【ファーストキスは】人工呼吸【人形に奪われた】

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●第1話「常識破り!それでもここはレストラン」

船木百合子(飯島直子)。5年間の結婚生活に別れを告げ、
先月離婚したばかり。4歳の娘・りり子と二人暮らしだ。
元夫の田辺俊一(加藤晴彦)はとってもハンサムで優しい男だが、
だらしない性格で養育費をちっとも入れてくれない。
大学を卒業して以来、ずっと専業主婦だった百合子は一念発起。
娘にはめっぽう甘い父・船木政夫(丹古母鬼馬二)に資金を
援助して貰い、おにぎり専門店「ニコニコ屋」を開店。
大学の後輩・坂田陽子(ソニン)と野々村瑞恵(保田圭)に
手伝いを頼んだ。すべて順調と思われたニコニコ屋だったが、
常連客の中年男・相良荘介(中村有志)の意外な一言から、
思わぬ展開に……。

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第二話「クッキーってなに?教えて君でスマソ」

荘介「おにぎり? クッキーは?」

エッセイスト・相良荘介は「ニコニコ屋」に対する罵詈雑言を
「オレンジページ」に書き殴った。
それを読んだ専業主婦たちはその文章を鵜呑みにし、
とたんに客足が遠のく。

陽子「あいつゼッタイ許さない!」
陽子は瑞恵とともに「クッキーおにぎり」の製作を目論む。
●第3話「シーチキンだってよ・・・」

百合子は陽子、瑞恵とともにおにぎりの開発を開始する。
しかしクッキーとおにぎりというかけ離れたものがうまくマッチするはずもなく開発は難航を極める。
苦しむ百合子は酒を呷り精神的に疲れていく。

そんな百合子達を救ったのは田辺だった。
「新しく作るんじゃなくて何かに混ぜてみるとかどうだ?」
百合子はニコニコ屋の売上商品シーチキンに目をつける。

一方荘介は哲人(神田正輝)となにやら怪しい密談を交わしていた・・・

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●第三話「シーチキンだってよ…」(未放送分原稿)

陽子と瑞恵が百合子に内緒で開発していた「クッキーおにぎり」だったが、
ある日、百合子に見つかってしまう。自分だけ仲間はずれにされた気がして、
百合子は寂しくなる。気晴らしに出かけた居酒屋で出会った謎の老人
(天本英世)と意気投合した百合子は、酔っぱらって老人の家に行く。
そして、老人は百合子の為に特製カクテル「桃色人魚」を作ってやる。
テキーラとシーチキンにピーチを加えた桃色人魚を飲んだ百合子は、
些細なことで心を荒ませた自分が恥ずかしくなった。元気になった
百合子を見て満足げに微笑む老人。翌日、桃色人魚のお礼を言おうと
百合子は老人の家を訪ねるが、そこは空き地だった。近所の住人
(松尾伴内)に話を聞くと、その空き地には10年以上も誰も住んでいない
という。百合子は呆然と立ちつくした。

NEXT>>第四話「鮭 vs 昆布」

>>204(本放送三話)
スマソ。かぶった。
206(この書き込み)は、なかったことにしてくだちい。
●第四話「鮭 vs 昆布」

ニコニコ屋の前でトラックが事故を起こした。ドライバーの杉田哲夫(渡部篤郎)は、
店の看板が道路に出ていたからだ、と百合子に文句をいうが逆ギレした陽子に
押し切られてしまう。杉田が運んでいた商品は「幻の鮭」といわれる鮭児だった。
杉田から慰謝料代わりに鮭児を手に入れた百合子たちはさっそくメニューに加える
のであった。
鮭のおにぎりは大人気となり、ニコニコ屋には連日長蛇の列ができた。3人では
とても対応できず、瑞恵の発案で不人気で手間のかかる昆布、ざざ虫、蜂の子などを
メニューからとりさげた。
ある日、店が忙しく、娘のりり子の食事の用意ができない百合子は店の鮭おにぎりを
りり子に渡す。しかし、鮭おにぎりをじっと見つめてりり子は言う、
「お父ちゃんの昆布がいい、お父ちゃんの昆布じゃなきゃイヤ!」
百合子は、ただただ立ちすくすのであった。

一方、店の近くの路地では、トラックドライバーの杉田に何かを渡す謎の影が・・・


次回 >>第五話「究極の梅干」
●第五話「究極の梅干」

店の近くの路地で、トラックドライバーの杉田に何かを渡す謎の影。
最後の鮭オニギリを手渡す、百合子だった。
「鮭、ありがとう。でも、これで最後」「ああ。それがいい」

