●ルール
1:最初に誰かが架空のドラマタイトルを書く。
2:次の人から1話ごとのタイトルのみ考えて書く。
3:基本は全12話。(流れで変動も可)
4:最終話が終わったら、誰かが次のドラマタイトルを書く。
あとは繰りかえし。
〜人間ドッグ物語〜
ワンワン!
第一話「大造爺さんの癌」
第2話「棒にぶつかる」
第3話「絶望」
第3話「母と・・・」
第4話「地球最後の日」
第6話「父と・・・」
第7話「三角木馬で…」
6話「犬を鍋にして食す」
第8話「人間DOGG From Tha Church To Da Palace」
第9話「誤診」
第10話「天国へのトビラ」
第11話「ふり出しへ戻る罠」
最終話「ああ無情」
第12話「全部出します総集編」
新ドラマ
『渡る世間は名無しばかり』
第一回「自作自演への目覚め」
架空口座販売中!!一口2万円
第二回「動物虐待画像アップ事件」
第三回「厨房と呼ばれて」
第四回「荒らしじゃない!」
第五回「ヒッキーと愉快な仲間達」
第六回「おばぁちゃん、それはレタスだってば」
第七回「コテハンの挑戦!」
第八回「人生sageまくり」
第九回「オマエモナー」
31 :
ニールセダカと49ers:03/01/06 21:16
第十回「もうちょっと落ち着いて書き込みしてください。7年くらい」
第十一回「誹謗中傷雨アラレ」
第十一回「コテハンなんかやめてやる!」
最終回「大団円〜それでも僕は2chを〜」
〜おにぎりレストラン〜
第1話「常識破り!それでもここはレストラン」
第二話「クッキーってなに?教えて君でスマソ」
第三話「シーチキンだってよ…」
第四話「鮭 vs 昆布」
第五話「究極の梅干」
第六話「アルファロメオは食べれません」
42 :
ニールセダカと49ers:03/01/06 22:01
第七話「夢子さん。僕は君の為なら何だって握れるよ」
第八話「脅威のセブンイ○ブン」
第九話「食中毒を怖がるな」
第十話「テコ入れ」
第十一話「ベーコンの逆襲」
最終回「僕のも握って・・・そして明日へ」
〜村おこしロマンス〜
第一話「この人でしょうか?」
第二話「村民45人を救え」
第三話「そこまで言うならやってみろ」
第四話「さぁやってみろ」
第五話「おら、東京さいぐだ」
第六話「とりあえず埋蔵金埋めるぞ」
第六話「東京砂漠」
第七話「唐草模様のハンカチーフ」
第八話「本当に”脱ダム”なのか?」
第九話「死人に口無しとはよくいったものだ」
第十話「村民分裂」
第十話「ジッちゃんの名にかけて!」
第十一話「鳳翼天翔」
第十一話「一揆!!」
第十一話「私たちに怖いものはない」
最終回「葬列」
〜探偵、中島六拾六衛門〜
最終回が泣けそう。
第一話「そりゃないっスよ、殿下」
〜はじめてのおるすばん〜
速いもんがちなので
〜探偵、中島六拾六衛門〜
2話からってことで。
〜探偵、中島六拾六衛門〜は都合により放映終了することになりました。
今まで応援有難う御座いました。
来週からは〜はじめてのおるすばん〜が始まります。
と、書いたはいいけど重複した場合はどうなるの?
第2話 「孫の21えもんはいずこへ・・」
第二話「たまには早く帰らせて下さいっスよ、殿下」
〜探偵、中島六拾六衛門〜最終回5時間SP
「将軍様、覚悟!」
∩ ∧ ∧∩ / │ \ ∩ ∧ ∧ .∩
.ヽ( ゚∀゚ )/ \( ゚∀゚) /
ヽ| 、. !/ | /
[ニ__」 _ | | 殺るか?殺られるか!
| | ,r'⌒ ⌒ヽ、. /____」
,」 L_ f ,,r' ̄ ̄ヾ. ヽ. .」 L
ヾー‐' | ゞ‐=H:=‐fー)r、) 「'ー‐ヾ'
| じ、 ゙iー'・・ー'ヾi.トソ ハ │
\ \. l、 r==i ,; |' ./ /
\ ノリ^ー->==__,..-‐ヘ__/ / 最終回をこうご期待!
\ ノ ハヽ |_/oヽ__/. ハ /
ダブったら基本的に前優先でしょ?
ていうか3話打ち切りで5時間SPってw
〜探偵、中島六拾六衛門FOREVER〜
「僕、もうなんだか眠いや」
次週からははじめてのおつかいでお楽しみください。
第1話「ママ、こんどーむって何処で買うの?」
第2話「早すぎた反抗期。アンタの言いなりはまっぴらだ!」
第3話「ヨード卵あっためてもかえらねぇじゃねぇか!」
第四話「おつかい必勝法!頭でうろ覚えせずメモを取ること!!」
第五話「もう、こんな茶番はたくさんだ!」
第六話「衝撃の事実!貴様は俺を怒らせた!!」
84 :
つのだ卍ひろ:03/01/07 00:08
第七話「密着24時!これが主婦売春だ!」
第八話「家庭崩壊」
第九話「ただいま・・・お母さん」
第十話「・・ていうと思ったかクソババア!」
第十話「コンドームが救った!夫婦の絆」
第十一話「・・・お前を、殺す」
最終回「任務 完了。」
次回新番組予告!スペクタルSFドラマ
〜木星と冥王星のあいだ〜
お楽しみに!
92 :
名無し吟遊詩人:03/01/07 00:49
第1話「宇宙マグロの襲来!行くぞ!戦艦つれたか丸!」
第2話「360度の攻防!遥かなるイスカンダルへ!」
第3話「お中元の季節-ガニメデの場合」
第三回「ブラックホールの悪夢」
第5話「私を殺して!〜ワタス神のコじゃなかったの?」
しまった!第4話を見逃した!
誰かビデオ撮ってない?
(^^)
しょうがないなあ。はい、
第四話「酸素欠乏症の中で。」
100 :
名無し職人:03/01/07 01:34
第五話「宇宙からのメッセージ:(^^)」
>>99 アリガト
101 :
名無し職人:03/01/07 02:09
第六話「大異変!スレ下がりすぎ」
102 :
名無し職人:03/01/07 02:10
103 :
名無し職人:03/01/07 02:40
第八話「見えざる敵との戦い!守れみんなのスレ!」
104 :
名無し職人:03/01/07 03:08
第9話「睡魔との闘い」
105 :
名無し職人:03/01/07 07:50
第十話「乗っ取られたスポック」
106 :
名無し職人:03/01/07 10:41
第11話「木星からのSOS!、山崎渉の陰謀」
107 :
名無し職人:03/01/07 10:47
最終話「ここはひどいインターネットですね」
108 :
名無し職人:03/01/07 12:25
次回新番組予告!医療問題をするどく抉る社会派ドラマ!
巨悪に立ち向かう一介の医師の運命は?
『命のちから』
お楽しみに!
109 :
名無し職人:03/01/07 12:29
第一話「ハルシオン」
110 :
名無し職人:03/01/07 12:38
第二話「うぐぅ登場」
111 :
名無し職人:03/01/07 12:44
第三話「ガーゼは鈴木さんのおなかの中です」
第四話「メス!オス!キッス!」
113 :
名無し職人:03/01/07 13:05
第五話「闇の臓器売買!肝臓の価値はおいくら?」
114 :
名無し職人:03/01/07 14:38
天才医師と美人ナースのラブアフェア
115 :
名無し職人:03/01/07 15:07
↑第六話?
116 :
名無し職人:03/01/07 15:13
第七話「脅威の回復力!現代医学VS仙豆」
117 :
名無し職人:03/01/07 15:17
第八話「余命宣告」
118 :
チャ−リ−:03/01/07 15:19
第七話「人間がすきだ!」
119 :
名無し職人:03/01/07 15:27
第九話「はいこちら、ナイトホスピタルです」
120 :
名無し職人:03/01/07 16:13
第十話「君が望む永眠」
121 :
名無し職人:03/01/07 16:18
第十一話「最後の賭け!盲腸速さばき対決!」
最終話「先生!そこはダメよ」
123 :
名無し職人:03/01/07 16:35
次回新番組予告!ホームレス問題をするどく抉る社会派ドラマ!
巨悪に立ち向かう一介のホームレスの運命は?
『もみあげ』
お楽しみに!
124 :
名無し職人:03/01/07 16:41
第一話「オレが藻見 亜毛太郎だ!」
125 :
名無し職人:03/01/07 16:42
第二話「亜毛太郎のはじめてのおつかい」
126 :
invokeちゃん3世 ◆fAxKapbxCY :03/01/07 16:46
第三話「とっとこ新キャラ!?アゲハムちゃん!?」
127 :
名無し職人:03/01/07 16:53
第4話「石原都知事の逆襲!」
128 :
名無し職人:03/01/07 17:14
第五話「無情!放たれたBB弾!」
129 :
名無し職人:03/01/07 17:17
第6話「必殺!三枚刃包丁炸裂!!」
130 :
名無し職人:03/01/07 17:34
第七話「亜毛医師、病に倒れるの巻」
131 :
名無し職人:03/01/07 17:47
第八話「今日もあぶれた!競輪だ♪」
132 :
名無し職人:03/01/07 17:52
第九話「ふと、我に返ったとき」
133 :
名無し職人:03/01/07 17:54
134 :
名無し職人:03/01/07 18:01
第十話「ボスはホームレス」
135 :
名無し職人:03/01/07 18:06
第十一話 『垢の嵐』
136 :
名無し職人:03/01/07 18:07
最終話「俺にはダンボールがお似合いさ」
137 :
名無し職人:03/01/07 18:08
次回新番組予告。
あなたを官能とエクスタシーの世界へ・・・
「西日暮里夫人」
138 :
名無し職人:03/01/07 18:11
第一話 『私の下着はキツネ色』
139 :
名無し職人:03/01/07 18:11
第一回「お父さん、ヤメテ!」
140 :
名無し職人:03/01/07 18:13
第2話 「襲撃あるのみ」
141 :
名無し職人:03/01/07 18:20
第三話「初物喰い」
142 :
名無し職人:03/01/07 18:23
第4話「息子の家庭教師のタケシ君が・・・」
143 :
名無し職人:03/01/07 18:24
第五話 『我慢汁で癒されて』
144 :
名無し職人:03/01/07 18:45
第六回「梅毒の襲来」
145 :
名無し職人:03/01/07 19:09
第七話「懲りずに父子ドンブリ」
146 :
名無し職人:03/01/07 19:16
第八話「あっ あん きもちい ぎもぢいよー」
147 :
名無し職人:03/01/07 23:54
第九話「究極の夜這い」
148 :
名無し職人:03/01/07 23:57
第十話「至高のテクニック」
149 :
名無し職人:03/01/08 00:07
第十一話「宿敵!東日暮里旦那現る!?」
150 :
名無し職人:03/01/08 00:14
最終回「家族全員梅毒」
151 :
名無し職人:03/01/08 00:46
凄い最後だな・・・
しかし誰かここのスレと連動して、
タイトルからあらすじを考えるスレを作ってくれんものか。
面白いと思うのだが。
特に西日暮里夫人・・・
152 :
名無し職人:03/01/08 01:02
>>151 いいね。漏れも提案。1作完結毎に皆で講評する。どうでつか?
