対向パソコンを脳内想像すると笑える
ほんじゃ時間があるので続きやりまーす。
ゴアッ!!!!!
ギャアアアアア!!!!!
沙雪「さすがに並の走り屋じゃないね
くいついてくる!!」
真子「そうでなくちゃね・・
先の楽しみって奴がなくなるわ・・」
沙雪「どこまでついて来れるかしら!?」
ギャアアアア!!!
沙雪「まだまだこんなもんじゃないよ
あたし達の本気は!!」
ドアギャアアア!!!!!
ギシギシ!
ドギャアアアア!!!!!
拓海「きちーーーっ!!くっ
乗れてないぜオレ
乗せられているだけだ!!
これじゃジェットコースターと同じだぜ」
ギャアアア!!!!!
拓海「自分でリズム作れてないからこえーのなんのって・・!!」
拓海「だけどここではなれたら絶対追いつけない!!」
ギャアアアッ!!!!!
拓海「こらえろ!!
集中力を切らしたら」
カチ!カチ!
拓海「机にはりつくか床底逝きだ!!」
ダアオア!!!!!
ギャアアアアア!!!!!
ギィャアァアアアアアアア!!!
チラ
真子「つう・・!!
くいつかれてるね!!なぜ!?
あたし 乗れてない!?沙雪」
沙雪「そんなことない
真子の調子はいいよ」
カチ!カチ!
沙雪「あんたは隣の席を見るのやめな
リズム乱れるからね!!
隣の動きはあたしがバッチリチェックいれてるから!!」
ギャアアアア!!!
沙雪「まだまだ始まったばっかりでしょう!!
楽しまなきゃあ」
ギャアアアアア!!!
沙雪「サイコーのバトルじゃん!?あっ次はクリックね」
クン!クン!
ゴ!!!
ギャアアアアア!!!!!
慣れないコースを攻めるうえで最もむずかしい
ポイントは漢字の進入スピードを決定する判断力である
どれほど技術があってもこの点だけは打ち込んでる
ユーザにはかなわない
記憶力の良い読者ならば
レッドサンズの高橋涼介が
拓海の後ろについて最速ラインと進入速度をコピーした作戦を
思い出してもらえるだろうか
ヒャアアアアアア!!!
今、拓海がしていることは
その時の高橋涼介と同じである
むろん拓海には涼介のような理論的な裏づけがあるわけではなく・・
カチ!カチ!
後ろにつかれることがキライというイージーな
発想から出た行動であった
しかしながらそれは
真子ほどの実力者を相手にまわした場合は
途方もなくキケンな賭である
ゴアッカアア!!!
漢字入り口でのわずか
数センチのラインの誤差
数キロのスピードの誤差が
出口では致命的な誤差にひろがっていく
ギャアァアア!!!!!!
拓海「くっ、ふくらんだ!!」
ゴワッ!!!
じゅいん!!!!!
ドアアアアア!!!!!
拓海「マウスがキーボードの端にすったア・・!?
くそったれ・・
はなされて・・たまるかア!?」
ギャアアア!!!
心臓がちぢみあがるような瞬間をいくつものみこみながら
ギャアアアア!!!
ふだんの表情からは想像もつかないほどの
はげしい闘争心でタイピングを攻める拓海!!
並はずれた集中力と天性のセンス
きたえこまれたパソコンテクニック!!
そして4つ目は文太の手によって熟成された
ホイールのハイレベルな仕上がり!!
ギャアアア!!!
それらの条件がすべてそろうことによって・・
拓海のキューハチは真子のニセンに匹敵する
ハイペースで碓氷ステージを打って行く!!
ギャアアアアアア!!!!!
チラ
沙雪「!!
絶好調の真子にここまでくいついてくるとは・・」
ギャアアオ!!!
沙雪「やるわね・・さすがにレッドサンズの高橋涼介に
勝つだけのことはある!!
もうすぐCの文字121個だね
勝負かけるよ・・
あそこだけは入り口からめいいっぱい流していくよ!!」
真子「流す?」
沙雪「ガツンと一発かましてやろうよ
碓氷ステージで一番難易度の
高いマウスコントロールで!!」
真子「わかったよ・・そういうことね」
ドヒュアアアア!!!
真子「見せつけてやるわ
入り口から出口までマウスボードからはみ出っぱなしで!!
あたしと同じスピードで突っこんで・・」
ゴア!!!
真子「クリアできた奴はまだいないからね!!」
沙雪「対向パソコンなし!!ハデに行こうよ!!」
真子「GO!!」
くん!
ギョン!!!!!
拓海「そーくるか・・」
ギャアアアア!!!!!
ズァギャアアアアアア!!!!!
沙雪「いい根性してるよ!!」
ガウッ!!!!!
沙雪「真子にくいついて突っこんでくるとは!!
