あれは小学生だったころの話。
隣の席のヤツが汚いヤツで、授業中でも虫わいてかゆいのかアソコ掻いてるような子供だったんだが
ついでに鼻クソもよくほじってた。嫌なことにそいつの鼻クソが大量にできるできる。
毎日ほじってたな。よくもまあ、あんだけ取れるなと言うほどでした。取った鼻クソは当然ティッシュなんて持ってないから机の裏へ、ペチョリ。
それのせいで席替えのときは各自の机ごと移動させてました。
それはいいんですが、なんとそいつは2、3日放っておいた鼻クソを食べるんです。曰く、乾いてカリカリなのがうまいんだそうで。
ある日、僕は学校に忘れ物をしたので夜に取りに行きました。教室に無事たどりつき忘れ物を取ったんですが、なにやらカサカサ音がする。
周りには人はいない。よく聴いてみるとどうやらキャツの机なんです。
嫌な予感を振り払い思い切って机、揺さぶってみました。じゃ、大量のゴキがいっせいにサササ・・・
僕は血の気が引いて「ギャアアアアアア・・・」
ゴキを見るたび、それと間接キスしてたアイツを思い出す。