153 :
名無し職人:03/01/08 01:22
賛成!で、誰かスレたてて。
154 :
名無し職人:03/01/08 02:24
じゃあとりあえずこのスレでやろ。
〜人間ドッグ物語〜
第一話「大造爺さんの癌」
のあらすじお願い。
155 :
名無し職人:03/01/08 02:47
〜人間ドッグ物語主なあらすじ〜
●第一話「大造爺さんの癌」
山梨県甲府市に在住の山田大造(76)は、
ある日人間ドックで医者から癌と告げられる。
なんでそんなに簡単に告知するのだと疑問に思う大造だが、
医者に驚愕の事実を告げられる。
→NEXT
>>5 第2話「棒にぶつかる」
156 :
名無し職人:03/01/08 10:51
面白いけどグーーーンと難度高くなった(´д`;)
157 :
名無し職人:03/01/08 12:30
やっぱやるなら別スレだね。
誰か立ててくれんかのう・・・
158 :
名無し職人:03/01/08 12:50
●第二話「絶望」
山田家と懇意にしている麻生家の長女・文子(16)は
最近大造が元気がないのが気になっている。
以前のような強欲で助平な爺ぃに戻ってほしいと思う
文子は驚くべき作戦を決行する。褌一丁で大造の部屋に
忍び込んだ文子がそこで見たものは……。
→NEXT
>>6 第3話「棒にぶつかる」
159 :
名無し職人:03/01/08 12:52
>>158 間違えました。スマソ。
●第二話「棒にぶつかる」
山田家と懇意にしている麻生家の長女・文子(16)は
最近大造が元気がないのが気になっている。
以前のような強欲で助平な爺ぃに戻ってほしいと思う
文子は驚くべき作戦を決行する。褌一丁で大造の部屋に
忍び込んだ文子がそこで見たものは……。
→NEXT
>>6 第3話「絶望」
160 :
名無し職人:03/01/08 13:39
●第三話「絶望」
二人の関係は続き大造は日増しに若返っていった。癌も治ってしまった。そんなある日文子がバイト先のブックオフで倒れた…
次回
>>8「地球最後の日」
161 :
名無し職人:03/01/08 14:13
●第4話「地球最後の日」
山田大造の妻・嘉子(60)の悩みは薄毛だった。
意を決して訪ねたカツラ店で、小学校の同級生
岩本卓(60)と久々の再会を果たす。嘉子は卓の家に行く。
卓は昨年妻を亡くして一人暮らしだった。卓の飼い猫の名前が
「大造」なのは偶然なのか果たして……。
→次回
>>9 第5話「母と・・・」
162 :
名無し職人:03/01/08 17:46
●第5話「母と・・・」
バイト先で倒れ、病院に入院していた文子(16)だったが、
そこで、自分が妊娠していることを知らされる。
誰の子か薄々気づいている様子の文子だったが、
とても口には出せないでいた。
そんな時、母親の佳苗(46)がそっと文子に歩み寄った。
→次回
>>11 第6話「父と・・・」
163 :
名無し職人:03/01/08 18:54
いいのか悪いのかわからんが、何だかんだで進んでる・・・
しかもこのドラマ面白い!早く続きがみたい!
164 :
名無し職人:03/01/08 23:46
age
165 :
名無し職人:03/01/09 01:31
●第6話「父と・・・」
山田大造の次男・郁夫(10)は登校拒否児。
今年こそ郁夫を学校に通わせようと大造は賭けに出る。
そんな時、妻の佳苗が倒れたという連絡が入る。
病院に駆けつけた大造は思いがけない佳苗の告白を
聞くことになるのだった。
→次回
>>12 第7話「三角木馬で…」
166 :
名無し職人:03/01/09 13:34
奥深いドラマだ・・・
しかし、難度上がったせいか、急に人減ったね。
167 :
名無し職人:03/01/09 16:36
●第7話「三角木馬で…」
佳苗の元へと駆けつけた大造は、次男の郁夫を慣性の法則を用いて登校させたことを佳苗に告げた。
すると佳苗は涙を浮かべて大造に「実は自分は文子の母親ではない」と告白してきたのだ。
隣の病室では文子が母の告白を聞いていた。
文子は衝撃のあまり、三角木馬に乗って病院を飛び出した。
しかし、大造と佳苗はまだ文子がこの事実を知ってしまったことに気付いていなかったのだ。
次回
>>14 第8話「人間DOGG From Tha Church To Da Palace」
一気に難易度が上がってしまったので、今までの流れの別スレを立てるか
このスレで同時進行するかしたほうがいいかと…
169 :
名無し職人:03/01/09 17:18
●第8話「人間DOGG From Tha Church To Da Palace」
ウズベキスタンに武者修行に出ていた長男の孝が帰ってきた。
旅先で神の声を聞いたと主張する孝は家族の反対を押し切って
「人間DOGG」という宗教団体を設立した。そこへ家出していた
文子が戻ってきた。文子はすっかり変わってしまった兄の姿に
ショックを受け、再び三角木馬に乗って家を飛び出した。
次回
>>14 第9話「誤診」
171 :
名無し職人:03/01/09 19:26
>>170 そこのスレ早速バカバカしいことになっててワラタ(w
172 :
名無し職人:03/01/09 22:14
●第9話「誤診」
文子(16)の妊娠は実は想像妊娠だった。
だが、それを喜ぶ暇もなく、後を追いかけてきた孝に聖なる儀式だと言われ、
三角木馬の上で犯されてしまう。
実の兄に強姦された文子は自殺を考えるのであった。
次回
>>16 第10話「天国へのトビラ」
173 :
名無し職人:03/01/09 22:17
>>172何が誤診なのかって思ってたけど、そうきたか!!
●第10話「天国のトビラ」
水槽の中で泳ぐ一匹の金魚。
目的もなく、ただ風に揺れる葉のようにふらと彷徨う一匹の金魚。
水面に一滴、赤い液体が落ちる。
瞬間、サイケデリックな模様が画面一杯にひろがる。
暗転。
ビルの屋上に佇む文子。
次回、
>>17最終話「ああ無情」
間違えた。
●第10話「天国のトビラ」
水槽の中で泳ぐ一匹の金魚。
目的もなく、ただ風に揺れる葉のようにふらと彷徨う一匹の金魚。
水面に一滴、赤い液体が落ちる。
瞬間、サイケデリックな模様が画面一杯にひろがる。
暗転。
ビルの屋上に佇む文子。
次回、
>>17 第11話「ふり出しへ戻る罠」
176 :
名無し職人:03/01/09 23:45
●第11話「ふり出しへ戻る罠」
かくして大造は三毛猫になった。
しかも、世にも珍しいオスのそれに。
自らのありさまに気付いた大造が最初に見たは、あの卓だった。
その頃、山梨県甲府市に在住の山田大造(76)は、
人間ドックで医者から癌と告げられる。
微笑む文子、赤い郁夫。
次回、
>>18最終話「ああ無情」
177 :
名無し職人:03/01/10 01:58
●最終話「ああ無情」
人は何度も過ちを繰り返す。
山田大造(76)はそんなことをふと思った。
そして何故だか解らないが大粒の涙がこぼれた。
それはカナシミなのかヨロコビなのか・・・まるでわからない。
只残されたのは不可思議な無情感だけであった。
〜人間ドッグ物語〜完
178 :
名無し職人:03/01/10 13:07
すげええ。
ちょっとしたサイコドラマやん。
多少人物設定が混乱したところもあるが。
不特定多数が書くんだからしゃあない。
それでも布石とかそういうのもちゃんとある…
お見事っす。
179 :
名無し職人:03/01/10 13:10
次のドラマもお願いしやす。
『渡る世間は名無しばかり』
21 :名無し職人 :03/01/06 14:52
第一回「自作自演への目覚め」
23 :名無し職人 :03/01/06 15:00
第二回「動物虐待画像アップ事件」
24 :名無し職人 :03/01/06 15:54
第三回「厨房と呼ばれて」
25 :名無し職人 :03/01/06 17:07
第四回「荒らしじゃない!」
26 :名無し職人 :03/01/06 17:55
第五回「ヒッキーと愉快な仲間達」
27 :名無し職人 :03/01/06 18:11
第六回「おばぁちゃん、それはレタスだってば」
28 :名無し職人 :03/01/06 21:03
第七回「コテハンの挑戦!」
29 :名無し職人 :03/01/06 21:06
第八回「人生sageまくり」
30 :???? :03/01/06 21:11
第九回「オマエモナー」
31 :ニールセダカと49ers :03/01/06 21:16
第十回「もうちょっと落ち着いて書き込みしてください。7年くらい」
32 :名無し職人 :03/01/06 21:22
第十一回「誹謗中傷雨アラレ」
34 :名無し職人 :03/01/06 21:42
最終回「大団円〜それでも僕は2chを〜」
180 :
名無し職人:03/01/10 13:29
●第一話「自作自演への目覚め」
平凡なOL美奈子(29)は、友人の結婚式に出席していた。
同級生が次々に結婚を経験する中、同席している親族からお前も結婚しろと
プレッシャーをかけられ、美奈子は内心キレかかる。
そんな美奈子に新たな出会いが合った。結婚式の引き出物として配られた
(・∀・)ジサクジエーン! だ。
ペットとしてジエンを可愛がる美奈子だったが、その愛情は早くも
激しい恋愛の域にまで達していた。
→NEXT
>>22 第2話「動物虐待画像アップ事件」
●第二話「動物虐待画像アップ事件」
美奈子の盲目の愛に、「とても大人しいです。マンションで飼われるのに最適です。」
とアメリカ国防省からお墨付きをもらうほどに愛くるしい生き物だったジエンも、
いつしか尊大に、ふてぶてしい生き物へと変化していった。それでも美奈子は
愛することをやめられず、翻弄される日々。
金をせびり、酔いどれては美奈子に暴力をふるうジエン。
身も心も傷だらけになりながらも、ジエンのつぶらな瞳には
抗えない・・・日々繰り返されるドメスティック・バイオレンス。
あろうことか鼻血を流した美奈子のアップ写真が冷血なジエンの手によって
撮られ、いつの間にか立ち上げたジエンの自作HPに掲載される始末だった・・
→NEXT
>>22 第3話「厨房とよばれて」
182 :
名無し職人:03/01/10 14:28
●第二話「厨房と呼ばれて」
美奈子の元カレ・橘亮太はもう一度美奈子とつきあいたいと思い、
