職などというものを与えているというか採用
している会社がそもそもどうかしていると言える
し、まずそんな会社、あるわけがないじゃないか。
名刺から目を離しふと遠藤の顔を見る。

なんだ、にやにやしやがって。

「なにかありましたらこちらの番号までお電話下
さい。すぐにお伺いしますので」

ばかを言うな。誰がこんなやつに用件を頼むもの
か、と電話番号の記載してある名刺の下段を見て
俺は腰をぬかした。

「TEL/FAX 03-6565-6565(オサ、ムコムコムコムコ)」
602名無し職人:04/10/25 02:55:05
車も無ぇ
バイクも無ぇ
オバチャン原チャリノーヘルで
免許も無ぇ
要るハズ無ぇ
おらの村には警察無ぇ

おらこんな村嫌だ
おらこんな村嫌だ
東京へ出るだ
東京へ出たなら銭コア貯めで
東京でヤンマー買うだ

〜間奏〜

車屋無ぇ
スタンド無ぇ
ドライブスルーはナニモノだ?

朝起きで、無灯火で
2時間ちょっとの畑まで
信号無ぇ
ある訳ねぇ
おらの村には電気無ぇ

おらこんな村嫌だ
おらこんな村嫌だ
東京へ出るだ
東京へ出たなら銭コア貯めで
銀座を耕すだ
603名無し職人:04/10/25 03:14:57
山の彼方の空遠く 今日も今日とて砂金掘り
清冽な流れに手を浸し 彼方と私で砂金掘り
近くの山葵田から三年物を引き抜いてかじれば
涙を流しつつ朝焼けの鮮やかさを知る
嗚呼 蕎麦でもゆでようか
604 ◆GOGOBmWl2s :04/10/25 23:03:05
死ぬ前に遺書を書こうと思ったが、適当な紙がなかったので、千円札に書いた。
誰かに読んでもらいたくて、紙飛行機にして窓から飛ばした。
それは風に乗ってどこまでも飛び続け、やがて天国に届いた。
電話が鳴った。
「はい」
「おまえ神さまバカにしてるだろ千円で天国に入れるわけねーじゃん死ねよガチャツーツー」
 
まず煙草をやめようと思った。
605コンブ:04/10/25 23:17:07
ピーマン色でピーマン顔の 山姥

カクカクとフレームをスキップしながら

どんどん どんどん

山を下ってきてる
606プレノン:04/10/27 19:30:17
 マイケルが毎朝欠かさず特製”源如弘”ジュースを飲み続けるのは、別に好物だからではない。
源如弘に含まれる天然ポリフェノールがマイケルを心身共にゴキゲンにしてくれるからだ。
 マイケルは源如弘を飲むだけではない。手のひら全体を使って丁寧に大事な場所に塗りたくる。
使用書には”お子さまの手の届かないところで保管して下さい。性器には絶対に塗らないで下さい”という
注意書きがちゃんとあるのだが、マイケルは芯まで沁み入る源如弘のメンソールのような快感の虜だから
そんなのはお構いなし。そしてそのことをアウトローだと思っていて、周囲の人間にいつも自分のワイルドさを
自慢している。
 さて、会社の始業時間が近づいてきた。ハイテンションになったマイケルは自分がスパイダーマンになる
空想をする。いい具合に窓が開いていた。自宅三階から勢いよくジャンプ! ゴキっと鈍い音がしたが、
マイケルの骨は無傷。だからといって源如弘に大量のカルシウムが含まれ、それがマイケルの骨を日々強化
し続けているというのではない。マイケル宅の玄関前で彼を待っていた後輩の骨が代わりに折れたにすぎない。
 このようにとっても素晴らしい万能飲料。お求めはお近くのコンビニエンスストアで。
607名無し職人:04/10/28 00:16:32
御社のやり方が気に食わないのです。
飯は自炊しろ?
食事作ったことねーんだよ、と。
べッキー?可愛くないよ。
て言うのはただの誤魔化しに過ぎず。
きみがすき。
まさか、とは思うだろうけど。
すき。ただそれだけ。
608名無し職人:04/10/29 17:14:03
すいませんちょっとよろしいですか。
はいなんでしょうか。
お通じが良くなる食べ物ってあるじゃないですか。
あぁはいはいゴボウとか食物繊維が腸の働きを良くするんですよね。
それでですね今求めてるのはその逆なんですよ。
といいますと。
つまりこの肛門のすぐそばまで押し寄せている便意を何とかしたいと思う次第なんですよ。
なるほど私も専門的な知識はありませんが祖母から肉を食べ過ぎると便が硬くなると聞いたことがありまぶりぶりぶりぶり
ぶりぶりぶりぶりぶりぶりぶりぶりなるほど肉ですか
ええですが時すでに遅しと言った状況でしょうか。
いえむしろ澄み渡ぶりぶりぶりぶりった開放感と共に手段ではなぶりぶりぶりぶりく純粋に肉を味わいたいというのが今の気持ちです
誠実な方だ
いまだ勢いは衰えを知らないが彼は構わず私の後についてきた
609名無し職人:04/10/30 09:46:51
バリエーションに富んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで社長を呼べと泣き叫ぶ
610UFO ◆guppyScPEQ :04/10/30 17:13:12
「こんちわっ」
マッチ棒先生入ってきた。子供連れてる。
子供はまだシンプルな棒で、先っぽが赤くないし、
膨らんでもない。

「ちょっとご飯食べてきていいですか?」
またか。入ってきて一言目には必ずこれだ。
食べてから来る、てことを考えないことろが
マッチ棒らしい。

教室から出て行く先生の背中には、「任天堂」
と三角刀で彫ってある。子供にも。
で、帰ってきたら、ご飯で文字埋めてあるんだ。
611笑い将軍:04/11/02 11:37:12
寂しげに散っていく枯れ葉を見て

   「最近肌寒いな」とおもったら

駅の通路でダンボール城の王様になってた。
周りにはたくさんの城が建ってたよ
612名無し職人:04/11/03 23:35:17
あの星を見てごらん。あの星はすでに消滅しているんだよ。
光が遅いからまだ在るように見えるだけなんだ。
遠い昔あの星の周りを回る惑星で蜘蛛の巣のように
広がるネットワークを利用して無償でボケ続ける生物達が
いたそうだ。彼らはそのネットワークを有意義な事には一切
使わなかったそうだ。その後彼らがどうなったかは知らない。
もうおやすみ…フローネ…きっと母さんは明日帰って来る…
613ふなもり:04/11/04 00:07:01
「お肉気持ち5」

それにつけても、思い出されるのはお肉気持ちであります。
朝な夕なに、まるで経文か何かのように口の中で唱えております。
すっかり秋らしくなって参りましたが、表を出歩く気にもならず、
かと言って書物に向かうでもなく、こうして塞いでおるわけであります。
今日は市が立つからと、下宿のおかみさんなどは朝早くから出かけて行って、
そして何やら瀬戸物の類をどっさりと仕入れておいでになりました。
私にも湯呑やら絵皿のようなものを、さもうれしそうに見せるので、
ほう、なかなかのもんですな、と評してさしあげると、おかみさんは、
そうだろう、そうだろう、と笑いながら喜ぶのです。
独り者がお肉を盛りつけるに丁度良い塩梅の小皿を戴きました。

隣家に住む女学生がヴァイオリンを習い始めたようで、
その音色がことの他悲しみを誘います。
できればこの気持ちをお伝えしとうございます。このお肉気持ち5。
614名無し職人:04/11/04 00:10:20
>>613
いい!!!
615名無し職人:04/11/05 14:30:48
僕がトイレに起きたときには、午前2時を回ったくらいだった。
今はもう3時近いのだろう、そっと隣に妻が潜り込んできた。
今日もこんな遅くまでパソコンに噛り付き、指先から軽い音をたて
文字の羅列を織り成してたのか。ただでさえ寝付きがよくないと言うのに、
こんな時間までがんばっていたら、寝られないだろうに。
僕は少しでも妻を休ませたく、冷え性のせいで冷え切っている足に
己の足を絡め、そっと抱きよせた。















「…水虫、移るだろ…くっついてんじゃねぇ」
616柴。 ◆shibatXtDE :04/11/10 21:36:40
バックします
バックします
バックします
バックしている最中おもむろにポケットに手を入れると中に一粒の梅干しが入ってます
食べてみます

すっぺェ!

バックします
バックします
バックします
バックします

すっぺェ!

バックします
バックします
バックします
617たかし ◆ISVS/11whk :04/11/11 21:26:49
バックします
バックします
バックします
バックしている最中おもむろにポケットに手を入れると中に一粒の梅干しが入ってます
食べてみます

すっぺェ!

バックします
バックします
バックします
バックします

すっぺェ!

バックします
バックします
バックします
618-【存在】- ◆GAOss.K3KI :04/11/11 22:48:07
バックします
バックします
バックします
バックしている最中おもむろにポケットに手を入れると中に一粒の梅干しが入ってます
食べてみます

すっぺェ!

バックします
バックします
バックします
バックします

すっぺェ!

バックします
バックします
バックします
619柴。 ◆shibatXtDE :04/11/15 19:53:54
「続きまして」
その男は店に入ってくるなりそう叫ぶと、やおらポケットから
黒く光る塊を取り出し続けて叫んだ。
「ショートコント、連続射殺魔」
パーン。パーン。パーン。パーン。パーン。パーン。
長閑な真昼のファミリーレストランは一瞬で修羅場と化す。
「続きまして」
慌てて男に掴みかかった店長の体がぐにゃりと不自然な方向へ折れる。
「ショートコント、侍」
刀?
脇腹をさっくりと裂かれた店長は口を暫くパクパクさせ、やがて動かなくなった。

男の口元が何かを呟いているのを見つけた俺は、注意深く唇の動きを読む。
「……ねェ。落ちねェ。落ちねェ」
ツッコミ待ち?
男はショートコントが「落ちる」まで続けるつもりだ。
「続きまして」
ツッコまなきゃ! 俺は叫んだ。
「なんでん」

「噛むなや」
パーン。ジ・エンド。
620 ◆U09s.ZlnRc :04/11/16 19:36:44
「続きまして」
その男は店に入ってくるなりそう叫ぶと、やおらポケットから
黒く光る塊を取り出し続けて叫んだ。
「ショートコント、連続射殺魔」
パーン。パーン。パーン。パーン。パーン。パーン。
長閑な真昼のファミリーレストランは一瞬で修羅場と化す。
「続きまして」
慌てて男に掴みかかった店長の体がぐにゃりと不自然な方向へ折れる。
「ショートコント、侍」
刀?
脇腹をさっくりと裂かれた店長は口を暫くパクパクさせ、やがて動かなくなった。

男の口元が何かを呟いているのを見つけた俺は、注意深く唇の動きを読む。
「……ねェ。落ちねェ。落ちねェ」
ツッコミ待ち?
男はショートコントが「落ちる」まで続けるつもりだ。
「続きまして」
ツッコまなきゃ! 俺は叫んだ。
「なんでん」

「噛むなや」
パーン。ジ・エンド。
621-【存在】- ◆GAOss.K3KI :04/11/16 22:13:56
「続きまして」
その男は店に入ってくるなりそう叫ぶと、やおらポケットから
黒く光る塊を取り出し続けて叫んだ。
「ショートコント、連続射殺魔」
パーン。パーン。パーン。パーン。パーン。パーン。
長閑な真昼のファミリーレストランは一瞬で修羅場と化す。
「続きまして」
慌てて男に掴みかかった店長の体がぐにゃりと不自然な方向へ折れる。
「ショートコント、侍」
刀?
脇腹をさっくりと裂かれた店長は口を暫くパクパクさせ、やがて動かなくなった。

男の口元が何かを呟いているのを見つけた俺は、注意深く唇の動きを読む。
「……ねェ。落ちねェ。落ちねェ」
ツッコミ待ち?
男はショートコントが「落ちる」まで続けるつもりだ。
「続きまして」
ツッコまなきゃ! 俺は叫んだ。
「なんでん」

「噛むなや」
パーン。ジ・エンド。
622名無し職人:04/11/21 07:04:13
象さんはお鼻が長いのね
象さんはお鼻が長いのね
でも母さんは長くないのね
あ、ごめんなさい私ったら
気を悪くしないでね
色々大変よね
うちもそうなの
新しい父親は私を
いやらしい目で見るわ
もう家には帰りたくない
ねぇ抱いて
今だけは何もかも忘れさせて
象さん・・・象さん・・・・
623名無し職人:04/11/26 18:26:48
アンパンにはアンが入っているならばジャムパンにはジャムが入っている疑う余地もなく私はそう思っていたがその思いは見事打ち砕かれたようである 
さりとてウグイスパンにウグイスが入っているわけではもちろん無いがしかしなにやら緑色の甘い餡が入っており一応の面目は保っているが
ジャムパンはといえば完全なる空洞でありこんなものをジャムパンと呼ぶのは私の良心が許さず以下これをJと表記することにする
624名無し職人:04/11/27 22:57:58

地球は茶色かった…
地球との交信が途絶えたので僕は単独宇宙旅行を切り上げ地球に帰って来た。
スポーツマンシップ69号から降り立った僕は愕然とした…
ぺんぺん草一本生えてない。いやちょっと待てよ、ひょっとしてワープした
時に時空が捩じれて大昔に戻ったのかも知れない。ちょっと歩いてみる事に
した、一緒に戻った犬と一緒に。しばらく歩くと地中から斜めに突き出している
岩のような物を見つけた…あれは鎌倉の大仏だ…人類は滅亡してしまった…
しばらく僕は呆然とした。そうか…まあいいか別に…食料が船にたくさん
乗ってるし…どっちにしても彼女いなかったし…
よし、いい事思いついた、今日から俺が名前をつける、好き勝手にだ。
「おい、パトラッシュ今日からお前は猫だ」「ワンワン」
「ん?お前何をくわえてきたんだ?…花か。何処に生えてたんだ?」
俺はタマの後を追った。大仏の後ろに花がたくさん咲いている。俺は花を
おまんこと呼ぶ事にした。おまんこがたくさん咲いている。綺麗なのから
ちょっとグロテスクなのまで。すごく濡れてるおまんこ。ついでに色々
変えてやった。ははは…
625名無し職人:04/11/27 23:11:21

数日後、オナニーしてると窓にカツンと何か当たる音が聞こえた。
カツン。まただ。
「ん?変だな?おいタマちょっと見てこい!」「ワンワン!」
「そうだった、昨日からお前が飼い主で俺がペットだ、俺が決めたんだった」
決められたルールは守らなければならない。それが社会というものだ。たとえ
俺と猫だけでも。銃を握りしめ窓から外を見ると、猫を連れた半裸の美女がいた。
なんだあれは?幻か?どうやって生き延びたんだ?…しかし綺麗な女だ。
俺は急いでズボンを履きドアを開け階段を下りた、台詞を考えながら。
途端タマが飛び出し興奮して牝猫に飛びついた。
後ろに回り込み激しく腰を振っている。
「この馬鹿犬が!」俺は階段を駆け下りパトラッシュを蹴飛ばした。
パトラッシュ「ギャウーン」 雌犬「クーン」
「ごめん、こいつバカだから…」だが俺は自分も狂いかけてたんだと思った。
今も「やっと逢えたね」というセリフを口にしそうになってた。
626名無し職人:04/11/27 23:21:16