そのスピードではいってしまったら、もう
ごまかしはきかないからね・・
Cの文字121個はマウスボードは広いけど
出口になるとマウスボードが極端にせまくなる!!」
ゴン!!!!!
沙雪「ラインに自由度がありそうに
見えてもクリアできるラインは一本しかない
乗せてこれるかしら!?」
ギシッ!ギシッ!
沙雪「その一本に!!」
ギャゴァァァア!!!!!
グアア!!!!!
ドグアア!!!!!
カチン!!!!!
ブン!!!!!
バウッ!!!!!ブン!!!!!
ガアアアアア!!!!!
沙雪「くっ、そんなバカな!!
何・・今のは」
ドアヒャアア!!!
沙雪「超限界スピードからのマウスコントロールは
ウルトラDの難易度なのに・・
真子でさえ立ち上がりでベストラインを5センチはずした」
ガアヒュ!!!
沙雪「それなのにあいつは・・」
ゾオ!!!
沙雪「理想的なラインに修正して抜けてきた!!
勝てない・・!!
ケタ違いの怪物をバトル相手に選んでしまった!!」
カアアァアア!!!
ギャアァアア!!!
ガアフウ!!!カタン!!!
カチ!!!
ギヤウッ!!!!!
沙雪「あっ、ちがう・・この漢字は
そんなに強く打っちゃダメ!!」
真子「ええー、くっ
ちょっと・・そういうことは・・」
ドギャアアア!!!!!
真子「突っこむ前に言いなさいよ沙雪!!」
真子「どうしちゃったの!?
ボヤッとしないでよ!!」
ガアアッ!!!
真子「いつもの沙雪じゃないよ!!」
沙雪「あんたにはわかんないの真子・・
後ろのキューハチバケモノだよ
今のあたしらの手に負える相手じゃない・・!!」
真子「!!」
ギャアアアア!!!
真子「・・・くっ」
ガアフッ!!!
カチ!カチ!
ギャアアア!!!
真子「もういい・・沙雪がそんなに弱虫だとは思わなかった
沙雪なんかにもうたよらない!!
何よいつもは強気なこと逝ってるクセに!!
まだ負けたわけじゃないうちから
ギブアップしちゃうの!?」
ドアアア!!!
真子「そんなの真子はイヤだよ!!」
沙雪「・・・」
真子「あのキューハチがすごいのは初めから
わかってることじゃない!!」
真子「涼介さんが・・」
ガウ!!!
真子「負けちゃうほどの相手なんだから!!」
沙雪「涼介さん!?」
へっ
真子「最後のバトルだって決めたんだから!!」
ガアアアッ!!!
真子「あたし達のベストを出しきらなきゃ
終われないでしょう!?
何よおじけづいちゃって」
ゴワッ!!!
真子「今の沙雪はサイテーだよ
パソコンに置いてあるフォルダだよ」
沙雪「そこまで言う・・」
真子「パソコンの容量悪くするだけのデータ量だよ」
沙雪「失礼ね、あたしは47キロしかないわよ!!
ホントは49キロだけど・・
ナイスバデーだけどデブじゃないわよ!!
逝くわよ真子!!」
ガアアアア!!!
沙雪「氏ぬ気で攻めなさいよ!!
次の漢字ブレーキングタイピング!!」
ゴワッ!!!
沙雪「キーボードの端にぶつけるぐらいの気合で動かして!!」
真子「OK沙雪」
パンパンパン!!!
真子「そうこなくちゃあ!!」
ギャアアアア!!!!!
ギャアアアアアア!!!!!
カチ!カチ!
拓海「行ける・・
このステージのリズムがわかってきた!!」
ガアフウ!!!!!
拓海「行ける!!自分のリズムで打ててる!!」
アアア!!!
真子「残りの漢字数が少なくなってきた
だけど最後まで気は抜かない
攻めて攻めまくる
悔いだけは残さない!!」
ギャフウウ!!!
真子「地元で最速のプライドにかけても!!」
アアアアアア!!!
ギャアッ!!
ドアアアア!!!!!
真子「横のパソコンに気をとられすぎて
自分の本来のペースに乗りきれなかった・・」
カチ!カチ!
真子「あたし達について来れる奴はいないと思ってた
心のおごりだね!!やっと目が覚めた
ひらきなおるしかないよね」
ガアアアア!!!
真子「意識を横にばっかり向けていて速く打てるわけがないよ!!
もう横の席なんか二度と見ない!!」
ゴオワ!!!
沙雪「!!対向パソコン来てるよ真子・・」
ガアヒュ!!!
沙雪「でもスレちがうのは3つ先の漢字だから!!
ここは気にせず全開!!」
ギャアァアァア!!!
真子「OK沙雪!!」
ガアアア!!!
沙雪「次はクリック」
ギィャアアア!!!カチ!カチ!
ヒャアアアア!!!
ドシュッ!!!ゴワッ!!!