メールを出す。そのメールには亮太の全裸画像が添付されていた。
メールを見た美奈子はジエンに相談するが、ジエンは激怒し、
美奈子に激しく暴力をふるう。大怪我をした美奈子は意識不明で入院。
そして、意識が戻った美奈子が見たのは、隣のベッドに横たわる亮太だった。
→NEXT
>>26 第4話「荒らしじゃない!」
183 :
名無し職人:03/01/10 16:27
●第4話「荒らしじゃない!」
涼太は美奈子が目をさますのを待っていたかのようだった。
美奈子をじっと見つめ、そして口を開いた。
「この間はすまなかった。俺も今回の事で随分懲りたよ」
話によると、涼太は自らの全裸写真を美奈子だけでなく会社の同僚他
何人かに送信したらしい。そのうちの1人の彼氏が激怒し涼太を全治3ヶ月の
重症をおわせたという事だった。
「もう一度やり直したいんだ。本気だよ。もう全裸写真は懲り懲りさ(笑)」
涼太の言葉に激しくこころ動かされる美奈子であった。
一方、ジエンはHPに掲載した虐待写真が自分が想像していた以上の反響をよび、
マスコミに追い回される日々を過ごしていた。HPのBBSには誹謗中傷の嵐、
また逮捕も間も無いとの噂に疲弊し無精髭だらけの顔になったジエンは、
やり過ぎてしまった事を後悔した。
彼をここまで育て、愛してくれたのは美奈子ではなかったか。
そうだ、美奈子にあやまらなければ…
ジエンはがらにもなく花を買い、美奈子の病室を訪れる。
しかし、そこで見たのは涼太にかいがいしく食事の介護をする美奈子の姿だった。
184 :
名無し職人:03/01/10 19:09
●第五話「ヒッキーと愉快な仲間達」
涼太と美奈子の仲に再びジエンの感情が怒りの炎に包まれた。
頭の形が何度も不気味に変形し、苦しそうにもがき苦しむジエン。
そしてジエンの怒りがピークに達したとき、ジエンは次々と分裂しはじめた。
変形した頭から「その物体」がいくつも生まれる。
粘液がついたネバネバの手足がその奇妙さを物語っていた。
そして物体達は揃ってこう叫んだ。
「ヒッキィィィィ!!!」
→NEXT
>>27 第六話「おばぁちゃん、それはレタスだってば」
185 :
名無し職人:03/01/10 23:54
●第六話「おばぁちゃん、それはレタスだってば」
美奈子は昔を思い出していた。
美奈子に祖母がいた。
今は亡き美奈子の祖母は痴呆症で特に母に迷惑がられており
毎日のようにレタスを亡くなった夫だと思い語りかけていた。
その事で美奈子の両親の仲は冷めてゆき美奈子が小学校3年生の時に離婚してしまう。
それは幼い美奈子の心を深く傷つけたのだった・・・
壊れゆく日常の中で美奈子は自分がおかしくなっていくことに気付く。
「・・・母さん?」
語りかけた相手はレタスだった。
→NEXT
>>28 第七話「コテハンの挑戦!」
186 :
名無し職人:03/01/11 00:39
●第七話「コテハンの挑戦!」
警視庁捜査本部に戦慄が走ったのは午後3時を過ぎた頃だった。
ベテラン刑事、古手川 半蔵(59)にもその一報が届いていた。
「コテハンさん…拳銃所持及び発砲許可が出ました」
若手捜査官中川の言葉に、古手川は軽くうなずくと、
拳銃保管庫へと足を向けた。
都内の病院で猟奇殺人事件発生……
死傷者は30名以上……
犯人は得体の知れない怪物……
「まるでSF小説だな……」
そんなことを思いながらも古手川はかつてない事件を前に武者震いをしていた。
→NEXT
>>29 第八話「人生sageまくり」
187 :
名無し職人:03/01/11 00:51
●第七話「人生sageまくり」
ジエンは人知れず進化を続け、ついには胴、手足、耳を持つにいたった。
そして、その姿を偶然見た少女・雑賀見丹谷(さいが みにや・13)によって、
元ジエンは新生物・モララーと名づけられる。
一方、辛うじてジエンの暴走から逃げ延びた美奈子は、八重洲の地下街いた。
→NEXT
>>30 第八話「オマエモナー」
>187は第八話
次は第九話ね。
189 :
名無し職人:03/01/11 00:57
●第七話「コテハンの挑戦」
ジエンの分裂体・ヒッキー(0)は雌雄の別がなく、更なる分裂を繰り返してはその数を等比級数的に増やしていった。
愛らしい外見とは裏腹に獰猛だった。美奈子のみならず、涼太、そしてジエンまでも食い尽くした。
狭い四畳半の糞アパートで数百匹にまで増殖した異形のモンスター。その攻撃性と食欲はもはや何人たりとも止める事が出来ない。そう、小手田半蔵(100)、通称、コテハン爺さんを除いては…。
190 :
名無し職人:03/01/11 01:00
イタタ…逝ってきます…
191 :
名無し職人:03/01/11 01:05
てか、古手川半蔵って名前同じだW
これ考えてる間に書かれてるとかなりへこむ‥
192 :
名無し職人:03/01/11 01:11
気の毒なのでくっつけてみました。
●第七話「コテハンの挑戦!」
>>186,
>>189統合版
ジエンの分裂体・ヒッキー(0)は雌雄の別がなく、更なる分裂を繰り返してはその数を等比級数的に増やしていった。
愛らしい外見とは裏腹に獰猛だった。狭い四畳半の糞アパートで数百匹にまで増殖した異形のモンスター。その攻撃性と食欲はもはや何人たりとも止める事が出来ない。
一方、警視庁捜査本部に戦慄が走ったのは午後3時を過ぎた頃だった。
ベテラン刑事、古手川 半蔵(59)にもその一報が届いていた。
「コテハンさん…拳銃所持及び発砲許可が出ました」
若手捜査官中川の言葉に、古手川は軽くうなずくと、
拳銃保管庫へと足を向けた。
都内の病院で猟奇殺人事件発生……
死傷者は30名以上……
犯人は得体の知れない怪物……
「まるでSF小説だな……」
そんなことを思いながらも古手川はかつてない事件を前に武者震いをしていた。
→NEXT
>>29 第八話「人生sageまくり」
本当の次は第九話「オマエモナー」
193 :
名無し職人:03/01/11 01:15
むしろい`。
ここに限らないけど、前後のつながりがあるスレってアイディアだしの
早さも大事だね。
194 :
名無し職人:03/01/11 01:28
完成したら、一度コピーしておいてリロード確認したほうが無難ですな。
>>192 おーサンクス!先月ぐらいから来たんだけど、お笑い板いいヤシ多いね。
196 :
名無し職人:03/01/11 01:56
●第九話「オマエモナー」
八重洲の地下街…その路地の片隅で美奈子は震えていた。
嫌でも思い出す恐ろしい光景。
あの時ジエンが恐ろしい怪物を生み出す瞬間が脳裏から離れない……
そして涼太は……
涼太はどうなったの?涼太は……涼太は……
キリキザマレタノ?クワレタノ?ワタシハ ワタシハ?
美奈子が混乱しているその時だった。あの時と同じ嫌な空気が漂った。
そして聞き覚えのある言葉にならない奇声が聞こえた……
しかし美奈子にだけは不思議と理解できた。
「オ・マ・エ・モ・ナ…」
→NEXT
>>31 第十話「もうちょっと落ち着いて書き込みしてください。7年くらい」
197 :
名無し職人:03/01/11 16:22
亮太は第4話目から、自分の名前が涼太になっていることに気づいて愕然とした。
「記憶の錯誤が起こっている?」
しかし、いくら何でも自分の名前を間違えるなんて?!
美奈子もその間違いに気づかなかった?
突然、涼太は、いや、亮太は自分の足元が崩れて行くのを感じた。
そうだ、自分の記憶がいつからおかしくなったのか、確認する必要がある。
亮太はダライ・ラマに会った7年前のことから思い出し、ノートに憶えている
限りのことを書き込み始めた。
198 :
名無し職人:03/01/11 22:14
●第十一回「誹謗中傷雨アラレ」
涼太もとい亮太は、まとめ買いした大学ノートがいっぱいになるくらい7年間の
ことをノートに書きなぐった。
しかし、思い出せる記憶はやはり錯誤しているらしく、大学受験をした記憶が
3年分あったり、そのわりに大学生活の記憶は1年半分しかなかったりだった。
大事マンブラザーズバンドが解散しているという記憶がなかったり、森繁久弥は
既に死んでいる気でいたり…
「俺の7年間は一体…」
ふとテレビに目をやると、ジャニーズの新たな刺客「嵐」が映っていた。
「そういやこいつら『誹謗中傷雨アラレ』とかいう歌を出してたっけな…」
亮太の記憶障害は留まることをしらないままでいた。
次回
>>33 第十一回二部「コテハンなんかやめてやる!」
199 :
名無し職人:03/01/12 01:19
第7話「アゲ」
第十一回二部「コテハンなんかやめてやる!」
真っ暗な体育館。
真ん中にラジカセがひとつ。
賛美歌が流れている。
強烈なエコー。
不意に全ての明かりが点く。
亮太はひとり、手にナイフを持っている。
「よし」亮太が呟く。
次回
>>34 最終回「大団円〜それでも僕は2chを〜」
201 :
名無し職人:03/01/12 02:03
●最終回「大団円〜それでも僕は2chを〜」
美奈子の前に現れたのは、モララーから
さらに進化を遂げ、モナーとなったかつてのジエンだった。
「ごめん、僕が間違っていたモナ」
その言葉に、美奈子は涙を浮かべる。
「オレモナー」言ってモナーに抱きつく美奈子。
その頃、良太と古手川刑事は、ヒッキー退治に奮戦していた。
戦いの中で二人に芽生える愛。
そして、モナーと美奈子が戦いに加わる。
やがて、最後のヒッキーが鬱死し、戦い終えた登場人物たちは、
日常へと戻っていく。
みんなが幸せになる中、ただ一人だけ、心に引っ掛かりを持つものがいた。
良太だ。
「俺、亮太じゃなかったのか?」
終
202 :
名無し職人:03/01/12 14:14
〜おにぎりレストラン〜
>>36 第1話「常識破り!それでもここはレストラン」
>>37 第二話「クッキーってなに?教えて君でスマソ」
>>38 第三話「シーチキンだってよ…」
>>39 第四話「鮭 vs 昆布」
>>40 第五話「究極の梅干」
>>41 第六話「アルファロメオは食べれません」
>>42 第七話「夢子さん。僕は君の為なら何だって握れるよ」
>>43 第八話「脅威のセブンイ○ブン」
>>44 第九話「食中毒を怖がるな」
>>45 第十話「テコ入れ」
>>46 第十一話「ベーコンの逆襲」
>>47 最終回「僕のも握って・・・そして明日へ」
ゆっくりじっくり、いきまっしょい!