男「生きてたんだ?」 女「何があったの一体?」
男「分からないけどみんな死んだと思う、どーする?」 
女「とりあえず水をちょうだい」
ところで無人島でブスと2人きりになったらどーする?もちろんやるだろう?
じゃあ羊とだったら?やるかもしれないね。で、彼女は美人、ペリーヌ、25歳。
彼女は父親(マッドサイエンティスト)に核シェルターで冷凍人間にされてて
昨日目覚めたらしい…冷凍犬と一緒に。
僕はペリーヌに服を貸し、水を飲ませ、大仏の裏に生えてた花をプレゼントした。
女「あなたは私のものよ」男「うん、そうなるだろうね」
女「違うの、1年後に妹のルーシーも目覚めるの」
男「そうか…そりゃ困ったな、でも後の事はまた考えりゃいいんじゃないかな?」
女「だめ約束して」
男はりんごをかじって女に手渡した。「約束する」
627名無し職人:04/11/27 23:30:53
雨雨降れ降れ・・・なんて願わない
ここんとこ毎日、雨、雨、雨・・・。
雨なんてもうたくさん。
あの人に会いたいのに、雨が降ってたら会えないじゃない。
雨と一緒にわたしの辛い恋の思い出も流してくれたらいいのに・・・。
あの人に会いたい・・・っ。
空が晴れたら、わたしの頬を流れてる涙も雨といっしょになくなるのに・・・。
628名無し職人:04/11/27 23:40:08
オオカミさん。なんでおばあちゃんを食べちゃったの?
わたしよりおばあちゃんの方が好きなの・・・?
わたしの事はどうだっていいのね・・・。
わたしの方が若いのに、オオカミさんは熟女好き?
わたしは、年上で、クールで、時々みせる笑顔の優しいあなたが好き。
ねぇ・・・。
わたしをギュッと抱きしめて・・・・・・。
あなたの傍にいられるだけで良いの・・・。
ねぇ、おばあちゃんの事はもう忘れて・・・・・・。
わたしを・・・。抱きしめて・・・。
629名無し職人:04/11/28 18:23:48
シャボン玉飛んだ。
虹を目指して飛んだ。
綺麗な青空に溶け込んで消えた。
630名無し職人:04/11/28 19:24:48
きっとこの関係はお互いを傷つけるだけだろう。
だけど今はただ温もりが欲しく、君の肩をよせる
631名無し職人:04/11/28 19:30:57
好きだから離れたくない。
好きだからあなたの傍にいたい。
これからもずっと・・・。
一緒にいようね。
632名無し職人:04/11/28 19:36:14
あなたとしたわたしのファーストキスはカルピスの味
633名無し職人:04/11/28 19:38:38
まぁ味っていうか
あの湯葉みたいなのが君の口の中で踊ってた。
634名無し職人:04/11/28 19:40:55
明日、晴れるよね?
そう心の中で思いながら、わたしはお星様にお願いするの・・・。
635名無し職人:04/11/28 19:51:06
あなたの傍にいると、安心する。
あなたの傍にいると、素直になれる。
あなたがいないとダメなの・・・。
あなたがいないと私・・・。
私、どうしようもないくらいあなたを求めてる。
あなたの事が好きだから・・・。
大好きで、好きで好きでたまらないから・・・。
636名無し職人:04/11/28 20:01:31
むか〜しむかし、あるところに、あるある探検隊という二人の探検家がおりました。

終わり
637名無し職人:04/11/28 22:30:57
>>622
うまい
638名無し職人:04/11/29 14:16:44
ごめん・・・。
私、あなたの事がまだ忘れられないの・・・。
どうすればいいのか分からない・・・。
あなたは私のこと嫌ってるよね。ごめんね・・・。
そして、アリガトウ。
あなたに会えて、幸せでした・・・。
639名無し職人:04/11/29 15:49:04
わたしがあなたに会えたのは、運命だと信じています。
キスしているとき。すごく幸せで、とろけそうで・・・。
もう2度と会えないだろうけど、わたしはあなたの事を忘れません。
有難う・・・。
640名無し職人:04/11/29 19:55:44
どうしよう・・・。
別れたのに、私、あなた以外の人を好きになれないよ・・・。
あなたの事が忘れられない。
忘れようとするたびに涙が溢れ出て、どうしようもないくらい切なくなるの・・・。
どうしよう・・・。
私、あなたの事が忘れられない・・・。
でも、忘れたくない・・・。
矛盾しているね。
641名無し職人:04/11/30 20:07:23
ある日、赤ずきんちゃんという女の子がいました。
女の子は最近、オオカミさんと森の中で知り合い、恋に落ちてしまいました。
642名無し職人:04/11/30 21:14:24
「今日は一段と声が揃ってるねえ。んじゃ最後にもう一回。いいともで。
今日で最終回だけど、いつかまたいいともやることがあったら、そんときはまた、、みてくれるかな?」

「いいともーー」

「俺のこと忘れないでくれるかな??」

「 いいいともも〜」

「あ、揃わなかったww」

 一同爆笑
♪ちゃーらちゃっちゃ ちゃっちゃ ちゃら ちゃらちゃっちゃ ちゃちゃちゃちゃ

テロップ タモリさんお疲れ様でした!






643名無し職人:04/12/09 00:15:19
  
「えっ、うちのバイトが釣銭を投げて渡すですって!?
....ハイ、ハイ、じゃあそれは、私の娘ですよ。.....
ねえ〜お客さん、あなた、実際うちに何しに来てるんですか?
うちはコンビニですよ。.........
まっ、まさか、あんた何か下心があるんじゃないの?
.....あやしいな〜。だったら次ぎの質問に答えてよ。
1:可愛い娘は好きだ。
2:ヲナの回数がセクースの回数を上回っている。
3:身長180cm以下で、年収は800万以下だ。
....なっ何!オールYESだと!
ざけんなコンニャロ〜! ド変態の粘着!
今度この辺ウロチョロしやがったら、タマひっこ抜いて
てめーの鼻の穴に突っ込んでやるからな!!(ガチャッ!)」

男に空白の時が流れた。
それから、どこからとも無く、甘美なささやき声が聞こえて来た。
『こっちの水は甘いぞ〜』
男は迷わず、ニッコリと健康的な笑みを浮かべる女の方へ、
近付いて行った。
てかった紙の上の女の横には、こんなキャッチが載っていた。
『わずか1000万で、人生を変えられます。TAKASUGIクリニック』
645名無し職人:04/12/16 00:09:20
プレノン氏、ふなもり氏
文才が羨ましい
646名無し職人:04/12/16 17:54:56
鮮やかな桜色のひき肉と、卵をこねくり回してできたハンバーグの原型をすっと上空に放り投げ、ラケットで
思い切りコートに叩きつける。四散した具を後輩に拾い集めさせるとまたハンドボール大の球体にこね上げ納得のいくまで
繰り返す。脂肪と卵黄で酷く手が滑った。何十回と繰り返すうちに球体は徐々に小さくなっていった。
647名無し職人:04/12/23 21:43:34
ウーウーウーウー......カンカンカンカン......ウーウーウー
ピーポーピーポーピーポー......ポーピーポーピーポーピー
火事だ。向こう岸だな。僕は窓を開けベランダに出た。
河を挟んだ50メートル先のオブラート工場が燃えている。放火かな?
暗くなった空が赤く燃えてる。河も。綺麗だな…不謹慎だけど。
だけどオブラートなんて今時使う人いるんだろうか?
昔おばあちゃん家で1回だけオブラートに薬を包んで飲んだ事があったっけ…
何か叫んでる人がいる。社長だな。何を叫んでるんだろう?
良く聞こえない。あ、わかった。「終わりだー!終わりだー!」
って言ってる。あ、工場の中に入って行った。ダメだ。死んじゃ。
あ、出て来た。火だるまだ。消防車が放水。社長はまた火の中に押し戻された…
そしてバックドラフトが起こった。爆発だ!爆発は芸術だ!
寒い中、僕は火が工場を焼き尽くすのを見届けた。残ったのは骨だけ。
社長は爆死した、多分骨も残ってないだろう。あの鉄骨が社長の遺骨だ。
翌日何か風邪を引いたみたいなので僕はマスクをして電車に乗った。
しばらくして満員電車の中で言い争いが始まった。
「こら、てめえ当てんじゃねえよ、畳めその日経を!俺は日経が嫌いなんだよ!」
「何だとこの日雇い労働者め、俺はエリートなんだよ!お前は自転車で通勤しろ!」
ああ…ああ…そんな思ってる事そのまま言ったら喧嘩だよ。始まった…。
648名無し職人:04/12/23 21:46:16
「お早う、今日も一段とブサイクだね、整形しろよ」
「あんたに言われなくないわ、この素人童貞、生きてて楽しくないでしょ?」

「おい、ウスノロ資料早くつくれよ、とろいんだよお前は」
「知るかバカ俺はいまそれどころじゃないんだ、俺の…俺の愛犬ロッキー
 が死んだんだぞ。お前が代わりに死ねば良かったんだ!」

「鈴木さん、今日の予定は?」
「鳥とケーキ食べてから彼氏とセックスします」
649名無し職人:04/12/23 21:57:05
会社でそんな会話を聞きながら僕はきっと今頃京都でも「ぶぶづけいかがですか?」
と言わずに「帰れ!」って言ってるんだろうななどと考えていた。ハハハ。
だが笑っている場合ではなかった。市民は思った以上に狂ってて凶暴だった。
会社の中でも街でも怒声が飛び交い殺し合いが始まった…
マスクしてて助かったな…口は災いのもと。
僕は会社を出て戦争状態の街を彷徨った。街は血で赤く染まっていた…


リ ー × マ      (←ツリー付きデス)
    木 ス
650名無し職人:04/12/23 22:00:39
虚栄心のために食材2人分、ケーキを2個買って帰るOLに捧ぐ
…読んでないだろうけど…
651プレノン:04/12/29 22:16:12
 素晴らしい明日をつくるために、今あなたが出来る10のこと

@一応話だけは聞くけど、俺が乗り気だなんて勘違いするなよ。
 お前にネズミ講まがいの商売に足を突っ込んでもらいたくないから
 一応説明を聞いてやるんだ。お前はまだこの意味がわからないだろうが、
 今に感謝することになる。必ずだ。
A食べる。
Bなめくじのように這いずり回るしか能のない下等生物を忌み嫌うこと。
C私の口癖は「もうゲームは卒業だよ」
D貴様! ふざけてるのか! 三遍回ってワンと言え!
E大変よろしゅう御座いました
Fど〜ぞ〜
G今年御歳80歳のおじいちゃまに、理香ピーがインタビューしちゃいます♪
 おじいちゃん、今年はおじいちゃんにとってどんなお年でしたか?
 「桃栗三年、柿八年。信越化学の時価総額は1兆7000億円。これでも
  世界の化学メーカートップとは互角に対抗できるとはいい難い」
 ありがとうございました♪
H牛のように寝る。でも、佐藤よりは寝ない。
I明日午後一番の新幹線のぞみに乗って、実家に帰って孝行しなさい。
652名無し職人:04/12/31 01:10:07
「レオレオ」
「もしもし?」
「オレオレ、レオレオ」
「レオどうした?」
「父さん、地球でカネゴンと戦ってたら…ウッ…グスン…
 ……人間を10個ぐらい踏んでしまったんだ…グスン…」
「今どこにいるんだ?レオ?」
「今…拘留されてるんだ…弁護士に変わるね…ウッ…メソメソ」
「もしもしお父さん冷静に聞いて下さい。遺族の方が1人3億で手をうとうと
 言ってます。今すぐ、とまと銀行に30億振り込んで下さい」
「…分かった」

チリリーン...チリリーン
チッ誰だこんな時間に?俺はテレビのボリュームを下げ受話器を取った。
「もしもしトム探偵事務所ですが」
「夜分失礼する、私はドンQホーテの社長、闇市売男です」
「ああ、今大変な…」
「そうなんです、そこであなたの噂を耳にしまして…」
「いや、もう今年の仕事は終わった、店閉まいだ、あんたのとこも閉めたら?」
「それはできませんそれでは負けになる、私は気狂いと戦わなければいけない」
「報酬は?」
「前金100万、犯人逮捕のあかつきには1000万でどうでしょう?」
「やりましょう」俺は即答した。
653名無し職人:04/12/31 01:27:06
俺はトレンチコートを着、手に革手袋をはめブルーバードで首都高を飛ばした。
長年の勘で俺は犯人がどこに現れるか分かっていた。奴は次に上海に現れる。
ハンドルを握りながら俺は考えた。放火は重罪だ。例えそれがムネオハウス
であっても。ホワイトハウスであっても。ビニールハウスでも納屋でもだ…
俺はしかし急にしらふになった。気狂いがどこかで何かをしでかそうがはっきり
言って何も俺には関係ない事を。それぞれ勝手に生きればいい。ローマ帝国が
滅びようが滅びまいがそんなの勝手にしやがれって態度が今こそ必要とされて
るんだ…ニュースなんて気にするな。マーシーのように独自の映像を手に入れろ、
人に危害を加えない程度に。彼は誰も殺してない…
俺は単に仕事としてこの事件に接することにした。
2時間後ドンQホーテ上海店に到着した俺は店の前で張った。
すると2分後犯人が現れた。はっきり見えないがパンチョに似た男だ。
なぜ犯人だって分かったかって?
俺の車の横を「ひひひ、火を付けてやったぜ」と言って通り過ぎたからすぐに
犯人だって分かった。犯人は車に乗り込み逃げた。俺は車で追跡した。だがしばらく
して俺は犯人を見失った。当然だ。ベンツに追いつける訳がない、ブルーバードで。
そして俺はバックミラーに映ったパトランプを着けたセルシオが俺に向かって
アナウンスしてるのを聴いた。
「放火犯に告ぐ!路肩に車を寄せて止まりなさい!ウ〜」
俺はおとなしくスピードを下げ停車した。
「私はCIAのスタンブラッド刑事だ、お前を逮捕する」
「濡れ衣だ、俺ははめられた。でもどっちにしても逮捕するんだろ?」
「そうだ」
「そうかこれは陰謀だ、お前もぐるだな?」
「ふふふ何のことかな?早く手を出せ、手をグーにして親指と親指を合わせるんだ」
俺は最後の抵抗を試みた。グーにして手を合わせ手錠をはめられる瞬間、右の親指を
立てた。ガチャリ。グッドラック。
654柴。 ◆shibatXtDE :04/12/31 02:19:41
ちょっと失礼。
あなた大変良いズボンを穿いてらっしゃる。
うん。良いズボンだこれは。
ちょっと良いですか、ここの、はい裏の、ええ、
ここを少しクルっと、ええ。見せて。頂けたらと。
ええ。ズボンの。ええ。ええ。ええ。
いや、職業は普通の。工場の。ええ。
趣味ですね単に。趣味というのはおかしいか。
好きで。ええ。ズボンが。はい。
しかし。良い。良いスボンです。これはかなり。
ズボンのですね、はい? ええ。はい。
ズボンのですね、ズボンの、いや、だから、
ズボンの、ちょっと、誰だあんだ。
ちょっ、お前、私がこのズボ、おい、お前。
いやいやいや、すみません、ちょっとお待ち頂、おい、
なんだお前等は。大勢でお前、おい、お、こら。
誰なんだお前等は。ちょっ、お前等、おいそれは俺の。
俺のズボンだ。おい。待て。待って。おーい。
655柴。 ◆shibatXtDE :04/12/31 02:25:29
固いおもちをそこいらの若者にバンバンバンバン投げつけて
痛ぇ、なんて言ってるところにさらに容赦なく固いおもちを
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンと
投げつけると若者はカンカンになって私に暴力をふるって来
るからそこをこう、ヒラリとかわし背後に回り今度は後頭部
に固いおもちをバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
投げつけてダラダラ血を流しながらブッ倒れたら1000点。
656ベル式:05/01/03 01:27:21
正月だってことですし、これからリーゼントやりますね。
ただ毛がね、てんで短いんで、29年間培ってきた技術みせるっす。
ゴリー式瞬間増毛術、ベストポジション。見せ場っすよ。
ほら、青々とした芝生がほら、繁茂していく様がおわかりっすか。

こうして伸ばした毛ってのは少し温まってるんでね。
ポマードつけんのも具合いいっすよ。
ここで使うのはヤシマヤの壷ポマードっす。
じゃ、壷お願い。あ、丸太危ないっすから気つけてください。
勇壮ですから。壷の重さを支えるのにも日本の丸太を贅沢に使用っすね。
はいありがとねー。そこに置いてください。
ちょっとすんませんけど、そこのしゃもじいいすか。お願いします。
ありがとうございます。攪拌するんす。
あ、ツヤでてきましたね、こっからす。
よしよしこいよよしこいよー よしよしこいよーよしこいよー
いいツヤでてるよいいツヤよー あなたの匂いが気になるのー