しかし今は、夫の昆布は当てに出来ない。となると後は、オニギリといえば梅干。
当然の帰着だった。近所で有名な梅干おじさんに教えを請う。
弟子は取らんの一点張りだったおじさんも、百合子の情熱には負けた。

連日連夜の梅干修行。百合子は負けなかった。
究極の梅干と呼べるものが、徐々に出来上がりつつあった。

そんなある日、近所の交差点で梅干おじさんが、
交通事故に遭ったらしいとの知らせ。

ひどい有様だった。交差点は真っ赤に染まり、
梅干おじさんはそのまま横たわっていた。
血が出すぎており、おじいさんの体はすこし冷たかった。

自分が死に行くというのに、梅干おじさんは、
百合子の顔を見ると、かすかに微笑んで言った。

「もううめぼ」

次回>>第六話「アルファロメオは食べれません」
●第六話「アルファロメオは食べれません」

ニコニコ屋に新しいアルバイト、星空夢子(山口もえ)が入ることになった。
「メロンパンおにぎり」など総天然ボケの新メニューを考える夢子に振り回される
百合子たち。

ついに、陽子と瑞恵と衝突した夢子は店を飛び出してしまう。
公園のブランコで一人泣いている夢子に声をかけたのは哲人だった。

哲人の励ましで店に戻ってきた夢子は、百合子たちに新メニューを提案する。

「えっとー、すっごいことかんがえちゃたんですぅ。
   新メニューの名前わぁ。。。。アルファロメオ!! かわっいい!!!!」


next >>第七話「夢子さん。僕は君の為なら何だって握れるよ」
第七話「夢子さん。僕は君の為なら何だって握れるよ」

「馬鹿馬鹿しい、そんなもの売れるわけがないじゃない!」
気の短い陽子が噛みつくのを百合子が抑える。
「先ずは、食べてみないとね。話はそれからよ」

 と、店の前にこの町に不似合いな外国産の車が止まった。百合子にはそれ
が何という車種なのかは分からないが、ひどく高そうな車であることは分か
った。車の中から出てきた荘介と哲人気が付いた陽子は血相を変え、
「何しに来たのよ!」と叫んだ。
「梅崎の、いや、梅干じいさんの仏壇を拝ませてもらおうと思ってな」
看取る家族のいない梅干しじいさんのことは、百合子の一声で舟木家の墓に
弔ったのだ。
「なんであなたがおじいさんのことを!」瑞穂まで気を荒くして言う。
「俺だってじいさんには世話になったさ。君の生まれる前だろうな。私がま
だ駆け出しのルポライターだった頃、一番に取材に答えてくれたのがじ…」
「だからって今頃!金に目が眩んで高級車乗り回してるような奴に来て欲し
くないわよ!」
「おじょうさん、ちょっと待って」哲人だ。
「まあまあ、いいじゃないか。お、夢子ちゃん。どうかねおにぎりのほうは」
「絶対おいしいと思うんですけどぉ。でも陽子さんや瑞穂さんが」
「手伝おうか、夢子ちゃん、僕は君の為なら何だって…」

「哲人…」何故か蒼い顔の瑞穂。
「哲人と相良……やっぱりあなたたち……」

次回、 >>第八話「脅威のセブンイ○ブン」
●第八話「脅威のセブンイ○ブン」

数々の問題を抱えながらもニコニコ屋は軌道に乗りつつあった。
しかしある時近所にコンビニ「セブンイ○ブン」がオープンしたのだ。
客を持っていかれニコニコ屋にまたも危機が訪れたかに思えたが
百合子は「おにぎりの味なら負けない!」と強気な態度をとり
実際店の売上はすぐに回復したのだった。

腹を立てたセブンイ○ブンの店長中西三郎(生瀬勝久)はニコニコ屋に一泡吹かせようと企む。
そして中西がまず目をつけたのは田辺だった・・・

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●第九話「食中毒を怖がるな」

セブンイ○ブン店長中西三郎(生瀬勝久)はニコニコ屋に一泡吹かせようと企む。
そして中西がまず目をつけたのは、百合子の元夫、田辺俊一(加藤晴彦)だった…。

黒い車から降り、久しぶりに百合子の元へ向かう田辺。
「あんた…」驚く百合子。
「お父ちゃんっ」大ジャンプし、顔面にへばりつくりり子。

「新メニューにさ、良いかと思ってさ」田辺は生牡蠣を手渡した。
表情が一瞬にして強張る百合子。「食中毒を、怖がるな」田辺は言った。
「…食中毒を、怖がるな」田辺はまた、そう言った。