203 :
名無し職人:03/01/12 15:09
●第1話「常識破り!それでもここはレストラン」
船木百合子(飯島直子)。5年間の結婚生活に別れを告げ、
先月離婚したばかり。4歳の娘・りり子と二人暮らしだ。
元夫の田辺俊一(加藤晴彦)はとってもハンサムで優しい男だが、
だらしない性格で養育費をちっとも入れてくれない。
大学を卒業して以来、ずっと専業主婦だった百合子は一念発起。
娘にはめっぽう甘い父・船木政夫(丹古母鬼馬二)に資金を
援助して貰い、おにぎり専門店「ニコニコ屋」を開店。
大学の後輩・坂田陽子(ソニン)と野々村瑞恵(保田圭)に
手伝いを頼んだ。すべて順調と思われたニコニコ屋だったが、
常連客の中年男・相良荘介(中村有志)の意外な一言から、
思わぬ展開に……。
NEXT
>>37 第二話「クッキーってなに?教えて君でスマソ」
荘介「おにぎり? クッキーは?」
エッセイスト・相良荘介は「ニコニコ屋」に対する罵詈雑言を
「オレンジページ」に書き殴った。
それを読んだ専業主婦たちはその文章を鵜呑みにし、
とたんに客足が遠のく。
陽子「あいつゼッタイ許さない!」
陽子は瑞恵とともに「クッキーおにぎり」の製作を目論む。
次回、
>>38 第三話「シーチキンだってよ…」
>>203 オモロイ
205 :
名無し職人:03/01/12 15:42
●第3話「シーチキンだってよ・・・」
百合子は陽子、瑞恵とともにおにぎりの開発を開始する。
しかしクッキーとおにぎりというかけ離れたものがうまくマッチするはずもなく開発は難航を極める。
苦しむ百合子は酒を呷り精神的に疲れていく。
そんな百合子達を救ったのは田辺だった。
「新しく作るんじゃなくて何かに混ぜてみるとかどうだ?」
百合子はニコニコ屋の売上商品シーチキンに目をつける。
一方荘介は哲人(神田正輝)となにやら怪しい密談を交わしていた・・・
NEXT→
>>39 第四話「鮭 vs 昆布」
206 :
名無し職人:03/01/12 15:49
●第三話「シーチキンだってよ…」
陽子と瑞恵が百合子に内緒で開発していた「クッキーおにぎり」だったが、
ある日、百合子に見つかってしまう。自分だけ仲間はずれにされた気がして、
百合子は寂しくなる。気晴らしに出かけた居酒屋で出会った謎の老人
(天本英世)と意気投合した百合子は、酔っぱらって老人の家に行く。
そして、老人は百合子の為に特製カクテル「桃色人魚」を作ってやる。
テキーラとシーチキンにピーチを加えた桃色人魚を飲んだ百合子は、
些細なことで心を荒ませた自分が恥ずかしくなった。元気になった
百合子を見て満足げに微笑む老人。翌日、桃色人魚のお礼を言おうと
百合子は老人の家を訪ねるが、そこは空き地だった。近所の住人
(松尾伴内)に話を聞くと、その空き地には10年以上も誰も住んでいない
という。百合子は呆然と立ちつくした。
NEXT
>>39 第四話「鮭 vs 昆布」
>>205 スマソ。かぶった。
206は、なかったことにしてくだちい。
208 :
名無し職人:03/01/13 00:50
●第四話「鮭 vs 昆布」
ニコニコ屋の前でトラックが事故を起こした。ドライバーの杉田哲夫(渡部篤郎)は、
店の看板が道路に出ていたからだ、と百合子に文句をいうが逆ギレした陽子に
押し切られてしまう。杉田が運んでいた商品は「幻の鮭」といわれる鮭児だった。
杉田から慰謝料代わりに鮭児を手に入れた百合子たちはさっそくメニューに加える
のであった。
鮭のおにぎりは大人気となり、ニコニコ屋には連日長蛇の列ができた。3人では
とても対応できず、瑞恵の発案で不人気で手間のかかる昆布、ざざ虫、蜂の子などを
メニューからとりさげた。
ある日、店が忙しく、娘のりり子の食事の用意ができない百合子は店の鮭おにぎりを
りり子に渡す。しかし、鮭おにぎりをじっと見つめてりり子は言う、
「お父ちゃんの昆布がいい、お父ちゃんの昆布じゃなきゃイヤ!」
百合子は、ただただ立ちすくすのであった。
一方、店の近くの路地では、トラックドライバーの杉田に何かを渡す謎の影が・・・
次回
>>40 第五話「究極の梅干」
●第五話「究極の梅干」
店の近くの路地で、トラックドライバーの杉田に何かを渡す謎の影。
最後の鮭オニギリを手渡す、百合子だった。
「鮭、ありがとう。でも、これで最後」「ああ。それがいい」
しかし今は、夫の昆布は当てに出来ない。となると後は、オニギリといえば梅干。
当然の帰着だった。近所で有名な梅干おじさんに教えを請う。
弟子は取らんの一点張りだったおじさんも、百合子の情熱には負けた。
連日連夜の梅干修行。百合子は負けなかった。
究極の梅干と呼べるものが、徐々に出来上がりつつあった。
そんなある日、近所の交差点で梅干おじさんが、
交通事故に遭ったらしいとの知らせ。
ひどい有様だった。交差点は真っ赤に染まり、
梅干おじさんはそのまま横たわっていた。
血が出すぎており、おじいさんの体はすこし冷たかった。
自分が死に行くというのに、梅干おじさんは、
百合子の顔を見ると、かすかに微笑んで言った。
「もううめぼ」
次回
>>41第六話「アルファロメオは食べれません」
210 :
名無し職人:03/01/13 02:33
●第六話「アルファロメオは食べれません」
ニコニコ屋に新しいアルバイト、星空夢子(山口もえ)が入ることになった。
「メロンパンおにぎり」など総天然ボケの新メニューを考える夢子に振り回される
百合子たち。
ついに、陽子と瑞恵と衝突した夢子は店を飛び出してしまう。
公園のブランコで一人泣いている夢子に声をかけたのは哲人だった。
哲人の励ましで店に戻ってきた夢子は、百合子たちに新メニューを提案する。
「えっとー、すっごいことかんがえちゃたんですぅ。
新メニューの名前わぁ。。。。アルファロメオ!! かわっいい!!!!」
next
>>42 第七話「夢子さん。僕は君の為なら何だって握れるよ」
第七話「夢子さん。僕は君の為なら何だって握れるよ」
「馬鹿馬鹿しい、そんなもの売れるわけがないじゃない!」
気の短い陽子が噛みつくのを百合子が抑える。
「先ずは、食べてみないとね。話はそれからよ」
と、店の前にこの町に不似合いな外国産の車が止まった。百合子にはそれ
が何という車種なのかは分からないが、ひどく高そうな車であることは分か
った。車の中から出てきた荘介と哲人気が付いた陽子は血相を変え、
「何しに来たのよ!」と叫んだ。
「梅崎の、いや、梅干じいさんの仏壇を拝ませてもらおうと思ってな」
看取る家族のいない梅干しじいさんのことは、百合子の一声で舟木家の墓に
弔ったのだ。
「なんであなたがおじいさんのことを!」瑞穂まで気を荒くして言う。
「俺だってじいさんには世話になったさ。君の生まれる前だろうな。私がま
だ駆け出しのルポライターだった頃、一番に取材に答えてくれたのがじ…」
「だからって今頃!金に目が眩んで高級車乗り回してるような奴に来て欲し
くないわよ!」
「おじょうさん、ちょっと待って」哲人だ。
「まあまあ、いいじゃないか。お、夢子ちゃん。どうかねおにぎりのほうは」
「絶対おいしいと思うんですけどぉ。でも陽子さんや瑞穂さんが」
「手伝おうか、夢子ちゃん、僕は君の為なら何だって…」
「哲人…」何故か蒼い顔の瑞穂。
「哲人と相良……やっぱりあなたたち……」
次回、
>>43 第八話「脅威のセブンイ○ブン」
>>211 哲人気が付いた→哲人に気が付いた
スミマセン、元々6話用に書いたものを無理に書き換えたのでチョト無理があるかも...
213 :
名無し職人:03/01/13 11:12
●第八話「脅威のセブンイ○ブン」
数々の問題を抱えながらもニコニコ屋は軌道に乗りつつあった。
しかしある時近所にコンビニ「セブンイ○ブン」がオープンしたのだ。
客を持っていかれニコニコ屋にまたも危機が訪れたかに思えたが
百合子は「おにぎりの味なら負けない!」と強気な態度をとり
実際店の売上はすぐに回復したのだった。
腹を立てたセブンイ○ブンの店長中西三郎(生瀬勝久)はニコニコ屋に一泡吹かせようと企む。
そして中西がまず目をつけたのは田辺だった・・・
NEXT→
>>44 第9話「食中毒を怖がるな」
●第九話「食中毒を怖がるな」
セブンイ○ブン店長中西三郎(生瀬勝久)はニコニコ屋に一泡吹かせようと企む。
そして中西がまず目をつけたのは、百合子の元夫、田辺俊一(加藤晴彦)だった…。
黒い車から降り、久しぶりに百合子の元へ向かう田辺。
「あんた…」驚く百合子。
「お父ちゃんっ」大ジャンプし、顔面にへばりつくりり子。
「新メニューにさ、良いかと思ってさ」田辺は生牡蠣を手渡した。
表情が一瞬にして強張る百合子。「食中毒を、怖がるな」田辺は言った。
「…食中毒を、怖がるな」田辺はまた、そう言った。
コブシを握りしめ、胸ポケットの汚れた札束に重ねる田辺。
しかたないんだ…、しかたない…。中西の顔が浮かぶ。
試作品が出来上がり、家族とバイトの皆で取り囲む。
それぞれ手に取り、いただきますの号令が掛かる。
「じゃ、最初にりり子が食べるぅぅ」小さな手でオニギリを口に…。
「待て!食うな!俺の生牡蠣オニギリだッ」
唖然とする皆の手から、次々にオニギリを奪い取る。
「あーん、りり子食べるのにー」田辺は片っ端からモリモリと食う。
「うまいなぁ…。母さんのオニギリは、うまいなぁ」
完食し、りり子を抱きしめたまま、田辺は卒倒するのであった。
次回
>>45第十話「テコ入れ」
●第十話「テコ入れ」
ニコニコ屋への嫌がらせが失敗ばかりのセブンイ○ブン店長中西三郎(生瀬勝久)は
苛立っていた。そこへ現れたのは、相良荘介(中村有志)だった。
荘介は、「グルメエッセイスト相良荘介プロデュース、至極のおにぎり」シリーズを
売り出す。
その中には、梅干おじさん直伝の「究極のうめぼし」に荘介が改良を加えた「至極の
うめぼし」もあった。
偵察からかえってきた陽子と瑞恵から、その梅干おにぎりをもらい食べる百合子。
「なんてこと・・・、私はおじさんの気持ちをこれっぽちもわかっていなかった・・・」
落胆し、日増しに酒におぼれていく百合子。売り上げがどんどんおちこんでいく
ニコニコ屋。
そんな中で、荘介に協力する哲人(神田正輝)は陽子を誘惑してセブンイ○ブンへ
引き抜いてしまう。そして荘介の魔の手は瑞恵と夢子にも迫っていた。
「どうして、どうしてなの!」
道路に突っ伏して泣きじゃくる百合子。
「あきらめちゃダメだ!!!!」
その声に振り返った百合子が見たものは・・・・・・
次回
>>46 第十一話「ベーコンの逆襲」
216 :
名無し職人:03/01/13 23:36
●第11話「ベーコンの逆襲」
百合子に声をかけたのは、二人の男だった。
二人とも白衣を着ているが、微妙にセンスが古い。
そしてどちらも英国人のようであった。
「私はロジャー、こちらはフランシスだ。
我々は、君のおにぎり科学に感銘を受け、
いささかの助言をするためにやって来た」
「いいか、大事なのは経験だ。先入観を排除し、
君の経験に基づいたおにぎりを作るんだ」
この言葉に励まされ、百合子は再び真に究極の
おにぎりを作るべく、研究をはじめるのだった。
次回
>>47 最終回「僕のも握って・・・そして明日へ」
●最終回「僕のも握って・・・そして明日へ」
ついに究極のおにぎり、「スコラ哲学おにぎり」を完成させた百合子はりり子に食べさせる。しかし、りり子はその場で倒れ病院に運ばれてしまう。
ベーコン兄弟は荘介の放った刺客だったのだ。
おにぎり入院の噂は広められ、ついにニコニコ屋は倒産してしまう。
何もかも失った百合子の前に立つ影。相良荘介だ。
やり場のない怒りをあらわにする百合子の鉄拳が飛ぶ。「ウグゥォォォォ!!」
続いてキック 「ゲボボボボ!!!!!!」
その場に蹲る荘介は不気味に笑う
「・・・そ・う、い・い・ぞ。百合子さん、僕はこの時を待っていたんだ
ぼくぁ、こうやって、あなたに跪いて蹴って欲しかったんだ!もっとしてくれぇ百合子さん!いや女王様ァァァァ!!!!ワァァァァーン!!!!」
「つまらないおとこ・・・」
泣きじゃくり縋りつく荘介をはねのけ、百合子は立ち去った。
数週間後、りり子の病状は回復した。病院でりり子のために素の塩おにぎりを握っている百合子。そこへ、田辺俊一が入ってくる。
俊一「百合子、俺、また昆布を作ろうと思うんだ。だから、おまえももう一度おにぎり屋を・・・」
百合子「ううん。私わかったの。本当においしいおにぎりは、米とか具とか握り方とか、そんなことじゃないんだって。うまくいえないけど、気持ちみたいなものなんだって・・・。りり子おいしい?」
りり子「うん!」
百合子「ありがとう・・・。今は、これが私の精一杯・・・。」
ふっと笑ってしゅがみこみ、ベッドのりり子と百合子に目線を合わせる俊介。
俊介「僕のも握ってくれる?」
END
(蛇足)相良荘介は路上Mプレイがばれて業界追放。金を失うと何もできない男。
218 :
名無し職人:03/01/15 02:16
ええ話や・・(涙)
地味だがこのスレは良いスレだよな。
ついぞ1話以降出番のなかった父・船木政夫(丹古母鬼馬二)に敬意を表しつつ、乙>>皆様
今回は出しゃばり過ぎてしまったので、次回はゆっくり観させてもらいます(自粛
次クールの作品(全十五話)
〜村おこしロマンス〜
>>49 第一話「この人でしょうか?」
>>50 第二話「村民45人を救え」
>>51 第三話「そこまで言うならやってみろ」
>>52 第四話「さぁやってみろ」
>>53 第五話「おら、東京さいぐだ」
>>54 第六話「とりあえず埋蔵金埋めるぞ」
>>55 第六話「東京砂漠」
>>56 第七話「唐草模様のハンカチーフ」
>>57 第八話「本当に”脱ダム”なのか?」
>>58 第九話「死人に口無しとはよくいったものだ」
>>59 第十話「村民分裂」
>>60 第十一話「ジッちゃんの名にかけて!」
>>61 第十二話「鳳翼天翔」
>>62 第十三話「一揆!!」
>>63 第十四話「私たちに怖いものはない」
>>64 最終回「葬列」
>>219 同じ話数のものも、まとめるには惜しい気がしたので
全十五話にしてしまいましたがよろしかったでしょうか
>>1サン
221 :
名無し職人:03/01/15 02:36
仮想放送枠とかあってもおもしろうそう。
「村おこしロマンス」 テレビ朝日系列 11時台とか
222 :
名無し職人:03/01/15 02:41
>>219問題ないと思われます。
ところで、6話二つは前後編って意味かな?