爪につかないくらいに手に取るんすよ。両の手にとったらこっから勝負っすね。
温まった髪の毛が冷め切らないうちに、ツヤめいたポマードが輝きを失わないうちに、
両の手を耳のそばからうしろ流して、
うしろに流して 指からませて よいしょよいしょと 漁師のリズム
あー乗ってきた、信じられます?この伸びテカリ、テカリ伸び。
持ち上がった前髪のフォルムなんて俺涙出てきちゃったよマジで落涙っすよ。
なんだよこれ、なんだよこれほんとすげえよ、母ちゃんよんでくれよ
母ちゃん、母ちゃん入ってきてよ。リーゼントすげえんだよ。
今までのと違うんだって。マジですげえんだって。
母ちゃん、母ちゃん早く!早く!急いで!母ちゃん!母ちゃん!!
すごくいいリーゼント!
657名無し職人:05/01/03 05:11:20
サバイバー、アホーレ、ボレスハム、スパイザー
658ベル式:05/01/04 01:06:43
最近のマジックブームにのっかって、こちら日本にやってきたのは
ポーランド生まれのマジック・マン。17歳の新星です。
希望を胸のマジック・マン、日本語はてんでわからない。
約束もなしにやってきた、ちょいと無謀な若者は、
ここで実力見せようと、空港の中で小手調べ。

マジック・マンすいと立ち上がり、トランプ一組取り出して、
ますはシャララとシャッフルを。これがはじめの第一歩。
チャッチャッチャッチャ シュラララララ
さあお好きなところで止めてくださいよ。
あなたの好きなタイミングでストップって声をかけてくださいね。
お好きなところでストップと。さあどうぞ。

トランプをしまうマジック・マン。
挫折を一つ味わって、マジック・マンは考えた。今度は、心の中で、口上を。

とりいだしたるは一本の 変哲もないステッキです だけどそれではつまらない 
見えないところが違います 先祖伝来 摩訶不思議 触れなば消えんの魔ステッキ
論より証拠 ごろうじろ 世にも珍し 消失マジック

ステッキ掲げて振り下ろす 気合い一閃 はい消えた ほら消えた また消えた
 
消えた老婆 消えたドア 消えた旦那 消えたビル
消えた曽我部 消えた弁護士 消えた小山内 消えた警備員 

だけど 情熱は消せやしない マジック・マンは止まらない
全て消し去るマジック・マン 消して消して消しまくれ
世の中に溢れる不平不満に悪徳の全て 怠惰 卑劣 何もかもぶっ潰せ
マジック・マン 君の力で マジック・マン
マジック・マン 行こうぜ マジック マジック マジック皇帝 マジック・マン 
                  (マジック・マンのテーマ 2005年) 
659柴。 ◆shibatXtDE :05/01/04 02:00:13
寿司! ネーブル! ネーブル! 寿司! 寿司!
ネーブル! 寿司! ネーブル! ネーブル! ネーブル!
寿司! 寿司! 寿司! 寿司! 寿司! ネーブル!
ネーブル! ネーブル! 寿司! ネーブル!

寿司とネーブルの町、メキシコ!
660奪三振 ◆cvgy/Enbqk :05/01/04 02:09:17
自由気ままに喋ってみたらいいじゃない

「My neme is Tarou」

英語は分からないよ
とにかく、自由気ままに過ごしてみたらいいじゃない

「My neme is Tarou」

英語は分からないよ
とにかく、自由気ままに生きていればいいじゃない

「My neme is Tarou」

英語は分からないよ
661名無し職人:05/01/04 05:22:19
踏むフムふむ。
ブラザーリッカ−ジャノメ
踏むフムふむ。
ブラザーリッカ−ジャノメ踏むフムふむ。
ブラザーリッカ−ジャノメ
踏むフムふむ。
ブラザーリッカ−ジャノメ
踏むフムふむ。
ブラザーリッカ−ジャノメ
踏むフムふむ。
ブラザーリッカ−ジャノメ踏むフムふむ。
ブラザーリッカ−ジャノメ
662柴。 ◆shibatXtDE :05/01/05 20:48:21
朝、目を覚まし、ひどくぼんやりした頭でコーヒーを
飲みながら立て続けに煙草を二本吸ったあたりで腰周
りに感じる何かぞわぞわする妙な違和感に気が付いた。
見るとそこには見覚えのない牛革のベルトが巻かれて
あり、なぜパジャマにベルトが、それも誰のものかも
知らないベルトが、と訝りながら残りのコーヒーを一
口で啜った。

そろそろ身支度をせねば仕事初めだというのに遅刻を
してしまう、とパジャマを脱ごうとするのだが、この
ベルトのバックルは一体どういう形状になっているの
か、どうしても外すことが出来ない。幸いパジャマに
はベルトループは付いていないので、ベルトは腹部に
巻いたままパジャマを脱ぎ捨て、いつもの背広に着替
えたのだが、他からは見えないとは云え、やはり腹に
直にベルトを巻いたままではどうにも落ち着かない。
いっそ鋏か何かで切ってしまおうかとも考えたが、随
分高級そうなベルトだったのでそれは少しためらった。

世間はまだ正月休みだというのに事務所にはひっきり
なしに電話がかかってくる。対応に追われた私は左右
両の手に受話器を持ち、口の右端、左端を上手に使っ
て二件の顧客に対し同時に平等かつ丁寧に接客した。
無事契約はどちらも滞りなく進み、来週には更に新規
の取引先と商談をしなければならない。と、腰のあた
りからぶるぶると妙な振動を感じ私はすっかり忘れて
いた腰のベルトに手を当てた。声帯の振動にそれは似
ていて、誰かが何かを喋っているのか、と私は腰を屈
め自分の腹に耳を当ててみようとしたところで目が覚
めた。そんな初夢(分析しろ)
663名無し職人:05/01/06 00:46:02
>>662
んー、溜まってんじゃねぇかなァ?
『振り向けばモスコミュールな午後』

A:「先生、僕最近2ちゃんで、後追いレスがまったく続かないんです。」
医師:「フムフム。それは君の存在が否定されてるってことだね。」
A:「はぁ〜。ところで先生は、2ちゃんて御存知ですか?」
医師:「あー知ってるよ。たまにザッピングをミスって、そこに行くからね。
   でも君、僕にはただの砂嵐が見えるんじゃないよ。
   ナミブ砂漠の砂嵐が見えるんだ!」
A:「Oh〜!奇遇だなー。僕にもナミブのが見えるんですよ。」
医師:「ざけんなジャリ!漏れのようにオリジナリティーバリバリのナイスミドルと
   てめーのようなニート系カスが同じ思考をするって言うのかよ!」
A:「まーまーモチついて。」
医師:「うっせー!もー松の内は過ぎてんだよ!モチなんかつけっかよ!」
A:「可哀相に....。先生は2ちゃんのこと何も知らないんだね。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

娘:「お母さん。上記のように、今度の月9はターゲットを絞り込んだ内容だよ。
  私の股間に響いちゃう。ス  テ  キ 。」
母:「あたしゃ〜、『キヨシのズンドコデカ/演歌で介護殺人事件』が見たいのよ。」

娘:「・・・・・・・A君の気持ち分かるな〜。ねらー以外、みんな不条理の世界
  の住人になっちゃったのね。もういいや。早くリストカットして寝よーっと。」
665名無し職人:05/01/11 14:24:17
>>664wara
666名無し職人:05/01/13 01:27:43
>>645
確かに。
だがそれだけに、お笑いの力が足りないのが悔やまれてならない。
667名無し職人:05/01/13 20:00:06
説教をたれる目の前の男。
なにやらいろんな言葉が彼の口から黒々と流れている。
でも、その御高説が焦点を結ぶのは私のずっと後ろの方。
てんで聞こえやしない。


しかし、まあ、何と四角い男ですこと!


ヒトの形をしているのに、これではまるで正方形。
線対称のカドをやさしくつまんで、合わせてみる。


ぺしゃり。


二つ折り。
ああ、何と薄っぺらい。
別なカドを合わせて、
爪先でスッと折り目をつける。
四つ折り。


100円ライターで端っこに火をつける。
668名無し職人:05/01/13 22:43:09
>>667
スッゲ〜ツマンネーし才能ねー
669名無し職人:05/01/13 22:50:40
いちいちそんな書き込みをするなアホが。
千客万来がスレの基本方針だ。
670名無し職人:05/01/14 02:49:32
でもハズレが多すぎる現状はなんとかしたいよなあ
しかもほぼ全ての書き込みがもれなく長いしなあ
楽しませるためじゃなくて楽しむためのスレだから仕方無いけれど
短くても趣があって面白い文ってのはあると思うよ?
671名無し職人:05/01/14 06:25:32
>>669
来る者は拒まずの方針とも言うな。
672名無し職人:05/01/14 09:14:34
なななんと、こんなスレが活況を呈してるじゃないか?
どうでもいいけど、おもろい文が読みたいのよ。
673名無し職人:05/01/14 09:22:33
ひさかたの
     ひかりのどけき
   神のスレ
674名無し職人:05/01/14 09:42:41
趣き、趣き、趣き探し、
趣き探して、はや10年
ようやく見つけた趣は、
意外な事に、すぐそばに、
ずーっとここにあったけど
気付けない自分のもどかしさ
だけど、趣き見つけた喜びが
今日もまた僕を趣き探しにいざなうのだ♪
675名無し職人:05/01/14 09:45:42
>>399
趣きあるー!
676名無し職人:05/01/14 12:34:43
>>674-675
自演はダメじゃん!
普通276も遡ってチェックなんかしねーっつーの。
677名無し職人:05/01/14 12:43:06
Yeah!めっちゃ雑談スレ化してるぜ!
678名無し職人:05/01/14 12:49:41
>>667>>645中の誰かってバレバレ
哀れだな〜
679プレノン:05/01/14 21:20:47
 ひどい話だが、やつには人の痛みがわからない。
土下座して謝るジミーの顔面にメジャーリーグ仕込みの
フルスイングを叩き込んだかと思えば、血だらけで横たわる
ジミーのパンツを躊躇なく剥ぎ取り、自宅に持ち帰って
愛犬テスの頭巾にしてしまった。ちょっと可愛かったが・・・
 そんなやつも、高校時代は真人間だった。やつが卒業文集に
寄せた仲間たちへの別れの言葉は、感動的逸話として
地元テレビに取り上げられ、やつは一躍商店街のヒーローに
なったものだ。
「やったな!」
「おめでとう!!」
「思わずもらい泣き!!!」
「比類なき戦慄の嵐!!!!」
 私はそんなやつを心から尊敬している。
680プレノン:05/01/14 23:38:54
俺がさっちもんを嫌いとでも? ふざけるな、俺はさっちもん信者と言ってもいい。
更に俺はお前よりも遥かに多くの回遊生物を見ており、お前より明らかに
感性と社会的地位と高等な頭脳、そして若さを持っている。
だからこそお前のような虫けら信者を見ると俺のような人格者でさえ
少なからず苛つくのだ。いいな、これは挑発でもなんでもなく、お前という
馬鹿をこのクラブの似たような他の信者にも宣伝し、少しでもお前と
その他の哀れな信者の人生が幸多くあるよう願っての発言だ。
わかったらさっさとこのクラブから消えろ。お前のさっちもん支持発言からは
惨めな臭気が漂ってくる。
自演魔兼選民思想家発見
悪いことは言わん。黙って藁板を去れ。
682ちんぱん ◆ORPCH7s2d6 :05/01/15 01:37:11
スイミーさんがピィーッて口笛吹くと、
野犬たちが集まってきたんだ。
そしてスイミーさんの体臭を嗅いだ。
野犬は吠えた。ものすごく吠えた。
スイミーさんのにおいに野犬は吠えた。
だけどもスイミーさんは泣かなかった。

それどころか、西洋のご婦人が挨拶するように、軽くひざを曲げて
金玉のしわを横に伸ばしながら「てふてふ、てふてふ」と会釈したんだ。
スイミーさんの金玉は蝶々になって春の野を飛びまわった。

683名無し職人:05/01/15 11:22:31
みんな仲良くして欲しいの
ここは長文が堪能できる数少ないスレなの
荒らしちゃダメなの
今度非難中傷・揶揄・罵倒を見つけたら
アタシが粘着っぽく攻撃しちゃうの
よろしこ

             ますを
684名無し職人:05/01/15 19:11:12
胸が苦しい。
意識しないようにすればするほど
あなたはますます私を苦しめる。

小さな頃から優しかったあなた。
話したいことがあれば何でも聞いてくれた。
ささいなことでも真剣に聞いてくれる姿は頼もしかった。
幸せな毎日だった。あなたがいてくれたからいつも笑っていられた。
だけど、そんな幸せな長くは続かなかった。

ある日突然、父が交通事故でこの世を去った。

最初は何がなんなのか分からなかった。
父がいるのことに慣れきっていたからだ。
一家は生活の柱を失うと共に笑顔を失くした。
一日と休まず働く事になった。
だけどそんな心境で仕事が上手く運ぶはずもなかった。

そんな時、あなたの存在が嬉しかった。
何も喋れない時もずーっとそばにいてくれた。
そばにいてくれるだけでも十分だった。
徐々に生きる希望の湧いた私はそれなりの生活を取り戻した。

それがどうして?・・
私の不幸さを呪った。
あなたは突然の病に倒れた。
私の見舞いの甲斐もなく、あなたは静かに息をひきとった。
685名無し職人:05/01/16 00:48:34
眠い…羊が4匹…ああだめだこれは…これは寝むれない時のおまじない
だった…DVD返して来なきゃ…でも眠い…でも眠いって思う事はまだ意識が
あるという事だ…でもあと3秒で寝ると思う…
僕は砂漠を歩いている。サラサラの砂や駱駝のエジプトじゃなくて岩や
サボテンのメキシコみたいな。誰もいない。風と僕の足音だけが聞こえる。
僕はポッケから煙草とライターを取り出した。カチッ。カチッ。点かない。
まだガスあるのに。
カチッ。カチッ。カチッ。カチッ。カチカチカチカチッ。カチカチカチッ。
吸えないと思ったら余計吸いたくなるのが人情ってもんだ。吸いたい。どー
しても吸いたい。あ、アントニオ・ダス・モルテスだ。すべてを捨て去った
殺し屋。孤高の男。黒い馬に乗ってる。迷ったが僕は走って彼に近づいた。
「すいません、火を貸して下さい。」
アントニオ・ダス・モルテスはじろりと僕の方を見た。怖い。言葉が通じない
んだな。僕は煙草をくわえ点かないライターで必死にジェスチャーをした。
アントニオ・ダス・モルテスは手綱を引き馬の向きを変え立ち去ってしまった。
何でだろう?そうかガスが入ってるライター持ってたのがいけなかったんだ、
いやそれともカチッ。カチッ。ってやらなかったのがいけなかったのかな?
僕は1人ポツンと取り残されて恥ずかしくなった。アホの子になった気分だ。
僕は自分に腹を立て、アントニオ・ダス・モルテスにも腹を立てた。
煙草の事はどうでもよくなった。
くそう、誰でもいいからぶっ殺してやりたい気分だ。
686名無し職人:05/01/16 00:57:01
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ。あれは何だ?こっちに向かって来る。
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ。火が点いた男が転がって来る。
俺は男を足でトラップして止めた。
「火ィが消えない!助けてくれ!やられた女にやられた!
 火ィ点けられた!」
「ちょうど良かった、煙草吸いたかったんだ」
俺はしゃがんで煙草に火を点けた。フゥ落ち着いた。フゥ
「消してくれ、はやく火ィ消してくれ」
俺は火を消してやろうと思ってたがその男の顔を見てるうちに
気が変わった。なんかムカつく。
「あまえんな!被害者面しやがって!転がれ!」
言いながら俺は男を蹴った。
ゴロゴロゴロゴロ グサ ゴロゴロゴロ グサ ゴロゴロ…
男はサボテンにぶつかりながら転がってやがて見えなくなった。
俺はまた歩き始めた。しばらく行くと俺は墓を見つけた。
それは…俺の墓だった。ビュー。風が吹いてる。
687名無し職人:05/01/16 01:01:31
焼酎のアップルジュース割りを飲みながら煙草を吸い
マックの前に座ってこんな文章を僕は書いた。駄文だ。
ちょっと酷いんじゃないか?凄い文章を書いてる人も
いるじゃないか。例えば目刺し屋文十さんみたいに。
彼は何処に行ったんだ?うんざりしたんだろうな。
いやそれともただ忙しいだけか。
まあ色々あるんだろうな。彼は結婚してるみたいだし。
僕も吉原行こ。税金ちょっと帰って来たし。醒めない夢。現実。
眠い…DVD返しに行ってから寝る。
おやすみ。
688プレノン:05/01/16 02:07:12
冬だのう
流石に寒いわい
ほれ、神経痛が出てきおった
ありゃ、リュウマチも痛み出したわい
うぬう、童貞にもこたえるのう
やれやれ、早く春になってくれるのを待つばかりじゃ
なんなら金を出して買ってこようかのう
689プレノン:05/01/16 03:19:20
もっと有望な偽者が出てくることに期待しよう
690プレノン:05/01/16 03:31:28
出会い頭に開口一番
「オッパイのほう、お揉みしてもよろしかったでしょうか〜!?」
頬に真っ赤な紅葉舞う

以上、プレノン心の俳句
691名無し職人:05/01/16 03:48:00
>>690
よし、君にその名前をやることに決めた。
いらなければ結構だが、以後プレノンとして頑張ってくれ給え。
692名無し職人:05/01/16 04:14:04
今日は わたくし
お蔵入りしていた太めのカーゴパンツをミシンで縫って細くしてみました!