真子「沙雪は対向パソコンの読みを絶対はずさない!!」
ギャアアアア!!!
真子「いくつも先の漢字からキーボードを打つ
音を見のがさない
だからあたしは全神経をタイピングに集中できる!!」
ゴァシャアアア!!!!!
しゃんん!!!!!
ギャアア!!!!!
沙雪「うまい・・!!
いいよ真子この感じ!!」
ゴアッ!!!
ギャアアア!!!
パンパンパーン!!!
沙雪「すごい
ちょっとヤバイぐらいすごい!!」
沙雪「うまい走り屋は常にわずかな安全マージンを残すことを
忘れない」
ギャアァアア!!!
沙雪「外から見れば限界ギリギリのハイペースに見えても
ホイールのグリップをフルに使うのは漢字出口だけで・・
マウスボードからはみ出たところから
マウスボードにかけてはホイールのグリップに
少しだけ余力を残す」
ビリビリ!
沙雪「ネチケットがあるインターネットでは
ワンミスイコールタイーホだから・・!!だけど・・」
ギャアアア!!!
沙雪「今の真子にはその余力がまったくない!!」
ハイテンションの真子は自分でも気がついてない・・」
ギャアアァア!!!
沙雪「そのことを言うべきなのか
それともだまっていた方がいいのか・・!?
言うのが本当のあたしの役目なんだけど・・
言わないことに決めたよ!!
こんなにいいタイピングをしてる真子に
水をさすようなことは言えない!!
覚悟決めた一蓮托生!!」
ドア!!!カチ!カチ!
沙雪「今の真子は今まで見た中で一番のデキだよ!!」
ギィャアァアア!!!
くん!!!
ギャアァアアア!!!!!
ガアフッ!!!!!
ギャアアア!!!!!
拓海「ヤバ・・すっげー突っこみ!!
まだペース上がってきてる!!」
ギャアアアアッ!!!!!
拓海「これ以上逝かれたらこっちはもうパソコンが
限界こえちまう!!
今でさえ4つのマウスめいっぱい使って
ズルズルもんなのに・・ちっ
クッソ・・だめかア!?」
クァァアアア!!!!!くん!!!
ギャアァアア!!!!!
バウッ!!!!!
ゴワアア!!!!!
ドアヒュッ!!!!!
ドゴアアアア!!!!!
すっ!
ギュアアア!!!!!
沙雪「キューハチがスッとはなれた・・」
ゴア!!!!!
沙雪「ついて来ない・・あっ
やばい真子ォ!!」
ゴキャアア!!!!!
沙雪「これ突っこみすぎ」
真子「くっ」
ガアアア!!!!!
沙雪「ムリ!!立て直せないっ」
ガア!!!!!
沙雪「机にむりありへばりついて!!
しまった真横にキューハチがいる!!!!
サイアク!!お願いっ!!よけてっ!!」
ギャアアアアアッ!!!!!
ギャアアア!!!!!
拓海「つう・・」
ぎゃん!!!
ギャアアアア!!!!!
ギャアアアアッ!!!!!
くわっ!!!
スパアッ!!!!!
ギュアン!!!!!
ゴシュッ!!!!!
ギャアッ!!!!!
ギャアァアア!!!!!
くるん!!!
ピタ!
沙雪「あざやか・・」
はーっ
真子「たすかった・・」
沙雪「あたしらの完敗だよ・・・・・」
真子「・・・」
沙雪「すごいよね・・
にくたらしいぐらいに余裕じゃん・・あいつ」
沙雪「どんな気分?」
真子「うん・・負けたけど・・
すごい充実感あるよ・・
思い出せたよ・・
打ち初めたばっかりのころのあのワクワクする感じ・・?
夢中で夜が明けるまで打ちつづけた・・
あのころと同じすごくピュアーな気持ち・・」
沙雪「・・・最後は限界こえちゃたけど・・
そこまでのあんたはすごかったよ・・
今まで見た中で一番だよ・・
だから認めてあげるよ真子
これからのことはあんたの好きなようにしていいよ・・」
真子「沙雪・・」
終了!次回にこう期待!!
乙。
965 :
名無し職人:03/12/05 17:25
じゃあ1000でも狙うかな。
次スレ立てる?
次やる時は次スレでも立てときます。
このスレを漫画化したい…なーんちゃってage
じゃあ、書いていい?(爆)
1巻完結の方向で。内容はファーストステージ。
そして、スタッフロールにはあなたの名前が…アヒャ
でも一部の人にしか売れないかと。
やっぱりこれ順番通りに最初からやった方が面白いかもしれない。
しかももっと内容も面白くして。
それでやってみます。
そのスレは近いうちに立てます。
974 :
名無し職人:03/12/15 04:00
くるしゅうない
975 :
名無し職人:03/12/21 02:41
糞スレDAT落ち
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終
うめー
次回予告やってくれ