平素はキヤノン製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
2011年9月より製造・販売しておりますスモールオフィス向け複合機「Satera MF6780dw」の
一部におきまして、ファクス操作パネルの状態を検出するファームウエアに不具合のあることが
判明しました。この不具合により、ワンタッチダイヤルキーで宛先を指定した際に、
稀に本来指定されるべき宛先と異なる宛先が指定されてしまうという現象が確認されています。
つきましては、その内容と弊社の対応について以下のとおりご案内申し上げます。
対象製品をご使用のお客さまには、多大なるご迷惑をおかけ致しましたこと謹んでお詫び申し上げます。
今後は、お客さまに安心してご使用いただけますよう更なる品質管理の徹底をしてまいりますので、
何卒ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
製品名
Satera MF6780dw
対象機
シリアルNo. HQW02001〜HQW03931の一部該当機種
(ユーザーデータリストのPANELバージョンが2.49以前の機種)
現象
ワンタッチダイヤルキーで宛先を指定すると、稀に本来指定されるべき宛先と異なる宛先が
指定されてしまう場合があります。その結果、操作部のディスプレーに表示された宛先を確認せずに
そのままスタートボタンを押すと、意図した宛先と異なる宛先にファクスが送信されるおそれがあります。
本現象は、ファクス操作パネルの開閉が正しく認識されないことにより生じ、例えば、ワンタッチ
ダイヤルキー01を押すと、ワンタッチダイヤルキー08(ファクス操作パネルを開けるとキー01と
同じ位置(真下)にあるキー08)が指定されます。
原因
ファクス操作パネル開閉状態を検出する際に発生するスイッチの細かなオン・オフ動作
(パネルを閉じる際の反動で生じるパネル自体の上下動による検出への影響)を制御する
ファームウエアに不具合があり、パネルの開閉状態を実際と異なる状態と誤検出してしまう為。
対応について
誠に恐縮でございますが、対象製品をご使用の場合には、下記「MF6780コールセンター」まで
ご連絡いただきますようお願い申し上げます。ご連絡を頂戴した後、サービス実施店担当者が訪問し、
無償にて本体ファームウエアのバージョンアップ対策を実施させていただきます。
また、保守契約を結ばれているお客さまについては、サービス実施店から本件について
ご連絡を差し上げる場合がございます。
尚、本製品はお客さまにて本体ファームウエアのバージョンアップを実施いただくことも可能です。
お急ぎの場合は、下記ダウンロードサイトより修正版ファームウエアをダウンロード頂き、
本体ファームウエアのバージョンアップをお願い申し上げます。
http://cweb.canon.jp/e-support/info/120620mf6780dw/