細く絞りすぎておばあちゃんのおっぱいみたいになったので口に入れてちゅーちゅー吸ったあとゴミ箱に捨てました。
693名無し職人:05/01/16 04:19:00
Xジャパンが大好きだったわたくしの友達、川村くんは
音楽の笛のテストのとき
笛を振り回して床に叩きつけて破壊した後 無言で教室を去りました
694名無し職人:05/01/16 04:24:08
<J-POP>
ウッチャンナンチャン、ナインティナイン、ネプチューン、
ココリコ、今田耕司、オセロ、ますだおかだ、キャイーン、
メッセンジャー、中川家、海原やすよともこ、りあるキッズ、
チャイルドマシーン、青空、北陽、ヘッドライト、
せんたくばさみ、ニブンノゴ!、ツインカム、ダイノジ、
号泣、はなわ、アンタッチャブル

<アイドルポップ>
ガレッジセール、ハリガネロック、$10、
陣内智則、ルート33、ジャンクション、ビッキーズ、
ブラックマヨネーズ、アメデオ、アップダウン、NON STYLE、
デンジャラス、TAKE2、COWCOW、タカアンドトシ、
ハローバイバイ、ホーム・チーム、エレキコミック、テツandトモ、
なすなかにし、Over Drive、ラインバック、田上よしえ

<ヴィジュアル系>
品川庄司、水玉れっぷう隊、ロンドンブーツ1号2号、ロザン、
ランディーズ、キングコング、ジャンクション
ライセンス、オジンオズボーン、オーケイ
695名無し職人:05/01/16 04:24:56
<ロック>
ダウンタウン、130R、木村祐一、千原兄弟、
山崎邦正、東野幸治、DonDokoDon、雨上がり決死隊、サバンナ、フットボールアワー、2丁拳銃、アメリカザリガニ、スピードワゴン、ダイアン、インパルス、ロバート、チュートリアル、ザブングル、麒麟、飛石連休、DA−DA、T・K・O、アジアン
<ポストロック>
シャカ、キングオブコメディー、カリカ、笑い飯、
千鳥、天津、天然もろこし、シャンプーハット、
青木さやか、高層・野々村
<インダストリアル>
カンニング、ネゴシックス、劇団ひとり、マギー審司
<ミクスチャー>
FUJIWARA、ペナルティ、なかやまきんにくん、
レギュラー、安田大サーカス
<メタル>
野生爆弾、G★MENS、レイザーラモン
<テクノ>
リットン調査団、バッファロー吾郎、
ケンドーコバヤシ、スミス夫人(テクノ四天王)
696名無し職人:05/01/16 04:25:35
<ハウス>
ふかわりょう、バナナマン、おぎやはぎ、チョップリン、とろサーモン
<トランス>
江戸むらさき、あばれヌンチャク
<ダンス>
ラーメンズ、アンジャッシュ、ザ・プラン9
<フュージョン>
高木ブー
<ワールド・レゲエ>
森三中、山田花子
<R&B>
ドランクドラゴン、友近、いつもここから、長井秀和、だいたひかる
<インディーズ>
たむらけんじ、土肥ポン太、ダンディ坂野、
次長課長、ストリーク、中山功太
<HIP-HOP>
江頭2:50、テント
697名無し職人:05/01/16 04:27:59
こんにちは、わたくし、昨日の夕方、
近所の月極駐車場で雄犬にレイプされました

ここはヘヴィー2ちゃんねらーの僕が
書きたいことだけ書いて自己満足する公開オナニー広場です。

書き終えた時の虚無感が、果てたときのそれによく似ています。

さて、オナニーといえば、わたくし、
オナニーという直接的な単語を使うことに抵抗があったので、
高校生になるまで照れ隠しにオイニーと言っておりました。

要するにわたくし負け組なんです。

わたくしは忍者です。手裏剣投げます しゅっしゅっ
698名無し職人:05/01/16 04:30:11
あのー先日わたくし、
公園の鉄棒で逆上がりの練習をしている7歳くらいの男の子を見かけたんです。
母親の指導のもと、一生懸命練習しているようでした

しかし、どうもお母さまの指導の要領がよくないらしく、
いつまで経っても上達の兆しが見られないのです

これを見かねたわたくしは少年のところへ駆け寄り
「そんなことしなくてもピンサロに行けばハードボイルドな男になれるぞ」
とアドバイスを致しました

するとお母様は「相手しちゃだめよ…!!」
と少年に向かって言ったのです。

そのセリフについつい憤慨したわたくしは、
彼女のボディラインを舐めるように見回した後、
「20円やな」と言って走って逃げました

699名無し職人:05/01/16 04:31:09
なんとなくわかる

俺の先はもう長くはない

おそらく5年もしたら俺は死ぬだろう。

道頓堀界隈でゾウに踏まれて死ぬ。

それを目撃した野次馬共が死体の周りに群れを成す。

するとどこからともなくホームレスのおじさんがやってきて、

「この子には指一本触れさせない」

と言って俺の屍を背負って持ち去る。

それから先のことはわからない。

わかりたくもないし、どうでもいいんだ
700名無し職人:05/01/16 04:32:35
先日わたくしの父親が、
「ほら見てみ、お父さんリーボック(Reebok)のスニーカーを4000円で買うてきたで。」
と言いながら、
リーボックス(Reebox)のスニーカーをわたしに自慢気に見せてきたことをふと思い出しました。

言えやしなかった。
701名無し職人:05/01/16 04:33:16
あんなぼくな、めっちゃ友達思いなやつになりたいねん

友達がこけてひざを擦り剥いたときに、すぐさま自分の着ていたTシャツをびりっとちぎって友達の膝に巻いてあげるぐらい友達想いな奴になりたい。
702名無し職人:05/01/16 04:34:27
ジョギングをした

ダイエットと運動不足解消という名目の暇つぶしである

途中、道端に血だらけのおじさんが倒れていた

「かわいそうに……誰がこんなことを……」

そう言って俺はおもむろにおじさんを抱きかかえた

不思議と重たくはなかった

生暖かい体温は、おじさんが死んで間もないことを物語っていた

気がついたら俺は、抱えていたおじさんを全力で放り投げていた

けっこう飛んだんじゃあないかなぁ
703名無し職人:05/01/16 04:35:13
先日わたくし、
70年代〜80年代のフォークソングを集めた想い出のコンピレーションCDボックス「君の詩」の72曲を、
全部FLOWにパンクバージョンにアレンジされる夢を見ました
704692-703:05/01/16 04:36:52
ご愛読ありがとうございました
705692-703:05/01/16 04:41:13
よく見たらこのスレ、即興で書かなあかんのですね
昔テキストサイトで作ったネタを引っ張り出して貼っちゃいました

すいません
706名無し職人:05/01/16 17:42:31
>>705
みんな君と同じようにしてるんだよ。
知っててワザと書くってのは、ひねくれ者ってことだね。
君、友達いないだろ。
生きててもつまんないだろうから、氏んじゃえ。
707名無し職人:05/01/17 00:34:22
いやあ〜ほんと 趣がある文章を書くなあ
>>706さんは
708名無し職人:05/01/17 01:12:15
>>707
粘着君みーっけ
どーせニートだろ
709ベル式:05/01/17 02:54:55
てめえこの野郎「愛のしじまに身を横たえてました」じゃねえんだよ。
マジふざけてんじゃねえぞてめえここどこだと思ってんだよ社会だぞ。
喰らうか?俺のゲンコツを。親が出てきても俺はこの手をとめねえぞ。
誰も助けてくれねえよ、困ってんだからなてめえの不始末の後始末で。
なんだおいその顔はこの期に及んでなお放つのか言い訳のブルースを。
俺のこの昂ぶりは誰のせい?そうね他でもないあなた。てめえのせい。
納得いかせてくれるんだったら聞かせてくれよ俺の奮えを止めてくれ。
聞かせろよ、聞かせてくれよてめえの嘆きをこのわがままな俺の拳に。
三十余年に培われたてめえの人間力その全てをこの瞬間に凝縮しろよ。
チャンスの女神の前髪はワックス塗ってて幾分つかみ難くなってます。
さあどうぞ。さあどうぞ。さあ、どうぞ。頂戴よ心震わすブルースを。

  マイナーコードの調べに乗せて 男は語る身の上話
   聞くも涙語るも涙の物語 いばらを踏んで踏絵を踏んで 
    男の歩んだ道のりは さながら叙情詩 否 地獄の叙事詩 
  
  実際その違いはよくわからんけども 壮大なまでの語り口
   話すわ話すわ幾昼夜 陽は又昇り 又沈む みんなすごく眠い
    がんばれ男がんばれ聴衆 どんなことがあってもあきらめちゃだめ

そう、あきらめたらそこで終わり。そこで終わりなんだ。
710名無し職人:05/01/17 03:40:04
公衆便所ってのは侮れないもんでね。
危なかったわけ。もう少しで本当に漏らすところだったわけ。
いやマジで。だって液体だもん。超ギリギリ。
便器の前に立つのとオシッコが放物線を描くのとどっちが先だったか、
スロー映像で確認しなきゃわかんねえよ!ってな具合。
まさにこの世の天国。本物の天国だってこんなに気持ち良かぁないだろうな。
その時だよ。なんつーかセイテンのヘキレキってヤツ?
ドアが閉まってた後ろの個室から、ブヴィッ、ヴョルルルルン、ブボッ、ヴィチヴィチヴィチッ、
って例えようもなくウェッティでなまめかしい、ものすんげえ爆音が。
ヤベェとは思ったよ。でも俺ってば放尿中じゃん?
とめどなく出続けるオシッコを冷静に分析すると、今逃げるわけにはいかないって結論に至ったわけ。
もうね、覚悟だよね。臭い上等、いつでもかかって来いやぁ!って。
でも世の中そうそう思った通りに行くもんじゃないんだよ。
鼻に突き刺さるような刺激臭を予想してたら、これだ。
鼻腔をくすぐるカレーの匂いよ。美味しそうな匂いが俺を包み込んだのよ。
まあ感動したね。素直に泣いた。
溢れる涙を拭うのも忘れて「ブラボー!」って叫んだね。
おかげで手を洗うのを忘れたんだけど、まあそういうプチ奇跡体験もあるってことさ。

『ジョエル・カルデララのインビなボンボリ』(1)

とあるハントバーにて...バーテンに講釈をぶちながら、
ソフィスティケイトされたゴタクを並べ、三十路のOLの気を惹こうと
躍起になった「お寒い兄さん」に遭遇の場面。

サブ男「笑いってのはさー、切り口なんだよ。非日常性で落としつつも、
    確実にそのオチのイメージを相手の脳裏に喚起せしめることが
    肝要なのさ。つまり空気を読まずに・・・・・・」
   (その後どーのこーのがエンドレス)

俺はターゲットをロックオンした。かっちりウエッジシェイプできめたアイパー。
テンパレばテンパルほと泳ぐ眼差し。やぶにらみに斜視が融合して、
明後日しか見られない男。俺は、引力に負けたケツをした女にすら
煙たがられるこの命名「サブ男」を尾行することにした。

以降、俺の頭の中での実況。

『おーっと。バーから出るやいなや、質屋で仕入れたデュポンに着火だ。
チャリーンって音がしねーでやんの。タバコは親指と人指し指でつまむ
ボギースタイルときたもんだ。おやおや強風で飛ばされたタバコの火種が、
胸元にホールインワンって奇跡じゃん!
それを、さも胸焼けを装おって揉み消そうと、ポンポン叩いた。
ところがパンツの中まで飛び火して、ウグッとうめきながら
しゃがみこんじゃったぜ。衆人環視を意識して、即座に立ち上がり
ニッコリ微笑んだのはいいが、ズボンには焼けこげた1円玉大の通気孔が誕生だ!』

続くかも.......
712ベル式:05/01/18 02:25:14
新宿の冬。今年の雪は、ひょっとしたら積もるのかもしれない。

弟が居酒屋に入っておでんを頼むその姿を君が見てる。
弟がおでんを頼んでタバコを吸うその姿を君が見てる。
弟がタバコを置いてビールを飲むその姿を君が見てる。

僕はずっと君の後ろに張り付いて君が身を隠し君がカメラを構え君が撮影し
君が不審がられ君が職質されて君が連れられて君がいなくなるのをずっと見てた。


弟がスジ肉を取って辛子を塗ってもそれを見ているのは僕。
弟がオヤジと笑って大根を食べてもそれを見ているのは僕。

弟がスーツに跳ねたお汁に気付かなくてもそれを見るはずの君がいない。
713ゑ ◆Yp5Tui9mN2 :05/01/18 03:44:10
ねえ、知ってる?
ネズミのティモシー
小さな友達

小さい頃によく見てた、
ディズニーアニメのダンボに出てくるの。

彼、すっごく前向きなの。
吹き飛ばすのよ劣等感!
そう飛ばすのよダンボを高く!

あんなに明るく優しいネズミ
ミッキーよりもうるさいし
口も少しだけ悪いけど
憎めない奴
小さな友達

ああ、
あのネズミ、
どこか江戸っ子みたいだったなあ。
714ゑ ◆Yp5Tui9mN2 :05/01/18 04:10:13
ねえ、お笑いって何よ。
私にはほど遠い
逆っ側の文化なのかしら。

ねえ愛されるってどんな気持ちよ。
笑いすぎてしまうほどなら
もしやそれが笑いの原点?