>>221 同じく思ってた。
私的におにぎりレストランはTBS系日曜9時なんすけどw
224 :
名無し職人:03/01/15 03:13
〜村おこしロマンス〜
第一話「この人でしょうか?」
東京で一人暮らしをする大島悟(ユースケ・サンタマリア)の元に
故郷の叔父・辺見隆夫(佐藤正宏)から手紙が届いた。
隆夫の手紙によると、嫁不足で悩む産住村に花嫁候補を集める為、
大がかりなイベントを行うという。
そのイベントの運営を広告代理店に勤める悟に手伝ってほしいというのだ。
幼い頃から可愛がってくれた叔父の頼みなので、悟は快諾。
連休を利用して、産住村に帰ることにした。
悟の故郷・産住村(うぶすめむら)は、九州の片田舎。
帰郷した悟を、隆夫を始めとした村人たちは
大歓迎するが、なぜか母の弓子(吉行和子)だけが浮かぬ顔。
村長(小松政夫)までが出席している悟を歓迎する大宴会の席で、隆夫が
とんでもないことを言い出した。
NEXT
>>50 第二話「村民45人を救え」
(おにぎりレストラン、面白かった〜。皆様、ナイスファイトです)
226 :
名無し職人:03/01/15 16:20
第二話「村民45人を救え」
「この村の救世主になってくれ!」
隆夫は悟に向かって叫び土下座をした。
驚く悟だったがとりあえず隆夫にわけを聞くことに。
隆夫の話では今産住村は重度の嫁不足であり
村民の8割は男、そのうえ若い女は皆無という有様だった。
しかし他所へ行って嫁探しなどという芸当ができるものもおらず村は危機に陥っていた。
そこで広告代理店に勤める悟に白羽の矢がたったという。
宴が終わり悟には時間があたえられた。
部屋で悩む悟。
こんな田舎に嫁にきてくれる人なんているのだろうか・・・
しかも1人だけではいけないのだ。
一晩中考え続けた悟は翌日隆夫の部屋を訪ねる。
果たして悟が出した結論とは?
NEXT→
>>51 第三話「そこまで言うならやってみろ」
227 :
名無し職人:03/01/15 16:54
第三話「そこまで言うならやってみろ」
隆夫の家に向かう途中、悟は中学時代の同級生・江田ちはる(安達祐美)に
久々に再会する。中学を出て大阪の高校に進学したちはるは、在学中に
妊娠し結婚したが、すぐに離婚。子どもを連れて村に戻ってきていた。
ちはるは一児の母とは思えない若々しさで、悟の心を乱す。ちはるに誘われるまま、
村はずれの神社に行った悟は、境内でちはると肉体関係を持つ。
約束の時間を過ぎても悟が現れないので、隆夫は悟の家に行く。
そこで隆夫が見たのは、隆夫の姉である悟の母・弓子の首つり死体であった。
何も知らずに神社の境内でちはるの身体に溺れる悟。
その頃、村は弓子の自殺で大騒ぎになっていた。弓子は果たして本当に自殺だったのか?
NEXT
>>52 第四話「さぁやってみろ」
228 :
名無し職人:03/01/15 17:58
第四話「さぁやってみろ」
弓子の自殺で大騒ぎになっているところへ、見るからに怪しい風体の男がやってきた。
よそ者など見たことがない村人はこの男が弓子を殺したのだと決めつけ、山狩りを始める。
実は男は江田ちはるの元夫の椎名和弘(小田切ジョー)であった。
山狩りから逃げるうちに神社に辿り着いた椎名はちはると悟が抱き合ってるの見て激怒する。
「お前、俺から逃げたのはその男がいたからなんだな! ふたりとも殺してやる」
「なに言ってんのよ。あんたとは終わったのよ。どうやって殺すって言うのよ。やってみなよ。さあ、やってみろ」
椎名は近くにあった大きな蝋燭立てを握り締めて、ちはるに襲い掛かった。
NEXT
>>53 第五話「おら、東京さいぐだ」
229 :
名無し職人:03/01/15 18:17
第五話「おら、東京さいぐだ」
悟が気がつくと隣町の病院のベッドだった。椎名に殴られ気を失ったのだった。
ベッドの傍らにはセクシーな看護婦・湯本奈美江(小池栄子)が立っていた。
奈美江の豊かな胸元に思わず見とれる悟。すると奈美江はニッコリ笑って悟のベッドに
潜り込んできた。驚きながらも奈美江を抱きしめる悟。
「…気がつきましたか?」
目をあけると看護士の佐藤肇(石塚英彦)が悟の腕の中にいた。セクシーな
奈美江を抱きしめたのは夢だったのだ。
一方、最愛の姉を亡くし、呆然と過ごす隆夫は気分転換に東京へ行くことにした。
飛行機で隣り合わせになった変わった顔の会社員・富田茂(鉄拳)と意気投合し、
隆夫はその晩富田の家に泊まることに。富田の家に行くとちはるに瓜二つの妹(安達祐美)が。
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>>54 第六話「とりあえず埋蔵金埋めるぞ」
230 :
名無し職人:03/01/16 00:34
●第六話 2時間スペシャル
前編「とりあえず埋蔵金埋めるぞ」
母の弓子(吉行和子)の葬儀後、悟(ユースケ)は、母の遺品から自分宛の手紙を見つける。
「村を頼むわね」
そう、書かれた手紙に、なぜ母は死ななければならなかったのかという疑念とともに、何と
しても村に若者を呼ばなければと思う悟は、部下の日暮泰蔵(中村獅堂)を呼びよせる。
そんな中、あれだけ悟を追い回していた椎名和弘(小田切ジョー)が行方不明になる。そして、
何事もなかったように悟に近づいてくる江田ちはる(安達祐美)。悟は吸い込まれるように
またもや、ちはると肌をあわせるのであった。
翌朝、泰蔵が悟に発案したのは、「ふるさと創生」の名のもと、国からの援助金で買った
金塊を埋めて話題を作ろうというもの。渋々了承した悟は村役場に忍び込む・・・・。
後編「東京砂漠」
富田茂(鉄拳)は隆夫(佐藤正宏)に妹、みはる(安達祐美・2役)が東京を案内すると
告げて、どこかへ行ってしまう。隆夫はみはるの清楚な物腰に夢中になり、だんだんハメ
をはずし始める。そして、みはるの誘われるがままに肉体関係をもってしまう。
翌朝、目を覚ました隆夫は見知らぬ事務所に怖い人達と一緒だった。ボコボコにされ白紙の
念書にサインさせられる隆夫。しかし1億円など払えるわけもない。絶望にくれている隆夫
に怖い人が囁いた。「役場には金塊があるんじゃないの?」隆夫は富田茂と一緒に村役場に
忍び込むことに・・・。
次回
>>56 第七話「唐草模様のハンカチーフ」
●第七話「唐草模様のハンカチーフ」
月夜の晩。隆夫(佐藤正宏)と富田茂(鉄拳)は一緒にコソコソと村役場に居た。
「やっぱり止そうよ」しかし富田は口を真一文字にギュッと締め、無言で首を振る。
「そこまでだ!」
金庫に手をかけた隆夫は驚き腰を抜かす。
「アグッ」闇から攻撃を受け倒れる富田。
月明かりを背に、辛気臭い顔の男二人(大杉漣、ダンカン)が隆夫を見下ろす。
「こいつらの事は、我々に任せておけ」そう言い放ち、足早に立ち去る。
呆然とする隆夫の脳裏には、彼らの鮮やかな、唐草模様のハンカチーフ。
次回
>>57第八話「本当に”脱ダム”なのか?」
(^^)
233 :
名無し職人:03/01/16 02:23
●第八話「本当に”脱ダム”なのか?」
悟の携帯に会社の同僚・志賀守男(ボブ・サップ)からメールが入った。
以前からつきあっていた同じ部署のOL・吉野真子(乙葉)との仲が
うまくいかないので、間を取り持ってほしいという。
それどころではない悟は素っ気ない返信を出すが、志賀は「頼りになるのは
悟しかいない」と。
仕方なくこの場を泰蔵に任せ、東京へ戻る悟。いかつい風貌の割には
気の弱い志賀の為に悟は人肌脱ぐ。
一方、村に残された泰蔵をちはるが呼び出した。夜更けの小学校の校庭に
浮かび上がるちはるの白い下半身。たまらず泰蔵もちはるの身体の虜に。
その最中、ちはるが泰蔵に囁き続けた謎の言葉「本当に脱ダムなの?」。
あえぎながら「本当に脱ダムなの?」と囁くちはるを不審に思いつつも、
泰蔵はちはるに溺れていく。そこに泰蔵の携帯に悟から電話がかかってきた。
いきなり「本当に脱ダムなのか?」と叫ぶ悟に泰蔵は……。
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>>58 第九話「死人に口無しとはよくいったものだ」
(〜おにぎりレストラン〜
勝手に回想式エンディング。
勝手にBGM。The Phoenix Trap "Not Me"
http://artists.mp3s.com/artists/15/the_phoenix_trap.html 相良荘介(中村有志)「クッキーってなに?教えて君でスマソ」
クッキーおにぎり事件を柱の陰から見守る百合子。
近くのスーパーでシーチキンを山ほど買ってご満悦の野々村瑞恵(保田圭)。
草原を追いかけっこする、謎の老人(天本英世)と近所の住人(松尾伴内)。
クールに鮭をぶら下げる杉田哲夫(渡部篤郎)を覗き見る坂田陽子(ソニン)。
言えなかった最後の台詞。梅干おじさん「…まあ、ワシの味は通信教育やけどな…」
アルファロメオ発言後日、アルファロメオ怖いと言いだした星空夢子(山口もえ)。
ニコニコ屋に乗り込んでみた荘介(中村有志)と哲人(神田正輝)。
必要以上に息巻くセブンイ○ブンの店長中西三郎(生瀬勝久)。
オニギリを片っ端からモリモリと食うヤケクソ田辺(加藤晴彦)。
「真冬においしい発泡酒〜」とヤケ酒の百合子(飯島直子)。
一瞬だけチョロッと出現ロジャーとフランシス。
スコラ哲学おにぎりで、りり子真っ青。白目でケタケタ笑う。
荘介「女王様ァァァァ!!!!ワァァァァーン!!!!」
りり子「うん!」笑顔です。
おにぎり一家。おにぎりレストラン。おわり)
このスレって、いきなり次回予告で作成したやつをコピペしたの?