コブシを握りしめ、胸ポケットの汚れた札束に重ねる田辺。
しかたないんだ…、しかたない…。中西の顔が浮かぶ。

試作品が出来上がり、家族とバイトの皆で取り囲む。
それぞれ手に取り、いただきますの号令が掛かる。
「じゃ、最初にりり子が食べるぅぅ」小さな手でオニギリを口に…。

「待て!食うな!俺の生牡蠣オニギリだッ」

唖然とする皆の手から、次々にオニギリを奪い取る。
「あーん、りり子食べるのにー」田辺は片っ端からモリモリと食う。

「うまいなぁ…。母さんのオニギリは、うまいなぁ」

完食し、りり子を抱きしめたまま、田辺は卒倒するのであった。

次回>>第十話「テコ入れ」
●第十話「テコ入れ」

ニコニコ屋への嫌がらせが失敗ばかりのセブンイ○ブン店長中西三郎(生瀬勝久)は
苛立っていた。そこへ現れたのは、相良荘介(中村有志)だった。
荘介は、「グルメエッセイスト相良荘介プロデュース、至極のおにぎり」シリーズを
売り出す。
その中には、梅干おじさん直伝の「究極のうめぼし」に荘介が改良を加えた「至極の
うめぼし」もあった。

偵察からかえってきた陽子と瑞恵から、その梅干おにぎりをもらい食べる百合子。
「なんてこと・・・、私はおじさんの気持ちをこれっぽちもわかっていなかった・・・」

落胆し、日増しに酒におぼれていく百合子。売り上げがどんどんおちこんでいく
ニコニコ屋。
そんな中で、荘介に協力する哲人(神田正輝)は陽子を誘惑してセブンイ○ブンへ
引き抜いてしまう。そして荘介の魔の手は瑞恵と夢子にも迫っていた。

「どうして、どうしてなの!」
道路に突っ伏して泣きじゃくる百合子。

「あきらめちゃダメだ!!!!」
その声に振り返った百合子が見たものは・・・・・・

次回 >>第十一話「ベーコンの逆襲」
●第11話「ベーコンの逆襲」

百合子に声をかけたのは、二人の男だった。
二人とも白衣を着ているが、微妙にセンスが古い。
そしてどちらも英国人のようであった。
「私はロジャー、こちらはフランシスだ。
我々は、君のおにぎり科学に感銘を受け、
いささかの助言をするためにやって来た」
「いいか、大事なのは経験だ。先入観を排除し、
君の経験に基づいたおにぎりを作るんだ」
この言葉に励まされ、百合子は再び真に究極の
おにぎりを作るべく、研究をはじめるのだった。

次回 >>最終回「僕のも握って・・・そして明日へ」
●最終回「僕のも握って・・・そして明日へ」

ついに究極のおにぎり、「スコラ哲学おにぎり」を完成させた百合子はりり子に食べさせる。しかし、りり子はその場で倒れ病院に運ばれてしまう。
ベーコン兄弟は荘介の放った刺客だったのだ。
おにぎり入院の噂は広められ、ついにニコニコ屋は倒産してしまう。

何もかも失った百合子の前に立つ影。相良荘介だ。
やり場のない怒りをあらわにする百合子の鉄拳が飛ぶ。「ウグゥォォォォ!!」
続いてキック 「ゲボボボボ!!!!!!」
その場に蹲る荘介は不気味に笑う
「・・・そ・う、い・い・ぞ。百合子さん、僕はこの時を待っていたんだ
ぼくぁ、こうやって、あなたに跪いて蹴って欲しかったんだ!もっとしてくれぇ百合子さん!いや女王様ァァァァ!!!!ワァァァァーン!!!!」

「つまらないおとこ・・・」
泣きじゃくり縋りつく荘介をはねのけ、百合子は立ち去った。

数週間後、りり子の病状は回復した。病院でりり子のために素の塩おにぎりを握っている百合子。そこへ、田辺俊一が入ってくる。

俊一「百合子、俺、また昆布を作ろうと思うんだ。だから、おまえももう一度おにぎり屋を・・・」
百合子「ううん。私わかったの。本当においしいおにぎりは、米とか具とか握り方とか、そんなことじゃないんだって。うまくいえないけど、気持ちみたいなものなんだって・・・。りり子おいしい?」
りり子「うん!」
百合子「ありがとう・・・。今は、これが私の精一杯・・・。」
ふっと笑ってしゅがみこみ、ベッドのりり子と百合子に目線を合わせる俊介。
俊介「僕のも握ってくれる?」

END

(蛇足)相良荘介は路上Mプレイがばれて業界追放。金を失うと何もできない男。


以上。別冊「ヒットコレクション」ですた。>>1、すまん。
22TβS放送協会
新手のコピペ荒らしとお考え下さい。ウガー