ふっ・・・
叙情的になりすぎたようね・・・

じゃあ即興ってなにかしら。
下書きもなくつらつら書き連ねる事ならば
今自分がしている事は正しいと
はっきりと言い切れる今が好きだ!と、
大きな声で言わせてくださいな。
嗚呼これが
愛するという事なのかもしれない・・・。
715ゑ ◆Yp5Tui9mN2 :05/01/18 04:33:25
悲しいくらいに光ってたわけ。二人のおそろいキーホルダー。
いつでしたっけ。夏でした?あ、春でした?
買ったよね〜あれ、もらったんだっけ?
あの頃はまだ新しかったよね多分。うんうん、そりゃ新品だもん。新しくなきゃあねえ。
でこっそり交換したりもしたよ。うふふ、あんたのと私のやつをよ。
そう、入れ替えてみたんだ。おそろいだから気づかなかったでしょ?
つまり私のがあんたの、あんたのが私の。
つまりあの日のあんたは、自分のキーホルダー落としたんじゃなくて、私のキーホルダーを落としたってわけ。
でも謝らないでよ。大丈夫。
だって花柄の森で見たの、あのキーホルダーが落ちてるの。すぐ分かったわ、あなたの、もとい私のだって事が。
だから並べて置いてきたわ。私の、もといあなたのキーホルダーもね。
つまり私はあなたのキーホルダーを置いてきた、捨ててきちゃったわけ。
でも謝らないわ。お互いさまだもん。ねー。
牛柄の池のそば、悲しいくらいに光ってたわけ。二人のおそろいキーホルダー。
あっ・・・
鍵・・・。
716名無し職人:05/01/18 04:50:43
さぁ、ご主人様のお気の済むまでどうぞ何でもお申し付け下さい。
あぁっ、おあずけのご命令だなんて、いじわるなご主人様!
早く欲しいわ、じらすのがお上手ね。
よだれが垂れてしまいますわ、お恥ずかしい…。
やはり発情期なのでございます。愛が欲しくて鳴いてしまいます。
でも愛より欲しいのは肉…。だってわたくし犬ですもの。
ワンワンワン!
「はいポチ子!食べてよし!」
ガツガツ!ご主人様ペリグリーチャムおいしすぎますー!
717柴。 ◆shibatXtDE :05/01/18 20:32:56
世界でいちばん哀れな男。

絶望するのにも飽きた男はひとり橋の上
流れの止まった川を眺める。
世界でいちばん悲しい川。悪くない。
革靴を脱ぎ、欄干を跨ぐ。
思い残すことは残念なほどに何もない。

「うふふ。うふふ」
可愛らしい少女がひとり、こちらを見て微笑む。
「こんな時間にどうしたんだい、お嬢さん。早くおかえり」
「うふふ。おじさん、おくつ」
「ああ。いいんだ。おじさんはもう、靴は、いいんだ」
「うふふ。ヘン」
「ヘンかな」
「ヘン。ヘンなおじさん」

男はひらりと欄干を飛び越え、少女の頭をそっと撫でる。
「さあ、早くおかえり」
男は少女を見送ると、靴を履き歩き出す。
ヘンなおじさん。悪くない。
(その後の活躍は皆さんご存知ですよね)
718名無し職人:05/01/19 02:50:36
>>712 >>717
悪いが嫉妬させてもらったよ
719名無し職人:05/01/19 03:02:54
苦い煙草をくゆらせ紫煙の中に垣間見える男の心。
泣いているのか。煙が囁く。男はその囁きを
遮るかの様に煙を吸い込みバーボンで口を濡らす。
男の手は何人の敵を葬ったのだろう。そのグラス
を遊ぶ手は武骨なくせにとてもセクシーに見えた。
720名無し職人:05/01/21 02:41:13
黒やぎさんたらね
メールでさえ読まずに食べちゃうんです
そんなだからきっとあんなに黒いんです
721名無し職人:05/01/21 06:32:42
わしのチョッキどこに隠した?わしの大事なチョッキ、おべべ隠したの誰?
ねぇ怒らんから、わしのチョッキ隠したの誰か言ってよ。わしの大事なチョッキ
大事すぎるチョッキ隠したの誰?ねぇ誰?誰がそんなひどいことしたの?
チョッキ隠してどうしたいの?わしを困らせたいの?

あのね、あのチョッキは思い出のチョッキなんよ?
わしの思い出のチョッキなんよ?
ケルト音楽って知ってる?聞いたことある?
なんか具体的にはわからんけども聞いたことある?
なんだろうね。ケルト音楽ってなんだろうね?
大事なチョッキを失ったわしにはわからんよね?
じゃあケルト音楽は知らんけどもケインコスギなら知ってる?
ケインコスギのマジな顔って知ってる?跳び箱、飛ぶとき以上のマジな顔知ってる?
知らん?わしも知らん。そしてこの方向で話を膨らますほどの余裕はない?
なぜなら、わしは大事なチョッキを失ったから?
それ聞く?そこも聞く?
じゃあジョンレノンに殴られたことある?
ひげもじゃ時代のジョンに殴られたことある?
ないよね?わしもないよ?一度もないよ
でもヤンキーに襲われたことならあるよ
あまりの恐怖に、指がこわばって握力を失ったことある?
わしはあるよ。それはあるんよ。
チョッキ返して
722ゑ ◆Yp5Tui9mN2 :05/01/21 07:00:53
あげとく?
ん〜…さげとこっか。
と、二〜三秒悩んだりもしますよね。

わびとさび。あげとさげ。
わびとさげ。あげとさび。

例えばね、なぜか2ちゃんでお寿司の話ばっかり見つけてしまう私はやっぱりお寿司が好きって事になりますよね。

「さげ抜きで」

もうあげるしかないですよね。

揚げ物とかさ。
やっぱりキッチンとかで調子乗って揚げ物試しにやってみると、もうテンションあがりますよね〜。
油が飛んじゃって「わぁ〜!」とかなっても「も〜」とか言いながら拭いたり。
ついにやにやしてたりして。半分照れめいた気持ちで。

逆に海底二万マイルなんかさがりっぱなし。そうディズニーシーの乗り物。
ぶくぶく〜って。たこに絡まれたり。
そのうち「緊急浮上!緊急浮上!」みたいなね。
お、たこ来たかも。
723名無し職人:05/01/21 14:33:19

どれくらい歩いたら辿り着けるか
視界は果てしなく、振り向いても出発点は既に見えない
あとどれくらい眉間の皺が深くなって
あとどれくらいため息をついて
思い出したくもない恥ばかり抱え込んで
そんなゴミの塊みたいな自分に妄想ばっかり頭をもたげて重さを増して
この膝だって長くもたいぞ
もう倒れるもう倒れるなんて思っていたら

989:たみばー:05/01/20 23:55:50
  とりあえず一緒に飯を食おう

とカキコしてあったよ
たみばーと俺のたみ婆ちゃんは違うかもしれないけど
今度飯を食いに行こうと思った
724名無し職人:05/01/22 04:25:02
あの歌を聴いた日、僕はポケットにビスケットを入れた。
幼い僕は考えが足りなくて、砂にまみれて汚いポケットに袋から出したビスケットをそのまま入れた。
ワクワクしていた。クリスマスイブの夜みたく。
ウキウキしていた。自然に笑みがこぼれるぐらいに。
そして僕はポケットを拳で叩く。
足に走る鈍い痛み。魔法を信じて我慢する。
・・・ああ、ここまで書いてどうでもよくなった。
こんなことをして何になる。
粉々になったビスケットへの未練は、もう20年も昔に捨てたはずだ。
いまさらどうこう言っても、あの日の涙は消えはしない。
夢なんて嘘っぱちなんだ。
小学生のおっぱいねえ。
5年生ぐらいで発育の良い子だとなかなかよさそうだけどな。
725名無し職人:05/01/22 15:45:22
逃げ水に追いついた

振り返って、閉じ込められたことを知る
726名無し職人:05/01/22 20:47:31
おいお前やばい!!>>725惚れそうにカコエェ
727名無し職人:05/01/23 03:49:59
惚れそうと思った時はもう惚れてるんだよ
728名無し職人:05/01/23 09:57:46
↑お前も大概カッコいいぞ!
おいおいなんだよー。
このスレあるならあるって
何で誰も俺に教えてくんねえかなぁ。
、、、あ、わかった。
みんな、恥ずかしがりやさんなんだね。
大丈夫、お兄さんもおんなじだ、ガハハハハ。
えー、あー、あ、そうだ。
なんで俺がここを探してたかということだ。
、、、え?聞きたくない?
でも書いちゃうぅーーだ。
いやね、俺もどうにかこうにか
今まで生きてきたけどね、
ここまでレベルの高い板もねーな
って改めて思ったわけさ。
みんなおもしれーよ、俺が認める。
、、、ん?うれしくない?
オーケーオーケー、その意見、
全くもって正しい!まちがいねぇ!
んでね、あまりにも眠いんで
休憩もらって、これから寝るわけだけど、
こういう時じゃないとこの板に
かかないんですよ、悲しいもので。
ね?この文も長ったらしいだけで
全然おもむきなんて無いっしょ?
、、、いいの。
俺は満足だから。スレ汚しごめんねー!
730-【存在】- ◆GAOss.K3KI :05/01/26 00:19:45
汽車はとうの昔に出発してしまっていたが、傘張り浪人である麗子はずっと
そこに留まっている。その頬には一連のチューブ束となった塩水が、並々な
らぬ紆余曲折を経て、形の良いラメとなって張り付き、きつい日差しを受けながら
キラキラと輝いて、サラサラと大気の中に消えた。もうすぐ昼食の時間だ。
駅の下の、下のほうに張られているブロンズの美女はポスターとなってフランスパン
の到来を誘っている。これも全て泥沼の中で生まれた生っちろい赤子の納めた税金
でまかなわれているのかと思うと背筋も徐々にじんわりと温まってくる。
僕の部屋に並べられた水彫刻の類は一つ一つの背の高さが若干違うために山並みに
視界を上下しながら蛇のようにうねる。整頓されていないのかと思えばそれはそう
なのかな?とも思うようだが、絡み合ったジャガイモの繊維がちらばっていて
足の踏み場もないのだろうか。何故、記憶は消えてIQだけが残ったのか、とジーキル
は聞くのだ。何故、記憶は消えて、愚鈍なIQだけが残るのか、と。それ以外は列挙
してもそれだけではまるで数の内に入らぬはずだと。彼は勿論、記憶を失ったわけ
ではなかったし、IQといえばそんじょそこらの人間では適わぬほどの問題を制作する
ことで有名だった。だが亀だけはそうもいかないのだと。彼はいつも仕事が終わると
簡単な亀の甲羅を解くことに夢中であったからだ。
「そんな水槽を買うくらいなら、いっそのこと舷窓から右腕を出して海水にポチャリ
とやるわ。そうよポチャリよ」
ジーキルは何が何でもこの論文を発表させるわけにはいかないと決心するのだった。
731-【存在】- ◆GAOss.K3KI :05/01/26 00:21:03
「熱いな。いや(暑い)だったか。しかしもう七月だってのにこの暑さは
 何なんだ一体。フック船長が反逆でもしたのか?いくらフックといえ
 どもこの暑さじゃ鱗も尻尾もゴワゴワだぜ。いかんな、頭がまわらない」
彼(ロイド)は自宅近くのファミリーマートでカクテルパートナーと柿の種を買って
いつもの公園のいつもの砂場の上にシートを引いて、その上でささやかな
朝食タイムを楽しんでいるのだ。賑やかなBGMは「無邪気な子供たち」
全身泥まみれの給仕がそこらじゅうを闊歩しながら彼の様子をしじゅう
見守っていてくれるので、彼はこれ以上も無い安心を覚えながら買ってきた
カクテルパートナーのタブを開ける。そして細かく輝く砂埃の中で、これまた
ファミリーマートで買ってきた文藝春秋を読み始め、そして次第に眠気にとら
われ、隣にいた主婦の朗読するホメロスの音色に心乱され、遠隔操作によって
パイロンの都市の上空に出現してしまった。
「ダンスは駄目だ。何よりテンポが取れないんでね。タンバリンの妖精だって
こんな主人を持ったとしたら三日で目が泳ぐと思うぜ。何かしらの報酬がなくっちゃ。
妖精ッたって報酬は必要だものな。報酬がなくっちゃぁ、要するに鉄のカーテン演説
でさぁ。旦那」
ロイドはその舌ったらずで鈍くさい喋り方に辟易していたので何も言わずに
自分の部屋へと戻り、残っていたジャックダニエルを乱暴に口の中へ流し込むと
そのまま眠りについた。
732-【存在】- ◆GAOss.K3KI :05/01/26 00:23:12
「出かける準備はしたのか?」
殆どイライラした様子で足を踏み鳴らしながら
彼は自分の愚妹に向かって吐き捨てるように言った。
「コットン、コットン」
「おかしいわね、さっきからずっと待ってるのにカーネギのやつ全然来ないじゃない」
栗饅頭のように蹲りながら車のボンネットの上で崖下を覗き込み、メリーは
三年前に死んだ幼馴染の帰還を待っているのだ
「おい、いい加減にしろ。もうバスが出るぜ。そんなポンコツ車置いてさっさと
 出発するんだ」
道路脇には白塗りの蓮華が買ったばかりの「櫛」のように整然と並んでいる。
誰も彼もが不平不満を言わずに、味気ない道路の淵をそれぞれの匂いと色で
飾っているのだ。
「コットン、コットン」
「そうだ。私、自動車の整備士になろうと思うの」
彼女がそう呟いた途端、夕暮れの町はボンネットとともに落下してゆき
地平線の彼方からおどけた調子のカーネギが影絵となり、汽笛を鳴らした。
『漆黒のエトランゼは密やかに拗ける』

シベリア気団の寒風を真正面に受けとめ
くだけ散る波頭の飛沫を全身に浴びながら
男は鉛色の空の下、日本海に対峙する
思考回路はオートマチックに
これまでの来し方にアクセスを始める

『ジョエル・カルデララは3chで何を訴えたかったのか?
ジュヌパルパフランセ....
俺の脈動を止めるに足り得ない陳腐なフレーズ。
レスのタイムログが意味するものは何か?
大方推測できるのは、成熟した社会の歪みの一端ではないのか?
不寛容な時代のエトランゼは、藁ってアストロラーベの
詩編を紡ぎ出してくれるのか......』

滑るよ滑るよムーンウォーク
秒速140mだぜ
猥雑な街を滑って行くよ
ウォーターフロントから川口まで

たとえ木造モルタル1Kで
その足取りが途絶えても
滑って行くよ蜘蛛の巣の上で

BBSを履いたトゥデイも滑るよ
ヴァーチャルドライブは
どこまでも続くよ

コックオンヒズオウンダンギル
コックオンヒズオウンダンギル
734名無し職人:05/01/27 00:36:39
むはははは
735名無し職人:05/01/27 03:56:15
戸川純 「クサイ飯 クサイ飯」

椎名林檎 「くさいパン くさいパン」
『戸部谷村奇譚』

知りたいかい。俺が誰かって?ヴァガボンドでもホームレスでも
どっちでもいいのさ.....俺がお前らのあこがれであり続ける限り。
前説長過ぎたかな?そー俺はスナフキン。ミ−の兄貴じゃないよ。
さて、こんな話を小耳にはさんだので紹介しておくよ。

ム−ミン「お〜スニフ。湿地に行って葉っぱもいでこいや。」
スニフ「あン!?ヴォケが!カバトットみてーなツラしやがって、よく言うぜ!」
ム−ミン「たりーな〜。」
と、そこへミムラ姉さんとミ−が通りがかる。
ミムラ姉さん「おい!カバトット。今度夜這いかける時は、竿ぐらいおったててきな。」
ム−ミン「って言われてもな〜。御覧の通りツンツルリンなもんで....」
ミ−「そこを何とかするのがファンタジーキャラってもんだろが!」
ム−ミン「わかったよ。」
カバは森の妖精とバーターで手に入れた魔法のクレヨンを取り出した。
そして、いそいそと股間にドアを描き込むと、ノブを回してそのドアを開けはなった!

