水島製作所における大気汚染防止法等に関する不適正事案について(お詫び)
このたび、三菱自動車工業株式会社(社長 益子修)の水島製作所(所長 横井英雄)において、
「大気汚染防止法」等の関係法令および倉敷市との「公害防止協定」にかかわる不適正な事案が
判明したため、本日、倉敷市に再発防止策を含む報告書を提出いたしました。
三菱自動車工業株式会社水島製作所は、本年2月17日に報道がありました水島コンビナート内における
他社事案、2月 17日付で岡山県環境管理課から通知されました「大気及び水質関係法令等に係る自主
測定状況の確認等について」、及び2月22日付で倉敷市から通知されました「大気汚染防止法、水質汚濁
防止法の改正及び環境関係法令の遵守について」を受け、該当施設を全て調査致しました。
結果は以下のとおりです。
(1)ばい煙発生施設
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ばい煙発生施設108機のうち温風暖房機ならびにガス浸炭炉等の15機(内 休止施設2機)、および廃止
済み施設3機 合計18機でばい煙の未測定があったことが判明しました。
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また、届出(設置8件・変更53件・廃止47件)が漏れていたものがあったことも判明しました。
(注)
倉敷市よりご提示いただいた管理リスト147機と設置届出漏れ1機 計148機のうち、現在保有する施設が108機。
設置届出漏れ8件のうち、1件はばい煙未測定であり、上記15機の内数。
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判明後、倉敷市にすみやかに報告するとともに、当該ばい煙発生施設のばい煙を測定し、大気汚染防止法に定めるばいじん および窒素酸化物の基準値の範囲内であることを確認しました。
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なお、設置届および変更届が漏れていた施設については稼働を停止しています。
(2)その他環境関係法令に係る施設
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社内の管理データを基に調査したところ、未測定施設が5機、および届出(設置届35件、変更届4件、廃止届121件)が漏れていたものがあることも判明しました。
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判明後、倉敷市にすみやかに報告するとともに、当該施設の排出ガスを測定し、「岡山県環境への負荷の低減に関する条例」の基準値の範囲内であることを確認しました。
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なお、ばい煙発生施設と同様に、設置届および変更届が漏れていた施設については稼働を停止致しました。
このような事案を発生させてしまったことにつきまして、当社として深く反省するとともに、地域の皆様をはじめ関係する皆様方に対し、多大なご迷惑とご心配をおかけ致しましたことを心よりお詫び申し上げます。
当社は、今回の件の重大さを真摯に受け止め、環境関連業務に関する管理体制を抜本的に見直すとともに、厳格な監査を実施してまいります。
http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2011/news/detailb323.html また、法令遵守および環境保全の重要性を再度周知徹底し、再発防止に全力を傾注していく所存であります。