236 :
名無し職人:03/01/16 18:19
237 :
名無し職人:03/01/16 21:57
●第九話「死人に口無しとはよくいったものだ」
ついに「脱ダム」が宣言された。テレビで県知事・田中康夫(本人。注:出演交渉が難航した
場合は、舞台が長野県に変わり観光名所やグルメ案内が挿入されることもあるとかないとか)
の宣言を見ながら村長(小松政夫)はがっくりと膝を落とした。
「なにもかも終わりだ・・・」
公共事業のあてもなくなり、唯一の財産である金塊も盗まれてしまった。
そこへ現れた日暮泰蔵(中村獅堂)とちはる(安達祐美)がいう。
「村長、こうなったら取れる手段は一つだけだ」
村長は翌日、首吊り死体として発見された・・・。
辺見隆夫(佐藤正宏)は盗まれた金塊を取り戻すため手がかりになる唐草模様のハンカチーフ
を追っていた。そして姉であり悟の母である死んだ弓子(吉行和子)が同じ模様のハンカチー
フをしていた事を思い出し悟と連絡をとろうとするが携帯が繋がらない。
その頃、悟(ユースケ・サンタマリア)は成り行きで吉野真子(乙葉)と関係をもってしまい
志賀守男(ボブ・サップ)に追いかけられていた。
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>>59 第十話「村民分裂」
238 :
名無し職人:03/01/18 00:03
239 :
名無し職人:03/01/18 00:27
>>238 なるほどね〜
そんなものがあったんですか。
でもここのやつはタイトル(テーマ)があって、
前後の関係もあるのでそれで作るのは無理ですね。
●第十話「村民分裂」
季節はずれの台風が村を襲った。
激しい横殴りの雨の中、情報収集を行う辺見隆夫(佐藤正宏)。
不可解な弓子(吉行和子)の死、暗躍する辛気臭い顔の男二人(大杉漣、ダンカン)。
長靴をジャプジャプいわせながら隆夫は、とにかく走った。
一方、薄汚れた山小屋、ゆらゆら、頼りないランプの明り。
日暮泰蔵(中村獅堂)とちはる(安達祐美)は、
悟(ユースケ・サンタマリア)の到着を願い、雨の音を聞きながら眠った。
次回
>>60第十一話「ジッちゃんの名にかけて!」
241 :
名無し職人:03/01/18 17:40
●第十一話「ジッちゃんの名にかけて!」
志賀守男(ボブ・サップ)は吉野真子(乙葉)を悟(ユースケ・サンタマリア)に
寝取られて怒り狂った。
実は志賀守男には黒人の血が流れていた。
そう、アフリカがまだ暗黒大陸と呼ばれていたころの血が。
オレのジッちゃんは部族一の呪術師だった。
オレにはその血が流れている。
悟だけじゃなくて、その村の連中もすべて呪い殺してやる。
ジッちゃんの名にかけて!
次回
>>61 第十二話「鳳翼天翔」
242 :
目刺し屋文十:03/01/19 14:49
●第十二話「鳳翼天翔」
呪術師の末裔であることを明かした志賀守男(ボブ・サップ)は
黒い風のように村を走りぬけ、山小屋に潜んでいた日暮泰蔵(中村獅堂)を
素手で惨殺、ちはる(安達祐美)を拉致して悟(ユースケ・サンタマリア)を
村はずれの採石場に呼び出した。悟は嵐の中で守男と対峙する。
身長3mに膨れ上がった守男の全身には剛毛が密生し、口中にはぎらぎらと光る凶悪な牙。
守男はもはや人間の姿をしていなかった!全身から迸る稲妻、次々に爆裂が悟に襲い掛かる。
強烈な一撃を喰らった悟が崖下に墜落した時、気を失ったままのちはるの体から
燐光が放たれた!愕然とする守男。
そう、呪術師の孫はひとりではなかったのだ!
破滅と再生の秘儀「鳳翼天翔」 がついにその全てをあらわそうとしていた!
次回
>>62 第十三話「一揆!!」
243 :
名無し職人:03/01/21 05:51
●第十三話「一揆!!」
ちはる(安達祐美)の放った光に包まれて志賀守男(ボブ・サップ)は姿を消した。
悟(ユースケ)は軽傷ですんだが、ちはるはただ眠り続けるだけだった。
悟が気がつくとベッドの中には湯本奈美江(小池栄子)が肌をあわせていた。
驚きながらも奈美江を抱きしめる悟・・・・。
「・・・気がついたか?」
目をあけると辺見隆夫(佐藤正宏)が悟の腕の中にいた。横にはみはる(安達祐美・2役)
もいた。「また夢か!」ベッドから飛びのく悟に隆夫は言う。
「志賀守男はまたやってくる。奴を封じるためには、ちはるとみはるの2人の力が必要だ。
そして2人の本当の封印を解けるのは俺たちだけだ。」
そういって、隆夫は唐草模様のハンカチーフを取り出す。
「さぁ悟!俺たちも『合体』するぞぉ!!!!」
悟「なにそれ〜〜〜!!!」
一方村の神社には頭に唐草模様のハンカチーフを巻いた村民たちが結集していた。
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>>63 第十四話「私たちに怖いものはない」
244 :
名無し職人:03/01/21 06:43
●第十四話「私たちに怖いものはない」
神社では神主の美羽梁武(アントニオ猪木)が村民たちに檄を飛ばしている。
おおいに盛り上がる村民たち。しかし、一人だけ憂鬱な表情をした男がいた。
小学校教員の金沢浩(内村光良)だ。「こんなことして何になる…」。
ざわめく村民たち。美羽は静かに微笑むと「神の心を注入する」と言い残し、
金沢を連れて森の中に消える。
一方、病院の悟はちはるのベッドの傍らで「雨の西麻布」を歌い続けていた。
「この歌は俺たちの思い出の歌だ。ちはる、目を覚ましてくれ…!」
その時、病室の扉越しに大柄な男の影が見えた。志賀が戻ってきたのだ。
恐怖にかられながらも悟は一心に歌い続けた。するとちはるの目がゆっくりと開いた!
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>>64 最終回「葬列」
245 :
名無し職人:03/01/22 21:35
●最終回「葬列」
「くっくっくっくっくっ、なにもかも思い通りだ」
そう呟いたのは椎名和弘(小田切ジョー)であった。
「ちはる(安達祐美)とみはる(安達祐美・2役)のチカラが目覚める。そして、
そのチカラは俺様がいただく。あのチカラさえ手に入れば日本の陰の支配者になれる。
志賀守男(ボブ・サップ)など、しょせんただの捨て駒。
こんなところに悟(ユースケ・サンタマリア)のような触媒がいたとは幸いであったわ」
そう、悟自身はなんの能力もないが、身の回りに不思議と能力者があつまる触媒として
椎名は目をつけたのであった。
一方、病院では志賀は、ちはるとみはるの双子と壮絶なオーラバトルを繰り広げていた。
ついに、お互いのチカラが臨界点に達し、村がまばゆい光につつまれた。
場面変わって、ヘリコプターからレポーターの声
「ここをご覧ください。なにがあったのでしょうか。まるで原爆でも落ちたかのように
一村すべてが消滅してしまったのです」
なにも残らなかった。なにも。ただ荒野に風だけが吹いていた。(完)
皆様、乙です。
やっぱりヘタレのユースケは最後まで見せ場がなかったw
志賀守男(ボブ・サップ)がかっさらっちゃいましたね。
次はこれでいいのかな?
〜探偵、中島六拾六衛門〜
>>68 第一話「そりゃないっスよ、殿下」
>>72 第二話「孫の21えもんはいずこへ・・」
>>73 第三話「たまには早く帰らせて下さいっスよ、殿下」
>>74 最終回5時間SP「将軍様、覚悟!」
>>77 改編期SP〜探偵、中島六拾六衛門FOREVER〜「僕、もうなんだか眠いや」
248 :
名無し職人:03/01/23 04:35
●第一話「そりゃないっスよ、殿下」
親の遺産で麻布のマンションで悠々と暮らす中島六拾六衛門(奥田瑛二)の趣味は私立探偵。
先代の頃から中島家に仕える吉田史郎(船越英一郎)を助手に、ありあまる暇と金を
ふんだんに使って日夜探偵稼業に勤しんでいる。
妹の中島史恵(茂森あゆみ)や、4年前に別れた妻・氏家美和子(鈴木京香)、
現在の恋人・日向梓(田中麗奈)も六拾六衛門の探偵遊びに協力してくれている。
ある日のこと、高校時代の後輩で麻布署に勤務する安田孝弘(ゴルゴ松本)から電話が。
大手食品会社の重役の娘・木下ひとみ(上野未来)が誘拐されたのだが、
ワガママ放題に育てられたひとみは、他人から恨みを買うことも多く、身代金目的だけでは捜査しきれないという。
張り切る六拾六衛門。そこへ梓が重要な情報を持って現れた!
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>>72 第二話「孫の21えもんはいずこへ・・」
249 :
名無し職人:03/01/24 06:27
●第二話「孫の21えもんはいずこへ・・」
梓(田中麗奈)が持ってきた情報というのは、木下ひとみ(上野未来)は
どうやら妊娠しているらしいというのだ。
六拾六衛門(奥田瑛二)は、ひとみの相手の男を探し出し、その結果誘拐は
狂言であり、本当は駆け落ちであることが判明する。
同じころ、地球の裏側のブラジルでは麻薬カルテルの大ボスである
中島歌右衛門(三國連太郎)が慌てていた。
孫の21えもん(照英)が行方不明になってしまったのだ。
ブラジリアン柔術の奥義を極めた21えもんは人間凶器として、ブラジルでは
暗黒社会でその名を轟かせていた。
ひとみの事件が解決し、帰ってきて事務所のドアを開けたとたん、
六拾六衛門は爆風で吹き飛ばされた。
250 :
名無し職人:03/01/24 06:30
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>>73 第三話「たまには早く帰らせて下さいっスよ、殿下」
251 :
名無し職人:03/01/25 03:07
>>73 第三話「たまには早く帰らせて下さいっスよ、殿下」
爆発に巻き込まれた中島六拾六衛門(奥田瑛二)は車椅子にのりながら病院から指示を出して
捜査を開始する。
妹の中島史恵(茂森あゆみ)は吹き飛ばされた事務所を調べていた最中に不振な人物をみつけて
追いかける。応援に駆けつけた吉田史郎(船越英一郎)と日向梓(田中麗奈)とともに廃屋に
追い詰め格闘となった。吉田史郎がボコボコにやられ、止めを刺されそうになった時、梓が叫んだ!