チャチャラカチャラララチャッチャラ〜♪
ズッズ〜ン ズッズ〜ン♪
ねーム−ミンノックしてね♪

股間のドアから現れ出たのはミニノンノンだった。
彼女は食事中だった。食っていたのはモチロン茸系の何かだった。

げに恐ろしきは女の嫉妬心なり.....the END
737ロンドン語:05/01/28 01:05:10
俺のハンドルネームは、ロンドン語。それにまつわる小話。
俺が小学生の時、担任が結婚することになった。
「来月の新婚旅行はイギリスのロンドンに行ってきます」とクラスのみんなに
嬉しそうに話してくれた。まぁ、ここまではいいんだよ。

それから間もなく、担任は有り得ない事ばかり言うのだ。
「先生はロンドンについたら奥さんと二人で祝福のビデオを見て楽しみたい。
そこで、みんなにこのビデオカメラにメッセージをふきこんでほしい」

「女喜ばせるために自分のプライベートに生徒使うんじゃねーよ」と思いもしなかった
あの頃の純粋な俺。素直にカメラに向かい祝福のメッセージを言った。少し緊張しながら。

「先生、ロンドンは外国でしょ?ロンドン語勉強して困らないようにしてください。楽しい新婚旅行になりますように」確かこんな感じだったか。
俺は頑張って発表した。と、その時、担任は腹を抱えてケラケラ笑い出した。

「おいおい、ロンドン語なんてないんだよw英語でしょ?あっはっはっはw」

ひどくない?誰のためにメッセージ残してんだよ!つーか、ロンドン語がおかしいのか?
たしかに英語だけど、ロンドン語でも意味は通じるだろ。それに小学生が言ってることに
いちいち上げ足とりみたいなことすんなよ。って思わなかったあの頃の純粋な俺。
素直に自分がバカだったんだと反省していた。

それから俺のあだ名は「ロンドン語」になった。
738名無し職人:05/01/28 01:12:15
>>737
ま、「名古屋県」みたいなもんだな。
739ロンドン語:05/01/28 01:36:19
小学生の頃、その頃は夏だった。田んぼには水が張っていて青々とした稲が植えられていた。
俺は友達と登校していた。友達は、ふと道端にある小石を拾って田んぼに投げたのだ。
いわゆる「水切り」というものを俺に見せてくれたのだ。
小刻みに5,6回くらい水面を気持ちよく跳ねていく小石。俺は見とれていた。
すごいことをするもんだと関心していた。やっぱりそこは子供。真似したくなる。

そこに同級生のかわいい勉強もできスポーツ万能な優等生タイプの女の子が通りがかった。
こっちを見ていたのは分かった。でも気にすることなく水切りをしていた。

一時間目。体育。みんなは着替えて校庭に集まった。ところが俺だけは先生に呼び止められた。
誰もいない教室。担任と俺だけ。ちなみにシモネタではないから。
担任は俺にこう言った。「お前、今日登校するとき何した?」どうやら怒っている様子。
俺は瞬時に水切りのことを言っているんだと思った。正直に言ったら突然頭を殴られた。
5発くらいだろうか、身長が縮んだかと思うほど殴られた。初めて目の前に星がゆらゆらしたのが見えた。

あのかわいい子が告げ口したんだ。何で殴られたんだろうと考えてると担任はこう言う。
「機械で土を耕す時、機械の刃が石に絡むと刃が壊れるだろう」

今考えると、何でそんなことで殴られないといけないんだ。怒りすら覚える。
それくらいの小石でボロボロになるような刃を使うはずないだろ?毎回刃をかえると金かかるし。
それに俺んち農家だから分かるんだ。田んぼや畑には石がいっぱいある。それに刃だって厚くて頑丈だ。

俺のほうが詳しいはずだったのに、そのときはなぜか納得してしまった素直な俺。
それ以降、あの告げ口したカワイイ子を嫌うこととなった。

740ロンドン語:05/01/28 02:03:26
マックでの出来事。
知っている人いたら教えてほしいんだけど、マックにたまに(調査員)て名札をつけた人いるよね。
マックで食事をしていたある日、その調査員がいた。店員はいつも以上にハキハキしていた。
客が食い終わったトレイやゴミを片付けようとすると、どこからともなく店員が現れてきて決まってこう言う。
「大丈夫です。私がやりますw。」と。親子連れで来店する客には「坊や、かわいいねw」と褒め称える。親としてみれば悪い気がしない。いや、むしろ嬉しいだろう。
その頑張って営業している店員は結構身分が高い人なんだよ。
でも普段は客にそんな事言わないし、片付けを率先してやるなんてしない。いつも来ているから分かっている。

気になる。あれ何だろうな?点数稼ぎ?昇格試験とか?何だろう。何でだろう。どうしてこんなにむしゃくしゃするんだ?この気持ちは何?

俺はそれ以降、マックやモスに行く際には食べた後は片付けないことにしている。
だって、「食べたら片付けてください」なんて書いてないじゃん。
みんな、これをここから広めよう。これからは絶対に片付けないように。
741名無し職人:05/01/28 02:43:51
>>ロンドン語
ここはあなたのエッセイを書く場ではありません
742名無し職人:05/01/29 01:57:06
確か13段目だったよな。
1 2 3 4 この辺で一旦止まったら怒られんのかな?それともビビってるとか思われんのかな?
まぁいい登ろう。
5 6 … あれ?今何段目だ?7だよな、絶対7だ。
8 9 10 11 12 13!着いた。
ロープが首にかけられたわ。いよいよだわ。どーせ最後だし大笑いして死んでやるとするか…。
ガバッ!
「ハウ、ウウウ…(俺ダメダメじゃん…)」
あっ、ヒトラーが俺に敬礼してやがる。
悪くない。
743名無し職人:05/01/31 02:49:59
>>741
どうせ書き手の自己満足で成り立っているスレだもの、
きっと全然オーケーよ
内容が明確な分、意味不明なだけの長文より数倍マシよねえ
そういう作品への当てつけっていうか、
回りくどい嫌味だったんじゃないの?
趣があって筋道もあって尚且つ面白い
そんな良作が読みたいものだわ
744名無し職人:05/01/31 10:28:33
>>743>>737,>>739-740の自演。もしくは痴性あふれる文章の書き手。
745名無し職人:05/01/31 12:10:29
自分と考えを異にするカキコを全部自演と決めつけ黙らせる。
そんな「自演決めつけ厨」が一匹。
746名無し職人:05/01/31 15:58:19
変なの。すぐ釣られる寂しい香具師を餌に閑古鳥が鳴くスレの活性化に禿げんでます。
747名無し職人:05/02/01 02:05:08
荒れるのを防ぐために一番効果的なのは
『良い作品を書く』
これだな
書き込むことに決めてからネタを捻り出すよりも、閃きが来た時に書き込みに来るようにすれば
少しは命中率も上がるんじゃないの?
定期投下やまとめ撃ちで弾数が多いコテよりも、たまに現れるコテ(一見コテ除く)の方が、
圧倒的に質が高い
748名無し職人:05/02/01 02:23:23
そもそも長文でそれなりに読ませようと思ったら
ただの言葉の羅列やアイデアだけではとてももたない。
それを書くには感性のほかに頭も結構いる。
そんな資質を持った奴がごろごろいるわけないし、
そんな高望みのレスばかり待ってたら、あっという間に
沈んじまうぞ。良作待望論ってのはこの上なく受動的な
見方だし、健康的じゃないな。数ある凡作の中に
たまに光る作品があったりする。それで十分だろ。
それにこのスレをどうこう言う前に周りのスレを見渡してみろ。
749ロンドン語:05/02/01 02:32:04
741さんへ一言。
じゃあ、自分のエッセイを載せないで誰のエッセイを載せればいいの?

昔中一の担任で23くらいのカワイイ女性が担任になった。男子は浮かれていた。
でもまだガキ。その先生を困らせたり反抗することでしかコミュニケーションをとれずにいた。
恥ずかしい思春期真っ盛り。いいんじゃないw

そこである一人の男子生徒が担任にこう言い放った。
「先生、鼻毛出てるよ!!おい、みんな見てみろよ!!」

先生は戸惑いを隠せなかった。そこにその生徒がダメを押した。
「じゃあこれから先生のあだ名は『げーなは』に決定ね!」

先生は泣きながら教室を出て行った。その先生は、一年のうちで
その泣きが最初でそれから学期末までに20回は泣いただろうな。

いくら好きな先生をからかうったって、そういう系で責めたらダメだよね。
デブとかブスってそういう意味でいうとまだカワイイものだね
750凡次郎:マーベリック型 ◆qyQQFvPvZE :05/02/01 03:08:03
拝啓

不治の病に伏してから3年。あなたはめっきり
見舞いに来てくれなくなりましたね。
私の病名が気に入らないんでしょ?
私も初めは驚いたわ。だって腸捻転トリプルサルコーなんだもの。
ともあれ、このままだと私は死んじゃう!
と思いきや、神のお告げがあったのよ。アレルヤ!
バレンタインに、私の操を意中の人にささげれば
私は救われるって。
そこで急浮上したのが、ワタシ的ランキング23位な貴方なわけ。
想像してみてよ。大部屋でライドオン!できるのよ。
ここには、トメさん、幼子のきみ等、バリエーションに富んだ
病人をとりそろえているの。婦長愛飲のハブ酒もくすねてきてあるわ。
さーどーなのさ。らっせら〜らっせら〜♪
鳴り響いちゃってんじゃないの。どこもかしこも。
青いわね。蒙古斑がテカリ過ぎなのよ。
チェックのカッターシャツにチェックのブリーフを
コーディネートしてんでしょ。
赦さない!ベイシティーローラーズを愚弄するにもほどがあるわ!
あんたなんかチンチンプイプイでダシロコダシロコにしちゃうぞ!
二度と私のこと想像すんなよ!そして来んなよ!死んでも来んな!
平井堅の顔でサブちゃんの鮭茶漬けの歌でも歌ってろ!

敬具
751名無し職人:05/02/01 03:13:23
>>749お前の文章はそれなりに楽しめるが、明らかにスレ違い
752名無し職人:05/02/02 01:03:44
退屈が高じると、人はしないでもいいことをする。
液晶テレビやら上等のクッキーをくるんでる緩衝材をぶちぶちつぶすのは、その代表だろう。
なぜそんなことするのか、と聞かれると、返事に困る。
最近、女友達ができた。実におもしろい女で、「セーフガード」を本気で野球拳の一種と勘違いしていた。
この女の馬鹿さ加減を面白がっているうちは良かった。
何回も顔を会わすようになると、一方的に面白がっているだけの現状に、物足りなさを感じるようになった。
わたしは、この女に「好きだ」と言おう、と思うようになった。
わたしはこの女に愛嬌を覚えていたが、愛情を抱いたためしはなかった。
ならば、なぜ「好きだ」と言うのか?
わたしはウソをついて人をだますのが嫌いである。それに恋愛は純粋でなくてはいけない。
わたしはこの女を避けるように努めた。次第にわたしたちは口を聞かなくなった。

それからしばらく経って、この女は就職のために広島へ引っ越した。
酒をしたたか飲んで、ふと、この女に「好きだ」と言えばよかったと思う時がある。
しかし、ほとんどの場合、心にもないことを言わなかった自分の理性を誇りに思う。
753名無し職人:05/02/02 02:31:36
>>751
同意
実話にまさるものなしスレなどが最適だと思う
754名無し職人:05/02/02 03:03:02
お笑い>文章力
755ロンドン語:05/02/02 03:48:35
752の文章良かったよ。お笑いではないけど、普通に読み入ったし。
枠にとらわれてないこういう文章でもいいと思うよ。自己肯定入ってるけども。

万引きしたことあるんだよね。AVをあるお店で盗んだんだけど、それがいよいよ店員に見つかった。
捕まえられてヤバイと心配してた俺にそのおじさんは冷静にしかってくれた。
「こんなことするようじゃ立派な大人になれないぞ。」
最近はすぐ警察だって感じだろうけど、そのおじさんは俺のためにそれをあえて控えてくれた。
万引き犯相手との会話とは思えないほどやさしかったので、俺は本当に反省した。その一言一言がすごく心に響いた。
そしたら最後にこういい残してくれた。
「それにしても君、君が選んだのは企画モノの売れ線のやつばかりだよね。好きだねぇ。」
この瞬間が一番つらかった。
756ロンドン語:05/02/02 04:01:55
もうAVは万引きしないと誓ったあの日。俺は改心した。
それから数ヶ月もしないうち、俺はAVより別なものに興味を示してた。
その興味あるもののおかげでAV泥棒は卒業できたんだ。本当だよ。

その興味あるものとは何かというと「モザイク消し」である。
モザイク消しは違う店にあった。それは5万円くらいするシロモノだった。
一番高い所に置いてあって黒光りするそのフォルムに異様なまでに興味が注がれた。
「よし、今度はあれを狙おう。」そう誓った俺。その日からその店の調査を開始した。

まず店員は若い男が3人と若い女一人と70代位のババアが一人。その5人でローテを組んでいるみたいだ。
カメラは置いてあるけど、防犯カメラとは違うな。電源もついてないみたいだし、ダミーだ。
それは確認できた。よし、ババアの時に実行しよう!

その当日、まんまと盗めたかと思ったら、ババアは気づいていた。そして俺の袖をぎゅっっと掴んで警察に電話をしている。
初めて警察にお世話になる。・・・そう思ったら無性に力が沸いてきた。ババアをぶっ飛ばして商品を置いて走って逃げてきた。
自転車には鍵がかかっていたから、鍵を外してるとつかまると思って自転車は置いてきた。

しばらくは、その自転車の住所から俺の身元がばれると思いビクビクしていた。
しかし、何の連絡もないまま何年も過ぎた。俺はそれ以降万引きはしなくなった。
757名無し職人:05/02/02 05:18:35
>>736ワロスw シリーズ化キボン
758柴。 ◆shibatXtDE :05/02/02 22:39:02
「ねーい。ねーい」
こちらの道場では朝から子供たちの元気なかけ声が聞こえています。
ちょっとボクいいかなー。
「ねーい。ねーい。ねーい」
おけいこは楽しいかなー?
「いや、そうでも」
え?
「ねーい。ねーい」

えー、こちらがこの道場の師範…
「しは?」
あの、こちらの道場では、全く新しい武道…
「ぶ?」
え、と、こちらではどのような
「どち?」
…えー、確か師範の……
「はい。はい?」
すみませんカメラさんちょっと止め
「ぬがー(胴衣からノートパソコンを取り出す)」


  iBook G5.
759名無し職人:05/02/03 03:27:53
「絶対屁だと思ったのになあ…」
ブツブツ言いながらも素直にお風呂場へ行ってくれるアナタ
パンツをゴシゴシする慣れた手つきがセクシーよ
自慢のゾウさんが風邪ひかないうちに帰ってきてね
好きよ アナタ
愛してるわ
夜空に咲く 色とりどりの花火
二人手をつないで見たね
時が止まるのだけを願った

二人にとっては 運命の出会いだった
今まで出会った人の中で
一番ステキな人だと 君は言った

春の日に 二人は出会い
夏の海で 無邪気になった

二人が過ごした日々は 永遠になる
いつか良い思い出として 姿を現わす

春の日に 二人は出会い
夏の海で 無邪気になった
秋の風に 肩を寄せ合い
冬の景色を 愛に重ね

二人にとっては 運命の出会いだった
今まで出会った人の中で
一番ステキな人だと 君は言った
761名無し職人:05/02/04 14:43:23
ここは藁板だよ

藁い>趣き=即興を皆で考えてカキコしましょう
762名無し職人:05/02/04 18:16:45
>>761
>>760とかは、「藁板なのにマジメに書いてるのが
逆に笑える」ってやつじゃない?
全員がどういう気持ちで書き込んでるかまでは
分からんけど。
763名無し職人:05/02/04 21:43:32
優しい仲間に囲まれ
長い間暮らしてきた。
でも、それも今日まで。

僕は、旅に出る。
そう決意した。
それは夢を叶えるため。
そう、夢を・・・

沢山の物を見て
沢山の人に出会う
沢山の心に触れ
沢山の新しい夢を見る・・・

とても素敵だと感じた。
僕は今日にでも旅に出る。
そう、僕は・・・

ティッシュ
764凡次郎:マーベリック型 ◆qyQQFvPvZE :05/02/06 12:29:20
>>757サンクス

『戸部谷村奇譚』外伝(1)

