【住友金属工業】配当に関する件お詫び[04/28]

1 ：わびせんφ ★：2011/05/01(日) 18:03:06.33

　拝啓　平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
　このたびの東日本大震災により被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます
とともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
　また、今次震災により、当社鹿島製鉄所も設備が大きく損傷し、操業が全面停止
いたしましたが、５月末までの平常稼動復帰を目指して、当社グループの総力を結集
して復旧に取り組んでおります。この間、心温まる激励を頂戴いたしました。厚く御礼
申し上げます。

　さて、当社は平成23年３月期決算と、当期の期末配当予定および来期の配当予想に
つきまして本日公表いたしました。その内容につきまして株主の皆様のご理解を賜りたく、
ご報告申し上げます。
　当社グループは、持続的成長を通じて企業価値を最大化するという基本方針を堅持して、
必要な施策を実施してまいりました。当期は、鋼材価格の改善と同時に、コスト削減や
支出抑制に取り組むなど、収益改善を図ってまいりました結果、前期の経常損失から
黒字転換し、経常利益を計上することができました。しかしながら、被災した鹿島製鉄所
における復旧費用等を災害損失として特別損失に計上することを余儀なくされましたため、
当期純損益は前期に続き損失計上となりました。
　
　当期の期末配当につきましては、このような状況のもと、まずは設備復旧を最優先に
しつつ、財務体質の悪化を最小限にとどめる観点から、誠に申し訳ございませんが、
１株につき１円とさせていただき、年間配当額は、先に実施いたしました中間配当と合わせ、
１株につき３円50銭とさせていただきたく存じます。
　また、来期の予想につきましては、中間配当は１株につき１円とさせていただき、期末
配当につきましては、震災に伴い、経営環境の先行きが依然として不透明であります
ことから、未定とさせていただきたく存じます。

　株主の皆様には、安定配当という基本方針を掲げながら、このようなご迷惑をおかけ
することとなり、深くお詫び申し上げます。
　当社といたしましては、総力を結集してこの難局を打開し、「質」と「規模」のバランスの
取れた持続的成長を通じ、株主の皆様のご期待に沿うべく、企業価値の最大化を引き続
き図ってまいる所存でございます。
　株主の皆様におかれましては、今次災害からの復旧を最優先とせざるを得ないことに
ご理解を賜りますとともに、今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い
申し上げます。
http://www.sumitomometals.co.jp/topics/2011/pdf/0428-j.pdf