「21えもんさん・・・・??」
そう、不振人物は行方不明の21えもん(照英)であった。21えもんはたまたま飛行機で隣あわせた
梓に一目ぼれをして親に内緒で日本にきていたのだ。事務所の爆破は親の中島歌右衛門(三國連太郎)の
勘違いであった。梓が現在、六拾六衛門の彼女だと知った21えもんさんは潔く身を引くのだった。
吉田史郎はいう。「おれっちは、殴られ損ですかい?」
同じころ、麻布署の安田孝弘(ゴルゴ松本)は北側からの工作員が都内に潜入した件の警視庁の捜査に
協力していた。軽いノリの警視庁特別班の神宮寺康友(八嶋智人)は孝弘にベラベラと機密をしゃべる
のであった。
「今回の敵の目的は首相暗殺であると睨んでいる。」
ようやく病院を退院し、車椅子で事務所に帰ってきた六拾六衛門は、ドアを開けた途端、 爆風で吹き
飛ばされた。
next
>>74 最終回5時間SP「将軍様、覚悟!」
252 :
名無し職人:03/01/27 01:18
>>74 最終回5時間SP「将軍様、覚悟!」(前半の2時間半分までで勘弁して下さい)
再び入院した中島六拾六衛門(奥田瑛二)は、見舞いに来た安田孝弘(ゴルゴ松本)
から工作員が日本に侵入したことを聞かされる。
と、その時中目黒の信用金庫で何者かが人質20人余りと共に立てこもるという事件が
起こった。孝弘は慌しく現場へと急いだ。
事件の様子をテレビで見ていた六拾六衛門の元に妹の史恵(茂森あゆみ)が訪れた。
すると史恵はこう言った。
「人質の中に、美和子さんがいるみたいよ」
どうやらその信用金庫にたまたま客として訪れていた六拾六衛門の元妻・氏家美和子
(鈴木京香)が人質になっているというのだ。
動揺を隠せない六拾六衛門は、まだ完治していない怪我をおして病室から飛び出した。
その後姿を見つめ、不敵な笑みを浮かべる男がいた。
謎の男、ハン(要潤)である。
ハンは六拾六衛門が信用金庫へ向かったのを見届けると、スマートに乗って何処かへと
去っていった。
「このことは梓には黙ってた方がよさそうね…」
ひとり病室に残された史恵は呟いた。
病室の前には六拾六衛門の現在の恋人である日向梓(田中麗奈)がいた。
梓は全てを知ってしまったのだ。
梓は涙を浮かべて病院から走り去った。
一方、六拾六衛門はタクシーで信用金庫に向かっていた。
事件現場の近くは渋滞していてなかなか信用金庫へと近づけなかった。
「もういい!ここからは歩いていく!」
そういい残しタクシーのドアを開けた途端、六拾六衛門は爆風で吹き飛ばされた。
次回も
>>74 最終回5時間SP「将軍様、覚悟!」
残り2時間半分をお願いします…
253 :
名無し職人:03/01/27 18:56
●最終回5時間SP「将軍様、覚悟!」後編
信用金庫に立て篭もった犯人(雨上がり決死隊の宮迫博之)は油断した隙に
人質のひとりにタックルを決められ、全身の間接をはずされてしまう。
そう、人質の中にはまだ日本に残っていた21えもん(照英)がいたのだ。
両替をしようと信用金庫に入った21えもんは「うちは国際通貨の両替はしてません」
と言われ、キレそうになったところに銀行強盗が入ってきたのだ。
事件が解決し、人質も開放され、その場から21えもんはこっそり立ち去ろうとしていた。
そこへ梓(田中麗奈)が声をかけてきた。
六拾六衛門が爆風で吹き飛ばされたことを知らない梓は、六拾六衛門は美和子(鈴木京香)と
抱き合ってるに違いないと思い込み、21えもんにその身をまかせようとする。
一方、ハン(要潤)は首相暗殺の準備を進めていた。
銀行強盗は人々と警察の目を集めるための陽動作戦であり、本命はこちらであった。
爆風で吹き飛ばされた六拾六衛門はケガひとつしていなかった。
実は最初の爆発のショックで彼のスタンド能力が目覚めたのだ。
2回目3回目の爆発は彼の能力の暴走が引き起こしたものだった。
スタンドを身に付けた六拾六衛門は、偶然、ハンの計画を知り、
阻止することに成功する。
その後、美和子と六拾六衛門はよりを戻し、梓は21えもんと共にブラジルに行く。
機内の中で、21えもんは梓に話し掛けた。
「むこうじゃ、オレは将軍様とよばれている。私兵も山ほどいるがオレのこと怖がらないでくれ」
「大丈夫、本当は優しい人だって知ってるから。それより、あたしを幸せにしてね」
「わかってるよ」
「本当? 覚悟してよ。あたしワガママだから。将軍様、覚悟!なんてね」
改編期SP〜探偵、中島六拾六衛門FOREVER〜「僕、もうなんだか眠いや」
3年後、中島六拾六衛門のもとにブラジルから荷物が届く。梓からのプレゼントであった。
中身はクマのぬいぐるみ。「あいつが僕の誕生日を間違えるなんて・・・」
不審に思う六拾六衛門の横で、吉田史郎がぬいぐるみを触った刹那、事務所は爆風で吹きと
ばされてしまう。
事件の真相を探るべく六拾六衛門はブラジルの地を踏んだ。妻の美和子、妹の史恵、そして
包帯でぐるぐる巻きになった史郎も一緒だ。
乗ったタクシーの大爆発、ホテルに忍び寄る刺客、カーチェイス、どんどん包帯の増える史郎。
さまざまな妨害工作をくぐり抜け、六拾六衛門は麻薬カルテルのアジトへ潜入し、そこで監禁
されていた21えもんとの再会を果たす。
麻薬組織は内部抗争が勃発し、大ボスの中島歌右衛門が暗殺され、梓も別の場所で囚われの身と
なっていたのだった。梓の監禁場所は「鋼の要塞」と呼ばれる麻薬カルテルの総本山。軍隊並みの
重装備がされているという・・・。21えもんは拷問に屈し、六拾六衛門の力をしゃっべて
しまっていた。それを脅威に思った組織が六拾六衛門を狙っていたのだ。
意識を失った21えもんを美和子をまかせ、六拾六衛門は梓を救出するために向かおうとする。
史恵「なんで行くの!美和子さんがかわいそうじゃない!捨てた女なんかより妻を守りなさいよ!」
六拾六衛門「惚れた女を守るのが男。だが、捨てた女を守るのが中島六拾六衛門、この僕だ!!」
黙ってうなずく美和子・・・。
(エンドロール)
カルテルの総本山は壊滅した・・・。廃墟となった総本山では梓がボロボロになった六拾六衛門を
大事にその胸に抱いていた。
「僕、もうなんだか眠いや・・・」
〜FOREVER〜
255 :
名無し職人:03/01/27 22:58
次回作
「はじめてのおつかい」
>>78 第一話「ママ、こんどーむって何処で買うの?」
>>79 第二話「早すぎた反抗期。アンタの言いなりはまっぴらだ!」
>>80 第三話「ヨード卵あっためてもかえらねぇじゃねぇか!」
>>81 第四話「おつかい必勝法!頭でうろ覚えせずメモを取ること!!」
>>82 第五話「もう、こんな茶番はたくさんだ!」
>>83 第六話「衝撃の事実!貴様は俺を怒らせた!!」
>>84 第七話「密着24時!これが主婦売春だ!」
>>85 第八話「家庭崩壊」
>>86 第九話「ただいま・・・お母さん」
>>87 第十話「・・ていうと思ったかクソババア!」
>>88 第十一話「コンドームが救った!夫婦の絆」
>>89 第十二話「・・・お前を、殺す」
>>90 最終回「任務 完了。」
256 :
名無し職人:03/01/28 01:12
●第一話「ママ、こんどーむって何処で買うの?」
夫と死別し、一人で息子を育てるシングルマザーの芳川利香(田中美佐子)。
生活を支える為、息子・淳也を私設保育園に預け、毎日キャバクラ勤め。
年齢よりも若く見え、愛嬌もある利香は店でも大人気で、客からの誘惑が絶えない。
常連客の一人・浦野幸司(山本太郎)は利香にぞっこんだが、利香が本当に好きなのは
やはり常連客の飯田次郎(ココリコ田中)だった。
ある日、浦野が利香のマンションを訪ねてきた。しかし、利香は美容院に行っており留守。
淳也が一人で留守番をしていた。浦野と淳也は意気投合。
一方、美容院では利香がなじみの美容師・RYO(山咲トオル)の悩みを
聞いていた。
RYOの義理の母・みさえ(大原麗子)と弟・孝(長野博)の仲がうまく
いっていないらしい。
NEXT
>>79 第二話「早すぎた反抗期。アンタの言いなりはまっぴらだ!」
>>79 第二話「早すぎた反抗期。アンタの言いなりはまっぴらだ!」
「もう、やんなっちゃう! 聞いて!」
頑なに義母を拒む孝の素行は荒れる一方。
しかし考えるのは我が息子、淳也の事。
もし自分が再婚したとして、今は素直な淳也が新しい父を受け入れてくれるのか。
「ねェちょっと! 聞いてるの!」
ひとり留守番の淳也を公園に連れだし遊ぶ浦野。
「イデデ、イデデ。淳也、おまえおっきくなったら絶対強い男になれっぞ」
「なる!」
「イデ、イデ、分かったから。棒はやめろ」
泥だらけで帰ってきた淳也を見るなり
「またバカなことして。おとなしく待ってなさいっていったでしょ!」
と叱りとばす利香。黙って俯く淳也。と、チャイムが。
次回、
>>80 第三話「ヨード卵あっためてもかえらねぇじゃねぇか!」
258 :
名無し職人:03/01/28 04:19
●第三話「ヨード卵あっためてもかえらねぇじゃねぇか!」
淳也と遊ぶ時だけ関西弁を使わない浦野を利香は不思議に思い問いただす。
「ほんまはな、淳也と遊ぶ時も普通に話したいんやけど、つい……」
浦野の胸に去来するのは、利香の死んだ夫・キスケ(豊川悦史)のこと。
キスケは東京生まれの東京育ちだったのだ。浦野の複雑な思いに利香は言葉を失う。
RYOからは頻繁に電話がかかってくる。利香は淳也を浦野に預け、RYOの弟・孝に
直接会うことにした。
「淳也、お土産持ってきちゃったよ。ヨード卵だよ。これ栄養あるじゃん!」
「う、うん」
「これ、あっためてみちゃおうぜ! 可愛いヒヨコが孵るかもだよ!」
「おじさん……前から言おうと思ってたんだけど……喋り方おかしいよ」
淳也の言葉にふいをつかれる浦野。
「おっちゃんなあ、実は東京弁喋るのしんどいねん。やっぱいつも通りが一番やな」
「うん、その方がずっといい! 僕、関西弁のおじさんが好きだよ」
「淳也…おおきに…おおきにな……」
浦野の目に涙。その涙を誤魔化すようにわざと大きな声を出すのだった。
「ヨード卵あっためてもかえらねぇじゃねぇか!」
次回
>>81 第四話「おつかい必勝法!頭でうろ覚えせずメモを取ること!!」
259 :
名無し職人:03/01/30 09:29
●第四話「おつかい必勝法!頭でうろ覚えせずメモを取ること!!」
孝(長野博)に会いに行った利香(田中美佐子)は、孝と話し込むうちに、自分の胸中を打ち明ける。飯田(ココリコ田中)を好きなこと、しかし浦野(山本太郎)のことも気になること。再婚するとして、息子・淳也が新しい父親を受け入れられるのか…。
孝は利香の想いに触れ、義理の母、みさえ(大原麗子)と徐々に向き合うようになっていく。
そして利香もまた、そんな孝を見て、再婚を決意するのだった。
一方、淳也とさらに打ち解けた浦野は、「おつかいごっこ」と称して近所のスーパー、「いいだや」に向かう。
「ええか、淳也。ママにおつかい頼まれたときの必勝法を教えたる。まずな、・・・」
そんなことを話ながらスーパーに着くと、浦野はそこで最も会いたくない人物に会ってしまった。
・・・飯田である。
次回
>>82 第五話「もう、こんな茶番はたくさんだ!」
260 :
名無し職人:03/01/31 21:41
●第五話「もう、こんな茶番はたくさんだ!」
浦野(山本太郎)は驚いた。
「しまった、『いいだや』は飯田の実家やったんか…」
しかしそれは全くの偶然で、飯田(ココリコ田中)はただ単にこの店に買い物に来ていた
だけだった。
浦野は淳也と飯田を会わせたくないあまり、思わずこう口走った。
「このスーパーそろそろつぶれんでぇ!他の店いこか!」
しかし、この言葉を耳にしたのは他でもない『いいだや』の女主人、伊井田和枝(もたいまさこ)だった。