ヘムレンさんが死んだ。あの老醜にさいなまれながらも、学究的なライフスタイルを
崩さなかったヘムレンさんが....
その訃報は、瞬く間にコミュニティー全体に広がった。そして、ブラシ鬚が小汚い
警官Mが現場確保に取り掛かる頃には、ほとんどの住人がヘムレンさんのムクロを
取り囲んでいた。
住人達の眼に光るものは無い。それどころか、彼の死は、北欧のド田舎の凪いだ生活に
囚われの身となった者達に、異様な興奮作用をもたらした。
口さがない連中は、死因をめぐって喧々諤々、まさにフェスティバルモードに突入している。
と、そこへムーミンが現れる。見れば、眉間の皺が縦になったり横になったり、何やら
思案中の様子。やおら、人垣をかき分け遺体の前にしゃしゃり出ると、うわずった声で
言い放った。
「このジジイの顔はダイイングメッセージだ!」
あっけにとられる一同。しかし、村一番の知性派を自認するスノークが黙っているはずもない。
「あらららムーミン。何を根拠にそんなことをおっしゃいますやら。(広川太一朗調で)」
ムーミンは片方の口角を吊り上げ、うすら笑いを浮かべている。
「ジジイの顔を良く見ろよ。卑しげなくすんだ肌色にヘチマヅラをしてんだろ。
つまり、こいつが村の品評会で特等を狙って栽培していた巨大ヘチマの『ナオコ』に
関係した殺人事件ってことさ。家の裏手の家庭菜園に行ってみれば分かるって。」
と言いながら、ショートスパンでちょこちょこと歩を進めるムーミン。
何やら神がかった彼の言動に魅せられた、ほうけたツラの住民達は、
ムーミンの丸い背中を追って家の裏手にまわりこんだ。
765僧侶(仮免):05/02/08 23:31:23
「右……下……右……上……左……」
「あのう、おたく……志茂田さん、ですか。さっきから逆ばかり言ってますよね。
アルファベットのCでいうと右の部分、切れ目のとこ、
それがどの位置にあるかを答えてほしいんですよ。いいですか。では、これは?」
「下」
「これは?」
「右」
「まただ。ふざけてるんですか。ぜんぶ真逆って、つまり見えてるわけでしょ。
このままだと免許おりないですよ」
「アルファベットのCは、左を示唆する」
「は?」
「切れ目は、生物でいえば排泄部、であるからして、当然頭の向きを答えるべきであり」
「いや、べきとかじゃなく、そういうもんなんですよ。切れ目の部分を答えるんです!」
「切れ目をもってその図形を示唆するのは本末転倒。まさに本末転倒」
「困った人だな……。じゃあ、こうしましょう。
その、図形の、なんて言いましたっけ? 示唆ですか、示唆するところの、
その逆を答えてください。大サービスですよ」
「論理に従うのみ」
「じゃあ、これは?」
「右」
「これは?」
「左」
「これ」
「下……右……下……下……上……」
「合格です」


ガッシャーン!
「こらぁ! ここは一方通行だろうが!」
「それはこっちの台詞であり」
766名無し職人:05/02/09 00:46:14
ゆえに仮免、か
767柴。 ◆shibatXtDE :05/02/09 01:16:44
ゴリラがでたぞ ゴリラがでたぞ
ゴリラがでたぞ ゴリラがでたぞ

でそのゴリラがですね、よく見ると
左手に何か大事そうに握ってるんですね。
ウワー脅かされながらもそれが気になって
じっとそれを、見てみたんですね。

紙切れのようなもので、
何かイラストが描かれているように見えました。
襲いかかってくるゴリラも私の視線を変に思ったのでしょう、
左手をさっと背中の後ろに回して、右手だけをこちらに
ウワーっとこう、拡げて威嚇するんです。
ずいぶんおかしな格好ですよ。
恐ろしい顔をしたゴリラが右手を上に、左手を背に当てて
こちらに向かって来るのですから。
思わず私もプーッと吹いちゃいまして。そしたら。

「おい、失礼だろ」
ですって。ゴリラが。おどろいちゃいましたね。
『戸部谷村奇譚』外伝(2)

おさびし山の吹き下ろしにもブラつくことすらなかったナオコが消えていた。
暗黒色を身にまとい、3mにもならんとする巨体をふんぞりかえらせていた
彼女はいない。
「いったいこれはどーなってんですかな。ムーミンったらムーミン。」
スノークの渋面には赤みがさしている。
「ヘチマ水目当ての女の仕業なんて安直な推理はすんなよ!」などと
ミ−も手厳しいことをほざいている。
そんな外野の雑音には耳もかさず、ムーミンは落ち着き払って持論を展開した。
「ナオコがぶら下がっていた真下の地面を見てみろよ。ドス黒く染まってんだろ。
それは彼女が吐き出した黒色顔料なのさ。
つまり犯人は、村一番の色白でそれにコンプレックスを持ってたヤツってことだ。
きっと今頃、ナオコから汁を搾り取れるだけ搾り出し、それを塗りたくって
シャネルズ化してるだろうよ。ズバリ!犯人はニョロニョロだ!」

ドンガラガッシャ〜ン!!ゴロピカリ!!!!!!!!(群馬名産ブランド米)

突如イカズチが天空を切り裂く爆音が轟いた。そして、そこに残ったものは
香ばしい匂いを放つ蒲焼きだった。
「まあ〜、ニョロニョロさんからの一足早いバレンタインプレゼントだわ。」
と、ノンノンは元彼の脂ののった下腹部を一すくい口もとへ運んだ。
「うっふ〜ん。カバだけに沼地の腐臭が郷愁をそそるわ。」

ノンノン(フローレン)のよだれまみれのたおやかな微笑みを見ながら、
住人達も言い知れぬ幸福感に包まれていた。
誰もが真実の愛とはうまいものであると知った喜びに、うち震えていた。
サガワる生命の営みこそ、カバと人を輝かしめる美徳であるとの
啓示をうけたのだったとさ。
769名無し職人:05/02/10 02:59:27
映画の続編に期待してはいけないの法則
770名無し職人:05/02/11 03:08:35
理解できるとか、あるいは同感できるっていうのとは、ちょっと違う。
行間を読むとか、一を知って十を――なんてくだりには似たニュアンスがあるかもしれない。
作品を目の前にして、
それの存在する2次元やら3次元やらをすっ飛ばして向こう側が「見える」

両目が潰れたって人間は「見る」生き物だとは思わないか?
771名無し職人:05/02/15 00:20:40
おのれシャアめ
772名コント無し ◆conteKkiTE :05/02/15 00:22:17
たゆたうラン髪
朝だちい朝が来た
欲望の朝が
喜びに股を広げ
青筋あおげ
ビデオの声に
健やかなマラを〜
それ!上に下にしごけよ
それ!1、2のピュッ♪

↑「サイテ−!おげれつ!
私、汁べスター・ズタボローンは、あんたを赦さない!」
774名無し職人:05/02/16 23:57:01
朝からだっていいじゃない
爽やかな陽の光を浴びて 竿をしごく男
お盛んな貴方 その名は凡次郎
風邪をひいては大変ですわ
お味噌汁でもかけてあげましょう
775名無し職人:05/02/17 00:04:00
朝ぼらけ
ボラに毛が生え
うめき声
死ぬ時だけに
衣干すとは
776柴。 ◆shibatXtDE :05/02/17 01:07:52
おい! これ! ししゃも!
袋! 中! ししゃも! これ!
中に! 袋! いっぱい!
ししゃも! 袋! これ!
持って! 来た! 袋! 中!
ししゃも! これ! ぜんぶ!
入って! ししゃもが! 見て!
これ! 全部! ししゃも!
777僧侶(仮免):05/02/18 00:19:18
天ぷら油が
しみ込んで
やや重くなった
新聞紙が
普通の乾いた
紙の間に
たった一枚
混ざっていたから
長年築き上げてきた
チリ紙交換と私との
信頼関係に
ヒビ
「ひろさん」「よしさん」の
信頼関係に
ヒビ
778凡次郎:マーベリック型 ◆qyQQFvPvZE :05/02/18 01:07:22
『悲しみのマジェスタ』(1)
若い頃は、戦隊物ショーでトンボをきってた。
現在は、内張りのヌメリのきつい着ぐるみを着て
スーパーの開店記念のビラまきにせいを出す日々。
ノシ夫42歳の役者人生は、まさに終焉を迎えようとしていた。
そんなある日、彼はナイタイの求人欄に一筋の光明を見い出す。
曰く『CMモデル契約/演技経験のある中年男性募集』ときた。
渡りに船とばかりに、富ヶ谷の雑居ビルへ直行した。
彼の熱意にほだされたのか、アポ無しでオーディションを
受けられることになった。
ディレクター「ほ〜ボクシングの経験があんの?」
ノシ夫「え〜ま〜」
『・・・下田辰平のボクシング入門を、穴の開く程読んだんだぜ。』
プロデューサー「昔のあだ名とか教えてくれる?」
ノシ夫「えーーーーっと・・・セクサゴンです。」
『ホントは、ミジンコだよ〜ん。』
ディレクター「ストーキング行為したことあんでしょ?」
ノシ夫「まままままままま×14さか!?」
『オカラを毎日買って、豆腐屋のおばちゃんにモーションかけてるよー。』
プロデューサー「OK!合格。んじゃさっそくカメリハに入るか。」
一風変わった撮影だった。
CMとは名ばかりで、スチールのみの撮影だ。しかもキャメラは
使い捨てのバカチョンを使ってる。場所も、代々木上原の奥まった袋小路だ。
昼とて薄日さえ射さないほの暗さの中、フラッシュの明滅が際立つ。
ポージングは、アッパーカットのみ。しかもやたらと注文が多い。
「拳を握んな!手のひらを上に向けて、空気抵抗を表現しろ!
もっと腰を入れろ!腰で相手をぶったおすつもりになれ!
口を開けろ!アゴも突き出さんかい!目と鼻の穴をもっとおっぴろげろ!」
撮影は、ものの10分で終わった。
そして、後日事務所にて契約を取り交わす旨を告げられ、現地解散とあいなった。
779名無し職人:05/02/18 04:12:28
あ アイスクリーム
い イクラの軍艦巻
う 牛丼
え エビフライ
お オニギリ


・・・・・・。
お前は『あいうえお作文』を根本から解っていないな。
そしてそれ以前に、もっと大きな思い違いをしているな。
780名無し職人:05/02/22 01:16:51
勝負はついたはずなのに、あいつのパーの形が変わる。
指先を窄め「キュィィィーン」と甲高い声を張り上げ、私のグー目掛けて迫ってくるあいつのパー。
違う
これは
ドリルだ
凄まじい閃光と火花を散らし、ぶつかり合う俺のグーとあいつのドリル
781名無し職人:05/02/22 01:42:51
↑面白いんだが…相手、チョキの方がよくないか?
782名無し職人:05/02/22 02:16:28
>>781
ハゲドウ
指5本ていう形からパーを採用したんだろうけどな
783名無し職人:05/02/22 15:49:58
>>781-782
・・・・寝ぼけてたんだよ!
784名無し職人:05/02/23 00:13:41
>>783
左様か。
文章自体はうまいから自信持て。
785凡次郎:マーベリック型 ◆qyQQFvPvZE :05/02/23 02:29:43
『悲しみのマジェスタ』(2)

待てど暮らせど本契約の連絡は来ずじまい。電話も不使用通知のみ。
この御時世、そんなこともあるのかと、ノシ夫は淡い期待を抱くのをやめた。
そしていつものルーティンワークを淡々とこなしていく。
何の変哲もなく、意味も無い凡庸な生活に終止符が打たれたのは、行きつけのコンビニで目にした
ものがきっかけとなった。
その日、立ち読みしながらも、やけに女性誌のカラフルな裏面広告が視界に飛び込んできた。
思わず手にしたそれには、こんな商品が掲載されていた。
『痴漢感知器かんち君、新発売!』
(NASAのハイテクを凝縮したレーザースキャンシステムを導入。半径80m以内に潜んだ痴漢を
98.7%の確率で的中。これを手にすれば、美しい貴女はもう、痴漢の魔の手から
解放されるのです。かんち君の警告音を耳にしたら、すぐに安全な場所に非難すればいいのです。
当社が、かんち君のテスト中、見つけだした卑劣な痴漢の写真をここに掲載します。当社では
被害女性の承諾をえて、この男の悪行を警察に通報しました。)
ノシ夫は大爆笑した。冴えないオヤジが、全力でスカートをめくってるいる姿がそこにはあった。
その顔のアホっぽさは坂田師匠も真っ青だ。何より、のけぞり過ぎて腰砕け状態になっている様に
腹のよじれる思いをした。
『一生懸命生きてると、たまにはこんなオモロイこともあるもんだ。』と一人ごちながら、
豆腐屋のおばちゃんの豊満な身体を拝みに出かけた。

「おばちゃーん!いつものね。」いつにもまして響くバリトン。しかし、ノシ夫の声に反応するや
いなや、五十路の脂ののりきった下腹部を揺らしながら、おばちゃんは血相を変えて店の裏手へと
走り去る。
「おばちゃ〜ん...いつものオカラをおくれよ。別にあんたの身体をくれって言う訳じゃないんだよ〜。」
せつない声を搾り出したその時だ。ノシ夫が全てを悟ったのは。『ハハハめられた〜〜〜.......』
ノシ夫には、もうパトカーの赤色回転灯も目に入っていなかった。彼の目の前には、ただ闇が際限も無く
広がっているだけだった。

嗚呼〜悲しみのマジェスタ.........もとい、クラウン(clown=道化)
786るるる ◆SfeGfcE5a6 :05/02/23 02:45:32
いつもエンジンがかかるのが遅いランナーがいた
ランナーズ・ハイになってしまえばすごいのだが、いかんせんそうなるまでが遅い
テンションが上がらない。それが彼の悩み。

ある時、コーチがアドバイスをした。ウォーミングアップを早めにしたらどうかと。

するとみちがえるように次のレースで開眼した。
レースは初っ端からぶっ飛ばす。先頭集団をぐいぐい引っ張る力はまさにターボ。
だが、だがである。みんなの懸念していたことがついにおこってしまう。

35Km付近にさしかかる。世界新ペースでトップを走る彼は孤独だった。
すると

糸が切れたようにふっ・・と彼の動きが鈍くなった。

「やばい!救急車!!」コーチが叫んだ。

時すでに遅しか。
彼の動きがどんどん重くなっていくとやがて完全に止まり、そして倒れた。
しばらくしてバイクで追いついたコーチが彼に近づき、あらん限りの声で叫んだ。

「救急車ーーーー!!!!」

(ピーポーピーポーピーポー・・・)

そのまま救急車になりきった彼は立ち上がりゴールした。

(ピーポーピーポーピーポーゼーハーゼーハー・・)

しかし順位は、もちろん119番
787るるる ◆SfeGfcE5a6 :05/02/23 03:13:00
「全部嘘です!陽炎は消えてしまったんです!」
受話器を置いた後も、電話口の男の言葉が今も耳に残っている。

なんだって?陽炎が嘘だって?じゃあ、新宿伊勢丹で思い切って39800円で買ったこの大きな観賞用陽炎は?

僕は部屋にある陽炎をじっと見ていた。セプリテイニアス・ベルベット。それがこいつの名前だ。

僕はこの陽炎に毎日夢を映して育ててきた。
淡い恋のもやもやもいつかステージに上がる日の憧憬も。
それが・・・全部嘘だって?馬鹿いうんじゃないよ。
現にこうしてセプリは幻惑の白い靄をたちこめさせているじゃないか。ゆらゆら・ゆらゆら、ゆれながら。

「セプリ・・」
僕が呟くと、それに応えてふわふわと煙の脚をゆらめかせる。
「お前はここにいるよな?」
ゆらゆら。ふわふわ。ふわり。ゆらり。グラッ。

「(グラッ?)」      グラッ。グラッ。ガガガガガガ。ダンダダン。ダダン。ガガガン。

セプリがステップを踏み始めた!

ガン・ガガン・ガン・ガン・ガン
ガン・ガガン・ガン・ガン・ガン

・・・・・・・・・・・・頭がくらくらする。これは?これは?
そのまま僕は気を失い、気付いたのはチャイムの音が鳴ったときだった。

「こんばんは。××商社です。陽炎の回収にまいりました。」

そうか。そういうことか。すっかり忘れていた。僕は今日で、二十歳になったのだった。
788名無し職人:05/02/23 15:22:15
おかしいなぁ。絶対おかしいと思うんだけど。
あぁ、すいませんうるさいですか。いやでも、ちょっといいですか。練習中にあれなんですけど
いやね、僕の楽器なんですけれどもね。これ、見て下さいよ。
あの何もね、ヴァイオリンやら金管みたいな花形の楽器じゃないからぼやいてる訳じゃ
決してないんですよ。えぇ、その辺はちゃんと分かっています。ハーモーニですから。オーケストラってやつは。
でもねぇ、ギョーリギョーリ ギョーリギョーリギョーリ・・・・
え、ギロだって大事なパートだ?違うんですよ、そういう問題じゃなくて、形っていうか。
それ以前に、これ楽器じゃないと思うんですよ。山芋とすり鉢ですよ。
これ、ギョーリギョーリ・・うん音だけ聞けばね。確かに。
え?もっと手首を使って?うるせぇよ、くそ
789名無し職人:05/02/23 18:34:59
 奇跡が起こった。これもみな高原様の詔が呼び寄せた天恵だ、と良くできた園児が声を張り上げた。
とにかく居合わせた全員の感動が止まらない。
東京ドームに集結した10万人の群衆の涙が、今、巨大な湖となる。
「まことに人知を超えたミラクルです!! 今、世界中の良心が打ち震えております!!
 わたくしはこの感情を言葉にする術を持ちません。さあ、泣くのです! それが高原様への
 感謝を表す最良の行為といえましょう」
 それまでこの集いを取りまとめていた七三分けの司会者が、ピッチャーマウンドの付近で涙の湖に
溺れかけながら捲し立てる。非常にエキサイトしており、額に浮き上がった血管はシガキとかいう
芸能人そっくりになっていた。
 冒頭の園児がその青筋を凝視してみると、文字のようになっているのが分かった。
だけど園児はテレビゲームのやりすぎで視力が極端に悪化していて、何が書かれているのか確認することは
出来たかった。筆者としても大変残念な話である。
マリオ・スペーヒーって鋭く脳幹を刺激するネームだよね。
マリオだけでも相当響いちゃう。母を訪ねて三千里とか想起されるし。
スペーヒーに至っては、自家発電の悲哀が滲み出てる感じがするもの。
「好きです。マリオ・スペーヒー。」なんて矢田亜希子に言わせたいよ。
スペーヒー...スペーヒー...スペーヒー...ってエコーをかけてね...(w
791名無し職人:05/02/27 00:19:06
へい、へいへい、へ、へ?へい、へいらっしゃい、へい
らっしゃい、へい、へい、うん、へい、へい?へい今日は、へい
へい、今日は、へい、鰤なんかが、へい、鰤、へい、へい鮮度が、へいへい
へい、いーーーや、いーーーや、もちろん、へい、へい?へい?へい、そこは、気持ち、へい
へい、これだけ、へいへい、へーーい、へーーーい、商売ですから、へいへいへい、へいそこは、へい
息子さんが、へい、へへへーい、へへ、へい、そりゃ、へい、めでたいですやね、へいへい、へい
わっかりやした、へい、へい、もう、へい、ご祝儀てことで、へい、へーーーーい、へーーーーい、ありがとやす
へい?へい、へーーーい、へーーーい、へーーーい、
792コンブ:05/02/27 14:52:39
ちんちんを握ってー
左! 右(痛い)!
左! 右(痛い)!
左! 右(痛い)!
793奪三振 ◆cvgy/Enbqk :05/03/01 00:24:19
「いつまでカボチャを作ってるつもりだ?」
壊れかけた水車の横。短パンだけを身につけた男がカボチャを収穫している。
その男は俺の呼びかけには答えず、時計をちらっと見ると、またカボチャに手を伸ばした。
「門が閉まるんだ」
カボチャが持ち上げられた。男が言う。
「まだ一時間はあるはずだ。急ぐ必要はない」
「今日の警備は竹下だ」
カボチャが地面に叩きつけられた。
「あいつはタイムミリットが迫ってくると、急に時間を速く数えだす」
「もう行くのか?」
「ああ。お前もカボチャを置いて付いて来い」
カボチャが持ち上げられた。
「あのバスに乗り込むんだ」
後ろを振り返り、道の向こうを指差す。 黒一色のバスが近づいてきていた。
「金は払ってある。いくぞ」
カボチャが手渡される。
「最後のカボチャだ」
「…舞踏会はもう終わった」
「いいんだ。ただカボチャが好きなだけ。好きなだけだ」
バスに乗り込んだ。バスが走り出した。カボチャは床を勢いよく転がった。

俺達の乗ったバスはすぐにコンドルに襲われて大破した。予想通りだ。
俺は男を背負って、残りを道を歩き始める。カボチャはアスファルトの上を転がる。
「ここを出たらどうするんだ?」
「隣の国に逃げ込んで、その先は…分からない」
「俺は」
「カボチャだろ」
カボチャが跳ねる。
「いや――」
カボチャが穴に落ちる。
「キュウリを作るよ」
数メートル先、竹下のしかめっ面が見えてきた。
794名無し職人:05/03/05 19:30:49
どうも、イルカなんですけれどもね、キュウキュウ(挨拶
今日ね、ショーでね、いつののアレ、やったんですよ。十八番の、わっかをくぐるやつ、
ね、そしたら、今日はね、火が付いとるわけですよ。
ね、火が、燃えてますよ、メラメラと、待てと、ちょっと、佐々木待てと、佐々木ってのは、調教師なんですけれどもね
待てと、座れと、そこへ、水中やけど、正座しろと、な、燃えとるわ、なあ、こう、話しとる間にも飛んできよるわ、火の粉が
なあ、わしは何や、わしのフィールドは何や、そうや水やな、うん、ならもう、言わんでも分かるな、うん
タブーやったな、これはやったらいかんわ、なあ、水属性に火て、これ、2倍にダメージやで、ゲームやったら、
こんなもんな、ライオンとかにやらせとけと、まええわ、消せと、とりあえず、な、これ
で、まあ、いつもどうりの感じでやったんですけどもね、不満げなんですよ、佐々木、あいつ、子供は喜んでるのにですよ
刺激?いらんわアホ、ハイリスク過ぎるわ、あいつね、簡単やと思っとるんですよ、わっかくぐるのが、
なんなら自分でも出来る、ぐらい思っとるんですよ、なめられてますよ、ねえ、いっぺん噛み付いてやろうと思いますよ、
なんか、癒しとか、優しげなイメージありますけどもね、牙、生えてますからね、けっこう鋭いのが、いっぺん、やったりますよ
と言うわけでイルカでした、キュウキュウ(挨拶
795名無し職人:05/03/06 05:38:17
>>794
イルカのエコ☆ヒロシさんはイルカビーム出すよ
お兄ちゃんが頭に食らって「んろっ!?」って言ったよ
これは秘密だよ
796名無し職人:05/03/06 23:26:31
このスレをアゲリクス
797-【存在】- ◆GAOss.K3KI :05/03/08 23:24:08
「お母さんの指は壊死してるんだ」
深刻そうな顔をしてアスモ少年は舷窓から外を眺めている。
「お母さんが三十二歳だった時にプレスリーに指を挟まれて
 それ以来ずっと潰れたまんまなんだ」
アスモの指には小さく削られた鉛筆がガムテープでぐるぐる巻きにされている
「プレスリー?もしかしてプレス機のこと?」
衣絵はいつも頬にペンプチ動物のシールを貼っている。ペンプチ動物とは最近
衣絵の街の子供達の間で流行ってる伝染病の名前だ。そのウイルスの形状の
愛らしさからシールのイラストに使いたいという企業が玄関前に殺到し、殆ど
ペンプチバブルといっても差し支えない有様だったのだ。
「プレスリーでいいんだよ。ママはね、昔、司法省で働いていたんだ。その時に
 知り合ったのがパパなんだって。めっかちめくらも程ほどにするがいいわよっ
 ってママの口癖。時々トイレのドアを凄い勢いで叩くけど本当は優しいんだ」
「プレスリーって人でしょ?人が人の指潰してプレスリーってのも賠償もの
 じゃない。私もプレスリーにはあまり良い印象持ってないけど、まさか潰す
 とはね。というか本当にプレス機じゃないの?しつこいかもしれないけど」
アスモはさっきから衣絵の話をまともに聞かずに舷窓から真下の海面を覗き
こんでいる。プランクトンというものに酷く関心を持っているのだ。
「違うよプレス機じゃない、プレスリーが潰したんだ」
衣絵に聞こえないほど小さな声でアスモは何度も繰り返した。
798名無し職人:05/03/09 18:34:13
【存在】の今までの中で一番いいと思う。
799柴。 ◆shibatXtDE :05/03/11 20:29:49
もしもしもし、俺。もっす。もっす。
せでよ、久しぶいてってよ、よ、あんで、
正月にいや、もってらぁでさ。ん。そっこす。
しぇすけよ、のびのびしってっさ、もいの?
あーあー、こないだっしぇ、ほうでほうでよ、
せんせん持ってむしかじってたいよ。もっす。
たらばいよ、穆々さんに福山雅治おいや。まっで。
福山いよ。びしってまうな。うん。え?
えさえさえさ、そんは東幹久えいや。
全然違うもっぽうす。つんつん黒いくのっすぽうす。
駕場ほっていよ、だー、もいだわ。あー。
こすこすがぼてしてさ、おう、2,000,000円。おうす。
頼ばむす。頼ばむす。しゅうと頼ばむす。
ぽづか。本当ぽずむか。えす、へぐした。
そいや、そいや、そいや、ばむ。じゃあ。
ガチャリ。

(意訳:知るか)
800名無し職人:05/03/11 22:01:08
いや
いきなり「書きなぐれ」なんていわれても
僕はキーボードの前にいるわけで
ひたすらに打ち込むことしかできないわけで
でも頑張るよ連打するよ
あ、でもこれはスレ違いになるのかな
なんてちょっと悩む午後10時
801僧侶(仮免):05/03/18 13:19:13
お前はもう死んでいる!

何? 信じない? バカめ。では教えてやろう。シーッ、オフレコだ。
お前は原哲夫先生の下絵でもう死ぬことに決まっている。
担当編集もそう言っている。あとはペン入れを待つのみだ。
ペン入れはアシスタントの仕事って知ってたか? 原先生は大まかな輪郭を描くだけだ。
冥途の土産に教えてやろう。お前のキャラ設定のとき、原先生はスクリーントーンを多用してしまった。
そう、それだ、今着てるアミアミのヤツ。そのアミアミのせいで原先生のアシスタントは
お前が物語に登場するたび、3種類のトーン紙を細かく刻み合わせなければならない。
アシはこの作業が嫌いだ。そう、お前はもう嫌われている!
お前が死ぬのは、アシから原先生に突き上げがあったからだ。もう登場させないでほしいと。
世の中にはいろんな漫画があり、その何倍もの数のキャラがいるが、
殺されるのは決まってこのパターンだ。アシスタントの突き上げ。これ最強。
おい、待て待て、服を脱げば助かるってもんじゃない。
確かにトーンを貼らなくてもよくなるが……あー脱いじゃった。
言わんこっちゃない。タトゥだ。余計ややこしくなった。
お前のキャラ設定のとき、原先生は胸に般若のタトゥを入れてしまった。
そのせいでアシスタントは毎度毎度タトゥを描き込まないといけない。
アシはこの作業が嫌いだ。仕事のボイコットを匂わせた。
原先生にとって大事なのはお前じゃない。アシのほうだ。わかるだろう、お前はもう見放されている!
あ待て待て、後ろ向けば助かるってもんでもない。背中には龍のタトゥがあるのを忘れたか。
いやいや、クルクル回転すればタトゥが見えないとか、ね、それは確かにそうだが、
ずっと回ってるわけにもいかないし、だからって物陰に隠れても、
で逃げ出して、またクルクルか、さらにクルクルか、
思いついたようにジャンプして、クルクル、ジャンプ、クルクル、ジャンプ、
ワン、ツー、ワン、ツー、おい、いつまでやる、ワン、ツー、ワン、ツー、
おっきな円を? ひとぉつ描いて? 後ろ向きに飛び込んで、えいっと魔法、
おっとっとっと、バイブサバーイブ、大きく大きく、もーっと胸張って、
目線はキャメラのすこーし上へ、はい、そう、いいよぉー、クルクルジーャンプ……
802まさし ◆QGtS.0RtWo :2005/03/22(火) 20:09:59
「ねーい。ねーい」
こちらの道場では朝から子供たちの元気なかけ声が聞こえています。
ちょっとボクいいかなー。
「ねーい。ねーい。ねーい」
おけいこは楽しいかなー?
「いや、そうでも」
え?
「ねーい。ねーい」

えー、こちらがこの道場の師範…
「しは?」
あの、こちらの道場では、全く新しい武道…
「ぶ?」
え、と、こちらではどのような
「どち?」
…えー、確か師範の……
「はい。はい?」
すみませんカメラさんちょっと止め
「ぬがー(胴衣からノートパソコンを取り出す)」


  iBook G5.
803まさし ◆QGtS.0RtWo :2005/03/22(火) 20:11:38
にやけた面のおっさんがグイグイ押してくるものだから
少しく腹が立ってこちらもグイグイ押し返したのだけど
より強い感じでグイグイ押し返してくるにやけ面のおやじ
足許がふらついた俺の肩がドンと反対側の女性にぶつかると
ヒステリックな声をあげその女性が俺をビンタ ビンタ
ビンタ音を聞き付けた周りの高校生集団が便乗して俺をビンタ
こうなってくると男も女も老いも若きも関係なく皆俺をビンタ
ビンタ ビンタ ビンタ ビンタ ビンタ ビンタ ビンタ ビンタ

                 「シャッフルビートの由来」より
804名無し職人:2005/03/27(日) 09:07:39
僕はガンに犯されています
死ぬ前にここで懺悔させてください
キノコらせんを発見したのは北野大教授です
僕は助手をしていたのですが
彼が寝ているうちにデータを盗み出しました
原稿用紙5枚程度の短い物ですが
たぶん大変な発見だと思います
これを今から燃やします
さようなら
805名無し職人:2005/03/27(日) 09:33:09
2001年4月7日、ジェームスキャメロン初来日。
でも彼は怒ってた。怒るだろうね。だって殴られたんだもん。
それもこじきに。小さな小さな乞食。160センチくらいかな。
しかし奴は素早いよ。5人のSPすり抜けて、殴って逃げてったんだもん。
銃の存在知らなくて、勇気と言うより無知なだけ。
殴った相手が誰だかも、わかってないんだろうけどね。
純粋な、原始的な暴力だったんだね。
806名無し職人:2005/04/03(日) 03:22:08
>>801藁他
807名無し職人:2005/04/06(水) 16:13:33
もしもしもし、俺。もっす。もっす。
せでよ、久しぶいてってよ、よ、あんで、
正月にいや、もってらぁでさ。ん。そっこす。
しぇすけよ、のびのびしってっさ、もいの?
あーあー、こないだっしぇ、ほうでほうでよ、
せんせん持ってむしかじってたいよ。もっす。
たらばいよ、穆々さんに福山雅治おいや。まっで。
福山いよ。びしってまうな。うん。え?
えさえさえさ、そんは東幹久えいや。
全然違うもっぽうす。つんつん黒いくのっすぽうす。
駕場ほっていよ、だー、もいだわ。あー。
こすこすがぼてしてさ、おう、2,000,000円。おうす。
頼ばむす。頼ばむす。しゅうと頼ばむす。
ぽづか。本当ぽずむか。えす、へぐした。
そいや、そいや、そいや、ばむ。じゃあ。
ガチャリ。

(意訳:知るか)
808名無し職人:2005/04/06(水) 16:15:36
突然ガチャと便所窓が開いたかと思うとそこから
野球帽を被ったチンパンジーが上がり込んできて
だしぬけに俺にこう言う。おい、小便をやめてこ
れを読んでみろ。片面印刷の広告チラシの裏側に
びっしりと書かれた文字はやけに丁寧で読み良く、
俺はそれを至極スムーズに音読した。ここに全部
書き出すには少々文字量が多すぎるので要約する
と、この野球帽を被ったチンパンジーは思うとこ
ろあってこれから革命を起こすのだという。つい
ては仲間が幾人か必要であり、今こうして都内を
ランダムに巡回しながら探していると。野球帽を
被っているのは人々の警戒心を少しでも和らげる
ためのものであり、特に贔屓のチームがあるわけ
ではないと。随分流暢な日本語を話すんだね、と
告げるとチンパンジーは少し照れたような表情を
見せたが、すぐにまた表情を引き締め、これまで
結構な件数をあたってきたが君のように理解の早
い者ははじめてだ、ぜひ付いてきてくれないか、
と頭を下げてきた。確かに彼の紳士的な態度には
好感を持ったが、俺が複数の〆切を抱えた漫画家
である以上、そうそう長い間家を空けるわけには
いかない。事情を話すと、そうか、とほんの少し
悲しそうな顔をして、彼は帽子を脱ぎ深々と俺に
頭を下げた。と、一枚の写真が帽子の中からハラ
リと落ちた。そのことに気付かず足早に次の場所
を目指すチンパンジーのプライバシーを守るため
にも写真の内容については言えない(笑)
809名無し職人:2005/04/07(木) 14:37:39
ワラタ
810名無し職人
hosyuage