「そこの男!今なんと言った!つぶれるだって?!お客が来なくなったらどうしてくれるんだい?!」
「ちゃうねんオバちゃん、これには深いわけが…」
焦る浦野。するとその騒ぎのさなか、誰かの叫ぶ声が響き渡った。
「もう、こんな茶番はたくさんだ!」
浦野はびっくりして振り返った。叫び声の主は紛れも無い、淳也だった。
「淳也…どうしたんや?!」
次回
>>83 第六話「衝撃の事実!貴様は俺を怒らせた!!」
261 :
名無し職人:03/01/31 23:09
●第六話「衝撃の事実!貴様は俺を怒らせた!!」
「淳也……?どうしたんや…?」
戸惑う浦野(山本太郎)。あたりは静まり返った。
「おじさん、お父さんぶるのはもうやめてよ…」
「あ、あほ!そんなんちゃうわ!」
「ウソだ!ぼく、知ってるよ。おじさんがなんでウチに来たのか。」
そう言われて浦野は言葉が出ない。その時、飯田(ココリコ田中)が浦野に気付いた。
「おい、浦野じゃねえか、はは、お前ガキいたのかよ?」
「チッ!今取込み中や、向こう行ってろ、飯田」
「お?いつもは利香のケツ追っかけてるだけのお前が、今日は随分でかい態度だな」
浦野は飯田を無視し、淳也に言った。
「淳也、なあ、一旦帰って、家で話そうや。な?」
「もう、ぼくのことはほっといてよ!」
淳也はそう言って、店の外へ駆けていってしまう。追い掛けようとする浦野の肩を、飯田
がつかんだ。
「おい、待てよ。淳也って、まさか利香のガキか?」
「そうやで。問題あるんか。今急いでんのや、離せ」
「まあ聞けよ。利香の死んだ旦那はなあ、スジもんだったんぞ。知ってたか?」
飯田の言葉に浦野は固まった。
「それも若頭だったらしくてよ、利香も随分そっちの世界じゃ有名らしいぜ。おまえ、利香との
結婚なんて夢みねえ方が身のためだぞ」
「ほ、ほんまか、その話?」
浦野は驚き、飯田の肩を両手でつかんで問いつめる。飯田は浦野の手を振払い、こう続けた。
「ホントだよ、店の他の女の子に聞いたんだ。まあ、あんな子連れバツイチなんか、こっち
のほうから願い下げだけどな!しかも元ヤクザの女だろ?まあからかってやるのは面白いけどな」
飯田の言葉は浦野には許しがたいものだった。もはや浦野の耳には飯田の声は届いていない。
「貴様は俺を怒らせた・・・!!」
浦野は淳也のことも、ここがスーパーだということも、関西弁も忘れて右コブシを振り上げた。
次回
>>84 第七話「密着24時!これが主婦売春だ!」
262 :
名無し職人:03/01/31 23:53
第七話「密着24時!これが主婦売春だ!」
場面変わって、ここは照明が一灯のスタジオ。
顔にモザイクの入った人物がイスに腰をかけている。
インタビュアーの声が聞こえる。
インタビュアー(以下I)「お名前をどうぞ」
なぞの人物「RYO(仮名)(山崎トオル)32才です。今は美容院で働いてます」
I「美容院で働かれる前は、いわゆる主婦売春をされていたそうですが?」
R「・・・はい。してました」
I「なぜ主婦売春を始めようと思ったのですか?」
R「お金です」
I「お給料の方はどのくらいでしたか?」
R「それが・・・私、お給料もらってないんです。だまされたんです!!(号泣)」
I「すみません。落ち着いて話してください」
R「申し訳ありません。取り乱してしまいました。その売春組織を牛耳ってるやくざが悪者でなんだかんだと言いがかりをつけて、仕事はやらせたままお金は払わないって・・・」
I「それは悪質ですね」
R「いつも私に向かってこういうんです。『おまえ、主婦じゃないじゃん』って」
I「・・・あの、すいません。主婦でしたか?いや、そもそも女性ですか?」
R「そりゃ違うけど、もっと言い方があると思わない?」
I「・・・・・そうですね。質問を変えます。その組織の名前を教えていただけますか?」
R「ええと。そのやくざ、組の名前だけは絶対言わなかったんですよね。でもその売春仕切ってた男の名前ははっきり覚えてるわ」
I「どんな名で?」
R「キスケ!」
I「ありがとうございました」
撮影は終了し、RYOは控え室に戻っていった。
インタビュアー・山口幸雄(志村けん)はにやりと不気味な笑みを浮かべた。
利香(田中美佐子)の元亭主キスケ(豊川悦史)は生きていた!?
次回
>>85 第八話「家庭崩壊」
263 :
名無し職人:03/02/01 00:08
264 :
名無し職人:03/02/02 00:42
すっ、すげぇ…
265 :
名無し職人:03/02/02 12:09
●第八話「家庭崩壊」
「あったく、オカマの相手なんかさせるんじゃないっつーの」
山口幸雄(志村けん)は仕事を上がり、そう呟くと無気味な笑みを浮かべつつキャバクラに向かうことにした。
向かった先は、利香(田中美佐子)の勤め先のキャバクラ、「王・貞治」である。利香はRYO(山崎トオル)の弟、孝(長野博)に会ってきたその足で店に出勤していた。
「ん〜利香ちゃん、近う寄れ、近う寄れ」
山口(志村)は今日のインタビューの内容を愚痴まじりに利香に話した。
「えっ……キ、キスケ……!?」
「RYOが売春!?しかも主婦なのかよ!?」
利香は志村の、もとい山口(志村)の意外な話に動揺を隠しきれなかった…。
仕事を上がり、家に帰る利香。家では浦野(山本太郎)と淳也が待っているはずだ。
しかし、部屋の明かりはついてらず、しかも誰もいない……。
利香に戦慄が走る。「まさか、家出?…淳也…!」
家庭崩壊の危機…その時、電話が鳴った。あわてて受話器を取る利香。
声の主(哀川翔)「あんた、芳川利香さんかい?」
「え、ええ。あの、どちらさまで…」
「なんだ、えらい慌ててるな。大事な坊ちゃんがどうかしたんじゃねえのか?」
「!!まっ、まさか、淳也を…」
「察しがいいな、奥さん。ふふ、大事な子供を一人で歩かせちゃあいけねえなあ」
「ひ、一人?どうして……あの、い、いくら払えば……」
浦野はどうしたのか…こんなとき、キスケ(豊川悦史)がいてくれれば…。
「奥さんよ、こっちの要求は金じゃねえ、おまえの旦那のガラだよ」
「キスケさん!?どうして…」
「ヤツにゃあ貸しがあるんだ、とりあえず明日までにキスケのガラ押さえとけ」
電話は一方的に切れ、受話器を握りしめたまま利香は、その場に立ち尽くすのだった。
次回
>>86第九話「ただいま・・・お母さん」
>>86第九話「ただいま・・・お母さん」
耳にこびりつく金属質の声。
キスケのかつての仲間なのか、電話の男のその声にはどこか聞き覚えがあった。
とにかく、キスケは生きていて、何某かの騒動の渦中にいる。
そして純や淳也が…
意識が混乱しひざまづく利香。と、乱暴なチャイムの音。
「利香! オイ! いるんだろ! 開けぇや!」浦野だ。
「キスケさんがいたんだよ! 今、たったひとりで竹内組に!」
キスケのことも、利香がキスケの妻であったことも浦野は知っていた。
電話の男、早乙女(哀川翔)がいかに危険な男であるかも…
「とにかく、落ち着いて待つんや。淳也は絶対に連れて帰って来る。
…キスケさん、ま、ええわ。とりあえず、動かんと、じっと、な。な」
ひとつ大きく息を吸って、竹内組の門をくぐる浦野。
「ただいま・・・お母さん」
竹内組のひとり息子、浦野(←キャバ用の呼び名)。
10年ぶりの帰宅は波乱に満ちたものであった。
次回、
>>87 第十話「・・ていうと思ったかクソババア!」
>>266 訂正とお詫び
「そして純や淳也が…」→「そして淳也が…」 純なんていません。スマソ。
268 :
名無し職人:03/02/05 00:01
----------- C M age-----------
269 :
名無し職人:03/02/07 02:26
第十話「・・ていうと思ったかクソババア!」
薄暗い、なにも無く、ただ広いだけの倉庫。中央にベッド。
周りには子供用のおもちゃが散乱している。ベッドに座る淳也。近寄る早乙女。
早乙女「悪かったなボンズ。もうすぐ帰しちゃるけえ」
淳也「・・・・」
早乙女「そうそう。。おんしは男はじゃのう。ちぃーとも泣けやぁせん」
淳也「・・・・」
早乙女「ばってん、恨むならおとんを恨めしまいね。みーんなおんしのととが悪いんじゃけん」
淳也「・・・・」
早乙女「どした?ポンポンでもおいたしたしまいよね?」
淳也「・・・・おじさん、どこの生まれ??? だいたい、こんなベタな芝居するなんて、おじさん、実は、頼まれると断れないタイプの人なんでしょ?」
早乙女「・・・・・・・・・・・」
淳也「僕のお母さんもそうなんだ。自分一人じゃなんにもできないくせに・・・、ううん、一人で何もできないことを誰よりも知っているくせに・・・、
(キスケに顔、オーバーラップ)
『人って文字はお互いに寄り添ってできてる。でも、寄り添う人とそれを支える人のようにも見える。お母さんは支える人だ。でも、寄りかかるものが重ければいつかは折れてしまう。淳也、お前は男だ。お母さんはお前が支えるんだ。俺は・・・・・』
(キスケのオーバーラップ、フェード閉じ)
早乙女「・・・・・・・・・・・ぼうず。友達になってくれ・・・・。」
竹内組の大広間で正座している浦野。
「母上様、幸司ただいま戻りました」
大勢の黒服を従え、竹内組名代の鈴子(池内淳子)が現れる。
浦野「ここに利香さんの・・・、いやキスケ、というものがいるはずですその者を渡していただけませんか」
鈴子「お前には関係の無いこと。だいたい私が何ゆえ、あなたの願いを聞かなければならないのです」
浦野「そこを曲げて!そうしていただければ母上の望み、、、幸司は喜んでお受けします」
鈴子「ほう、10年前にあれほど嫌がって逃げ出したのに、それを受けるというの? では今すぐここでやってもらいましょう。いいですね幸司」
浦野「はい・・・っていうと思ったかクソババア!」
浦野は垂れていたこうべをおもむろに持ち上げると懐に手をつっこんだ!!!
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>>88 第十一話「コンドームが救った!夫婦の絆」
270 :
名無し職人:03/02/08 19:08
「そこまで!」
叫んだのは竹内組若頭・近藤(長瀬智也)だった。
「ぼっちゃん、あんたの覚悟はわかりました。だが、組を勝手に抜けた先代の若頭・キスケさんを渡すわけにはいきません」
浦野(山本太郎)は懐に握ったトカレフをそっと離す。
「ケジメをつけろ…ってことやな」
「早乙女(哀川翔)を、キスケさんと二人で始末して下さい。それが条件です。あの野郎が最近水面下でウチの動きを探ってるようなんでね」
「早乙女はここにいるのんとちゃうのか?キスケさんは早乙女を探しにここの門をくぐったはずや」
「いえ、奴はキスケさんに破門されたんです。すぐ後にキスケさんも組を抜けて…。」
それまで黙っていた鈴子(池内淳子)が口を開く。
「近藤、勝手なまねは許しませんよ。それは私が決めることです」
近藤は鈴子に向かって土下座し、こう言った。
「姐さん!私は、ずっとキスケさんに憧れておりました。どうか、この近藤無我のわがままを聞き届けて下さい!」
「とりあえず、キスケさんと早乙女を始末しにいく。続きはその後や。それに、こっちも奴には用があるんや・・・ 」
鈴子はあきらめたかのように目を閉じ、近藤に命じた。
「近藤、…幸司とキスケに付いていきなさい。」
「あ、ありがとうございます!」
竹内組の門から並んで出てくる浦野・近藤・キスケの三人。
「キスケさん、ぼっちゃんから話は伺ってます。この男・近藤無我、お子さんを、いやキスケさん夫婦の絆を救ってみせます!!!」
272 :
名無し職人:03/02/08 21:57
読み返してみると言葉たらずで分かりにくいかも…
タイトル抜けてるし。スマソ